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JAIST Repository: モデル検査手法1の普及に関する取り組み

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/ Title モデル検査手法1の普及に関する取り組み Author(s) 青木, 利晃 Citation Issue Date 2007-09-06 Type Presentation Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/8257 Rights

Description

北陸先端科学技術大学院大学 21世紀COEシンポジウム 「検証進化可能電子社会」 = JAIST 21st Century COE Symposium “Verifiable and Evolvable e-Society”, 開催:2007年9月6日∼7日, 開催場所:キャンパス・イ ノベーションセンター東京 国際会議室(1F), 2007年 9月6日(木), 「JAIST-COE/AIST-CVS シンポジウム :形式検証技術―現状と安心電子社会への適用」発表 資料

(2)

モデル検査手法の普及に関

モデル検査手法の普及に関

する取り組み

する取り組み

青木利晃

青木利晃

北陸先端科学技術大学院大学

北陸先端科学技術大学院大学

安心電子社会研究センター

安心電子社会研究センター

(3)

背景

背景

z z 形式手法への期待。形式手法への期待。 z z 信頼性低下に関する危機感。信頼性低下に関する危機感。 z z 信頼性保証のためのコストの増大。信頼性保証のためのコストの増大。 z z 経済産業省「情報システム信頼性向上に関するガイドライン」経済産業省「情報システム信頼性向上に関するガイドライン」 z

z 標準:機能安全標準:機能安全(IEC61508), (IEC61508), セキュリティ(セキュリティ( ISO/IEC15408ISO/IEC15408)) z z よく見えない形式手法の全貌。よく見えない形式手法の全貌。 z z とても広い分野なので見えにくい。とても広い分野なので見えにくい。 z z これが「形式手法」というものはない。これが「形式手法」というものはない。 z z 大学の役割。大学の役割。 z z 教育・研究機関教育・研究機関。。 z z 社会への貢献社会への貢献(正しい情報を提供する)。(正しい情報を提供する)。 z z 情報分野の実問題を解決する。情報分野の実問題を解決する。

(4)

アプローチ

アプローチ

z z

形式手法を正しく理解するためには?

形式手法を正しく理解するためには?

z z

キーワードだけでなく、技術の中身の理解。

キーワードだけでなく、技術の中身の理解。

z z

体験してもらうのが一番。

体験してもらうのが一番。

z z

形式手法理解の入り口としてのモデル検査手法。

形式手法理解の入り口としてのモデル検査手法。

z z 多くの前提知識を必要としない。多くの前提知識を必要としない。 z z 簡便なツールが存在する。簡便なツールが存在する。 z z 注目されている組込み分野で有効。注目されている組込み分野で有効。 z z 限界がある→ほかの手法に興味が湧く。限界がある→ほかの手法に興味が湧く。 z z

情報分野の実問題を解決するには?

情報分野の実問題を解決するには?

z z

企業から問題の詳細を出してもらう。

企業から問題の詳細を出してもらう。

z z すぐには難しい。失敗。すぐには難しい。失敗。 z z

企業内に形式手法を理解している人をつくる。

企業内に形式手法を理解している人をつくる。

z z メリットは、最終的には、大学にかえってくる(共同研究なメリットは、最終的には、大学にかえってくる(共同研究な ど)。はず ど)。はず。。。。。。

(5)

目的

目的

z z

形式手法の正しい理解を普及させる。

形式手法の正しい理解を普及させる。

z z

情報分野の実問題を解決するための手段。

情報分野の実問題を解決するための手段。

z z

組込み大学院への勧誘。

組込み大学院への勧誘。

z z

他機関との連携促進。

他機関との連携促進。

(6)

活動の概要

活動の概要

石川県IT人材総合育成センター 日本科学技術連盟 人材養成プログラム 国立情報学研究所(TopSE) 九州大学(QUBE) 北陸先端科学技術大学院大学 組込み大学院 企業社内教育 独自ボランティアセミナー 講演・パネル 地元企業の推薦

(7)

活動紹介

活動紹介

z z

予備実験

予備実験

z z

4回(2004~2005)

4回(2004~2005)

z z

対象:内輪(相談を受けた人にこっそり打診)

対象:内輪(相談を受けた人にこっそり打診)

z

z 状態遷移モデルとモデル検査状態遷移モデルとモデル検査((PromelaPromela/Spin)/Spin)

z

z 定理証明定理証明(HOL)(HOL)とソフトウェア検証とソフトウェア検証

(Floyd/Hoare/

(Floyd/Hoare/DijkstraDijkstra))

z z

参加人数:約30名

参加人数:約30名

z z

感触。

感触。

z z モデル検査は比較的うけがよかった。モデル検査は比較的うけがよかった。 z z モデル検査の概要を知っている人は、定理証明とソフモデル検査の概要を知っている人は、定理証明とソフ トウェア検証の仕組みや原理を理解できていた。 トウェア検証の仕組みや原理を理解できていた。 z z 1日のセミナーなので、システムを使えるようにはならなかっ1日のセミナーなので、システムを使えるようにはならなかっ た。 た。

(8)

活動紹介

活動紹介

z z

セミナー開催

セミナー開催

z z 石川県IT人材総合育成センター(2004~2005)石川県IT人材総合育成センター(2004~2005) z z 年2回開催年2回開催 z z 内容内容 z

z 状態遷移モデルとモデル検査状態遷移モデルとモデル検査((PromelaPromela/Spin)/Spin)

z z 9:00~17:009:00~17:00××2日間2日間 z z 参加人数:約20名参加人数:約20名 z z JAIST+日本科学技術連盟(2006~)JAIST+日本科学技術連盟(2006~) z z 年2回開催。年2回開催。 z z 内容内容 z

z 状態遷移モデルとモデル検査状態遷移モデルとモデル検査((PromelaPromela/Spin)/Spin)

z z 9:00~17:009:00~17:00××3日間3日間 z z 参加人数:40名参加人数:40名 z z JAISTと日本科学技術連盟の包括的な協定(日刊工業新聞200JAISTと日本科学技術連盟の包括的な協定(日刊工業新聞200 6年11月10日) 6年11月10日)

(9)

活動紹介

活動紹介

z z

人材養成プログラムへの協力。

人材養成プログラムへの協力。

z z

九州大学QUBE(2006~)

九州大学QUBE(2006~)

z z モデル検査手法入門モデル検査手法入門 -状態遷移モデルとモデル検査-状態遷移モデルとモデル検査 - - z z 年1回、9:00~17:00年1回、9:00~17:00××2日間2日間 z z 6名6名 z z

国立情報学研究所

国立情報学研究所

TOPSE(

TOPSE(

今年度から

今年度から

)

)

z z 設計モデル検査(基礎編)設計モデル検査(基礎編) z z 教科書執筆中。教科書執筆中。 z z

個別企業における社内教育。

個別企業における社内教育。

(10)

活動紹介

活動紹介

z z

JAIST組み込み大学院

JAIST組み込み大学院

z z

参加者:15名(全員企業人、

参加者:15名(全員企業人、

1/3

1/3

が科目等履修

が科目等履修

生)

生)

z z

90分

90分

×

×

16コマ

16コマ

z z

内容

内容

z

z 状態遷移モデルとモデル検査状態遷移モデルとモデル検査(Spin/(Spin/PromelaPromela))

z z 形式体系と定理証明(HOL)形式体系と定理証明(HOL) z z プログラム検証(プログラム検証(Floyd/HoareFloyd/Hoare)) z z プログラム意味論プログラム意味論((最弱事前条件最弱事前条件))とプログラム導出とプログラム導出 ( (DijkstraDijkstra))

(11)

教授内容

教授内容

z

z 状態遷移モデルとモデル検査状態遷移モデルとモデル検査(Spin/(Spin/PromelaPromela))

z

z 状態遷移モデルと振る舞い記述。状態遷移モデルと振る舞い記述。

z

z 振る舞いの特徴(非決定性と並行性)。振る舞いの特徴(非決定性と並行性)。

z

z モデル検査の仕組みとモデル検査の仕組みとSpin/Spin/PromelaPromela。。 z z PromelaPromelaの書き方。の書き方。 z z 様々な性質の検証(表明、デッドロック、進行性、性質オートマトン、LT様々な性質の検証(表明、デッドロック、進行性、性質オートマトン、LT L)。 L)。 z z マルチタスクソフトウェアへの応用。マルチタスクソフトウェアへの応用。 z z 排他制御(交互実行排他制御(交互実行/Dekker/Peterson/Dekker/Peterson)) z

z 資源管理資源管理((MutexMutex/Semaphore/Semaphoreを用いた固定長バッファ問題を用いた固定長バッファ問題 Reader/Writer Reader/Writer問題の解決問題の解決)) z z スケジューリングスケジューリング(sleep/wakeup, (sleep/wakeup, 優先度の取り扱い優先度の取り扱い)) z z 組み合わせ問題の解き方組み合わせ問題の解き方 z z パズル的な問題(船頭・ライツアウト・ナイト交換など)パズル的な問題(船頭・ライツアウト・ナイト交換など)

(12)

教授内容の特徴

教授内容の特徴

z z

独自作成の資料を配布する。

独自作成の資料を配布する。

z z

半日かけて状態遷移モデルの特徴について

半日かけて状態遷移モデルの特徴について

教える。

教える。

z z

状態遷移図で書いて検証するのが目的ではない。

状態遷移図で書いて検証するのが目的ではない。

z z

基本に加えて、並行性、非決定性、協調動作。

基本に加えて、並行性、非決定性、協調動作。

z z それぞれの振舞いをフラットな状態遷移モデルに展開それぞれの振舞いをフラットな状態遷移モデルに展開 させる。 させる。 z z それぞれの動作の解析の困難さや特徴が理解できる。それぞれの動作の解析の困難さや特徴が理解できる。

(13)

教授内容の特徴

教授内容の特徴

z z SpinSpinを用いる理由。を用いる理由。 z z RTOSRTOSのタスクや、システムプログラミングにおけるプロセスなどの概のタスクや、システムプログラミングにおけるプロセスなどの概 念に近い。 念に近い。 z z PromelaPromelaの記法がの記法がCC言語などの手続き型言語に似ている。言語などの手続き型言語に似ている。 z z 最初の部分でも、純粋な最初の部分でも、純粋なTOYTOYではなく、実際のシステムにおいてではなく、実際のシステムにおいて 意味のある例を用いて解説する。 意味のある例を用いて解説する。 z z 排他制御、ロックなど。排他制御、ロックなど。 z z 並行プロセスやプロトコルの典型的な問題を事例として説明する。並行プロセスやプロトコルの典型的な問題を事例として説明する。 z z 状態遷移図のような設計検証では、検証を行うまで様々な問題があ状態遷移図のような設計検証では、検証を行うまで様々な問題があ り、応用法を理解しずらい。 り、応用法を理解しずらい。 z z 直接的に取り扱える事例を対象とすることにより、まずは、応用法の直接的に取り扱える事例を対象とすることにより、まずは、応用法の 王道を理解する。 王道を理解する。 z z タネンバウムのタネンバウムのOSOSの教科書内のサンプルプログラムを検証。の教科書内のサンプルプログラムを検証。 z

(14)

教授内容の特徴

教授内容の特徴

z z

演習を細かく入れる。

演習を細かく入れる。

z z

演習するだけでなく、それまでの資料を見直して

演習するだけでなく、それまでの資料を見直して

理解できる。

理解できる。

z z 演習ができなくても、理解度が上がっている。演習ができなくても、理解度が上がっている。 z z

多くのサンプルを解説する。

多くのサンプルを解説する。

z z

わからないサンプルがあっても、他のものを見て

わからないサンプルがあっても、他のものを見て

いるうちに理解できる場合が多い。

いるうちに理解できる場合が多い。

z z

90弱のサンプル。のべ4000行弱。

90弱のサンプル。のべ4000行弱。

(15)

受講者について

受講者について

z z

幅広い参加者。

幅広い参加者。

z z

大学教員、学生、工業試験場職員、新人(プログ

大学教員、学生、工業試験場職員、新人(プログ

ラミング経験なし)、ベテランエンジニアから管理

ラミング経験なし)、ベテランエンジニアから管理

職まで参加。

職まで参加。

z z プログラミング経験なしの人もある程度は理解していプログラミング経験なしの人もある程度は理解してい た。 た。 z z 改造、サンプルを見ながら記述することはできる。改造、サンプルを見ながら記述することはできる。 z z 言語要素が少ないため、理解が容易?言語要素が少ないため、理解が容易? z z 進み方や理解度にばらつきはあるものの、まったく理進み方や理解度にばらつきはあるものの、まったく理 解できていない人はいない。 解できていない人はいない。 z z 使えるかどうかは別にして、モデル検査手法という技術がど使えるかどうかは別にして、モデル検査手法という技術がど のようなものかは理解できている。 のようなものかは理解できている。 z z 検証能力に驚く人と、検証能力に驚く人と、導入は導入はむずかしいと思う人に二むずかしいと思う人に二 分化。 分化。 →技術を正しく理解できているのでは? →技術を正しく理解できているのでは?

(16)

感想について

感想について

z z

受講者の感想(記憶している範囲)

受講者の感想(記憶している範囲)

z z

2/3

2/3

くらいの参加者は使えると判断。

くらいの参加者は使えると判断。

z z

時間が少ない。

時間が少ない。

z z

アドホックな使い方はできそう。

アドホックな使い方はできそう。

z z

今の開発スタイルにどのように導入するかは難しい。

今の開発スタイルにどのように導入するかは難しい。

z z

現在携わっている開発とは関係なさそう。

現在携わっている開発とは関係なさそう。

z z

実開発の障害に適用した結果、2日ほどで解決でき

実開発の障害に適用した結果、2日ほどで解決でき

た。

た。

z z

基本は理解したから、どのように実開発に適用する

基本は理解したから、どのように実開発に適用する

か教えてほしい。

か教えてほしい。

z z

実際の適用事例について教えてほしい。

実際の適用事例について教えてほしい。

(17)

まとめ

まとめ

z z

モデル検査手法の普及活動について紹介した。

モデル検査手法の普及活動について紹介した。

z z

2日間以上のセミナー・講義に参加した人数は100名

2日間以上のセミナー・講義に参加した人数は100名

を超えた。

を超えた。

z z そろそろ「入門編」としては頭打ちか?そろそろ「入門編」としては頭打ちか? z z 頭打ちになるまで継続する予定。頭打ちになるまで継続する予定。 z z

次のステップを準備。

次のステップを準備。

z z モデル検査(応用編)モデル検査(応用編) z z マルチタスクソフトウェアの検証。マルチタスクソフトウェアの検証。 z z ソフトウェア検証論ソフトウェア検証論 z z プログラム検証原理、定理証明手法。プログラム検証原理、定理証明手法。 z z

個人レベルの活動ではなく、より広い枠組みを模索中。

個人レベルの活動ではなく、より広い枠組みを模索中。

z z

企業へ戻った後のフォローアップの仕組み。

企業へ戻った後のフォローアップの仕組み。

(18)

今後のスケジュール

今後のスケジュール

z z 20072007年年10/910/9~~1010 z z 九州大学人材養成プログラム九州大学人材養成プログラムQUBEQUBE z z モデル検査手法入門モデル検査手法入門 -状態遷移モデルとモデル検査--状態遷移モデルとモデル検査- z z 20072007年年1212月~毎週金曜月~毎週金曜 z z 国立情報学研究所人材養成プログラム国立情報学研究所人材養成プログラムTopSETopSE z z 設計モデル検査(基礎編)設計モデル検査(基礎編) z z 20072007年年12/1012/10--1212 z z JAISTJAIST--日本科学技術連盟セミナー日本科学技術連盟セミナー z z モデル検査入門モデル検査入門 z z 20082008年年2月中旬~毎週土日2月中旬~毎週土日 z z 北陸先端科学技術大学院大学北陸先端科学技術大学院大学 組込み大学院組込み大学院 z z ソフトウェア検証手法ソフトウェア検証手法

参照

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