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JAIST Repository: フラッシュランプ熱処理による多結晶シリコン薄膜ヘテロ接合太陽電池の作製

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. フラッシュランプ熱処理による多結晶シリコン薄膜ヘ テロ接合太陽電池の作製. Author(s). 竹本, 寛之. Citation Issue Date. 2009-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/8023. Rights Description. Supervisor:松村英樹, マテリアルサイエンス研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) A10p4. フラッシュランプ熱処理による多結晶シリコン薄膜ヘテロ接合太陽電池の作製 竹本. 寛之(松村研究室). はじめに:光劣化の無い薄膜Si太陽電池用材料として、ガラス基板上に堆積したa-Siを事後の熱処理で 結晶化することにより形成されるpoly-Si膜の利用が、検討されている。これまでに、p-i-n a-Si積層膜 に対し、ミリ秒の瞬間熱処理であるフラッシュランプアニール(Flash Lamp Annealing:FLA)を行 うことにより、ドーパントの拡散なくp-i-n poly-Si構造を形成でき、さらに高圧水蒸気熱処理(HPWVA) を行うことで、整流特性、発電特性を示す太陽電池の作製が可能であることが明らかになっている。し かし、結晶化の際に自然形成される表面凹凸によりp層が分断されてしまう問題があり、また結晶化後 の表面パッシベーションなど太陽電池構造およびプロセスの自由度を上げるため、FLA後にp+-a-Si層を 事後形成したヘテロ接合太陽電池の作製を試みた。また、これまで欠陥終端化法として用いてきた HPWVAではなく、ファーネスを用いた他の欠陥終端化を調査し、FLAによって形成されたpoly-Si膜に 対して効果的な欠陥終端化法の検討を行った。 実験方法:石英基板上にスパッタ法にてCrを 200 nm堆積した後、触媒化学気相堆積(Cat-CVD)法によ って、n+-a-Siを 10 nm、a-Siを 4.5 μm堆積した。FLAによりpoly-Si化させた後、フッ硝酸処理を経て、 処理温度 400 ℃、処理圧力約 1 MPa、処理時間 10 minでHPWVAを行い、Cat-CVD法を用いてp+-a-Si を 10 nm堆積させた。その後、スパッタ法で表面にITOを 100 nm形成し、Al電極を蒸着した。作製さ れた太陽電池の特性評価は、AM-1.5、100 mW/cm2 の光照射下で行った。また、欠陥終端化の実験では ファーネスを用い、フォーミングガス流量 2.0 L/min、処理時間 30 minで温度依存性を調査した。欠陥 終端化の評価にはマイクロ波光導電減衰法(μ-PCD)で測定される少数キャリアライフタイムにて用い て行った。 結果・考察:結晶化の際に自然形成される表面凹凸は、p層のカバーレージの低下および凸の部分に存 在する空隙のためエッチングする必要があった。図 1 にエッチング時間に対する変換効率を示す。凹凸 が低減し、また空隙が除去されたと思われるエッチング時間 15 秒において、図 2 に示すように太陽電 池パラメータが向上した。また、フォーミングガスアニールによる欠陥終端化では、処理温度 450℃に おいて、少数キャリアライフタイム 70 μsというHPWVAでのライフタイム 12.2 μsを大きく上回る結果 を得ることができた。これらの結果より、今後FLAによるpoly-Si薄膜太陽電池の向上が期待できる。 dark. 15. 0.5. 10 5. Voc = 0.296 [V] FF = 0.508 η = 1.293 [%]. 0 -5. -10. 0. 0. 20 40 Etching time [sec]. 60. 図 1.エッチング時間に対する 変換効率. 80 Lifetime value [µs]. η [%]. 1. photo. Jsc = 8.602 [mA/cm2]. 2. Current density [mA/cm ]. 1.5. -15 -0.8. -0.4. 0 0.4 Voltage [V]. 0.8. 図 2.エッチング時間 15 sec での I-V 特性. 60 40 20 0. 300. 400 500 Temperature [℃]. 600. 図 3.フォーミングガスアニール でのライフタイム測定結果. Keywords:フラッシュランプ熱処理、薄膜太陽電池、欠陥終端化、少数キャリアライフタイム.

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