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JAIST Repository: 外部機関との連携による公設試験研究機関の技術相談・技術支援業務の拡充

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 外部機関との連携による公設試験研究機関の技術相談 ・技術支援業務の拡充 Author(s) 大槻, 眞一; 谷口, 邦彦; 小川, 裕策; 下田, 正憲; 栂村, 哲男 Citation 年次学術大会講演要旨集, 15: 247-250 Issue Date 2000-10-21

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/5867

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

2B05 外部機関との 連携に よ る公設試験研究機関の

技術相談・技術支援業務の 拡充

大槻貫一 ( 阪南大 ), 0 谷口邦彦,小川裕 策 ,下田正憲,梅村哲男 ( 大阪科学技術センタⅡ ] . はじめに 筆者らは, 地域において 大学や国公立研究所など 公的研究機関から 中堅・中小 企業への技術移転に 関する研究に 下記の視点から 取り組んできた。 「 , @ , @ ( 1 ) 公的機関からの 技術成果・技術情報の 提供に関わる 課題 ( 2 ) 受け手であ る中堅・中小企業の 技術経営に対する 認識と行動に 関わる課題 ( 3 ) 技術獲得段階における 公的機関との 共同研究に関わる 課題 この内, ( 1 ) に関して, 第 1 4 回年次大会において , 近畿技術開発基盤整備事 業調査の中で , 地域の技術集積機関からその 成果移転を公設試験研究機関におけ る 技術相談・支援業務との 連携によって 促進することが 提起されている 旨の報告 を行った。 ・ rl この 程 , 公設試験研究機関をモデルに 検討の機会を 得, 一定の知見を 得たので, 報告する。 ( 以降, 文中では公設試験研究機関を 「公設 試 」 と略称する ) 2 . 公枝 甘 技研究 廿 Ⅱの 技 前相 肢 ・技術文杖 ウ 采を取り巻く 俺 Ⅰ 2 . ] 産菓甘造 の変化と中堅・ 中小枕 造 栗の技術経営 楳 Ⅰ 中小企業白書 ( 平成 1 1 年版 ) に ょ れば, 中小製造業は 全製造業従業者の 72% の 雇用を確保し , 出荷額においても 50% 強を占めているが , 技術経営的な 視点から 見た自立性によって 下記のように 大きく 3 つのグループに 分けられる。

A らの強みの認識, 技術獲得の機能も 内在し経営的にも 自立している 企業 B . 産業構造の変化の 中で自立が求められておりその 助成 策 が重要な企業 C . 今後とも自立は 難しく転廃業を 余儀なくされる 多数の零細企業 中堅・中小企業は , 従来, 地域として特色あ る産業を形成し 雇用を確保すると ともに, 近代製造業においてはその 産業構造の ヒェ ラルキ一の中で 重要な役割を 果たしてきた。 しかし, 産業構造の変化とグローバル 化の進展によって , 今まで系列・ 協力工 場として製品の 納入党であ った大手企業の 海外シフトに 伴って自立の 道を求めら れているのが B 群の企業であ る。 特に、 大手の分工場的事業所に 依存し, 研究開 発の体験が少ない 中小企業が,自立を 求められる状況には 厳しいものがあ る。 2 . 2 公枝 甘 技研究 棋囲めウ集 と今後の榛ⅠⅢ。 。 ' 全国には公設 試 が約 600 あ りその内鉱工業系の 機関は約 200 であ る。 従業総人員 約 8,600 人 ( 内 、 技術吏員約 6,500 人 ) は科学技術庁と 通商産業省の 直轄研究機関の 定員 ( 約 4,800 人 ) を上回るが, 1 機関平均の技術吏員は 約 30 名であ る。 公設試の技術関連事業は ( 1 ) 研究活動 ( 2 ) 依頼試験 ( 3 ) 技術相談・技術支援 に 大別される。

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公設試の設立はそれぞれの 地域産業の支援が 大きな目的であ ったが, 産業構造 の変化で研究内容と 地域産業のニーズに 差異が生じつつあ り, 当該機関の研究活 動を主基盤とした 技術相談・技術支援を 補う仕組みが 必要となっている。 3 . 外部 枝曲 との連携による 公枝 拭 技研究 棋目 の 技街相技 ・ 支 五ウ采の払 充 前項までの検討の 結果, 外部機関との 連携に よ る技術相談・ 技術支援事業の 拡 充が 今後有効な施策となる 可能性が高いことが 明らかになった。 そこで, 大阪府立産業技術総合研究所・ 技術支援センターをモデルとして 技 術 集積機関との 連携のあ り方について 検討を行った。 3 . ] 公枝杖柱研究 廿目 の技術 相技 ・ 技街 支柱 ウ 巣に必する 4% 公設試の技術関連事業について 2 . 2 項に記述したわれわれの 認識が現在も 変 わっていないかを 確認するために , 公設 試 123 機関に対して 電子メールによる ア ンケートを実施し , 76 機関から回答を 得た。 結果を図 1 ∼図 4 に示す。 図中で機 関の規模に よ る差を見るために 従業者数に 2 0 下記の群に送別した。 A : 5 0 人以上 - B : 3 0 人以上 5 0 人未満 C : 3 0 人未満 ( 1 ) 技術相談・技術支援事業の 状況 ( 図 1 ) ( 2 ) 地域の産業集積の 変化と技術相談へのニーズ ( 図 2 ) ( 3 ) 技術相談・技術支援推進体制 ( 図 3 ) ( 4 ) 関連機関との 連携による期待効果 ( 図 4 ) この結果, 現在もわれわれの 認識と大きな 隔たりはなく 外部との連携による 技術相談・支援事業の 拡充は重要な 施策となる可能性があ ることを示している。 3 . 2 府立産 采 技術億台研究所の 技術 相枝 ・支柱も栗の 外部 迫携は 典するⅠ 止 大阪府立産業技術総合研究所では 年間 15,000 件に近い技術相談, 依頼試験に対 応、 している。 具体的な対応、 は, 技術支援センターが 受け付けて課題により 第一義 的には同所研究員があ たり, 対応が出来ない 時は整備している 紹介先リストから 外部機関を紹介している。 下記事項に関する 調査結果を表 1 にまとめる。 ( 1 ) 技術支援センターが 整備している 紹介可能な外部機関数 ( 2 ) 平成 1 1 年 1 0 月から 1 2 月までの外部紹介実績 技術相談は大学・ 学 協会よりは、 公設 試 との連携が大きく , 公設 試 間の連携関係はかなり 構築されて いると思われる。 大阪府の公設 試 関連の連携整備に 2 0 技術相談の約 30 一 40% は対応 できると考える。 平成 1 1 年 1 0 月から 1 2 月まで の 技術相談 依頼試験は 3552 件で あ り, 外部紹介案件数 72 件はその 2 % にあ たる。 技術集積機関・ 中核支援機関との ま ] 技術 相技 ・ 技 Ⅰ く % 行相甘ノ エ弗技 百席 エ 文枝 街 研究所 府庁・府立枝 自 ,府立公 投拭 他 府県公枝 甘 犬羊・半音 会 ( ⅡⅠ 計 ) く位 臆甘験ノ 検 Ⅰ協会・ 甘甘 市 民 m 検査センター ( 小 計 ) 支援における 祐介 実 Ⅰ 紹介可能な ⅠⅠ 期 Ⅰ中 外部 杜 Ⅰ接 の廷祐介 接 20 20 Ⅰ 4 Ⅰ 2 15 Ⅰ 6 (71) (55) 38(*) (104)

さ 計 l 175 l 10 ヰ (* *) (*) H 棋朋で 一斉多く祐介した 所は ]2 回 (* *) 乗件は 72 件.従ってⅠ 圭件的 ]. 5% 目 祐介 一 248 一

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連携については , 電子イオン分野や 人間生活工学分野など 技術相談の事項に 近 い 分野から着手し , 放射光利用など 高度技術については 機会をみて拡大の 方策を探る必要があ ると考える。 4 . 今後の展 目と俺 Ⅰ 大阪府立産業技術総合研究所では , 今回の調査を 基に技術支援センター 業務の 整備に取り組んで い るが, 大阪科学技術センターとしても 大阪府と連携して 図 5 に示す環境整備を 進めており, 図中のその他の 関係支援機関として , 幾 っかの中 核 支援機関が参加の 予定であ る。 このような中で , 第 2 . 1 項の B 群企業をを 如 何にして A 群企業に誘導して 行くかが課題であ る 大板府立産支柱 綺 % 台研究所 大 Ⅰ府立産集目光研究所 大使府立度支テザインセンター 大坂府立公案 綺生 研究所 大下内分 古丘視 センター 大板府立Ⅲ杖柱 百 センター 大技府立水屋 耳挨町 大下府立鼓水魚 甘挨廿 その他Ⅱ 捺 支柱億曲 ロ 5 中堅・中小企業への 桂 Ⅱ連携技術 柏鱗 ・技術支援サ ーヒ ス c7 口 一 ・モチルロ ) く 関連報告 ノ [ 1 ] 谷口邦彦,伊藤健一 : 技術移転を促進する 地域プロバラムに 関する考察, 第 9 回研究・技術計画学会・ 年次学術大会予稿 集 (1994),pp179-185 [ 2 ] 谷口邦彦, 小川裕 策 , 梅村哲男 : 公設試験研究機関の 技術活動の現況と 今後 一科学技術基本法と 地域技術振興に 関する考察 一 第 1 1 回研究 技術計画学会・ 年次学術大会予稿 集 (1996),ppZ00-205

[ 3 ] Kunihiko Taniguchi, KenjchiIto " RegionaIPrograms to promote Technology Transferfrom the Public

SectortothePrivateSector Ⅱ apaneseexperience";PlCMET.97. (1997)ppg20-923 [ 4 ] 米田明彦,谷村 毅 , 杉 左近 隆 ,谷口邦彦,伊藤 健一,小川 裕 策 地域における 中 堅 ・中小製造業の 活性化活動の 国際比較」 第 1 2 回研究・技術計画学会,年次学術大会予稿 集 (1997),pp265-270 [ 5 ] 中原恒雄,鈴木 牌,児玉階 雄 ,檜木俊秀,荒井善化 志 ,八島 毅祐 ,谷口邦彦,小川 裕 策 : 地域における 産官公 学 連携研究開発推進基盤の 構築 一 「近畿技術開発 2 5 4 7 4 4 9 9 9 集 稿 予 ム % 大 紳 - 丁 学 次 年 みム 下 細字 取計 0 桁 役枝

と究 ﹂ 研 偏固 整 4 盤 1 基第

(5)

防 7 - ㍑ 8 卸 2

A 一 DC@ ]@ 39.3@ │@ 3.6@ ]@ 53.6@ │ 図 ] 技術相談・技術支援事業の 実施状況 % 80 60 40 20 AB l 口 C l Ⅰ 4.3 l 60.7 25 図 2 地域の産業 集 租の変化 % 70 l 2L

52 28 ロ c l 46.4 39.3 制 体 進 推 援 支 脩 技 談 相 街 技 0000000000 98765432t れ ㏄ 34 Ⅰ 2 O8 ㏄㏄

A 口 C l 25 l 64.3 l 0 l ]0.7 l 10.7 図 4 関連捷 閥 との連携による 期待効果 1. 専門の部・森など 粗籠があ る。 2. 特に組 窩 がなく交替 制 であ る。 3. 他の公設試技研究機閨などに 照会 して対応する 案件が培えている。 4. その他工夫していること ( 考察 ) ・研究員が 5Cu 人 以上の機関では・ 半数近くが、 耳門 の部・課を有しているが.有しない 機関が 30% あ る。 ・他の機関に 照会して対応することはあ まり 定 若して いないが. 規 棋の大きい機関 はど 進んでいる。 ]. 下請・系列の 崩壊により,中堅・ 中小企業の自立 が求められ機関への 期待が高まっている。 2. 企業の技術相談分野が 広がっており、 それへの 対応が困難になりつつあ る。 3. 機関が設立された 時期から地域の 産業集積の 変化があ り機関の研究内容との ズレ を感じる。 ( 考寮 ) ・ 6 剤以上の研究 援関 で技術相談分野の 広がりに 対して苦慮している。 ・規模の小さい 機関ほど地域産業と 研究内容との ズし が大きい。 「. 研究黄の世代交代により、 技術の継承が 不十分 で技術 租頂 ・支援に立炉を 米す」とかめる。 2. 相談員が少なく、 十分に対応できない。 ( 考察 ) ・技術の継承が 不十分で、 技術相談 ,支援に支障を 来すことがあ ることは共通の 課題で あ るが・親柱 が 大きいほど苦しい。 ・規模の小さい 研究機関ほど 相談員が少なく、 十分に対応できない。 ]. 公役 拭験 研究機関の枯軸ネ 、 ソ トワークは既に かなり利用している。 2. さらなる公設試験研究機関の 桔 報 ネットワーウ 整脩に 期待 3 ‥関連捷閃からの 窓口裏 九の派 遇 4. 関連枝 関 による 職俺研條 5. その他 ( 考察 ) ・公設試験研究機関の 指報 ネットワーウは 良く活用されている。 ・半数以上の 研究機関が,さらなる 分枝 試 妓楼閣の 柑報 ネットワーク 整備の必要性を 感じている。 特に中 規 杖の研究機関では 9 割 一 250 一

参照

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