フラン誘導体合成に関する研究(第9報※1)
5一ニトロー2フルイミドイルヒドラジン 誘導体の合成
加 藤 安 彦 平 尾 一 郎
工業化学科 有機合成化学教室
Studies on Synthesis of Furan Compounds. IX.
Synthesis of 5−Nitro−2−imidofurylhydrazines.
By Yasuhiko KATO and Ichiro HIRAO
On earlier papers(For example, Minerθ彦α1., C乃醐.114θ』. E〃9.,27,362(1922);
Kaufmann,8〃.1)吻プ彿. Gθs.,33,132(1923)), some furans were described about their antibacterial activity. In 1944 Dodd and Stillman reported their finding that furans with a nitτo group in the 5−position possessed high order of antibacterial activity (ノ.
P12αグ〃2α601 EκZ)〃. 7 カ〃ψ.,82,11 (1944)). In a latter paper (Dodd θ彦α1・,ノ・ノ4〃2・
P吻プ勿.・4ssoc.,39,313(1950)), the generalization was made, that is, in order to be effective仇〃勿o, the 2・position of the 5−nitrofuran must l〕e substituted by a group of the general type−C=N−N−C=. An example is the semicarbazone of 5−nitro・2・furaldehyde・
In subsequent years, the great bulk of work carried out in this area has followed along these lines,ε.9., nitrofurfurylidene derivatives and their vinyl analogs (See, for example;
Hayes,ノ. A勿. C乃θ〃2. Soc.,77,2333(1955)).
In our lal)oratory, preparation of various types of antibacterial nitrofurans have been attempted, and the results were reported. For example,・5−nitro・2・furfurylidenehydrazino substituted heterocycles which are the compounds having a group of the general type
−C=N−N−C= (See, for example:ノ. Cん%. Soc.ノ砂αη(pure chem・sect・,) 85,231
(1964)) and 2・(5−nitro・2・furyl)vinyl substituted heterocycles correspond to vinyl analog possessing the side chain in which −C=C−system is incorporated(See, for example:
ノ.Cん勿. Soc.ノ幼α〃(pure chem. sect.)85,693(1964)). In this paper 5−nitro−2−imido・
furylhydrazines have been prepared by reaction of carbonyl reagents with 5・nitro−2−fu−
ronitrile or 5 nitro−2・imidofurylmethyl ether hydrochloride in alcohols. These imidofury−
lhydrazines are expected to react with dicarbonyl colnpounds, and giving rise to 1,2,4・
triazine derivatives. In fact, by treating of 5−nitro・2・imidofurylhydrazine with benzil in methanol・chloroform,3−(5−nitro・2−furyl>5,6−diphenyl−1,2,4−triazine was obtained.
*1 前報(第8報)平尾,加藤 日化誌投稿中
1緒言 2結果および考察
著者らは,先に5一ニトロフラン核と異節環と 5一ニトロフルフラール(1>とヒドロキシルア が,℃ニC一結合によって連結された,例えば5一 ミンの反応でオキシム(1>(mp 115°〜117°C)を
〔2−(5一ニトロー2一フリル)ビニル〕−1,3,4一オキ 得た。このオキシムは,anti型(mp 159°〜161 サジアゾリンー2一オン誘導体1), あるいは一C= °C)とsyn型(mp 121°C)の混合物であると云は N−N一結合によって結ばれた,例えば4,6一二置 れている4)が,著者らは ニトリル(皿)を合成 換2ヰふニトロー−2一フルフリリデンヒドラジノ) する目的で,混合オキシムをそのまふベンゼン ー1,3,5一トリアジン2)などの合成について報告 中,五塩化リンで脱水して,好収率で皿を合成し
してきた。 た。
5一ニトロー2一フロイルヒドラジンにホスゲンを っぎに,皿とカルボニル試薬との反応は,ヒド 反応させると閉環して,5−(5一ニトロー2一フリル) ロキシルアミン,ヒドラジン,2,4一ジニトロフ ー1,3,4一オキサジアゾリンー2一オンを生成するこ エニルヒドラジン,セミカルバジドおよびチ:オセ
とが報告3)されているが,5一ニトロー2一フロイル ミヵルバジドなどについて行なった。すなわち,
ヒドラジンと同様に,5一ニトロー2一フルイミドイ 皿とヒドロキシルアミンとをメタノールー水混合 ルヒドラジン類(A)もその構造から考察すると, 溶媒中,10°〜15°Cでかきまぜて,5一ニトロー2一 種々の二官能性試薬によって閉環し,トリアゾー フルイミドイルヒドロキシルアミン(V)(A;X=
ル誘導体,トリアジン誘導体などを生成すること 0,R=H)が得られた。また皿とヒドラジソヒド が予想される。すなわち,5一ニトロフラン核と異 ラートとの反応は,メタノール中0°〜5°Cでか 節環が直接連結された構造を有するニトロフラン きまぜて行ない,5一ニトロー2一フルイミドィルヒド 誘導体の合成が可能であると思われる。、したがっ ラジン(W)(A;X=NH・R=H)を得たが・VIの て,このような異節環誘導体合成原料を得る目 ほかに皿がヒドラジンの両端に付加したヒドラゾ 的のもとに・ 5一ニトロフルフラー・ル(1)より 型誘導体1,2三ビス(5−『トロー2一フルイミドイ アルドオキシム(1)を経て5一ニトロー2一フロニ ル)ヒドラジン(W)(A;X=NH, R=
トリル(皿)・ さらには5一ニトロー2一フルイミド NH
;三㌶言:讐漂しぎ㌧:; 一]厚LN・,) ・
始めとする種々のカルボニル試薬を作用させて, _ 5.ニト。−2一フルイミドイルヒドラジ瀬(5.二 を副生した・璽と2・4一ジこト゜フエエルヒドフ
ト・−2一フルイミドイルヒド・キシルアミンも含㌶鷲㌻㍑鷲竪鑑言《
める)(A)およびその瀦体の合成を行なった・ 〜45・Cに,それぞれ加熱して,おのおの2−(5一
」二LI エニル)ヒドラー(A;x−NH, R一NH ニトロー2一フルイミドイル)−1−(2,4一ジニトロフ
0・N o C−NH−XR
⌒にAと二:雀1蹴蕊㌶の⇔−N°・)
_例として5一ニトP−2一フルイミドイ、レヒドラジ N隅
ンとベンジルとの反応による1,2,4一トリアジ および1−(5一ニトロー2一フルイミドイル)セミカル ン誘導体の合成を行なった。 バジド(K)(A;X=NH, R=CONH2)を得た。
1)平尾,加藤 日化85,693(1964)
2)平尾,加藤 化化85,231(1964)
3)W.R. Sherman/0㎎. C舵勿.,26,88(1961)
4) H.Gilman, G. F, Wright∫.4沈.C加吻.Soεり52,2553(1930)
正とチオセミカルバジドはメタノール中還流下に カルボニル試薬と反応させてもニトリルの場合と 加熱したが,目的とする1−(5一ニトロー2一フルイミ 同様な結果が得られ,.しかも田とチオセミカルバ
ドイル)チオセミカルバジド(X)(A;X=NH, R ジドの反応で得られなかったXもこの方法で得る
=CSNH2)は得られず原料回収に終った。 ことができた。両法を比較すると,一般に,皿と つぎに,班を等モルの無水メタノールと共に乾 カルボニル試薬とからの合成法よりも,Wを用い 燥クロロホルム中,塩化水素流通下に一15°〜−10 た方が反応温度もより低く,しかも生成物収率も
゜Cでかきまぜて,5一ニトロー2一フルイミドイルメ 良好である。
チルエーテル塩酸塩(]y)を得た。この】yを前述の
0・N O CHO 2 0・N O CH=NOH
(1)、 . (n)
」[〕L NH・H 」1コL
一H20,PCI5
・、N早CN−_一_・、N」阻L↓LNH−XRNH
(皿) (A)VX=ORニH
VI X==NH R=H CH 30H NH
HCI 珊X−NH R一と」〔コーN・、
(IV)
L X X=NH R==CSNH2
5一ニトロ2一フルイミドイルヒドロキシルアミン トロー2一フルアセチルイミドイルアセトキシアミ
(V)をベンゼン中無水酢酸で処理するとモノアセ ンであると推定される。母体物質(V)のIRス チル体(XI)が,溶媒をかねた大過剰の無水酢酸で ペクトルについて, Wのそれとの関連において,
処理してジアセチル体(阻)が得られた。田のIR さらに言及すると, Vには3499,3150 cm□にお スペクトル*2をVのそれと比較すると, Vには のおの吸収帯が認められ,これらは第一または第 3396cm−1(0−H stretching vibration)に特性 ニアミノ基(N−H streching vibration)による 吸収帯が認められるのに反し,Mにはそれが認め ものであると思われるが, Wにもそれらに相当す られずかわりに1775cm−1(CニOstretching る吸収帯が3480,3204cm−1に認められる。 し vibration)に吸収帯が認められることからXIは かしながらWには,さらに第一アミノ基に起因 0一アセチル体,すなわち5ニトロー2一フルイミド すると思われる吸収帯が3390,3330cm−1(N−H
イルアセトキシアミンであると思われる。したが streching vibration),1590,863 cm−1(N−H ってジアセチル体(皿)は,XIが0一アセチル体で bending vibration)に認められるがVにはそれ あることから,N,0一ジアセチル体すなわち5一二 に該当する吸収帯が認められない。したがって,
*2 本研究において,赤外吸収スペクトルは日本分光工業株式会社製IR−S型double beam, NaC1プリズムを 用いNujo1法で測定した。
前述のVの二本の吸収帯はおのおの二個の第ニア では,おのおのその互変異性構造,すなわち5一 ミノ基によるものと推定される。またWについて ニトロー2一フルァミドオキシム(V )および5一二 も同様に3480および3204cm−1の吸収は二個の トロー2一フルァミドラゾン(W )構造をとってい 第ニアミノ基によって生じたものと思われる。 ないと推定される。
以上のことからV,Wは,少なくとも固体状態
仇N」或∵㎝試茸N−NH,
(V ) (VI )
また,Vに等モルのクロル炭酸エチル,モノク モノアセチル化によってXI(0一アセチル体)が得 ロル酢酸クロリドを反応させると,それぞれモ られたことから推定して,それぞれGカルベト ノカルベトキシ体(XIII),モノクロルアセチル キシ体,レモノクロルアセチル体であると思われ 体(XIV)が得られた。これらXIII,XIVは, Vの る。
NH
vA(x−。,R−H)一一一・、N」コL』−NH−・c・cH,
(XI)
Cl COCHZCl
NH
。、N」コL』−NH−。c。cH、cl
CICO・C・H㌔ (xw)
Acρ
NH NCOCH3、
・、N」コL!−NH−。c。、c、H, 。、N」」↓NH−。c。cH
(xn)
x田♪
以上得られたイミドフリルヒドラジン誘導体の ドイルメチルエーテル塩酸塩(W)にベンジルモ うち,5一ニトロー2一フルイミドイルヒドラジン ノヒドラゾン(XVI)を反応させても同様に得る
(W)はその分子内に活性であると予想されるア ことが出来た。
ミノ基と水素変換によってアミノ基に変りうるイ 同様に推測するならば,Vを始めとするイミド ミノ基を有しているので,α,β一ジケトン類と反 フリルヒドラジン類(A)は1,2−2官能性試薬,
応して,1,2,4一トリアジン誘導体を生成する 1,1−2官能性試薬によって種々の異節環誘導体 ことが予想されるが,事実,Wにベンジルを作 を生成することが可能であり,その可能性の一端 用させると容易に閉環して3−(5一ニトロー2一プリ を本報では単に示すだけにとどめ,Aを用いての ル)−5・6一ジフェニルー1,2,4一トリアジン(XV)が 異節環誘導体の合成については後に改めて報告し 得られた。またこのXVは,5一ニトロー2一フルイミ たいと思う。
NH /⊂)
o
・・N・C・H・C{》
(XV)
3・3 5一ニトロー2一フルイミドイルメチルエ
3 実験の部*3
一テル塩酸塩(Iy)
3・1 5一ニトロー2一フルアルドオキシム(1)
皿99(65mmo1)乾燥クロロホルム601nlに溶 5一ニトロフルフラールのメタノール溶液に,塩 解し,ついで無水メタノール2.19(65mmol)
酸ヒドロキシルアミン(等モル)水溶液を炭酸ナ を加え一15°〜−10°Cでかきまぜながら乾燥塩化水 トリウムで中和して調製した遊離ヒドロキシルア 素を1.5時間通じたのち,同温でさらに8時間 ミソ水溶液を,20°〜30°Cでかきまぜながら加 放置して析出生成物をロ取,冷クロロホルム洗 え,同温で更に1時間かきまぜたのち析出生成物 浄後乾燥。淡黄色結晶,収量7.29(53.5%),
をロ取,水で洗浄後乾燥。収率90〜95%・mp mp 156°〜158°C。本生成物は適当な再結晶溶剤 115°〜117°C(anti・syn混合物)。粗混合オキシ が見い出せなかったのでこのまふ使用したが,純
ムは精製せずにそのまx次の実験に用いた。 度は高く,元素分析試料としてもさしつかえなか
3.2与ニト。.2つ。ニトリル(吻 った・
分析値C34.65% H 3.71% N 13.19%
乾燥ベンゼン300m1中に粗製の1509(320 m C6H6N204. HCIとしての
mol)を懸濁させ・水浴で5°C以下にならない 計算値 C 34.86% H3.39% N 13.56%
ように冷却し,かきまぜながら五塩化リン90g
(433mmo1)を少量つつ添加した。添加後30分間 3 45=トロー2一フルイミドイルヒドラジ 還流下に加熱しオキシムが完全に溶解消失した ン類(A)
後,室温にまで冷却し,氷水中に少量つつかきま 3・4・15一ニトロー2一フルイミドイルヒド ぜながら注加,過剰の五塩化リンを分解した。べ ロキシルアミン(V)
ンゼン層と水層を分液し,ついでベンゼン層を2 (a) 皿1.389(10mmol)をメタノール20 mlに 回300mlの水で洗浄,無水硫酸ナトリウムで乾燥 溶解し10°〜15°Cでかきまぜながら,あらかじ 後減圧下にベンゼンを留去,残留物を冷却固化さ め調製しておいた当量の遊離ヒドロキシルアミン せて粗ニトリルを得た。メタノールに溶解後活性 水溶液(20ml)を滴下後更に同温で2時間かきま 炭処理を行ない,再結晶して淡黄色結晶を得た。 ぜて析出生成物をロ取,水で洗浄後乾燥。収量 収量35・49(80%),mp 62°〜63°C。この試料 1.39(76%), mp 170°〜171°C(dec)。水で再 を既知方法5)で得た試料と混融しても混融点降下 結晶して黄色針状晶,mp 171°〜172°C(dec)。
は認められなかった。 分析値 C35.17% H 2.86% N24.34%
分析値C43.59% H 1.38% N 20.35% C5H5N804としての
C5H2N203としての 計算値 C 35.09%H 2.92% N 24.56%
計算値 C43.43%H1.45% N20.29% (b) 】y 2.079(10 m mol)をメタノール30 ml
*3 本実験記載の融点,分解点は全て未補正値であり,測定は毛細管中,硫酸浴を使用して行なった。
5)R.F. Raffauf∫∠1〃2. C舵〃2.、Soc.,68.1765(1946)
に溶解し,ついで0°〜5°Cでかきまぜながら遊 母液を(a)法と同様に処理してmp 204°〜207°C 離ヒドロキシルアミン0.669(20mmol)を含む (dec)の物質0.579(37%)を得た。メ,タノー 水溶液(30ml)を少量つつ滴下,滴下終了後更 ルで再結晶して燈赤色結晶, mp 211°〜212°C に2時間室温でかきまぜて析出生成物をロ取,水 (dec)。 (a)法で得られた孤の試料との混融点は 洗後乾燥。収量1.379(80%),mp 169°〜171°C 降下しなかった。
㌫蕊㌶灘㌧籔:;3:言驚ト竺霊賜
した結果混融点降下は認められなかった。
(珊)
分析値 N24.79%
C5H5N304としての (a) 皿1・389(10 mmol),2,十ジニトロフ 計算値 N24.56% エニルヒドラジン1.98 g(10 mmol)およびエタ _ ノール60mlの混合物を還流下に10時間加熱,−
3・4・2 5一ニトロー2一フルイミドイルヒドフ
ジン(W)および1,2一ビス(5.ニト。 轍置後析蹴殿握゜取混在している2・4−
+フルイミドイル)ヒドラジン(皿) ジニト゜フエニルヒドラジン蝋エタノー レ瀞 にて除く。収量0.89(23.8%),mp 184°〜
10mlに溶解した溶液を滴下し,以後同温で4時
CllH8N607としての 間かきまぜて析出生成物をロ取,少量の冷メタノ
計算値 C39.29% H 2.38% N 25.00%
一ルで洗浄後乾燥。収量1.2g(70.6%), mp
(b) ly 2.07 g(10 m mol),2,4一ジニトロフ 138°〜139°C(dec)・メ 一ノレで再結晶して榿 エニ,レヒドラ〃、.989(・・mm。1)および工
艶鋼晶・mp 154°〜155°C(dec)・ タ・一ル6・mlの齢物を蹴下1こ8時間加熱,
分析値C35・13%H3・86%N33・17% _夜放置後析蹴殿物を。取,熱工〃一,レで洗
.C・H・N・°・(W)としての 澱乾燥。櫨・.99(56.5%), mp・83・〜・84 計算値C35.29%H3.53%N32.94% 。
C(dec)。熱エタノールで洗浄して暗赤色結晶,
母液を概下噸縮乾固して得られる髄を mp、84・〜・85・C(dec).(、)法で得た試料との混 水洗,乾燥してmp 206°〜208°C(dec)の物質
融点は降下しなかった。
を0.49(26%)得た。メタノールで再結晶して
燈赤色結晶,mp 210。〜211。C(dec)。 3・4・4 1−(−5ニトロー2一フルイミドイル)
分析値 C38.77% H 2.82% N27.12% セミカルバジド(IX)
CloH8N606(W)としての (a) 正1.389(10 mmol)をメタノール20 ml 計算値 C38.96% H 2.59% N27.27% に溶解し40°〜45°Cでかきまぜながら,あらか (b) Iy 2.079(10 m mol)をメタノール20 m1 じめ調製していた遊離セミカルバジド10 mmol に懸濁させ,−15°〜−10°Cでかきまぜながら80% を含む水溶液(10ml)を加え,以後4時間同温で
ヒドラジンヒドラート1.25g(20 m mol)をメタ かきまぜて析出生成物をロ取,水洗後乾燥。収量 ノール5mlに溶解した溶液を滴下し,以後一5° 1.69(79.8%), mp 218°C(変色)。 メタノー
〜0°Cで2時間かきまぜて析出生成物をロ取, ルー一水で再結晶して黄燈色結晶,mp 218°C(変 水,ついでメタノールで洗浄後乾燥。収量1・02 色)。
9(60%),mp 143°〜145°C(dec)。メタノー 分析値 C 34.15% H 3.60% N 32.73%
ルで再結晶して榿黄色針状晶,mp 155°〜156℃ C6H7N504としての
(dec)。(a)法で得た試料との混融結果,混融点 計算値 C 33.80% H 3.29%N32.86%
降下は認められなかった。 (b) Iy 2.079(10 m mol)をメタノール50 ml
に溶解し0°〜5°Cでかきまぜながら,等モルの 分析値 C42.58% H 3.80% N 16.31%
遊離セミカルバジド水溶液(25ml)を滴下し, CgHgN306としての
さらに同温で4時間かきまぜて析出生成物をロ 計算値 C42.35%H3.53%N16.47%
取・水洗後乾燥。収量2・09(93・9%)・mp 217 3.4.80_カルベトキシ_(5_ニトロ_2_
°C(変色)・メ 一・レで再結晶して黄燈色針 フルイミドイル)ヒド。キシルアミン(XIII)
状晶・mp 219°C(変色)・ V・.89(4.68 m m。1)をク_ホルム・・ml 分析値 C34.20% H 3.21% N 32.49%
に溶解し, クロル炭酸エチル 0.51g(4.68 m C6H7N504としての mol)ついで水5mlを加え2時間加熱還流後室温 計算値 C33.80% H 3.29% N 32.86%
で一夜放置して析出沈殿物をロ取,水洗後乾燥。
3 4 51−(5一ニト゜−2一フルイミドイル) 収量0.79,mp・47・〜・48・C.母液からク。。
チオセミカルバジド(X) ホルムを減圧下に留去してさらに生成物0.2gを W2.079(10 m mol)をメタノール30ml中, 得た。合計粗収量0・99(78・9%)。クロロホル 20。〜25。Cでかきまぜながらチオセミカルバジ ムで再結晶して淡黄色結晶・mp 148°C(dec)
ド0.919(10mmol)を加え,以後3時間同温で 分析値 C 39・42% H 3・67% N 17・18%
かきまぜて析出生成物をロ取,水,ついでメタノ C8HgN306としての
一ルで洗浄後乾燥。収量2.04g(89.1%), mp 計算値 C 39.49% H 3.70% N 17.30%
179°〜186°C。メタノールで再結晶して赤桃色針 3・4・95一ニトロー2一フルイミドイルクロ 状晶・mp 189°〜190°C(dec)。 ルアセトキシアミン(XIV)
分析値C31・93% H 3・29% N 29・99% V2.579(15 m mol),乾燥クロロホルム10ml C6H7N503Sとしての およびモノクロル酢酸クロリド1.79(15mmol)
計算値C31・44 H3・06% N 30・57% の混合物を5時間還流後一夜放置して沈殿物を 3・4・65一ニトロー2一フルイミドイルアセ ロ取,メタノール,ついで水で洗浄後乾燥。収量 トキシアミン(XI) 3・19(83%), mp 157°C(dec)。ジメチルホルム VO.439(2.5mmol)および無水酢酸1.53 g アミドで再結晶して黄色結晶, mp158°C(dec),
(15mmol)をベンゼン15 m1中で3時間還流下に 分析値 C 33・79%H2・64%N16・72%
加熱し冷後析出物質をロ取,水ついで50%メタノ C7H6N305 Clとしての
一ルで洗浄後乾燥。収量0.2g(37.7%), mp 159° 計算値 C 33.94% H 2.42% N16.97%
〜160°C。水で再結晶して黄色針状晶・mp 160° @ 3.53_(5一ニトロー2一フリル)−5,6一ジフエ
〜161°C。 ニルー1,2,4一トリアジン(XV)
分析値C39・86%H3・47%N19・48% 3.5.1吐ベンジルの反応より
計=㌫て三鋭29%N・9.72%でllil瓢撫繋㌶:;謬;
3・4・75一ニトロー2一フルアセチルイミドイ ル2.059(10mmol)を乾燥クロロホルム10 mlに ルアセトキシアミン(皿) 溶解した溶液を加え,以後0°〜5°Cで2時間かき V1.719(10mmo1)および無水酢酸159の混 まぜ室温で6日間放置,析出物質をロ取,少量の
合物を96〜100°Cで5時間加熱し,反応混合物溶 冷メタノールで洗浄後乾燥。収量29(58・1%),
液から無水酢酸を減圧下に留去,濃縮しベンゼン mp 197°〜199°C。ベンゼンで再結晶して鮮黄色結 20mlを加えて三日間放置後析出生成物をロ取, 晶, mp 198°〜199°C。
水ついでメタノールで洗浄後乾燥。 収一量2.19 分析値 C66.63% H 3.59% N 16.28%
(82.5%),mp 144°〜147°C。メタノールで再結 ClgH12N403としての
晶して白色針状晶,mp 147°〜148°C。 計算値 C 66.28% H 3.49% N 16.28%
3 5 2 1yとベンジルモノヒドラゾンの 量の冷メタノールで洗浄後乾燥。 収量1.129 反応より (65%),mp 197°〜198°C。メタノールで再結晶 W19(5 m mol)を無水メタノール10 mlに懸濁 して鮮黄色結晶, mp 198。〜199。C。3・5・1で
し,−15°Cに冷却,かきまぜながらベンジルモ 得た試料との混融点降下は認められなかった。
ノヒドラゾン1・29(5mmol slight excess)を 終りにあたり,本研究に協力下さった高山恭 乾燥クロロホルム10mlに溶解した溶液を加え, 三,米良博,寺本善巧の三君に感謝します。
以後同温で2時間かきまぜて析出物質をロ取,少 (1963年4月 日本化学会第16年会にて講演)