• 検索結果がありません。

はじめに(pdf)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "はじめに(pdf)"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)はじめに. 本テキストは大学初年次における化学実験授業のための実験書である.化学とは 物質の構造・性質・反応を原子・分子レベルで考察する学問である.  世紀におけ る化学の発展は近代産業の基盤となる種々の物質の生産技術を飛躍的に進歩させる と同時に,自然界には存在しない新規材料を生み出し,これらが現代の豊かで健康 的な生活を支えている.しかし,大量生産・大量消費に起因する資源の枯渇と地球 環境の悪化が問題視される  世紀初頭の現在,化学の立場から物事を見る目を養 い,現代文明の在り方を根源的に見直す必要がある.そのため,目指そうとする専 門にかかわらず化学の基礎を学ぶことが望まれる.目に見えない原子・分子の世界 に対する洞察力を養うには,化学理論の学習とあわせて化学実験を行うことが必須 と考える.すなわち,物質を実際に手に取り,その性質や反応を自分の目で観察す ることが不可欠である.また,その作業を通して実験手法と器具操作法を習得する と同時に,実験の安全と環境保全の基本を学ぶことも重要である. 本テキストの構成と特徴を以下に記す. 半期授業を念頭において【無機定性分析実験】,【容量分析実験】,【有機化学 実験】の  分野の実験実習を配し,化学全般をカバーする. 上記の実験実習を円滑に開始できるよう,最初に化学実験の【基本操作】を 詳しく解説する. 化学実験を経験したことがない受講生を想定して,実験手順をできるだけ具 体的,かつ,ていねいに記述する. 最後に【付録】を配して,実験内容の理論的背景と関連する事項を説明する. 一つの実習テーマは連続した 講時( 分. . )で完結する内容となっている.. グループ実験ではなく,受講生一人ひとりが初めから終わりまで一人で実験 を行える実験テーマを選んでいる..

(2) は じ. め. に. 本テキストは,京都大学全学共通科目【分析化学及び環境化学実験】教科書「無 機定性分析実験」と同科目【合成及び測定実験】教科書「合成及び測定実験」の内 容を継承したものである.これら授業の企画運営と教科書執筆に関係された当部局 の諸先生・諸先輩の本テキスト作成に対する貢献は筆に尽くせるものではない.ま た,全学共通科目【基礎化学実験】は京都大学全理系学部と協力して運営されてお り,学外非常勤講師の先生方を含めて,実験指導にあたられた多数の方々の尽力に 負うところが大きい.ここに心から感謝する次第である. なお,本実験ではビデオ動画資料を  配信して,効率のよい予習ができるよう 工夫している..

(3)     .  年  月 京都大学 大学院人間・環境学研究科 化学部会.

(4)

参照

関連したドキュメント

 グローバル化、AI

main : 2017/2/14(11:6) はじめに ◆ vii とになる.

 生命工学がカバーする領域はとても広く,学術的な観点では一般生物学から専門的な基礎生物

MathematicsEducation : 2014/3/3(9:18) (3/264)

はじめに

iii はじめに きていて,それらが絡み合うことによって非常に調和の取れた「生きるという

main : 2015/7/31(9:30) は じ め に KEK

近頃,理工学系,生命科学系の大学に進学してくる学生が高校で化学を履修していない