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運動前氷飲料摂取による運動時の深部体温低減方略

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Academic year: 2021

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

運動前氷飲料摂取による運動時の深部体温低減方略

内藤, 貴司

http://hdl.handle.net/2324/1806787

出版情報:Kyushu University, 2016, 博士(人間環境学), 課程博士 バージョン:

権利関係:

(2)

内藤 貴司

論 文 名 運動前氷飲料摂取による運動時の深部体温低融方略 論文調査委員 主査 九州大学 教 授 大 柿 哲 朗

副査 九州大学 准教授 斎 藤 篤 司

副査 九州大学芸術工学研究院 教 授 村 木 里 志

論文審査の結果の要旨

本論文は, 高温環境下における持久的パアォマンス低下および深部体温上昇の抑制のために運 動前の氷飲料を摂取の効果およびその摂取方略に関する検討を行った, まず運動前の氷飲料 ( Crushed Ice)の摂取は, 冷水(4°C)摂取よりも有意に疲労困儲までの運動時聞が長くする. 一 方, 運動中の体温上昇率には氷飲料と冷水の摂取とで差異が認められない. このことから, 運動前 の氷飲料の摂取が重要であること, またパフォマンス低下の抑制のためには運動前の深部体温を 低くすることが必要であることを明らかにした.次に,同量の氷飲料を1凹で摂取,2凹で摂取2 5分毎に6回に分けて摂取する条件などを含めて3つの研究を行った。 それら3つの研究から, 少 量ずつでも頻回に分けて氷飲料を摂取すると, 深部体祖の低下の時聞が延長し, その、深部体温の低 下度も大きく, 持久的パフォマンスの低下の抑制に有効であることを明らかにした.

これら連の研究から, 高温環境下での持久的運動時のパフォマンス低下の抑制のためには,

氷飲料の撰取の有効性といかに運動前の深部体温を低くするかが重要で、あること, さらに1,2回で 多量摂取するよりも少量ずつ頻回摂取する方が深部体温の低下の程度と時間の延長に有効な方略で あることを明らかにした.

これらの知見は, 暑熱環境下でi:ffわれる競技者の運動時のパフォマンス低下の抑制に有効な学 問的知見を得たばかりでなく, 競技者に限らず般市民の熱中症の予防に閲しても重要な示唆を得 た価値ある業績である左認められる.

よって, 本論文は博士(人間環境学)の学位に値するものと認める.

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