可変長レジスターを用いたグラフィックディスプレイ 高田栄一・ 井上 浩
緒 言
ストローク法を用いたクラフィyクティス プレイ装置の実験結果については, すでに発表したカ\渓 これは積分器の良さに依存する ことが明らかになった。 ドット法を用いたグラフィックディスプレイ 装置を試作実験した結果は, 前回の結果より良好で、あったので報告する。
1 . 特 徴
ドット法の特徴は線分の始点x, Yと線分の分力ムx, ムYがインターフェースによって, マイク ロ コンビュータから与えられる時に, ムx, ムYの横 縦の距離に対応する表 示装置の2点聞をドット で結んで, 擬似直線と見なせるようにするものである。 現右データは 6ビットなので, 64点のドット 座標点を与える ことができる。 しかしムx, ムYを与えた時, 普通では有効ビット数にかかわらず64 点を処理する時間カ、必要であるが, 本文では この処理時間を初柿するために可変長レジスターを用い る ことにした。 一般的にl座標が与えられると, その数ヵ、大きくても小さくても, この処理時間は同 じになる。 たとえば1といっデータでも63というデータでも処理時間は同じであるのに対して, 1の 数字の時には1クロック時間, 63の時には64クロyク時間内で処理を完了するようにしたものが可変 長レジスタ一方式であり, 処理時間は多いに初柿できる。 数値がし 2 - 3, 4 -7, 8 -15, 16- 31, 32-63が与えられた時, 所要のクロック時間は, 21, 22, 23, 24, 25, 26クロック時間を必要と する。
2. ムX, D/Aカウントパルス発生回路(ムYも閉じ)(fig. 1参照)
ムx, ムYのテータの入ったSR-FFのQ出力を用いて, テータをシフトすべき回数を決める。
すなわち, ムXのQとムYのQの各ビット毎にANDをとり, SN7 41 4 7に入れ, この出力をS N 7 4 4 2に入れて, この出力の中6本をテータシフト回路に入れて, この回路への入力ムXデータ をシフトする。 SN 7 4 4 2の出力線番号カミ1つ異なると, ムXデータをシフト回路に通した後は1 桁シフトされて, AB CDEFと表わされたSN 7 4 9 7に入1), Y出力端子にムX, D/ Aカウン トパルスを発生する。 ムx=1 0, ムYニ6の時の このクロック発生時間関係をfig. 2に}J�す。 図中 のF, E, Dなる表示はシフト回路の出力FED CBAの端子がhighとなった時に生ずるハルスで ある ことを示している。 これでZ 輝度信号を発生してシンクロを動かすと, ムx = 1 0, ムY =6に 対する表 示はfig. 3に示すような点の集合として表わされる。 水平, 又は垂直線のみであれは、きれL
、
な線図となるが, しかし この斜線は凸凹カ、あるけれども, C R Tの輝点の大きさのためか余り気にな らない。
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富山大学工学古1\紀要第30巻 1979
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しょ」 持母.-f D!A
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D/Aクロヲヲ1\',レス
AYテニタ SR-FF AX輝度
3. ムXカウントパルス発 生回路(ムYも同じ)
(fig.4参照)
ムXとムYなるデータが与 えられた時 , 64, 32, 16, 8,
4 , 2ヶの中のl つを選出す るようなクロックのリセッ ト回路を考える。 たとえば,
ム X=1 0, ムYニ6ならば、
1 6ヶのクロ ソク時間で間に 合うので1 6ヶに限定するた めのリセット{言号を出す。 す
なわち, このためにはムX, ムY信号のQ信号 より作った , 前述の CD�1 - CD� 6の信号 を利用してfig. 4に示すようにAND回路とS N 7 4 1 9 3を用い, up cou ntして car ryの出 出る所でリセット信号を出す。 このクロックカ ウン トを 6 4………の 中より1つを選ぴ出 して, ムX, ムYの小さい時には小さし、値とし たために後で復元する時に, データシフト凪路 で元に戻す必要が ある。 すなわち, ムX, D/A タシフト回路が必要となる。
fig. 1 ムX O/Aカウン トバルス発生
」スター暗号
.óX.
D/Aクロvク/やLス F F D F
F
F F D FF
.óYÞ/A
うo・V71\�L.;ス E D E ε D E
リ包ヴトハ?反
fig. 2 ムX=lO, ムy=6の時のクロック
• •• • • •• •
• • • • • ••
fig. 3 ムX=lO, ムy=6の時の表示 クロックを元のムXの値と等しくするために, デー
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高回 ・井上:可変長レンスターを用いたグラフィックティスプレイ このテータシフト処理回路をfig. 5に示す。
4. D/A変換器
D/A変換器はfig. 6に示すような普通の物 て\線分の始点X, Y及び分力ムX, ムYがイ ンターフェースによって与えられ , このムX,
ムYの増減がSN 7 4 1 9 1によってu p. 又は dow n cou ntするようにロード信号とムX, D /Aクロックで叩くようにしである。
A X (A Y)
-1"-タCÓG COþ CD4 C03 CD2 COI
fig. 4 カウントノりしス、リセット信号発生回路
H吋。,白
制 川ザ川町
・r
SN743宮 l
x 21
F � D C B A
fig.5 データシフト処理回路
SR-FF
fig.6 D/ A変換
�t:トド侮号
ぷ矯号輸守fヲ
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富山大学工学部紀要第30巻 1979
5. プ ロ グラム
マイクロプロセッサーとしてはTL CS-1 2A-EX-l を用い, 表示用には計測用シンクロス コープを用いた。 データエリアは, 0 3 0番地からとし, X, Y, ムX, ムYの順序に , 4 n 番地を 使用する ことにする。 この時テータの入出力フォーマットは番地FFI-FF5までfig. 7に示すビ ット配列として入れてあり, Xデータは 6ビッ
ト, ムXは符号1ビット, データ 6ビットでY はXに , ムYはムXに同じビット数である。 制 御信号としては2ビットで (スタート, ストッ プ), 入力制御信号は (1ビット周期エンド判定 用) としてある。 010番地よりストアされて いるアセンブラー ・ プログラムをfig. 8に示す。
結 言
このグラフィックディス プレイ装置は独自の リフレッシュメモリーをt寺たないために , イン ターフェース部分の動作が速いにもかかわらず,
マイクロ コンビュータのデータ転送に時間を要 するので, この欠点をなくする ことと , データ ービット数を多くした方が特徴が出るので試み たいと思、っている。
文 献
1 . 高回, 角間, 井上;電気四学会北陸支部 連合大会予稿, 昭和50年
2. 向,富山大学工学部卒業論文, 昭和52年 3. 高田, 井上;電気凹学会北陸支部連合大
会予稿, 昭和53年
一1 10
序61
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工ンド判定 出。
fig.7 データ・フォーマット
4ト4ト
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fig.8 フ。ログラム