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第 1 回全国 ESD 自治体会議に参加して

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Academic year: 2021

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第 1 回全国 ESD 自治体会議に参加して

星野 淨晋

この度、1127日に立教大学にて行われた『第1回全国ESD自治体会議』に参加させていただき、全国 ESDに取り組まれておられる自治体の事例を拝聴することが出来、大変意義深くその重要性を再認識いた しました。

西伊豆町は少子化・高齢化が急速に進んでおり、若年層の流出を食い止めることが出来ず、産業の担い手 不足を引き起こしております。地元の高校を卒業する生徒たちのアンケート結果でも、地元に就きたい仕事 がないなどの理由で故郷を離れる者が多く、負の循環が起こっております。

今回の12自治体は、規模の大小は有りますが、地域を如何に守り・活性化させ・存続させていくかとい う課題解決の為の事例と、その課題に取り組まれている首長・教育長の熱い思いに接し、機会あれば現地へ 視察に伺い、肌で感じたいと思いました。

特に、多摩市は、長野県富士見町との姉妹町提携の御縁で災害協定を結んでいるものの、ESDの取り組み については存じ上げず、この機会を縁に、なお一層の連携とご教示を賜りたいと思いました。また、羅臼町 とは気候は違いますが、産業形態や地域の構成要因が似通っており、今後ますます連携をさせて頂きたいと 感じました。

全国には、多くの課題を持った自治体があり、皆さまそれぞれの方法で取り組みをなされておられると思 います。しかしながら、自治体の規模・産業形態・気候や風土の違いもあるので、これが正しい、これを行 えば必ず持続可能な社会を・・・というわけにはいかないのかもしれません。ただ、闇雲に取り組むのでは なく、今回のように多くの事例を見聞きすることによって、我が市町はあの取り組みを参考にさせてもらお うという輪が広がり、暗中模索での試行錯誤ではなく、絵を見てジグソーパズルを組み立てるような、見通 しの良い取り組みになるのではないかと感じました。その結果、全国的に個々が持続可能になり、自立して いけるのではないかと思いました。

環境省の中井氏のプレゼンにありました地域循環共生圏の構想は、農山漁村が個々に自立し、都市とWin‐

Winの関係を築き、ひいては農山漁村・都市・社会の三方良しにならなければ、日本の国が持続可能となら ないということを示唆されておられるのではないかと、感じた次第です。

今後この活動が、2050と自治体を増やして全国フォーラムを開催され、全てが紋切り型の自治体運営で はなく、それぞれがそれぞれで素晴らしい個性と特徴を持った自治体の意見交換の場になることを切望して おります。

(ほしの・じょうしん 静岡県西伊豆町 町長)

参照

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