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第39回札幌市病院学会抄録集

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札幌ひばりが丘病院 看護部 ○工藤 大伍、金田 裕美、稗田 真弓、髙橋 大賀  症例60歳、男性。糖尿病。右麻痺が強く退院が困難なことで訪 問診療、訪問介護を受けていた。訪問診療は食事、血糖、内服確 認などを行うが血糖上昇、HbA1cの上昇を認めた。血糖の増悪の 度に栄養療法、薬物療法を行うと速やかに改善し退院するも、短期 間で増悪し入退院の繰り返しをしていた。ブローカ失語と構音障害 を認め、確認を促すも、直後に「忘れちゃった」などの返答を認めた。 本人の糖尿病に対しての理解不足があり、そのイメージを持っても らう内容で指導し退院に至った。地域包括ケア病棟として在宅移行 後に増悪する事に着目し、訪問看護導入まで退院支援とし退院後訪 問を行った。医師の指導内容は、週 2 回血糖測定、食事、買い物 の内容、残薬確認を行った。訪問看護に速やかに引き継ぐ形になり、 中期的な在宅療養が可能となったので報告する。 6 .~今後の地域包括ケア病棟の役割~ 札幌東徳洲会病院 看護部 ○前澤 直人、村上 健太、大極 有莉、福澤 瑠南 はじめに 当院のICUでは家族看護を実践していくうえでア セスメントや介入方法に差があり、家族がどのよ うなニードやコーピングを抱えて面会しているの か、日々試行錯誤を繰り返し関わっているのが現状 であった。家族のニード、コーピングを明確化する ためにCNS-FACEを導入した。さらにICU入室時の 患者状態の違いによるニード、コーピングの変化を 調査したので内容と結果について報告する。 5 .ICU入室時の患者状態の違いによる家族のニー ドの変化 柏葉脳神経外科病院 A館 3 階病棟 ○天池衣莉奈、内田彩矢佳、大坂 郁美 脳には脳循環自動調節能があり脳卒中により破綻する と、脳血流は血圧に依存するようになる。 特に脳梗塞で は急な血圧変動は梗塞巣の拡大、 出血の危険性や浮腫 の悪化が危惧され、入院初期は脳循環を安定させる目的 で安静が必要である。A病院でも入院時には医師による 行動制限の指示があり、 その後病状に合わせた行動拡大 を行うため、入院時から多職種が連携し早期離床を目指 している。私達は、脳梗塞の急性期で入院している患者 が早期離床しても症状の増悪を起こさないのか、離床す ることによる悪影響はないのか不安に思いながら看護を 行っている。 本研究では、脳塞栓症患者に焦点を当て離 床までの日数と患者への影響をデータから明らかにした。 4 .A病院SCUにおける脳塞栓患者の離床の実態 札幌第一病院  3 病棟 ○浅利 綾子、岸  信子、岸本香代子 近年、少子高齢化や家族形態の変化等により、一人 の患者に対しキーパーソンとなる人が少なく、場合によっ てはその立場を期待される人が病気など問題を抱えてい ることもある。しかし、患者が高齢で認知機能に問題が ある場合、キーパーソンに意思決定の代理を求めなけれ ばならない。当病棟においても患者自身退院への意思決 定が困難な場合、キーパーソンに意思決定を依頼し、退 院後に適切な療養生活を送れるよう調整している。今 回キーパーソンが在宅での介護を受け入れるまでに、明 確な意思表示や行動が少なく困難と感じる事例があった。 本研究で意思決定に難渋しているキーパーソンへの看護 支援の在り方を明らかにし、その内容を報告する。 3 .介護に問題を抱えているキーパーソンへの代理 意思決定支援 北光記念病院 看護部  4 病棟 ○中村 恵子、中田 悠香、草刈 沙良、永井美穂子 近年、ACPという考え方が普及しており、慢性心不 全患者でも病気の早期から意思決定支援を段階に行う ことで、患者のQOLが維持できる可能性が述べられて いる。慢性心不全 4 つのステージ分類(AHA)にお いて、ステージDの患者に対して意思決定支援を行っ た研究はされている。患者のQOLの維持を考えると早 い段階で本人が中心となって意思決定支援を行ってい く必要がある。早期からの意思決定支援が推奨されて いるが「早期介入のタイミングが分からない」という 思いを抱えている声もあった。そのため看護師の意識 調査を行い、その結果を考察することで今後の慢性心 不全患者の意思決定支援に繋げていきたいと考えた。 2 .慢性心不全患者に対する早期からの意志決定支 援について 札幌ひばりが丘病院  1 病棟 ○佐藤 園美、藤原 直子、宮嵜比呂子、中村 佳織 日本の死亡原因の第 3 位は肺炎である。高齢者の 肺炎には、摂食・嚥下障害が背景にあり、誤嚥性肺 炎が多いとされている。当院でも肺炎で入院される 高齢患者は多く、嚥下機能低下により経口摂取困難 となり、経口摂取以外の栄養確保の方法をとらなけ ればならないことがある。経口摂取困難と判断され ても、本人は経口摂取を望まれ、「水が飲みたい」 と訴える患者への関わりを振り返り、看護ケアや意 思決定支援について考察したので報告する。 1 .「水が飲みたい」 ~嚥下困難患者への意思決定 支援の一考察~

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柏葉脳神経外科病院 手術室 ○木村 友唯、所  琢也、土佐 和治、大澤 友樹、  藤野 美有、継田 洋介、千葉 清美 A病院では定期手術の患者に対し、手術前日に文 章とイラスト入りのパンフレットを使用し不安の軽減 を目的とした術前訪問を行っている。しかし術前訪問 後、「何が不安なのかよくわからない」「説明だけで はイメージがつきにくい」との返答があった。このよ うな患者の反応から、現在のパンフレットでは手術の 具体的なイメージがつきにくいのではないかと感じた。 そこで、手術の具体的なイメージを持ってもらうため 写真入りのパンフレットを使用し、不安の軽減を図る ことを考えた。今回、手術室搬入から麻酔導入まで の写真入りパンフレットを作成したので報告する。 12.全身麻酔を受ける患者に対する術前訪問の見直 し―写真入りパンフレットの作成― 東栄病院 外来 ○今野 智子、平澤  歩、今野 勝子、宇澤美由紀、  平野真紀子  東栄病院は地域に密着した病院として若者から高齢者まで幅広 い年齢層の患者が受診されている。  消化器疾患を中心とした診療体制のもと安心して内視鏡検査を 受けられるよう努めている。  当院内視鏡室では上部内視鏡検査を年間約1200件実施している。  上部内視鏡検査は患者の身体的苦痛を伴う検査であり、検査前 の患者からは「胃カメラを飲むのは苦しいからいやだ」や「初めて だから怖い」などの言葉がよく聞かれる。  検査当日、口頭で説明していた検査中のポイントを事前にイメー ジすることができたら不安は軽減されるのではないかと考え、今回 パンフレットを作成した。  実際にパンフレットを使用した患者にアンケート調査を行ったの でここに報告する。 11.上部内視鏡検査を受ける患者の不安軽減への取り組 み~検査をイメージできるパンフレットの作成~ 市立札幌病院 看護部看護課 ○東谷 敬介、浪花 弘美  入院患者の高齢化が進むなか、病院における高齢患者のせ ん妄や認知症への対応は、患者の安全保障や医療の質という 観点からも、重要な取り組みとなる。当院では、認知症ケア 加算 1 を算定するにあたり、精神科リエゾン・認知症ケアチー ムを立ち上げ、病棟や各部門と協働して認知症ケアを実践し た。そのプロセスとして、高齢患者の認知機能の早期スクリー ニングや、認知症ケアに関する教育、チームラウンドなどを行 い、一定の効果をあげた。今後も、多職種でさらなる連携を とりながら、認知症ケアの実践を積み上げていく必要がある。  今回は、チームの立ち上げと病棟との協働による認知症ケ アのプロセスに焦点をあて、当院で行われた活動について報 告する。 10.精神科リエゾン・認知症ケアチーム立ち上げと 病棟との協働による認知症ケアのプロセス 五稜会病院  3 病棟 ○吉原 麻紀、鈴木 大輔、中島 公博  本研究のケースはIQ46の20歳代の女性。入退院を繰り返し ていた。自宅への退院に対して、家族の受け入れ困難なため、 グループホームへと退院したが、衝動的な行為は続き、今回の 入院となる。入院生活では落ち着いてきたため、退院支援を始 めるとグループホームへの退院を希望された。そのため、関係 スタッフで集まり、本人の意思を確認しながら退院支援を行っ ていたが、行動化が再びみられ、閉鎖病棟への転棟となり、また、 退院支援がすすまない状況であった。退院支援の関係スタッフ を再構成し、本人参加の多職種カンファレンスをおこなったと ころ、グループホームに実はいきたくなかったという思いや自 分なりの考えを表出する場面が増え、行動化も減少しケアが進 展した。ケアが進展した理由を考察したため報告する。 9 .『言語的表現を苦手とする中等度精神遅滞患者へのケア』本人参 加型多職種カンファレンスでのアプローチをおこなったケース 中村記念南病院  4 階病棟 ○菅原 彰恵、山内いずみ、和泉亜左子、  鈴木 理香、三野奈津子、福谷 由紀 【目的】家屋調査は退院支援の一環として広く実施され ており、A病院B病棟でもセラピストが行っているが、 看護師は同行していない。しかし、先行研究では看護師 が同行することの意義について述べられているものもあ る。そこで、退院支援の一翼を担う看護師が家屋調査 に同行し、そこで得た情報を実践に反映させていくこと で、退院支援がより有益になるのかを検証した。【結果】 患者の生活場面を実際に目の当たりにすることで、情報 が可視化され実践がより具体的になり、かつ、これまで の「退院するための支援」から「退院後の生活をよりよ くする支援」が重要であるということが明らかとなった。 8 .回復期リハビリ病棟看護師が家屋調査に同行す ることの意義と課題 JCHO北海道病院  4 階北病棟 NICU ○大喜田純子、佐藤摩奈美、金谷 春美 近年、出生数は減少する一方で、医療ケアが多い医学 的リスクや患児への愛着形成などの環境整備が必要な社 会的リスクがある患児が増えている。A病院では母子保 健法の母子保健訪問指導事業の一環として、退院する患 児について地域の保健センター保健師に育児支援連絡票 や電話による情報交換・共有を行っている。さらに在宅 生活に即した支援を行うために、平成26年度からスタッ フと保健師が同行し育児療養環境を確認する退院前訪問 を導入している。退院前訪問に同行したスタッフと保健 師にインタビューを実施し、連携や退院前訪問の効果に ついて明らかにし、今後の医療機関から地域への継続看 護の連携の課題の示唆を得たのでここに報告する。 7 .医療機関と保健師による退院前訪問の連携の実 際と課題~ NICUの事例を通して~

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― 17 ― 04_抄録集.indd 17 2018/12/12 20:04:56

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柏葉脳神経外科病院 B館 2 階病棟 ○坂本 静佳、日下部美佳、立石 文恵、岩松  力、  田中 恵子  回復期病棟では、在宅復帰のため毎日リハビリテーション が行なわれている。「ケア10項目宣言」では「回復期リハビリ テーション病棟はセラピストがリハビリをするだけでは不十 分であり、患者の最大限の能力を引き出すために、リハビリ 以外の時間をどのように過ごすかが重要である」と述べてい る。また、日々リハビリを行なう患者にとって、緊張や不安の 連続は身体的にも精神的にも多大な負担であり、回復期の看 護師には、患者の精神活動に積極的に働きかけ、意欲ややる 気に働きかけるための援助をする役割もある。そこで、今回、 患者の気持ちを知り、看護計画に反映し実施することで、精 神的な援助につなげることができたのでここに報告する。 18.回復期病棟の看護師の役割 札幌白石記念病院  2 階病棟 ○谷井 沙織、佐藤 慶一、瀬戸  楓、三上 絢子 当院では、脳梗塞で入院する患者の 8 割が脳梗塞 に罹患した患者である。当院のルールとして、脳梗 塞の診断を受けた全ての患者に対し、入院時にNI HSSによる評価を実施することとなっているが、 高次機能障害や認知症を伴う高齢患者にNIHSS をスムーズに実施できない現状や、自身の評価自体 に不安や苦手意識を持っているとの声が多くきかれ た。 そこで、NIHSS評価に関する指導を受ける際 に、理解度・習得率を上げる必要があると考え、新 たな指導方法を検証した。その結果と評価に対して 報告する。 17.NIHSS評価に対する指導方法の検討 中村記念病院 看護部 ○河合 真純、高橋 美香、利  悌子、角丸 圭子 重症度、医療・看護必要度に関して多くの病院で はeラーニングによる評価者試験が主流となってい る。当院では 7 : 1 入院基本料の算定要件である重 症度、医療・看護必要度評価者院内指導者研修に参 加し、その研修での試験を参考に診療科や患者層の 特徴を踏まえた独自の評価者試験を実施している。 平成29年度からは、リアルタイム投票集計システム を利用した評価者試験を行い、平成30年度の評価者 試験結果では、評価項目であるB項目とC項目の不 正解率が高かった。その結果を分析し、重症度、医 療・看護必要度の評価精度を向上させるための院内 教育について検討した。 16.重症度、医療・看護必要度の評価者試験の取り 組み 恵佑会第 2 病院 看護部 2 階病棟 ○安部 英里、今川みのり、馬場  恵、鎌田 早苗、  京野  泉、津村 寛子  食道癌で化学放射線治療を受ける患者は、放射線性食道炎による 嚥下時痛・前胸部痛などを訴えることが多く、治療中から治療終了後 も食事摂取やQOLに影響を及ぼしている。当院では治療中に疼痛が出 現してから粘膜保護薬(アルロイドG)を服用しているが、今回、化 学放射線療法開始時から予防的に服用する方法を試み、疼痛時出現時 期について調査を行った。治療開始時より予防的に服用するA群10名、 治療開始疼痛出現後より服用するB群10名に分け患者自身がWong‐ Baker Face scaleを用いた疼痛チェック表と看護記録からデータ収 集を行い比較した。結果、A群の疼痛出現時期は放射線照射24回目以 降、B群14回目以降で、A群の方が疼痛出現時期が遅い傾向にあった。 以後更なる調査とより効果的な疼痛へのケアを検討していきたい。 15.食道癌化学放射線療法に伴う疼痛へのケア 札幌白石記念病院  3 階病棟 ○川口 詩織、菅原 理紗、石原 祐子、  安田裕美子、森  有美 当院は、2016年度より心臓カテーテル検査・治療 に加え、カテーテルアブレーション治療が開始され た。現在 3 年が経過し、年間約180症例に及ぶ。看 護師は状況を判断しながら身体的・精神的苦痛に対 する援助を行っているが、患者からのフィードバッ クを得る機会が少ない。そこで患者満足度の実態を 明らかにし、これまで行ってきた看護援助を振り返 り患者の思いを聞くことで、今後のより良い看護の 提供に繋げていきたいと考える。 14.カテーテルアブレーション治療を行った患者満 足度の実態 札幌いしやま病院 看護部 ○藤井 恵梨、菅股 福子、佐野利恵子、高橋 祐子  当院の肛門手術のほとんどが仙骨硬膜外麻酔下で腹臥位 にて行われる。腹臥位の保持時間は一時間半に及ぶ。仙骨硬 膜外麻酔は腹部の違和感やストレスを感じやすく、迷走神経 反射による血圧低下や心拍数の低下をきたしやすい。意識が ある状態での長時間の腹臥位は筋や関節痛を生じやすく、視 界の制限や器械操作音が聞こえることから不安が助長される。 その為、バイタルサインや体動の観察、定期的な声掛けや体 位の工夫など看護介入を試みてきたが、腹臥位のため表情の 観察が不十分であり、患者が苦痛を表出できず、我慢してい るのではないかと思うことがあった。そこで、苦痛を表出して もらうためのツールを作成しその使用前後にアンケート調査す ることで、現状の看護介入について評価したので報告する。 13.手術中の患者の苦痛表出に対する看護介入の検 討 ~腹臥位で手術を受ける患者に対して~

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中村記念病院 看護部 ○藤田 淳子、五戸 祐子、角丸 圭子 2013年に夜勤導入シート(以下、導入シート)を 作成し、新卒看護師と指導にあたる看護師が活用を している。導入シートの項目は新卒看護師に最低限 求める報告・連絡・相談や救急対応などの簡便な内 容であり、夜勤開始時期を判断する基準となってい る。導入シートを活用した教育は新卒看護師の夜勤 に対する困難感が軽減すると示唆されているが、A 病院では新卒看護師への調査は行なわれていない。 本研究では新卒看護師への導入シートに関する調査 を行い、導入シートの内容が新卒看護師にとって夜 勤開始にあたり困難感が軽減される内容なのか調査 し、夜勤開始基準の妥当性を検討した。 24.夜勤導入シートの調査から新卒看護師が必要と 考える夜勤開始基準の検討 札幌白石記念病院 手術室 ○中村 和人、横山 康平、辻 真紀子、長多 庸介、  福島 琴美、岡崎 将也、柴田 保子、野長瀬日向、  本城しのぶ  当院では開頭手術時、止血・脳保護の目的で、多様な規格 の小さいガーゼ(以下、綿)を100枚以上使用し、閉創前に必 ず綿カウント(以下、カウント)を行っている。しかし、綿の 枚数が多い事や、小さい綿は紛失しやすいため、カウントに 時間を要し、一回のカウントで数が合わない事がある。カウン トが一致しない場合、手術を一度止めて、綿を捜索する状況 となり、閉頭がスムーズに行われない。結果として、患者に感 染症のリスクや身体的負担を与えることが予想される。患者 の身体的負担、感染リスク軽減を目的にスムーズにカウントを 行う方法を検討し、実践した。当院の取り組みを報告する。 23.閉頭時、綿カウント時間短縮へ向けた取り組み 北光記念病院  2 病棟 ○八島由香子、三由 洋実、山澤真由美、高崎 志穂、  森山 美保 当病棟は心臓血管外科と循環器内科の混合病棟で あり、疾患による特徴から急変に遭遇することがあ る。看護職員は臨床経験 5 年未満の看護師が半数を 占め、急変に対する臨床経験の少なさから不安を 抱えて業務にあたっているものが多い。当院BLS・ ACLSチェックリストの内容を基に自信が持てない 内容についてアンケートを実施したところ、急変対 応時の看護記録記載に対し73%が自信がないと回答 した。急変対応時の看護記録について資料を作成し デブリーフィングの取り組みを行ったため報告する。 22.救命対応チェックリストから見えた課題   ー急変時対応の看護記録に対する取り組みー 札幌南一条病院 看護部1、循環器・腎臓内科2 ○小山内文哉1、高野博友樹1、福島  亮1  中野渡 悟1、菊池健次郎2、工藤 靖夫2 当院透析室では、2016年 4 月より当院システム室 の協力を得て、検査データ管理システムを構築し、 貧血治療においてガイドラインに沿った鉄管理を 4 つの群に分類(以後、 4 分割図とする)することで データ管理・整理を自動化している。 昨年の報告では 4 分割図の導入後、貧血の改善、 特に鉄欠乏状態の減少・改善が認められた。その後 1 年間の貧血管理状況の推移と、貧血管理における 4 分割図に対するスタッフの意識をアンケート調査 し、今後の課題と共に報告する。 21.透析患者の貧血コントロールにおけるガイドラ インに沿った鉄管理の有用性~第二報 恵佑会第 2 病院 外来1 内科2 ○飯田 貴子1、石井 美和1、石津 千春1  角谷 智弘1、岡原  聡2、高橋 宏明2 内視鏡的粘膜下層剥離術(以下、ESD)に投与する デクスメデトミジン塩酸塩(以下、DEX)は決められ た範囲内で適宜減速することとなっており、DEX維持 投与量は病院や医師によって異なる。また、副作用とし て低血圧、高血圧、除脈が挙げられ、治療中の循環動 態の観察は重要である。A病院では、食道ESD患者の アルコール多飲による鎮静困難症例から、ガイドライン が推奨するDEX維持投与量0.4μg/㎏ /時より多い0.6 μg/㎏ /時でESDを施行している。以上のことから、 2 群間の収縮期血圧と心拍数と経時的変化を明らかにし、 看護観察の一助としたいと考えた。その結果を報告する。 20.内視鏡的粘膜下層剥離術におけるデクスメデト ミジン塩酸塩維持投与量と循環動態の比較 札幌同交会病院  2 階病棟 ○渡邊いくみ、市橋乃里子、伊勢谷暁子、久保喜美江 超高齢患者の治療は長期化しやすく、廃用症候群 が進行することが多い。またADLの著しい低下や 意思疎通が困難となりやすく看護介入は重要である。 当院看護部では、生活行動回復のための看護(以下、 NICD)を導入し、様々な症例を実践しており、関 節拘縮や筋緊張の改善に一定の効果を認めている。 しかし、NICDの目的、対象患者の選定、実践方法 など知識及び技術伝達が追い付かないのが現状であ る。そこで、病棟スタッフがNICDの基本的技術を 習得した上で、全身の関節拘縮が進行した患者へ実 践介入した結果、関節可動域(以下、ROM)の拡 大がみられたため報告する。 19.関節拘縮が著明な超高齢患者への看護実践報告

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― 19 ― 04_抄録集.indd 19 2018/12/17 11:33:20

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柏葉脳神経外科病院 外来 ○水谷 千晶、細川さおり、三浦 典子、中 喜代美、  田中 恵子 当院は、脳神経外科病院として救急外来を含む外 来診療を行っている。 また、患者の訴えや症状か ら当日にMRIなどの検査を実施し検査結果の診察も 行っている。 そのため、以前から待ち時間が長くな る傾向にあり問い合わせや苦情が聞かれていた。 また、H30年 9 月より電子カルテへの移行を開始 したため、さらに待ち時間が延びている。 今回当院の現状の待ち時間を調査しここに報告す る。 29.外来患者の待ち時間に関する実態調査 札幌しらかば台病院 外来 ○今村 夕果、中村 道子 A病院外来では、生活に問題を抱えている患者に 在宅療養支援を行っている。今回、デイサービスに 行くことで生活の改善が見込めると思っていた患者 のサービス利用が徐々に減少し、支援が順調に進ま なかった。そこで、院内外の多職種と情報共有し、 より患者に合った支援を行うことで生活が改善され た事例があった。この事例を振り返り、支援が順調 に進まなかったのは何故かを考察し、今後の在宅療 養支援に活かすことを目的とした。 28.在宅療養の継続に向けて~患者に合った支援に より生活が改善された事例を振り返って~ 札幌第一病院  4 病棟 ○平野井亜紀、川本 香織、中島智亜紀 患者が自宅療養する際医療処置が必要な場合もあり、 家族介護者はその専門的な知識と技術の習得が求めら れる。今回経口摂取が困難になり、胃ろう造設が必要と なった患者の退院調整に関わる機会があった。患者は 経管栄養という医療処置が必要になり、病状が安定し 退院先として自宅退院を強く希望された。家族は今まで の介護経験から自宅で介護をすることへの不安はあまり 抱いていなかったが、一方で医療処置が必要という認 識も薄く、正しい知識と技術を習得してもらうための退 院支援が必要な状態であった。家族介護者の思いを尊 重し、自宅退院することができた退院支援を振り返るこ とで、どのような関わりが効果的だったのか検討した。 27.医療処置を行う家族介護者への退院支援を振り 返る 札幌北楡病院 人工臓器治療センター ○長尾麻由美 PDは在宅医療として推進されているが、慢性透 析患者全体の 3 %未満しか実施されていない状況に ある。通院を必要としないことや循環器系への影響 が少ないことなどから、PDは高齢者への治療法と しても有用であると考えられる。しかし、高齢化と ともに、機械操作やバッグ交換手技の自立が困難と なり、介助者による助けが必要となる事例の増加も 予測される。PDの在宅治療としての継続には、介 護保険制度の活用、訪問看護ステーションやヘル パーなどによる患者支援連携の確立が望まれる。 今回、PD導入患者支援のため、訪問看護ステー ションとの連携を開始したので報告する。 26.地域におけるPD患者支援への取り組み 中村記念南病院 看護部 ○谷口久美子、本間 明美 A病院では、新採用者や中途採用者については、 教育スケジュールの作成や指導者が付くなどの指導 体制があり、指導者との面談から実際の声の抽出が 行われている。また、配置転換者についても部署ご とに指導体制を整え、指導にあたっている現状があ る。しかし、指導する側にとって配置転換者は問題 なく業務を行っていると感じていても、配置転換者 にとっては不安があるといった意見も聞かれた。そ こで、アンケートを用い実際の声を抽出し、その結 果から得られた事を各部署で共有することで、今後 の指導体制の構築の一助となると考えた。今回、ア ンケート調査からみえた結果を、ここに報告する。 25.配置転換者への実態調査から見えた今後の課題

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札幌ひばりが丘病院 リハビリテーション部 ○荒生 恵子 【はじめに】自力体動困難の患者の姿勢を整えることで過 緊張を緩和し安楽に過ごせる。褥瘡対策にとどめず身体 状況に着目しポジショニングした一症例を報告する。【患 者情報】80歳代後半女性。既往にレビー小体型認知症、 椎骨圧迫骨折、一側大腿部切断他。るい痩のため好褥 傾向。全身的に筋緊張亢進。【取り組み】安心感を持て るよう頚部や肩甲帯、殿部、両膝下の支持面を多くした。 頚部・四肢の緊張程度や呼吸にも着目した。【まとめ】介 入後は頚部の緊張や頭部後屈緩和、ため息をつく、握っ た手指が緩む、歯のくいしばりがない等、副交感神経優 位の全体像となった。また毎回の脈拍とSpO2は、介入前 後の比較でわずかであるが平均的に改善した。 35.ポジショニングによって期待できる身体状況の 変化 一症例の報告 北祐会神経内科病院 リハビリテーション部1 診療部2 ○鹿野  咲1、中城 雄一1、相馬 広幸2  筋強直性ジストロフィーの60歳代女性。50歳代頃、足部の 違和感から発症。合併症として浸潤性胸線腫を 3 度再発し部 分肺切除を行った。10代から喫煙歴があり、現在も 1 日 5 - 6 本喫煙している。呼気と吸気の筋力が低下する神経筋疾患で は咳嗽力が低下するため、十分な咳嗽力を備えているかの評 価が重要になる。本症例の最大呼気流速は190L/min、肺活 量は1390mLと低下し自力での分泌物喀出が努力的となってい た。夜間NIV導入され、以降月一回の外来受診時に咳嗽力の 評価と救急蘇生バッグを用いた呼吸理学療法を行い呼吸機能 維持し在宅で生活を送れている。今回その経過と外来での関 わりについて考察と合わせて報告する。 34.肺部分切除した筋強直性ジストロフィー患者の 呼吸機能経過と外来リハビリでの関わり 北樹会病院 リハビリテーション科 ○江村 明彦、中川 智徳、稲垣  茂 近年、リハビリテーションの効果を高めるために栄養状 態を考慮することが重要という点ではコンセンサスが得られ てきている。今回、当院回復期リハビリテーション病棟にお いて平成29年 7 月から12月までに入院した患者101名(男性 35名、女性66名)に対し、年齢、在院日数と体重、血清ア ルブミン値、GNRI、FIMの推移を後ろ向きに調査した。そ の結果、重回帰分析では退院時のFIMに影響を与える因子 として、退院時GNRI、在院日数、年齢の順で有意な独立変 数となった。また、退院時GNRIが92以上と以下の 2 群間で 退院時FIMの比較をしたところ有意差が認められた。FIM の向上のためにはGNRIすなわち現体重と血清アルブミン値 を向上させるための栄養管理が必要であると考えられる。 33.当院回復期リハビリテーション病棟患者の栄養 状態と退院時FIMの関連について 北光記念病院 心臓リハビリテーション室1 看護部2、循環器内科3 ○伊古田健夫1、近藤 和夫1、森  雄介1  古舘 七穂1、中山 知美1、菅野 智美2  佐藤麻衣子2、高木  康、大田 幸博  櫻井 正之3  心不全増悪での再入院を予防するには十分な患者教育と自己 モニタリングが必要である。本症例は自己モニタリングへのコン プライアンスが悪く再入院を繰り返している。そのため心不全増 悪の兆候を早い段階で発見する必要があると考えられた。本症 例の登録している遠隔モニタリングシステムの患者Activityの低 下と入院時期が合致しており、心不全増悪の兆候と考えられた。 患者Activityの代用として歩数計を用いて活動量を評価できる のではないかと考えた。現在、再入院予防を目指し追跡中である。 32.歩数計を用いて心不全増悪兆候の追跡を行って いる一症例 市立札幌病院 リハビリテーション科 ○三上 紗矢、杉浦 宏和、小山 昭人  本症例は細菌性肺炎のため当院入院となった60代男性 の気腫合併肺線維症(CPFE)症例である.CPFEは運動 誘発性低酸素血症(EIH)を特徴とする予後不良の疾患 である.本症例は著しいEIHを来しているうえに,ディコ ンディショニングによる筋力低下を認め自宅生活継続が危 うい状態であった.一般に重症呼吸器疾患の急性期には コンディショニングが優先されるが,主治医と相談のうえ, 酸素供給量を増量した状況下で筋力とADLの維持・向上 を目的に早期より積極的に理学療法を実施した.その結 果,肺炎寛解後も入院前に比べEIHが悪化したにも関わら ず,筋力,ADLの改善を認め,第25病日に自宅退院に至った. 本症例の経過を振り返り理学療法介入について報告する. 31.著しい運動誘発性低酸素血症をきたした重症 CPFE症例に対する理学療法経験 札幌共立五輪橋病院 リハビリテーション科1 消化器内科2、血液内科3 ○高橋奈々佳1、相馬 尚孝1、目黒 友菜1  大谷  睦1、石橋 博美1、大井 雅夫2  森井 一裕3 2008年の診療報酬改定に伴い、作業療法も呼吸器リハ ビリテーションが算定可能となり、呼吸器疾患患者への介 入が増加している。しかし文献や学会発表で、作業療法 士が関わった呼吸機能障害患者の報告はまだ少ないのが 現状である。当院では日常生活動作や日常生活関連動作の 獲得が必要な呼吸器疾患患者に対して作業療法士が介入 している。今回、病前に主婦を役割としていた呼吸器疾患 患者に対し、作業療法士の視点から関わった 2 症例を通じ、 作業療法士の必要性について考察したので報告する。 30.呼吸器疾患患者に対し作業療法を行った 2 症例 ~その人らしい日常生活の獲得を目指して

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リハビリテーション部門

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柏葉脳神経外科病院 リハビリテーション科 言語聴覚療法室 ○古永 裕介、木村 友香、横岡優美子、杉山 俊一、  寺坂 俊介、徳田 耕一、金子 貞男 咳嗽は、気道クリアランスにおける重要な防御機 能であり、強い咳嗽は気道侵入した唾液や食物の喀 出、排痰など誤嚥防止に重要な機能である。近年、 咳嗽力と摂食嚥下障害の関連について報告され、そ の相関が指摘されているが、咳嗽力と呼吸、発声を 比較した報告は少ない。 今回、脳卒中患者に対して咳嗽力の有効性を反映 する指標としてPCF(咳嗽時最大呼気流速)の測定 を行い、呼吸・発声、摂食嚥下能力との関連を検討 したので、ここに報告する。 41.脳卒中患者の咳嗽力と呼吸・発声、摂食嚥下能 力との関連 中村記念病院 医療技術部・言語療法科1、診療部2 ○秦  真織1、中村 博彦2 脳梗塞により失語症を呈した症例を経験した。本 症例は喚語困難と文字想起困難が顕著であったが、 早期退院と、生きがいとしている現職への復職を強 く希望されていた。プリント課題に加え、電話対応 を想定した訓練、仕事で使用する頻度の高い用語を 説明する訓練、ローマ字表記の訓練等を行った。そ の結果、失語症状の改善がみられ、パソコンのタイ ピング速度も向上し、発症から 3 か月で復職に至っ た。症例の経過について、考察を含め報告する。 40.業務内容に特化した訓練を行い、職場復帰に 至った失語症例 市立札幌病院 リハビリテーション科 ○宗像 優花、皆上 寛子、金橋 知世、青野 裕範、  小山 昭人  脳腫瘍の再発と治療による後遺症で,口腔機能の低下, 味覚障害等の摂食嚥下障害を呈した症例を経験した.症例 は 2 年間前述の嚥下障害に悩まされていたが,発症後に言 語聴覚士(以下ST)の介入機会がなかった.そのため,食 事について,三分粥以外食べられない等の強いこだわりが あり,摂取できる食品に制限があった.ST介入後,少しず つSTの助言や指導を受け入れ,次第に意欲的な取り組み姿 勢がみられるようになった.適切な食形態や代償方法を習 得し,退院後も摂取できる食品を拡大したいと積極的な思 考となった.患者の変化につながったSTの関わりと介入前 後の症例の意識変化について,介入経過と考察を報告する. 39.食事に対して強いこだわりがみられた症例に対 するSTの関わり 柏葉脳神経外科病院 音楽療法室 ○増澤 綾子、寺坂 俊介、徳田 耕一、金子 貞男 聴覚モダリティは意識レベルの評価において、最 も精度が高いと言われている(Owen eat al.2006 他)。

今回、英国で新たに開発された、音楽による意 識 レ ベ ル 評 価「MATADOC」( 英 語 版 ) を 使 用 し、重度意識障害患者 1 名の評価を実施した。当院 で使用しているJapan Coma Scaleと比較しながら、 MATADOCの可能性と課題について考察する。 38.「MATADOC(音楽による重度意識障害の意識 レベル評価法)」英語版を用いた評価の試み 中村記念南病院 医療技術部作業療法科 ○松澤もなみ、田所 茉綸、鎌田 康広、光増  智 左脳梗塞により左麻痺を呈した60歳代女性。発症 3 ヶ月で随意性の向上は認められていたが、ADL・ IADL動作への麻痺側上肢の参加が得られていない 状態であった。HAL-SJと右上肢の重量を免荷する 目的でレッドコードを使用し、立位で訓練を実施し た。肩・肘関節の複合的な運動と物品を使用した目 的動作を適宜選択し訓練を行った。左記訓練と並行 し、通常OT時間に実動作の確認・汎化を促したこ とで、機能改善のみでなく、今までHAL-SJを使用 した訓練では改善が乏しいとされていたMALの改 善や生活場面での右上肢の参加に繋がったと考えら れる。 37.麻痺側上肢の使用頻度向上を目的にHAL-SJと レッドコードを併用した一事例 札幌共立五輪橋病院 リハビリテーション科1 消化器内科2、血液内科3 ○大谷  睦1、石橋 博美、大井 雅夫  古川 勝久3  多発性骨髄腫は形成細胞の腫瘍性疾患で、造血障害や骨融 解など様々な臨床症状や有害事象が生じる。多発性骨髄腫は 頭蓋骨に骨病変を認めることもあるが、中枢神経浸潤を認める ことは非常に稀で、多発性骨髄腫患者の約 1 %に認めると報告 がある。  今回、胸髄に硬膜内髄外腫瘍を認め、多発性骨髄腫と診断 された 1 症例を経験した。寛解期に一時歩行獲得することがで きたが、その後再発し、治療による副作用や有害事象が生じた ため、理学療法の内容を変更し、対応した。一連の関わりの中で、 理学療法士としての役割について考察を行ったので報告する。 36.多発性骨髄腫によって脊髄損傷不全麻痺を呈し た患者への理学療法士としての役割

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北祐会神経内科病院 リハビリテーション部1 医務部2 ○松本 悠希1、中城 雄一1、野中 道夫2 症例は経過10年のパーキンソン病患者であり、 2 年前 から前傾姿勢が悪化し、屋内では伝い歩き、屋外では車 椅子を使用していた。 1 年程前から起き上がる時や屈む 時、歩行時に腰痛が出現し、動くと痛みが増強し、活動 量が減少していた。週 1 回の外来リハビリを開始し、不 良姿勢が腰痛の原因と判断して体幹筋群の賦活やスト レッチ等を行った。姿勢の改善を認めたが、腰痛は著変 がなかった。身体機能面以外にも原因があると考え、破 局的思考尺度で心理的側面を評価した。治療として腰 痛に関する知識の学習や発生状況の記録を継続した所、 腰痛に対する破局的思考に変化が見られた為報告する。 47.破局的思考を持つパーキンソン病患者の腰痛に 対する心理的側面からの介入について 中村記念南病院 医療技術部理学療法科1,診療部2 中村記念病院 診療部3 ○髙橋明日香1、野宮 崇生1、光増  智  岡  亨治2、中村 博彦3 脳卒中片麻痺患者の歩行は,歩行速度低下や歩幅・ 単脚支持時間の非対称性を特徴としているにも関わら ず,歩行指導は対称性を目指して麻痺側へ荷重を促す 方法が一般的である.しかし,麻痺側への過剰な荷重 促しは,円滑な重心移動を妨げ,結果歩行速度及び歩 行効率低下に繋がると推測される.今回,脳卒中片麻 痺患者の歩行について,麻痺側・非麻痺側それぞれへ の荷重をコントロールした麻痺側優位歩行,非麻痺側 優位歩行における歩行効率の比較について検証を行い, 若干の知見を得たため考察と共に報告する. 46.脳卒中片麻痺患者における麻痺側荷重と非麻痺 側荷重促しについて~歩行効率の比較~ 市立札幌病院 リハビリテーション科 ○鈴木 美智、岩渕 哲史、石井 陽史、小山 昭人 姿勢障害により体幹右前傾を呈し、且つ、姿勢の 自己認識が低下しており、食事の食べこぼしがみら れたパーキンソン病患者を担当した。本人とご家族 からデマンドとして食べこぼしの改善が挙げられた ため、食事動作の改善を目標として介入した。 体幹右前傾姿勢の改善に向けて、視覚を利用した 訓練や座位保持訓練を実施し、姿勢の自己認識の向 上や姿勢保持が改善した。さらに、食事の環境調整 を行ったことで食事動作の改善がみられたため、経 過と考察を報告する。 45.体幹右前傾を呈し食べこぼしのあるパーキンソ ン病患者に介入し食事動作が改善した一例 札幌共立五輪橋病院 リハビリテーション科1 消化器内科2、腎臓内科3 ○小松 日高1、大谷  睦1、石橋 博美1  大井 雅夫2、黒田せつ子3 歩行獲得に難渋した、重複障害を持つ60代糖尿病患 者を経験した。既往に先天性右股関節脱臼による脚長差 と右脛骨高原骨折があり、入院直前は四つ這いで移動し ていた。今回は血糖コントロール目的で入院となり、リハ ビリテーション開始となった。糖尿病性神経障害による 両上下肢の痺れや疼痛、血糖コントロールや栄養状態の 不良による体重減少、筋萎縮を認め、下肢筋力やバラン ス能力の向上が困難であった。補高付き装具の作製や環 境整備を行い、退院後の生活を見据えて多職種との連携 を図り、歩行器を用いて自宅退院が出来たので報告する。 44.歩行獲得に難渋した、重複障害を持つ糖尿病患 者の 1 症例 北祐会神経内科病院 リハビリテーション部1 医務部2 ○佐藤 高大1、中城 雄一1、野中 道夫2 言語訓練効果が望みにくい筋萎縮性硬化症患者に 対して、軟口蓋挙上装置を作成し、構音障害軽減と 活動面改善を認めた。60歳代、女性、X年構音障害 出現、X+ 1 年精査目的にて当院入院となる。装着前 は、軟口蓋挙上不全のため重度開鼻声・発話明瞭度 5 であった。装着後は、中等度開鼻声・発話明瞭度 4 と改善した。装着により、 1 音 1 音の聴取が容易と なり、発話が伝わるという自己効力感により発話機会 が増加したと考える。軟口蓋挙上装置の使用により、 構音障害軽減し発話明瞭度が向上し、更に自己効力 感が活動面改善に繋がったのではないかと考える。 43.軟口蓋挙上装置を使用し構音障害軽減、活動面 改善を認めた筋萎縮性側索硬化症の一症例 北祐会神経内科病院 リハビリテーション部1 医務部2 ○大月 春奈1、楠山 道子1、藤田 賢一1  中城 雄一1、濱田 晋輔、森若 文雄2 パーキンソン病は進行とともに嚥下障害を呈すると言わ れている。今回、咀嚼訓練にて食塊形成に改善を認めた ため、経過を含めて報告する。80歳代後半女性、H-YⅢ、 1 年前より嚥下障害を呈していた。口腔器官の単発運動 は保たれているが表情筋・舌・顎・頬等の協調運動不良 により食塊形成能の低下を認め、咽頭残留にも繋がってい た。認知機能低下を呈している症例に対して、教示が容 易で触覚・視覚的フィードバックの可能な、嗜好品の食物 (グミ)を使用した。訓練場面において実際の咀嚼時の協 調運動を学習することで食事場面への般化に至った。 42.食物を使用した咀嚼訓練にて食塊形成が向上し たパーキンソン病患者の一症例

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北祐会神経内科病院 リハビリテーション部1 医務部2 ○古賀香奈江1、中城 雄一、森若 文夫2 パーキンソン病(Parkinson`s disease以下PD) は歩行障害や、易転倒性を生じやすい。日々臨床を 経験する中で、PD患者の歩行の安全性に対する自 己評価と理学療法士(physical therapist以下PT) による他覚的な評価に差がある事が多いと感じてい た。PD患者が自覚する歩行状態とPTの他覚的な評 価の差について調査された報告はほとんどなかった。 PD患者の歩行安全性に対する主観と同患者におけ る歩行安全性のPTの主観はどのような違いがある のか、それぞれに対してアンケートを実施し調査す ることとした。結果と考察を含め報告する。 53.パーキンソン病患者と理学療法士の歩行安全性 に対する主観の調査 北海道循環器病院 理学療法科1、循環器内科2 ○住吉 良太1、阿部  史、大堀 克彦2 【背景】生活習慣に起因した心疾患患者では,進行や再発予防 のため,動機づけや自己管理能力獲得を目的とした患者教育 支援が重要である.当院では心臓病教室を2012年より開催し, 2017年度までに延べ2,224名の参加を得た.講義内容や形式な ど,適宜見直しを行ってきたが,参加者の増加が得られずにいた. そこで,参加者からの評価を取り入れるとともに,教室開催に 対する職員の意識について調査を行い,教室開催の課題を分析 した. 【方法】対象は2017年 4 月~ 2018年 9 月までの教室参加者と当 院職員とした.教室参加者には講義終了後に満足度や今後に役 立つか等を,職員には集団指導の理解や教室運営の協力等を質 問項目としたアンケート調査を実施した.結果ついて報告する. 52.よりよい患者教育を目指して   ~当院心臓病教室の課題~ 柏葉脳神経外科病院 リハビリテーション科  理学療法室 ○後藤 凌介、古田 亮一、横山 吉典、釘本  充、  杉山 俊一、寺坂 俊介、徳田 耕一、金子 貞男 企業や公共施設では、サービス品質評価尺度 「SERVQUAL」を用いた満足度調査が広汎に行わ れている。理学療法を経験した当院入院患者を対象 とし、SERVQUALを参考としたサービス品質評価 尺度から成るアンケートを作成し、患者満足度調査 を実施した。当院理学療法部門のサービス品質向上 に向けた取り組みとして、参考となる結果を得たた め報告する。 51.サービス品質評価尺度を用いた理学療法におけ る患者満足度調査について 柏葉脳神経外科病院 リハビリテーション科  作業療法室 ○赤倉  治、小松 由輝、大場 美和、森谷 綾子、  藤井 未央、坂野 智哉、杉山 俊一、寺坂 俊介、  徳田 耕一、金子 貞男  作業療法の領域では職場での新人教育方法について標 準的な指針が示されておらず、各施設が独自に新人教育を 行っているのが実情である。当院作業療法部門では、新人 療法士の職場適応と医療人としての自覚向上、先輩療法士 の自己研鑽を目的とし、2012年度からプリセプターシップ による新人教育体制を開始した。今回、当院作業療法部門 の新人教育体制の現状を把握することを目的としプリセプ ター経験者へのアンケート調査を実施した。アンケートの 結果から得られた見解を考察を踏まえて報告する。 50.当院作業療法部門における新人教育体制につい て -アンケート調査から得られた見解- 手稲渓仁会病院 リハビリテーション部 ○西本みゆき、林  雅子、三家 早織 橈骨遠位端骨折は上肢の骨折の中でも受傷頻度の 高い骨折と言われており,当院外来リハビリテー ション(以下,外来リハビリ)においても同疾患に て通院される方は多い.この骨折の特性上,受傷者 は女性が多く,その多くは家庭内で家事動作を担う 方々である.リハビリの期間は10-12週を目途に行 うことが多いが,それ以上の期間を要しリハビリが 長期化する場合も多い.今回,2016年 1 月から2018 年 9 月までに橈骨遠位端骨折にて当院外来リハビリ に通院された50歳代以上の女性を対象に,外来リハ ビリ終了に影響した因子を日常生活動作に加え家事 動作の観点から後方視的に検討した結果を報告する. 49.橈骨遠位端骨折後の外来リハビリ終了に影響す る因子の検討 北祐会神経内科病院 リハビリテーション部1 医務部2 ○山野 遥香1、加藤 恵子、中城 雄一  武井 麻子2、森若 文雄2 経過 3 年で転倒が頻回な多系統萎縮症患者(女性・ 60歳代)の歩行器使用において、歩行そのものは自立し ているものの、狭所での操作・管理に不十分さがみられ た。高次脳機能評価ではFABにて行動プログラム・セッ トの切り替えの低下が示唆されたが、MoCA‐Jでは 学習効果が期待できる知見を得たため、認知機能訓練と 自宅を想定した模擬環境での歩行器操作の反復練習を 並行して行った。高次脳機能の改善は認められなかった が、歩行器操作・管理に一定の改善が得られた経験から、 高次脳機能障害とADL訓練について、考察し報告する。 48.多系統萎縮症患者の歩行器操作能力向上への取 り組み~高次脳機能評価の重要性~

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リハビリテーション部門

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柏葉脳神経外科病院 臨床心理室 ○吉田かほり、畑   大、寺坂 俊介、徳田 耕一、  金子 貞男 当院臨床心理室へ認知症検査を受けに来た方を対 象にバウムテストを実施した。バウムテストとは 「実のなる木の絵」をかいてもらう検査であり、特 別な用具を必要とせず、簡単な教示で実施できるこ とが特徴である。 HDS-R、MMSE、FAB、ROCFTなど の検査得点と比較し、バウムテストに現れる特徴を 観察することで認知機能低下のサインとなる特徴が 表れていないかを検討する。 58.バウムテストを利用した認知機能の低下のサイ ンを見出すための研究 天使病院 循環器内科 ○西里 仁男、松本  環、久馬 理史、西村 光弘 高齢者の増加や生活習慣の変化に伴い、心房細動 患者数も増加している。ワルファリンはその使用の 煩雑さより、実臨床では十分量が投与されていな い、または効果の強弱により十分な効果が得られな かったり、出血が増えるといった問題点が存在した。 DOACは食事の影響を受けにくく、毎回の採血を必 要としないことから、日常診療での使用頻度は増加 してきている。近年リアルワールドの臨床研究より DOACの設定基準より多く、または少なく処方され ている患者数が少なからず存在し、問題視されてい る。最近の報告を踏まえたうえで、当院の処方状況 につき比較・考察したい。

57. 直 接 経 口 凝 固 薬DOAC(Direct acting oral anticoaglants)当院での使用経験 北海道循環器病院 医療相談室 ○安西 一平、片岡ひかり、田中奈津紀、豊岡 萌絵、  笠間 沙織、川端  毅 現在、地域包括ケアシステム構築へ向けて、入退 院支援についても診療報酬、介護報酬面から評価が されている。当院では退院支援計画書兼退院困難者 抽出ツールの作成と、病棟受け持ち看護師による退 院困難者抽出、退院支援計画書立案といった入退院 支援体制の整備を行った結果、社会福祉士が介護支 援専門員と連携し算定が可能な介護支援等連携指導 料算定が大幅に増加した。収益面での効果と同時に、 支援の質についても検証が必要と考え、連携した介 護支援専門員へアンケート調査を実施し現状を把握 するとともに今後の課題を明らかにしたい。 56.当院における介護支援専門員との入退院時連携 ~アンケート調査から見えた現状と課題~ 札幌ひばりが丘病院 居宅介護支援事業所 ○湯田 朋子、田上 幸輔、小野 之代、鎌田 智恵、  髙橋 大賀 当院の緩和ケア外来に悪性リンパ腫、脳転移で受 診されていた60代男性が、脳梗塞を発症され、がん の症状に加え右片麻痺の症状が残ってしまった。60 代と言う年齢から出来ない事への喪失感も強い事や、 主介護者である妻も親の介護や就労等で負担が大き いことから、入退院を繰り返す患者・家族に対し支 援者であるケアマネジャーも一緒に葛藤し、在宅生 活のイメージをつけられずにいた。そこでICFを 活用し再アセスメントをする事で、患者の「生きる」 ことの目的やそれに対する支援にどのような変化が あるか検討した。 55.「生きる」目的に寄り添う在宅支援に苦悩した 症例 札幌ひばりが丘病院 地域医療支援センター ○澤口まどか、野村まゆみ、丹羽 季枝、田上 幸輔、  立島 由佳、牧田 智恵 地域医療支援センターでは外来受診時・入院相談 時・入院時等、関わり始めた早期の段階から患者や 家族のニーズ(意思)を把握し、そこから導き出さ れる生活課題を他職種と共有しながら意思に沿える よう退院まで支援をしている。しかし、入院時の意 向通りに退院することができないケースがあること から、その要因を明らかにし、医療・ケアにおける 意思決定支援について考える。 54.退院支援における患者の意向に影響を及ぼす医 療的・社会的要因の検討

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医療社会事業・医療部門

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JCHO北海道病院 放射線部 ○堀内 綾太、森  泰成、鰺岡 リサ、上田  司、  藤井 友則 EOB造影MRI検査において、肝臓等の容積を加えた肝機能 評価法が検討されている。MRIによる容積測定について、CT と比較し検討する。 硫酸銅とヨードを蒸留水で溶解したファントムと、CTとMRI を同時期に施行した臨床画像を用いて容積測定を行った。肝臓 は2mm iso voxelで3D撮像したTFEの画像(3D iso)、脾臓は スライス厚6mmで撮像した拡散強調画像(DWI)を使用した。 ファントムでは、CTとMRI全て過大評価された。ファントム と臨床画像共に、CTと比べ3D isoで約1.2倍、DWIで約1.4倍 の容積が測定された。CTとMRIの測定値には、相関(r=0.9、 p<0.001)があった。 64.EOB造影MRI検査における肝臓と脾臓の容積測 定の検討 市立札幌病院 放射線部 ○岩崎  廉、藤田 紘弥、富樫 美穂 造影CTでは、右肘静脈からの血管確保が推奨さ れているが、他の静脈からの穿刺を余儀無くされる ことも多い。 今回、やむを得ず左上肢から血管を確保し、頭部 4D検査と頸部CTA検査を施行したところ、造影剤 が腕頭静脈で鬱滞し、頸静脈へ逆流した。その結果、 動脈のCT値が充分に上昇せず、読影と3D画像の作 成に支障をきたし、再検査となった症例を経験した ので報告する。 63.左前腕から注射した造影剤の逆流と鬱滞が検査 に支障をきたした一例 北海道循環器病院 診療放射線科 ○鈴木 正俊、長瀬 篤司、菅原 宏昌、山本  匡 近年、脂肪肝に対する治療法が確立されつつあるが、その 治療効果判定に適した測定方法は未だ確立されていない。 CT画像診断では、肝臓の20%程度に脂肪滴が付着した場 合においては脂肪肝と判断できるとされているが、 5 %程度 の脂肪滴が付着した場合においては判断するのは困難である。 そこで、肝臓内の脂肪含有量を測定するために、300mlの 容器に水と造影剤(370mgI/ml)を用いて、0 %、1 %、2 %、 3 %、 4 %、 5 %の造影剤密度を測定する為の混合溶液と、 水と油を用いて、 0 %、 1 %、 2 %、 3 %、 4 %、 5 %の脂 肪密度を測定する為の混合溶液を作成し、それぞれの混合溶 液をデュアルエナジーモードで撮影して、CT値と物質密度に ついて検討を行ったので報告する。 62.CTによるデュアルエナジーモードで撮影した データの精度評価 61.CT検査におけるスキャンパラメータや再構成 パラメータが画像再構成時間に与える影響 JCHO札幌北辰病院 放射線部1 放射線診断科2 ○川上  亮1、木村 智茂1、牧野 佑也1  松村 俊也1、吉川 裕幸2 80列マルチスライスCTが導入され、寝台移動な く40mm幅 の 撮 影 が で き るVolume scanが 可 能 と なった。そこで今回、小児側頭骨CTにおける従 来の撮影法のHelical scanとの比較を、ノイズ特性、 面内における空間分解、体軸方向における空間分解 能について検討を行ったので報告する。 60.小児側頭骨CTにおけるVolume scanの有用性 JCHO札幌北辰病院 放射線部1、放射線科2 ○木村 智茂1、松村 俊也1、吉川 裕幸2 CT検査において主訴や検査目的に関連せず偶然 発見される病変があるが、撮影後に行う多断面再構 成(MPR:multi-planar reconstruction)処理中の 矢状断画像で脊椎圧迫骨折を疑う所見を発見するこ とがよくある。そこで今回、2018年 4 月から 7 月の 間に当院で体幹部が撮影範囲に入るCT検査が行わ れ、検査目的に腰痛や背部痛などを含む脊椎圧迫骨 折を疑う項目がない症例を対象とし、その偶発骨折 病変の頻度や特徴について検討したので報告する。 JCHO札幌北辰病院 放射線部1、放射線診断科2 ○牧野 佑也1、川上  亮1、木村 智茂1  松村 俊也1、吉川 裕幸2 Computed tomography(CT)検査において、画 像の再構成にかかる時間を短縮化することは、検査 のスループット向上や、ストレスの無い迅速な画像 診断を行うに当たって、重要な要素である。しかし、 画像再構成時間が短縮もしくは延長する要因として は、スキャンパラメータや再構成パラメータが考え られるが、詳細な検討は数少なく、不明な点が多い。 そこで今回、スキャンパラメータや再構成パラメー タの変化が、画像再構成時間に対してどのような影 響を与えるのか評価したので報告する。 59.CT検査で偶然発見される脊椎圧迫骨折の検討

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札幌東徳洲会病院 放射線科1、札幌徳洲会病院2 札幌南徳洲会病院3、帯広徳洲会病院4 日高徳洲会病院5、函館共愛会病院6 ○新城 浩二1、大野 千尋2、小玉 信子3  林  伸隆4、坂本 和繁5、畠山 智史6 最近では、患者紹介等に付随する医用画像に用いる可搬媒 体としてCDやDVD(以下メディアという)が多く使われている。 当院でも医用画像業者の提供するアプリケーションを利用し作 成したメディアを紹介施設等へ提供している。ただ以前より当 院のメディアの展開時間が遅いとの声があり、道内徳洲会グルー プの他 5 施設に同じ画像データを書き込んだメディアを作成し てもらい、その展開時間について比較をしてみた。結果展開時 間に大きな差があり(詳細は字数の関係上割愛)、その要因がア プリケーションの仕様や、作成時の設定等にあることが分かった。 70.道内徳洲会グループ病院における患者紹介等に 付随する医用画像用可搬メディア展開時間比較 柏葉脳神経外科病院 放射線科 ○佐々木直親、山本 義行、近江 明彦 当院の核医学診断装置の更新に伴い画像処理装置 Xelerisがバージョンアップされ画像再構成ソフト EVOLUTIONが使用可能となった。 EVOLUTIONは逐次近似を用いた画像再構成法 で画像再構成アルゴリズムの中に物理的モデルを組 み込むことでSPECT画像の改善が期待されるとい うものでした。 今回、我々はファントム実験にてEVOLUTION の有用性を検討したので報告します。 69.逐次近似画像再構成法 EVOLUTIONの使用経 中村記念病院 放射線診断科1、放射線科2 脳神経外科3 ○中居 智弥1、土門 伸也1、山田 和弘1  眞田 秀典1、尾野 英俊2、中村 博彦3 頭 部MR Venographyを 撮 像 す る 際 は、Phase Contrast(PC)法が用いられる場合が多いが、撮 像時間が長いという欠点がある。今回、装置の導 入に伴って撮像時間短縮技術であるCompressed SENSE(CS)を使用できるようになった。CSは従 来のパラレルイメージングと異なり使用時にアーチ ファクトが目立たないため、従来法よりもさらなる 撮像時間の短縮が期待される。そこで今回、頭部 MR Venographyにおける、CSの有用性について検 討したので報告する。 68.PC法 に よ る 頭 部MR Venographyに お け る、 Compressed SENSEの有用性 中村記念病院 放射線部1、放射線科2、脳神経外科3 ○秦野かおり1、山下 智司1、土門 伸也1  山田 和弘1、眞田 秀典1、尾野 英俊2  中村 博彦3

PETRA(Pointwise Encoding Time reduction with Radial Acquisition)はultra short TEシーケンスであり、 PETRA MRAは血液流入部に飽和パルスなし(Bright Blood)、あり(Black Blood) 2 画像の差分処理により MRA画像を取得することができる。PETRA MRAは静音 撮像技術に加え金属アーチファクトの低減が可能であることから、 頭蓋内インプラント症例に有用であると考え撮像条件の検 討を行ってきた。そこで今回脳動脈瘤コイル塞栓術症例 に対してPETRA MRAの撮像を行い、従来法であるshort TE TOF法との比較、検討を行ったので報告する。 67.脳動脈瘤コイル塞栓術症例におけるPETRA MRAの有用性 中村記念南病院 放射線診断科1、脳神経外科2 ○北川  剛1、志賀 智巳1、田中 伸博1  岡  亨治2 目的 頭部MRAにHyperSense(以下、HS)を使用すると撮像時間の短縮がはかれると 同時に画像にボケが生じた。HSの特徴を把握するために画像MatrixとHSファクター を変化させファントムを撮像し、頭部MRA撮像条件の変更を試みたので報告する。 方法 MRI装置はSIGNA Pioneerを使用した。当院のMRA条件にてHSファクター、 Matrix sizeをそれぞれ変化させファントムを撮像し、得られた画像に対しProfile curveにて評価を行なった。 上記にて得られた特徴より撮像条件を変化させ頭部MRA撮像し、得られた画像の 視覚評価を行なった。 結果 HSファクターを上げるか、または低分解能の画像にてボケが生じる傾向となった。 撮像時間の短縮をはかりつつ、従来のMRAと遜色ない画像を得た。 66.HyperSenseを用いた頭部MRA撮像条件の検討 札幌白石記念病院 放射線部 ○赤川 真人、木村 紀行、野宮 崇史、金成 宏明、  平田 秀喜、笹森 大輔 当 院 で は 頭 部・ 頚 部MRA撮 影 を す る 際 に、 volume shimmingを設定して検査を行っている。 volume shimmingの設定を行なうことにより、脂肪 抑制の均一化をする事ができる。 今回、われわれはオリーブオイルを封入したファ ントムを使用して撮影を行い、volume shimmingに よる脂肪抑制効果についての検討を行ったので報告 する。MRI装置はGE社製 Signa HDxt 3.0TとSigna Excite HDxt 1.5Tを使用した。 65.頭部・頚部MRA撮影のvolume shimmingによ る脂肪抑制効果についての検討

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放射線部門

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西さっぽろ病院 放射線科1、整形外科2 ○高橋 良宗1、堀  雅敬1、三上 和子1  宮嶋 俊定2 整形外科単科病院である当院では、四肢を中心に 術中透視を用いた多くの手術が行われている。透視 を使用することによって発生する散乱線にて生じる 手術室内のスタッフ被ばくを管理する目的で、透視 時の散乱線量を測定、線量分布図作成ソフトにて分 布図の作成を行い、当院手術室内の散乱線現状を把 握し、術中透視における被ばくの管理と最適な対策 を検討、改善を行ったので報告する。 74.術中透視による散乱線被ばくの管理と対策 市立札幌病院 放射線部治療支援課治療係 ○佐藤  慧、塚本 雄貴、沖野 太一、右近可奈子、  島田 陽子、佐々木祐子、前田 昌直、相澤 一宏、  高田  優、池田  光、 脳定位放射線治療に使用する定位照射野用円形 コーンの照射野の位置調整をHF方向で行った。 当院では、線量分布検証としてドライフィルムで あるGafchromic EBT3を用いたガンマ解析を行っ ている。 今回、過去に脳定位用コーンを使用した症例にお いて再度線量分布検証を行い、改善が見られたので 報告する。 73.当院における脳定位放射線治療用コーンの位置 調整により線量分布検証が改善した症例 市立札幌病院 放射線部1、放射線治療科2 ○塚本 雄貴1、沖野 太一1、佐藤  慧1  右近可奈子1、島田 陽子1、佐々木祐子1  前田 昌直1、相澤 一宏1、高田  優  池田  光2

強 度 変 調 放 射 線 治 療(Intensity Modulated Radiation Therapy、以下IMRT)の線量検証を利用して、IMRTを実施 するシステム全体のQA/QCを総合的に実施することができる。 当院では、IMRTの検証において、多次元検出器(Delta4) によ る検証を行っている。そこで本研究では、同一患者のIMRTの 治療計画を約 1 年間繰り返し測定し、測定結果の変動から、機 器のセットアップ、照射まで一連の工程を評価するEnd to End testを行った。測定結果の変動を時系列で管理することでシステ ム全体の品質管理ができるか、検討と考察を行ったので報告する。 72.当院でのIMRT検証に使用する多次元検出器の 総合的な品質管理 札幌北楡病院 放射線技術科 ○広島 裕治、加藤 尭史、西川 謙一、中山 大志、  中明 鉄朗 当院では 2 年前に医用画像モニターの更新を行っ た。制度管理はJESRA X-0093に基づいて行ってい る。 1 年に 1 度定期不変性試験を行っているが、昨 年は前任の放射線技師 1 人で80台近くの試験を行っ たが、すべて実施するのに 2 カ月近くかかった。こ れは負担が大きすぎると判断し医療情報課と連携す ることで業務負担の軽減をはかった。これについて 報告する。 71.当院における医用画像モニター精度管理につい

会場

階西ホール)

放射線部門

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参照

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