Systemwalker
Live Help 13.0
インストールガイド
第1版 2006年4月
Microsoft® Windows® 2000 Microsoft® Windows® XPはじめに
Live Help について
富士通のリモートサポート製品、Systemwalker Live Help (この ガイドでは Live Help と表現します)をお買い求めいただき、あり がとうございます。Live Help は富士通の運用管理ソフトウェア Systemwalker のファミリ製品です。 Live Help の役割は何でしょう?サポート担当者(このガイドでは エキスパートと表現します)が自席から直接提供するエンドユーザ (このガイドではクライアントと表現します)向けの支援や訓練、 サーバ(このガイドではクライアントと表現します)の運用支援で す。エンドユーザのコンピュータ、またはサーバ(このガイドでは クライアントのコンピュータと表現します)の状況を自分自身で把 握することで、アプリケーションや設定の問題を素早く、正確に 解決することができます。Live Help は問題の発生から解決までを 時間単位から分単位に縮めることで組織全体に利益をもたらしま す。 エキスパートは、サポートセッションを進行するために、[Live
Help Expert]プログラム、または[Live Help Monitor]プログラム
を自分自身のコンピュータ(本書ではエキスパートのコンピュータ と表現します)で利用します。エキスパートは、エンドユーザの支 援をしたり、[Live Help Client]プログラムが実行されている無人 運用のサーバの状況を監視したりするために、リモート操作、画 面共有、ファイル転送、そしてクリップボード転送を利用できま す。
Live Help Expert と Live Help Monitor の違い
[Live Help Expert]プログラムはエキスパートがクライアントを支 援するのに役立つさまざまな機能を備えています。しかしながら、 これらの洗練された機能を実現するために、複数のクライアント のコンピュータに同時に接続することができません。[Live Help Monitor]プログラムはこの制限をなくすように設計されています。 [Live Help Monitor]プログラムは、1 台のコンピュータで最大 8 個 まで同時に実行できます。このため、エキスパートは同時に複数 のクライアントのコンピュータに接続して、問題の発生の有無を 監視することができます。この機能は、とりわけ無人で運用され ている複数のサーバを監視する用途に適しています。
一つの例として、エキスパートは[Live Help Monitor]プログラムを 4 個起動し、4 台の異なるサーバに接続し、問題が発生するか監視 し、問題が発生したときそのサーバのリモート操作をすることが できます。また、[Live Help Monitor]プログラムを教育の目的で使 用し、生徒の作業の進行を監視し、必要時に指導を行うこともで きます。
同時に複数個起動することを実現するため、[Live Help Monitor]プ ログラムの機能は[Live Help Expert]プログラムの機能と少し違い ます。以下に、各ソフトウェアの機能の違いを示します。[Live Help Monitor]プログラムは、[Live Help Expert]プログラムと同時に インストールされますので、本書では特に断らない限り、[Live Help Expert]プログラムを例に説明します。
Live Help Expert
• エキスパート同士の打ち合わせのため、セッションを開 けます。
• 実行しているコンピュータの画面を送る機能を持ち、ク ライアントの教育、訓練に利用できます。
Live Help Monitor
• [Live Help Client]プログラムや[Live Help Expert]プログラ ムと同時に実行できます。
• 1 台のコンピュータで最大 8 個まで同時に実行させ、それ ぞれを異なる[Live Help Client]プログラムとの通信に利用 できます。
OS の表記について
本書では、OS 名称について以下のように略記しています。
OS の正式名称 略記
Microsoft® Windows® XP operating system Professional Microsoft® Windows® XP operating system Home edition Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition
Windows® XP Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system
Microsoft® Windows® 2000 Server operating system
Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server operating system
Windows® 2000 Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard Edition operating system
Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard x64 Edition
Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise x64 Edition
Windows ServerTM 2003
Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system Microsoft® Windows® 2000 Server operating system
Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003, Standard x64 Edition
Microsoft® Windows Server™ 2003, Enterprise x64 Edition Microsoft® Windows® XP operating system Professional Microsoft® Windows® XP operating system Home edition Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition
Windows®
本バージョンでの追加、変更事項
本バージョンでは V12.0 に比べ、次の機能を追加、または変更し ます。
• FT モデルのサポート- [Live Help Expert]プログラムおよ び[Live Help Client] ]プログラムを PRIMERGY FT(Fault Tolerant)モデルで動作可能としました。
• 64 ビット Windows® のサポート(32 ビット互換動作) - [Live Help Expert]プログラム、[Live Help Client]プログ ラム、[Live Help CM]プログラムを、Windows® XP x64 Edition、Windows Server™ 2003 x64 Editions で 32 ビット互 換で動作可能としました。
• Client 構成機能の追加 - インストール済みの[Live Help Client]プログラムの設定を一括変更できる機能を追加しま した。Client 構成ウィザードで Client 構成ファイルを作成 し、Client 構成ファイル適用ツールで[Live Help Client]プ ログラムに適用します。 • セッション録画機能の機能追加 - セッション開始時か ら録画を開始する機能を追加しました。 • セッション再生機能の機能追加 - 録画データを画面全 体に表示する機能、及び、再生時に録画した時間の実際 の時間をステータスバーに表示する機能を追加しました。 また、録画データファイルの関連付けを設定する機能を 追加し、エクスプローラなどから録画データファイルを ダブルクリックするだけで再生できるようにしました。 • ファイル送信機能の削除 - ファイル送信機能は削除さ れました。拡張ファイル転送機能をご利用ください。
本書の内容
第 1 章 - 概要 では、Live Help CM の考え方を説明し、サポートセ ンターを紹介します。第 2 章 - ソフトウェアのインストール では、[Live Help Expert]、 [Live Help Client]、[Live Help Connection Manager] (本書では[Live Help CM]と記載します。) そして、 [Live Help CM 管理] プログ ラムのインストールと構成方法について説明します。インストー ル作業の手順について段階を追って説明します。また、Live Help ソフトウェアを実行するためのハードウェアとソフトウェア要件 についても説明します。
第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更 では、サポートセン ターや Live Help CM の追加など、デフォルトの構成の変更につい ての情報を提供します。
第 4 章 - Live Help CM 管理 では、Live Help CM の構成や、サ ポートセンターの構成を管理する[Live Help CM 管理]プログラム の操作の詳細が説明されています。
第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズでは、Live Help インストーラカスタマイズウィザードを利用した、インストーラ のカスタマイズについて説明しています。
関連した出版物
Live Help の操作に関する詳細は、「Systemwalker Live Help ユー ザーズガイド」を参照してください。
ファイアウォールを越えてインターネット接続をする場合、[Live Help Connect] コ ン ピ ュ ー タ が 必 要 に な り ま す 。 詳 細 は 、 「Systemwalker Live Help Connect 管理者ガイド」を参照してくださ い。
[Live Help Expert] プ ロ グ ラ ム の イ ン ス ト ー ル CD に あ る "EXPERT.TXT"ファイルには、製品のリリース情報、トラブルの 解決方法についての記述があります。このファイルを読むための アイコンが、ソフトウェアをインストールする時にスタートメ ニューの[Live Help]フォルダに追加されます。 Microsoft® Windows®に関して詳しく知りたい場合は、Microsoft® Windows®のマニュアルを参照してください。 ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク (WAN)の構成(ネットワーク構成)について知りたい場合は、ネッ トワーク関連のハードウェアや、ソフトウェアとともに提供され る技術資料を参照してください。ご使用中の TCP/IP 環境について 知りたい場合は、ご使用中のネットワークプロトコルを処理する 製品と共に提供されている技術資料を参照してください。
製品サポート
問題が起こった場合は、富士通の製品サポート部門までご連絡く ださい。その際には、次の情報の準備をお願いします。 • Live Help のバージョン番号 – バージョン番号は[バー ジョン情報]ダイアログボックス([ヘルプ]メニューから [バージョン情報]コマンドを選択します)、またはソフト ウェアのインストール CD-ROM のラベルを見てください。 • 動作環境 – ご使用になっているハードウェア、およびシ ステムソフトウェア(ネットワーク、モデム、および Windows®のバージョン)• 問題の詳しい内容 – 問題の発生しているコンピュータに アクセスできる状態にしておいていただければ、問題解 決の助けとなります。 "EXPERT.TXT"フ ァ イ ル には問題解決に役立つ情 報が書かれています。
ご連絡いただく前に、[Live Help Expert]のインストールディスク にある"EXPERT.TXT"ファイルの情報をよくお読み下さい。この ファイルには、留意事項・制限事項について、最新の情報が含ま れています。ソフトウェアのインストール後は、"EXPERT.TXT" ファイルへのショートカットが、スタートメニューの[Live Help] フォルダに追加されます。 2006 年 4 月 Systemwalker は富士通株式会社の米国、日本およびそのほかの国における登録商標です。 Microsoft、Windows および MS は米国 Microsoft Corporation の米国およびそのほかの国にお ける登録商標です。
Windows Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびそのほかの国における商標です。 画面の使用に際して、米国 Microsoft Corporation の許諾を得ています。
そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商 標です。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1993-2006.
目次
はじめに ...1
Live Help について ... 1
Live Help Expert と Live Help Monitor の違い... 1
OS の表記について ... 3 本バージョンでの追加、変更事項 ... 4 本書の内容 ... 4 関連した出版物 ... 5 製品サポート ... 5 目次...i 第 1 章 - 概要...1 最初に読んでください!... 1 この後の読み方... 2 サポートセンターと CCL ファイル... 3 サポートセンターの役割 ... 3 サポートセンターを作成する理由と作成方法 ... 3 Live Help CM の役割と必要性 ... 5 Live Help CM とサポートセンター ... 6 第 2 章 - ソフトウェアのインストール...9 概要 ... 9 システム要件 ... 9 エキスパートとクライアントのコンピュータ要件 ... 10 Live Help CM のコンピュータ要件... 13 Live Help CM 管理のコンピュータ要件... 14 移行上の注意 ... 15 制限事項... 15 ユーザデータの互換性 ... 15 環境定義情報の互換性 ... 15
Live Help Expert と Live Help Client のインストール ... 16
Live Help Client を Windowsのサービスとして実行 ... 17
ユーザ権限... 18 インストール方法 ... 18 Live Help CM のインストール ... 21 Live Help CM を起動する... 24 Live Help CM のホスト名の指定... 24 ソフトウェアのアンインストール ... 25
第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更... 27 サポートセンターの追加 ... 27 サポートセンターの設計 ... 27 サポートセンターの追加 ... 28 Live Help CM のホスト名または IP アドレスの変更... 31 Live Help CM コンピュータの追加 ... 33 第 4 章 - Live Help CM 管理 ... 35 概要 ... 35 [Live Help CM 管理]プログラムの起動... 35 [ファイル]メニュー... 36 [CCL ファイルの保存]コマンド... 36 [Live Help CM 管理の終了]コマンド ... 37 [CM]メニュー ... 37 [CM の追加]コマンド ... 38 [CM の削除]コマンド ... 39 [CM の設定]コマンド ... 39 [センター]メニュー... 39 [センターの追加]コマンド ... 39 [センターの削除]コマンド ... 41 [センターの設定]コマンド ... 42 [サービス]メニュー... 42 [サービスの制御]コマンド ... 42 [サービスの設定]コマンド ... 43 [ヘルプ]メニュー... 43 第 5 章 - Live Help インストーラのカスタマイズ ... 45 概要 ... 45 [Live Help インストーラカスタマイズウィザード]プログラムの起動 ... 45 インストールパッケージの設定 ... 47 インストール先フォルダの設定 ... 49 起動方式の設定 ... 50 通信方式の設定 ... 51 ユーザ名の設定 ... 53 インストール終了時の動作 ... 54
Live Help Client の設定 ... 55
Live Help Expert の設定... 57
インストールパッケージの保存 ... 57
カスタマイズパッケージを利用したインストール... 58
索引... 59
第 1 章 - 概要
最初に読んでください!
この章では、Live Help ソフトウェアのインストールオプションを 紹介します。ソフトウェアのインストールを開始する前に、以下 の情報に目を通してください。これは、インストールの選択肢と 要件を理解する助けになります。たとえば、ネットワーク上のサ ポートセッションに参加するするために、構成の決定をいくつか 行う必要があります。 ネットワークを通してサポートセッションを実行するつもりなら、 ネットワーク管理者と相談して、自分の要求と、組織の要求の両 方を満足させる構成を計画し、実現することが推奨されます。 Live Help セッションは、クライアントとエキスパートの間で実行 されます。クライアントは[Live Help Client]プログラムを実行しま す。エキスパートは、[Live Help Expert]または[Live Help Monitor] プログラムを実行します。(これら 2 つのプログラムの違いについ ては、「Systemwalker Live Help ユーザーズガイド」を参照してくだ さい。) インストール時に、 TCP/IP、モデム、または これらの通信方式の組み 合わせが任意にできま す。[Live Help Monitor]プログラムが、[Live Help Expert]プログラムと 同じフォルダに、同時にインストールされることに注意してくだ さい。このため、このマニュアルで、[Live Help Expert]プログラ ムのインストールについて説明する場合、同じことが、[Live Help Monitor]プログラムについても当てはまります。2 つのプログラム は、自動的、かつ同時にインストールされます。
Live Help は通信方式として「TCP/IP」と「モデム」をサポートしてい ます。Live Help ソフトウェアをインストールする時に、どちらか 一方、または両方を選択できます。ユーザのコンピュータが複数 の通信方式をサポートしている場合、インストール時にはセッ ションに使用する通信方式だけを選択します。たとえば、モデム を使用する予定がなければ、モデム通信を選択しないでくださ い。なお、サポートセッションで、クライアントとエキスパート は、同じ接続を使用しなければならないことを覚えておいてくだ さい。
インストール後は、Live Helpのメニューを使用し て構成を変更します。 将来構成が変わっても、ソフトウェアの再インストールをするこ となく、新しい環境に合わせて通信方式の追加と削除を簡単に行 えるので、心配する必要はありません。
エキスパートは、[Live Help Expert]メニューから簡単に変更を行 うことができます。クライアントは[Live Help Client]プログラムの 初期画面で[設定の変更]ボタンをクリックするか、[Live Help Client セットアップ]プログラムを実行して、別の通信方式を選択 することができます。
通信方式としてサポートされているネットワークとモデムについ て簡単に説明しましょう。
• TCP/IP ネットワーク – Live Help のユーザはネットワー ク接続を介してサポートセッションを実行できます。 セッションは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ある いは広域ネットワーク(WAN)を通して実行できます。 ネットワーク接続でセッションを実行するために、[Live Help Expert]または[Live Help Monitor]プログラムは、クラ イアントのコンピュータのネットワークアドレスを知っ ている必要があります。
TCP/IP 通信で[Live Help CM]コンピュータが使われている 場合、Live Help がユーザに代わって、アドレスを決定し ます。[Live Help CM]コンピュータについては、本章で後 述します。反対に、クライアントのコンピュータの IP ア ドレスまたは、完全に修飾されたホスト名(たとえば、 yamamoto.fujitsu.com)を指定して、接続することもできま す。この場合、[Live Help CM]コンピュータは使用されま せん。 • モデム – ユーザはサポートセッションを実行するのに、 モデムを利用できます。エキスパートのモデムとクライ アントのモデムが直接通信し、ネットワークソフトウェ アは使用されません。
この後の読み方
モデムだけを使用してサ ポートセッションに参加 する場合は、第2章に進 んでください。 モデムだけを使用してサポートセッションを保持する場合、この 章の残りの部分を読み飛ばして、「第 2 章 - ソフトウェアのイン ストール」に進んでください。モデムを使用してサポートセッ ションに参加するための Live Help ソフトウェアのインストール について詳しく説明されています。ネットワークを使用する 場合は、引き続きこの章 を読み進んでください。
ただし、ネットワークを使用する場合には、少し時間をかけて、 この章を読み終えてください。Live Help と[Live Help CM]コン ピュータの背景となる概念を紹介します。この概念を理解するこ とで、[Live Help CM]コンピュータの導入が必要かどうかの判断 と、最適な構成を計画、展開する手助けが得られます。 すべての要素の中で、最も基本的な要素であるサポートセンター から説明します。ついで、[Live Help CM]コンピュータについて 説明します。
サポートセンターと CCL ファイル
ネットワークを介して技術サポートを提供するために、エキス パートはクライアントの所在 隣のオフィスにいるのか、別の 階にいるのか、あるいは遠くのビルにいるのか を知る必要が あります。Live Help では、エキスパートがサポートセンターを介 してクライアントの位置を突き止めます。サポートセンターの役割
Live Help は、サポートセッションをいくつかのサポートセンター にグループ化して、管理します。 サポートセンターは複数 の会議室がある建物とみ なしてください。 サポートセンターは、複数の会議室がある建物と似ています。会 議に参加するには、ビルに入ってから、目的の会議室に行きま す。クライアントが[Live Help Client]プログラムを起動すると、 サービスのリクエストがネットワーク上に登録されます。実際に は、クライアントが割り当てられたサポートセンター内に「サ ポートセッション」が開かれます。これは、建物に入り、会議室 に向かい、エキスパートと打ち合わせるために会議室を予約する ことに相当します。 エキスパートは、[セッションに参加する]ダイアログボックスの ドロップダウンリストから、クライアントと同じサポートセン ターを選択し、ついでクライアントの名前を選択する — これは、 同じビルに入って、クライアントの居る会議室に入ることに等し い — ことによって、クライアントと接続できます。こうしてサ ポートセッションが始まります。サポートセンターを作成する理由と作成方法
デフォルトのサポートセ ンターの名前は"Support TCP/IP"です。 ".CCL"ファイルにはサ ポートセンター情報が含 まれています。Live Help を最初にインストールした時に、"Support TCP/IP"とい う名前のサポートセンターが作成されます。
エキスパートは、[セッションに参加する]ダイアログボックス で、クライアントと同じサポートセンターを選択して、サポート セッションを始めることができます。Live Help は、Live Help プ ログラムをインストールしたフォルダのサブフォルダに格納され ている構成ファイルを参照して、利用可能なサポートセンターを 見つけます。このファイルはサポートセンターのパラメータが格 納されていて、ファイルの拡張子は".CCL"です。
[Live Help Client]プログラムは、[Live Help Expert]および[Live Help Monitor]プログラムと違うフォルダにインストールします。デ フォルトのフォルダ名は、[Live Help Client]プログラムの場合、 "¥CLIENT"であり、[Live Help Expert]および[Live Help Monitor]プ ログラムの場合、"¥EXPERT"です。プログラムをインストールす ると、デフォルトのサポートセンターの構成ファイルが格納され たサブフォルダが作成されます。
• [Live Help Client]プログラムについては、"CLICCL"サブ フォルダに"Support TCP/IP"サポートセンターの構成ファ イル"SUPTCP.CCL"が格納されます。
• [Live Help Expert]プログラムについても、"EXPCCL"サブ フォルダに"Support TCP/IP"サポートセンターの構成ファ イル"SUPTCP.CCL"が格納されます。 注意: それぞれのサブフォルダには、"DCTCP.CCL"ファイルが 存在します。このファイルは IP アドレス指定による接続 を実現するための情報が含まれています。このファイル は、変更したり、削除したりしないでください。 サポートセンターはユー ザをグループに分ける便 利な方法です。 なぜサポートセンターを使用するのでしょうか。それは、サポー トセンターがユーザをグループ化する便利な方法だからです。 Live Help を使用する全ユーザがセッションに対して相互にアクセ スできるようにデフォルトのサポートセンターを使用するか、あ るいは別々にサポートセンターを作成し、それらへのアクセス権 を自分の裁量でユーザに与えることができます。 CCLファイルを作成し て、サポートセンターを 追加できます。 たとえば、次のような状況を考えてみましょう。自分の会社に技 術サポートを提供する 2 人のエキスパートがいるものとします — 2 人は[Live Help Expert]または[Live Help Monitor]プログラムを 実行します。ほかの全員(クライアント)は、サポートが必要なと きに[Live Help Client]プログラムを実行します。
この場合、クライアントを 2 つのグループに分け、第 1 のグルー プは一方のエキスパートから支援を受け、第 2 のグループは他方 のエキスパートから支援を受けるようにすることができます。 この場合、エキスパートごとにサポートセンターを作成する必要 があります。サポートセンターの名前は、たとえば、「山本 健 一」と「鈴木 一郎」のように、エキスパートの名前にすることもで きます。 • 2 つの CCL ファイル(たとえば、"YAMAMOTO.CCL"と "SUZUKI.CCL")を作成します。 • 「山本 健一」に割り当てられたクライアントのサポートセ ンターフォルダ("CLICCL")に"YAMAMOTO.CCL"ファイ ルを割り当てます。次に、「鈴木 一郎」に割り当てられた クライアントのサポートセンターフォルダ("CLICCL")に "SUZUKI.CCL"ファイルを割り当てます。
• サポートセンターが複数ある場合は、[Live Help Client セットアップ]ダイアログボックスの設定で使用するサ ポートセンターを選択します。サポートセンターが一つ だけの場合は、クライアントの設定を変更する必要はあ りません。
• クライアントが、[Live Help Client]プログラムを起動する と、構成したサポートセンターにサポート要請が置かれ ます。エキスパートは、[セッションに参加する]ダイアロ グボックスで、クライアントと同じサポートセンターを 選択し、ついでクライアントの名前を選択して、サポー トセッションを始めることができます。 ほとんどの場合、デフォルトの"Support TCP/IP"サポートセンター だけで十分です。追加のサポートセンターを作成する必要があれ ば、「第 3 章 - サポートセンター関連の設定変更」-「サポート センターの追加」の説明にしたがってください。
Live Help CM の役割と必要性
[Live Help CM]コンピュー タはサポートセンターと セッションの状況を管理 します。[Live Help CM]コンピュータは Live Help サポートセッションの
接続を管理するためのネットワークに接続されたサーバまたは専 用のパーソナルコンピュータです。このコンピュータはサポート センターのデータと処理中のセッションの状況を管理するために 使われます。一般に、構成されたセッションの中で、[Live Help CM]コンピュータを一つだけ必要とします。構成されたサポート セッションのすべてのエキスパートやクライアントが使用する共 通のリソースです。 [Live Help CM]コンピュータを使うには、いくつかの理由がありま す。これらには、セキュリティ、利便性それに管理の容易性など があります。 クライアントに接続する には、サポートセンター またはIPアドレス指定を 利用します。
Live Help はエキスパートが TCP/IP プロトコルを使ってクライア ントに接続する 2 つの方法 (サポートセンター、または IP アドレ ス指定接続) を提供します。
• サポートセンター – [Live Help CM]コンピュータは利用で きるセッションのリストを[Live Help Expert]や[Live Help Monitor]プログラムに提供します。エキスパートはそのリ ストから選択するだけでセッションに参加することがで きます。 IP アドレス指定 – エキスパートは、クライアントのコン ピュータの IP アドレスやホスト名を指定して接続します。 クライアントの IP アドレスを格納しておくアドレス帳を 利用することができます。IP アドレス指定の接続方法だ けを使用する場合は、[Live Help CM]コンピュータやサ ポートセンターは必要ありません。 利用している TCP/IP 環境が、DHCP サーバやダイアル
アップ接続などを使用し、動的 IP アドレス割当てを行う よう構成されている場合、クライアントのコンピュータ の IP アドレスが、その時々で変化しますので、IP アドレ ス指定に代えて、サポートセンターを利用することを考 慮してください。 注意: ファイアウォールを越えたインターネット接続を実現す るには、[Live Help Connect]プログラムの導入が必須と なります。[Live Help Connect]プログラムの概要やイン ストールについては、「Systemwalker Live Help Connect 管 理者ガイド」を参照してください。
Live Help は[Live Help CM]コンピュータを次の用途に使います。 • クライアントが[Live Help Client]プログラムを起動したと き、サポート要請を適切なサポートセンターに配置しま す。 • 選択されたサポートセンターで開かれているサポート セッションの名前の一覧を作成します。このリストは、 エキスパートの[セッションに参加する]ダイアログボック スに表示されます。 • エキスパートがサポートセッションを始めるため、クラ イアントのコンピュータに接続しようとしたとき、クラ イアントの所在を突き止めます。[Live Help CM]コン ピュータがクライアントの IP アドレスを突き止めますの で、エキスパートが、クライアントの IP アドレスを調べ たり、アドレス帳を使ったりする必要がありません。 これらに加えて、[Live Help CM]コンピュータを使って以下のこと ができます。 • サポートセンターで同時に開くことのできるセッション 数を制限します。 • 特定のサポートセンターでセッションを開くことやセッ ションに参加するユーザを制限します。 • 適切なサポートセンター(CCL)ファイルだけを提供するこ とによってユーザのアクセスを制限します。
Live Help CM とサポートセンター
[Live Help CM]コンピュー タはサポートセンターと セッションの状況を管理 します。 [Live Help CM]コンピュータはサポートセッションの接続を管理します。[Live Help CM]コンピュータで実行される[Live Help CM] プログラムは、サポートセンター、サポートセッションを開いた 人の名前とネットワークアドレス、そしてセッションの状態を管 理します。セッションが閉じられると、管理データは破棄されま す。
[Live Help CM] コ ン ピ ュ ー タ で [Live Help Expert] や [Live Help Client]プログラムを実行しないでください。
[Live Help CM]コンピュー タは同時に最大63の開か れたセッションを管理で きます。 一台の[Live Help CM]コンピュータで管理できる同時サポート セッション数は、最大 63 です。 しかし、[Live Help CM]コンピュータは TCP ソケットの数以上の サポートセッションを管理できません。したがって、TCP ソケッ ト数が限られたシステムは[Live Help CM]コンピュータとして相 応しくありません。詳しくは、お使いになる TCP/IP プロトコル 制御製品のマニュアルを参照してください。 重要な注意 - 一台の[Live Help CM]コンピュータで、管理できる同時サポー
トセッション数は、最大 63 です。 [Live Help Client]プログラ ムは「Windows 起動時に自動起動」以外で使用することを推 奨します。Windows 起動時に[Live Help Client]プログラムが動 作して[Live Help CM]コンピュータに接続するため、最大サ ポートセッション数を超えてしまう可能性があります。 [Live Help CM]、[Live Help Expert]、および[Live Help Client]プログ ラムをインストールすると、全員が使えるサポートセンターが "Support TCP/IP"という名前で作成されます。この設定を使うに は 、 [Live Help CM] コ ン ピ ュ ー タ の ア ド レ ス と ホ ス ト 名 の”CMTCP”を DNS サーバか”Hosts”ファイルのエントリに定義し ておく必要があります。追加のサポートセンターが不要であれば、 それ以上の変更は必要ありません。変更したい場合、新しいサ ポートセンターを作り、設定するために、[Live Help CM 管理]プ ログラムを使ってください。 [Live Help CM]プログラムのインストールと設定の詳細は、「第 2 章 - ソフトウェアのインストール」を参照してください。 下図は、[Live Help CM]コンピュータ、サポートセンター、そして 開かれているセッションの関連を示す概念を示します。
このTCP/IPネットワーク上の[Live Help CM]の例では、2つのサ ポートセンターが存在します。一方は"Support TCP/IP"という名前 のデフォルトのサポートセンター、もう一方は「山本 健一」という 名前のサポートセンターです。 • Support TCP/IP サポートセンターでは、3 人のクライア ントがサポート要請、「斎藤 花子」、「阿部 一男」、「鈴木 太郎」を出しています。 • 「山本 健一」サポートセンターでは、2 人のクライアント がサポート要請、「佐藤 一郎」、「高橋 良子」を出してい ます。 「第2章 - ソフトウェアのインストール」では、Live Helpソフト ウェアのインストールと[Live Help CM]コンピュータのセットアッ プ方法を説明します。
第 2 章 - ソフトウェアのインストー
ル
概要
この章では、Live Help ソフトウェアのインストールについて説明 します。
最初に[Live Help Expert]と[Live Help Client]コンピュータと[Live Help CM]コンピュータのハードウェアとソフトウェアの要件を説 明します。次に、インストール処理を計画できるように、[Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムのインストールオプ シ ョ ン を 紹 介 し ま す 。 こ れ ら の 導 入 部 に 続 い て 、 [Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムのインストール方法を詳しく 説明します。 クライアントは、1 つの 通信方式を選択しなけれ ばなりませんが、エキス パートはすべての通信方 式を選択できます。
[Live Help Expert]プログラムをインストールする時には、3 つの通 信方式をすべて選択することができます。[Live Help Client]プログ ラムの場合は、どれか 1 つの通信方式を選択しなければなりませ ん。
モデムあるいは IP アドレス指定だけをセットアップするインス トールをする場合、[Live Help CM]コンピュータは不要であり、 [Live Help CM]プログラムは使用されません。[Live Help Expert]お よび[Live Help Client]プログラムをインストールするだけで、サ ポートセッションに参加することができます。
インストール処理を開始する前に、少し時間をとって残りの説明 を読んでください。
システム要件
ここでは、[Live Help Expert]、[Live Help Client]、そして[Live Help CM]プログラムを利用するために必要なハードウェア、およびオ ペレーティングシステムの要件について説明します。
[Live Help Connect]プログラムの概要やインストールについては、 「Systemwalker Live Help Connect 管理者ガイド」を参照してくださ い。
エキスパートとクライアントのコンピュータ要件
[Live Help Expert]と[Live Help Client]プログラムの実行に必要な、 最低限のハードウェア・システムの要件は以下のとおりです。
• OS と RAM(最小値)
- Windows® 2000 *1 Professional の場合 : 64MB - Windows® 2000 *1 Server の場合 : 128MB
- Windows® 2000 *1 Advanced Server の場合 : 128MB - Windows® XP Home edition の場合 : 128MB - Windows® XP Professional の場合 : 128MB
- Windows® XP Professional x64 Edition の場合 : 256MB - Windows Server™ 2003 Standard Edition の場合 : 128MB - Windows Server™ 2003 Enterprise Edition の場合 : 128MB - Windows Server™ 2003 Standard x64 Edition の場合 : 512MB - Windows Server™ 2003 Enterprise x64 Edition の場合 : 512MB • TCP/IP: Winsock 1.1 互換(接続待ちにポート番号 1513
を使います。)
規模の大きいセッションでは、ソケットやバッファが不 足することがあります。Live Help は、TCP/IP セッション の通信に次の数の TCP ソケットを使います。
- [Live Help Expert]プログラム: セッションのメンバー 数(自分を含む)
- [Live Help Client]プログラム: セッションのメンバー 数(自分を含む)+1 TCP/IP ドライバの各製品には TCP ソケットの最大数が決 められています。通常、この最大値は 8 から 256 ですが、 製品によっては変更可能なものもあります。詳しくは、 製品のマニュアルを参照してください。 • ネットワーク間相互接続ブリッジ/ルータ間接続: 56kbps 以上のモデムの利用を推奨。ダイアルアップ接続: 56kbps 以上のモデムの利用を推奨。 • モデム: 56kbps 以上のモデムの利用を推奨 • CPU: 以下のプロセッサを推奨 Intel® Pentium®互換以上
Intel® EM64T に対応した Intel® Xeon® Intel® EM64T に対応した Intel ®Pentium® 4 AMD Opteron™
AMD Athlon™ 64
*1 Windows® 2000 上で [Live Help Client] プログラムをサービスとして実行しかつ、 Windows®起動時に自動起動させる場合には、Service Pack 2 以降の適用が必要です。
• ハードディスクの空き領域
- [Live Help Expert]プログラム: 15 MB - [Live Help Client]プログラム: 12 MB • 画面: VGA 以上
• マシン: ディスプレイモニタ、キーボード、マウスが接続 された PC-AT 互換機
重要な注意
- Live Help を他社のリモートコントロール製品と共存させるこ
とはできません。他社のリモートコントロール製品(たとえ ば 、 pcAnywhere 、 LapLink 、 ReachOut 、 CoSession 、 VNC 、
WinShare、JP1 のリモート操作機能、LANDeskServerManager のリモート操作機能、SMS のリモート操作機能、など)がイン ストールされているコンピュータに Live Help をインストール すると、Windows®システムが矛盾を起こして立ち上がらなく なることがあります。Live Help をインストールする前に、他 社のリモートコントロール製品がインストールされていない ことを確認してください。インストールされている場合に は、必ずアンインストールしてから Live Help をインストール してください。 - 異なるバージョンの Live Help 製品をネットワーク上で混在さ
せて利用される場合、[Live Help Client]プログラムと接続可能 な[Live Help Expert]と[Live Help Monitor]プログラムは、[Live
Help Client]プログラムと同じか、より新しいバージョンを使
用する必要があります。
- 一つのコンピュータに[Live Help Expert]と[Live Help Client]お
よび[Live Help Connection Manager]プログラムをインストール する場合は、同一のバージョン/レベルとする必要がありま す。異なるバージョン/レベルをインストールした場合、正 しく動作しなくなります。 - ターミナルサービスが起動しているサーバ上で、エキスパー トおよびクライアントを利用する場合、サーバにローカル・ ログオンして操作する限り利用可能です。他の端末からター ミナルサービスで接続し、リモートでサーバ上の Live Help を 利用することはできません。 - Live Help は、ターミナルサービスに対するアドオンソフト MetaFrame が共存した環境での動作は保証していません。 - Live Help をクラスタ環境にインストールして使用することに ついてはサポートしていません。Windows 版 Systemwalker Centric Manager のリモート操作機能をクラスタ環境にインス トールして使用することはできますが、クラスタのフェール オーバーには対応していません。この場合のリモート操作機 能の動作保証は、通常の Windows Server™ 2003 / Windows®
2000 サーバ上での動作範囲となります。
Live Help CM のコンピュータ要件
[Live Help CM]をインストールするコンピュータは、以下の要件を 備え、Windows®が動作していなければなりません。 • OS - Windows® 2000 Professional - Windows® 2000 Server - Windows® XP Home edition - Windows® XP Professional- Windows® XP Professional x64 Edition - Windows Server™ 2003 Standard Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise Edition - Windows Server™ 2003 Standard x64 Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise x64 Edition
• TCP/IP: Winsock 1.1 互換(接続待ちにポート番号 1514 を使います。) • ハードディスクの空き領域 : 5 MB • LAN カード: 1 枚のみ搭載されたコンピュータ(2枚以 上搭載された環境で利用することはできません。) [Live Help CM]プログラムは、サポートセンターのデータと、開か れているセッションを管理する Windows®アプリケーションまた は Windows®のサービスとして動作します。[Live Help Client]プロ グラムは、クライアントがサポートセンターにサポート要請を登 録する(セッションを開く)とき、[Live Help CM]プログラムと通信 を開始します。[Live Help Expert]プログラムは、エキスパートが そのセッションに参加するときに、[Live Help CM]プログラムと通 信を開始します。サポートセンターの作成と設定を行うには、 [Live Help CM 管理]プログラムが使用されます。 一台の[Live Help CM]コンピュータで管理できる同時サポートセッ ション数は、最大 63 です。しかし、[Live Help CM]は TCP ソケッ トの数以上のサポートセッションを管理できません。したがって、 最大 8 個の TCP ソケットしか持たないシステムは[Live Help CM] コンピュータとして相応しくありません。詳しくは、製品のマ ニュアルを参照してください。 重要な注意
- [Live Help CM]プログラムは、ご利用中の[Live Help Expert]と [Live Help Monitor]プログラムの中で最新のバージョンと同じ
バージョンを使用する必要があります。
Live Help CM 管理のコンピュータ要件
• OS
- Windows® 2000 Professional - Windows® 2000 Server - Windows® XP Home edition - Windows® XP Professional
- Windows® XP Professional x64 Edition - Windows Server™ 2003 Standard Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise Edition - Windows Server™ 2003 Standard x64 Edition - Windows Server™ 2003 Enterprise x64 Edition
• TCP/IP: Winsock 1.1 互換(接続待ちにポート番号 1514 を使います。)
• ハードディスクの空き領域 5 MB
移行上の注意
ここでは、以前のバージョンからアップデートインストールにて 移行する場合の注意事項を説明します。制限事項
制限事項はありません。ユーザデータの互換性
非互換はありません。環境定義情報の互換性
環境定義情報(セットアップ項目)に関しては、アップデート前 の Live Help のバージョンにより、一部情報が引き継がれないも のがあります。詳細を以下に示します。 作成バージョン (アップデートする製品) 5.0 5.2 10.0 11.0 12.0 13.0 5.0 ○ ○ △(※) △(※) △(※) △(※) 5.2 × ○ ○ ○ ○ ○ 10.0 × × ○ ○ ○ ○ 11.0 × × × ○ ○ ○ 12.0 × × × × ○ ○ 読 み 込 み バ ー ジ ョ ン (イ ン ス ト ー ル 済 ) 13.0 × × × × × ○ ○ 互換あり 設定項目は全て引き継がれます △ 一部互換なし 再設定が必要な項目があります × 互換なし 設定を引き継ぐことは出来ませ ん。(サポート対象外) ※ アップデートインストールを実施した場合、次の情報を引き 継ぐことはできません。[Live Help Client セットアップ]プログ ラムまたは、[Live Help Expert]プログラム より再度設定を 行って下さい。Live Help Client で引き継がれない項目
Client セットアップ • 接続の承認処理をする
• [TCP/IP の設定] - [アダプタの選択] Live Help Expert で引き継がれない項目
[表示]メニュー • 画面全体に表示 • ツールバーの表示/非表示 • ツールボタン名の表示/非表示 • ステータスバーの表示/非表示 [オプション]メニュー -[セキュリティ] • セッションを抜ける/閉じる時確認する • 接続の承認処理をする • セッションに参加する/抜けるメンバーの 通知 • [Ctrl+Alt+Del]キーを受け入れる [オプション]メニュー -[通信方式] • [TCP/IP の設定] - [アダプタの選択] [オプション]メニュー -[画面送信方式] • 方式 • 減色して送信 • 壁紙の表示/非表示
Live Help Expert と Live Help Client のインストール
ここでは、[Live Help Expert]および[Live Help Client]プログラムを インストールする時に選択できる、いくつかのオプションについ て説明します。インストールプログラムの起動方法についても説 明します。
重要な注意
- Windows® 2000 上で[Live Help Client]プログラムをサービスと
して実行しかつ、Windows®起動時に自動起動させる場合に は、Service Pack 2 以降の適用が必要です。
- [Live Help Client]プログラムの起動方式を「サービスとして起
動」に設定している場合、Windows ファイアウォールで Live
Help の通信がブロックされても、それを通知する警告メッ
セージが表示されず、通信がブロックされていることに気付 かない可能性があります。Windows ファイアウォールが有効 に な っ て い る OS 上 で Live Help を 使 用 す る 場 合 は 「 Systemwalker Live Help ユーザーズガイド」 -「付録 D -
Windows ファイアウォールの設定」を参照して必要な設定を
行ってください。
Live Help Client を Windows
のサービスとして実行
[Live Help Client]プログラムを Windows®のサービスとして動作さ せることで、無人運用のサーバやワークステーションの管理者は、 [Live Help Expert]プログラムを使って、管理者権限でログオンし、 コンピュータの管理ができます。たとえば、ログオン中のユーザ の権限では実行できないシステム構成の変更に、管理者権限を必 要とする場合があります。Windows®のサービスとして動作させ ることで、[Live Help Client]プログラムはログオフ後も動作します。 サービスとして動作していなければ、[Live Help Client]プログラム はログオフと同時に終了します。
[Live Help Client 起動方式の選択]ダイアログボックスで、[Live Help Client]プログラムを Windows®のサービスとして動作させる ことを選択できます。
サービスとして起動する場合、2 つの選択肢、「Windows 起動時に 自動起動」、「自動起動しない」があります。無人運用のサーバや ワークステーションを監視する場合、前者を選択することが推奨 されます。
[Live Help Client]プログラムのインストール終了後でも、[Client セットアップ]を使ってサービスオプションを確認したり、変更し たりすることができます。
[Clientセットアップ]は、 スタートメニューまたは
[Live Help Client]プログラ ムの初期画面から起動で きます。
[Client セットアップ ]は、スタートメニューから[Live Help]- [Client セットアップ]を選択するか、[Live Help Client]プログラム の初期画面の[設定の変更]ボタンをクリックして(この場合、[Live Help Client セットアップ]ダイアログボックスが閉じられるまで、 [Live Help Client]プログラムが一時的に停止されます。) 起動でき ます。
ユーザ権限
[Live Help Expert]または [Live Help Client]プログラ ムをインストールするに は 管 理 者 権 限 が 必 要 で す。
[Live Help Expert]または[Live Help Client]プログラムをインストー ルする場合、必ず"Administrators"グループに属するユーザアカウ ントを使ってログオンしてから行ってください。
インストール方法
インストール処理を開始するには、該当するプログラムのインス トール CD-ROM を準備し、以下の手順にしたがってください。
1. CD ド ラ イ ブ に [Live Help Client] ま た は [Live Help Expert] プログラムの CD-ROM をセットします。 2. Live Help のインストールプログラムは、自動的に起動し ます。パソコンの環境によっては、CD-ROM を差し込ん でもインストール画面が表示されない(オートスタート 機能が作動しない)場合があります。その場合は、CD-ROM に格納されている"SWSETUP.EXE"を起動してくだ さい。
3. [Live Help Client] プログラムの場合、次のダイアログ ボックスで [Live Help Client インストール] を選択します。
[Live Help Expert]プログラムの場合、次のダイアログ ボックスで[Live Help Expert インストール]を選択します。
4. [Live Help Client] プ ロ グ ラ ム を 、 Windows 2000 、 Windows ServerTM 2003 または Windows® XP にインストー ルする場合は、ダイアログボックスが表示され、 [Live Help Client] プログラムの起動方式を選択できます。 各 オ プ シ ョ ン の 詳 細 は 、 本 章 の 「 Live Help Client を Windowsのサービスとして実行」を参照してください。 5. 次のダイアログボックスでプログラムを格納するドライ
ブとフォルダを指定します。デフォルトのフォルダ名は、 -"C:¥Program Files¥Fujitsu¥Live Help¥Expert" ま た は "C:¥Program Files¥Fujitsu¥Live Help¥Client"です。
6. [Live Help Expert] プログラムの場合、次のダイアログ ボックスで利用する通信方式を選択します。
利用する通信方式を示すチェックボックスにチェックを つけ、モデムを選択した場合は、利用するモデムの名前 を、リストボックスから選択してください。
なお、この選択はインストール終了後も、[オプション]メ ニューを使って変更することができます。
[Live Help Client]プログラムの場合、次のダイアログ ボックスで利用する通信方式を選択します。 利用する通信方式を示すオプションボタンを選択してく ださい。モデムを選択した場合は、利用するモデムの名 前と、接続方法(「着信待ち」、または「ダイヤル発信」)を、 リストボックスから選択してください。 なお、この選択はインストール終了後でも、スタートメ ニューから[Live Help]-[Client セットアップ]を選択して 変更することができます。 7. [次へ] ボタンをクリックして、インストールを続けてく ださい。ファイルが適切なフォルダにコピーされます。 8. インストールの終わりに、システムファイル(レジストリ) が更新されます。
[Live Help Expert]プログラムの場合、[Live Help Expert] プ ロ グ ラ ム お よ び [Live Help Monitor] プ ロ グ ラ ム へ の ショートカットと、"EXPERT.TXT"ファイル(留意事項・ 制限事項について、最新の情報が含まれています)を読 むためのショートカットが、スタートメニューの[Live Help]フォルダに追加されます。
[Live Help Expert]プログラムの場合、[Live Help Expert] プログラム、[Live Help Monitor]プログラム、そして製品 のリリース情報、トラブルの解決方法について記述した "EXPERT.TXT"ファイルを読むためのショートカットが、 スタートメニューの[Live Help]フォルダに追加されます。 [Live Help Client]プログラムの場合、[Live Help Client]と
[Client セ ッ ト ア ッ プ ] シ ョ ー ト カ ッ ト が 、 ス タ ー ト メ ニューの[Live Help]フォルダに追加されます。 9. 最後に、 [Windows の再起動] ボタンをクリックしてイン ス ト ー ル を 終 了 し 、 Windows を 再 起 動 し ま す 。 Windowsの再起動後、コンピュータがサポートセッショ ンに参加できる状態にセットアップされます。 10. インストールはこれで終わりです。サポートセンターを 使う場合、後述の「Live Help CM のインストール」にした がって、[Live Help CM]プログラムをインストールしてく ださい。
注意: - Windows® XP x64 Edition、Windows Server™ 2003 x64
Edition に Live Help をインストールする場合、インストー
ル中に、画面が数秒間ブラックアウトすることがありま す。これは Live Help の画面制御ドライバを登録する際に 発生する現象で、正常な動作です。
-インストール完了後、Windows®の再起動を行うまでは Live Help は有効になりません。使用するには Windows®の
再起動が必要です。 -通常、NTFS 区画にアプリケーションがインストールさ れると Windows®はインストールフォルダへの完全なアク セス権限を“Everyone”グループに与えます。これはセ キュリティリスクに繋がります。 そのため、Live Help が NTFS 区画にインストールされた 場合、Live Help は“Everyone”グループをアクセス権限 リストから削除します。レジストリデータベース上にお ける Live Help の登録内容に関しても、ファイルシステム に関係なく同様の処理を行います。 これは Live Help のファイルや構成情報への不要なアクセ スを防ぐためです。これらの処理を行っても、Interactive Users(物理的にコンピュータにログオンしているユー ザ)や Administrators が、インストールフォルダやレジス トリデータベースへの完全なアクセス権限を持ち続ける ことに変わりはありません。 これらの権限を元に戻す必要がある場合は、お使いの Windows®のマニュアルのアクセス権限に関する説明を参 照してください。
Live Help CM のインストール
[Live Help CM]コンピュー タがシステム要件のすべ てを満たしていることを 確認してください。 最初に、コンピュータが「第 2 章 - ソフトウェアのインストー ル」-「システム要件」-「Live Help CM の役割と必要性」に示さ れている環境をすべて満たすことを確認してください。 以下に、インストールの手順を示します。1. パソコンの CD ドライブに [Live Help Expert] プログラム の CD-ROM をセットします。パソコンの環境によっては、 CD-ROM を差し込んでもインストール画面が表示されな い(オートスタート機能が作動しない)場合があります。 その場合は、CD-ROM に格納されている"SWSETUP.EXE" を起動してください。 2. [Live Help CM] プログラムの場合、次のダイアログボッ クスで [Live Help Connection Manager インストール] を選 択します。 3. 次に [Live Help CM のセットアップ] ダイアログボックス が表示されます。 4. [Live Help CM セットアップ] ダイアログボックスで 2 つ の選択肢が与えられます。1 つは、[Live Help CM]プログ ラムを、もう 1 つは、[Live Help CM 管理]プログラムをイ ンストールします。デフォルトで、両方が選択されてい ます。 この時点では、[Live Help CM 管理]プログラムのインス トールは、オプションになります。[Live Help CM 管理]プ ログラムは、サポートセンターの構成を管理するために 使われ、デフォルトのサポートセンター(Support TCP/IP)
を変更(例えば、新しいサポートセンターを追加)する場合 だけ必要になります。サポートセンターの追加や変更に ついての詳細は「第 3 章 - サポートセンター関連の設定 変更」-「サポートセンターの追加」を参照してくださ い。この時点で[Live Help CM 管理]プログラムをインス トールすると、[Live Help CM 管理]プログラムは[Live Help CM]プログラムと同じフォルダにインストールされ ます。 [Live Help CM 管理]プログラムを後でインストールする場 合、セットアッププログラムを単に再度実行してくださ い。[Live Help CM]プログラムは通常セキュリティに配慮 された場所に格納されますので、セキュリティに配慮す る場合、これは良い方法です。[Live Help CM 管理]プログ ラムを[Live Help CM]コンピュータと同じコンピュータに インストールしない場合、[Live Help CM]コンピュータの 管理を行う人がアクセス可能な、「ローカル」または 「私用」ドライブまたはネットワークドライブにインス トールしてください。ほかのユーザが構成情報ファイル を誤って変更したり、削除したりしないよう、プログラ ムを「共用」ドライブに格納しないようにしてください。 5. デ フ ォ ル ト の イ ン ス ト ー ル 先 フ ォ ル ダ で あ る
"C:¥Program Files¥Fujitsu¥Live Help CM"を使用するか、 あるいは新しいパスを入力します。これは、プログラム をコピーするフォルダです。[次へ]ボタンをクリックしま す。 6. デフォルトのプログラムフォルダである"Live Help"を使 用するか、既存のアプリケーションフォルダを選択しま す。[次へ]ボタンをクリックします。 7. 選択したインストールオプションをサマリー画面で確認 します。[次へ]ボタンをクリックするか、選択した内容を 変更するために[戻る]ボタンをクリックします。 [Live Help CM]プログラムが選択したフォルダにコピーされます。 [Live Help CM 管理]プログラムをインストールしている場合は、
スタートメューの[Live Help]フォルダに[Live Help CM 管理]ショー トカットが追加されます。
Live Help CM を起動する
[Live Help CM]プログラムを起動するには、次のいずれかの操作 を行います。 • CM 管理プログラムを利用する: [Live Help CM 管理]プロ グラムをインストールしている場合は、[Live Help CM 管 理]プログラムで[サービス]−[サービスの制御]−[サービ スの開始]コマンドを選択して起動することができます。 システム起動時に Windows®のサービスとして自動的に動 作させる場合は、[サービス]-[サービスの設定]-[サービ ス自動起動]コマンドを選択します。 • Windows®のサービスの設定を利用する: コントロールパ ネルの[サービス]アプレットを表示させて、[Live Help CM]サービスの状態を確認したり、開始または停止させた りすることができます。サービス名は「Live HelpConnection Manager Service」です。
Windows®のサービスとして動作する[Live Help CM]プログラムに は利点があります。第一は、[Live Help CM]プログラムを起動する ために、OS にログオンする必要がないことです。Windows®の サービスはログオン前に起動するように設定できますので、[Live Help CM]プログラムは自動的に起動します。 第二に、[Live Help CM]プログラムはユーザがログオフした後も動 作を継続できることです。[Live Help CM]プログラムがサービスで はなく通常のアプリケーションとして起動されると、Window®か らログオフすると[Live Help CM]プログラムが終了してしいます。 これで、インストール処理の最初の段階は終了です。[Live Help CM]プログラムのインストールと、デフォルトの設定で動作させ るまでの説明を終えました。次のステップでは、[Live Help CM]コ ンピュータのホスト名について説明します。
Live Help CM のホスト名の指定
今までのステップで、[Live Help CM]プログラムを起動しました。 この段階で、[Live Help CM]プログラムは完全に機能し、サポート セッションを管理する準備が整っています。しかしながら、[Live Help CM]コンピュータをユーザが認識できるようにする処理が 残っています。認識させるもっとも簡単な方法は、以下のどちら かです。 • [Live Help CM]コンピュータのホスト名を DNS サーバに 登録する。• [Live Help CM]コンピュータのホスト名を[Live Help Client] または[Live Help Expert]プログラムを利用するすべてのコ ンピュータのローカル"Hosts"ファイルに追加する。 デ フ ォ ル ト で は 、[Live Help CM]コンピュータの ホスト名が"CMTCP"とみ なされています。 デフォルトのインストールでは、[Live Help CM]コンピュータの ホスト名が"CMTCP"とみなされています。特別な理由がない限 り、このデフォルトの設定を使うことを推奨します。 デフォルトの設定を使うには、このホスト名"CMTCP"を DNS サーバか、適切な"Hosts"ファイルに加えてください。 [Live Help CM]コンピュー タのホスト名にほかの名 前 を 使 う こ と が で き ま す。 DNS サーバや"Hosts"ファ イルを使わない場合、IP アドレスを指定する必要 があります。 ホスト名をほかの名前に変更したい場合、Live Help のデフォルト の構成情報ファイルを変更する必要があります。第 3 章の「Live Help CM のホスト名または IP アドレスの設定」にしたがってくだ さい。 利用するネットワークで、DNS サーバや"Hosts"ファイルが使わ れていない場合、Live Help の構成情報ファイルで IP アドレスを 指定する必要があります。「第 3 章 - サポートセンター関連の設 定変更」-「Live Help CM のホスト名または IP アドレスの変 更」にしたがってください。
ソフトウェアのアンインストール
インストールされた Live Help ソフトウェアは、以下の方法でア ンインストールすることができます。 コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]アイコン をダブルクリックして、削除するアプリケーションの一覧表から 「Live Help Client」、「Live Help Expert」または「Live Help CM」を選 択してください。注意: - Live Help をアンインストールする場合、必ず
"Administrators"グループに属するユーザアカウントを使っ
てログオンしてから行ってください。
-Live Help Client、Live Help Expert のアンインストール後
は、システムの再起動が必要です。