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研究テーマ: GPS 信号の変調 · 復調シミュレーション

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Academic year: 2021

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情報システム工学科 平成 17 年度後期 『自主課題研究』

研究テーマ: GPS 信号の変調 · 復調シミュレーション

名列番号:032 清水 秀憲

1. まえがき

GPSGlobal Positioning System)とは、地球を 取り囲んで周回している27衛星からの電波により、

いつでもどこでも高精度の三次元測位が可能な測位 システムである。GPSの測位には、拡散符号による スペクトル拡散方式が用いられており、これによっ て目的の衛星の信号のみの探索·復調が行え、電波 の位相を用いた測定が可能となる。

2. 研究課題

スペクトル拡散通信技術を学ぶとともに、それを 利用した 複数の衛星による同一周波数での距離測 定、位置測定を行うGPSシミュレーションを設計 する。

3. 研究方法

はじめに、Webや参考文献などを用いて、GPS の原理」「 スペクトル拡散通信」について研究を行 う。次に、実際にGPSを構成する様々なシステムを C言語により設計、シミュレーションを行い、GPS の機能を再現できたかを確認する。

4. 結果と考察

スペクトル拡散に用いる拡散符号については、自 己相関、相互相関ともに良好な相関特性を示した。

拡散符号の位相を用いてGPSシミュレーションを 行った結果、誤差要因を考えなかった場合3次元で 421.30mの誤差を生じ た。拡散符号の周波数は 1.023MHzなので、波長λは約300mとなり、誤差 以内に収まった。 次に波長の測定精度を2倍 にすると、3次元誤差は約210mになり(図1)、精 度の向上に成功した。

3136.5

3136.75

X(km) 3137 5432.65432.854335433.25433.4 Y(km) 0

200 400 600 800 1000 1200

Z(km) Real Point Calculation point

1: 真の位置と測定位置の誤差(3次元)

5. まとめと感想

シミュレーションでは誤差が小さな値となったが、

実際のGPSシステムにはこの他にも様々な誤差要 因があるので、まだまだ未完成であると言える。電 離層通過時間による位相遅れや、興味深いので設計 してみたい。

また、衛星の位置と受信機位置は、半径がそれら の円上にランダムに選んだのだが 、実際には衛星は 楕円軌道上を周回しているし 、受信機位置によって は電波の届かない衛星もあるので、考慮すれば良かっ たと思う。さらに精度を上げるために、搬送波の位 相を用いたGPSや、位置が既知の受信局を利用し DGPS等の設計もしてみたい。

参考文献

[1] 著:松尾 憲一スぺクト ラム拡散技術の全て [2] 著:坂井 丈彦GPS技術入門

1

図 1: 真の位置と測定位置の誤差 (3 次元) 5. まとめと感想 シミュレーションでは誤差が小さな値となったが、 実際の GPS システムにはこの他にも様々な誤差要 因があるので、まだまだ未完成であると言える。電 離層通過時間による位相遅れや、興味深いので設計 してみたい。 また、衛星の位置と受信機位置は、半径がそれら の円上にランダムに選んだのだが 、実際には衛星は 楕円軌道上を周回しているし 、受信機位置によって は電波の届かない衛星もあるので、考慮すれば良かっ たと思う。さらに精度を上げるために、

参照

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