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当院小児歯科外来における全身麻酔下 歯科治療の統計的検討

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Academic year: 2021

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(1)

歯の形成・地域保健

P2−050

当院小児歯科外来における全身麻酔下

歯科治療の統計的検討

石山未紗、白川哲夫

日本大学 歯学部 小児歯科学講座

【目的】

障がい児・者や歯科治療に対する恐怖心が著しく強い小児,

遠隔地に在住の小児などでは,歯科治療に際して全身麻酔 法が適用されることがある。当科においては近年症例数が 増加しており,小児歯科医療でのニーズが高まっているこ とが推測される。今回,過去10年間に実施した全身麻酔下 歯科治療について統計的検討を行うとともに,全身麻酔下 歯科治療システムを包括的に評価することを目的としたア

ンケート調査を行ったので報告する。

【対象と方法】

1.過去10年間の実態調査:平成16年1月から平成25年12月 までの10年間に本学歯学部付属歯科病院小児歯科を受診し た患者のうち,全身麻酔下で歯科治療を行った症例を対象 に,症例数,年齢,性別,処置歯数,処置時間,患者の居 住地域などについて調査し検討した。

2.アンケート調査:平成27年1月15日から平成28年1月15 日までの間に本学歯学部付属歯科病院小児歯科外来で全身 麻酔下歯科治療を行った小児患者の保護者に対してアン ケート調査を行った。なお,本研究は日本大学歯学部倫理 委員会の承認を得ている(倫201415号)。

【結果】

1過去10年間の実態調査

全身麻酔下で歯科治療を実施した症例は延べ361例であり,

症例数は平成18年以降で増加していた。入院よりも日帰り での全身麻酔下歯科治療が多かった。患者内訳で最も多 かったのは知的障害などのない不協力児であった。

2.アンケート調査

1)全身麻酔下歯科治療について:「知っていた」27名

(54%),「知らなかった」23名(46%)

2)全身麻酔下歯科治療を受けようと思った理由:「子供の負 担・協力度を考えて」45名(90%),「通院回数が少なくて 済む」21名(42%),「担当医に勧められた」18名(36%)

(複数回答あり)

3)全身麻酔に対して術前に不安はあったか:「なかった」4名

(8%),「少し不安だった」38名(76%),「とても不安だっ た」8名(16%)

4)全身麻酔下歯科治療についての全体的な満足度:「満足」

37名(74%)「おおむね満足」12名(24%)「未記入」1名

(2%)

【考察】

調査対象者の半数が全身麻酔下での歯科治療を希望されて の来院であった。その一方で,半数以上の保護者が全身麻 酔下歯科治療に対し漠然とした不安を抱いてることが明ら かになった。今後,歯科麻酔科医とより連携を密にし,全 身麻酔に関する不安の解消に努めることが重要と考えられ

た。

般 演題・ポスター 6月25日ゴ

The 63rd Annual Meeting ofthe」apanese Society of⊂hild Health 213

Presented by Medical*Online

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