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肺 癌 に 関 す る 研 究 第3編

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Academic year: 2022

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(1)肺 癌 に 関 す る研 究 第3編 肺 癌 の 予 後 に 関 す る臨床 的 検 討 岡山大学医学 部平 木内科(主 任:平 木潔教授) 副. 手. 高. 野. 〔 昭 和49年4月25日. 第1章. 緒. 純 受稿 〕. 約74%を. 言. 行. 占 め て い た.こ れ ら症例 を肺 癌 学 会 臨 床 病. 期 分 類 委 員 会 に よ る臨 床 病 期 別 に 分 け る と入 院 時 Ⅰ 近 年 肺 癌 に 関す る診 断技 術 の 画 期 的 な 進歩 と外 科. 期 に 属 す る もの93例 中27例29%,. 的治 療 法 の開 発 とあ い まって,患 者 の生 存 期 間 に は著. 期15例15%,. しい延 長 が み られ つ つ あ る こ と は周 知 の 如 くで ある.. 表1.. Ⅳ 期30例32%で. Ⅱ 期21例24%,. Ⅲ. あ った.(表1)尚. 対 象 の 性 及 び臨 床 病 期 分 類(確. 診 時). しか し未 だ に末 期 癌 は臨 床 例 の 過 半 数 を 占 め る現 状 で あ り,術 後 の 再 発例 と併 せ 考 える時,肺 癌 治 療 に お け る化 学 療 法 の 占 め る位 置 は 今 尚 重 要 な もの と思 わ れ る.現 在 まで制 鹿剤 と して はNitrogen 発 見 以 来Cyclophosphamide, omycin等. mustardの. MitomycinC,. が発 見,開 発 され,そ. Ble. れ ら制 癌 剤 の 肺 癌. へ の応 用 に 関 して は,私 の 報 告 を 含 め 既 に 多 くの 報 告 が な され て い る もの の,今 尚 その 予 後 に関 して は. 対 象 例 の うち組 織 型 の 明 らか な もの は58例 で,そ の. 悲 観 的 と言 わ ざ る を得 な い.. 内訳 け は 腺 癌15例,扁. 私達 の教 室 に お い て も昭 和36年 線 維 芽 細 胞 抑 制 剤 で あ るChloroquineを CPCP療. 肺 癌 の 治 療1)に 試 み て 以 来,. 法2)(Chloroquine+Phytonadione+. Cyclophosphamide+Prednisolone),. CPBP療. 例 で あ った. 第2節. 研究方 法. 対 象 例93例 につ い て 治 療 別,臨 床 病 期 別,組 織 型 CPMP療. 法2)(Chloroquine+Phytonadione+MitomycinC +Prednisolone),. 平 上 皮 癌23例 及 び未 分 化 癌20. 別,昭 和43年 前 後 別,並. び に化 学 療 法 効 果 別 の生 存. 曲 線 を作 成 し,予 後 との 関 連 を検 討 した.. 法3)(Chloroquine+ 第3章. Phytonadione+Bleomycin+Prednisolone)等 を試 み て お りこれ ら各 治 療 法 に 関 す る成 績 に つ いて. 第1節. は既 に報 告 して きた 如 くで あ るが,今. 図1は. 回 これ 等 肺 癌. 研究成績. 治 療 法 と予 後 との 関 連 に つ い て 治療 別 生 存 曲 線 を作 成 した もの で あ る が50. 症 例,特 に 化 学 療 法 施 行 例 を 中 心 に そ の 予 後 に関 し,. %生 存 日数 は 手 術 例 で は24ヶ 月 以 上 と圧倒 的 に よ い. 若 干 の 検 討 を 行 な った の で報 告 す る.. 成 績 が み られ,次 い で 放 射 線 療 法+化 学 療 法 が8.5ヶ. 第2章. 研 究 対 象 並 び に研 究 方 法. 月,化 学 療 法 例 で は5ヶ 月 で あ っ た.手 術 例 と化 学 療 法 単 独例 との 差 に 関 して は 前 者 の 対 象 例 の75%が. 第1節. 研究対象. Stage. Ⅰに 属 す る もの で あ っ た こ と,そ して 後 者 の. 昭 和35年 よ り昭和45年 ま で の過 去11年 間 に 岡 山 大. 対 象 と した もの が 全 て末 期 癌 で あ る こ と もそ の一 因. 学 医 学 部 第 二 内科 教 室 にお い て入 院 治 療 を行 な った. で あ る と思 わ れ る.尚 放 射 線 療 法+化 学 療 法 と化 学. 原 発 性 肺 癌93症 例 を対 象 と した.対 象 例 の性 別 は 男. 療 法 単 独 とは その対 象が 殆 ん ど類 似 し たStage分. 70例,女23例. で あ っ た こ とか ら して放 射 線 と化 学 療 法 の 併 用 が 延. で あ り,そ の 年 令 構 成(診 断 確 定 時). で は30才 よ り80才 に分 布 し51才 以上 が93例 中69例 で. 類. 命 効 果 に お い て よ り優 位 で あ る こ とが 示 唆 され た..

(2) 262. 高. 野. 純. 行. 次 に化 学 療 法例 にお い て そ の 使 用 薬 剤 別 に 予 後 を み. 中15例 が 手 術 例 で あ る こ とか ら特 に Ⅰ期 に お け る 外. る と50%生. 科 的 治 療 の 予 後 に及 ぼ す 影 響 は大 と思 われ る.(図3). 存 日 数 はBleomycinが5.8ヶ. い が,平 均 生 存 日数 は6.2ヶ あ るChloroquineと. 月 で 最 もよ. 月 で 線 維 芽 細 胞抑 制 剤 で. たMitomycinCやCyclophosphamideに Bleomycinと. 図‑3. 殆 ん ど 差 が み ら れ な か っ た.ま. 肺癌全 症例のStage別 生 存曲 線. お いて も. ほ ぼ 同 様 の 傾 向 が み ら れ た.(図1〜. 図2) 図‑1 肺癌 患者の治療 別生存曲 線. 次 に これ ら症例 の うち 化学 療 法 を 行 な っ た43症 例 に つ き臨 床 病 期 と その 予後 との 関係 をみ る と図4の 如 く,化 学 療 法 施 行 群 に お い て も病 期 の 早 い Ⅰ期 及 図‑4. 図‑2. 肺癌化学療 法例のStage別 生 存曲線. 各 種 治 療 法 のStage. び Ⅱ期 群 の 予 後 は よ く,そ の50%生. 存 期 間 はⅢ 期 及. びⅣ 期 の2.5ヶ 月 並 び に2.9ヶ 月 に対 し7.2ヶ 月 と有 意 に延 長 が み とめ られ た.し か しな が ら,こ れ は Ⅰ期 及 び Ⅱ 期 全 症 例 の50%生 第2節. 臨 床 病 期 と予 後 との 関連 に つ い て. 存 月 数 の10.9ヶ 月 と比 較 す. る と悪 く,し か もその 生 存 日数 は短 か く全 例 が18ヶ. 臨 床 病 期 は治 療 法 を決 定 す る上 で 重 要 な指 標 とな. 月 以 内 で あ った.こ の こ とか ら して も早 期 症 例 に お. り,予 後 との 間 に も当 然 強 い相 関 が存 在 す る もの と. け る外 科 的 治療 の 適 応 と予後 との 関 係 が よ く示 唆 さ. 考 え られ る が,こ れ ら両 者 の 関 係 を 生 存 曲 線 の 上 か. れ た.一 方 化 学 療 法 を施 行 した Ⅲ 期 及 びⅣ 期 症 例 は. ら検 討 した.. そ の 治 療 内容 が Ⅲ 期 及 び Ⅳ 期 の 全 症 例 と殆 ん ど同 じ. まず50%生. 存 日数 をみ る と癌 が 肺 内 に限 局 して い. る と考 え られ る Ⅰ期 群 で は1年6ヶ. 月 と最 も よ く,. 対 象 で あ り,従 っ て両 者 間 に は殆 ん ど差 が み られ て い な い.. 次 で 肺 門 リン パ腺 腫 大の み られ るⅡ 期 が9.9ヶ 月 と こ. 第3節. れ に 続 き縦 隔 リ ンパ 腺 転 移 のみ られ るⅢ 期 群 で は2.8. 組 織 型 の 明 らか な58例 に つ き,組 織 型 と予 後 との. ヶ月,遠. 隔転 移 の み られ るⅣ期 群 では3.3ヶ 月 と後2. 者 で は著 明 な短 縮 が み られ た.特. に進 行癌 で あ るⅢ. 組 織 型 と予 後 との 関 連 に つ い て. 関 係 を生 存 曲 線 で 検 討 した が,ま ず50%生. は腺 癌 に お い て は9.2ヶ 月 と最 も長 く,次 で未 分 化 癌. 期 及 びⅣ 期 症 例 で は 生 存 日数 は 著 明 に短 縮 し予 後 不. の9.0ヶ 月,扁. 良 と思 わ れ た.ま. た.(図5). た Ⅰ期, Ⅱ 期 中 で も Ⅰ期 で は27例. 存期 間で. 平 上 皮 癌 は 最 も短 か く5.6ヶ 月 で あ っ.

(3) 肺癌 に関 す る研 究. 263. 図‑7. 図‑5. 当教 室における昭和43年 を境 とした肺癌の 遠隔成績 の比 較. 肺癌 全症 例 の組 織 別生存 曲線. 次 に これ ら症 例 の う ち化 学 療 法 施 行 例30例 に つ い て,組 織 型 別 に み た化 学 療 法 の 効 果 を検 討 す る と図 6の 如 くで扁 平 上皮 癌 で は 軽 快 例 が約40%を. 占 めて. 一 方 これ を化 学 療 法 施 行 例43例 に つ き,同 様 の 検 討 を す る と昭 和42年 以 前 で は化 学 療 法 の 有 効 症 例 は. 図‑6. 肺癌 化 学療 法症 例 の組 織 別 生存 曲 線. 11%に. 過 ぎ な い が,昭 和43年 以 降 は35%と. そ の効 果. も後 者 に お い て有 意 に高 率 で あ る こ とが 認 め られ た, しか しな が ら これ ら化学 療 法 施 行 例 の 生 存 曲 線 を 昭 和43年 前 後 で比 較 検 討 す る と両 群 間 に は殆 ん ど差 が 認 め られ な い.こ の こ とか ら化 学 療 法 よ りは む し ろ 早 期 診 断 に よ る手 術 症例 の 増 加 と共 に,こ れ ら症 例 の 術 後 の 遠 隔 成績 の 改 善 され た こ と が近 年 の 肺 癌 予 後 改 善 の原 因 と して よ り強 く位 置 づ け られ る もの と 思 わ れ た.(図8) 図‑8. い る が,未 分 化 癌 や腺 癌 で は そ の 殆 ん どが不 変 な い. 昭 和43年. し悪 化 例 で あ っ た.こ の こ とは扁 平 上 皮 癌 が未 分 化. 遠 隔 成 績 の比 較. を境 とした 肺 癌 化 学療 法 例 の. 癌 並 び に腺 癌 に比 較 し制 癌 剤 に 対 し比 較 的 よ く反 応 す る こ とを示 す もの と思 わ れ た.し か しな が ら これ らの 予後 を生 存 曲 線 で 検討 す る と,こ れ ら三 群 の 間 には 殆 ん ど差 が み られ な か った.尚,治. 療 法 に関 係. な く全 症例 を み た と き,腺 癌 例 の 予 後 が よ い の は腺 癌 で は 早期 発 見症 例 が27例 中7例. で,こ れ ら7例 が. 全例 手 術症 例 で あ るた め と考 え られ る. 第4節. 昭 和43年 を境 と した肺 癌 患 者 の 予 後 につ いて. 岡 山 大学 第 二 内 科 教 室 で は肺 癌 の 早 期 発 見 を 目 的 と して 昭 和43年 か ら集 団 検 診 を 試 み て い る.従 昭和43年 を境 と して,そ. の 前 後 の2群. って. に対 象 例 を 分. け,各 群 の 予 後 を生 存 曲 線 に て 検 討 す る と図7の. 示. す 如 くで昭 和42年 以前群 の症 例 の50%生 存 期 間 が6.0. 第5節. 化 学 療 法 の 効 果 と予 後 との 関 連 につ い て. 癌 化 学 療 法 効 果 判 定 委 員会 試 案 に よ る癌 化 学 療 法 効 果 判 定 基 準 に 従 っ た効 果 判 定(軽 快,不 変,悪. 化). 別 に生 存 曲 線 を検 討 す る と,軽 快 例 に比 較 して,む しろ 不 変例 が そ れ と同等 か,な い し良 好 な成 績 が 示. ヶ月 で あ るの に対 し,昭 和43年 以 降 の そ れ は10.7ヶ. され て お り,化 学 療 法 の効 果 と延 命 との 間 に は 強 い. 月 で あ っ た.ま た確 診 後24ヶ 月 で の 生 存 率 は 前 者 の. 相 関 が 認 め られ な か った.こ の こ と は近 年 の 化 学 療. 2%に. 法 に お け る有 効 症 例 の 増 加 が 必 ず し もそ の 予 後 の 改. 対 し,後 者 で は35%と. 有 意 に高 率 で あ り,近. 年 肺 癌 の予 後 は か な り改 善 され た こ とが 明 らか に な. 善 と一 致 しな い こ と を示 唆 す る もの と思 わ れ た.更. っ た.. に ま た不 変 例 が 意 外 に 延 命 して い る こ と は化 学 療 法.

(4) 264. 高. 野. 純. 行. に 際 して は腫 瘍 効 果 の み な らず 宿 主 状態 に も充 分留. 報 告 とほ ぼ 同 様 の 傾 向 が示 され て い る.こ の 手 術 の. 意 す る こ との 必 要 性 を 示 唆 す る もの と思 われ た.一. 予 後 を左 右 す る最 も重 要 な 因 子 と して は,病 期 及 び. 方 化 学 療 法 の 実 施 に もか か わ らず 悪 化 し た症 例 で は. 組 織 型 が あ げ られ て お り,一 般 に 病 期 の 早 い 症例 に. そ の 予 後 は極 め て悪 く,こ れ に は 臨 床 病 期 の 進 ん だ. お い て は そ の 予後 が よ く,一 方 組 織 型 で は必 ず し も. 症 例(24例. 意 見 の 一 致 を み な いが,扁 平 上 皮 癌 や 腺 癌 の 術 後 の. 中20例)も. 重 要 な 因子 の1つ. で あ る と思. わ れ た.(図9). 成 績 が よ く,小 細 胞 性 未 分 化 癌 の 予 後 が 悪 い15)と報. 図‑9. 告 され て い る.今 回,著 者 の 成績 で も既 に述 べ た 如 肺 癌化学療 法例の 効果別生存 曲線. く臨 床 病 期,特. に Ⅰ期 に お け る手 術 と予 後 の延 長 の. 関 連 に つ い て は 有 意 の 相 関 が窺 わ れ て お り,そ の 組 織 型 に お い て も腺 癌 例 に お い て 手 術 例 が 多 く,し か もそ の もの に お い て 予 後 が良 好 で あ る こ とが確 認 さ れ た が,こ. れ らの 成 績 は従 来 の 説 を支 持 す る もの で. あ ろ う.太 田 は これ らの 因子 を 考 慮 して 治 癒 手 術 が 行 な え たか ど うか が 術 後 の 予後 を左 右 す る最 も重 要 な 因 子 で あ る と述 べ て い るが,現 在 で は2〜5%前 後 で あ る5年 生存 率 も近 年 の診 断 技 術 の 進 歩 に よ る 早 期 発 見,そ. して こ れ ら因 子 を 充 分 考 慮 して 手 術 例. の 適 応 を決 定 す る こ と,更 に ま た 麻 酔 を は じめ 胸 部. 第4章. 外 科 の 進 歩 と共 に,次 第 に そ の 予 後 も改 善 され て く. 総括並 びに考按. る もの と思 わ れ る.. 肺 癌 の化 学 療 法 は そ の適 応 症例 の 数 か ら言 え ば胃. しか し一 方,手. 術 の適 応 外 に あ る進 行 癌 の 治 療 に. を は じめ とす る消 化 器 系 の 悪 性腫 瘍 につ い て 多 く,. お いて は今尚 問 題 が あ り, Alexander16), Friedman17),. 更 に近 年 に お け る症 例 の増 加 と相 ま っ て癌 化 学 療 法. 山 下18),太田 ら19)は放 射 線 療 法 と化 学 療 法 の併 用 が 有. 上,重 要 な 位 置 を占 めつ つ あ る.現 在 ま で肺 癌 の 治. 力 な 治 療 法 で あ る と し,そ の 有 効 性 を報 告 して い る.. 療 に 際 して は 手 術 療 法,放 射 線 療 法,化 学 療 法 等 が. これ ら化 学 療 法 と放 射 線 療 法 の 併 用 に お い て は肺 癌. 試 み られ て い るが,近 年 の 新 しい 制 癌 剤 の 発 見 と開 発. の 放 射 線 に 対 す る感 受 性 が舌 癌 や 子 宮 癌 等 に 比 し低. に もか か わ らず 化 学 療 法 の効 果 は 手 術 や 放射 線 療 法. い こ とか ら, 5 Fluorouracilを. な どの 治 療 法 に比 べ な お微 力 と言 わ ざ る を得 な い.. 剤 を前 投 与 し放 射 線 に対 す る肺 癌 組 織 の感 受 性 を高. 私達 の 教室 で も昭 和36年 か ら肺 癌 の 化 学療 法 に際 し線維 芽 細 胞 抑 制 剤 であ るChloroquineを 既 に述 べ たCPCP療. 法, CPMP療. 併 用 し,. 法, CPBP療. 法 を手 術 療 法,放 射 線 療 法 と同 じ く行 な って きて い. め る1種 のSensitizerと. は じめ とす る制 癌. して の 意 義 をそ れ に認 め. て い る よ うで あ り,特 に 太 田 ら19)は放 射 線 治 療 に先 だ っ てMETT療. 法 を行 な っ た症 例 に お い て約80%. に腫 瘤 の縮 小 が み られ,そ の 縮 小 速 度 も放 射 線 単 独. る が,今 回 は これ ら症 例 の 予 後 につ い て 検 討 を加 え,. に比 して 高 い こ と を報 告 して い る.こ の よ うに両 者. 肺 癌 治 療 に お け る化 学 療 法 の 位 置 づ け を 明 瞭 にせ ん. の 併 用 は腫 瘤 の縮 小 と共 に そ の予 後 の 改 善 の み られ. と した わ け で あ る.. て い る こ とが 多 く,今 回 の教 室 例 の 検 討 に お い て も. さて 現 在 の と ころ 肺 癌 の 治 療 上 確 診 後5年. 以上 の. 同 様 の傾 向 が認 め られ た.こ の こ とか ら して手 術 適. 長 期 生 存 を期 待 出 来 る もの としては,ま ず 手 術 療 法 が. 応 外 に あ る進 行肺 癌 の 治 療 に 際 して は先 づ 放 射 線 療. あ げ られ,既 にGraham4)の. 法 と化 学 療 法 の併 用 が 第1に. 成 功 第一 例 以 後, Moo. re5),Ochsnerf6), Paulson7), Overholt8), Salzer9), Wat son10)を は じめ と して 多 くの 報 告 が み られて い る.こ. 肺 癌 の 化 学 療 法 に は現 在 制 癌 剤 と してNitrogen. れ らの 報 告 で術 後 の5年 以 上 の 長 期 生 存 率 は 切 除症. mustardを. 例 の10〜30%の. lophosphamideな. こ とが 多 く,従 って 肺 癌 全 症 例 の5. 年 生 存 率 は2〜10%と. 報 告 され て い る.我 が 国 に お. 検討 され るべ きで あ る. と思 わ れ る.. や5 FU,. は じ めNitromin,. Cytocine. Thio. TEPA,. Cyc. どの ア ルキル化 剤やMethotrexate arabinocideな. い て も同 様 の 報 告 が 鈴 木11),石川12),早田13),太 田 ら14)に. 剤, MitomycinC,. よ りな され て お り,こ れ らの 成 績 も前 述 の 諸 外 国 の. どの 抗 腫 瘍 性 抗 生 物 質 そ の 他, Vinca. ActinomycinD,. どの代 謝 拮抗 Bleomycinな alkaloidsの.

(5) 肺 癌 に 関 す る研 究 VincristineやVinblastine更. にChloroquineを. 265. 療 に 際 し化 学 療 法 の適 応 をい か に設 定 す るか とい う. は じめ とす る 線維 芽 細 胞 抑 制 剤 な どが 使 用 され て お り,こ れ ら制 癌 剤 の 効 果 に 関 し て は 特 に外 国 で は. こ とは 重 要 な 課 題 の1つ で あ る. 一般 に化学療法 において ,制 癌 剤 の効 果 は腫 瘤 の. Nitrogen. 小 さい もの 程,ま た 病 巣 の拡 が りの 少 な い もの 程 有 効. mustardやCyclophosphamideの. が 多 くみ られNitrogen fskyら20)は35例. mustardに. 報告. 関 してKarno. で あ る と考 えられ るが,こ れ は 肺 癌 に お い て も同 様 と. の手術不能症例 に本剤 の 投 与 を行. 考 え られ,著 者 が 第1編. で述 べ た 如 く,制 癌 剤 に感. な い74%に 何 らか の 臨 床 症 状 の 改 善 が み られ た と報. 受 性 が低 い と考 え られ る腺 癌 症 例 に お い て さ え も. 告 して い るが,一 方Wolfら21)の. Bleomycinに. グル ー プ は厳 密 な. 対 照 との 比較 の も とに 統 計 的 な検 討 を行 な い有 意 差. よ る小 型 肺 癌 症例 で は4例. 中2例. に術. 前 腫 瘤 影 の縮 小 が み られ て い る.し か し腫 瘤 の 小 さ. が み られ な か った と報 告 して い る.ま たCyclopho. い例,ま. sphamideに. 間 にわたて. 期 か らす れ ば 早 期 に分 類 され る もの で あ る が,現 在. 関 して はKarrerら22)は2年. た 病 巣 の 拡 が りの少 な い 例 等 は 当然 臨 床 病. る本剤 の 間歇 投 与 を 行 な い 軽 度 の 白血 球 減 少 の み ら. 制 癌 剤 単 独 で は 早 期 例 と言 え ど もな お 肺 癌 の 治癒 を. れ た症 例 で は統 計 上 予 後 の 改 善 が み られ た と報 告 し. 期 待 す る こ とは まず 不 可 能 と考 え られ る.化 学 療 法. て い る.一 方,わ が国 で はMitomycinC. の予後 を臨 床 病 期別 に検 討 した今回の成績 か ら も. (MMC)を. 中 心 とす る報 告 が 多 い.即 ち木村 ら23)はMMC単. 独. 投 与 に よ り癌 治療 学 会 判 定 基 準 に よ り40.8%に. 有効. 例 を認 め て お り,更 にMMCと は,西 村 ら24)はMETT療. 他 剤 との 併 用 療 法 で. 法 で40%の. Stage. Ⅰ+Ⅱ で は50%生. 存 期 間 が 進 行 癌 に比 べ 良 い. とは 言 え,や は り全 例 が2年 以 内 に死 亡 して お り, 予 後 の 点 か ら言 え ば手 術 等 に比 し悲 観 的 と言 わ ざ る. 有効 率 を 報告. を得 な い.ま た 化 学 療 法 の適 応 決 定 に 際 して は制 癌. して い る.こ の よ うに現 在 化 学 療 法 に お い て 制 癌 剤. 剤 の 効 果 を い か に 選 択 的 に高 め るか とい う点 に お い. の使 用 に 際 して は単 独投 与 よ り もむ しろ 作 用 機 序 の. て も検 討 され る必 要 が あ る わ け で あ るが,換 言 す れ. 異 な っ た制 癌 剤 の組 合 わせ に よ る 多剤 併 用 療 法 が 多. ば 各 組 織 型 に 応 じて 制 癌 剤 の選 択 を い か に 行 な って. く用 い られ,又 単 独 に比 し良 好 な成 績 が 報 告 されて. い くか と言 うこ とが 重 要 な意 義 を有 す る もの と 思. い る こ とは周 知 の如 くで あ るが,私 達 の 教室 で も既. わ れ る.即. に述 べ た如 く肺 癌 化 学 療 法 に 際 し て線 維 芽 細 胞 抑 制. に す る と同様 に悪 性 腫 瘍 に お い て もそ の 組 織 型 に 応. 剤 で あ るChloroquineを. じて 制 癌 剤 に 対 す る感 受 性 が か な り異 って お り,肺. 中心 にCPCP療. 法(Chl. oroquine+Phytonadione+Cyclophosphamide+ Prednisolone),. CPMP療. 癌 に お い て は まず 扁 平 上 皮 癌 に はBleomycin25)が,. 法(Chloroquine+Phy. tonadione+MitomycinC+Prednisolone),. ち,細 菌 が抗 生 物 質 に 対 して 感 受 性 を 異. 小 細 胞 性 未 分 化癌 にはVincristineが CPBP. との 報 告 が み られ る.一 方,肺. 有 効 で26)あ る. の 腺 癌 は消 化 器 系 と. 療 法(Chloroquine+Phytonadione+Bleomycin. 異 り5 FUに. +Prednisolone)を. す る感 受 性 も低 い27)こ とか ら治療 に 反 応 しが た い 組. 行 な っ て い るが そ の 成績 は 既 に. 報 告 し た如 く, CPBP療. 法 が効 果 の 点 に おい て極 め. 対 す る感 受 性 は低 く,ま た放 射 線 に 対. 織 型 と考 え られ る.末 期 癌 の 化学 療 法 に対 す る効 果. て 良 好 な 成績 を あ げて い る.し か し生 存 曲線 を化 学. を組 織 型 別 に 検討 し た今 回 の成 績 で も扁 平 上皮 癌 の. 療 法例 に つ い て み る と き,既 に述 べ た如 く制 癌 剤 の. 効 果 が40%と. 併 用症 例 で も現 在 の と こ ろ線 維 芽 細 胞 抑 制 剤 で あ る. が 極 め て少 な い とい う結 果 が 得 られ た が,こ. Chloroquine単. か ら も特 に手 術 不 能 扁 平 上 皮 癌 に お け る化 学 療 法 は. 独 例 と あ ま り著 明 な 差 が な く,今 後. 最 も高 く未 分 化癌 や 腺 癌 に は有 効 症 例 の こと. 化 学 療 法 は この効 果 を延 命 か ら検 討 し,い か に 上 昇. 予 後 と い う点 で も注 目 され,今 後 この よ うに 組織 の. させ る か とい う点 で 考 慮 され な くて は な らな い もの. 感 受 性 とい う点 に お いて い か に 高 い 制 癌 剤 を投 与 す. と思 われ る.制 癌 剤 は その 作 用機 序 か ら して 当 然 宿. るか,ま た 放 射 線 に お け るSensitizerと. 主 側 の 正 常 組 織 の 障害 ま た宿 主免 疫 能 の 低 下 等 の 副. か に 組 織 の 感 受 性 を高 め,薬 剤 の 到 達 性 を高 め るか. 作 用 を来 たす こ とが 想 定 さ れ る が,と. とい う点 で化 学療 法 が検 討 され る必 要 が あ るで あ ろ. りわ け 多剤 併. 用 にお い て は この点 に 注 目す る必 要 が あ り,副 作 用. 同 様 に,い. う.. の 防 止,宿 主 側 の 因 子 の 検 討 に留 意 す る こ とが 今 後. これ ま で の教 室 の 例 を 中心 に 肺 癌 の 治 療,特. 化 学 療 法 の効 果 と延 命 との 関 係 を 結 ぶ 大 きな 問 題 の. 後 の 面 か ら外 科療 法,放 射 線療 法+化 学 療 法,及. 1つ で あ る と思 わ れ る.. 化 学 療 法 の み に つ いて 検 討 した が,今. 一 方 ,前 述 した手 術 の適 応 決 定 と同 様 に肺 癌 の 治. に予 び. 回の成績か ら. も早 期 診 断 と外 科 療 法 の例 が 最 も予 後 が よ く,手 術.

(6) 266. 高. 非 適 応 例 で は 放 射 線 療 法+化 学 療 法 が ま ず試 み られ. 野. 純. 行 (1)各種 治 療 別 の50%生. 存 日数 は手 術 が最 も長 く,. るべ きで あ る と思 わ れ た.肺 癌 治 療 に お け る化 学 療. 放 射 線 療 法+化 学 療 法 が これ に続 き,化 学 療 法 は最. 法 は放 射 線 療 法 との 併 用 で は比 較 的 良 好 な 成 績 を あ. も短 か し、 また 化 学 療 法 の 使 用 薬 剤 別 の50%生. げ う る もの の,化 学 療 法 の み で は その 予 後 は 決 して. 数 に は殆 ん ど差 が み られ な か った.. 満 足 の ゆ く もの で は なか った と言 え よ う.化 学 療 法 単 独 で は 今 回 の 成 績 か らも明 らか な如 く手 術 不 能 な,. (2)臨 床 病 期 別 の50%生. 存日. 存 日数 は Ⅰ期 群 が 最 も長 く. Ⅱ 期 が こ れ に 続 きⅢ 期 及 びⅣ 期 に は 殆 ん ど差 が み ら. ま た放 射 線療 法 の 不 能 な進 行癌 に お い て適 応 とな る. れ な か っ た,一 方 化 学 療 法施 行例 で も Ⅰ期+Ⅱ. わ け で あ るが 未 だ に腫 瘍 効 果 と延 命 と の 解離 が 臨 床. 50%生. 上 問題 に な る もの と思 わ れ る.ま た 確 か に制 癌 剤 単. 群 の そ れ に比 べ れ ば明 らか な短 縮 傾 向 が 窺 わ れ た.. 独 投 与 よ り多剤 併 用 療 法 が腫 瘍 効 果 は著 しい が,腫. 期の. 存 日数 が 最 も長 い が,全 症例 の Ⅰ期 及 び Ⅱ 期. (3)組 織 型 の 明 らか な58例 に つ き50%生 存 日数 を み. 瘍 効 果 が 不変 の 例 が 有 効 例 に比 し,ほ ぼ 同等 の 延 命. る と腺 癌 が最 も長 く,未 分 化 癌 が これ に次 ぎ,扁 平. を示 した こ とは 化 学 療 法 が延 命 を 目的 とす る こ とか. 上皮 癌 が最 も短 か い.化 学 療 法施 行 例 で は扁 平上 皮. ら考 え て 制癌 剤 ど う しの 組 合 せ に は今 後 充分 な 検 討. 癌 に 軽 快 例 が 多 い が,各 組 織 型 別 の50%生. が な され るべ きで あ る と 思 わ れ る.既. は殆 ん ど差 が み られ な か っ た.. METT療. に西 村 等 は. 法に よ り腫 瘍 効 果 と延 命 の 間 に 相 関 を認 め. (4)昭 和43年 を 境 と し た前,後2群. 存 日数 に. の50%生. 存 日数. た と報 告 して い るが,一 般 に癌 の 化 学 療 法 に は 各 種. は昭 和43年 以 降 群 に有 意 の 延 長 が み られ た.し. 制 癌 剤 の組 合 せ とい う薬 剤 要 因,ま た 組 織 型 とい う. な が ら化 学 療 法 施 行 症 例 につ い て み る と昭 和43年 以. 腫 瘍 要 因 か らの 検討 は勿 論,宿. 主 側 の 要 因 が 大 きな. 問 題 とな る もの と思 われ る.癌 化 学 療 法 に お い て は 制 癌 剤 は そ の作 用 機 序 よ り見 て 正 常 組 織 へ の 障害 性. 降群 に 有 効 例 が 多 い と は言 え, 50%生. かし. 存 日数 で は両. 群 間 に 殆 ん と差 が み られ て い な い. (5)化 学 療 法 の効 果 別 の50%生. 存 期 間 は,軽 快 例 が. が あ る の で副 作 用 に 対 す る最 大 限 の 防 止 対 策 が は ら. 最 も よ いが 不 変 例 で もそれ と 同等 の 成 績 が 示 され て. わ れ な くて は い けな い し,又 担 癌 生 体 とい う特 殊 な. お り化 学 療 法 の効 果 と延 命 と の 間 に は 強 い 相 関 は認. 病 態 の 中 で宿 主 免 疫 能 を は じめ とす る各 種 の 因 子 が. め られ なか った.. 検 討 され る必 要 が あ ろ う,今 後 これ 等 薬 剤 因 子,腫 瘍 因 子,宿 主 因 子 の 関 連 に お い て 化 学 療 法 の 予 後 は 更 に著 し く良 好 な もの に な る と思 わ れ る. 第5章. 結. 論. 岡 山大 学 医 学 部 第 二 内 科 教 室 に お け る過 去11年 間 の 原 発 性 肺 癌93症 例 に つ き,化 学 療 法 症 例 を 中 心 に そ の 予 後 を生 存 曲線 か ら検 討 し,以 下 の 成 績 を え た.. 以 上 の 成 績 か ら肺 癌 の 予 後 に 関 して 次 の こ と が考 え られ る. ●肺 癌 の 予 後 改 善 は 現 在 の と ころ 早 期 発 見 に よ る 手 術 に よ らね ば な らな い ●進 行 癌 の 治療 には 放 射 線 療 法 と化 学 療 法 の併 用 が よ い. ●化 学 療 法 は現 在 特 に優 れ た 成績 を示 し て い な い が副 作 用 に対 す る配 慮 に よ り向上 の 可 能 性 が あ る..

(7) 肺 癌 に 関す る研 究. 文 1). 平 木 潔,木 孝 一,西. 村 郁 郎,小 崎 良 知:綜. 谷 秀 成,守 合 臨 牀,. 2). 木 村 郁 郎:治. 療,. 3). 木 村 郁 郎,守. 谷 欣 明,大. 4). Graham E. A.:. 5) Moore. 50:. Ochsner. 7). Paulson D.. 8). Overholt. 9). Salzer. 熨 泰 亮,高. JAMA,. L.:. Ann.. R. H.:. 田 宏 美,国. 4:. W. L.:. Cancer,. 政 郁 哉,西. 上 修,大. 熨 泰 亮,白. 井. 下 明,高. 野 純 行:癌. の 臨 床,. 16:. 1161, 1970.. 146: 997, 1957. Surg.,. 28: 329, 1954.. 106: 96, 1958.. 9: 1167, 1956.. 鈴 木 千 賀 志:手. 12). 石 川 七 郎:日. 本 癌 治 療 学 会 誌,. 5:. 117,. 1970.. 13). 早 田 義 博:日. 本 癌 治 療 学 会 誌,. 5:. 125,. 1970.. 14). 太 田 満 夫,重. 松 信 昭,水. 原 博 之,吉. 15). 石 川 七 郎,末. 舛 恵 一:肺. 癌,. L. L.,. 名 正 俊,井. 101: 1371, 1933.. 11). 16) Alexander. 20:. 信 広,山. 148: 691, 1952. Surg.,. J. Thorac.. 術,. 広 哲,林. 663, 1951.. G.: Strahlentherapie,. 10) Watson. 俊 雄,永. 1966.. Med. Ass.,. Cancer,. A.:. 304,. 献. 1968.. J. Amer.. R. L.:. 6). 73,. 谷 欣 明,森. 15:. 267. 85,. 1964.. 12:. 田 猛 朗,広 188,. Causing J.,. 田 暢 雄,松. 葉 健 一,原. 信 之:臨. 床 と研 究,. 45:. 131,. 1971.. 1972.. Schwinger. H. N., and Li. M. C.:. Amer.. J. Roentg.,. 87: 375,. 1962. 17) Friedman. M., and Daly. 18). 山 下 久 雄,橋. 本 省 三,大. 19). 太 田 和 雄,西. 村 穣,中. 20) Karnofsky. J. F.:. Amer.. 蔵 丈 太 郎:癌 村 有 行,北. 川 俊 夫,母. D. A., Abelman. J. Roentg. 90: 246, 1963.. の 化 学 療 法(癌. W. H.,. の 別 冊)233,. 里 知 之,北. Craver. 畠 隆:癌. L. F.,. 1966,東 の 臨 床,. and Burchenal. 京.. 14:. 324,. J. H.:. 1968.. Cancer,. 1: 634,. 1948. 21) Wolf. J.,. 22) Karrer. Spear. P.,. Yesner. K., Humphreys. 23). 木 村 禧 代 二:癌. の 臨 床,. 24). 西 村 穣,太. 田 和 雄:日. 25). 岡 捨 己:日. 本 胸 部 臨 床,. 26). 尾 形 利 郎,鈴. 27). 金 田 弘,奥. 木 明,砂 孝 行,中. R., and Panto. S. R., and Goldin 14:. 184,. 164,. 倉 瑞 良:綜 塚 次 郎,谷. A.:. Int,. Amer. J.. 29:. 441,. 1970.. 1971. 合 臨 牀,. 川 一 夫:臨. 20:. 1141,. 床 放 射 線,. 1971. 8:. 689,. J. Med.,. Cancer. 1968.. 本 胸 部 臨 床, 30:. M. E.:. 1963.. 29: 1008, 1960.. 2: 213, 1967..

(8) 268. 高. 野. Studies. Part. Ⅲ.. Clinical. 純. on. lung. studies. the. 行. on. prognosis. cancer. factors. lung. cancer. of. the. in fluencing. By Junko Department. of Internal. Medicine,. (Director: We have studied eleven. years,. vival. curve, 1). favourable.. different 2) Stage with. Of. Ⅲ Stage. with. 3). in this hospital. is the most favourable. cases,. stage,. is. not. for the past. by figuring. out the sur. for the median. is the second,. the median Ⅰ. longest of. is. for in. Stage. the. the. survival. most. survival. and chemotherapy shows. favourable,. median. little. the. median. Ⅰ+Stage. of undifferentiated. Stage. survival.. and. only is the. difference. between. In. survival,. Ⅱ. is. the. chemotherapy but. their. second,. cases, survival. and patients. is. shorter. Ⅱ.. whose cell types were defined,. the median survival. of adenocarcinoma. carcinoma. cases. the second. and that. divided. before. and after. treated. with chemotherapy,. cases. of epidermoid. the shortest.. In two groups groups. the. cases. and that. cases. Stage. favourable. Ⅱ are total. In 58 cases,. carcinoma of latter. Ⅳ. the. is the longest, 4). clinical. Stage Ⅰ+Stage. comparing. treated. the prognosis,. used.. each. and. School. results.. and chemotherapy. In chemotherapy. drugs. influence. Medical. Hiraki). who were. which. operation. of irradiation. Kiyoshi. patients,. the following. treatments,. Okayama University. Prof.. to the factors. and obtained. Of various. combination-therapy least. 93 lung cancer. with regard. TAKANO. of patients. is apparently. vival of the two groups. which are. long, but in the cases. show little. difference,. although. the latter. 1968, the median survival the median sur. group contains. many effective. cases. 5). In three. ravation'),. groups. according. the median survival. ' no change'. shows. the prolongation. almost. to the therapeutical. of the group. the same. of life and effect. survival,. effects. of 'improvement indicating. ('improvement',. there. of chemotherapy.. 'no change',. is the longest, is no strict. The results. stated. 'agg. but the group correlation. of. between. above lead to the foll. owing conclusions. Ⅰ) should. For. be Ⅱ). the. improvement. of. the. prognosis. of. lung. cancer,. early. detection. and. operation. done. The. advanced. cases. had. better. be. treated. with. the. combination. not. as. great. therapy. of. radiation. and. chemotherapy. Ⅲ) improved. At by. present, minimizing. the. effect its. side. of. chemotherapy. effects.. is. as. it. should. be,. but. could. be.

(9)

参照

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