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血 清 耐 熱 非 凝 個 物 質 に つ い て

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Academic year: 2022

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(1)616‑008.. 血 清 耐 熱 非 凝 個. 841.. 7:. 612.. 物 質. 015.. 21:. 611.. 33‑018.. 73. に つ い て. 第2編 ポ ー ラ ログ ラ フ に よ る 血 清 耐 熱 非 凝 固 物 質 測 定 の 癌 診 断 へ の 応 用 岡山大学 医学部第二外科 教室(主 任:前 現 津 砂田輝 田誠次 武名 誉教授 教授) 講. 師. 大. 森. 均. 〔昭 和34年4月13日 目 第1章. 緒. 言. 第2章. 実. 験. 受 稿〕 次 因 子 との 関 係 第3項. 第1節. 実験方法. 第2節. 実験成績. 第1項. 癌 診 断へ の応 用. 第2項. ポ ー ラ ログ ラ フ測 定値 と種 々 な る. 第3章. 総 括 な らび に考 按. 第4章. 結. Mayerは,血 第1章. 緒. 言. 担癌 生体 の血 清 が特 異 的 な凝 固性 を示 す こ とは 早. 藤6),平. 反 応 に 応 用 され て い る が,恩 び,奥. 松29)等. 論. 清 を 塩 酸 で 加 熱 処 理 した 後,ズ ル フ. ォサ ル チ ール 酸 で 除 蛋 白 し,そ の 濾 液 に つい て蛋 白. くよ り 知 られ て い る こ と で あ り,こ の こ と はKurten3), 七 条4), Huggins6),佐. 胃癌 症 例 に 於 け る 「ポ 」 波 高 の検 討. に よ り,癌. 波 を検 して 好 結 果 を得 て,こ れ を濾 液反 応 と呼 ん で い る18)19)20). 担 癌生 体 に於 け る耐 熱非 凝 固 物 質 の増 加 は,明. 師 津 田名 誉 教 授7)お よ. 島8)の 発 表 して い る 血 清 非 凝 固 物 質 定 量 に よ. ら. か な事 で あ るが,私 は,入 院 患 者 に つ き 該物 質 の増 減 を,濾 液 反 応 を 用 いて,ポ. ー ラ ロ グ ラ フ的 に追 求. る 癌 診 断 法 も 熱 凝 固 性 の 変 化 を 応 用 し た も の で あ り,. し,併 せ て,他 の 検査 事 項 と比 較 検 討 し,い ささか. 何 れ も 優 秀 な 成 績 を あ げ て い る.. 新 しい成 績 を得 る こ とが 出来 た ので こ こに発 表 す る.. 1922年 にJ. フ 法 は,そ. Heyrovsk'yが. の 後,志. さ れ て き た が, して 以 来,広. 始 め た ポ ー ラ0グ. く生 化 学,医. 白 波 を発 見. 学 の 分 野 に も取 り入 れ ら. Brdicka9),. Tropp12),更. Fe1kel11),. 笹 井13),滝. 本 ・柴 田 ら14)15)16)17)の 癌 反 応 へ の応 用. が 数 多 く見 ら れ て い る が,血. に,我. が 国 で は,. 清 に 操 作 を 加 え,蛋. 白. の蛋 白 波 を ポ ー ラ ログ ラフで 追求 し. て い る の が 殆 ん ど で あ り,ま. た好 成 績 を 得 て い る様. で あ る.. 験. 実 験材 料 お よび 実 験 方 法. 濾 液 反 応 に お け る 血 清 の 除 蛋 白 法 と して は,. て い る如 く,ア ル カ リ,熱,ズ. の 発表 し. ル フ ォサ ル チ ル酸 で. 除 蛋白 す る方 法 等種 々 あ る が,私 は熱 変 性 の み に よ る方 法 を用 い た. 〔試 料 〕 条 件 を一定 に す る為 早 朝 空 腹 時,患 者 の 肘 静脈 よ り採 血 した 静 脈血 よ り血 清 を分 離 して使 用 した.. ポ ー ラ ロ グ ラ フ で 追 求 す る蛋 白 波 の 高 低 は,そ 中 に 含 ま れ るSH基. 第1節. 実. Brdicka9), Muller21), Waldechmidt10)ら. Waldschmidt‑Leitz10),. Mayer10),. を 変 化 さ せ,そ. 第2章. 方 教 授 そ の 他 の 人 々 に よ り研 究. 1933年Brdickaが,蛋. れ る 様 に な り,. ラ. の. 〔使 用 機 械 〕. の 活 性 度 の 多 少 に よ り生 ず る. 柳 本製P‑EL‑型. もの と され て い る9)が,生. の ま ま の血 清 を用 い た の. で は 著 明 な 変 化 は み ら れ な い.そ. こ でBrdickaと. ポー ラ ログ ラ フ装 置 を使 用.. 〔実 験 方 法 〕 大 体表1に 示 した如 くで あ るが,先 ず 血 清1ccを.

(2) 3096. 大 表1. 実. 験. 方. 森. 均 の 高 さを基 準 と し,最. 法. 初 に生 じ る極 大 波,即. 波 の頂 点 まで を,第1波. 高(PhI)と. ち第1. し,更 に 次. に生 じ る極 大 波,即 ち第2波 の 頂点 まで を,第II波 高(Ph②Ⅱ)と. した.更 に 両 者 の算 術 平 均 値 を,中. 間 値(PhⅢ)と. した.但. し,こ の 曲 線 に は振 動 が. あ るの で,そ の振 幅 の中 点 を とつ た. 第2節. 実験成績. 前 記 の 実 験方 法 に よつ て 行 つ た もので,健 康者13 例 を対 照 と し,当 外 科 入 院 患者 中,胃 炎 及 び 胃 ・十 二 指 腸潰 瘍12例,胃 癌28例 胃 以 外 の悪 性 腫 瘍24例, その他37例 を,無 作 為 的 に選 出 し,次 の実験 成 績 を 得 た. 第1項. 癌 反 応 へ の応 用. I. 健 康者 の測 定 値 試 験 管 に取 り,煮. 沸 水 中 に て5分. こ れ を ガ ラ ス 棒 に て 粉 砕 し,次 加 え,撹. 拝 後, 10分. 間 で 熱 凝 固 さ し, に2ccの. 間 放 置 し,東 洋 濾 紙No.. の 濾 紙0.5ccに. 液5ccを. ち に ポ ー ラ ロ グ ラ フ 装 置 に か け,. 正. 常. 例. 下 記 組 成 の緩 衝. 0.8ボ ル トよ り ポ ー ラ ロ グ ラ ム を と つ た.な 流 計 の 感 度 は1/100と. 表2. 5Bを. 用 い て 濾 過 し,こ 加 え,直. 表2に 示 す如 く健 康 者13例 に つ い て行 つ た.. 蒸 溜水 を. お,電. し た.. 緩 衝 液 組 成: 0.001M. Hesaminocobalticchloride. +1N. NH4Cl. +1N. NH4OH. 5cc. 0.5cc 24.5cc. +水20cc. 〔蛋 白 波 の波 高 測 定 法 〕 これ に は統 一 され た方 法 は な いが,蛋 白 波 の 形 は, 大 体 図1に 示 す 如 くで あ り,私 はCO波 図1. の限 界 電 流. ポー ラ ロ蛋 白波. 1). PhIで. は,最. 均 値 は29.4mmで. 高42mm,最. あ つ た.こ. 母 平 均 の 値mを,. 99%の. 低23mmで,平 の13例. の 測 定 値 よ り,. 信 頼 限 界 で 求 め る と次 式,. 即 ち, x+u√Fo/N≧m≧x‑u√Fo/N で あ た え ら れ る22), 但 し, x:. 標本平均. u2:. 不偏分数. Fo:. 1%のF‑分. N:. 例数. 布 表 よ り 得 た る数 値,. よ つ て そ の 値 は, 29.4+4.9≧m≧29.4‑4.9 即 ち, 34.3≧m≧24.5で. あ る..

(3) Ⅱ Ⅲ. 血 清耐 熱非 凝 固 物質 につ いて 従 つ て, PhIに て 癌 反 応 陽 性, 2). 於 て は,測 x≦34.3を. 求 め る と,測. 表4. もつ. 胃. 癌. も つ て 陰 性 と す る.. PhⅡ に 於 て は,最. 平 均 値43.7mmで. 定 値a>34.3を. 3097. 高69mm,最. あ り, PhIの 定 値x>53.53を. 低27mm,. 場 合 と 同 様 に して 陽 性, x≦53.53を. も. つ て 陰 性 と決 定 す る こ と が 出 来 る. 3). PhⅢ. に 於 い て は 最 高52mm,最. 平 均 値36.5mmで,. x>43.15が. 低25.5mm,. 陽 性,. x≦43.15を. 陰 性 と決 定 す る.. . 胃炎 及 び 胃 ・十 二指 腸 潰 瘍 患 者 測定 値 表3に 示 す如 く, 表3. 胃 炎,胃. 胃炎3例,胃. ・十 二 指 腸 潰 瘍. 炎 及 び 胃 潰 瘍1例,胃. 及 び 十 二 指 腸 潰 瘍1例,十. 潰 瘍4例,胃. 二 指 腸 潰 瘍3例. の 計12例. に つ い て 行 つ た. 1). 第1波. 高(PhI)最. 平 均 値 は30mmで x≦34.3な. あ つ た が,こ. 低21mm, れ ら に 前 記,. 較的 初期. D:末. 期. B:中. 等期. E:其. の他. C:高. 度進行期. 註A:比. る 陰 性 範 囲 を 適 用 して み る と, 12例 中10. 例 で, 83.3%が 2). 高37mm,最. 陰 性 で あ る.. 第Ⅱ 波 高(PhⅡ). 最 高53mm,最. 低40mm,平. 前 記x≦53.53を. 適 用 す る と,全. 均 値47.8mmで,. 病 状 の 進 行 度 を 区 分 した も の で, A:比. 例 陰 性 で100%を. 示. 思 わ れ る もの,. B:可. 成 り 進 行 せ る 中 期 の も の,. し. て い る.. C:手. 3). 中 間 値(PhⅢ). れ で 全 然 手 の つ か な い 末 期 を 意 味 す る.. 最 高44.5mm,最 で あ りx≦43.15を 83.3%の. 低34.0mm,平. 1). 均 値38.9mm. 適 用 す る と, 12例 中10例,即. ち,. 陰 性 率 を 示 して い る .. 表4に. B, C, D, Eと あ る の は,臨. 全 に手 遅 E:そ. の 他.. 第Ⅰ 波 高(PhI) 低35mm,平. 例 と もx>34.3な. 均 値49.1mmで. あ. る 条 件 を 充 して お り100%. の 陽 性 率 を 示 し た.. 示 す 如 く, 28例 に つ い て 行 つ た.表. 行 度 の 所 にA,. 遅 れ の も の で 後 期 を 現 わ す . D:完. 最 高98mm,最 り,全. . 胃癌 患 者 測定 値. 較的初期 と. 中,進. 床 的 に その. 2). 第Ⅱ 波 高(PhⅡ). 最 高170mm,最. 低48mm,平. 均 値75.2mmで. あ.

(4) 3098. 大. り, 28例 中26例,即 を 示 し た も の はA,. ち92.9%が. 陽 性 で あ つ た.陰. 森. C群 に 各 々1例. 性. 宛 あ り, B, D群. 3). 28例 中27例,即. 低41.5mm,平 ち, 96.4%の. 癌2例,そ. 低36.5mm,平. ち, 83.3%の. 均64mmで,. 陽 性 率 を 示 し, PhI,. Ⅱに比 し高 率 で あつ た. 腸 癌5例,乳. 癌. の 他 合 計24例 に つ い て行 つ た .. 以 上 よ り,乳 腺,甲 状 腺 の悪 性 新 生 物 に於 て は, この反 応 が陽 性 に 出 る こ とは少 い もの と考 え られ る. V.. 表5. 場合 と大差は. 中 間 値(PhⅢ). 24例 中20例,即. IV. 胃以 外 の 悪 性腫 瘍測 定 値. 5例,肺. あ り, 24例 中19例,. 陽 性 を 示 し, PhIの. 最 高125.5mm,最. 均 値62.1mmで. 陽 性 率 を 示 し た.. 表5に 示 す 如 く,結 腸 癌2例,直. 均 値 は77mmで. 認 め られ な か つ た.. 中 間 値(PhⅢ). 最 高134mm,最. 43mmで,平 即 ち, 79.2%が. に は 陰 性 例 は 見 られ な か つ た. 3). 均. 胃 以外 の悪 性 腫 瘍. 悪 性 腫 瘍 以 外 の種 々 の疾 患(胃 疾 患 は除 く). の 測定 値 表6に 示 す 様 に,甲 状 腺疾 患6例,種 疾 患5例,乳. 々の結 核性. 腺 疾 患5例 等35例 と,悪 性腫 瘍 術 後 の. 患 者2例 の計37例 に つ い て測 定 した. 1). 第1波 高(Phl). 最 高 は腸 結 核 の89mm,最 37例 の平 均 値 は35.8mmで 43.2%を. 低 は乳 腺 症 の23mmで, あつ た.陽 性 例 が16例. 占め,陰 性 例 は56.8%で. あつ た にす ぎない .. しか し,こ の 内 容 を検 討 して み る と,結 核 性疾 患 と 腸 閉 塞 の8例 は,全 例 の に於 いて 陽 性 を示 し,そ の 他,腸 管 嚢 気 腫1例,胆. 嚢 疾 患 が4例 中2例,バ. ン. チ氏 病 が2例 中1例 と,網 内 系 に 関係 あ る疾 患で50 %の 陽 性 率 を示 して い るの が 特 異 で あ る. 2). 第Ⅱ 波 高(PhⅡ). 最 高 は, PhIと. 同 じ く,腸 結 核 の135mm,最. は乳 腺 症 の27mm,平 従 つ て73%の. 均 値 は55.5mmで. 陰性 率 で あ つ た.こ れ をPhIの. に比 較 して 見 る と, PhIで. 低. あつ た. 場合. 陽 性 を示 した もの の中6. 例 は, PhⅡ に 於 い て は 陰 性 に変 つ て お り, PhIで 陰 性 で あ つ た もの がPhⅡ で陽 性 転 化 した もの は1 例 もな い,ま た陽 性 例 を 検 討 して み るに結 核 性疾 患 及 び腸 閉塞 の8例 中2例 は,陰 性 に移 行 して い る. 又,甲 状 腺 疾 患1例,乳. 腺疾 患2例 及 び 直 腸癌 術 後. 1例 が,陰 性 に 移 行 して い るの も認 め る. 3). 中間 値(PhⅢ). 最 高112mm,最 1). 第1波 高(PhI). あ り, 73%の. 最 高 は癌 性 腹 膜 炎 の101mm,最 で,平 均値 は51mmで 即 ち79.2%で 3例,前. あ り,陽. 陰 性率 で あ つ た.. 低 は乳 癌 の21mm 性 は24例 中19例,. 表7に 示 す 如 く,測 定 法(波 高)選 択 の 相 違 によ. あつ た.陰 性 を 示 した もの は,乳 癌 が. 立 腺 癌 及 び 悪 性 甲状 腺 腫 各 々1例,計5例. PhⅡ,. PhⅢ の比 較 お よ び その 選択. り その 適 中 率 もそ れ ぞ れ に異 つ た値 を 示 して お り, 一 長一 短 は あ る が ,綜 合的 に見 て, PhIは,や や 劣 り, PhⅡ とPhⅢ は,殆 ん ど同 じ 成 績 を示 して い る.そ れ で は どれ を採 用 す るか とい う と,三 者 の値. 癌 等 はす べ て 陽 性 で あつ た.. 全 部 を求 め て比 較検 討 す れ ば最 も よい の で あ ろ うが,. 第 皿波 高(PhⅡ). 最 高 は癌 性 値 腹 膜 炎 の150mm,最. 均 値45.6mmで. VI. PhI,. で あ り,結 腸 癌,直 腸 癌等 の 消 化器 系の もの 及 び 肺. 2). 低25.5mm,平. 低 は,乳 癌 の. 仲 々 面 倒 な こと で あ るの で,私 は比 較 的 簡 単 で 優秀.

(5) 血清 耐 熱 非 凝 固物 質 につ い て 表6. 悪 性 腫瘍 以 外 の 種 々の 疾患. 3099. な と思 われ るPh皿. を 採 用 した.そ. して その 陽 性 範. 囲 の決 定 は,第1項. の1で 述 べ た如 く, x>53.53を. もつて した. VII. ポー ラ ロ癌反 応 不 適 中例 の検 討 PhⅡ に よ る不 適 中例 を 見 るに,胃 炎 及 び 胃 ・十 二 指 腸 潰 瘍 で は,全 例 と も適 中 して お り,胃 癌 に於 い て は2例 陰性 で あつ た が,こ れ に於 いて は,ご. く. 初 期 の もの1例 と,高 度 進 行 の もの に1例 見 られ た. 胃以 外 の悪 性 腫 瘍 の 場 合 に は, 5例 陰 性 を示 した が, 乳 癌3例. と,悪 性 甲状 腺 腫2例 で あ り,消 化 器系 の. もの はす べ て 陽 性 で あつ た こと に注 目す べ き で あ る. ま た 胃以 外 の 非悪 性 疾 患 に 於 い て は, 10例 の陽 性 例 の 中,6例. は,結 核 性 疾 患 及 び腸 閉塞 に見 られ,他. は,広 範 囲 の腸 管 嚢 気 腫1例 及 び胆 嚢 炎,胆 石 症, バ ン チ氏病 の各 々 に1例 づ つ あ り,こ れ は注 意 すべ き こ とで あ る と思 う. 第2項. ポー ラ ロ測定 値 と種 々な る因子 との 関係. 1). 癌 反応 適 中率 の比 較. ポ ー ラ ロ測定 と同時 に行 つ た諸 種 の癌 反 応 の適 中 率 は第8表 の如 くで あ るが,キ 表8. ュル テ ン お よび 七 条. 癌 反 応適 中率(%). 氏 反 応 は98例,酸 濁 反 応 は, 67例,ポ ー ラ ロは101例 につ い てで あ り,胃 疾 患 に於 い て は何 れ も,可 成 り の 好成 績 を あ げ てい るが,胃 以 外 の疾 患 に於 い て は, そ の適 中率 は大 巾 に低 下 して い る.し か もポ ー ラ ロ 以 外 の反 応 に於 い て は,(±)な. る 値 を それ ぞ れ の. 場 合 に,有 利 な方 へ加 えて 計 算 した もの で あ る. 2). 非 凝 固反 応 との 関 連 性. 非 凝 固反 応 に於 け るプ ル フ リ ッヒ溷濁 計 の測 定 値 表7. 適. 中. 率(%). と,ポ ー ラ ロ測 定 値 との 関 係 は,そ の70例 を図2に 示 して あ るが,縦 軸 に ポ ー ラ ロ測定 値 を,横 軸 に 非 凝 固反 応 測 定 値 を 取 つ て あ る.こ の両 者 の 関 係 を, 推 計学 的 に見 る と, 70例 全 例 につ い て は 計 算 が 非 常 に面 倒 なの で,そ の 中20例 を無 作 為 的 に 選 出 し,そ れ につ い て検 討 した. 両 者 の相 関係 数 γを,.

(6) 3100. 大. 図2. 均. 非 凝 固 反 応 とポ ー ラ ロ測 定値. よ り求 め る.更. =0.674な t‑分. 森. 図3. ポ ー ラ ロ測定 値 と赤 血 球 数. 図4. ポ ー ラ ロ 測 定 値 と血 色 素 量. に,. 布 表 よ りPr(t)<0.688=0.5と. る数値 を得 , な る.. よ つ て 両者 の間 に関 連 性 あ り とす る と, 50%以 上 の 危 険 を 犯す 事 と な り,従 つ て両 者 の 間 に は 関連 性 が な い もの と確 認 され た. 3). 貧 血 との 関係. a). 赤 血球 数 との関 係. 図3に 示 す如 く, 93例 につ き検 討 したが,両 者 の 間 に は,関 連 性 は 認 め られ ない.(関. 連 性 あ り と仮. 定 すれ ば, 10%以 上 の 危 険 率 とな る). b). 血 色 素 量(ザ ー リー)と の 関 係. 図4に 示 す 如 く, 90例 につ いて 検 討 した が,両 者 の 間 に は 何 等 の 関連 も 認 め られ な か つ た.(若. し関. 連 あ り と仮 定 す れ ば, 70%以 上 の 危険 率 を犯 す 事 に な る. 以 上,貧 血 との 関 係 を 調査 した が,血 清 耐 熱 非 凝 固 ポ ー ラ ロ活 性 物 質 は,貧 血 とは関 連 性 は認 め られ な か つ た. 4). 白血 球 数 との関 係. 5). 血 漿 蛋 白量 との関 係. 図5に 示 す 如 く, 95例 につ い て 検 討 した が,両 者. 図6に 示 す如 く, 91例 に つ い て 検 討 した が,両 者. の 間 に は関 連 性 は認 め ら れ な かつ た,(関 連 性 あ り. の 間 に は関 連 性 は 認 め られ な い.(関 連 あ り とす れ. とす れ ば, 10%以 上 の 危険 率 とな る).. ば30%以 上 の危 険 率 とな る)..

(7) 血 清耐 熱 非 凝 固物 質 にら い て 図5. ポ ー ラロ測 定値 と白血 球 数. 図6. ポー ラロ 測定 値 と血漿 蛋 白. 図7. 3101. ポ ー ラ ロ測 定値 と赤 血球 沈 降速 度. 信 頼 限 界 で 母平 均mを. 求 め る と, 74.33≧m≧56.47. とな る.す る と,全 例 の 平 均 値 が64.9で あ り,こ の 両 者 を 比 較 すれ ば,肝 障 碍例 が少 し く高 い値 を示 し て はい るが,有 意 の 差 とは認 め られ ず,従 つ て,肝 障 碍例 に於 いて,「 ポ」 波 高 測 定値 は高 い値 を取 る とは言 えな い. ま た,表9に. 於 いて.第1,. 2, 3例 等 は黄 疸 例 で あ. るが黄 疸 の軽 重 と,「 ポ」 測 定 値 と も関 連性 は認 め られ ない. 第3項. 胃癌 症 例 に 於 け る 「ポ」 波 高 の検 討. 表10に 示 す如 く,胃 癌症 例27例 の 「ポ 」 波高 に つ い て種 々の面 よ り検 討 した. 1). 胃液 遊 離 塩 酸 の 有 無 の 「ポ」 波 高 との 関係. 遊離 塩 酸 の 存 在 した ものが10例 で,そ の波 高 の 最 高 は170,最. 低54で,平. 均値 は76.6で あ り,遊 離 塩. 酸 の存 しな い もの は, 11例 で,そ の 「ポ 」 波 高 は, 最 高124最 低52で,平 6). 赤 血 球 沈 降速 度 との 関係. 図7に 示 す 如 く, 83例 につ い て検 討 した が,両 者 の間 に は関 連 性 は 認 め られ な い.(あ. り とす れ ば,. 70%以 上 の 危険 率 とな る). 7). 肝 機 能 障碍 の 影 響. 肝機 能 に 多少 とも障 碍 を見 られ た もの は, 99例 中 28例 で あ り,表9に. 均 値 は74.4で あ り,両. 群 の間. に有 意 の差 は認 め られ な かつ た.. 示 され て い るが,こ の28例 につ. い て 「ポ」 波高 測 定 値 は,平 均65.4で あ り, 95%の. 2). 胃 癌腫 瘤 の 大 き さ と 「ポ」 波 高 との 関 係. 腫 瘤 の 大 きさを3群 に 分 け た. a). 鶏 卵大 ま での もの:. 5例 で,そ の 波 高平 均. 値 は59.2 b) 鵞 卵 大 よ り小 手拳 大 ま で の もの:. 6例 で 平. 均値 は71.5 c). 手 拳 大 以 上 の もの:. 5例 で平 均値 は82.2で.

(8) 3102. 大. 表9. 肝. 森. 機. あ つ た,腫 瘤 の大 きい もの は,大 体 に於 て 病 勢 の 進. 均. 能. 障. a). 程,「 ポ」 波 高 は高 い値 を示 して い る. 腫瘤 の位 置 と 「ポ 」 波高 との関 係. 4群 に分 け た. a). 幽 門 及 び幽 門 ・前 庭 部 にあ る もの は4例 で そ. 例. 波 高 との 関係. 行 して い るもの と推 定 され るが,腫 瘤 の大 きい もの. 3). 碍. I型:. 1例 の みで その値 は52. b). Ⅱ型:. 5例 で,平 均 値 は67.6. c). Ⅱ型. 4例 で平 均値 は74.0. d). IV型:. 7例 で平 均 は78.4で あ つ た.. 以 上 よ り,「 ポ」 波 高 は, I型 よ りIV型 と進 む に つ れ て 高 い 値 を 示 して い るの が よ く認 め られ る.. の 波高 平 均 は66.3 b). 前庭 部 に あ る もの は3例 で平 均 値 は57.7. 5). 組 織 所見 と 「ポ」 波 高 との 関 係. c). 体部 に あ る もの は9例 で,平 均値 は75.8. 例 数 が 少 い の で2群 に分 ち, a群 は,未 分化 で 悪. d). 噴 門 及 び 噴 門 ・体 部 に あ る もの は. 性 度 の 高 い と思 わ れ る単 純 癌,浸 潤 癌,及 び 硬性 癌. 4例 で 波 高 平 均 は74.3で あ つ た.. を1群. 体 部 に あ る もの が最 も高 い値 を 示 し,次 い で 噴門.. れ る腺 癌,円 柱 上皮 癌 及 び扁 平 上皮 癌 を1群 と した.. と し, b群 は,比 較分 化 の進 ん でい る と思 わ. 幽 門,前 庭 部 の順 で あ るが,こ れ の み に て は 例数 も. a群. 少 く,は つ き り した 傾 向 は 認 め られ なか つ た.. b群・6例. 4). 腫 瘤 の 肉 眼 的型(Borrmannの. 分 類)と. 「ポ 」. ・12例. あ り,波 高 平 均 は74.0 で,そ の平 均 は58.9で あ つ た.. 以 上 よ り組 織 学 的 に も,未 分 化 で 悪 性度 の高 い も.

(9) 血 清 耐 熱非 凝 固 物 質 に つ いて 表10. 胃. 癌. 症. 3103 例. の程,「 ポ 」波 高 も高 い 値 を 示 して い るの が よ く認. 影 響 を 及 ぼ す 種 々 の因 子 に つ い て検 討 したの で あ る. め られ る.. が,癌. 6). 胃癌 症 状 の綜 合 的進 行度 と 「ポ」 波高 との関. 係. 反 応 と し て,胃. 癌 は, 92.9%陽. 胃 ・十 二 指 腸 潰 瘍 は100%の 諸 家 の 報 告 に よ る と.ポ. 表4に. も示 した 様 に,臨 床 症 状 よ り,初 期,中 期,. 後 期,末 期 の4群 に 分 け た.. 率 は, Waldachmidt: Felkel:. 90%11),笹. 3例 あ り,そ の 波高 平 均 は59.0. b). 中 期:. 11例 あ り,平 均 は69.1. c). 後 期:. 7例 で平 均 は76.1. 免 か れ る 事 は 出 来 ず,私. d). 末 期:. 3例 で平 均 は116.3で あつ た ,. 外 の 悪 性 腫 瘍 の 場 合 に,乳. 以上 よ りみて,病 状 の進 行 度 に比 例 して,「 ポ」 波高 も高 い値 を取 るの が認 め られ る. 第3章. 総括並 びに考按. 私 は血 清 中 の耐 熱 非 凝 固 物 質 を ポ ー ラ ロ グ ラ フ的 に追 求 し,癌 反 応 に応 用 す る と共 に,「 ポ 」波 高 に. Brdicka:. 80%13),柴. 初 期:. 来,. 田:. 97%9), 100%14)等. 成 り優 秀 な 成 績 を あ げ て い る.し. 本 反 応 は,他. の 癌 反 応 と 同 様 に,非. 例 も見 られ,胃. 炎,. ー ラ ログ ラフ癌 反 応 の 適 中. a). で あ り,可. 陰 性 率 を 得 た.従. 96%23), 井:. 性,胃. か し,. 特異的な運命は. の 実 験 例 に 於 い て も,胃 癌,悪. 以. 性 甲 状 腺 腫 の陰 性. 以 外 の 非 悪 性 腫 瘍 の 場 合 に も,結. 閉 塞 の 多 く に,ま. 系 疾 患,バ. ン チ 氏 病 等 に 於 い て も陽 性 例 が 見 られ る.. Mayer,. Heck24)及. た,腸. び 笹 井13)等. 管 嚢 気 腫,胆. 核. 性 疾 患,腸. は,肝. 疾 患 時 には. す べ て 正 常 値 以 下 で あ つ た と述 べ て い る が,私 合 に は,丁. 道. の場. 度 半 数 に 於 い て 陽 性 例 を 見 て お り,ま. た,.

(10) 3104. 大. 森. 均. バ ンチ氏 病 に 於 い て も2例 中1例 の陽 性 例 あ り,こ. つ れ て,「 ポ」 波高 も 高 い 値 を示 して お るの を認 め. れ らは例 数 少 な く,す ぐに は断定 出来 ない が,網 内. た.. 系 が何 らか の 形 で,「 ポ」 活 性 物 質 に関 連 を有 す る 第4章. の で はな い か と思 考 され る.そ こで私 は肝 機能 障碍 1.. 例 の み28例 を 求 め て検 討 した が,肝 機 能 の みの 面 か らは,障 碍 例 と非 障 碍 例 との 間 に 有意 の 差 は認 め ら. 論. ポ ー ラ ログ ラフ波 高 の 測定 法 は,第 Ⅱ波 高の. 測定 が 簡単 で しか も勝 れて い る と思 わ れ る.. れ な か つ た.結 核 性 疾 患 が 「ポ 」反 応 陽 性 を 示 す こ とは,柴 田14)を 始 め諸 家 の 報 告 に も多 く見 られ る. 結. 2.. 胃炎 及 び 胃 ・十二 指 腸 潰 瘍 患 者 で は, 100%. 陰性 を示 した.. 所 で あ るが,私 の場 合 に も同 様 の結 果 を 得 た.そ の. 3.. 胃癌 患 者 で は, 92.9%の. 他,私 は,腸 閉塞 症 及 び 腸 管嚢 気 腫 症 に於 い て高 い. 4.. 胃 以外 の悪 性 腫 瘍 患者 で は, 79.2%の 陽性 率. 陽 性 率 を示 した.. 値 を み た が,こ れ は,病 名 に こだ わ る事 な く,消 化. を示 し,陰 性 例 は,消 化 器 系 疾 患 に 属 さな い 乳腺 及. 管 が 広 範 囲 に傷 害 され た 結 果 だ と私 は考 え る.. び 甲状 腺 の悪 性 腫 瘍 に 多 く見 られ た. 5.. 癌 患 者 の 貧 血 及 び 白 血 球 の増 加 は, Eisen25),. 悪 性 腫 瘍 以 外 の種 々 の疾 患(胃 疾患 は除 く). 原26).そ の他 多 くの人 々の 認 め る所 で あ り,ま た,. で は, 73%の 陰性 率 を示 し たが,結 核 性 疾 患,腸 閉. Huggins27),塩. 田28)等 多 く の 人 々に よ り,血 清 蛋. 塞 症,広 範 囲 の 消化 管 疾 患及 び網 内系 の 疾 患 に於 い. 白 減 少 も報 告 され て お り, Felkel11)は,「 ポ」 波 高. て は,〓 々 「ポ」 波 高 の 上昇 を見 るの で注 意すべ き. と血 沈 は関 係 な し と し, Tropp12)は,密. で あ る.. 接な関係. 6.. あ りと して い る.私 も これ らの もの につ い て 「ポ 」 波高 との 関 係 を 追求 して みた が,貧 血,白 血球 数,. 田 ・奥 島 氏 法)と. 「ポ」. 反 応 とは直 接 の関 連 性 は 認 め られ ない. 7.. 血 漿 蛋 白,赤 血 球 沈 降速 度 等 と 「ポ」 波 高 との 間 に は,相 関 関 係 は見 られ な か つ た.. 血 清 非 凝 固 反応(津. 貧 血,白 血球 数,血 漿 蛋白 量,赤 血 球 沈 降速. 度,肝 機 能,黄 疸 等 と 「ポ」 反応 との 間 に は直接 の. 次 に私 は 胃 癌 患者 の み につ いて,「 ポ」 反応 活 性. 関 連性 は認 め られ な い.. 物 質 の 増 加 を 種 々検 討 して み た.先 ず,貧 血 と関係. 8.. 胃癌 症 例 に於 いて. 深 い と思 わ れ る胃液 遊 離 塩 酸 の 有 無 と 「ポ 「波高 と. 1). 胃液 遊 離 塩 酸 の 有 無 と 「ポ 」 波高 と は関連 性. の 関 係 を 調 べ た が,関 連 性 は 認 め られ な か つ た.ま. な し. 2). た 胃癌 腫 瘤 の 大 き さ よ り比 較 す る と,こ れ で は 明 ら か に 腫 瘤 の 大 きい もの 程 「ポ」 波 高 は高 い値 を示 す. す. 3). 事 を 認 め た. 次 に 胃 癌腫 瘤 の位 置 的 な 関係 よ り検 討 した が,は. 更 に,腫. 4). 腫 瘤 の 肉 眼 的 分 類(Borrmann)で. は, I型. よ りIV型 と進 む に従 つ て 「ポ 」波 高 は高 い 値 を示 す,. 瘤 の 肉 眼 的 分 類 よ り 検 討 す る と, 型 に 従 い,. 胃癌 腫 瘤 の 位 置 と 「ポ」 波 高 との 間 には 密接. な 関係 は認 め られ な い.. つ き り した関 連 性 は 認 め られ な か つ た.. Borrmannの. 胃癌 腫 瘤 が 大 きい程 「ポ」 波高 は高 い値 を示. 5). I型 よ りIV型 と進 む に つ. 組 織 学 的 に 未分 化 で 悪 性度 の高 い と思 われ る. もの 程,「 ポ」 波高 は高 い値 を示 す.. れ,そ の 波 高 も高 い値 を取 るの を 認 め た.. 6). 組 織 学 的 に検 討 す る と,未 分 化 の癌 に於 け る程,. 胃 癌症 状 の綜 合 的 進 行度 よ りみ るに.初 期 よ. 高 い 波 高 を 呈 して お り,癌 組 織 そ の ものの 代 謝 に 於. り,未 期 と病 状 が 進 む に つ れ,「 ポ 」 波高 は高 い値. い て,何 か特 異 的な 癌 腫 毒 とで もい うべ き もの の産. を 取 る.. 生 を考 えな けれ ば な らな い と共 に,同 じ胃 癌 で あ つ て も,組 織 学 的 に異 つ た種 類 の癌 の 間 には,代 謝相 の 相 違 も存 す る とい う事 を認 め る事 が 出 来 る.. 稿 を 終 る に臨 み 終 始 御 懇 篤 な る御 指 導 と御 校 閲を 賜 つ た 恩師 津 田名誉 教 授 並 び に砂 田 教 授 に深 甚 の謝. また 綜 合 的 臨 床症 状 よ り,そ の 進 行 度 と 「ポ」 波. 意 を 表 す る.. 高 を 比 較 す る と,明 らか に,初 期 よ り末 期 と進 む に. 1) Dickens. (1930);. and. 25,. Simer:. Biochem.. 985 (1931). 参. 考. J., 24,. 1301. 文. 献. 2) Greenstein; 3) Kurten:. Biochemistry. Kl. Wschr.,. of Cancer,. 18, 19 (1939). (1947).

(11) 血清耐熱非凝固物質について 4) 七 条:日 療 ; 29,. 5) Huggins: 6). 佐 藤:日. 内 学 会 誌, 11. 31,. 39. (昭18);診. 断 と治. (昭17). J. A. M. A., 消 病 会 誌,. 143,. 53,. 205. (昭31);. 52,. 182. (昭30) 7). 津 田:日. 医 事 新 報,. 1454,. 8). 奥 島:岡. 医 誌,. 655. 9) Brdicka:. 64,. Nature,. 10) Waldschmidt. 770. 139,. 12) Tropp:. Kl.. 63,. 舘:ポ. 20). 一 色:医. Z. Phys.. Chem., 261,. 年記 念 講 演 集. 14) 紫 田:札. 幌 医 講, 3,. 15) 滝 本,和. 田.日. 消 病 会 誌,. 306. The. 22,. 2,. 15,. 計 学 入 門,医. Angew.. Amer.. 150. Biochem.,. 肥:推. 25) Eisen:. 原:岡. 305 (1939). (昭31). 39 (1947). 学 書 院(1956). Chem... 51,. 324 (1938). Z. Krebs forsh.,. 49,. 560 (1938). J.. Med.. 64,. Canc.. 725. Science,. 176;. 200. (昭27). Res.,. 塩 田:岡. 医 誌,. 67,. 1195. 29). 平 松:岡. 医 誌,. 70,. 779. of heat-resistant. in serum. 医 誌,. 28). Non-Goagulating. estimation. applied. 高 橋,土. 27) Huggins:. (昭30). on Heat-Resistant. substances. Arch.. Heck:. 26). (昭27) 52,. 18,. (1928). 17, 1141 (1938). 161. (昭30). (昭28). Wochschr.,. 学 の 歩 み,. 24) Mayer,. 647 (1939). 184. 21. ー ラ ロ グ ラ フ ィ ー(1954). 23) Waldahmidt:. Wochnschrift,. 2.. 19). K1in.. 330; 1020 (1937). ー ラ ロ グ ラ フ ィ‑25周. Part. 海 医 誌, 28,. 22). 13) 笹 井:ポ. Studies. 消 病 会 誌, 52,. 滝 本:北. 21) Muller:. (昭27). 1 (1939) Z. Gyne.,. 滝 本:日. 17). (昭27). u. Mayer:. 11) Felkel:. 16). 18) Brdicka:. 1 (1950). 3105. Substances. 9, 321 (1949) (昭30) (昭33). of Serum. non-coagulating. by. means. of polarography. to the. cancer. diagnosis. as. By Hitoshi. Ohmori. From the IInd. Surgical Department, Okayama University Medical School. (Director: formerly, Prof. emeritus Seiji Tsuda, M. D. present, Prof. Terutake Sunada, M. D.) While paying a due attention to the change in heat-coagulability of the serum of cancer patient, the author estimated the fluctuations of heat-resistant non-coagulating substance in the serum with polarography, and applying it on cancer diagnosis, studied the relationship between anemia, the leucocyte count, the rate of erythrocyte sedimentation, and the liver function In addition, with the cases with gastric cancer the author studied the relationship between the fluctuations above mentioned and various supposed to exert in fluences on the height of the polarographic wave; and obtained the following results: 1. In the patients with gastritis, gastric and duodenal ulcers the polarography gives the negative cancer reaction in 100 per cent. 2. Gastric cancer patients show the positive cancer reaction in the polarograph in 92.9 per cent. 3. In the patients with malignant tumors other than gastric tumor the cancer reaction is positive in 79.2 per cent. Negative cases are found frequently in the cases with malignant tumors such as those of mammary glands and thyroid glands not belonging to the digestive.

(12) 3106. 大. 森. 均. system. 4. In various diseases other than malignant tumors (excepting gastric cancer) 73 per cent of them show negative cancer reaction, but positive raction can be frequently encoun tered in tuberculous disease, occlusion ileus, extensive disorders in the digestive system, and diseases of the reticulo-endothelial system. 5. No direct relationship can be recognized between the heat-resistant non-coagulation reaction of serum (Tsuda-Okujima's method) and the polarographic cancer reaction. 6. Neither any direct relationship can be observed between this cancer reaction and anemia, the leucocyte count, the plasma protein content, the rate of erythrocyte sedimenta tion, the liver functon, and jaundice. 7. As for the cases with gastric cancer: a. No relationship can be recognized between existence or non-existence of free hy drochloric acid in gastric juice and the height of polarographic wave. b. The greater the size of gastric cancer the higher is the height of the polarogra phic wave. c. There is no relationship between the site of gastric cancer and the height of polarographic wave. d. In the macroscopic classification (Borrmann) of tumors, it has been found that the height of polarographic weve increases along wirh the progress of the disease from type I to type IV. e. In those histologically suggesting undifferentiation and a higher degree of mali gnancy, the height of the polarographii wave is higher. f. Summarily viewing the course of progress in the symptoms of gastric cancer, as the disease progresses from the early stage to the terminal stage, the height of polarographic wave becomes higher..

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参照

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