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基本方針目的 大学は 国民から負託された資産であるキャンパスを最大限に活用し 教育研究の質の向上を図り 教育研究の成果をあげ社会貢献を実現していくことが求められている キャンパスマスタープランは 大学のミッションやアカデミックプランを実現するため 学内外の関係者が共通認識するキャンパス空間の将来像に

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Academic year: 2021

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広島大学キャンパスマスタープラン 2016

- ダイジェスト版 -

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2005 2010 2015 2020 2025 年度 年度 年度 年度 年度 大学は、国民から負託された資産であるキャンパスを最大限に活用し、教育研究の質の向上を図り、 教育研究の成果をあげ社会貢献を実現していくことが求められている。キャンパスマスタープランは、 大学のミッションやアカデミックプランを実現するため、学内外の関係者が共通認識するキャンパス 空間の将来像に向け、継続的に実施される施設・環境整備と管理・運営の拠り所となる指針として策 定する。 キャンパスマスタープランは、「広島大学の長期ビジョン」を踏まえ、「施設整備グランドデザイン 2011」を点検・評価のうえ、中期目標・中期計画にリンクした形で作成する。 広島大学の長期ビジョン 〈大学のアカデミックプラン〉 第二期中期目標・中期計画 第三期中期目標・中期計画 第一期中期目標・中期計画 〈キャンパスプラン〉 施設整備グランドデザイン 2011 アクションプラン アクションプラン 施設整備グランドデザイン 2008 第四期中期目標・中期計画 アクションプラン アクションプラン キャンパスマスタープラン 2016 フレームワークプラン(長期方針)

目的

位置づけ

構成

アクションプラン アカデミックプラン 経営戦略 現状把握 基本 方針 活用方針 整備方針 計画の前提 キャンパスマスタープラン フレームワークプラン キャンパスマスタープランは、アカデミックプラン、経営戦略及びキャンパスの現状・課題を踏ま えた基本方針に基づき、整備方針、活用方針及びフレームワークプランを策定する。また、中期目標 期間中の短期的整備目標として、アクションプランを設定する。

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<東広島キャンパス> ○ 施設 ・統合移転により集中的に建設された施設の ため、その多くが一斉に改修時期を迎える ・今後は計画的な施設整備への対応を検討す るとともに、施設の維持管理のための安定 した財源の確保が必要 ・耐震補強は全て完了 ○ 教育環境 ・部局の面積充足率は概ね 100%前後である が、一部に大きな較差(30%程度) ・共用施設の分散化による稼働率の低下 ・新学部構想へのスペース確保 ・講義室の低い稼働率(平均 55%) ・学生スペースが不足

キャンパスの現状と課題

アカデミック地区の歩行者・自転車・駐輪場 アカデミック地区の施設の経年状況 東広島キャンパスは、西側のゆるやかな傾斜地に主要な施設群が立地するアカデミック地区、東側 の南向き傾斜地を利用した農場地区、及び中央部の山林(保全緑地)ゾーンから構成される。アカデ ミック地区は、8学部9研究科の教育研究施設をはじめ、法人本部、共同利用施設、福利厚生施設、 スポーツ施設等が立地する。山林ゾーンには、学生宿舎・教職員宿舎、附属幼稚園等が立地している。 ○ 交通環境 ・駐車場の利用状況に較差 ・歩行者と自転車の動線が明解に分離されてい ないため、輻輳による事故等の危険性有り ・施設利用者数に対する駐輪場の不足により、 不法駐輪が増加 ○ ライフライン・エネルギー消費 ・排水管等の幹線部分は未改修 ・構内排水処理設備の経年劣化 ・油焚きボイラーによる CO2 排出

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<霞キャンパス> 霞キャンパスは、戦前に広島陸軍兵器補給廠として使用されていた敷地へ、広島県立医科大学が広 島大学医学部に移管・併合された後の昭和 32 年に呉市から移転している。 霞キャンパスの施設配置は、大きくは病院ゾーン(入院棟、診療棟及び関連施設)及び教育・研究 ゾーン(講義棟、研究棟及び関連施設)から構成されている。また、平成 14 年及び平成 25 年には、 メインアクセスの入口付近に入院棟及び診療棟がそれぞれ新たに整備された。 霞キャンパスの施設の経年状況 霞キャンパスの駐車場・駐輪場・交通動線 ○ 施設 ・教育・研究ゾーンは、教育・研究関係 施設が高密に立地した建て詰まり状態 ・全体の 2 割が未改修建物であり、老朽 化が著しい状況 ・歯学部研究棟Cは耐震補強未了 ・原爆放射線医科学研究所の実験棟群は 老朽化が著しく、安全性に問題有り ○ 教育環境 ・原爆放射線医科学研究所が保有する生 体標本の保管場所が、保存スペースの 不足によりキャンパス内に分散 ・講義室の低い稼働率(平均 41%) ・学生スペース(研究・交流用スペース、 憩いのスペース)が不足 ・学生支援窓口の分散による学生サービ スの低下 ○ 交通環境 ・駐車場及び駐輪場が分散配置され、構内 動線が長くなったことにより、自動車及 び自転車通行量が増加 ・建物の分散配置により歩行者の動線が不 明確 ・教育研究ゾーンの構内サインは未整備 ○ ライフライン・省エネ ・市水及び排水管等の幹線一部分が未改修

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<東千田キャンパス> 東千田キャンパスは、元来本部キャンパスであったが、東広島市への統合移転に伴い現在の敷地を 除き、都市公園,マンション等として再開発された。また、跡地の一部は「ひろしまの『知の拠点』 再生プロジェクト」として事業化され、学生向け居住施設、高層マンション、福祉施設、スポーツ施 設、医療施設等からなる複合開発が進められている。 ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト ゾーニング図 東千田キャンパスの施設の経年状況 動線交錯 東千田キャンパスの交通動線 ○ 施設 ・狭小な敷地に対する効果的な建設計画が必要 ・総合校舎B及び総合校舎Cは今後 20 年内外の うちには改築整備が必要 ○ 教育環境 ・低い面積充足率(71%) ・講義室稼働率(昼間平均 34%、夜間平均 72%) ・学生スペース(研究・交流用スペース)が不足 ・「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」 により、敷地境界への工作物(塀等)の設置が 抑制されているため、不審者の侵入や学内施設 等の不法使用に対する配慮が必要 ○ 交通環境 ・キャンパスへの進入口が 1 か所であるため、構 内で自動車・自転車・歩行者の動線が交錯 Ⅱ 現状と課題・点検評価

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<共通的課題> ○ 生活機能の向上 ・ユニバーサルデザイン:大学キャンパスのユニバーサルデザイン化を計画的・効果的に推進 ・パ ブ リ ッ ク ス ペ ー ス:多角的な交流を育むスペースの計画的な整備 ・グローバル化への対応:留学生及び外国人研究者に対する宿舎確保や生活環境及び宗教関連等に 関する生活支援等の改善整備 ・屋 外 環 境:適切な緑地・広場や適正な規模の駐車場・駐輪場の確保など屋外環境へ の配慮 ○ 安全の確保 ・防 災 対 策:学生や教職員に対する安全性に係る事前対策及び事後の対応に関する考 え方を明確化 ・防 犯 対 策:研究エリアには適切な防犯対策を施すとともに、場所や内容に応じた段 階的な防犯機能を設定 ・交 通 事 故 対 策:構内の各動線を独立させ交錯を避ける手法や、不必要な車両の乗り入れ を規制する等による事故防止の検討 ・ライフラインの更新整備 :排水管等の幹線部分に係る計画的な更新整備 ○ 環境への配慮 ・環境保全の観点から施設の管理運営において、廃棄物の管理及び環境への負荷の低減に係る目標 を定め持続的改善に取り組む ・エネルギーの効率的使用を図るとともに、省エネルギー機器の採用など大学の規模に応じたエネ ルギー使用の合理化を検討 ○ 計画的な財政措置 ・効率的な施設管理を行うための計画的な財政措置として、部局が専用するスペースに対するスペ ースチャージの適用等といった方法による必要な予算の確保 ○ スペースマネジメントによる有効活用 ・スペースマネジメントに関して従前から取り組んできた「大学独自の面積基準の策定」、「全学共 用スペースの創出」、「使用面積の講座間格差の是正」、「部局の施設利用実態調査」などの成果を 積極的に活用し、スペース利用の適正化を推進するとともに、教育研究の活性化に寄与

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<東広島キャンパス> <霞キャンパス> ○ スペースマネジメントによる有効活用 項目 確認事項 検証 3-2 キャンパス整備 の長期方針 フレームワークプラン ・ 定められたフレームワークプランを継承 3-2-1 キャンパス利 用の基本方針 ゾーニング設定 ・ 定められたゾーニングを継承 3-2-2 アカデミック地 区 土地利用のゾーニング ・ 運動施設・駐車場ゾーンに保育園(学外施設)を建設 ・ それ以外は定められたゾーニングを継承 空間構成とネットワーク ・ 外部からのアクセスの明確化は改善されていない ・ 学生活動ゾーンの整備を計画(H28 概算要求) 交通処理 ・ 西側からの新たな自動車動線についての検討は進んでいない ・ 歩行者動線の安全確保として一部実施(学士会館南側) 緑地・オープンスペース ・ 河川沿いの自然環境は良好に維持 ・ 緑陰広場・街路樹の整備は進んでいない ○ アクションプラン キャンパスの目標 達成度※ 備考 1. 新しい時代を拓く知的創造を生み出すキャンパス 88% 計画 8、実施 7(19 事業) 2. 若々しい活力と豊かな人間性を育むキャンパス 57% 計画 7、実施 4(7 事業) 3. 豊かな環境と調和した美しいキャンパス 67% 計画 3、実施 2(2 事業) 4. 地域社会・国際社会と共生する開かれたキャンパス 100% 計画 8、実施 8(11 事業) 5. 社会を先導する「サスティナブル・キャンパス」 100% 計画 2、実施 2(2 事業)

施設整備グランドデザイン 2011 の点検評価

○ スペースマネジメントによる有効活用 項目 確認事項 検証 3-2 キャンパス整備 の長期方針 フレームワークプラン ・ 定められたフレームワークプランを継承 3-2-1 キャンパス利 用の基本方針 土地利用のゾーニング ・ ゾーニングによる既存施設の改築等は進んでいない 空間構成とネットワーク ・ 施設配置エリアの変更等により、見直しが必要 交通処理 ・ 立体駐車場(345 台)の整備等により、見直しが必要 緑地・オープンスペース ・ 整備は進んでいない ○ アクションプラン キャンパスの目標 達成度※ 備考 1. 新しい時代を拓く知的創造を生み出すキャンパス 100% 計画 5、実施 5(9 事業) 2. 若々しい活力と豊かな人間性を育むキャンパス 100% 計画 7、実施 7(6 事業) 3. 地域医療・被ばく者医療に貢献できるキャンパス 100% 計画 3、実施 3(6 事業) 4. 地域社会・国際社会と共生する開かれたキャンパス 100% 計画 7、実施 7(8 事業) 5. 社会を先導する「サスティナブル・キャンパス」 100% 計画 2、実施 2(2 事業) Ⅱ 現状と課題・点検評価

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キャンパス整備の基本方針

広島大学では、2011 年度に東広島キャンパス、霞キャンパスにおいて「施設整備グランドデザイン 2011」を策定し、長期的な視点に立ったキャンパスの施設整備を進めてきた。「広島大学キャンパスマ スタープラン 2016」においては、各キャンパスの長期的な将来像を基本としつつ、大学を取り巻く状 況の変化や本学のキャンパス整備の進展や課題を踏まえ、キャンパスの目指す目標像としての基本方 針を以下のとおり設定する。

キャンパスの整備方針

キャンパス整備の基本方針を実現し、キャンパスの機能の整備充実と良好な環境形成を図るための 長期的な整備方針を次のとおり設定する。 1. 高度化・多様化する教育・研究活動に対応できる施設の整備・充実 [基本方針:1] ・ 教育・研究施設の再生 ・ 新たな教育研究環境及び学生等のニーズに対応した教育・研究環境の整備 ・ 高度医療に対応した病院施設の整備 2. 知的創造活動を支え促す環境づくり [基本方針:2] ・ 学生交流の場の整備 ・ 学生スペースの確保及び学生生活環境の改善 1 新しい時代を拓く知的創造を生み出すキャンパス ・ 高度な教育・研究及び医療の場としての基盤・環境が整えられた、知的創造の場にふ さわしいキャンパスを目指す。 2 若々しい活力と豊かな人間性を育むキャンパス ・ 学生たちが伸び伸びと学び、研究し、個性や人間性を磨くことができる、自由で活力 のあるキャンパスを目指す。 3 国際社会・地域社会と共生し貢献する開かれたキャンパス ・ 教育・研究のグローバル化に先進的に対応するとともに、様々な分野で地域社会との 連携が展開する、開かれたキャンパスを目指す。 ・ 地域の基幹病院としての医療サービスの提供や医療人の育成、新たな医療の開発など、 医療分野の取り組みを展開する拠点としてのキャンパスを目指す。 4 豊かな環境を活用・創造した美しいキャンパス ・ キャンパスの特性にあわせて恵まれた自然環境やゆとりある空間を活用・創造し、美 しく魅力あふれるキャンパスを目指す。 5 社会を先導する「サスティナブル・キャンパス」 ・ 大学ならではの視点に立った総合的なキャンパス空間・施設のマネジメントを行い、 持続可能な地域社会を牽引する「サスティナブル・キャンパス」を目指す。

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キャンパスの活用方針

大学施設は教育研究活動を支える基盤であり、大学にとって重要な資産であることから、全学的視 点からの施設マネジメントを推進し、計画的な施設整備と既存施設の有効活用を進める。 1. スペースの有効活用 ・ 施設の利用状況を踏まえ、スペースの配置の適正化と集約化により利用効率を向上 ・ 部局運用の講義室を共同利用し、重点的改善整備により最適な教育環境を学生に提供 2. 全学スペースの確保 ・ 「広島大学面積基準」を活用し、スペース配分のアンバランスを解消するとともに、学生 スペースと若手研究者の研究スペースを確保 ・ 大規模改修に併せ、弾力的活用スペースを確保・充実 3. 施設運営費の適正化 ・ 施設運用計画及び施設修繕計画を策定し、実効性のある施設管理と安定財源の確保を実施 4. 施設管理データの一元化 ・ スペースの有効活用、スペースチャージ制の導入、エネルギー使用量管理等の目標を定め、 費用対効果を考慮しつつ施設管理データの一元化を実施 3. 広く社会に開かれたキャンパスづくり [基本方針:3] ・ ユニバーサルデザイン化の推進及び国際化に対応した環境整備 ・ 産学官連携施設の整備 ・ キャンパスエントランスの整備 ・ 「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」との連携 ・ 病院周辺の屋外環境整備 4. 地域の環境や周辺の景観などに調和したキャンパスづくり [基本方針:4] ・ 自然環境の保全・活用 ・ 緑地・広場の整備 5. 省エネルギー・環境負荷の低減を推進するキャンパスづくり [基本方針:5] ・ CO2 排出量の削減 6. キャンパスアメニティの充実 [基本方針:2] ・ 環境整備の推進 ・ 共用施設・設備の改善 7. 地域医療・被ばく者医療へ貢献するキャンパス [基本方針:3] ・ 医療施設の改修

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東広島キャンパスにおいては、恵まれた環境を魅力資源として十分に活用しつつ、教育・研究のニ ーズに的確に対応し、良好な教育・研究環境を形成していくことを基本的な方針とする。また、学部 単位で配置された空間構成に一つのキャンパスとしての一体感を持たせ、メインキャンパスにふさわ しい魅力と風格を生み出すとともに、学生の出会い・交流により新たな知的創造が生み出されるキャ ンパスを目指す。

基本方針

○ 空間構成とネットワーク ・外部からのアクセスの明確化 ・空間構成の核となる中央緑地の整備 (キャンパスグリーン) ・ゾーンごとの個性を演出する「キャン パスコモン」の形成 ・地域との連携拠点の位置付け ・外部パブリックスペース ○ ゾーニング ・新たな機能や共用施設・福利厚生施設等の立地を計 画的に誘導し、秩序あるキャンパスの利用を実現 ・保存緑地を有効活用したキャンパスアメニティの形 成に配慮し、適切な建物配置及び規模(高層化,集 約化)による外部空間との調和を確保・維持 アカデミック地区の外部空間・ネットワーク 東広島キャンパス全体のゾーニング図 アカデミック地区のゾーニング図 デッキ屋根イメージ(岡山市) キャンパスコモンイメージ (自然の中で集い交流するスペース) (広島大学)

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サービス幹線道路 歩行者道路 駐車場 駐輪場 活動の軸 歩行者動線の 安全確保 歩行者・自転車動線の安全確保 中央口に集中する車の分散化 西側公道からの アクセス検討 サービス幹線道路内 の駐車場 サービス幹線道路内 の駐車場 アカデミック地区の動線計画 ○ 交通処理 ・自動車による外部からのアクセス に対しての利便性を確保 ・自転車動線と歩行者動線の輻輳を 解消し、円滑で安全な動線を確保 ・ユニバーサルデザインの理念に基 づき歩行者の円滑な通行を確保 ・サービス幹線道路内エリアの駐車 場を廃止し、不必要な自動車のキ ャンパス内の通行を抑制 ・駐車場の効率的な配置の推進 ・「広島大学サインガイドライン(東 広島キャンパス編)」に基づき屋外 サインを充実 ○ 緑地・オープンスペース ・河川沿いの自然環境の保全と活用 ・緑陰広場による快適空間の演出 ・街路樹による空間の個性化 アカデミック地区の緑地・オープンスペース ○ 建物・道路整備 ・建物デザイン、外壁色については、整備当 初の基本方針を継承 ・外壁色については、整備場所により周辺環 境との調和を考慮 ・道路は年次計画により補修整備 ○ ライフライン更新整備 ・ライフラインの更新時には、適切なルート への見直しや改善整備について十分に検 討 ・将来の拡張、用途変更等の変化に対応でき る柔軟性のあるシステムを構築 ・エネルギー供給設備の見直し ○ サスティナブル・キャンパスの推進 ・LED 照明、高効率空調機の採用 ・電力見える化の充実等により、総合的な省 エネルギー・CO2 の削減を推進 ・雨水や井戸水の給水利用について検討

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霞キャンパスにおいては、限られた敷地が高密に利用されている状況を鑑み、計画的・段階的なキ ャンパスの再整備により、逼迫している教育・研究環境の整備・改善を進めるとともに、教育・研究 活動と医療活動のエリアを明確化し、併せて利用者がゆとりや安らぎを感じることができる環境を調 えていくことを基本的な方針とする。

基本方針

霞キャンパスの土地利用のゾーニング ○ ゾーニング ・秩序あるキャンパスの利用を実現 ・教育・研究ゾーンは、研究棟、講義棟及び 共同利用研究施設を配置し効率的な利用を 図る ・診療ゾーンは、隣接する研究ゾーンと連携 により高度先進医療を推進 ・地域社会との交流・連携を図る 霞キャンパスの外部空間・ネットワーク ○ 空間構成とネットワーク ・“地域と一体化する空間”と“アカデミッ ク空間”の明確化 ・アカデミック空間に「知の拠点」の核とな るエリアを形成 ・地域との連携拠点の位置づけ ・外部パブリックスペースの拡充

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霞キャンパスの動線計画 ○ 交通処理 ・患者と学生・教職員の動線を分離 ・キャンパス中央部への自動車・自転車の進 入を制限 ・自動車・自転車乗入禁止エリアを設け、歩 行者動線(車いす利用者・視覚障害者等を 含む)を確保 ・駐車場及び駐輪場の配置見直し ・視覚障害等に対応した視認性の高いサイン の採用等により、霞キャンパス全体のサイ ンを統一的に整備 ○ 緑地・オープンスペース ・パブリックスペースを整備することに伴い、 新たな緑地を整備 ・メインストリートに街路樹の整備 ・建物及び駐車場の集約により、運動・課外 活動スペースを拡充 霞キャンパスの緑地・オープンスペース ○ 建物・道路整備 ・外壁色を統一するとともに、整備場所によ り周辺環境との調和を考慮 ・道路等については、点検等により状況を把 握し、適時適切に補修 ○ ライフライン更新整備 ・再整備の建物レイアウトに配慮し、ルート の見直しや点検結果等を踏まえた更新計 画を設定 ・将来の拡張、用途変更等の変化に対応でき る柔軟性のあるシステムを構築 ・エネルギー供給設備の見直し ○ サスティナブル・キャンパスの推進 ・LED 照明、高効率空調機の採用 ・電力見える化の充実等により、総合的な省 エネルギー・CO2 の削減を推進

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東千田キャンパスにおいては、既存の校舎に加え、新たに整備された「東千田未来創生センター」 を活用した教育・研究活動を充実させるとともに、隣接する東千田公園や各プロジェクトと一体となっ て地域の活力の再生に寄与するキャンパスを目指す。

基本方針

東千田キャンパスの敷地利用計画 ○ キャンパス敷地の利用計画 ・将来的には建物の高層化を基本とした整備を推 進 ・隣接する東千田公園や「ひろしまの『知の拠点』 再生プロジェクト」との連携を考慮した利用計 画を策定 ・総合校舎B及び総合校舎Cは、改築計画(将来 構想建物)を検討 ・改築又は増築用のリザーブスペースを確保し、 円滑な移行が可能となるよう検討 ○ 交通処理 ・歩行者の安全対策を最優先とし、構内動線の明 確化等により危険箇所を改善 ・将来の改築整備に合わせ、入構口の変更により、 自動車、自転車及び歩行者の各動線の交錯を解 消し安全性を確保 ・入構口の変更に伴う屋外サインの整備 東千田キャンパスの動線計画 ○ 緑地・オープンスペース ・東千田公園との一体的利用を考慮した環境 の維持管理 ・外部からの不審者の侵入等に配慮した安全 管理 ○ 建物・道路整備 ・点検・調査による計画的な改善整備 ○ ライフライン更新整備 ・幹線部分を含め建物改修時等に計画的に更 新 ○ サスティナブル・キャンパスの推進 ・LED 照明、高効率空調機の採用 ・スマートコミニュティ事業による一括受 電、ガス空調設備等を継続し、省エネルギ ー・CO2 の削減を推進

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キャンパス 施設整備計画 アクションプラン実施予定(項目数) 学部・研究科 センター等 共用施設 その他 東広島 教育・研究施設の再生 6 6 1 新たな教育研究環境の整備 学生等のニーズに対応した教育・研究 3 2 学生交流の場の整備 1 学生生活環境の改善 1 交通施設の改善 1 7 ユニバーサルデザイン化の推進 国際化に対応した環境整備 2 2 産学官連携施設の整備 1 キャンパスエントランスの整備 1 自然環境の保全・活用 3 CO2 排出量の削減 2 霞 教育・研究施設の再生 2 1 新たな教育研究環境の整備 学生等のニーズに対応した教育・研究 2 1 高度医療に対応した病院施設の整備 1 学生スペースの確保 学生生活環境の改善 1 交通施設の改善 1 3 ユニバーサルデザイン化の推進 国際化に対応した環境整備 2 産学官連携施設の整備 1 病院周辺の屋外環境整備 1 医療施設の改修 2 緑地・広場の整備 1 2 CO2 排出量の削減 3 東千田 教育・研究施設の再生 4 1 1 新たな教育研究環境の整備 学生等のニーズに対応した教育・研究 1 学生交流の場の整備 1 交通施設の改善 2 ユニバーサルデザイン化の推進 国際化に対応した環境整備 2 キャンパスエントランスの整備 1 「知の拠点」再生プロジェクトとの連携 1 緑地・広場の整備 1 CO2 排出量の削減 2

中期目標期間中の整備目標

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平 成

29 年 3 月

国 立 大 学 法 人 広 島 大 学

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参照

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