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2015年度技術部活動報告集

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2015年度技術部活動報告集

著者 福井大学工学部技術部技術部活動報告集編集委員会

雑誌名 技術部活動報告集

巻 21 (2015年度)

発行年 2016‑03

URL http://hdl.handle.net/10098/9974

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福 井 大 学 工学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vol。21平 成28年3月

平成27年 度 技術 部研修 会

研修企画実施委員会

平 成27年9月16日(水)に 工 学 部 技 術 職 員 を 対 象 と して 「平 成27年 度 技 術 部 研 修 会 」を産 学 官 連 携 本 部3階 研 修 室 に て 実 施 した.

特 別 講 演1

株 式 会 社jigjp代 表 取 締 役 社 長 福 野 泰 介 氏 よ り 「福 井 発!オ ー プ ン デ ー タ が切 り開 く次 世 代Web社 会 とIchigoJam」 と題 し講 演 が 行 わ れ た.最 初 に,起 業 時 の 苦 労 話 や 携 帯 ブ ラ ウザ jigbrowser発 表 か ら12周 年 等 の お 話 が あ っ た.

福 井 県 は,福 野 社 長 牽 引 の も とオ ー プ ン デ ー タ 先 進 県 と して,公 共 デ ー タ が既 に 全18都 市 で公 開 され て い る事 実 に 驚 い た.こ の デ ー タ を 活 用 し,誰 も が ア プ リ開 発 に 取 り組 め る 環 境 が 形 成 され て い る.ま た こ ど もパ ソ コ ン 「IchigoJam」

を 企 画 ・開 発 し,子 供 のICTリ テ ラ シ の 向 上 と もの づ く りへ の 関 心 を 高 め る重 要 な活 動 も され て い る.他 に 著 作 権 に 関 しク リエ イ テ ィ ブ コ モ ン ズ(CC,CC‑BY)と い う緩 い ライ セ ン ス の紹 介 等,得 る も の が 多 い 講 演 で あ っ た.一 日一 創 を 掲 げ 高 い 技 術 力 を 持 ち,志 向 の 高 い エ ン ジ ニ ア集 団 を 率 い て,行 政 と連 携 し,後 進 育 成 や 事 業 ・オ ー プ ン デ ー タ 化 を 推 し進 め る ア グ レ ッシ ブ な 姿 勢 は,我 々 技 術 職 員 に とっ て も大 い に刺 激 的 で あ っ た.

特 別 講 演2

材 料 開 発 工 学 専 攻 准 教 授 鈴 木 清 氏 よ り

「学 内"ゴ ミ"の 再 利 用 と創 成 型 教 育 活 動 」 と 題 して 講 演 が 行 わ れ た.ま ず 「学 際 実 験 ・実 習 」 や 「創 成 型 教 育 活 動 」 に つ い て紹 介 が あ り,そ の 中 で 「実 践 サ イ エ ン ス 寺 子 屋 化 学 コ ー ス 」は

例 年 同 じか テ ー マ や 与 え られ た テ ー マ で あ る と 参 加 者 が 年 々 漸 減 す る 問題 点 や,「持 続 可 能 な 社 会 づ く り ・循 環 型 社 会 の た め に 」 を 掲 げ,PC や 自転 車 の リサ イ クル に 取 り組 ん で い る事 例 の 紹 介 や 失 敗 談 も あ り,ど れ も 大 変 興 味 深 い お 話 で あ っ た.も し関 心 が あ れ ば創 成 活 動 に助 力 頂 き た い と要 望 が あ っ た.

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今 回 の 見 学 は,第 三 技 術 室 お よび 新 規 採 用 職 員 を対 象 と して,携 帯 端 末 ・PC等 で 多 用 され る 電 子 部 品 ・回 路 基 板 へ 表 面 処 理 ・め っ き を 行 う

「清 川 メ ッキ 工 業 株 式 会 社 」 にお 願 い した .同 社 は,高 い 技 術 力 で 第1回 も の づ く り 日本 大 賞 を受 賞 す る な ど数 々 の 受 賞 歴 あ り安 倍 首 相 も訪 問 され て い る.代 表 取 締 役 社 長 清 川 肇 氏 か ら 会 社 説 明 を 受 け た 後,福 井 市 本 社 近 くの 製 造 部 や ナ ノ テ ク 開 発 セ ン ター 等 を 見 学 させ て 頂 き, 製 造 ・品 質 保 証 ・研 究 開発 の 各 部 門 や 分 析 装 置 を 見 学 した.各 工 程 の 設 備 や 分 析 装 置 は,最 先 端 で あ っ た.

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最 後 に,今 回 の 技 術 研 修 会 実 施 に あ た り,ご 協 力 頂 い た 関 係 諸 氏 に お 礼 申 し上 げ ま す.

(4)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vo1.21平 成28年3月

平成27年 度 技術部特別講演会

研修企画実施委員会

1.緒 言

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 で は,「科 学 技 術 の 進 展 を支 え る高 度 な 技 術 職 員 と して,そ の 職 務 と責 任 の 遂 行 に必 要 な 知 識 ・技 術 等 の 修 得 及 び 資 質 向 上 を 図 る こ と」 を 目的 と して,技 術 講 演 会 を 定 期 的 に 計 画 ・実 施 して い る.

2016年3,月15日(火)に 福 井 大 学 産 学 官 連 携 本 部 研 修 室3階 研 修 室 に て 「平 成27年 度 工 学 部 技 術 部 特 別 講 演 会 」 を 開 催 した.対 象 は,福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 職 員 と し,参 加 人 数 は28 名(常 勤 職 員21名,嘱 託 職 員7名)で あ っ た.

2.特 別 講 演1

福 井 大 学 テ ニ ュ ア トラ ッ ク推 進 本 部 講 師 鈴 木 悠 先 生 か ら 「絹 の 繊 維 化 メ カ ニ ズ ム と医 療 材 料 へ の 応 用 」の 講 演 を 拝 聴 した.(図1)先 生 が 所 属 され て い る テ ニ ュ ア トラ ック 推 進 本 部 は, 若 手 研 究 者 の 育 成 や プ ロモ ー シ ョ ン を 図 る人 材 養 成 を推 進 す る組 織 で あ り,工 学 研 究 科 や プ ロ ジ ェ ク ト研 究 セ ン タ ー な ど と連 携 して 研 究 を 行 わ れ て い る.講 演 は,カ イ コ が 生 産 す る絹 に 新 機 能 を持 た せ る こ とで,「遺 伝 子 組 換 え カ イ コか ら有 用 物 質 生 産 」,「医 療 材 料 へ の 利 用 」 等 が 可 能 に な る と の 内 容 で あ っ た.特 に絹 は,再 生 医 療 素 材 と して 応 用 範 囲 が 広 く,長 期 的 生 分 解 性 を有 して お り,期 待 度 が 高 い と話 され た.

数 名 が 製 作 した ロ ボ ッ トで 競 技 を 行 う大 会 で あ る.講 演 で は,先 生 の 日々 の ま か な い も の 造 り

(あ り合 わ せ の 材 料 で 創 意 工 夫 を して も の を造 る)と 大 会 に 出 場 す る ロボ ッ ト製 作 の 指 導 の 関 わ りを,多 数 の 実 物 の 前 で 紹 介 し な が ら話 され た.

図1特 別 講 演1鈴 木 悠 先 生

図2特 別講演2千 徳英介先生

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3.特 別 講 演2

独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 福 井 工 業 高 等 専 門 学 校(以 下,福 井 高 専)機 械 工 学 科 の 講 師 千 徳 英 介 先 生 お よび 福 井 高 専 教 育 研 究 支 援 セ ン タ ー 藤 沢 秀 雄 先 生 か ら 「福 井 高 専 の も の づ く り教 育 と ロボ コ ン」 の 講 演 を 拝 聴 した.

講 演 は,最 初 に 千 徳 先 生 か ら福 井 高 専 の 教 育 シ ス テ ム と実 習 や 各 種 コ ンテ ス トに 対 応 した も の づ く り教 育 の 概 要 を 説 明 され た.(図2)次 に, 藤 沢 先 生 か ら 「ま か な い もの 造 り と ロ ボ コ ン 」 につ い て 講 演 され た.(図3)ロ ボ コ ン は,NHK な どが 主 催 す る ア イ デ ア 対 決 ・全 国 高 等 専 門 学 校 ロボ ッ トコ ン テ ス トで あ り,在 籍 す る学 生 十

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図3特 別講演2藤 沢秀雄先生

謝 辞

本 技 術 部 特 別 講演 会 の 実 施 に あ た り,ご 協 力 を 頂 い た 諸 氏 に 心 よ り感 謝 申 し上 げ ま す.

(5)

福 井 大学 工学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vol.21平 成28年3月

公 開 講 座 「 電 子 レ ン ジ 等 で ガ ラ ス 作 品 を作 っ て み よ う(̀15)」

田 畑 功,岡 田 文 男*,安 藤 誠,宮 川 し の ぶ 需, 伊 藤 雅 基,山 口 綾 香 衷,戸 澤 理 詞 央,福 田 萬 需

1.は じ め に

本 学 で は,教 育 ・研 究 等 の 成 果 を 活 か し た 学 術 ・文 化 的 講 座 や,地 域 住 民 の た め の 講 座 な ど, 多 彩 な 講 座 を 開 講 し て い る.今 回 の 「電 子 レ ン ジ 等 で ガ ラ ス 作 品 を 作 っ て み よ う」 は,化 学 ・ 建 築 建 設 ・物 理 系 の 技 術 職 員 が 中 心 と な り,生 活 で 身 近 な ガ ラ ス を 材 料 と し て,電 気 炉 や バ ー ナ ー で 溶 融 す る こ と で,ブ ロ ー チ,ス トラ ッ プ, 箸 置 き な ど を 作 成 す る講 座 で あ る.小 学1年 生 以 上 の 子 供 と そ の 保 護 者10組 を 対 象 と して い る が,リ ピ ー タ ー も い て,募 集 開 始30分 で 定 員

とな る 人 気 の 講 座 で あ る.

こ の 講 座 で は,身 近 に あ る ガ ラ ス が,加 熱 に よ り液 状 と な り冷 え る と 固 ま る と い う 「ガ ラ ス 状 物 質 」の 特 性 を 知 る こ とが で き る だ け で な く, 分 離 して い た 色 ガ ラ ス 棒 が 合 一 し て 思 わ ぬ 模 様 や 形 状 の 作 品 が 出 来 上 が る と い う意 外 性 も,参 加 者 に 好 評 な 理 由 で あ る.以 下 に 今 回 の 公 開 講 座 の 様 子 を報 告 す る.

2.公 開 講 座 の 内 容

平 成27年7月18日(土)の 午 前9時 〜 午 後 4時 ま で,10家 族22名(大 人10名,小 学 生12 名)の 受 講 者 が 参 加 した.受 付 の 後,工 学 部 多

目的 会 議 室 で パ ワ ー ポ イ ン トを 用 い た 講 座 内 容 の 説 明,注 意 事 項(保 護 メ ガ ネ,手 袋 の 着 用, 加 熱 した ガ ラ ス の 危 険 性 等)を 説 明 し た(写 真

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写真1講 座 内容の説明

1).次 に,実 習 室(生 物 応 用 化 学 科 学 生 実 験 室 2)に 移 動 し,具 体 的 な 実 習 手 順 に つ い て 説 明 を 行 っ た 後,各 テ ー ブ ル に 分 か れ て 実 習 を 行 っ た.

実 習 は,例 年 同様,2つ の 手 法 を 用 意 した,

① 箸 置 き ・ス トラ ッ プ ・自 由 作 品 の 作 成 昨 年 ま で は,ガ ラ ス 細 工 を 身 近 に 感 じ られ る よ うに と,キ ル ン を 使 っ た 電 子 レ ン ジ で の 溶 融 加 工 を メ イ ン と し て 小 型 電 気 炉 は 補 助 的 に 使 用 し て い た が,長 時 間 使 用 に よ る レ ン ジ の 故 障 が 発 生 し て い た た め,今 回 よ り,小 型 電 気 炉 を 複 数 併 用 し,電 子 レ ン ジ の 使 用 は1箇 所 の み に し

た.

各 自,約1〜2cm程 度 の 色 ガ ラ ス 棒 を 自 由 に 組 み 合 わ せ て 配 置 し,電 子 レ ン ジ で 加 熱 す る こ と に よ り 「箸 置 き 」や 「ス トラ ッ プ 用 ガ ラ ス 玉 」 を 作 成 し た.

電 気 炉 で 溶 融 し た 作 品 は,不 良 キ ル ン を利 用 し て 徐 冷 し た 後,バ ー ミ キ ュ ラ イ ト中 で 更 に 自 然 冷 却 させ た.そ の 後,ス トラ ッ プ 用 に 作 成 し た 小 型 の ガ ラ ス 作 品 に は,ス トラ ッ プ 紐 や 鈴 な ど を 予 め 取 り付 け た カ ン 付 ペ ン ダ ン ト ト ップ を 接 着 す る こ と で,ス トラ ッ プ に 仕 上 げ た.

これ ら の 作 業 の 模 様 を 写 真2に 示 す.

② 「ガ ラ ス の 花 」 の 作 成

こ こ で は,バ ー ナ ー ワ ー ク を 用 い た ガ ラ ス 細 工 体 験,並 び に 色 水 を 吸 い 上 げ させ た ガ ラ ス の 置 物 作 りを 行 っ た.受 講 者 は,担 当 者 の デ モ ン

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写 真2箸 置 き 作 り

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*第2技 術 室

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写 真4制 作 し た ガ ラ ス 作 品 ス ト レー シ ョ ン の 後,安 全 メ ガ ネ や 軍 手 を は め,

指 導 を 受 け な が ら,予 め 整 形 し た ガ ラ ス 管 を バ ー ナ ー で 加 熱 した .ガ ラス が灼 熱 して 白 く光 り 飴 の よ う に溶 け た 時 点 で 息 を 吹 き 込 む こ と で, 直 径lcm程 度 の 球 を 作 り,熱 い うち に 吹 き 口 の 方 を 少 しカ ッ ト して 好 み の 着 色 液 に 浸 漬 し た.

膨 らま した ガ ラ ス 球 内 の 気 体 が 冷 え て 収 縮 す る こ とで 色 水 を 吸 い 上 げ,吸 い 上 げ 口 を 溶 融 す る こ とで 「ガ ラ ス の 花 」 を 作 成 し た.こ の 方 法 で 受 講 者 が 作 成 した 数 本 に 予 め 用 意 し て お い た 数 本 を 足 して,発 泡 ス チ ロ ー ル の 土 台 に 固 定 し着 色 した 珪 砂 を仕 込 ん だ プ ラ ス チ ッ ク ケ ー ス に 納 め る こ と で,ガ ラ ス の 花 の 置 物 を 完 成 させ た.

こ れ ら の 作 業 の 様 子 を 写 真3に 示 す.

4.今 回 工 夫 した 点 と課 題 工 夫 し た 点

1.カ ン 付 き ペ ン ダ ン ト ト ップ の 金 属 板 を, ガ ラ ス の サ イ ズ に 合 っ た 楕 円 型 とす る こ

と で,適 度 な 接 着 面 積 が 得 られ,接 着 不 良 が 減 っ た.

2.電 気 炉 を メ イ ン で 使 用 す る こ とで,溶 融 に ム ラ が な く な り,ま た 溶 融 時 間 も 短 縮 し た こ とで,効 率 が 良 く な っ た.ま た 冷 却 時 に 割 れ る ケ ー ス が 減 っ た.

3.キ ル ン を 徐 冷 の み に 使 用 す る こ とで,触 っ て や け ど を す る ケ ー ス が な くな っ た.

課 題

1.電 気 炉 を 使 う こ とで,効 率 が 良 くな っ た 反 面,多 く の 作 品 が で き す ぎ て,材 料 費 が 割 高 に な っ た.

2.接 着 を 受 講 者 が 行 う よ う に した と こ ろ, 2液 混 合 の 接 着 剤 を 必 要 以 上 に 絞 り出 し て し ま う子 供 が で た.

写 真5自 信 作 を 持 っ て 記 念 撮 影 3.作 品 紹 介 と感 想

実 習 時 間 終 了 の 約20分 前 よ り,各 テ ー ブ ル に 回 っ て,各 家 族 の 作 品 の 写 真 撮 影 と各 自 の 自信 作 を 持 っ て の 親 子 記 念 撮 影 を 行 っ た(写 真4,5).

ま た,最 後 に 受 付 ・説 明 を 行 っ た 部 屋 に 移 動 し, 家 族 毎 に 感 想 を 今 回 の 講 座 に 対 す る ア ン ケ ー ト の 記 入 と,参 加 家 族 毎 に 作 品 紹 介 と感 想 を 発 表 し て も ら っ た.

4.最 後 に

箸 置 き 等 の 制 作 作 業 は 単 純 な た め,午 後 に な る と飽 き て し ま うか と心 配 した が,受 講 者 ア ン ケ ー トで は,全 て の 家 族 が 今 回 の 講 座 の 内 容 に 大 変 満 足 し て お り,時 間 が 足 り な か っ た とい う ほ ど熱 心 な 参 加 者 も お られ た よ うで あ る.

本 講 座 の 内 容 は こ こ 数 年 同 じ 内 容 で マ ン ネ リ 化 し て き て い る.公 開 講 座 で は 時 間 を か け た 作

品 作 り も 可 能 な め,現 有 の 機 材 を 使 っ て も う少 し 手 の 込 ん だ 加 工 が 出 来 な い か 検 討 が 必 要 と思 わ れ る.

(7)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vbl.21平 成28年3月

出 前 公 開講 座 「 親 子 で ガ ラス 細 工 を楽 しも う!」 実 施 報 告

田 畑 功,宮 川 し の ぶ 雲,伊 藤 雅 基,山 口綾 香

1.は じめ に

越 前 町 米 ノ 地 区 の 現 区 長 で,今 年2.月 に 「米 ノ 地 区 元 気 プ ロ ジ ェ ク ト」 を 立 ち 上 げ て 活 動 さ れ て い る本 学 職 員OBの 森 利 彦 氏 よ り,技 術 部 で 行 っ て い る ガ ラ ス 細 工 公 開 講 座 の 出 前 要 請 が あ っ た.米 ノ 地 区 を 含 む 周 辺 の 地 区 で は 年 々 少 子 高 齢 化 が 進 ん で お り,こ の 状 況 を 打 破 す べ く 地 域 活 性 化 の 一 助 と し た い と の こ と で,微 力 な が ら協 力 させ て い た だ く こ と と な っ た.

2.米 ノ 地 区 に つ い て

越 前 町 米 ノ 地 区 は 福 井 市 南 西 の 越 前 海 岸 沿 い に あ る(図1).漁 港 や 海 水 浴 場 も あ る 小 さ な 港 町 で あ る.急 峻 な 山 と海 と に 挟 ま れ,10kmほ

ど 内 陸 に 入 ら な い と 大 き な 商 業 施 設 を 利 用 で き な い な ど で,若 者 の 流 出 が 課 題 と な っ て い る.

こ の 地 区 を活 性 化 す る た め,地 区 の 有 志 が プ ロ ジ ェ ク トを 立 ち 上 げ,盆 踊 りや 秋 祭 りを 十 数 年 ぶ り に 復 活 した り,大 学 生 協 力 に よ る子 供 文 化 活 動 を 推 進 した りす る な ど,若 者 が 生 涯 住 み た

くな る 街 づ く り を 目指 して い る.

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3.出 前 講 座 の 企 画

大 学 を 会 場 と し た 公 開 講 座 や き て み て フ ェ ア ー で は,バ ー ナ ー ワ ー ク を 使 っ た ガ ラ ス の 花 の 置 物 づ く り と電 気 炉 等 を 使 っ た ガ ラ ス 玉 ス ト ラ ッ プ づ く りを 行 っ て い る が,今 回 は 機 材 の 準 備 や 安 全 の こ と を 考 え,小 型 電 気 炉 で の ス トラ ッ プ 作 りの み を 出 前 す る こ と と し,第2技 術 室 の 有 志4名 で 対 応 す る こ と に した.

保 育 園 年 長 か ら小 中 学 生 ま で の 親 子20名 を 対 象 に トー タ ル2時 間 と い う こ と で,小 型 電 気 炉2台 を 使 っ て,1人 当 た り大 小2種 類 の ガ ラ ス 玉 を 作 っ て ス トラ ッ プ に 仕 上 げ て も ら う こ と に し た.ま た,技 術 部 ス タ ッ フ の1人 が,砂 漠 の 緑 化 に 関 す る研 究 活 動 を 行 っ て い る た め,講 座 終 了 後 に,後 進 国 の 劣 悪 な 水 事 情 に つ い て の 講 演 を 行 う こ と に し た.

4.当 日 の 様 子

11月28日(土)10:00〜12:00に 米 ノ 地 区 集 会 施 設 に て 米 ノ 周 辺 地 区 合 同 の 城 崎 南 地 区 文 化 祭

オ ー プ ン 企 画 と し て 実 施 し た(図2).

城 崎 粛 地 区文 化 祭

【日時 】 平 成27年11月28日(土)9:00〜17:00 11月29日(日)9:00〜16:00

会 場 】 米 ノ 地 区集 会 施 設

%属 どなたで、出顧 ま軸,,3日1,,.25日 水,会 。.脇 込み 、。さ、 書 ・絵画 ・写頁 ・絵手紙 ・俳句 ・詩歌 ・陶芸品 ・工芸品 ・手芸品(編 み物、刺纒など) クラフト(手 作りカゴなど)・グリード作品 ・生け花 ・厨tゴ植え ・小中学校児蚕生徒作品 施殼入居者作品展示 ・城崎南地区の歴史資料(替 の写真、資料など)・わが家 のお宝 … 懸 オ ー づ シ 企 画 。、.。。を鵬 、て。甑 ご家。。お気。。ご柳 、。さい.

28日(土)10:00〜12:00 カラス● 工体 験罎座 〜ストラツブ作り〜

夢 謡蝿 鄭 斡 お 集 撫 ≒ 鵡 ハ 梱

29日(日)10:00〜12:00

靴   駅灘

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●.創・

図2城 崎 南 地 区 文 化 祭 チ ラ シ(一 部)

*第2技 術 室 当 日は あ い に く雨 模 様 の 天 候 で あ っ た が,子

(8)

供9名,大 人10名 の 参 加 が あ っ た.婦 人 研 修 室 (台 所)に て10名 ず つ 交 代 で 作 業 を 行 っ た.電 気 炉 に よ る ガ ラ ス 溶 融 作 業 は 安 全 を 考 え ス タ ッ フ が 行 っ た た め,参 加 者 の 作 業 は 色 ガ ラ ス 棒 の 選 定 や ス トラ ッ プ 部 品 の 取 り付 け に 限 られ た が, 材 料 の 色 ガ ラ ス と模 様 ブ リ ッ トか ら想 定 外 の ガ ラ ス 玉 に な る と こ ろ が 新 鮮 な よ うで,老 若 男 女, 楽 しま れ た 様 子 で あ っ た.ス タ ッ フ の 紹 介 や 作 業 の 様 子 を 図3〜6に 示 す.

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図3説 明 前 の ス タ ッ フ 紹 介 藷

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図4子 供 た ち の 材 料 選 び

図6作 品 を 手 に ポ ー ズ

講 座 終 了 後 に,JICA草 の 根 プ ロ ジ ェ ク トの メ ンバ ー と し て,バ ン グ ラ デ シ ュ の 水 環 境 改 善 の 活 動 を 行 っ て い る ス タ ッ フ よ り,「世 界 の 水 事 情

に つ い て 」 の テ ー マ で 講 演 を 行 っ た(図7).中 東 や ア ジ ア の 国 の 水 事 情 を 多 く の 写 真 を 交 え て

分 か りや す く紹 介 す る こ と で,大 人 の 人 は 最 後 ま で 興 味 深 く聴 講 され,中 に は 講 演 後 に 質 問 さ れ る熱 心 な 方 もお られ た.

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図7ス タ ッ フ の 一 人 に よ る講 演 風 景 5.お わ り に

ガ ラ ス 細 工 の 出 前 講 座 は 一 昨 年 に 敦 賀 の 原 子 カ セ ン タ ー で 開 催 し て 以 来 で あ り,今 回 は 短 時 間 に20名 が 体 験 す る と い う こ とで,要 員 が 足 り る か ど うか 心 配 し た が,あ ら か じ め グ ル ー プ 分 け し て 頂 い て い た た め,混 乱 な く 実 施 で き た.

地 区 の 活 性 化 を 目 的 と し た 企 画 担 当 で あ っ た が, 参 加 し た 子 供 た ち は 満 足 し た 様 子 で あ り,我 々 な りに 貢 献 で き た の で は な い か と思 わ れ る.

今 回 の 出 前 公 開 講 座 の 開 催 に 当 た り,お 世 話 に な っ た 城 崎 南 地 区 公 民 館 館 長 堂 前 與 三 右 衛 門 氏,同 じ く米 ノ 地 区 区 長 森 利 彦 氏 に 厚 く感 謝 の 意 を 表 す る.

図5大 人 の 方 た ち も参 加

(9)

福 井 大 学 工 学部 技術 部 活 動報 告集Vol.21平 成28年3月

平 成27年 度 福 井 大 学 きて み て フ ェ ア2015

〜 汎 用 工 作 機 械 に よ る"モ ノ"づ く り体 験 〜

峠 正範 白井 治彦帰 川 崎 孝 俊☆ 山森 英 智帰 古屋 岳燃 東郷 広一燃 青 山 直掛 高澤 拓也燃 内 山 裕 ゴ 嶋崎 喜代治鼎

1.緒 言

福 井 大 学 で は 、 毎 年 「地 域 住 民 が 大 学 で 行 わ れ て い る 教 育 ・研 究 や 学 生 の 自主 的 な 取 組 等 に 触 れ る 場 を 提 供 し,地 域 の 活 性 化 や 地 域 の 発 展 ・充 実 に 資 す る こ と」 を 目的 と して 「福 井 大 学 き て み て フ ェ ア 」 を 開 催 して い る.技 術 部 第 一 技 術 室 は,先 端 科 学 技 術 育 成 セ ン ター 所 有 の 工 作 機 械 を使 っ た も の づ く りの 企 画 を催 して い る.本 年 度 は,参 加 者 に 日常 で は 体 験 で き な い, 材 料 を削 っ て 「つ く る 」 を 多 く体 験 して 頂 く こ

と を 目標 と して,新 企 画 を 実 施 した.本 報 告 で は,実 施 した 結 果 につ い て ま と め る.

コ マ ー]面 台

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リー ドス イ ッ チ

図1模 式 図1) 2.企 画 内容

新 企 画 は,「 つ く る」 に 加 え て 「学 ぶ 」 こ と も 体 験 で き る よ うに 「永 久 コマ 」 と した.永 久 コ マ は,身 近 な材 料 を組 み 合 わ せ て 作 れ る こ とや 初 歩 的 な 電 磁 気 学 の 原 理 に よ る こ とか ら,他 の 機 関 で も実 施 され て い る.

3.永 久 コ マ1)

永 久 コ マ は,1960年 代 に 米 国 で"TopSecret"

の 名 称 で 販 売 さ れ た 玩 具 と い わ れ て い る.図1 に 本 企 画 の 模 式 図 を 示 す.コ マ は 永 久 磁 石,回 路 は 電 池,発 光 ダ イ オ ー ド(LED),リ ー ドス イ

ッ チ,電 磁 石(コ イ ル)で 構 成 さ れ る.リ ー ド ス イ ッ チ は,磁 界 に よ っ て 回 路 を 開 閉 で き る ス イ ッ チ で あ る.ま ず,コ マ を ス テ ー ジ に 近 づ け る と,コ マ か ら の 磁 力 線 が リー ドス イ ッ チ に 作 用 し て,回 路 が 閉 じ ら れ る.こ れ に よ り,コ イ ル が 励 磁 さ れ,磁 力 線 を 発 生 す る.そ の 磁 力 線 と コ マ か ら の 磁 力 線 の 作 用 に よ り,コ マ は 吸 引 も し く は 反 発 さ れ る.

コ マ が 回 転 して,回 路 が 適 切 な タイ ミ ン グ で 開 閉 され る と,吸 引 と反 発 が 繰 り返 され て 回 り 続 け る.

*第1技 術 室

**第1技 術 室

***第1技 術 室

機 器 開発 ・試 作 班 機 械 シス テ ム班

4.企 画 の 実 施

永 久 コマ は,コ マ,凹 面 台,台 座 で構 成 され る.コ マ の 写 真 を 図2に 示 す.コ マ に は,円 柱 状 の 永 久 磁 石 を6個 埋 め 込 ん だ.磁 石 の 極 性 は, 底 面 か ら見 て 右 半 分 の3個 と左 半 分 の3個 が 逆 とな る よ うに配 置 した.参 加 者 に は,磁 石 を埋 め 込 ん だ コマ を 配 布 した.

図3に 凹 面 台 の 写 真 を示 す.凹 面 台 は,透 明 な ア ク リル 棒 を 直 径35mm,端 面 を 曲 率 半 径 約 25mmの 凹 面 に加 工 した.参 加 者 は,こ れ に 穴 の加 工 を行 っ た.台 に は,参 加 者 が 加 工 しや す い よ うに 予 め 目印 を つ け た.図4に 加 工 体 験 の 写 真 を 示 す.参 加 者 に は,汎 用 工 作 機 械(ボ ー ル 盤)に よ り凹 面 台 の 側 面 に 直 径2.2mmの 貫 通 穴 と直 径6mmの 止 ま り穴 とM4の ネ ジ 穴,

これ と直 角 方 向 に 直 径5mmの 止 ま り穴 の 加 工 を 体 験 して い た だ い た.直 径2.2mmの 穴 は リ ー ドス イ ッチ ,直 径6mmの 穴 は コ イ ル,直 径 5mmの 穴 はLEDが 対 応 す る.

(10)

図2コ マ 図5加 工 体 験(コ イ ル 製 作)

図3凹 面 台 図6台 座

・≒ 九

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リー ドス イ ッチ とLEDは,参 加 者 が 結 線 しや す い よ うに予 め導 線 の は ん だ 付 け を 行 っ た.コ イ ル は,参 加 者 が ボ ル トに エ ナ メル 線 を 巻 き つ け て 作 っ た.図5に 加 工 体 験 の 写 真 を 示 す.参 加 者 が 巻 き付 けや す い よ うに ボ ル トを保 持 す る

冶 具 を用 意 した.参 加 者 に は,こ れ らの 部 品 を 凹 面 台 に 固定 し結 線 を 行 っ て い た だ い た.結 線 部 の は ん だ 付 け お よ び 被 覆 は 職 員 が 行 っ た.

台座 は,塩 化 ビニ ル の パ イ プ を用 い た.図6 に 台座 の 写 真 を示 す.参 加 者 に は,パ イ プ に 電 池 ボ ック ス を 固 定 す るた め の ネ ジ 穴 と2か 所 の 電 線 の 通 し穴 の 加 工 を 体 験 して い た だ い た.

図7に 永 久 コマ の 完 成 写 真 を示 す.台 座 と 凹 面 台 は,接 着 剤 に よ り固定 した.コ マ を 回 転 さ せ る と,LEDが 回 転 に 対 応 して 点 滅 す る.

図7永 久 コ マ

5.ま と め

参 加 者 に は,凹 面 台 ・台 座 へ の 穴 あ け や ネ ジ な ど の 機 械 工 作 と電 磁 石 の 製 作 や 凹 面 台 ・台 座 へ の 部 品 の 取 り付 け と結 線 な ど の 電 子 工 作 を 体 験 し て い た だ い た.約100名 に ご 来 場 い た だ き, 42名 に"モ ノ"づ く り を 体 験 し て い た だ い た.

参 考 文 献

1)国 立 大 学54工 学 系 学 部 長 会 議,お も し ろ 科 学 実 験 室,国 立 大 学54工 学 系 学 部 ホ ー ム ペ ー

ジ,http://wwwmirai‑kougakujp/Laboratory/

pages/140218.php#&panell‑1,(2014)

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福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vol.21平 成28年3.月

平 成27年 度 福 井 大 学 きて み て フ ェ ア2015 永 久 コマ の試 作

峠 正範

1.緒 言

福 井 大 学 で は 、 毎 年 「地 域 住 民 が 大 学 で 行 わ れ て い る教 育 ・研 究 や 学 生 の 自主 的 な 取 組 等 に 触 れ る場 を提 供 し,地 域 の 活 性 化 や 地 域 の発 展 ・充 実 に 資 す る こ と」 を 目的 と し て 「福 井 大 学 き て み て フ ェ ア 」 を 開催 して い る.技 術 部 第 一 技 術 室 は

,例 年 工 作機 械 を使 っ た も の づ く り の 企 画 を 催 して い る.本 年 度 は,参 加 者 に よ り 多 く の機 械 工 作 を 体 験 して い た だ く こ と を 目標

と し て,企 画 の 更 新 を 行 っ た.本 報 告 で は,企 画 の 概 要 に つ い て ま と め る.

図lSchematicdiagraml)

2.企 画 内 容

新 企 画 は,機 械 工 作 に よ る 「つ く る 」 に加 え て 基 礎 的 な 「学 ぶ 」 も体 験 で き る よ うに 調 査 と 検 討 を行 っ た.そ の結 果,身 近 な材 料 の 組 み 合 わ せ に よ り作 れ る こ とや 初 歩 的 な 電 磁 気 学 の 原 理 で 動 作 す る こ と か ら 「永 久 コマ 」1)が候 補 に 挙 が っ た.永 久 コ マ を題 材 と した 公 開 講 座 は,他 の 機 関 で も 実 施 され て お り,福 井 大 学 で も 実 績 が あ る.

3.永 久 コ マ1)

永 久 コ マ は,1960年 代 に 米 国 で"TopSecret"

の 名 称 で 販 売 さ れ た 玩 具 と い わ れ て い る.図1 に 本 田 ら が 実 験 し た 模 式 図 を 示 す.ま ず,コ マ か ら の 磁 力 線 が1次 側 の コ イ ル に 作 用 し て 誘 導 電 圧 を 発 生 す る.次 に,電 圧 が ト ラ ン ジ ス タ の 駆 動 に 十 分 で あ れ ば,コ レ ク タ 電 流 が 流 れ,2次 側 の コ イ ル に 磁 力 が 発 生 す る.こ の 磁 力 に よ り コ マ を 加 速 さ せ て 回 り続 け る.こ の と き,コ マ の 磁 力 お よ び コ マ と コ イ ル の 間 の 距 離 は,相 互 に 調 整 が 必 要 で あ る と 報 告 さ れ て い る.実 験 の 結 果,あ る 一 定 の 回 転 を 与 え な い と 回 転 し続 け な い こ と,回 転 数 は500rpmか ら3000rpmぐ ら い ま で 変 動 す る こ と,コ マ の 慣 性 力 が 適 切 な 値 で あ る こ と が 必 要 と報 告 さ れ て い る.

4.永 久 コ マ の設 計

永 久 コ マ の設 計 は,群 馬 大 学 理 工 学 部 理 工 学 系 技 術 部 の 永 久 コマ(リ ー ドス イ ッチ コマ)2) を 参 考 に した.図2に 模 式 図 を示 す.回 路 は, 電 池,LED,リ ー ドス イ ッチ,電 磁 石(コ イ ル) で 構 成 され る.リ ー ドス イ ッチ は,図3(a)に 示 す よ うに.2本 の 強 磁 性 体 導 線 を 一 定 の 間 隔 を持 っ て相 対 し,ガ ラ ス 管 に 封 入 され て い る.導 線 の 軸 方 向 に 磁 界 を加 え る と,導 線 が磁 化 され, 相 対 し た導 線 端 が 互 い に 吸 引 し接 触 す る こ とで

閉 回 路 とな る.磁 界 を 除 け ば,導 線 の 弾 性 に よ り回 路 が 開 放 され る.コ イ ル は,図3(b)に 示 す よ うに,ボ ル トに エ ナ メ ル 線 を巻 き つ け て 作 っ た.エ ナ メ ル 線 は,銅 線 の 表 面 に 絶 縁 性 の あ る エ ナ メ ル を塗 布 した 被 覆 銅 線 で あ る.線 の 両端 は,結 線 の た め に被 覆 を剥 い だ.

コ マ は,図4の よ うに 円柱 状 の 永 久 磁 石 を6 個 埋 め 込 ん だ.磁 石 の極 性 は,底 面 か ら見 て右

半 分 の3個 と左 半 分 の3個 が 逆 と な る よ うに配 置 した.

コ イ ル と コ マ は,リ ー ドス イ ッチ が タ イ ミ ン グ よ く 回 路 を 開 閉す る こ とに よ り,磁 力 に よ る 吸 引 と反 発 を繰 り返 す.こ れ に よ り,コ マ は加 速 し,回 り続 け る.

*第1技 術 室 機 器 開発 ・試作班

(12)

SpimingtOP

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〆㌻ Reeds

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switch

図2Schematicdiagram

Ferromagneticwire

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Glasstube

(a)Reedswitch 図3

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(b)Coil

ReedswitchandCoil

図4SpinningtOP

年 .◎ ・

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一 一 Connectthebattery

図5Stage

曙 コ

図6MagnetictoP

写 真 を 示 す.直 径5mmの 穴 にLED,直 径2.2 mmの 穴 に リ ー ドス イ ッ チ,直 径6㎜ の 穴 に コ

イ ル を 挿 入 し た.各 部 品 の 結 線 部 は,は ん だ 付 け し,熱 収 縮 チ ュ ー ブ に よ り被 覆 し た.左 部 の 電 線2本 は,電 池 に 接 続 し た.電 池 は,電 池 ボ

ッ ク ス に 収 め,塩 化 ビ ニ ル 製 パ イ プ(外 径40 mm,内 径32㎜,長 さ85mm)に ネ 瑠 め し

た.図6に 永 久 コ マ の 完 成 写 真 を 示 す.コ マ を 回 転 さ せ る と,LEDが 回 転 に 対 応 し て 点 滅 し, 5分 以 上 回 り続 け た.

5.永 久 コ マ の 試 作

LEDは,Linkman㈱ 製BL503V2CA3BO1(直 径 5mm,赤 色,電 圧1.8V),リ ー ドス イ ッ チ は,

㈱ 沖 セ ン サ デ バ イ ス 製ORD211(直 径2mm,長 さ10mm,接 点 容 量1W),コ イ ル は 六 角 穴 付 ボ ル トM4×20㎜ と エ ナ メ ノレ線(直 径0.2mm) を 用 い た.こ れ ら を,凹 面 台 に 固 定 し,結 線 し た.図5左 側 に 凹 面 台 の 写 真 を 示 す.凹 面 台 は,透 明 な ア ク リル 棒 を 直 径35mm,端 面 を 曲 率 半 径 約25mmの 凹 面 に 加 工 し,側 面 に 直 径2.2 mmの 貫 通 穴 と 直 径6mmの 止 ま り穴 とM4の ネ ジ 穴,こ れ と 直 角 方 向 に 直 径5mmの 止 ま り穴 を 加 工 し た.図5右 側 に,部 品 を 固 定 ・結 線 し た

6.結 言

福 井 大 学 き て み て フ ェ ア の 新 企 画 と し て,永 久 コ マ を 挙 げ て,参 加 者 に 工 作 が 体 験 で き る よ

う に 構 成 や 形 状 を 試 行 錯 誤 し た.そ の 結 果,実 施 可 能 な テ ー マ が で き た.

参 考 文 献

1)本 田 寿 一,山 下 紀 幸,い つ ま で も 回 り続 け る コ マ の 製 作 ・実 験 と そ の 応 用,ト ラ ン ジ ス タ 技 術,2月 号,(1995),PP.354‑355

2)国 立 大 学54工 学 系 学 部 長 会 議,お も し ろ 科 学 実 験 室,国 立 大 学54工 学 系 学 部 ホ ー ム ペ ー ジ,http://wwwmirai‑kougakujp/Laboratory/

pages/140218.php#&panell‑1,(2014)

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福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vo1.21平 成28年3月

平 成27年 度 福 井 大 学 きて み て フ ェ ア2015

〜 ガ ラ ス との ふ れ あ い 〜

田 畑 功*山 口綾 香**宮 川 し の ぶ**

福 田 萬*岡 田 文 男****

安 藤 誠***戸 澤 理 詞***

1.は じ め に

平 成27年 度 福 井 大 学 き て み て フ ェ ア が10月 18日(日)に 開 催 さ れ,第 二 技 術 室 で は 「作 っ て 学 ぶ コ ー ナ ー 」 と し て 「〜 ガ ラ ス と の ふ れ あ い 〜 」 を 企 画 し た.普 段 の 生 活 で ガ ラ ス は 多 く 用 い ら れ て い る が,熱 に よ り 「溶 か す ・伸 ば す ・ 膨 ら ま す 」 こ と を 体 験 す る こ と が な い.こ の 企 画 で は,ガ ラ ス を 電 気 炉 や ガ ス バ ー ナ ー を 使 っ て 「溶 か す ・伸 ば す ・膨 ら ま す 」 こ と を 体 験 し て 頂 き,"も の づ く り"の 面 白 さ や 楽 し さ を 実 感

し て も ら う と と も に ガ ラ ス に 対 す る 理 解 及 び 知 識 を 知 っ て 頂 く こ と を 目 的 に 実 施 し た.

2.企 画 内容

小 学 生 以 上 を 対 象 に 「ガ ラ ス 玉 ス トラ ップ 」, 小 学 生4年 生 以 上 を 対 象 に 「ガ ラ ス の花 」 と2 テ ー マ 企 画 した.

ま た,ガ ラ ス 片 や バ ー ナ ー 等 を使 用 す る た め, 安 全 対 策 を 十 分 に行 い 実 施 した.

以 下 に 製 作 過 程 を 説 明 す る.

2‑1ガ ラ ス 玉 ス トラ ップ 製 作

lcm程 度 に カ ッ ト した 色 ガ ラ ス 棒 を2片 選 ん で も らい,そ れ ら を セ ラ シー トに 転 が らな い よ う糊 で 固 定 して も ら う(図1).次 に電 気 炉 で 加 熱 し,ガ ラ ス 玉 の 作 成(図2).そ の 後,十 分 に 冷 却 させ た の ち ガ ラ ス 玉 に カ ン付 金 具 及 び 各 自 選 ん だ ス トラ ップ や 鈴 を 取 り付 け て も らい 、 完 成 と した(図3).体 験 者 に は 記 念 と して 持 ち帰 っ て 頂 い た.

*第2技 術 室

**第2技 術 室 化 学 計 測 班

***第2技 術 室 物 理 計 測 班

****専 門 員

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福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vol,21平 成28年3月

2‑2ガ ラ ス の 花 製 作

バ ー ナ ー で 直 接 ガ ラス 管 を溶 か して 伸 ば して も らい,さ らに 息 を吹 き 込 み 直 径lcm程 度 の 球 を作 っ て も ら う(図4).熱 い うち に 好 み の 着 色 液 に 浸 け,気 体 の 収 縮 を利 用 し球 体 内 に 着 色 液 を 吸 い 上 げ て 「ガ ラス の 花 」を 作 成 した(図5).

そ の 後,体 験 者 が 作 成 した も の と担 当者 の 方 で 作 成 して お い た もの とで5本 組 み 合 わ せ と し, 長 さ を調 整 して も らい,発 砲 ス チ ロー ル の 土 台 に 固 定,着 色 した 珪 砂 を選 ん だ 後,そ れ らを プ ラ ス チ ッ ク ケ ー ス 内 に 納 め て 完 成 と した(図6).

体 験 者 に は 記 念 と して 持 ち 帰 っ て 頂 い た.

3.ま と め

今 回 の 体 験 者 数 は,「 ガ ラ ス 玉 ス トラ ッ プ 」は 96名,「 ガ ラ ス の 花 」 は32名 とな り,多 く の方 に 体 験 して も ら う こ とが 出 来 た.「ガ ラ ス 玉 ス ト ラ ップ 」 で は,た く さん あ る色 ガ ラ ス 棒 の 中 か ら2片 を選 ぶ の だ が,今 回 も淡 い 色 合 い の ピ ン ク や ブ ル ー,ラ イ トグ リー ン な ど の ガ ラ ス 棒 が 人 気 で あ っ た.「ガ ラ ス の 花 」の 体 験 者 の 中 に は, バ ー ナ ー で 溶 か した ガ ラス 管 が飴 の よ うに 伸 び る様 を 体 験 し歓 喜 を 上 げ る子 供 た ち や,一 所 懸 命 ガ ラス を 膨 ら ませ る 子 供 た ち が い た.ガ ラ ス を 膨 ら ませ る 作 業 は,1度 目で成 功 させ る の は 難 しい た め,2回 作 業 を 行 っ た.大 き く膨 らま せ た ガ ラ ス の 花 を 手 に嬉 しそ うに 組 み 立 て 作 業 を 行 う子 供 た ち の 姿 が 印 象 的 で あ っ た.両 作 品 共 に,自 身 が 作 っ た カ ラ フル な 作 品 を 大 事 に 手 に す る子 供 た ち の 姿 が 多 く見 られ た.

こ の よ うに本 年 度 も,ガ ラ ス の 「溶 か す ・伸 ば す ・膨 らま す 」 を 自分 自身 で 体 験 して も ら う 事 に よ り"も の づ く り"の 面 白 さや 楽 し さ を 実 感 して 頂 く こ と が 出 来 た.ま た,体 験 者 の 方 々 に は ガ ラ ス に対 す る理 解 及 び 知 識 を 知 る た め の 楽 しい 時 間 を提 供 す る こ とが 出 来 た.

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福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告 集Vbl.21平 成28年3月

平 成27年 度 「 福 井 大 学 き て み て フ ェ ア2015」

電子工作体験講座

「3色LEDを 使 っ た 光 の3原 色 学 習 付 イ ル ミネ ー シ ョ ン を作 ろ う」

水野広治喪 小林英一索 小澤伸也衷 廣木智栄索 本 堂義 記去 岡井 善四郎 去 松 山幸雄 央

1.は じ め に

10月18日(日)に 実 施 され た 「福 井 大 学 き て み て フ ェ ア2015」 に 第 三 技 術 室 で は,体 験 型 電 子 工 作 と して 「3色LEDを 使 っ た 光 の3原 色 学 習 付 イ ル ミネ ー シ ョ ン を 作 ろ う」 の 企 画 で 参 加 した.企 画 は,電 子 工 作 に必 要 な ハ ン ダ コテ な どの 工 具 の使 用 方 法 や 電 子 回 路 に 興 味 を持 っ て も ら うこ と を 目的 と して い る.製 作 す る 回 路 は, 昨年 企 画 した 光 の3原 色 で あ る赤,緑,青 の3 つ の 光 を 出 すLED,IC,抵 抗 な どの 電 子 部 品 を 用 い て プ リン ト基 板 上 に 自 らが ハ ン ダ 付 け を行 い7色 の 合 成 色 を 出 す 回 路 に,新 た に 光 の3原 色 の 合 成 光 を確 認 す る機 能 を 追 加 した 回路 で あ る.回 路 を 完 成 させ る と合 成 光 の 学 習 に加 え, 光 フ ァ イ バ ー を 通 して 輝 くイ ル ミネ ー シ ョ ン

(図1)に も な り,室 内 イ ン テ リア と し て も楽 し め る た め,電 子 工 作 の 楽 し さ を実 感 す る こ とが で き る内 容 とな っ て い る.

今 回 の 企 画 参 加 者 は71名 で,内40名 が 実 際 に 電 子 工 作 を体 験 した.

図1.完 成 品

2.企 画 の 実 施 内 容

回 路 製 作 は 小 学5年 生 以 上 を 対 象 に,午 前 と 午 後 の2回 に 分 け て 行 っ た.製 作 前 に は,回 路 の 動 作 に つ い て の 概 要 や 光 の 三 原 色 と合 成 色, 工 具 の 説 明,製 作 上 の 注 意 な ど を20分 程 度 行 い (図2),そ の 後 の 約1時 間 は 回 路 の 製 作 時 間 と

した.製 作 の た め に必 要 な 部 品 は,予 め 一 人 分 毎 に 袋 に 詰 め て 用 意 し た が,基 板 に 関 して は, 昨 年 同様 「基 板 製 作 装 置CIP100を 用 い た 電 子 回 路 基 板 の 設 計 お よ び 試 作 技 術 の 習 得 」(平 成

図2製 作前の説 明風景

図3.製 作 手 順 と部 品 配 置 図

*第3技 術 室

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表1.製 作 体 験 者 の 電 子 工 作 経 験

電子工作経験 人数

初 め て 29

1回 8

2回 1

10回 以 上 2

24年 度 技 術 部 専 門研 修)の 方 法 に て プ リン ト基 板 を 製 作 して い る.ま た,製 作 時 の 参 考 資 料 と

して は,ハ ン ダ付 け に よ る部 品 の 取 り付 け順 や 配 置 を 写 真 入 りで 図解 した 部 品 配 置 図(図3)を 用 意 し た.実 際 の 製 作 時 に は,製 作 者 の2,3 名 に ス タ ッフ1人 が 対 応 し,分 担 して 製 作 の 指

導 を 行 う と共 に,工 作 上 の 注 意 喚 起 に努 め た.

製 作 に 関 して は,企 画 に 参 加 して い る製 作 体 験 者 の ほ とん どが 初 心 者(表1)で あ っ た が,製 作 時 間 内 に は 余 裕 で完 成 す る こ とが で きた(図 4).但 し,例 年 同 様 今 年 も数 名 で は あ るが,ハ

ン ダ 付 け の不 具 合 な ど に よ り,正 常 に動 作 しな い 回 路 が あ り,修 理 が 必 要 な 場 合 は,ス タ ッ フ が 確 実 に 動 作 す る ま で 適 切 に 対 応 した.

製 作 した 回 路 に は,最 後 に仕 上 げ と して 各 自 が 自 由 に 好 み の太 さや 長 さ の 光 フ ァイ バ ー を整 形 し てLEDに 取 り付 け る こ とで,7色 に輝 く3 原 色 学 習 付 イ ル ミネ ー シ ョン を完 成 させ た.参 加 者 の 多 くは,こ の 光 フ ァイ バ ー の 取 り付 け が,

好 み の形 に思 考 し な が ら作 り上 げ る こ とが で き る た め,時 間 を か け て 楽 しん で い た(図5).

3.ま と め

今 回 の 企 画 は,昨 年 ま で の 電 子 回 路 企 画 で あ る,7色 に輝 くイ ル ミネ ー シ ョン機 能 に 加 え, ス イ ッチ 切 り替 え で,光 の3原 色 を ボ タ ン操 作

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図5.光 フ ァ イ バ ー の 取 り付 け

の 組 み 合 わ せ で 点 灯 させ て,合 成 光 に よ る色 の 変 化 が 確 認 で き る よ うに 改 良 した.但 し,改 良 に よ る回 路 の 見 直 しで,部 品 点 数 が4点 増 え た が,は ん だ 付 け は4箇 所 増 え た だ け に 抑 え た.

ま た,基 板 サ イ ズ を電 池 ボ ッ ク ス に 合 わせ て い る た め,パ タ ー ン が 箇 所 に よ っ て は密 に な り, は ん だ ブ リ ッジ が危 惧 され た が,部 品 配 置 の 工 夫 と適 切 な ラ ン ド径 に した こ とで,実 際 の 製 作 に お け る,は ん だ ブ リ ッ ジ の 問題 は 思 っ て い た よ り少 な か っ た.

今 回 は,企 画 募 集 要 領 に よ り,製 作 体 験 者 数 を 昨年 の32名 か ら40名 に 増 や した こ とで,例 年,受 け 付 け 前 に製 作 予 定 数 以 上 の 人 が 並 び,

多 くの 人 が 製 作 で き な か っ た 状 況 を 少 しで も改 善 で き る よ うに した.

第 三 技 術 室 で は,毎 回 き て み て フ ェ ア に 体 験 型 の 電 子 工 作 を企 画 して い る.今 回 も企 画 に 参 加 した 製 作 体 験 者 が,自 ら製 作 し完 成 させ た 回 路 が 正 常 に 動 い た 時 の感 動 や,電 子 工 作 の つ く る楽 し さ を体 験 した こ と を機 に,少 しで もモ ノ づ く りに 興 味 を持 っ て も らい た い.

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図4.製 作 風 景

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図6.製 作 回 路 図

(17)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vbl.21平 成28年3月

平 成27年 度 実 験 ・実 習 グル ー プ業 務 報 告

1.は じ め に

本 グ ル ー プ で は,工 学 部 の 各 学 科 ・専 攻 か らの 実 験 ・実 習 に 対 す る 業 務 依 頼 に対 して,各 専 門 分 野 の 技 術 部 職 員 で 構 成 した チ ー ム が 組 織 的 な 対 応 を 行 っ て い る.各 分 野 の チ ー ム に は 責 任 者 を 置 き,業 務 依 頼 書 や 業 務 報 告 書 等 の 取 りま と め,年 度 ご との 業 務 の 総 括 等 を行 う と と も に,グ ル ー プ 全 般 に 関 す る課 題 に つ い て は チ ー ム 責 任 者 会 議 で 協 議 して い る.実 験 ・実 習 へ の 技 術 支 援 は,教 育 ・研 究 プ ロ ジ ェ ク ト等 へ の 派 遣 業 務 や 他 の グ ル ー プ 業 務 との 兼 務 とな る が ,技 術 部職 員 の ほぼ全 員 が 携 わ り,半 年 ま た は 一 年 を通 して の 長 期 に 渡 る業 務 と な るた め,技 術 部 と して の 貢 献 度 は大 き

く,ま た 各 人 の 負 担 も大 き い 業 務 で あ る.

2.各 学 科 か らの 業 務 依 頼 と各 チ ー ム の対 応 平 成27年 度 に 学 科 か ら依 頼 を受 け た 実 験 ・実 習 の 業 務 を 表1に 示 す.主 な依 頼 業 務 は,学 生 指 導 に係 る技 術 分 担,安 全 管 理,教 育 支 援 や 機 器 ・器 具 類 の 設 計 ・制 作 ・改 良 ・保 守 ・管 理 で あ る.コ ー

ス ・科 目数 と して は 合 計35で,各 チ ー ム の 業 務 依 頼 に 対 して,各 チ ー ム 責 任 者 が業 務 依 頼 書,業 務 報 告 書 等 の 取 りま とめ を行 う と と も に,技 術 部 職 員27名 が 業 務 を遂 行 した.

コ ー ス ・科 目数 の 合 計 は 昨年 度 よ り2件 減 っ た が,こ れ は 単 独 で 担 当 して い た 嘱 託 職 員2名 が 退 職 した こ と に よ る も の で あ り,職 員 の負 担 と して の 変 動 は な い.ま た,同 じチ ー ム に 依 頼 す る も の に つ い て は,複 数 の依 頼 書 を 学 科 単 位 で 一 本 化 す る こ と で,手 続 き が 簡 略 に な る よ うに して い る が, 今 年 度 は 新 た に 機 械 工 学 科 と知 能 シ ス テ ム 工 学

科 で 手 続 き の整 理 を行 っ た.

3.ま とめ

今 年 度 も全 学 科 か らの 依 頼 に 対 して 、技 術 部 職 員 各 人 の 専 門 知 識 ・経 験 を 活 か した 技 術 指 導 を 行 うこ と が 出 来 た.来 年 度 は 学 科 改 組 に よ る カ リキ ュ ラ ム の 変 更 が あ る が,工 学 部 で の教 育 ・研 究 が 円滑 に遂 行 され る よ う,当 グル ー プ と して今 後 も で き る 限 りの 貢 献 を して い き た い.

表1平 成26年 度 の 実 験 ・実 習 業 務 依 頼 学 科 と業 務 内 容

依 頼 元

対 応 チ ー ム

依頼業務 業務期 間

機械工学科

機 械/育 成 セ ン タ ー ・学 際 実 験 1,3.4 前 ・後 期 電 気 ・電 子 工 学 科 電 気 ・電 子 ・情 報 1,2,3,4 前 ・後 期

情 報 ・メデ ィ ア 工 学 科 電 気 ・電 子 ・情 報 1 前 ・後 期

建築建設工学科 建築建設

1,3.4 前 ・後 期

材料開発工学科 化学

1,3.4 前 ・後 期

生物応用化学科 化学

1.4 前 ・後 期

物理工学科(原 子力含む)

電 気 ・電 子 ・情 報/育 成 セ ン タ ー ・学 際 実 験 1.3 前 ・後 期 知 能 シ ス テ ム 工 学 科 育 成 セ ン タ ー ・学 際 実 験/電 気 ・電 子 ・情 報 1,3.4 前 ・後 期

先 端科 学 技術 育成 セ ン ター

育 成 セ ン タ ー ・学 際 実 験 1,3.4 前 ・後 期 1:学 生 指 導 に係 る技 術 分 担,安 全 管 理,教 育 支 援

2:協 働 企 画 ま た は マ ニ ュア ル 作 成 分 担

3:実 験 ・実 習 に必 要 な 機 器 ・器 具 類 の 設 計 ・製 作 ・改 良

4:実 験 ・実 習 に用 い る機 器 ・器 具 類 の 保 守 ・管 理 や 実 験 場 所 等 の 管 理 5:そ の 他

(18)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vol.21平 成28年3月

平成27年 度安全衛生管理推進 グル ープ業務 報告

1.は じ め に

当 グル ー プ で は,工 学 部 ・工 学 研 究 科 の 安 全 衛 生 管 理 を推 進 す る た め,派 遣 先(資 料1)だ

け で な く,薬 品 管 理,高 圧 ガ ス 管 理,安 全 教 育 の 管 理 分 野 を チ ー ム分 担 に よ り業 務 を遂 行 して い る.今 年 度 の 主 要 な 業 務 を 以 下 に ま と め る.

2.グ ル ー プ 業 務 の 実 績 2.1薬 品 管 理 業 務

工 学 部 で の 薬 品 管 理 を 円 滑 に 行 うた め,薬 品 管 理 シ ス テ ム 利 用 方 法 に 関 す る 説 明 会 を 実 施 し て い る.一 般 ユ ー ザ 対 象 の 説 明 会 は6.月5日 に 開 催 し,参 加 者 は 学 生106名,教 職 員5名 で あ っ た.ま た,6.月24日 に は 管 理 者 対 象 の 説 明 会 も 実 施 した(教 員3名)(資 料2).更 に,通 年 で 派 遣 先 等 で の 薬 品 管 理 に つ い て 適 宜 サ ポ ー ト

し,薬 品 管 理 シ ス テ ム の 不 具 合 や,法 改 正 に係 る シ ス テ ム 仕 様 変 更 の 提 案 な ど を,事 務 担 当 や シ ス テ ム 開 発 元 へ 連 絡 し,対 応 を促 して い る.

加 え て,工 学 部 に2箇 所 設 置 され て い る危 険 物 倉 庫 が 適 切 に使 用 され る よ うに,管 理 担 当 者 が 定 期 に 利 用 状 況 を チ ェ ッ ク し,必 要 が あ れ ば, ユ ー ザ へ 是 正 依 頼 を行 っ て い る.ま た 倉 庫 に 設 置 され た 監 視 カ メ ラ の 動 作 確 認 等 を 行 っ て い る.

2.2高 圧 ガ ス 管 理 業 務

工 学 部 の ボ ン ベ が 適 正 に 管 理 され る よ うに,

「ボ ンベ 管 理 シ ス テ ム の 利 用 説 明 会 」 を6月5 日に 実 施 し,学 生77名,教 職 員5名 が 参 加 した

(資料2).新 規 に シ ス テ ム を利 用 す る ユ ー ザ が 対 象 で あ る た め,適 正 に扱 え る よ う,各 種 法 令 か ら危 険 性,利 用 法 等 の 説 明 を 行 っ た.

ボ ンベ 管 理 シ ス テ ム に登 録 され た 工 学 部 内 の ボ ン ベ デ ー タ につ い て,7.月 と1.月 に集 計 を 行 っ た.各 建 物 で の 高 圧 ガ ス 貯 蔵 量,返 却 期 限 切 れ ・耐 圧 検 査 切 れ ボ ンベ 数,人 部 屋 当 た りの ボ ンベ 数 量 等 に つ い て,工 学 部 ボ ンベ 管 理 ガ イ ド ライ ン との 対 比 に よ る問 題 点 の 抽 出 を行 い,工 学 部 内 に 周 知 した.ま た,別 途,「 ボ ンベ 管 理 状 況 が 特 に 危 険 」 と認 め られ る研 究 室,「 棚 卸 」 を 実 施 して 登 録 に不 備 が あ る研 究 室 に 対 して は, メ ー ル で 是 正 依 頼 を行 う こ とで 成 果 が あ っ た.

加 え て,2週1回 の 「工 学 系1号 館 の ボ ン ベ

仮 受 払 い 場 所 の 巡 視 」 を 通 して,ボ ンベ 長 期 間 放 置 の 有 無 等 に つ い て 調 査 し,問 題 の あ る ボ ン ベ の 所 有 者 に は メ ー ル で 改 善 を求 め た .(資 料 3).こ の ボ ンベ 巡 視 は 今 年 度 で4年 目で あ る が, ボ ンベ 管 理 シ ス テ ム の 「ボ ンベ 回 収 連 絡 機 能 」 が 周 知 され て か ら放 置 ボ ンベ の数 が 少 な く な っ た.し か し,依 然 と して,回 収 依 頼 の 忘 れ や 回 収 依 頼 場 所 の 間 違 い が あ る の で使 用 法 を周 知 徹 底 した い.

23安 全 教 育 業 務

宇 野 酸 素 株 式 会 社 か ら4名 の講 師 を招 い て, 今 回 で5回 目 と な る,ボ ン ベ を使 用 す る 教 職 員 ・学 生 を 対 象 に 「高 圧 ガ ス ボ ンベ 取 扱 い 講 習

会 」を 実 施 した(資 料4).参 加 者 は学 生74名, 教 職 員4名 と昨 年 の1.5倍 で あ っ た.一 昨 年 よ

り講 義 の他 に 実 技 講 習 も取 り入 れ て お り,実 際 に ボ ンベ に 触 れ る こ とで,取 扱 い に 対 す る理 解 が 早 ま る と考 え られ る.

ま た,「 レー ザ ー 安 全 教 育 」 を 実 施 し,レ ー ザ ー の正 しい 使 用 方 法 や レー ザ ー 障 害 に つ い て の 具 体 的 説 明 や 注 意 事 項 を 説 明 した.

2.4そ の 他

全 国 産 業 安 全 衛 生 大 会 に 参 加 し(1名),企 業 等 で行 わ れ て い る危 険 予 知 活 動 な ど,工 学 部 で の 安 全 衛 生 活 動 の参 考 と な る取 り組 み の発 表 を 聴 講 した.

3.お わ りに

グル ー プ 員 は,派 遣 先 で の 日常 業 務 を 遂 行 す る他 に,工 学 部 の安 全 衛 生 管 理 の 推 進 を行 う関 係 で,「安 全 衛 生 関連 イ ベ ン トの説 明 会 ・講 習 会 」

の 開催 やWebア プ リケ ー シ ョン を利 用 した 「薬 品 ・ボ ンベ 管 理 の サ ポ ー ト」 を行 っ た.

さ ら に,自 主 的 に 当 グル ー プ が 実 施 して い る ボ ンベ 仮 受 払 い 場 所 の 巡 回 と対 応 に よ り,数 年 前 よ り放 置 ボ ンベ が 減 少 した.こ れ は 当 グ ル ー プ 活 動 の 大 き な 成 果 で あ る と言 え る.今 後 も 工 学 部 で の 事 故 ・災 害 防 止 や 安 全 衛 生 意 識 向 上 の た め の 各 種 活 動 を通 して,安 全 管 理 体 制 の 整 備 に 寄 与 す る こ と が重 要 で あ る.

(19)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vbl.21平 成28年3月

平成27年 度共 同利用施設 グル ープ業務 報告

1.は じ め に

共 同利 用 施 設 グル ー プ は,技 術 部 職 員 が 工 学 部 関 連 の 教 育 研 究 の た め の 共 同 利 用 施 設 に お い て, 組 織 的 に 技 術 業 務 を 遂 行 す る こ と を 目的 に 設 置 され た グ ル ー プ で あ る.現 在,主 に 共 同 利 用 施 設 を拠 点 と した3チ ー ム で 構 成 され,各 チ ー ム が 担 当 す る 専 門 分 野 に 関 連 す る 施 設 か ら の 技 術 的 な 要 望 を複 数 の 技 術 部 職 員 で 対 応 して い る.そ の チ ー ム は,先 端 科 学 技 術 育 成 セ ン タ ー の 業 務 を遂 行 す る 育 成 セ ン タ ー チ ー ム,超 低 温 物 性 実 験 施 設 の 業 務 を遂 行 す る寒 剤 供 給 チ ー ム,そ して 大 型 機 器 等 を利 用 した 測 定 ・分 析 業 務 を遂 行 す る分 析 評 価 チ ー ム で あ る.以 下 に,主 に 各 チ ー ム が 自 ら年 度 当初 に 立 て た 計 画 に従 っ て,一 年 を通 して 遂 行 し て き た 各 々 の グル ー プ 業 務 に つ い て 報 告 す る.

2.グ ル ー プ の 技 術 業 務

グ ル ー プ 内 で 構 成 す る3チ ー ム の 業 務 を 円 滑 に 遂 行 す るた め に年 度 当 初 に グル ー プ 運 営 部 会(グ ル ー プ 長,副 グ ル ー プ 長 及 び チ ー ム 責 任 者 で 構 成) を 開 催 し,各 チ ー ム の 年 度 業 務 計 画 書 を 作 成 し, 計 画 書 を 基 に 業 務 を遂 行 して い る.各 チ ー ム の 業 務 と して,そ の 業 務 内 容 ご と に大 き く4種 に分 類 して い る.そ の 分 類 は,① 施 設 等 に 関 連 す る技 術 業 務,② 施 設 の 管 理 ・運 営 業 務 ③ 施 設 が 主 に 行 な う教 育 につ い て の支 援 業 務,④ 技 術 伝 承 に 関 す る業 務 で あ る.各 チ ー ム が 本 年 度 作 成 した 業 務 計 画 に お け る業 務 の 件 数 は,育 成 セ ン タ ー チ ー ム6 件(昨 年6件),寒 剤 供 給 チ ー ム5件(同5件), 分 析 評 価 チ ー ム9件(同12件)あ っ た.育 成 セ ン タ ー お よび 寒 剤 供 給 チ ー ム に つ い て は,ほ ぼ 昨 年 並 み の計 画 件 数 で あ っ た が,分 析 評 価 チ ー ム に つ い て は若 干 減 少 した.こ の 現 象 は チ ー ム 内 の新 規

採 用 職 員 は 無 く,ま た,各 職 員 が 昨 年 ま で に技 術 修 得 も進 ん で,こ の 業 務 が 極 端 に減 少 した た め で

あ る.

本 年 度 の グ ル ー プ は,グ ル ー プ 長 を含 め18名 (そ の う ち育 児 休 暇 中 が1名)の 構 成 で,育 成 セ ン タ ー チ ー ム7名,寒 剤 供 給 チ ー ム3名,分 析 評 価 チ ー ム7名 で 対 応 を 行 な っ た.

3.業 務 遂 行 に お け る 成 果

グル ー プ の 各 チ ー ム は,各 メ ン バ ー の 専 門 技 術 を 生 か し共 同 利 用 施 設 及 び 教 育 研 究 施 設 の 汎 用 機 ま た は 大 型 機 器 を 対 象 と し た 組 織 的 な 業 務 遂 行 で あ る.特 に,一 年 間 を 通 じて 各 共 同 利 用 施 設 運 用 と っ て 重 要 な 技 術 業 務 に つ い て,関 わ りの 持 っ 各 チ ー ム 構 成 員 が 積 極 的 に 取 り組 ん で お り施 設 側 よ り高 い 評 価 を得 て い る.ま た,学 生 等,施 設 の ユ ー ザ ー へ の 設 備 利 用 等 の た め の 教 育 お よ

び 保 安 教 育 に も各 チ ー ム が 自律 的 に 取 り組 み,中 心 的 な 役 割 を果 た し,十 分 な施 設 へ の 教 育 支 援 も 達 成 され た.そ の 他,一 部 の チ ー ム で は あ る が, 将 来 の 業 務 を 見 据 え,新 規 採 用 職 員 に 対 して の 技 術 伝 承 も積 極 的 に 遂 行 す る こ とが で き た.

4.ま とめ

業 務 内 容 に つ い て は,昨 年 度 と比 べ 新 規 採 用 職 員 が減 少 した 分,技 術 継 承 業 務 が 減 っ て い る.反

面,昨 年 ま で の技 術 伝 承 業 務 に よ り若 手 職 員 の ス キ ル も徐 々 に 向 上 して きて い る と 云 え る.

本 年 度 の 成 果 よ り,施 設 で の 機 器 を利 用 した 技 術 業 務 及 び 教 育 支 援 業 務 に よ る研 究 支 援 の 必 要 性 が 明 らか とな っ て お り,今 後 も,わ が 組 織 と し

て,技 術 部 職 員 が 重 要 な役 割 を担 当す る よ うな 教 育 研 究 に 係 わ る業 務 の 遂 行 を 引 き 続 き 推 進 し て い か な け れ ば な らな い.

表1業 務 分 類 に よ る 各 チ ー ム の 業 務 件 数(Oは 昨 年 度)

業 務 項 目 育成 セ ンター チー ム 寒 剤 供 給 チ ー ム 分 析 評 価 チー ム

共 同利 用 施設 の 技 術 業務 に 関 す る こ と 2(2) 1(1) 4(4)

共 同利 用 施設 の 管 理 運 営 に 関 す る こ と 1(1) 2(2) 2(2)

教 育 に 関 す る こ と 2(2) 1(1) 2(3)

技術 継 承 に 関 す る こ と 1(1) 1(1) 1(3)

(20)

福 井 大 学 工 学 部 技 術 部 活 動 報 告集Vbl.21平 成28年3月

平 成27年 度 技 術 相 談 ・ プ ロ ジ ェ ク トグル ー プ業 務 報 告

1.は じ め に

本 グル ー プ は,工 学 部 ・工 学 研 究 科,関 連 施 設 及 び 対 応 可 能 な 学 内各 部 署 か ら の 技 術 相 談 依 頼 に対 し,依 頼 者 へ の対 応 や 技 術 部 内 で の 実 施 担 当者 選 出 な どの 調 整 ・手 続 き を行 う組 織 で あ る.

通 常 の 技 術 相 談 以 外 に は,依 頼 者 に よ る相 談 依 頼 手 続 き を 必 要 と し な い,2時 間 か ら1日 程 度 で 簡 易 に相 談 対 応 可 能 な 短 時 間技 術 相 談 が あ る.

名 と昨 年 度 の9名 か ら増 え て い る.ま た,依 頼 者 所 属 の8割 強 が 工 学 研 究 科 で残 りが 所 属 部 外

で あ り,依 頼 者 の5割 強 が 教 員 職 種(表3)で あ る こ とか ら,通 常 の 技 術 相 談 に比 べ,よ り多 く の相 談 に 幅 広 く対 応 して い る こ とに な る.尚, 相 談 対 応 時 間 は 大 半 が 半 日以 内 で 終 了 して い る

(表4).対 応 者 の 所 属 で は,第 一 と第 三 技 術 室 だ け で9割 を超 え,第 二 技 術 室 は 昨 年 度 と同様 に 少 な い(表5).

2.技 術 相 談 と短 時 間 技 術 相 談 の 報 告

本 年 度 の技 術 相 談 は5件 で,昨 年 度 に 比 べ 倍 増 して い る(表1).但 し,依 頼 者 と実 施 担 当 者 は,実 質 的 に は と も に2名 で あ り,限 られ た 範 囲 で の技 術 相 談 と な っ て い る.ま た,今 回 の 依 頼 の 全 て が,担 当 者 の 確 定 した 事 前 協 議 の 技 術 相 談 で あ る た め,グ ル ー プ で の 実 務 は,調 整 等 を省 き採 用 結 果 の 通 知 及 び 報 告 の確 認 と記 録 で あ る.相 談 内 容 が 事 前 協 議 され た 技 術 相 談 が 依 頼 され るの は,一 昨 年 あ た りか らの傾 向 で あ る.

短 時 間 技 術 相 談 は38件 が 報 告 され て い る(表 2).こ れ も 昨 年 度 の2倍 を 超 え て い る.対 応 実 施 者 は7名 で あ り,相 談 依 頼 者 に 至 っ て は19

3.お わ りに

平 成22年 度 よ り技 術 部HP(http://kozml.eng.

u‑fhkui.acjp)に 技 術 相 談 窓 口 を 開 設 す る こ とで, 相 談 依 頼 者 か ら の依 頼 手 続 き を容 易 に して 技 術 相 談 の 利 用 促 進 に努 め て い る.特 に 今 年 度 は, 技 術 相 談,短 時 間 技 術 相 談 と も に 昨 年 度 の 件 数

大 幅 に 超 えて お り,技 術 相 談 を 通 して 専 門 的 技 術 を広 範 に 提 供 す る こ とが で き た.今 後 も,プ

ロ ジ ェ ク ト派 遣 業 務 との 調 整 を 図 りな が ら技 術 相 談 を 中 心 に,身 近 な 技 術 相 談 で あ る短 時 間 技 術 相 談 を含 め た 積 極 的 な 対 応 を進 め る こ とで, 派 遣 先 以 外 の 教 職 員 に 対 す る技 術 支 援 や 技 術 協 力 の 要 請 に 応 え て い く必 要 が あ る.

表1平 成27年 度 の技 術 相 談

No. 対 応 月 依頼者 相談分野 実施者所属 備考

1 8月 機械 工学 専攻教員 機 械 工 作 ・設 計 技 術 第 一技 術 室 事前打合せ 済み

2 6月 機械 工学 専攻教員 機 械 工 作 ・設 計 技 術 第 一 技 術 室 事前打合せ 済み

3 11月 機械 工学 専攻教員 機 械 工 作 ・設 計 技 術 第 一 技 術 室 事前打合せ 済み

4 2〜3月 遠 赤 セ ン タ ー教 員 ソ フ ト ウ ェ ア 技 術 第 二技術 室 事前打合せ 済み

5 2〜3月 遠 赤 セ ン タ ー教 員 機 械 工 作 ・設 計 技 術 第 二技術 室 事前打合せ 済み 表2平 成27年 度 の.月別 短 時 間 技 術 相 談 報 告 件 数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

報告件数 2 4 3 1 1 0 2 3 0 3 2 1 23

相談件数 4 8 4 3 2 0 3 5 0 3 2 3 38

表3依 頼者職種 と件数

依頼者の職種 依頼件数

教員 20

技術職員 12

事 務 職 員 ・そ の 他 6

表4対 応時間 と件数

対応時間 件 数 2時 間未 満 15

半 日 12

1日 11

表5対 応者 の所属 と対応延数

対応者 の所属 対応延数

第 一 技 術 室 18

第 二技術 室 2

第 三技術 室 18

参照

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