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(1)

TeraStation 1000シリーズ

ユーザーマニュアル

buffalo.jp

35020907-04 2017.07

(2)

目次

第1章 はじめに...5

各部の名称...5

電源のON/OFF...6

管理者パスワードを変更する...7

第2章 設定画面の表示方法...9

詳細設定画面の表示方法...10

かんたん設定画面の表示方法...12

第3章 ファイル共有...14

共有フォルダーを作成する...14

ユーザーを作成する...19

連番ユーザーを作成する...22

グループを作成する...24

アクセス制限を設定する...25

本製品に登録したユーザー/グループを使ってアクセス制限する...25

Active.Directoryドメインを使ってアクセス制限する...28

NTドメインを使ってアクセス制限する...31

第4章 ハードディスクを管理する...34

RAIDモードを設定する...34

通常モードで使用する...35

通常モード以外のRAIDモードを使用する...36

(3)

RAIDメンテナンスを使用する...40

外付けUSBドライブを増設する...41

取り外し処理をする...42

ハードディスクをチェックする...44

ハードディスクをフォーマットする...45

ハードディスクを暗号化する...47

ハードディスクのデータを完全消去する...47

使用できる容量を制限する...48

ユーザーごとに容量を制限する...48

グループごとに書き込める容量を制限する...49

故障時のハードディスク交換手順...50

ランプの確認...50

ご注意ください...51

ハードディスクの交換手順例...51

第5章 外出先からアクセスする...56

Webアクセス機能を使用する...56

FTPサーバー機能を使用する...59

第6章 データをバックアップする...61

本製品のデータをバックアップする...61

バックアップ先を準備する...61

バックアップタスクを追加する...65

レプリケーション機能を使用する...72

レプリケーション先を準備する...72

レプリケーションタスクを追加する...73

Time.Machine機能でMacのデータをバックアップする...78

(4)

USB機器のデータをバックアップする...82

第7章 本製品を管理する...84

メール通知機能を使用する...84

スリープタイマー機能を使用する...86

UPS(無停電電源装置)と連動する...88

プリンターを接続する...90

オフラインファイル機能を使用する...90

NFSクライアントからアクセスする...92

通信を暗号化する...95

設定画面操作の暗号化...95

FTPでアクセスした内容を暗号化する...96

SSLサーバー証明書を更新する...96

Webサーバー機能を使用する...97

MySQLサーバー機能を使用する...98

本製品の設定を保存/復元する...100

本製品の設定を保存する... 100

本製品の設定を復元する... 101

本製品の設定を初期化する...102

ファンクションボタンで行う初期化... 102

設定画面で行う初期化... 102

本製品のログを確認する...103

ファームウェアをアップデートする...105

本製品の名称.(ホスト名)/時刻/言語を変更する...106

Jumbo.Frameで転送する...108

(5)

第8章 付属ソフトウェアについて...112

NAS.Navigator2.(Windows)...112

ネットワークドライブとして割り当てる... 115

本製品のIPアドレスを変更する... 117

フォルダー同期機能を使用する... 118

フォルダー連結機能を使用する... 122

NAS.Navigator2(Mac)...126

ネットワークドライブとしてマウントする... 127

本製品のIPアドレスを変更する... 128

第9章 付録...129

電源ランプの点滅...129

出荷時設定...132

製品仕様...133

(6)

第1章 はじめに

各部の名称

TS1400D

4

1

5

2

3

7

7

8

13

14

6

10

9

11

12

1

電源ランプ 白色点灯: 電源ON 白色点滅: 起動中/終了中 赤色点滅: エラーが発生したとき 橙色点滅: 現在の状態について伝えることがあるとき 橙色点灯: 新しいファームウェアがあるとき 消灯: 電源OFF

2

ファンクションランプ 白色点灯: 初期化中、USB機器のアンマウント中 白色点滅: ダイレクトコピー実行中

3

ファンクションボタン 本製品に接続したUSB機器の取り外し処理や本製品の設定の初期化、ダイレクトコピー、RAIDアレイの 再構築に使用します。

4

ステータスランプ 正常動作時には緑色に点灯します。 エラーが発生したときに、赤色に点灯/点滅します。 赤色点灯: ハードディスクにエラーが発生しており、電源がOFFの状態 赤色点滅: ハードディスクにエラーが発生しており、電源がONの状態

(7)

5

電源ボタン ONにするときは、電源ボタンを1回押します。 OFFにするときは、本体がピピッと音が鳴るまで電源ボタンを押し続けてください。 警告音が鳴っているときに押すと警告音を止めることができます。

6

初期化ボタン 本製品の設定を保存したUSBドライブから設定を復元する際に使用します。

7

USB 3.0端子 当社製USBドライブ、デジタルカメラ、USBプリンターを接続できます。 USBハブの接続には対応しておりません。 対応USB機器は当社ホームページ(buffalo.jp)でご確認ください。

8

USB 2.0端子 当社製USBドライブ、デジタルカメラ、UPS、USBプリンターを接続できます。 USBハブの接続には対応しておりません。 対応USB機器は当社ホームページ(buffalo.jp)でご確認ください。

9

LAN端子 付属のLANケーブルを接続します。

10

LINK/ACTランプ アクセスがあるときに、緑色に点滅します。

11

電源端子 付属のACアダプターを接続します。 メモ: 本体の電源がOFFの状態であっても、ACアダプターを抜いてしまうと本製品の時刻設定が正常で なくなることがあります。

12

電源ランプ ACアダプターが本製品とコンセントに接続されているときに、緑色に点灯します。

13

ファン ファンを塞ぐような設置はしないでください。

14

盗難防止用セキュリティースロット 市販のワイヤーロックなどで固定できます。

電源のON/OFF

電源ボタンを1回押して本製品の電源をONにします。電源をOFFにするには、ピピッと音が鳴るまで電源ボタ ンを押し続けてください。電源ランプが点滅するとシャットダウンを開始します。本製品の設定画面からも本 体をシャットダウンしたり再起動したりすることができます。 電源をOFFにしないまま電源ケーブルを取り外すと本製品が故障する恐れがあります。 本体前面のランプがすべて消灯したらシャットダウンは完了です。

(8)

管理者パスワードを変更する

初期設定後に管理者パスワードを変更するときは次のように行います。

1

[BUFFALO NAS Navigator2]アイコンをダブルクリックします。

2

本製品のアイコンを右クリックし、[Web設定を開く]をクリックします。

Macをお使いの場合は、コントロールキーを押しながら本製品のアイコンをクリックし、[Web設定を開

く]を選択します。

3

[かんたん設定]をクリックします。

(9)

5

現在のパスワードを入力して[OK]をクリックします。

メモ: 初期設定では管理者パスワードは、passwordに設定されています。

6

[パスワード]および[パスワード(確認)]に任意の管理者パスワードを入力し、[次へ]をクリックします。

7

[完了]をクリックします。

(10)

第2章 設定画面の表示方法

本製品の設定は設定画面から変更できます。設定画面は、次の手順で表示できます。 メモ:

• 設定画面の対応インターネットブラウザーは、Firefox、Google Chrome、Microsoft Edge、Internet Explorer 9以降、Safari 5以降です。Internet Explorerをお使いの場合、ユーザー、グループ、共有フォルダーの登録件数 が多いと設定画面が正しく表示できないことがあります。そのような場合は、設定画面はFirefoxで操作する ことをおすすめします。 • お使いのブラウザーでプロキシサーバーの設定が有効になっているときは無効にしてください。 • セキュリティー設定によっては設定画面が正常に表示されないことがあります。Internet Explorerの[ツー ル]-[インターネットオプション]-[セキュリティ]のセキュリティーレベルは[イントラネット]に設定 してください。

• WindowsサーバーOSのInternet Explorerで設定画面を表示する場合、Internet Explorerの初期設定では JavaScriptが無効になっていたり、アクセスできるURLが制限されていたりすることにより、設定画面が表 示できません。このようなときは、Internet Explorerのヘルプを参照してセキュリティーレベルを調整して ください。 • Macをお使いの場合、本章に記載の手順以外にもApple社技術「ボンジュール(Bonjour)」を使って下記の 手順で設定画面を表示することもできます。 (1) Safariを起動します。 (2) メニューバーで[Safari]-[環境設定]の順にクリックします。 (3) 「詳細」を開いて、「Bonjour」の横の「ブックマークメニューにBonjourを含める」にチェックマークを入 れます。 (4) メニューバーで[ブックマーク]-[Bonjour]-[本製品の名称]の順にクリックします。

(11)

詳細設定画面の表示方法

1

[BUFFALO NAS Navigator2]アイコンをダブルクリックします。

2

本製品のアイコンを右クリックし、[Web設定を開く]をクリックします。Macをお使いの場合は、コント ロールキーを押しながら本製品のアイコンをクリックし、[Web設定を開く]を選択します。

3

ユーザー名とパスワードを入力し、[OK]をクリックします。 メモ: • [タイムアウト時間]で[10分]を選択すると、本製品の設定画面で無操作状態が10分間続いた場合に、 自動的にログアウトします。[無制限]を選択した場合でも、TeraStationを再起動した場合やブラウ ザーを閉じた場合は、ログイン状態が解除されます。 • [セキュリティーを強化して利用する]をクリックし、パスワードを入力してログインすると、通信を 暗号化した画面でログインします。

(12)

4

本製品の設定画面が表示されます。 メモ: • ユーザー名/パスワードごとの設定項目 ユーザー名 パスワード 設定可能な項目 admin password すべての項目を設定できます。 guest 空欄 システム情報(本製品の名称、IPアドレス、ワークグループ、ディスクの状態、ファームウェアバー ジョン)の確認ができます。 任意のユーザー名 任意のパスワード ユーザーが管理者として設定されているときは、 すべての設定を変更できます。一般ユーザーとし て設定されているときは、システム情報の確認と パスワードの変更ができます。パワーユーザーと して設定されているときは、ユーザーの作成と共 有フォルダー、ユーザー、グループの編集ができ ます。 • I'm here機能を使って本製品が設置されている場所を特定できます。設定画面で をクリックする と、本製品からメロディーを流したり止めたりすることができます。 以上で設定画面の表示は完了です。

(13)

かんたん設定画面の表示方法

かんたん設定画面では、代表的な設定項目をウィザード形式で設定できます。かんたん設定画面を表示する 手順は下記のとおりです。

1

[BUFFALO NAS Navigator2]アイコンをダブルクリックします。

2

本製品のアイコンを右クリックし、[Web設定を開く]をクリックします。

Macの場合は、コントロールキーを押しながら本製品のアイコンをクリックし、[Web設定を開く]を

選択します。

(14)

4

かんたん設定画面が表示されます。 メモ: • 各機能のボタンをクリックするとパスワード入力画面が表示されます。設定されているパスワードを 入力し、[OK]をクリックしてください。 • かんたん設定画面は、詳細設定画面表示時に左上の をクリックしても表示できます。 以上でかんたん設定画面の表示は完了です。

(15)

第3章 ファイル共有

共有フォルダーを作成する

1

設定画面で[ファイル共有]をクリックします。

2

[共有フォルダー]の横にある をクリックします。

3

[共有フォルダーの作成]をクリックします。

4

共有フォルダー名など各項目を入力し、[共有フォルダーの作成]をクリックします。 一度に最大20個の共有フォルダーを作成できます。

(16)

共有フォルダーの詳細設定を変更したい場合は[編集]をクリックして設定を変更してください。設定が 完了したら[OK]をクリックします。

(17)

5

下記のメッセージが表示されたら[OK]をクリックします。 メモ: • アクセス制限を設定していない場合に共有フォルダーにアクセスすると、ユーザー名とパスワードを入力 する画面が表示されることがあります。その場合は、下記を入力してください。 ユーザー名: 「guest」 パスワード: 空欄 • 本製品に作成できる共有フォルダー数は最大400個です。 • 共有フォルダー名は、半角文字換算で27文字まで入力できます。-(ハイフン)、_(アンダーバー)を使用する こともできます。先頭文字に記号を使用することはできません。 • 共有フォルダーの説明は、半角文字換算で75文字まで入力できます。-(ハイフン)、_(アンダーバー)、半角ス ペースを使用することもできます。先頭文字に記号や半角スペースを使用することはできません。 • MacとWindowsでデータを共有する場合、以下の文字では、文字化けは発生しませんが、コードが異なりま す。 ― ~ ∥ - ¢ £ ¬ • Macで作成したファイル名に下記の記号が含まれると、WindowsからはOSの制限により正常に表示できま せん。また、SMBを指定して接続するときに下記の記号を使用すると、ファイルをコピーできません(または 正常に表示できません)。 ? [ ] / \ = + < > ; : " , | * • 本製品に登録する共有フォルダー名に以下の文字は使用できません。あらかじめご了承ください。 <登録できない共有フォルダー名> info、spool、lost+found、global、printers、homes、lp、authtest、ram、msdfs_root、mt-daapd、usbdisk+数字 (例:usbdisk1)

(18)

• 共有フォルダー名、ワークグループ名およびファイル名に次の文字を使用すると、本製品のデータにアクセ スできない、ファイル操作が正常に行えないことがあります。そのようなときは他の文字をお使いくださ い。 <登録できない文字一覧> ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳ⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦⅧⅨⅩ ⅰⅱⅲⅳⅴⅵⅶⅷⅸⅹ㎜㎝㎞㎎㎏㏄㎡№㏍℡㊤㊥㊦㊧㊨㈱㈲㈹㍾㍽㍼㍻㍉㌔㌢㍍㌘㌧㌃㌶㍑㍗㌍㌦㌣㌫㍊ ㌻¦'"〝〟∮Σ∟⊿ 纊褜鍈銈蓜俉炻昱棈鋹曻彅丨仡仼伀伃伹佖侒侊侚侔俍偀倢俿倞偆偰偂傔僴僘兊兤冝冾凬刕劜劦勀勛匀匇匤 卲厓厲叝﨎咜咊咩哿喆坙坥垬埈埇﨏塚增墲夋奓奛奝奣妤妺孖寀甯寘寬尞岦岺峵崧嵓﨑嵂嵭嶸嶹巐弡弴彧德 忞恝悅悊惞惕愠惲愑愷愰憘戓抦揵摠撝擎敎昀昕昻昉昮昞昤晥晗晙晴晳暙暠暲暿曺朎朗杦枻桒柀栁桄棏﨓楨 﨔榘槢樰橫橆橳橾櫢櫤毖氿汜沆汯泚洄涇浯涖涬淏淸淲淼渹湜渧渼溿澈澵濵瀅瀇瀨炅炫焏焄煜煆煇凞燁燾犱 犾猤猪獷玽珉珖珣珒琇珵琦琪琩琮瑢璉璟甁畯皂皜皞皛皦益睆劯砡硎硤硺礰礼神祥禔福禛竑竧靖竫箞精絈絜 綷綠緖繒罇羡羽茁荢荿菇菶葈蒴蕓蕙蕫﨟薰蘒﨡蠇裵訒訷詹誧誾諟諸諶譓譿賰賴贒赶﨣軏﨤逸遧郞都鄕鄧釚 釗釞釭釮釤釥鈆鈐鈊鈺鉀鈼鉎鉙鉑鈹鉧銧鉷鉸鋧鋗鋙鋐﨧鋕鋠鋓錥錡鋻﨨錞鋿錝錂鍰鍗鎤鏆鏞鏸鐱鑅鑈閒隆 﨩隝隯霳霻靃靍靏靑靕顗顥飯飼餧館馞驎髙髜魵魲鮏鮱鮻鰀鵰鵫鶴鸙黑畩秕緇臂蘊訃躱鐓饐鷯 • マルチバイト文字(全角文字など)のフォルダーやファイル名を作成するときは、半角文字換算で255文字 以内にしてください。255文字を超える名前のフォルダーやファイルは、コピー操作ができないことがあり ます。 • Macからアクセスされた共有フォルダーには、Mac用の情報ファイルが自動生成されることがあります。こ れらをWindowsから削除した場合、Macからアクセスできなくなることがありますので削除はしないでく ださい。 • 本製品は、AppleShareが指定するデフォルトゾーンに属します。ゾーンを指定することはできません。 • 本製品に搭載されているOSの仕様により、本製品のハードディスク、および接続したUSBドライブへ保存 したファイルの日付情報は更新されることがあります(作成日時、更新アクセスなどの日付情報は保持され ません)。 • ファイルの転送中に設定画面で設定を変更すると、ファイルの転送が中断されることがあります。 • 本製品へのファイルコピーは、ジャーナリングファイルシステムにより保護されますが、コピー中にキャン セルしたり、コピーを途中で終了(LANケーブルが抜けた、停電など)したりすると次の現象が発生すること があります。 -設定したデータ(本製品の名称、ユーザー、グループ)が消えてしまうことがあります。 -不完全なファイルがコピーされ、ファイルが削除できなくなることがあります。その場合は、本製品を再起 動してからファイルを削除し、コピー操作をもう一度行ってください。

共有フォルダーのデータを誤って消去しないために(ごみ箱機能を使用する)

誤ってデータを消去してしまうのを防ぐために、共有フォルダーごとにごみ箱機能を設定できます。OSのご み箱と同じように、共有フォルダー内の削除されたデータは一時的に[trashbox]フォルダーに移動されます。 削除したデータを元に戻したいときは、[trashbox]フォルダーに開いてファイルを移動してください。 本機能はSMB接続時に使用できます。 メモ: • 管理者以外のユーザーが[trashbox]内のデータを削除できないようにしたいときは、[ファイル共有]- [SMB]-[ごみ箱の操作権限]で[管理者のみ]を選択してください。[ごみ箱の操作権限]の設定を変更する 前にごみ箱へ移動済みだったファイルは、変更する前に設定されたユーザーに削除する権限があります。 • [trashbox]フォルダー内のデータは自動では削除されません。手動で削除しない限り[trashbox]フォル ダー内のファイルは増え続け、空き容量が少なくなりますので、定期的に不要なファイルは削除することを おすすめします。 詳細設定画面で[ファイル共有]-[共有フォルダー]-[すべての共有フォルダー内のごみ箱を空にする]を クリックすると、[trashbox]内のデータはすべて消去されます。[trashbox]フォルダー内に必要なファイル がないか確認した上で実行してください。

(19)

共有フォルダーを読取専用にしたいときは

共有フォルダーの設定画面で、共有フォルダーの属性を読取専用に変更できます。初期設定では共有フォル ダーの属性は「書込可能」に設定されています。読取専用に設定した共有フォルダーは、アクセス制限で書き込 み可能になっているユーザー、グループでもデータを書き込むことはできません。 読取専用に設定した共有フォルダーやHFS+形式のUSBドライブは、エクスプローラーの「コメント」に「(Read Only)」と表示されます。 共有フォルダーの属性を変更するには、設定画面で[ファイル共有]-[共有フォルダー]の順にクリックし、 設定を変更したい共有フォルダーをクリックします。「基本設定」タブの「属性」を「読取専用」に変更して[OK] をクリックします。 メモ: 本製品のフォルダーやファイルにWindows上から属性(読取専用)を設定することはできません。共有 フォルダーに属性を設定したいときは、設定画面で行ってください。

存在を知っているユーザーだけがアクセスできる共有フォルダーを作るには

本製品に作成した共有フォルダーをネットワーク上で表示しないように、「隠し共有」機能を設定できます。 「隠し共有」機能を設定した共有フォルダーはマイネットワークなどに表示されず、フォルダーの存在を知っ ている特定のユーザーだけがそのフォルダーにアクセスできるようになります。 隠し共有機能を有効にするには次の手順を行ってください。

1

設定画面で[ファイル共有]-[共有フォルダー]をクリックし、設定したい共有フォルダーをクリックし ます。

2

「詳細設定」タブにあるフォルダー属性の「隠し共有(SMBのみ)」にチェックマークを入れ、[OK]をクリッ クします。 メモ: • 共有フォルダーの「公開プロトコル」で「SMB」と「バックアップ」以外にチェックマークが入っている と、フォルダー属性の「隠し共有(SMBのみ)」はグレーアウトされ選択できません。 • 隠し共有機能は本製品に接続したUSBドライブには設定できません。

(20)

• 本製品の共有フォルダーや共有フォルダー内のサブフォルダーに、Windowsから隠し共有属性を設定 することはできません。共有フォルダーに隠し共有属性を設定したいときは、設定画面で行ってくだ さい。 隠し共有を有効にした共有フォルダーを開くには、エクスプローラーのアドレスバーに「¥¥本製品の名称名¥ 共有フォルダー名$¥」と入力してください。 例: 本製品の名称=TSXXX001、共有フォルダー名=shareの場合 ¥¥TSXXX001¥share$¥

ユーザーを作成する

1

設定画面で[ファイル共有]をクリックします。

2

[ユーザー]の横にある をクリックします。/

3

[ユーザーの作成]をクリックします。

4

ユーザー名など各項目を入力し、[ユーザーの作成]をクリックします。 一度に最大20個の共有フォルダーを作成できます。

(21)

ユーザーの詳細設定を変更したい場合は[編集]をクリックして設定を変更してください。設定が完了し たら[OK]をクリックします。

(22)

メモ: • 本製品に登録できるユーザー数は、管理者ユーザー(admin)、guestを含めて300名までです。 • ユーザー名は、半角文字換算で128文字まで入力できます。マルチバイト文字(全角文字など)を使用するこ とはできません。-(ハイフン)、_(アンダーバー)、.(ドット)、!、#、&、@、$、*、^、%を使用することもできます。 先頭文字に記号を使用することはできません。 • 本製品に登録するユーザー名に以下の文字は使用できません。あらかじめご了承ください。 <登録できないユーザー名> adm、admin(管理者ユーザーとしてのみ設定可能)、administrator、all、apache、backup、bin、daemon、 dbus、disk、ftp、ftpuser、guest、haldaemon、halt、hdusers、kmem、lp、mail、man、mysql、news、nobody、 nogroup、none、operator、proxy、root、rpc、rpcuser、shadow、shutdown、sshd、sync、sys、tty、users、utmp、 uucp、www、www-data • ユーザーIDが空欄の場合、自動的にユーザーIDが割り当てられます。手動でユーザーIDを設定するときは、 手動で1000~1999の間の番号入力してください。 ユーザー名、ユーザーIDが重複しないようにしてください。 • ユーザー(管理者を含む)パスワードは、半角文字換算で20文字まで入力できます。マルチバイト文字(全角 文字など)を使用することはできません。-(ハイフン)、_(アンダーバー)、@、!、#、$、%、&、'、(、)、*、+、,、.、/、; (セミコロン)、<、>、=、?、[、]、^、{、}、|(パイプ)、~(チルダ)を使用することもできます。先頭文字に記号(ア ンダーバーを除く)を使用することはできません。 • Windowsのネットワークログイン時のユーザー名、パスワードと同じユーザー名、パスワードにしてくだ さい。異なる場合、アクセス制限を設定した共有フォルダーにアクセスできません。また、設定したユーザー 名、パスワードでパソコンにログインしてください。 • ユーザーの説明は、半角文字換算で75文字まで入力できます。- (ハイフン)、_ (アンダーバー)、半角スペー スを使用することもできます。先頭文字に記号や半角スペースを使用することはできません。 • ユーザーが複数のグループに所属し、アクセス制限の設定が重複した場合、そのユーザーは一番厳しいアク セス制限設定のグループでアクセスが制限されます。(「書き込み、読み込み可能」に設定したグループと「読 み込み可能」に設定したグループの両方に所属している場合、「読み込み可能」が優先され、書き込むことが できなくなります。)

ユーザー情報をインポートする

[ファイル共有]-[ユーザー]画面の[CSVデータ読み込み]でユーザー情報を記載したテキストファイル (UTF-8形式)を選択して、[読み込む]をクリックすると、ユーザー情報を一括で取り込むことができます。 ユーザー情報書式: ユーザー名(必須),パスワード(必須),ユーザーの説明(任意) 例1)ユーザー名、パスワード、ユーザーの説明をすべてインポートする場合 username1,password1,comment1 username2,password2,comment2 username3,password3,comment3 … 例2)ユーザー名、パスワードだけで、ユーザーの説明はインポートしない場合 username1,password1, username2,password2, username3,password3, … メモ: • 区切りはカンマ「,」を使用してください。前後にはスペースを入れないでください。ユーザーの説明をイン ポートしないときでも、パスワードの後ろにカンマを入力してください。

(23)

• ユーザー名、パスワード、ユーザーの説明の入力文字制限は、「ユーザーを作成する」のメモをご参照くださ い。また、ユーザー名、パスワード、ユーザーの説明にカンマ「,」を使用することはできません。 • インポートしたユーザーは、[hdusers]グループに所属するよう自動で設定されます。 • 取り込むユーザー数によっては、最大1時間程度かかることがあります。取り込み中は設定画面を操作でき なくなるのでご注意ください。

連番ユーザーを作成する

本製品では連番ユーザーを一括で作成できます。連番ユーザーのユーザー名には、任意のユーザー名と作成す るユーザー数が自動で付与されます(例:user01、user02など)

1

設定画面で[ファイル共有]をクリックします。

2

[ユーザー]の横にある をクリックします。

3

[ユーザーの作成]をクリックします。

4

[連番ユーザーの一括作成]をクリックします。

(24)

5

ユーザー名、作成するユーザー数など各項目を入力します。

6

[OK]をクリックします。指定した数のユーザーが作成されます。 メモ: • 連番ユーザー名は、半角文字換算で24文字まで入力できます。-(ハイフン)、_(アンダーバー)を使用す ることもできます。先頭文字に記号(ハイフン、アンダーバー)を使用することはできません。2桁また は3桁の番号がユーザー名の後ろに付与されます。 • [ユーザーごとに専用の共有フォルダーを作成する]にチェックを入れると、作成した各連番ユーザー 専用の共有フォルダーが作成されます。作成された共有フォルダーの名称には連番ユーザー名が使用 され、フォルダー名称と同じ連番ユーザーがアクセスできます。

(25)

グループを作成する

1

設定画面で[ファイル共有]をクリックします。

2

[グループ]の横にある をクリックします。

3

[グループの追加]をクリックします。

4

グループ名など各項目を入力し、[OK]をクリックします。 メモ: 本製品に作成できるグループ数は300個までです。 • グループ名は、半角文字換算で20文字まで入力できます。マルチバイト文字(全角文字など)を使用す ることはできません。-(ハイフン)、_(アンダーバー)、.(ドット)を使用することもできます。先頭文字 に記号(アンダーバーを除く)を使用することはできません。

(26)

• 本製品に登録するグループ名に以下の文字は使用できません。あらかじめご了承ください。 <登録できないグループ名> root、bin、daemon、sys、adm、tty、disk、lp、sync、shutdown、halt、operator、nobody、 mail、news、uucp、 ftp、kmem、utmp、shadow、users、nogroup、all、none、hdusers、admin、guest、man、www、sshd、 administrator、ftpuser、apache、mysql • グループIDが空欄の場合、自動的にグループIDが割り当てられます。手動でグループIDを設定すると きは、手動で1000~1999の間の番号を入力してください。 グループ名、グループIDが重複しないようにしてください。 • [グループ権限]で、[一般ユーザー]を選択すると、ユーザーログイン時にログインしたユーザーのパ スワードだけ変更できます。[管理者]を選択すると、すべての操作をすることができます。[パワー ユーザー]を選択すると、共有フォルダー、ユーザー、グループの作成・編集ができます。 • [代表メールアドレス]を設定すると、メール通知機能を設定する際、[送信先メールアドレス]をグ ループ名で指定できるようになります。 • グループの説明は、半角文字換算で75文字まで入力できます。-(ハイフン)、_(アンダーバー)、半角ス ペースを使用することもできます。先頭文字に記号や半角スペースを使用することはできません。 以上でグループの作成は完了です。

アクセス制限を設定する

特定の共有フォルダー、USBドライブに対して、アクセスできるユーザーを制限できます。 メモ: • アクセス制限は各共有フォルダーに設定できますが、共有フォルダー内のサブフォルダーには設定できま せん。 • アクセス制限は設定画面から設定できます。Windows上で設定するアクセス制限には対応していません。 設定すると、予期しない動作が起こる可能性があります。 • アクセス制限を設定した共有フォルダーはバックアップ先としても使用できます。 • ユーザーまたはグループが共有フォルダーにアクセスしている最中にアクセス制限の設定を変更すると、 予期しない動作が起こる可能性があります。

本製品に登録したユーザー/グループを使ってアクセス制限する

1

設定画面で[ファイル共有]をクリックします。

2

[共有フォルダー]の横にある をクリックします。

(27)

3

アクセス制限を設定したい共有フォルダーをクリックします。

4

[アクセス制限]タブをクリックします。

(28)

6

追加したユーザーまたはグループのアクセス権限を選択します。 :書き込み、読み込み可能 :読み込み可能 :アクセス不可

7

[OK]をクリックします。 以上でアクセス制限の設定は完了です。 メモ: アクセス制限が設定されている共有フォルダーにアクセスできるすべてのユーザー/グループの権限 を、ユーザー/グループの一覧画面で[アクセス不可]に変更した場合、管理者ユーザーだけがアクセスできる ようになります。

(29)

Active.Directoryドメインを使ってアクセス制限する

本製品にはActive Directoryとの連携機能が搭載されています。Active Directoryドメイン環境であれば、 本製品はActive Directoryサーバーに登録されているアカウント情報を利用して本製品内のファイルやフォル ダーに対してアクセス制限を行います。そのため、本製品で個別にアカウント管理をする必要がありません。 本製品を複数導入した場合でも、アカウント情報はActive Directoryで一元管理されますので、導入•管理の手 間が省けます。 メモ: Active Directoryとの連携機能で取得できるドメインユーザー/グループはそれぞれ最大1000名/1000グ ループとなります。

1

設定画面で[ネットワーク]をクリックします。

2

[ワークグループ/ドメイン]の横にある をクリックします。

3

[編集]をクリックします。

4

[ActiveDirectoryドメイン]を選択し、[次へ]をクリックします。

5

[はい]をクリックします。

(30)

6

各項目を入力し、[OK]クリックします。

7

設定画面で[ファイル共有]-[共有フォルダー]をクリックします。

8

アクセス制限を設定したい共有フォルダーをクリックします。

9

[アクセス制限設定]タブをクリックします。

(31)

11

追加したユーザーまたはグループのアクセス権限を選択します。 :書き込み、読み込み可能 :読み込み可能 :アクセス不可

12

[OK]をクリックします。 以上でアクセス制限の設定は完了です。 メモ: • 本製品の名称を変更すると、ドメインユーザー/グループを使用したアクセス制限ができなくなります。も う一度ドメインへ参加させてください。

• Active Directoryドメインへ本製品を参加させる場合は、必ずActive Directoryドメインの名前解決を行うこ とができるDNSサーバーを指定する必要があります。

• Active Directoryドメインの仕様のため、Active Directoryドメイン参加時に必要なAdministratorのパスワー ドはActive Directoryドメイン構築後1度以上変更されている必要があります。Administratorのパスワード が変更されていない場合、Active Directoryドメインへの参加は失敗します。 • Active DirectoryドメインのDNS名とNetBIOS名が異なる環境はサポートしていません。 • 特定のユーザーに読取専用と書込可能が重複した場合は、読取専用となります。 • 本製品とドメインコントローラーとの時刻の差が約5分以上の場合、ドメインへの参加、またはドメイン ユーザー/グループの認証に失敗する場合があります。時刻設定にはNTPサーバーを使用することを推奨し ます。 • 本製品をActive Directoryドメインのメンバーサーバーとして運用する場合、本製品へアクセスするには下 記の条件を満たす必要があります。 - Active Directoryドメインにログインした状態で本製品にアクセスする - Active Directoryドメインのメンバーではないパソコンから、有効なドメインアカウントでパソコンにロ グインし本製品にアクセスする 上記条件を満たさない場合、本製品の共有フォルダー等へアクセスできません(アクセス制限を設定してい ない共有フォルダーもアクセスすることはできません)。 • 本製品をActive Directoryドメインへ参加させると、AFP接続時にゲストユーザーで接続できなくなります。 • 本製品をActive Directoryドメインのメンバーサーバーとして運用している状態で、設定画面[ネットワー ク]-[ワークグループ/ドメイン]-[編集]の[ネットワーク参加方法]を[ワークグループ]に変更した 場合、ドメインコントローラー上のコンピューターアカウントは自動的に削除されません。 • Active Directoryドメインを使ってアクセス制限を設定しているときはSMBは無効にしないでください。 無効にしてしまった場合は、SMBを有効にして、Active Directoryドメインによるアクセス制限を最初から 設定し直してください。 • アクセス制限が設定されている共有フォルダーにアクセスできるすべてのユーザー/グループの権限を、 ユーザー/グループの一覧画面で[アクセス不可]に変更した場合、管理者ユーザーだけがアクセスできるよ うになります。

(32)

NTドメインを使ってアクセス制限する

本製品にはNTドメインとの連携機能が搭載されています。NTドメイン環境であれば、本製品はNTドメイン サーバーに登録されているアカウント情報を利用して本製品内のファイルやフォルダーに対してアクセス 制限を行います。そのため、本製品で個別にアカウント管理をする必要がありません。本製品を複数導入した 場合でも、アカウント情報はNTドメインで一元管理されますので、導入・管理の手間が省けます。 メモ: NTドメインとの連携機能で取得できるドメインユーザー/グループはそれぞれ最大1000名/1000グルー プとなります。

1

ドメインコントローラー上で本製品のコンピューターアカウントを作成します。

2

設定画面で[ネットワーク]をクリックします。

3

[ワークグループ/ドメイン]の横にある をクリックします。

4

[編集]をクリックします。

5

[NTドメイン]を選択し、[次へ]をクリックします。

6

[はい]をクリックします。

(33)

7

各項目を入力し、[OK]をクリックします。

8

設定画面で[ファイル共有]-[共有フォルダー]をクリックします。

9

アクセス制限を設定したい共有フォルダーをクリックします。

10

[アクセス制限設定]タブをクリックします。

11

アクセス制限設定で[有効にする]を選択します。

12

追加した[ドメインユーザー]または[ドメイングループ]のアクセス権限を選択します。 :書き込み、読み込み可能 :読み込み可能 :アクセス不可

(34)

13

[OK]をクリックします。 以上でアクセス制限の設定は完了です。 メモ: • 本製品の名称を変更すると、ドメインユーザー/グループを使用したアクセス制限ができなくなります。も う一度ドメインへ参加させてください。 • 特定のユーザーに読取専用と書込可能が重複した場合は、読取専用となります。 • ドメインユーザー名が20文字を超える場合、本製品は20文字のユーザー名を取得します。 • 本製品をNTドメインのメンバーサーバーとして運用する場合、本製品へアクセスするには下記の条件を満 たす必要があります。 - NTドメインにログインした状態で本製品にアクセスする - NTドメインのメンバーではないパソコンから、有効なドメインアカウントでパソコンにログインし 本製品にアクセスする 上記条件を満たさない場合、本製品の共有フォルダー等へアクセスできません(アクセス制限を設定してい ない共有フォルダーもアクセスすることはできません)。 • 本製品をNTドメインへ参加させると、AFP接続時にゲストユーザーで接続できなくなります。 • ドメインコントローラー上でユーザーやグループの設定を変更した際、本製品上ですぐに変更が反映され ない場合があります。ドメインコントローラー上の設定変更をすぐに反映させる必要のある場合は本製品 を再起動してください。 • 本製品をNTドメインのメンバーサーバーとして運用している状態で、設定画面[ネットワーク]-[ワーク グループ/ドメイン]-[編集]の[ネットワーク参加方法]を[ワークグループ]に変更した場合、ドメインコ ントローラー上のコンピューターアカウントは自動的に削除されません。 • 本製品をNTドメインに参加させると、FTP機能は自動的に無効になります。FTP機能は使用できません。 • NTドメインを使ってアクセス制限を設定しているときはSMBは無効にしないでください。無効にしてし まった場合は、SMBを有効にして、NTドメインによるアクセス制限を最初から設定し直してください。 • アクセス制限が設定されている共有フォルダーにアクセスできるすべてのユーザー/グループの権限を、 ユーザー/グループの一覧画面で[アクセス不可]に変更した場合、管理者ユーザーだけがアクセスできるよ うになります。

(35)

第4章 ハードディスクを管理する

RAIDモードを設定する

ハードディスクの使用モードは出荷時に、「RAID 5」に設定されています。 メモ: • ハードディスクの使用モードを変更すると、ハードディスク内のデータはすべて消去されます。変更する前 に大切なデータのバックアップを必ずとってください。 • 本書では、「復旧」とは、本製品内の状態(データを含む)を故障が発生する前に戻すことを表しています。故 障したハードディスクからデータを読み出すことではありません。 • ハードディスクの容量をブラウザーから確認したときと、Windowsのドライブのプロパティーから確認し たときで、値が異なることがあります。 各ハードディスクの使用モードの特長は次のとおりです。各RAIDモードに必要な台数のハードディスクが内 蔵されていない製品では、該当のRAIDモードに変更することはできません。

RAID.6モード

4台のハードディスクを1つのアレイとして使用します。パリティ(誤り訂正符号)を生成しながら書き込むの でアクセス速度は、RAID 1、RAID 0と比較して少し遅くなります。使用できる容量は、使用するハードディスク から2台分除いた台数の容量となります。たとえば、4台のハードディスクを使用してRAID 6を作成した場合、 使用できる容量は2台のハードディスクの容量の合計になります。RAIDアレイの中のハードディスク2台が破 損してもハードディスクを交換すればデータを復旧できます。3台以上が故障したときは復旧できません。

RAID.5モード

3台以上のハードディスクを1つのアレイとして使用します。パリティ(誤り訂正符号)を生成しながら書き込 むのでアクセス速度は、RAID 1、RAID 0と比較して少し遅くなります。使用できる容量は、使用するハードディ スクから1台分除いた台数の容量となります。たとえば、4台のハードディスクを使用してRAID 5を作成した 場合、使用できる容量は3台のハードディスクの容量の合計になります。RAIDアレイの中のハードディスク1 台が破損してもハードディスクを交換すればデータを復旧できます。2台以上が故障したときは復旧できませ ん。

RAID.10モード

RAID 10モードを設定するには4台以上のハードディスクが必要です。RAID 1のアレイを2つ作成してそれら でさらにRAID 0のアレイを作成します。分散して書き込みを行うのでアクセス速度は、RAID 1と比較して少し 速くなります。使用できる容量は、「使用する台数÷2」となります。同じデータを複数のハードディスクに同時 に書き込んでいるので、1つのハードディスクが破損してもハードディスクを交換すればデータを復旧できま す。

(36)

RAID.1モード

2台以上のハードディスクを1つのアレイとして使用します。使用できる容量は、1台分の容量となります。同 じデータを複数のハードディスクに書き込みます。ペアを構成する一方のハードディスクが故障しても、ハー ドディスクを交換すればデータを復旧できます。アレイを構成するハードディスクすべてが破損した場合は データを復旧することはできません。

RAID.0モード

本製品に内蔵されているハードディスクのうち、任意の台数をまとめて1つのアレイとして使用します。使用 できる容量は、使用したハードディスクの合計台数の容量となります。分散して書き込みを行うのでアクセス 速度が少し速くなります。ハードディスクが破損した場合、データを復旧することはできません。

通常モード

本製品に内蔵されているハードディスクを個々のドライブとして使用します。使用できる容量は、本製品に内 蔵されているハードディスクの合計の容量となります。ハードディスクが破損した場合、破損したドライブの データは復旧することはできません。

通常モードで使用する

通常モードに設定すると、本製品に内蔵されているハードディスクを個々のドライブとして使用できます。通 常モードに設定するには、次のようにRAIDアレイを削除します。

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

[RAID]の横にある をクリックします。

3

削除するRAIDアレイをクリックします。

(37)

4

[RAIDアレイの削除]をクリックします。

5

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。

6

完了したら、[OK]をクリックします。 以上で通常モードの設定が完了しました。このまま通常モードで使用される場合は、「第3章 共有フォルダー を作成する」を参照して、共有フォルダーを作成してください。

通常モード以外のRAIDモードを使用する

かんたん設定画面にある[RAID設定]をクリックしても、画面の指示にしたがってRAIDを設定できます。ここ では詳細設定画面での手順で説明します。 RAIDモードを変更するには、一度通常モードにしてから設定を行う必要があります。

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

[RAID]の横にある をクリックします。

3

削除するRAIDアレイをクリックします。 「RAIDモード」の列が空欄表示の場合、すでに通常モードになっています。手順7にお進みください。

4

[RAIDアレイの削除]をクリックします。

5

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。

6

[OK]をクリックします。

7

設定したいRAIDアレイをクリックします。

(38)

8

[RAIDモード]を選択して使用するハードディスクにチェックマークをつけ、[RAIDアレイの作成]をク リックします。

9

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。

10

完了したら、[OK]をクリックします。 メモ: RAIDアレイ構築中はRAIDアレイのチェック(Resync)を開始します(RAID 0を除く)。RAIDアレイの チェックにはハードディスク1台あたり1 TBの製品で約10時間かかります。NAS Navigator2上に「I17」が 表示されたときは、本製品の電源をOFFにしないでください。電源をOFFにするとRAIDアレイのチェック を最初からやり直します。 以上でRAIDアレイの作成は完了です。続いて「第3章 共有フォルダーを作成する」を参照して、共有フォル ダーを作成してください。

RMM(RAID.Mode.Manager)機能を使用する

RMM機能を使用すれば、以下の条件をすべて満たしたときに、データを残したままRAIDアレイを作成したり、 拡張したりすることができます。RMMを設定する前に内蔵ハードディスクの容量がすべて同じであることを 確認してください。 通常モードからRAID 1に変更する場合 • 設定画面で「通常」と表示されているハードディスクが1台以上ある • RAIDアレイを構築していないハードディスクが2台以上ある 既存のRAIDアレイにディスクを追加する、またはディスクを追加してRAIDモードを変更する場合 • RAID 5またはRAID 1のRAIDアレイがある

• 設定画面で「通常」と表示されているハードディスクが1台以上ある

メモ: RMM機能では、1回の操作で拡張できるハードディスクの台数は1台です。2台以上拡張する場合、台数分 の回数操作する必要があります。

(39)

通常モードからRAID.1に変更する

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

[RAID]の横にある をクリックします。

3

RAIDアレイをクリックします。

(40)

5

[データを残したまま、RAIDアレイを作成する(RMM)]にチェックマークをつけます。

6

[データを残すディスク]をプルダウンメニューから選択します。

7

RAIDアレイを構成するハードディスク1台にチェックマークをつけます。選択したハードディスク以外 に保存されているデータは削除されます。必要なデータはバックアップしてから行ってください。

8

[RAIDアレイの作成]をクリックします。

9

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。

10

完了したら、[OK]をクリックします。 以上でRMM機能を使用して通常モードをRAID 1に変更する設定は完了です。

既存のRAIDアレイにディスクを追加する、またはディスクを追加してRAIDモードを

変更する

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

[RAID]の横にある をクリックします。

3

RAIDアレイをクリックします。

(41)

4

ハードディスク追加後のRAIDモードを選択し、RAIDアレイに追加するハードディスク1台にチェック マークをつけます。RAIDモードを変更しないときは、「変更後のRAIDモード」を現在のRAIDモードと同じ モードを選択してください。

5

[RAIDアレイの変更]をクリックします。

6

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。

7

完了したら、[OK]をクリックします。 以上でRMM機能を使用して既存のRAIDアレイにハードディスクを追加する、または追加してRAIDモードを 変更する設定は完了です。

RAIDメンテナンスを使用する

RAIDメンテナンスとは、RAID 0以外のRAIDアレイに対して、問題なく読み取りできるか、不良セクターがない かをチェックし、問題があったときには自動的に修復する機能です。RAIDメンテナンスは、定期的に行うこと をおすすめします。

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

[RAIDメンテナンス]の横にある を にします。

3

[RAIDメンテナンス]の横にある をクリックします。

(42)

4

[編集]をクリックします。

5

RAIDメンテナンスを実行するスケジュールを選択し、[OK]をクリックします。 メモ: • [今すぐ実行]にチェックマークを入れた状態で[OK]をクリックすると、すぐにRAIDメンテナンスが 実行されます。 • RAIDメンテナンスを中止したいときは、[RAIDメンテナンスを中止する]をクリックしてください。 • RAIDメンテナンスを実行する時刻に本製品がスリープモードの場合は、RAIDメンテナンスは実行さ れません。 以上でRAIDメンテナンスの設定は完了です。

外付けUSBドライブを増設する

本体のUSB端子に当社製USBドライブを増設して、共有フォルダーとして使用できます。 フォーマット済みのUSBドライブであれば自動的に認識されます。未フォーマットの場合、設定画面から フォーマットしてください。 正常に認識されると設定画面の共有フォルダー一覧に「usbdiskx」フォルダーが追加されます(xはUSBドライ ブを接続したUSB端子の番号)。

対応しているフォーマット形式

USBドライブは以下のフォーマット形式に対応しています。 • FAT32: パソコンに接続しなおしてデータを確認したい場合におすすめします。 • EXT3: 他のTeraStation/LinkStationに接続して使用することがある場合におすすめします。 • XFS: 本製品に増設したUSBドライブを使用する場合におすすめします。 • NTFS: パソコンに接続してデータを確認したい場合におすすめします。(設定画面からはフォーマットで きません。) • HFS+(設定画面からはフォーマットできません。読取専用です。)

(43)

メモ: • 本製品に搭載されているUSB端子には、1端子につきUSBドライブを1台接続できます。DUB/DIUシリーズは 除く当社製USBドライブ以外は非対応です。対応USBドライブについては、当社ホームページ(buffalo.jp)を ご確認ください。 • AUTO電源機能を搭載したUSBドライブを本製品に接続しても認識できないことがあります。そのようなと きは、「AUTO電源機能切替スイッチ」を「MANUAL」に設定してください。 • USB端子に接続したUSBドライブは、第1パーティション(領域)だけ認識されます。第2パーティション以降 は認識できません。 • Macで自動生成されたファイル(.DS_Storeなど)がある場合は、FAT16またはFAT32でフォーマットされた USBドライブにはバックアップできません(エラーが発生し、バックアップが途中で停止することがありま す)。そのようなときは、バックアップ先として使用する前にフォーマットし直してください。

取り外し処理をする

本体の電源がONの場合は、USBドライブおよび本製品内蔵のハードディスクの取り外し処理を行ってから 本製品から取り外してください。USBドライブの場合はファンクションボタンまたは設定画面から取り外し 処理ができます。本体の電源がOFFの場合は、すべてのハードディスクは取り外し処理されているため、USB ケーブルを抜いて、本製品から取り外しできます。 メモ: 複数のハードディスクを同時に取り外すときは、すべてのハードディスクに対して取り外し処理を行 い、設定画面上で[取り外し可能]と表示されているのを確認してから、USBケーブルを抜いて取り外してくだ さい。

ファンクションボタンでの手順

ファンクションランプが点灯するまでファンクションボタンを押し続けてください。取り外し処理を行って いる間の30秒間はファンクションランプが点灯します。取り外しが完了するとファンクションランプは消灯 します。USBケーブルを抜いて、USB機器を取り外してください。 メモ: • 60秒後、ファンクションランプはもう一度点灯し、取り外しされていないUSB機器は自動的に再認識されま す。 • USB機器をもう一度接続するときは、ファンクションランプが消灯してから接続してください。すぐに接続 すると認識できないことがあります。

設定画面での手順

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

内蔵ハードディスクを取り外すときは[ディスク]の横にある をクリックします。 USB機器を取り外すときは[USBディスク]の横にある をクリックします。

(44)

3

取り外すUSBドライブを選択し、[ディスクの取り外し]をクリックします。

4

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。取り外 し処理が完了するまで約30秒かかります。

5

下記のメッセージが表示されたら、[OK]をクリックし、USBケーブルを抜いてUSB機器を取り外してくだ さい。 メモ: USB機器をもう一度接続するときは、ファンクションランプが消灯してから接続してください。す ぐに接続すると認識できないことがあります。 以上で取り外し処理は完了です。

(45)

ハードディスクをチェックする

本製品のハードディスクまたはUSBドライブのデータをチェックします。異常があったときには自動的に修 復します。 ディスクチェックを行う手順は次のとおりです。

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

内蔵ハードディスクをチェックするときは[ディスク]の横にある をクリックします。 USB機器をチェックするときは[USBディスク]の横にある をクリックします。

3

チェックを行うハードディスクを選択し、[ディスクチェック]をクリックします。

(46)

4

[チェック]をクリックします。Macが作成する固有情報を削除するかどうかを選択することもできます。

5

チェックには数十分~数十時間かかります。チェック中はNAS Navigator2に「I14」が表示されます。 チェックが終わるまで本製品の共有フォルダーにはアクセスできません。 チェック中は本製品の電源を絶対にOFFにしないでください。

ハードディスクをフォーマットする

本製品のハードディスクおよびUSBドライブのデータ、共有フォルダーに関するをすべて消去します。誤って 実行しないようご注意ください。 メモ: ハードディスク内のデータが完全に削除されていないために起こるデータの漏洩が心配な場合は、 「本製品のハードディスクを完全消去する」の手順で完全消去してください。 ディスクフォーマットを行う手順は次のとおりです。

1

設定画面で[ディスク]をクリックします。

2

内蔵ハードディスクをフォーマットするときは[ディスク]の横にある をクリックします。 USBドライブをフォーマットするときは[USBディスク]の横にある をクリックします。

(47)

3

フォーマットを行うハードディスクを選択し、[ディスクフォーマット]をクリックします。

4

フォーマット形式を選択し、[フォーマット]をクリックします。 2.2 TB以上の外付けUSBドライブを使用するときは、必ず[2.2 TB以上のUSBハードディスク(GPT)]を チェックし、フォーマットしてください。

5

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。

6

完了したら、[OK]をクリックします。 以上でハードディスクのフォーマットは完了です。 メモ: • フォーマットの所要時間はハードディスクの容量やフォーマット形式によって異なります(数分~数十 分)。 • フォーマット中は、本製品の設定画面やNAS Navigator2上に「フォーマット中です」と表示されます。 フォーマットが終わるまで本製品の共有フォルダーにはアクセスできません。 フォーマット中は本製品の電源を絶対にOFFにしないでください。

(48)

ハードディスクを暗号化する

本製品に内蔵されているハードディスクをフォーマットする際に、[暗号化]を選択してフォーマットすると AES 128 bitで暗号化されます。暗号化されたハードディスクを本製品以外に取り付けてもデータを読み出 せなくなります。暗号化したハードディスクを元に戻したいときは、[暗号化]のチェックを外してもう一度 フォーマットしてください。

ハードディスクのデータを完全消去する

「削除」や「フォーマット」したハードディスク上のデータは、完全には消去されていません。お客様が廃棄/譲 渡/交換/修理などを行う際に、データを完全に消去したいときには次の操作を行ってください。データは完全 に消去されます。 データを完全に消去した後は、本製品は次の状態になります。 • ハードディスク: 通常モード • 共有フォルダー: 本製品に作成したフォルダーはすべて削除され、各ハードディスクの中に共有フォル ダーが1つずつ新たに作成されます • 本製品のすべての設定: 工場出荷状態 • ログ: すべて消去 ディスクの完全フォーマットを実行する前に、本製品のすべてのスロットにハードディスクが取り付けられ ていることを確認してください。

1

設定画面で[管理]をクリックします。

2

[初期化]の横にある をクリックします。

(49)

3

[TeraStationのディスク完全フォーマットを実行]をクリックします。

4

「通信の確認」画面が表示されます。表示されている数字を正確に入力し、[OK]をクリックします。

5

完了したら、[OK]をクリックします。 以上でデータを完全に消去する手順は完了です。

使用できる容量を制限する

ユーザーまたはグループごとに使用できるハードディスクの容量を制限できます。また、警告容量を設定す ることもできます。ディスクの使用容量が警告容量を超えたときは、メール通知機能により通知されます。 クォータ機能のメール通知機能を設定するには、「第7章 メール通知機能を使用する」をご参照ください。 メモ: • クォータ機能を設定する前に、ごみ箱機能を無効にするか、ごみ箱を空にしてください。制限される容量に は、ごみ箱で使用している容量も含まれます。 • クォータ機能を設定するときは、あらかじめ本製品の設定画面[ファイル共有]-[SMB]-[編集]で、SMB2 プロトコルを無効にしてください。 • 容量制限は、ドライブまたはアレイごとへの制限となります。容量制限(クォータ容量)を1 GBと設定した 場合、アレイまたはドライブごとに使用できる最大容量が1 GBとなります。 • ユーザーごとの容量制限とグループごとの容量制限の両方を設定した場合、容量の小さい側の設定が適用 されます。

ユーザーごとに容量を制限する

ユーザーごとに本製品の共有フォルダーを使用できる容量制限するときは、次の手順で行います。

1

設定画面で[ファイル共有]をクリックします。

2

[ユーザー]の横にある をクリックします。

3

容量を制限するユーザーを選択します。

(50)

4

クォータを有効にし、最大容量を設定して[OK]をクリックします。

5

[OK]をクリックします。 以上でユーザーごとに書き込める容量の制限は完了です。

グループごとに書き込める容量を制限する

グループごとに本製品の共有フォルダーを使用できる容量制限するときは、次の手順で行います。

1

設定画面で[ファイル共有]をクリックします。

2

[グループ]の横にある をクリックします。

3

容量を制限するグループを選択します。

4

クォータを有効にし、使用可能容量と警告容量を入力して[OK]をクリックします。 警告容量に入力したサイズに使用容量が達すると、メール通知機能で通知できます。

5

[閉じる]をクリックします。

6

[ユーザー]の横にある をクリックします。

参照

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