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ヒ ョンチャンまた 平成 30 年 2 月に行われた 2018 平昌オリンピックでは 田原直也選手が和歌山市出身として初めて冬季オリンピックに出場し 和歌山市民に感動を与えた 現在 平成 32 年に開催される東京オリンピック パラリンピックに向けて 海外オリンピック出場チームの事前合宿誘致を進めてお

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17 リオオリンピックで金メダルを獲得した田中選手の凱旋パレード ロンドン五輪時のパブリックビューイング(市役所1階)

1 現状と課題

本市において開催されるスポーツイベントとして、市民にも広く認知されているスポー ツイベントに「和歌浦ベイマラソンwith ジャズ」がある。県内外から 10,000 人以上が参 加するこのマラソン大会は、平成29 年度で 17 回目を迎えた。風光明媚な和歌山市の和歌 浦周辺の景色を楽しめるとともに、ジャズを聴きながら走れるという他にはない特徴を持 った大会であり、県外からの参加者も多く、スポーツツーリズムによる観光面への好影響 も生まれている。その一方で、各地方でのマラソン大会の増加に伴い、分散傾向にあり、 競合する中、勝ち抜くための特徴ある大会の見直し等検討する時期でもある。 他にも市民に人気のスポーツイベントとして定着している事業に「新春つれもて歩こう 走ろう会」がある。本事業は、和歌山市スポーツ推進委員連盟との共催事業で、平成30 年 で39 回目を迎えたイベントである。元旦の早朝、2,000 人以上の市民が和歌山城砂の丸広 場に集まり、お城の周りをお堀にそって歩いたり、走ったりするこのイベントは、市民が 立ち上げた大会を行政が支援する形で続いてきた経緯があり、今後も大切にしていきたい 大会である。しかし、参加人数の増加によるトラブルもおこってきており、市民の安全面 にも気を配りながら、継続開催について検討していく必要がある。 また、本市では、平成24 年夏のロンドンオリンピックにおいて、本市出身選手を応援す るため、市役所1階ロ ビーでパブリックビュ ーイングを実施し、多 くの市民がかけつけた。 平成 28 年夏のリオ デジャネイロオリンピ ックにおいては、体操 競技男子団体で金メダ ルを獲得した田中佑典 選手の凱旋パレードを ぶらくり丁で行い、多 くの市民が集まった。

第4章 スポーツイベントの推進とス

ポーツ選手・スポーツ指導者の活用に

よる好循環の創出

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18 【中間評価】 新たな取り組みとして健常者・障害者も一緒に楽しめる大会となるよう、 車いす参加(4 人)の検証を行った。また、今後も参加者のニーズにあった、魅力ある 大会への更なる工夫をしていく必要がある。 また、平成30 年 2 月に行われた 2018平ピョン昌チ ャ ンオリンピックでは、田原直也選手が和歌山市 出身として初めて冬季オリンピックに出場し、和歌山市民に感動を与えた。 現在、平成32 年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、海外オリン ピック出場チームの事前合宿誘致を進めており、カナダ競泳チームとオーストラリア陸上 チームの本市での事前合宿が決定している。 世界最大のスポーツの祭典であるオリンピック・パラリンピックを盛り上げていくこと で、市民がスポーツ対する関心を深め、スポーツを始めるきっかけや将来の目標となるよ う取り組みを進める。

2 目標

○本市開催のスポーツイベントの柱として成長してきた「和歌浦ベイマラソンwith ジャズ」 が市民のためのマラソン大会として意義を持ちながら、発展していくための方策を考え 実行していく。 ○市民自らがスポーツの振興や発展に寄与できる大会やイベントを企画・運営できるよう、 今後も行政が支援していく。 ○本市や本県出身のスポーツ選手を中心に、日本のトップレベルの活躍を小中高等学校生 に紹介したり、講師として招聘したりすることを積極的に行っていく。

3 具体的展開

ア 和歌浦ベイマラソンwith ジャズのさらなる発展 和歌浦ベイマラソンwith ジャズは、全国的にも人気のマラ ソン大会となっている。観光資源としての魅力を考慮しつつ、 市民も含め、参加者が楽しめる魅力ある大会への工夫を検討し、 更なる発展を目指していく。 【中間評価】 和歌浦ベイマラソン with ジャズ等のイベントは定着している。今後さ らに市民のニーズに合わせ、参加しやすい参加したいと思う大会への更なる工夫が必要 である。また、本市出身のオリンピック選手を応援することや、海外オリンピックチー ムの選手を見て交流することは、市民がスポーツをするきっかけや子供たちの目標とな り得るため、各種イベントや合宿誘致等に取り組んできた。 今後も、トップアスリート等を活用したスポーツの推進に取り組むことでスポーツの 推進に繋げていく必要がある。 【合宿誘致】 オーストラリア陸上チーム…世界陸上北京大会事前合宿(H27.8 月) カナダ競泳チーム…ワールドカップ2017 東京大会事前合宿(H29.11 月)

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和歌浦ベイマラソンwithジャズ エントリー数(H25~H29)

第 13 回 (2013 年) 第 14 回 (2014 年) 第 15 回 (2015 年) 第 16 回 (2016 年) 第 17 回 (2017 年) 総エントリー数 12,118 人 12,226 人 12,533 人 11,070 人 10,117 人 内訳 ハーフ 4,631 人 4,456 人 4,625 人 3,849 人 3,502 人 10 ㎞ 2,908 人 2,868 人 2,845 人 2,724 人 2,470 人 5 ㎞ 1,799 人 1,818 人 1,827 人 1,579 人 1,480 人 3 ㎞ 452 人 475 人 393 人 408 人 333 人 2 ㎞ ジョギング 2,328 人 2,609 人 2,843 人 2,510 人 2,332 人 居住 地別 都道府県数 37 都道府県 41 都道府県 40 都道府県 33 都道府県 37 都道府県 和歌山市内 5,219 人 (43%) 4,806 人 (39%) 5,731 人 (46%) 5,310 人 (48%)

4,957 人

(49%)

和歌山県内 (市外) 2,153 人 (18%) 1,991 人 (16%) 2,423 人 (19%) 2,148 人 (19%)

1,922 人

(19%)

和歌山県外 4,746 人 (39%) 5,429 人 (45%) 4,379 人 (35%) 3,612 人 (33%)

3,238 人

(32%)

男女 別 男性 8,255 人 (68%) 8,210 人 (67%) 8,452 人 (67%) 7,385 人 (67%)

6,890 人

(68%)

女性 3,863 人 (32%) 4,016 人 (33%) 4,081 人 (33%) 3,685 人 (33%)

3,227 人

(32%)

最高齢者 86 歳男性 87歳男性 86 歳男性 82 歳男性 83 歳男性 遠来者 北海道 3 人 北海道 6 人 沖縄県 2 人 北海道 7人 北海道 2人 北海道 1 人 沖縄県 1 人 沖縄県 2人 ベトナム 2人 沖縄県 1 人 熊本県 3人 台 湾 5

人気の和歌浦ベイマラソ with ジャズ(マリーナシティ会場)

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20 イ スポーツイベントの整備と新規事業の支援 「新春つれもて歩こう走ろう会」「和歌浦ベイマラソン with ジャズ」のように、和歌山 市には、市民に浸透しているスポーツイベントがいくつかある。これらのスポーツイベン トが今後も安全に続けられるように、改善点を明らかにし、修正を加えながら各課・各関 係機関と協力してこれらのスポーツイベントが継続発展していけるようにする。 また、市民の運動習慣作りに有効な新規イベントの立ち上げについても、積極的に行政 が支援をし、市民の健康増進・体力向上に努めていく。 《現在和歌山市で開催されている主なスポーツイベント》 ◆新春つれもて歩こう走ろう会 ◆和歌浦ベイマラソンwith ジャズ ◆生涯スポーツ交流大会 ペタンク・ソフトボール・インディアカ・ソフトバレー・バドミントン・一輪車 ソフトテニス・卓球・バレーボール・・グランドゴルフ・パークゴルフ・ハイキング・ ダンススポーツ・ゲートボール(H28 年度から)・少林寺拳法(H28 年度から) ◆障害者卓球大会 ◆スポーツ少年団各種大会 剣道・軟式野球・バレーボール・サッカー ウ 各種スポーツ教室の開催 平成27 年に本県で開催された第 70 回国民体育大会(2015 紀の国わかやま国体)および第 15 回全国障害者スポーツ大会(2015 紀の国わかやま大会)では、県内の各競技団体は選手 の強化に取り組み、和歌山市では、和歌山県体育協会の委託事業として各種競技の普及や 競技選手のスキルアップ、児童生徒の健全育成・運動能力向上のため、平成20 年~24 年ま でスキルアップスポーツ教室、ジュニアスポーツ体験教室に取り組んだ。 平成29 年度には、小学生を対象とするジュニアスポーツ教室(サッカー)に、バスケッ 毎年恒例の新春つれもて歩こう走ろう会の様子 【中間評価】 各種イベントの充実と事業の支援を継続し、気軽に参加できるイベント の開催や情報提供を行っていく必要がある。 【生涯スポーツ交流大会新規種目】 ゲートボール・少林寺拳法(H28 年度から)

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21 トボール・バレーボール教室を加えて新規事業として開催し、多くの子供達がトップレベ ルの選手とスポーツを楽しむ事業を展開している。 また、スポーツ振興和歌山市議会議員連盟主催として、それぞれの分野の著名人を迎え てサッカーイベントと剣道教室を開催し、多くの子供たちが一流の技に触れ、学ぶ機会を 得た。 44 年ぶりに開催された紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会は、全国のトップレベ ルの選手を観戦し、スポーツへの憧れや興味を持ち、スポーツを始める子供たちのきっか けとなった事は、国体の大きな成果とも考えられる。 《現在和歌山市で開催されているスポーツ教室》 ◆ふれあいスポーツ教室 ◆各種施設でのスポーツ教室 ◆ジュニアスポーツ教室(サッカー・バスケットボール・バレーボール) エ 運動部活動外部指導者の派遣 平成9 年度から、公立中学校と市立高等学校に外部指導者を派遣してきた。平成 28 年度 においては、38 名の指導者を派遣し、運動部活動の充実に寄与してきた。平成 29 年度には 法令上の制度が整い、教員に代わって引率や指導が単独で行うことができる「部活動指導 員」を和歌山市でも導入した。これまでの外部指導者と違い、指導回数も週3 回(平成 29 【中間評価】 紀の国わかやま国体に向け実施したスポーツ教室は、子供たちにスポー ツに対する関心を深められる大きな成果となった。また、その後の取り組みとして、子 供を対象としたジュニアスポーツ教室に新規種目を追加した。今後も事業の充実を図り ながら継続していく必要がある。 【ジュニアスポーツ教室新規追加種目】 バスケットボール・バレーボール(H29 年度から) ジュニアスポーツ教室の様子 左上:バスケットボール 左下:サッカー 上:バレーボール

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22 年度現在)に増えたことで、子供たちにとって技術指導はもとより、精神的にも安定し部 活動を行うことができている。平成29 年度においては、バスケットボールや剣道など、18 人(14 校)を派遣し、活動を行っている。これからますます少子化や専門指導が難しい顧 問の問題等が考えられるため、人材の確保とあわせ、学校と連携してより一層の充実を図 っていきたい。 オ 地域スポーツ指導者の育成 運動部活動や地域のスポーツクラブは、当然、運動技術の向上を目指して行われるが、 それ以前に、児童生徒の健全育成の場であることを指導者は認識していなければならない。 勝利至上に傾いた精神論だけの指導や体罰による指導はあってはならない。よって、地域 において、児童生徒の健全育成を担う自覚をもった指導者の育成を図っていかなければな らない。また、スポーツ事故やスポーツによって生じる外傷、障害等の防止についての知 識をもった指導者の育成にも努めていかなければならない。そのため、和歌山市体育協会 と協力して、学校現場や各種スポーツ団体やスポーツ教室などでのスポーツ指導者として のあり方やスポーツ医科学に関する知識を学ぶ機会をもつことの意義を伝え、安全に留意 してスポーツの指導にあたるよう促していく。 カ 競技スポーツの充実 平成27 年に紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会が開催され、和歌山県は天皇杯 1 位、皇后杯2 位と好成績を収めた。 国体開催に向け、本市では平成26 年につつじが丘テニスコートを建設した他、国体会場 となる既存の各スポーツ施設においても整備が進められた。また、競技力向上のための指 導者・選手の派遣事業やスポーツ教室の充実が図られた。 【中間評価】 外部指導者は、学校のニーズに合わせながら派遣をしてきた。専門的な 指導を仰ぐことで、好評を得ている。また、平成29 年度からは部活動指導員を導入し、 顧問の負担をより少なくする事業にも取り組み始めた。今後も学校のニーズに応えるた めに、それぞれの部に応じた派遣をしていく必要がある。 【外部による運動部活動指導者数】 外部指導数 H28 年度 17 校 38 人 部活動指導員数 H29 年度 14 校 18 人 【中間評価】スポーツ少年団では、指導者の資格更新のため、県体育協会等が開催する 「スポーツ少年団認定育成員研修会」等に参加し、活動事例や指導法等について研修を 受けている。今後も、指導者に対し資格取得や更新のための研修への参加等、積極的に 奨励していく必要がある。 また、中学校においても、より効率的な練習を行うために医科学的な面も踏まえた指 導者講習会を、部活動顧問や外部指導者に向けて行った。今後も、各種団体と協力しな がら講習会受講の推進を進めていく必要がある。

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23 平成29 年 11 月 カナダ競泳チームが雑賀小学校を訪問 【中間評価】 市民がスポーツをするきっかけづくりや、子供たちの目標となるよう、 海外ナショナルチームの事前合宿誘致や、本市を拠点に活動するクラブチームによるジ ュニアスポーツ教室の開催等の取り組みを進めてきた。 今後も、トップアスリートや地元チーム等と触れ合う機会を作ることでスポーツの振 興に取り組んでいく必要がある。 しかし、国体が一過性のイベントとして終わってしまっては競技力の向上は期待できな いことから、今後も国体開催によって培われた人材育成のノウハウや人脈、市民の運動・ スポーツへの関心を継続していかなければならない。 平成27 年、オーストラリア陸上チームが北京世界陸上の事前キャンプを本市で行い、出 場選手等による中学生を対象にしたスポーツ教室を開催することができた。 また、平成28 年 6 月、内閣官房東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会推 進本部事務局が公募した「ホストタウン」に、本市がカナダ及びオーストラリアを相手国 として登録され、平成 29 年には、カナダ競泳チームが FINA スイミングワールドカップ 2017 東京大会の事前合宿を本市で行い、公開練習を行ったほか、地元和歌山市立雑賀小学 校を訪問し児童と交流した。 現在、平成30 年に東京で開催されるパンパシフィック水泳選手権のカナダ競泳チームの 事前合宿や、平成32 年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の、オーストラリア 陸上チームとカナダ競泳チームの本市での事前合宿が決定している。レベルの高い技術を 見て触れることで、スポーツへの関心を深めるとともに将来の目標になり得る。 また、本市を拠点に活動するクラブチーム、アルテリーヴォ和歌山(サッカー)、和歌山 トライアンズ(バスケットボール)、堺ブレイザーズ(バレーボール)が、ジュニアスポー ツ教室を開催している。これらのクラブチームを支援し連携することで、市民がスポーツ に興味を持ち、地元チームを応援することで連帯感や地域への愛着・誇りが醸成される。 今後も海外チームの合宿誘致や、本市を拠点に活動するクラブチームへの支援や連携など で、全国大会や世界大会で活躍できる競技スポーツ選手が育つ環境づくりに取り組んでい く。

参照

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