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．
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が．
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対
象
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丿」911
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年・
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．
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］11U
まで の．
期
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雑、
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己を 退 院 し た 脳卒中 患
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，
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で は，．
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．
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．
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名
，
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．
名
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．
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．
．
．’
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均．
年 齢
は63
．
9
士i1
．
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．
．
13．
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であ
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丿た；
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名
，
左 ｝．
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25
名で，
IFIrl
側 麻 痺 ：．
33
．
名
で あ’
．
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また，
この 中に は失 調症 状 を 伴
うも
の をLO
名 含
ん でい た．
：
．
発 症 か ら’
lfl院 入 院 までの期 間
は，Li4
均
163
．
3
±．
・
．
．
1
．
18
，
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で．
最 小15
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か ら 最 大 L）7101i
まで．
で あ’
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．’
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均
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完
．
期
間は 1｛．
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．
8
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：
1
．
．
．
．
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．
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問
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あっ た．
．
．
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な 疾 患 は，
脳 梗 塞，
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．
過
’
性脳
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．
発作
を含
め，
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：発 晉
が2
，1名
あ’
．
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．
＝
合 併
症 と して 関 節 障1i
．
淕 弓：
、
D
もの は，
2t7
，
お 1．
．
冫，
、t
∴5
次 脳 機 能 障气i；等 の合 併
症 を持
♂
．
丿者
は，
37
名で あ・
．
．
♪た．
．
これ らの障 害が2
つ 以 ヒ合 併
している菖
』
は，
8
名
み ら れ た＝
．
、
また
，
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1．
．
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1
や森 ら1．
’
：1
の 先 行 研 究に よ り．．
発症284 理 学 療 法 学
第26巻 第
7
号
表1 対 象 患 者 （入 院 時 ） 性 別 ：男 性43
名 女 性38
名 麻 痺 側 別 ：右 片 麻 痺23名左 片 麻 痺
25
名両 側 麻
痺
33
名
〔失調症20
名｝ 発症 か ら入院 まで の期 間：平 均］63
．
3
±418
．
33
日 〔15H
か ら2710
日 ま で 〉 平 均 年 齢 ：63
．
9
±ll
．
43
歳 （26
歳 か ら87
歳） 人 院 期 間 ：106．
8±44．
64
日 〔23日 か ら233
日） ブル ン ス トロー
ム ス テー
ジ （患 側下肢） ：U5
名 皿35
名W27
名V7
名W7
名 使 用 装 具 ：プラ スチッ ク式 短 下 肢 装 具14名 金 属 支 柱付 短下肢 装具6
名 長下肢 装具4名 1995年7月9日 よ り1998年4月ll日 まで の期 間に，
退 院し た脳 卒 中 患 者の うち，
人 院 時の 時点で は 歩 行 に 介 助 を 要 す る者81名を調査 し た．
（た だ し両 側 障 害の ド肢ブル ン ス トロー
ム ステー
ジ は，
より重度の方を記 載 した．
） か らの経 過
日数
が，
歩 行
の自
立に影 響 す
る と予想
し た。
そのた め，
対 象 者 を 発症
か らの期
間別
に，
3
つ の グルー
プ に分 類
し た。発 症
か らの経 過
日数
は，
そ
れ ぞ れ，
2
ヶ 月 未満
が37
名
，
2
ヶ月
以 ヒ3
ヶ月 未 満
（以 下3
ヶ月未
満 とす る）
が16
名
，
3
ヶ月
以 上が
28
名
であ
っ た。いず れ も
，
入 院中
の理学 療 法
は，
基 本 動 作
やバ ラン ス訓練
，
歩 行
訓練
な ど，
従 来の プロ グ ラムに従
っ て行
い，
で き る だ け早
期の歩行
の自
立 を目指
し た。方
法
入 院時
に，
歩 行 が 要 介 助
の状 態
であ
っ た場 合
に， 立 位保 持 能 力
，
片 脚
立位 能 力
，
起
立能 力 を測 定
し た。ま
た 退 院時
に再 度
，
歩 行 能 力
を判 定
した。
な お，
日 常 的 に ド肢 装具
を装 着
してい る者
につ い て は，
そのす
べての検 査
項 目 に おいて，
その装 具
の装 着
を認
め た、各 検 査
の測 定 方
法
につ い て は．
以 下の通 りである．
1．
立位 保 持 能力
介 助
な しで，
足幅
を肩 幅
と し た 立位 保 持
が，
上肢 を使
用
せず
に，
30
秒 以
．
ヒ保 持
ロ∫能
かど う
か測 定
し た。
3
回実
施
し，
1
回
でも
30
秒 以
上保 持 可 能 な
ら ば，
立 位 保 持 能
力
は 可能
と判 定
した。2
．
片脚
立位 能 力
立 位 保 持 能 力 が 可
能
な者
につ い て，
片 脚
立位 能 力
を測定
し た。
片 脚 立位
は，
開
眼 にて行
い両側
につ いて各
3
回
実 施
し た。
片 脚 立 位 が保
持 で き た時 間
をス トッ プウオッ チ で計 測
して，
30
秒
を 上 限に，
最高 値
を採
用 し た。 こ の際
，
立位
で片脚
の挙
上 が瞬 間
でも可 能 な らば
，
片脚 立
位
可 能 と判 定 し た。
3．
起
立能 力
立位 保 持 能力
が 可能
な者
につ い て，起
立 能 力 を 測定
し た。起
立能 力
の測 定
は，
開始 肢 位
は足 幅 を肩 幅 と
し，
両 足 を 接 地 し た 椅 坐 位 を と らせ た。
こ の姿 勢
か ら上肢
を使
用せず
に，安 定
し て起
立す
る事
が で き る最 小
の台
の高 さ
を
，
デー
タと
し た。50cm
台
の高
さ か ら計
測 して い き，
5cm
単 位で低 く してい っ た．
測 定
は3
回行
い，
起
立時
や 立位 後
にバ ラ ン スを崩
し た時
や3
回施 行
しても
不 可能
な時
は，
その高 さで は不 可 能
と判 定
し た。起
立 可能
な台
の高 さ を，
腓 骨 小 頭 か ら足底
（靴 底
） まで の長
さ（
以 ド 膝 下 長 と す る）
の百分 率
であ ら わ し た値 を
，
起
立能 力
（
％） と
し た。
4．
歩 行 能 力
理 学 療 法 室 内
を20m
以 上，
独 歩 可能
である か どう
か で，
判 定 し た （杖 や補
装具
の使 用 も許
し た ）。常 時 監 視
や介 助
が 必要 な も
の，
ま
た は歩 行 不 可 能
なも
の は，
要介
助 と判 定
した。
5
．
デー
タの分 析
入 院 時の立 位 保
持 能 力
，
片 脚
立位 能 力
お よ び起
立能 力
の 測定
結 果 と 退 院 時の歩 行 能 力 との関
連 を 発 症か らの期
間
別 に 分 類 し た3
群 そ れ ぞ れ に おいて検 討
し た。各 測 定
項 目
に お け る検
討 は，
立位 保 持 能 力
につ い て は，
不 可能
群
と 可 能 群 に 分 類 し，
退 院 時の歩行
の自
立の有 無
につ い てx2検
定
を行
っ た。ま
た，
片 脚 立 位 能 力
につ い て は，
不
可 能 群，
健
側の み可能 群
，
両側
とも 可能
で健 側での片 脚 立 位 能 力 が2
秒 未 満
の者 （
以 下，
両 側
A
群
とす
る），
お よ び両 側
とも可 能
で健 側
で の片脚 立 位 能 力
が2
秒
以 上群 （
以 下，
両 側B
群 と する）
の4
群
に分 類
し た。
起
立能
力 に 関 して は，
不 可 能 群，
100
％ 以 上 群，
80
％以L
lOO
％未 満 群
，
80
％未
満 群の4
群 に 分 類 し た。
統 計 学 的
有 意水 準
は5
％と
した。
結
果
ユ．
発症 期
間別
に よ る 分 類発 症
か ら2
ヶ 月 未 満 の 群 は37
名 で，
平 均 年 齢 は65
．
6
±10
，
3
歳
であ
っ た。3
ヶ月 未 満
の群
は16
名
で，平 均
年 齢
は56
．
3
±13
．
3
歳
であ
っ た。3
ヶ月
以 ヒの群
は28
名
で，
平
均年 齢
は66
．
1
±10
．
2
歳
であ
っ た。2
，
立位 保 持 能力 と歩 行 能 力 と
の関連
（表
2
）
人
院
が発 症
か ら2
ヶ月 未満
の群
で は，
立位 保 持 能 力 検
脳 卒 中患 者の立 位 保 持 能力
，
片脚 立 位 能 力，
起立 能 力 か らみた 歩 行の予後 285衰
2
入 院時 立
位
保 持 能力 （
発 症 か らの期 間 別 ）と退 院 時の歩 行 能 力 退 院 時歩
行非
自立歩行 自立 合 計
ズ
検 定 入 院 時 発 症か ら2
ヶ月未 満 立 位 保 持 不 可 能 立 位 保 持可能 発 症から2
ヶ 月以上3
ヶ月未 満 立位 保 持 不 可 能 立位 保 持可能 発 症か ら3ヶ 月以上 立位 保 持 不 可 能 立位 保 持 可 能 120 △凸
−1011
916110
07
1621511
1711
p ＜0．
001 p ＜0
．
01
p くO
．
05
合 計38
43 81 入 院 時の 立 位 保 持 能 力 を 発 症 か らの期 間 に 分 け，
退 院 時の歩行能 力につ い て検 討し た，
査
に おい て，
不 可 能 と 判 定 さ れ た21
名の う ち，
12
名 が歩 行
に介 助 を要 す
る状 態
に と ど まっ た。一
方
， 立位 保 持
能 力 検 査
に おい て，
可 能 と判 定
さ れ た16
名
で は，
16
名
全員
が歩 行
が自
立 とな
っ た。発 症 か ら
3
ヶ月 未 満
の群
で は，
立 位 保 持 能 力 検 査
に お い て，
不 可 能
と判 定 さ れ た
5
名
のう ち
，
4
名
が歩 行
に介
助 を要 す
る状 態
にと
ど まっ た。一
方
，
立位 保 持 能 力検 査
に おい て， 可能
と判
定
さ れ たll 名
のう
ち，
10
名
が歩 行
が自立 とな
っ た。発 症 か ら
3
ヶ月 以 上の群 で は，
立 位 保 持 能 力検
査 に お い て， 不 可能
と 判定
さ れ た11
名
のう
ち，ll
名
全員
が 歩行
に介 助 を要 す
る状 態
にと ど ま
っ た。一
方
，
立位 保 持 能
力 検 査
に おい て，
可能
と判 定
さ れた17
名
のう
ち，
7
名
が 歩 行 が 自
立 とな
った
。3
．
片 脚
立位 能 力
と歩 行
との関連 （
表
3
）
発 症
か ら2
ヶ月
未満
の群
で は，片
脚
立位能力検
査
に お い て，
不 可能 と
判定
さ れ た23
名
のう
ち，
12
名
が 歩 行 に介 助 を要 す
る状 態
に と ど まっ た。
片 脚 立 位 能力検
査 に お い て，健 側
の み 可能
と 判定
さ れ た3
名
のう
ち，3
名
全員
が歩 行
が自立 とな
っ た。片 脚 立 位 能力 検 査
に おいて，
両側
A
群
と判 定
さ れた5
名
のう
ち，
5
名 全
員 が歩 行
が自
立 とな
っ た。片 脚
立位 能 力 検 査
にお
い て，
両 側
B
群 と判
定
さ れ た6
名
のう ち
，
6
名 全 員 が 歩 行 が 自立
とな
った
。3
ヶ月 未 満
の群
では，
片 脚
立位 能 力 検 査
に おいて不 可能
と判 定 さ れ た
6
名
のう ち
，
4
名 が 歩 行
に介 助 を要 す
る状 態
にと ど ま
った
。両 側
A
群 と判 定
さ れ た4
名
のう ち
，
3
名
が歩 行
が自
立 とな
っ た。 両側
B
群
と 判定
さ れ た6
名
のうち
，6
名 全 員
が歩 行
が自立 と
なっ た。
発
症 か ら3
ヶ月
以 上の群
では，
片 脚
立位 能 力 検 査
に お い て，
不
可 能 と 判定
さ れ た15
名
のう
ち，
15
名
全員
が歩
行
に介 助
を 要 する状 態 に と ど まっ た。
片
脚 立位 能 力検
査 にお
い て，
健 側
のみ可 能 と判 定 さ
れた
3
名
のう ち
，3
名
全員
が歩 行
に介 助
を要 す
る状 態
に と どま
っ た。
両 側
A
群 と判 定
さ れ た6
名
のうち
，
3
名
が歩 行
が自
立 と なっ た。 両 側B
群 と判 定
さ れ た4
名
のう
ち，
4
名
全員
が歩 行
が自
立 と なっ た。
4．
起
立 能力
と歩行 能
力の関 連 （表4
＞発症
か ら2
ヶ月未 満
の群
で は，起
立能 力
検
査 に おい て，
不 可能 と
判定
さ れ た25 名
のう
ち，
12 名
が 歩行
に介
助 を 要 す る 状 態 に と ど ま っ た。
起 立能 力 検
査 に おい て，
100
％ 以．
．
ヒと判 定
さ れ た2
名
のう ち
，
2
名 全 員 が 歩 行
が自
立 と なっ た。
起
立能 力検
査におい て，
100
％未 満
と判
定
さ れ た1
名
は，
歩 行
が自
立 と なっ た。
起
立能 力 検
査に おいて，
80
％未 満
と判 定
さ れ た9
名
のうち
，
9
名
全員
が歩 行
が自
立 と なっ た。
発 症 か ら
3
ヶ月 未 満の群 で は，
起 立 能 力 検 査 に おい て，
不 可能 と判 定
さ れ た7
名
のう ち
，5
名
が歩 行
に介
助
を 要す
る状 態
にと ど ま
っ た。
起 立 能 力 検 査
に おいて100
％未
満 と判 定 さ れ た2
名
の う ち，
2
名 全 員 が 歩 行 が 自 立 と な っ た。起
立能 力 検 査
に おい て80
％ 未 満
と判 定 さ れ た
7
名
のう
ち，
7
名
全員
が歩 行
が自
立 と なっ た。発 症 か ら
3
ヶ月 以 上の群では，
起 立能 力検
査におい て，
不 可 能
と判 定
さ れ た19
名
のう ち
，
19
名 全 員 が 歩 行
に介
助 を 要 す る 状 態に と ど まっ た。
起 立能 力 検
査に お いて，
100
％ 以 上 と 判 定 さ れ た3
名の う ち，
2
名
が 歩行
が 自 立と
なっ た。起 立 能 力 検 査
に おいて，100
％未 満
と判 定
さ れた
2
名
のう ち
，
1
名
が歩 行
が自
立 と なっ た。
起
立能 力
検 査
に おいて，
80
％未
満 と 判定
さ れ た4
名の う ち，
4
名
全 員
が歩 行
が自
立 と なっ た。
考
察
本研
究 で は，
脳 卒 中患 者
の歩 行
の予 後予 測 因 子
とし
て，
立位 保 持 能 力
， 開 眼片
脚 立位 能 力
お よ び起
立 能力
の有 用
性
を検 討
し た。立
位 保 持 能 力
につ いて は，
発 症
から
2
ヶ月 未 満
の群
で，
立位保 持 能 力
が獲 得
さ れ てい れ ば，
全て の患 者
が歩 行
が自立
してい た。
ま た，
3
ヶ 月未 満
の群で，
立位 保 持 能 力
が獲得
さ れ てい れ ば，歩 行
が自
立す
る可 能性
が高
かっ た。286
理学療法学 第
26
巻第
7
号
表3
入 院時 片 脚 立 位 保 持 （発 症 か らの期 間 別 ） と退 院 時の歩 行 能 力 退 院 時 歩 行 非 自立 歩 行 自立 合 計 人院 時 発症 か ら2ヶ 月未 満 片 脚 立 位 不 可 能 片 脚 立 位可能 健側の み 両 側jA
群 両 側B
群 発 症か ら2ヶ月以 上 3ヶ月未 満 片 脚立位 不 可 能 片 脚立位 可 能 健 側のみ 両 側A群 両 側B群 発 症 か ら3ヶ 月以 ［．
t 片 脚立位 不 可 能 片 脚立位 可 能 健 側のみ 両 側A
群 Ilfbi側B
群 2000 4010 rJ3q δ O l 13［
a6 1 2036 0034 3356 2ρ
0046 5弓
δ 64 1 合計38
43
81
入院 時の片 脚立位 能ノJ
を 発 症 か らの 期 間に分け，
退 院 時の歩 行 能 力につ いて検
討した．
表4 入 院時起 立能 力 （発 症 か らの期 問別） と退 院 時の歩 行 能 力 退 院時 歩行 非 自立 歩 行 自立 合 計 入院時 発 症 か ら2カ月未 満 不可能 100％ 以 ヒ80
％ 以上100％未満80
％未満 発症か ら2
ヶ月 以 上3
ケ月未満不可能
100
％ 以 上 80％ 以 ヒ100％未満 80％未満 発症 か ら3ヶ 月以 上 不ロf
能 100％ 以 ヒ80
％ 以 ヒ100％未満 80％ 未 満 2000 1 5000 19iLO弓
δ 21Q》
1 2027 02 上 4PD219
2 702冖
’ 9324 1 合 計 38 43 81 入院 時の起 立 能 力 を 発症か らの期間 に 分 け，
退 院 時の歩行能力
に つ い て 検 討 し た．
これ は，
立 位 保 持には，
静 的 なバ ラン ス能力
や下 肢の支 持 性 が 必 要であ り，
発 症 か ら3
ヶ月 未 満 に 立 位 保 持 が 獲得
さ れてい れ ば，
理学 療 法
を行 う事
に より
，
自 立 歩行
の獲 得
が，
ロ亅’
能
に な る と考
え ら れ た。
．
・
方
，
発症
か ら3
ヶ月以 上経 過す
る と，
立位 保 持 能 力
を獲 得
していても
，
歩 行
が自
立に至 らな
い ケー
スが多 く
み ら れ た。
こ れ は， 慢 性 期 に な る と， 回復
が 緩 や か に な る た めであ り，
歩 行
の自
立 に は，
立位 保 持 能 力
のみで な く， 動 的バ ラン スや筋 力
等
， 他の 要素
の必 要 性 も考
え ら れ る。
今
回の調査
よ り，
発 症 か ら2
ヶ月未 満
に，
入 院 時 に 立位
保 持 が獲 得
さ れていれ ば，
全て歩行
が自
立 しており
，
3
ヶ月 未 満の患 者におい て は，
入 院 時に立 位 保 持 が 獲 得 して いれ ば，
歩 行
の自
立の可能 性
が高
かっ た。
よっ て，
発 症後
早期
において，
立位 保
持 能力
は，
歩 行の 予後
予 測 の 判定
に役
立つ と考
えられた。
ま
た，
片 脚
立位 能 力
につ いて は．
発
症か ら3
ヶ月 未 満
の群 で，片
脚 立位
能力
が 両 側 と も 可 能 な ら ば， 歩 行 が 自 立す
る 叮能 性
が高
かっ た。一
方
，
発
症 か ら3
ヶ月 以 上の 群 は， 両 側A
群 で．
半
数 が 歩行
が自
立 と なり
，両
側B
群 で全 員
が 歩行
が自
立 と なっ た。
林 ら7）は
，
片 脚 立 位 は 麻癖
側 下 肢 を挙
上 す る という
運脳 卒 中患渚ガ ）
ト
．
．
’
．
．
位保持・
能 ノ丿，
片 脚1．
弓LL厂
：龍 ノ丿，
起’
．
．
〔能 ノ丿から みた 歩 行のr
・
後 287 重力‘
擾：素 力t含 まi
しる たδ〜）．
犀｛
Jl
厄偵11卜．
）1
芝d．
♪景
彡孝
半
をtJg’
iくう1ナ
，
歩行
1
’
1L
「
く度
やグ レ・
．
ト，
11’
；
「
i
次 脳 機 能
，
感覚
と相 関か
あ る と 述べ てい る布
川 ら1．
は．
ll
脚起
i’
r：時
「il
］と健
．
側
卜．
肢 筋
ノ丿 と に十1
［IXI
カtあ り．
て
1
淋Ilrカζ才
1 「 ；く 歩fl’
倉
ヒ
ノJ
カilL’
，
「
】い ほ と．
’
le llt： 時 間 が 長 く な ると報 告
してい る森
ら51は．
発 症 か ら3
ヶ月
以内
にFlt
【i
側r
ぐ¶1
能 な ら ば 歩 行 がr
い卩
t：し，
健 側 が1
瞬 時 11∫能
なら 1監視
や迄持
が必要
と なる と している．
ま た，
片 脚 L”．
位
が 不 司’
能
なら4
〔｝％ が歩 行
が不 能
で ある と述べ て いる／ iS
iLdla
）ト凋査r
ぐ は，
発 揃こ3
ケJl
叡1崎の群i『
（1
’
illlj偵llの 尸1』
｝因h
「
厂．
．
位 能 力
がlr］．
能 なら、
d．
その ほ と ん ど．
が 歩 行 自11．
rlし て お り，
森
ら．
tlとII
ゴ様 な結 栄
力掣’
ら れ た発 症 か ら
3
う1
”v．
L
の ’洋『
C
−
1
よ，
「山」狽1亅11」
．
市
旨てtt
，
健 拠II
2
承レエソ、
1．
．
ITI’
育旨『
ぐ’
泣丿才し1
よ’
くミ『
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カ1歩 行
が自
・
’
t：してい た健
側 が2
秒k
満r
ぐは．
歩 行に介 助 を 要 す る 患 打’
も み ら れ た健 側の
1
’
1脚 ・［
t．
．
位 能ノ丿が 不llf能 なK．
は，
左右
へ の aP：心 移動
が困 難
で．
あっ
た り，
健 側の バラ ン’
Xlt
・
．
；’
1：害
や患
脚1
の挙
卜．
が 困難
等の要 素 が 考’
え ら れ たまた
，
患
側の片脚
L：
．
へ位
が1
イ・
い箕隹な 者』
｛よ，
1．
．
剖3
材く・
ド全丿
く丿
’
1’
｝卩
糎霊・
iB
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；］i
川l
a）攴二密｝
．
機
fi
旨
力｛イくト）Jk であ り，
膝 折れの 出 現，
バラ ン ス低
1
“，
，か み ら れ．
之持性
の低
ドがう
か がえ
たこれら の
能 力
は，
歩．
行 時
の バ ラ ン ス，
卜’
肢の振 り 出 し，
起持’
鬥tt’
｝
に繋 がt．
）て い る た め，
）t ［．
脚b’
ノ：位 能丿丿は歩 行に密 接
に関係
し て い る と摎
．
えられ た．
以
1
．
．
のIJf
．
よ り．
発 症か ら3
ケ月！
長満におい て、
1朔1
馴の 」’
1．
脚
し1
疋位 能 力
が ）ll能
である／
」
：．
は，
歩．
行の 自1’
rlの 面 則 につ な がっ ていた，
ま
た．
3t
」．
月
以L
におい ては，
健
側 が2
秒以L
の片 脚L’
ノ：位 能 力
が 明．
（iil
である’
li
．
が，
歩 行の 自、【
．
（の ］；測につ な が ると 推 定で きるよっ て
，
発 症 か ら3JJ
月 の時 点
での片
脚Ll乙巨 能 力 は，
歩 行のF
後1
；渕の 判定
に1
受
L’
べつ と考
’
えられ たさ
ρ丿
t
こF起1Lt／育
旨ノ丿1
こ一
丿 し、
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（ ［ま．
づ悉ヲ［
’
1…カ1
ジ）3
ウ
．
」∫未
ir
｝ii
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￥こ におい て起
・
匚
11能
ノ丿がユ0
〔｝％ 衣 満で あ る，
ま た は3
ヶ1
”．
V
．
［’
．
の群で8
（1
％ 未 満rC
あ れ は1
，
歩 行 がr
い’
tlしてい た星 ら1
：
は，
疏ち ヒが り は
，
f
亟幹と と も に ド腿 を 前 傾し 重 心 を前
ド丿i
に 移 動 し た後
，
股 関節 ヒ膝 関節
のflli
展
に よ りIE 心 を ト』
丿∫に移 動 させ る動 作
で ある た ガ），
】・
．
肢 筋 力
と 姿 勢 を 保 持 する体幹
0）筋 力 岐 持 性
｝が EP：要である と 報 告 し てい る．
高 村
ら91は，
疏
ち
1．
．
が りは股 関節
と膝 関 節
の伸 展
の後
，
全身 的
な仲 展
を 行い．
動 的L
ド衡 を 保つ 「丿・
1
ノ丿 が 必 要である と述べ てい る．
堀 本
ら1．
卜
．
は，
台
の高 さ と 歩 行r
いk
度との 関連 個
：をL
げ，
3
｛；cm 以 卜．
で歩 行1
’
い”1
群 が 多くな
り，
、Z
ち ヒが りには ト．
肢の 亅く持 性 べ丿
1巨：’
L・
移 動の安
定 性が 弔 要である と 報 告 して い る起
．
、’
r：能 力 が80
％未満
なら ば，
全て の患吝
’
の 歩 彳1．
が1
／ “t：してい た こ の 数f
直で表せ る 台 からの ”flちヒが りに は，
体幹
や健 側
ド）1
k
一
の筋 力低
卜．
が 少 な く，
之持 牲 が良 好
であ り，
その1．
．
患 側の 気持 も 必 要で あ る と思 わ れ る．
こ の「
］
f
一
より，
歩 行のrl
L’
．
t：には．
体 幹・
健 側・
患ilVi
を 含め た筋 力 や 之持 性 がrfl：脚
妛である という卩
ll
が推察
さ れ た／ 广）［T］a）1調
査
て『は，
発
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h
・
ら3
ケIJ
未
1
「晦
1
．
こ，起1「
t／ii
旨ノ丿力ご100
％ 埼ζ満 か，
ま た，
発 症か ら3
ヶ ）j
以．
ヒで は80
％未満
であ れ ば，
歩 行のr
いL
くにつ なが・
．
）た．
よっ て，
起L’
1：能．
カ
は，
歩 行のj
：後
jt
測に｛
1之L’
s二つ ！考
．
えら れたトi周
f
鳶糸占塀と．
よ り，
｝
LL
一
彳1’
a）i
妾j
：浬1 μ二1
よ，
｛kt
・
V
！i
／カ・
らa）即封昌1
を踏 まえ たうえ で．
歩 彳亅U）1
’
［L’
．
・：は，
・’
！：位 保 持 能 力．
開 眼 ）11脚
Jtl
位 能 ノ
丿及
び起
L「
．
厂
．
．
能
丿丿の3
つ の測 定 結 果
を得
る」
lf
に よ り1
二渕で．
きる ヒ思わ れ た特に
発
症 か ら2
ケ 月未
満1
こは 」．
11位：保 持 能 丿丿が，
発 症 か ら
3
ケ月 未
｛両
や3
ヶ）］以F齟
．
には 丿lr 脚 L’
〆「
位 能 丿丿と 起馳．
’ゴ彪 ノJ
か，
それぞれ 歩 行の ア後 ア測の指 標 に なる と考
’
えら れたノ（川 ら1〔，
．
べ・
佐
嵶ξと 岡 本11．
は ・’
‘ち ［．
．
が り、
」11
練 は，
歩 行能
ノ丿の向
卜．
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乙デ
．
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1
の革II潤 は り，
起
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．
や片
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”：の 調 練 を 行 う’
il
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．
こより．
ド
1
、幽
1：歩 行
の獲 得
に 繋 がる ヒ も 彦．
えられる／
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後，
さら に 症例 数をJ・i・
lt
hll
5
せ，
他の要 素「
との関係 も
調べ ていき
たい と思 う
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．
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理学 療 氾ご』
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1987，
布 川 雉 ：郎、
藤 本 碣ダ．
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他：脳 卒ニレ巨片．
麻 輝患 者の 健 側 卜．
肢 筋丿丿に関してIll
脚 起・
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時 間・
年 齢・
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歩 行 能 力 ！・
ノ）関係．
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(Abstract>
Prognosis
ofGait
in
Terms
ofAbility
to
Keep
Standing,
Stand
onOne
Foot,
and
Stand
Up
in
Patients
Following
Cerebral
Apoplexy
Who
Had
Required
Assistance
in
Walking
atthe
Time
ofAdmission
SayLiri
ARIKAWA,
RPT,
Yoshirou
SU(i･XI,
MD,
Tstineo
HIR,XISHL
RI'T
SaLvatari
Spa
Hospital
Fumio
ENDO,
RPT
Gttnnza
University
School
of'Medicine
The
goa[
ofthe
prescnt
stLLdyis
to elarifythe
usefulness ofthe
assessment of rhe ability Lokeep
standing, stand en onefoot
with ihebeth
eyes open, and stand upfrom
n seatedposition,
t'or
predicting
the
gait prognesis of patients ",hepreviously
had
cerebral apoplexy,Subjects
wcre81
patients
(average
age /63.9
±l1,43
years)
whohad
required assistancein
walking at the tirneof admission. 'I'hese
patients were
divided
into
three groups according lo thele]]gth
of time al'terLhe onset of eerebral apoplexy :
1)
"'ithin2
rnonths.2)
from
2
to3
months, and3)
more than3
months.Their
abilitiestokeep
stunding, stand on onefoot
with thcboth
eyes open, and stand upfrom
a seat'edposition
were examined at rhe tirneol'adrnission, and theirgait
was assessed at thetime of
discharge.
In
thegroup
IJ,
patients ",ho could walkindependently
at thetime
efdischarge
were those who
had
been
able rokeep
standingfor
more than30
secorids at the time of admission.In
thegroLtp
2),
patients
svho could walkindependently
at the time ofdis(:harge
were those whohad
been
able to stand on eitherfoot
orto
stand upfrom
a chniriewer
than thclength
of theirLower
[eg
at the time of admission.In
thegroup
3},
patients
who cou[d walkindependently
at ihe time ofdischarge
were thosc whohad
been
abLe to stand on eitherfoot
(rnore
than two secondsor]a
