• 検索結果がありません。

成人看護学実習直前の技術チェックに対する学生からの評価 : 実習終了後の質問紙調査から2年間の比較検討 (研究ノート)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "成人看護学実習直前の技術チェックに対する学生からの評価 : 実習終了後の質問紙調査から2年間の比較検討 (研究ノート)"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)人 間 看護 学研 究. 8:79-87(2010). 79. 研 究 ノー ト. 成人看護学実習直前 の技術 チ ェックに対す る学生か らの評価 一実習終了後の質問紙調査から2年 間の比較検討一. 前川. 直 美、 横井. 和 美、 米 田. 照 美、 本 田可奈 子、 大 辻. 裕子 、 内貴. 千里 、奥 津. 文子. 滋賀県立大学 人間看護学部 背 景 我 が 国 の 看 護 を め ぐる環 境 は、 急 速 な少 子 高 齢 化 の進 展 、 医 療 技 術 の 進歩 等 大 き く変 化 して い る。 一方 で 、 看 護 業 務 の複 雑 ・多 様 化 、 国民 の医 療 安 全 に関 す る意 識 の 向上 等 の 中 で 、 学生 の看 護 技 術 の 実 習 の範 囲 や機 会 が 限定 さ れ る傾 向 に あ る。 看 護 の臨 地 実 習 は、 看 護 の方 法 に つ い て 、 「 知 る」「わ か る」 段 階か ら 「 使 う」 「 実 践 で き る」 段 階 に到 達 させ る た め に 不可 欠 な 過程 で あ り、 看護 実 践 能 力 を育 成 し、 臨地 実 習 が重 要 な学 び の場 とな る た め に は、 実 習 指 導 者 との連 携 は重 要 で あ る。 目的. 成 人 看 護 学 実 習 直前 の技 術 チ ェ ック に対 して 、 実 習 終了 後、 看 護 学生 に 実 施 した調 査 を も と に 、. 2年 間 の事 前 技 術 チ ェ ック項 目 の役 立 ち度 につ いて 比 較 検 討 した。 方法. 対 象 は、2007年 度 か ら2008年 度 に、A大 学 で成 人 看 護 学 実 習 を 履 修 した119名 の うち 、 実 習 終 了. 後 の質 問紙 調 査 に協 力 の得 られ た看 護 学 生86名 で あ っ た。 成人 看護 学 実 習 直 前 の事 前技 術 チ ェ ック 項 目 の役 立 ち度 な ど を調 査 内容 と した。 な お、 回 答 は5段 階 評 定 と し、 年 度 間 ご とにx2検 定 に て 分析 した 。 自 由記 載 に つ い て は全 体 の傾 向 を み た。 結果. 「患 者 の 状 況 に合 わせ たバ イ タル サ イ ン」 「事 前 知 識 を も った 観 察 の 仕方 」 「 客 観 的 情 報 の 取 り方 」. 「ケ ア を実 施 す るた め の ア セ ス メ ン トの仕 方 」 「報 告 の仕 方 」 の項 目す べ て、2年. 間 と も60∼80%の. 学生. が役 立 っ た と評 価 して い た。 年 度 間 の 比 較 で は、 「報 告 の 仕 方 」 のみ2008年 度 が 、 よ り役 立 っ た傾 向 に あ る こ とが認 め られ た(p=0.023)。 「 事 前 技 術 チ ェ ック で最 も役 立 つた項 目」 と して 「事 前 知 識 を も った観 察 の 仕方 」 が、 統 計 学 的 な 有 意 差 は認 め られ な か った が、2007年 度 は43%、2008年. 度 は60%の 学 生 が最 も役 立 った と評 価 して い る 。 一. 方 、 「ケ ァ を実 施 す る た め の ア セ ス メ ン トの 仕 方 」 を 回 答 した 学 生 は、2007年 度 は4%、2008年. 度は3. %で あ った。 結 論 技 術 チ ェ ック項 目 の うち最 も役 立 った項 目 は2年 間 と も 「 事 前 知 識 を も った観 察 の仕 方 」 で あ っ た。 与 え られ た課 題 に つ い て、 自 ら調 べ る こ と を通 して 理 論 的知 識 を深 め、 臨地 実 習 で活 用 で き た とい え る。 一 方 、 「ケ ア を行 うた め の アセ ス メ ン トの 仕 方 」 を 回 答 した学 生 は少 な く、 数 々 の 経 験 を積 み 状 況 を的 確 にア セ ス メ ン トで き る よ うな支 援 が 必要 で あ る。 さ らに、 担 当 指 導者 と事 前 に コ ミュニ ケ ー シ ョ ンを図 る こと は、 実 習 を よ り具 体 的 に イ メ ー ジ し、 不 安 や緊 張 緩 和 につ な が る こ とが示 唆 され た。 キ ー ワ ー ド 看 護 学 生,技 術 チ ェ ック、 看 護 学 実 習 、 比 較. 1.緒. の 医療 安 全 に関 す る意 識 の 向上 等 の 中 で 、 学 生 の看 護 技. 言. 術 の実 習 の 範 囲 や 機 会 が 限 定 され る傾 向 に あ る1)。 我 が 国 の 看 護 を め ぐ る環 境 は、 急 速 な少 子 高 齢 化 の進 展 、 医療 技 術 の進 歩 等 大 き く変 化 して き て お り、 看 護 職 員 に は よ り患 者 の視 点 に立 った 質 の高 い看 護 の提 供 が求 め られ て い る。 一 方 で、 看 護 業 務 の複 雑 ・多 様 化 、 国民 2009年9月30日. 受 付 、2010年1月9日. 連 絡 先:前. 直美. 川. 滋 賀 県 立 大 学 人 間 看護 学 部 住. 所:彦. 根 市 八 坂X72500. e-mail:[email protected].]P. 受理. ま た、 社 団 法 人 日本 看 護 協 会 の 調 査 に よ る と、2003年 度 の新 卒 看 護 職 員 の入 職 後1年 以 内 の離 職 率 は全 体 平 均 で8.5%、 ほ ぼ12人 に一 人 が 離 職 と い う結 果 で あ つ た。 さ ら に職 場 定 着 を 困 難 に して い る要 因 と して、 「看 護 基 礎 教 育 終 了 時 点 の 能 力 と看 護 現 場 で求 め る能 力 の ギ ャ ッ プ が大 きい」 と の意 見 が76.2%で あ った と報 告 され て い る2)。. ・. 看 護 の 臨地 実 習 は、 看 護 の方 法 に つ い て、 「知 る」 「わ か る」 段 階 か ら 「使 う」 「実 践 で き る」 段 階 に到 達 させ.

(2) 8 0. るために不可欠な過程 3) である。さらに、対象が自ら のもてる力を十分生かしながら生活していけるよう、学 生が主体的に看護実践能力を働かせながら直接かかわり、 その過程を通して看護とは何かを、実感をもって理解す る授業である 4)。看護実践能力を育成するにあたり、臨 地実習が重要な学びの場となるためには、実智前からの 取り組みが必要であり、特に実習指導者との連携は重要 である。 は、付属の臨地実習施設を有していないため、 成人看護さ主実習の急性期は 3施設、 7つの病棟で実習を 行い、慢性期は 1つの施設、 3つの病棟で実習を展開し ている O 異なる施設や病棟を使用しながら個々の学生の 実習自標を達成するには、綿密な調整と工夫が必要であ る 。 このような現状を踏まえ、成人看護学領域では、 2 0 0 7 年度から実習誼前に担当指導者を交えての技術チェック 0 0 8 年度は、学生の受 とフリートークを試みている 5)0 2 け持ち患者により近い内容で学習できるように、課題設 定の工夫と、技術チェック開催日を変更した。 この成人看護学実習直前の技術チェックに対して、実 習終了後、看護学生に実施した調査をもとに、 2年間の 事前技術チェック項目の役立ち度について比較検討した ので報告する O. l l . 研究方法 1. 対 象 2 0 0 7 年度から 2 0 0 8年度に、 A大学で成人看護学実習を 1 9名のうち、実習終了後の質問紙調査に協力 履修した 1 の得られた看護学生8 6 名であった。. 2 .方 法 2 0 0 7 年度から成人看護学領域で実施している「担当指 導者を交えての事前技術チェック」に対して、成人看護 学実習終了後に質問紙調査を実施した。内容は、①事前 技術チェックの何がどの程度実習に役立ちましたか ② 事前技術チェックの何が一番、あなたの看護に役立ちま したか ③事前に技術チェックを受けて習得しておきた かった者護技術はありますかの 3項目についてであった。 2 0 0 8 年度の学生に対しては、④実習施設に行く前に、担 当の実習指導の方と顔合わせやコミュニケーションをと ることに対する意見や感想についての質問を追加した。 分析は、 5段階評定(よく役立った、時々役立った、ど ちらとも言えない、あまり役立たなかった、役立たなかっ た)については、各年度ごとに集計した。統計学的処理 は 、 χ2検定により行い、 p < 0 . 0 5を有意差ありとした。 自由記載については全体の傾向をみた。. 前川直美. 3 .2 0 0 7年度、 2 0 0 8年度の変更点 2 0 0 7 年度の学生の自由記述から、技術チェックで習得 しておきたかった看護技術の中で清拭が挙げられたため、 2 0 0 8 年度は、寝衣交換の項目に清拭を追加した。また、 各実習病棟での患者像が反映されるように、設定患者の 0 0 7 年度は 8課題、 2 0 0 8 年 事前学習課題を一部変更し、 2 0 課題とした(表 1 )( 表2 。 ) 度は 1 さらに受け持ち患者に実施する技術がより多く取り入 れられるように、技術チェック開催日を変更した。 2 0 0 7 年震は、実習が始まる前週の木曜日に技術チェックを行っ たが、 2 0 0 8 年度は、実習期間中の初日、受け持ち患者が ほぼ確定している時期に実施した。. 4 . 倫理的配慮 研究の趣旨説明後、研究への自由意思による任意の参 加、参加後の撤回の自由、匠名性の保持について、口頭 と書面にて説明を行った。質問紙は、回収封筒への投函 により同意の意思表示とみなした。なお、本研究は 2 0 0 7 年度滋賀県立大学倫理審査委員会の承認を得て実施した。. i l l .結 果 成人看護学実習終了後の技術チェックに関する質問紙 6名の看護学生から協力を得た 調査を実施した結果、 8 (回収率 7 2 . 3 % )。 1.実習終了後、技術チェック内容の役立ち度 5設階評定のうち、「よく役立った J1"時々役立った J を"役立ち群"、「どちらとも言えない Jを"どちらでもな い"、「あまり役立たなかった J1"役立たなかった Jを"非 役立ち群"として、 3群聞の年度比較を行った。 「患者の状態に合わせたパイタル測定J( 図 1)では、 2 0 0 7 年度「よく役立った Jは2 2名 (44%)、「時々役立っ 4 名 ( 28%) であり、 役立ち群"は 72%であった o た」は 1 n どちらでもない"は、 1 0名 (20%) であり、"非役立ち 8%)であった。 2 0 0 8 年度「よく役立った J 群"は 4名 ( は1 3 名 ( 36%)、「時々役立つた」は 1 1名 (30%) であり、 "役立ち群"は 66%であった。"どちらでもない"は 1 1名 (31%)、"非役立ち群"は 1名 ( 3%)であり、年度潤の 役立ち度に統計学的な有意差 ( p = 0 . 3 6 4 ) は認められな かった。 「事前知識をもった観察の仕方 J( 園 2)では、 2 0 0 7 年度「よく役立つた Jは3 1名 ( 6 2 % ) で最も多く、「時々 役立った j は日名 ( 22%) であり、"役立ち群"は 84%で あった。"どちらでもない"は、 7名 ( 14%) であり、"非 2%)であった。 2 0 0 8年度「よく役 役立ち群"は 1名 ( 4 名 ( 39%)、「時々役立った J1 7名 (47%) 立った」は 1 であり、"役立ち群"は 86%、"どちらでもない"は 3名 (8%)であった。 H.

(3) 8 1. 成人看護学実習誼前の技術チェックに対する学生からの評錨. p = 0 . 5 1 0 ) は認められなかっ 年度間の役立ち度に有意差 (. 立ち群"は 7名(14%) であった。 2 0 0 8 年度「よく役立っ. f こO. た 」 は 5名 (14%) と 少 な く 、 「 時 々 役 立 っ た J 1 6名. 次 に 「 客 観 的 情 報 の 取 り 方J ( 図 3)では、 2 0 0 7 年度. 0名 (40%)、「時々役立った J1 4名 「よく役立った」は 2 (28%) であり、"役立ち群"は 68%であった。"どちらで 0名 (20%)、"非役立ち群"は 6名(12%) で もない"は 1 あった。 2 0 0 8 年度「よく役立つた」は 8名 (22%)、「時々 役 立 っ た J2 0名 (56%) であり、"役立ち群"は 78%、"ど ちらでもない"は 6名 (17%)、"非役立ち群"は 2名 (4 %)であり、年度間の有意差 ( p = 0 . 5 1 2 ) は認められな かっ 7 こO. (44%) であり"役立ち群"は、 58%であった。 ど ち ら で もない"は 1 1名 (31%)、"非役立ち群ど 4名 (11%) であ り、年度聞の役立ち度に有意差 ( p = 0 . 2 7 5 ) は認められ 1 1. なかった。. 図 5)では、 2 0 0 7年 度 最 後 に 「 報 告 の 仕 方 J(. fよく. 役 立 っ た j は2 2名 (44%) で最も多く、「時々役立った J は1 2名 (24%) であり、"役立ち群"は 68%であった。"ど ちらでもない"は、. 5名(10%) であり、"非役立ち群". は1 1名 (22%) であった。 2 0 0 8 年 度 「 よ く 役 立 っ た Jは. 続いて「ケアを実施するためのアセスメントについて」. 9名 (25%)、「時々役立った」 は 1 5名 (42%) であり、. ( 図 4)では、 2 0 0 7 年度「よく役立った」は 1 2 名 (24%)、 「時々役立った J2 3名 (46%) であり、"役立ち群"は 7 0 %であった。"どちらでもない"は、 8名 (16%)、"非役. 叩O 名 ( α 2 8 % ) "役立ち群"は 67%、"どちらでもない"は、 l. であつたO 関の技術チエツク内容の役立ち度に有意差(匂 p=0.023). 表 1 技術チェックの事前学習課題の変更点(課題 1). 課 題 1の 目 標 : ケ ア を 行 う た め に 必 用 な バ イ タ ル 測 定 と の 関 連 の 情 報 収 集 が で き る 2008年度 2007年 度 心臓リハビリ γ ーション28自、昨自初めてベッド周 屈を歩行され心電図モニター波形やバイタルサイン 心 臓1 ) 1 の著名な変化がなかったため、本日よりゆっくりと廊 ビ リ テ ー 下歩行が開始される。心電図モニターを装着してい ションを る。朝食を9時に済ました患者に対して「心臓リハビ リチーションを実施する前の患者の状態を観てきて J 受ける患 と午前の 1 0時の検温時に指示される。この患者に対 者 しての状態観察と報告を行ってください。. 、. 2007年度と閉じ内容. 、. 心臓リJ ビリテー ションを 受ける患 者. Bさんはインスリンを朝と夕食前に使用している。現 在、自己血糠測定インスリン自己注射を指導されて いる。朝食前にインスリン注射を受け、朝食後、曜吐 した。午前1 0時頃「足の感覚が鈍くなっているので、足 を温めてほしい。少し寒気がする」と患者が言ってい るので、患者の状態を観てきてどんな足浴をしたら いいのか報告してください。 Cさん l ま1 ヶ月前に初回化学療法(抗がん剤はキ口 サイド)を受けた。血液検査データが回復したので、 2クール自の化学療法(抗がん剤はキロサイド〉を昨 日から開始している。現在、ソリタT3500mlのボト jレ が左前腕の血管から時揖2 0 m lで輸液ポンプにて持 化学療法 続点滴されています。状態観察の後、抗がん剤の輪 を 受 け る 液(生理食塩水 1 0 0 m lにキロサイドを溶かしたもの) 患者 が100ml/hで左前腕の同じ血管から開始される予 定です。 r 前回よりしんどい jと患者は言っている。抗 がん剤を投与する前の状態の観察を行にっとてを報主告治し 臣 てください。(患者には抗がん剤である 医 より説明されている). す、朝食 患者の状態-朝食前 Lインスリン注射を党 i 後、植吐した。午前1 0時頃「足の感覚が鈍くなってい るので足を温めてほしい。少し寒気がする Jと患者が 糖尿病の 糖尿病の 言っている。患者は自己血糖測定をしている。(ベッ 患者 患者 ドサイドにガーグルベースと血糖測定器がある). 1 ヶ月前に初由化学療法(ジェムザー jレ)を実施し た。血液データが回復したので、ジェムザールの2 クール自を昨日から開始している。現在、ソリタT3 5 0 0 m lを輸液ポンプ使用にて20ml/hlこて点滴中で、 す。このあと抗がん剤(ジェムザ-}レ÷生理食塩水 化学療法 1 0 0 m l )を、輸液ポンプにて 100ml/hで開始する予定 を 受 け る である。患者は「前田よりしんどい」と言っている。抗 患者 がん剤投与前の患者の観察を行い、報告してくださ い 。 C患者には抗がん剤であることを主治医よりこ説は 明 されている。カンファレンスで、患者からの質障 i ごまかすことなく答えていくことを決めている) 2007年度、体位ドレナージを受ける患者の課題設定 なし。. 体位ドレ. 曙 D さ 疲 ー ん を 曙 は し 出 右 た を 中 後 容 葉 、 易 昭 に に 疾 陰 す 曙 影 る 出 が た の あ め た り 生 、 め 食 咳 の で が 体 超 続 位 音 い ド 波 て レ ネ い ナ フ ま ー ラ す ジ イ 。 を ザ. ナ ー ジ を 行っています。酸素吸入はネブライザ一実施の 1時 受 け る 患 間前に、血液ガス検査の結果が良かったので中止 になっています。体位ドレナージをしてから30 分程度 者 経過するので状態を観察して報告してください。.

(4) 8 2. 前川麗美. 表 2 技 術 チ ェ ッ ク の 事 前 学 習 課 題 の 変 更 点 ( 課 題 2, 3 ). 課 題2の自標:一般的な全身麻酔からの回復過程を理解した観察ができる. 2007年 度 全身麻酔で胃全摘出術をうけた患者の手術後 1日 3時頃。酸素吸入は血液ガスの結果、阜朝に 自の 1 終了したが、現在、疾が絡んでいる様子。マーゲン V Hによる持続輪液中で チューブは挿入中である。 I 術 後 1臼 もある。輪液ポンプは使われていず、 1日2000mlの 輸液予定である。開放式と閉鎖式ドレーンが各 1 本 目 ずつ入っている。バルーンカテーテルもまだ挿入中 である。午後から起鹿・立位を進めるために、状態 胃全摘出 の観察を行って報告してください。. 術. 2008年 度. 術 後 1日 自. Aさんは全身麻酔と硬膜外麻酔で関全描出術を受け ました。混在、術後 1司自の午前 1 0時頃です。持続 硬膜外注入のカテーテルは挿入されたままです。酸 素吸入は血液ガスの結果、早朝に終了したが、現 在、疾が絡んでいる様子。マーゲ、ンチューブは挿入 中で、右鎖骨下静H*より持続輸液中でもあります。 で点滴を受けています。創部より開放式と開鎖式の. 習全描出 ドレーンが各 1本ずつ入っており、バルーンカテーテ ルもまだ挿入中です。また、弾性ストッキングによる 術. 血栓予防もなされています。午前6時に前日の排液・ 排尿チェックは済んでいます。午後から起座・立位を 進めるために、状態の観察を行って報告してくださ い 。. 2007年度、上記の諜題のみ. 術 後 1日 自 整形. 2007年度、上記の課題のみ. 術 後 1日 臣 婦人科. 日さんは変形性膝欝節症で右人工膝関節置換術を 0時頃です。 受けました。現在、術後 1日目の午後 1 麻酔は腰痛麻酔で、本目、朝から食事が開始され配 繕されていますが、まだ、食事をされていません。酸 素吸入は、朝 6時に終了しています。左前腕より持 0 0 0 m lの輸液予定で、輪液ポンプは 続輸液中で 1B1 使われていません。創部にはボルトパックによる排 液ドレナ…ジが行われ、弾性ストッキングによる血栓 予妨がなされています。また、バルーンカテーテル 挿入中午前 6時に前日の排液闇排環チェックが済ん でいます。午前8時に鎮痛剤(ボルタレン座薬 25mg o r持続硬膜外注入マーカイン 1%)を使用したので、 ギャッジアップを進めるため状態を観察して報告して くださし、。 Gさんは全身麻酔で子宮広汎全摘出術を受けまし 0時頃です。酸素吸入 た。現在、備後 1日自の午前 1 は血液ガスの結果、阜轄に終了しましたが、現在、 疾が絡んでいる様子。左前腕より持続輸液中で 1日 2000mlの輸液予定で、輸液ポンプは使われていま せん。骨盤死腔肉に開放式のドレーンが 1 本あり、 嬢腔内にガ…ゼタンポンが挿入してあります。バル ンカテ…テル挿入中であり、弾性ストッキングおによる 車栓予防もされています。午前6時に前自の排液・ 排毘チェックは済んでいます。術後の清拭を行うの で、、状態の観察を行って報告してください。. 課 題3の昌標:安全を確保したケアが提供できる 右人工膝関節の手術後4日自で関節可動域が痛み. Aさんは人工段関節置換術の手術後3日目です。今. 車椅子移 のため改善しないので、現在の関節可動域を計測し 車椅子移 後、患者が 1人で移動できるように、良肢位を保持し てください。その後、右足免帯状態の患者をベッドか 安全 i こベッドから車椅子移動を行ってください。 動 動 ら車椅子、車椅子からベッドへ移動させてください。 ベッド上安静で自分では側畝位が困難な状態、左 前腕より持続点滴し、心意て陸いモるニ患ター者をの装シ着ーしツ、交バ4 シーツ交 ルーンカテーテルを挿入し 換 をしてください。(指定の範盟で患者条件は学生が 換 設定)点滴 60/h. /. 2008年度、シーツ交換の諜題設定なし. ベッド上安静で自分では側凱伎が国難な状態、左 両側の下莱 L胸水が貯留している Bさんは、経鼻カ 官官腕より持続点滴し、心電図モニターを装着し、バ 寝衣交換 テーテルで1Q/分の験素吸入を受けています。ま ルーンカテ…テルを挿入している患者の寝衣交換を た、左前腕より持続点滴中で、心電匿モニターを装 寝 衣 交 換 してください。(指定の範囲で患者条件は学生が設 着しています。発熱のため解熱剤を使用して、上半 清拭 定)点滴 60/h 身に発汗が著名なので清拭して寝衣交換をしてくだ さい。 : : 開腹手術を受けたCさんは、術後 3日目で左剛腕 1 : : 肺がんの部分切除街4日自で離床が進み、右側 1 チェストドレーンによる胸腔ドレナージを行っている 持続点滴を受け病棟歩行しています。 Cさんを洗髪 洗髪 洗髪 患者の洗髪をしてください。 台で洗髪してください。.

(5) 成人看護学実習直前の技術チェックに対する学生からの評価. 8 3. が認められた。 2007年度 N=SO. 翻役立ち群 どちらでもない. 2008年度. :.;非役立ち群. N=36. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 100%. 図 1 患者の状況に合わせたパイタル測定の役立ち度の 比較. 2007年度 N=SO. 綴役立ち群 iどちらでもない. 2008年度. 非役立ち群. N=36. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 100%. 図 2 事前知識をもった観察の仕方の役立ち度. 2007年 度 N=SO. 畿役立ち群 ♂どちらでもない. 2008年 度. 2 . 実習終了後、事前技術チェックで最も役立った項目 2 0 0 7年度では、「事前知識をもった観察の仕方J が 2 3 名 ( 43%) と最も多く、続いて「報告の仕方J1 0 名 ( 19 %)、「客観的情報の取り方J 7名(13%)、「患者の状況 に合わせたパイタル測定 J 6名 (11%)、最も少なかっ たのが、「ケアを実施するためのアセスメントの{土方J 2名 (4%)であった。 2 0 0 8 年度も、最も多かったのは「事前知識をもった観 察の仕方 J2 3名 (60%) であった。「客観的情報の取り 16%)、「患者の状況に合わせたパ 方 Jが次に多く 6名 ( 報 告 の 仕 方 」 は 、 そ れ ぞ れ 4名ず、つ イタノレ測定 JI ( 11%) であり、「ケアを実施するためのアセスメントの 仕方」が 1人 (3%)と最も少なかった。(図 6) 年度隠の比較では、すべての項目において有意差は認 められなかった。. 3 . 習得しておきたかった看護技術 輸液管理や術後熔痛のある患者への安楽なマッサージ の方法、カテーテル挿入中の全身清拭、術後の清拭など のセルフケア援助、心電図の読み方、聴診(呼吸音、腸 雑音など)の判断などであった。また、練習するための 時間が欲しかったという回答もあった。. 非役立ち群. N=36. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 4 . 実習直前に担当指導者との顔合わせやコミュニケー. 100%. 図 3 客観的情報の取り方の役立ち度の比較. 2007年度 N=SO. 滋役立ち群. ションを図ることについて 物実際の病棟でどのような観察やケアが行われているの かを聞くことで、実習のイメージができ、初日の不安が 少なかったという意見があった。また、他の実翠ではな いことだったので良かった、実習施設に行った時に知っ ている人がいることで緊張がほぐれたなどが挙げられた。. どちらでもない. 2008年度. :非役立ち群. N=36. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 百.考察. 100%. 図 4 ケアを実施するためのアセスメントの仕方の役立 ち度の比較. 2007年度. 成人看護学実習終了後、技術チェック内容の役立ち度 としては、「患者の状況に合わせたパイタル測定J1"事前 知識をもった観察の仕方JI 客観的情報の取り方J1 " ケ ア 報告の{士方J 、 を実施するためのアセスメントの仕方JI 2年間のいずれにおいても、 6 0 ' " " 8 0 %以上の学生が役立 たせていた。"役立ち群"1TどちらでもないIt 非役立ち群" 1 1. N=SO. 縫役立ち群 どちらでもない. 2008年度. ど:非役立ち群. N=36. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 100%. 図 5 報告の仕方の役立ち度の比較. の 3群間の年度比較では、「報告の仕方」のみ統計学的 な有意差 ( p = 0 . 0 2 3 ) が認められた。. 0 0 7年度の"役立ち群"は 68%、"ど 「報告の仕方」の 2 0 0 8 ちらでもない"は 10%、7ド役立ち群"は 22%であり、 2 年度は"役立ち群 " 67%、"どちらでもない"は 28%、"非役 立ち群"は 5%であった。年度聞に有意差が認められた が、成人看護学実習が全体のどの時期に行われたかとい.

(6) 8 4. 前川直美. 患者の状況に合わせたバイタル潰 定 I J. 事前知識をもった観察の仕方. 60. 客観的情報の取り方 綴. ケアを実施するためのアセスメントの仕方. 2007年 産 複 数 回 答 (N=53). 詰2 008度. 報告の仕方. 複 数 回 答 (N=38). その他. o. 10. 20. 30. 40. 50. 60. 70 (%). 図 6 技術チェックの中で最も看護に役立った項自. うことも影響があると思われる O 後半に成人看護学実習 を狩った学生は、これまで他領域の実習でも報告する機 会はあり、それほど役立ったという認識は薄かったので はないかと推測される。 高谷ら 6)は、臨床実菅で状況を考えた報告や少なから ず緊張を伴う状況で自分の考えを言えるようになるとい う力をつけることは、そのまま新人看護師になった時に 実践力を伸ばす力になっていくと述べられている O だか らこそ、学生が臨地実習持に報告の仕方を身につけてい くことは必要不可欠であるといえる。 「事前技術チェックで最も役立った項自 J として「事 前知識をもった観察の仕方」が、統計学的な有意差は認 められなかったが、 2 0 0 7 年度は 4 3%、 2 0 0 8 年度は 6 0%の 0 0 7 年度の課題別 学生が最も役立ったと評価している o 2 .8: t5 .5 時間であ 平均学習時間は、術後観察が最も長く 5 り、イ也の課題の学習時間よりも高いと報告されている 7)。. 0 0 7 年度課題 2の術後観察に対しては、全員の これは、 2 課題であったことも影響し、多くの時間を費やしたと考 えられる O さらに術後観察だけでなく、すべての疾患に おいても事前知識を持って観察することの必要性を、実 習を通して実感できたからこそ、多くの学生に役立った と考えられる。 0 0 8年度は課題項自数も増えたため、学生の事 一方、 2 0% 前学習に対する負担もあったと推測される。しかし 6 の学生が、最も役立ったと評価していることから、課題 内容が増えた分、自ら調べることなどにより理論的知識 が深まったと思われる。この理論的知識をもとに、実習 では観察を行うことができたため、最も役立った項目で 0 0 8年度は、技術チェック日を あったといえる。さらに 2 実習初日としたため、受け持ち患者がほぼ確定した状態. で技術チェックに臨むことができた。実習直前に、より 受け持ち患者に近い内容で技術チェックを行うことで、 知識を持って観察することの必要性を碍認識し、実智に 臨めたからこそ、最も役立った項巨であったと考えられ る 。 2年酪を通して「ケアを実施するためのアセスメント の仕方」が最も役立ったと回答した学生は少数であり、 2 0 0 7 年度は 4% 、2 0 0 8 年度は 3% であった。パトリシア・ ベナーは、看護実践の技能を習得するプロセスとして、. 5段階を提示している(①初心者 ②新人 ③一人前 ④中堅 ⑤達人)。看護学生は、この段階の初心者にあ たる。今までに経験したことがなくても、ガイドライン があればそのとおりに行動することができる。しかし、 その場で一体何を優先すべきかということまでは判断で きず、状況に柔軟に対応することができない段階であ るヘ臨床現場では日々患者の状態が変化しており、学 生が前日に立案した計画が、却実施につながるとは限ら な し 1。実習中は、患者の微妙な変化に気づくことができ なかったり、判断に迷うこともある O 指導者や教員から 鍾先すべきことは何なのかを指摘され、計画修正し、初 めて実施に歪る。 空 写 藤 9)は、臨床指導者と教員のコミュニケーションが とれていて、指導方針が一致している場合は、学生は安 心して実習に臨むことができると述べている O 計画実施 に至るまでのプロセスにおいても、指導者と教員、両者 の指導方針を一致させておくことが、今後もさらに必要 である。 実習中に様々な経験を積むということは、これまで看 護を学んだ学生たちが実際の状況に遭遇し、そこで感じ たり考える中でっかんでいくことである。状況を的確に.

(7) 成 人 看 護 学 実 習 直 前 の 技 術 チ ェ ック に対 す る学 生 か らの評 価. 85. 判 断 す る こ と は、 数 々 の 経 験 を積 ん だ結 果 で き る こ とで あ る た め、 今 後 も これ らの能 力 が 向上 で き る よ うな関 わ. 和 に つ な が る こ とが 示 唆 さ れ た。. りが重 要 で あ る。. も取 り入 れ 、 さ らに実 習 の連 携 方 法 につ い て も検 討 した いo. 看 護 技 術 に関 して、 常 盤 ら1°)は 、 実 習 を振 り返 り、 成. 今 後 は 、 課 題 内 容 等 も含 め 、 実 習 指 導 者 側 か らの 意 見. 人 看 護 学 の学 内 演 習 で 取 り上 げ る必 要 が あ る と考 え る看 護 技 術 項 目 につ い て の 回答 と して 、包 帯 交 換 、 聴 診 技 術 、 輸 液 、 術 後 ベ ッ ド作 成 の要 望 が 多 か った と報 告 して い る。 A大 学 の事 前 技 術 チ ェ ック 時 に取 り上 げ て も らい たか っ. 謝. 辞. 本 研 究 の 実 施 に あ た り ご協 力 い た だ い た実 習 指導 者 の. た技 術 の 中 に も、 聴 診 技 術 や、 輸 液管 理 等 が 含 ま れ て い. 皆 様 に 感 謝 い た します 。 な お 、 本 研 究 は、 滋 賀 県 立 大 学. た。 ま た、 練 習 す る た め の 時 間 が欲 しか つ た と い う声 も あ り、 学 内 の 演習 時 間 内 で は十 分 な技 術 の練 習 がで きず 、. 人 間 看 護 学 部 地 域 交 流 看 護 実 践 研 究 セ ン ター で推 奨 して い る、 大 学 と病 院 と の連 携 事 業 の一 環 と して の共 同 研 究. 実 習 直前 の 技 術 チ ェ ック で再 度 復 習 した い と い う学 生 の. で あ る。. 思 いが窺 え る。 さ らに術 後 の患者 は、点 滴 や 様 々 な カ テー テ ル が挿 入 され 、 寝 衣 交 換 や清 拭 を 行 う に際 に も、 単 に 袖 に点 滴 を通 す 行 為 だ け で な く、 刺 入部 や接 続 部 の観 察 、 逆 流 防止 等 、 様 々 な技 術 が重 な った 行 為 と な る。 柴 田 ら 11)は 、 多 くの技 術 が 単 独 の行 為 で は な く、 複 数 の 技 術 が連 続 して い る こ と等 を認 識 して きて い る と述 べ て い る. 文. 献. 1)厚. 生 労 働 省 医 政 局 看 護 課:看. よ う に、 学 生 は技 術 チ ェ ッ クに お い て も、 実 施 す る機 会 の多 い技 術 に関 して は、 再 度 学 び を 深 め たか った と推 測 され る。 最 後 に、 実 習 直 前 に担 当指 導者 と顔 合 わ せ や コ ミュニ ケ ー シ ョンを図 る こと につ いて は、 肯定 的 な意 見 が多 か っ た。 近 年 の 同 世 代 の若 者 同様 、 看 護 学 生 の基 本 的 な生 活. 「新 人 看 護 職 員 の 早. 期 離 職 等 実 態 調 査 」http://www.. nurse. or. jp/. home/opinion/press/2004pdf/press20050224. 03.. pdf 3)文 部 科 学 省 高 等 教 育 局 医 学 教 育 課:大 学 に お け る看 護 実 践 能 力 の充 実 に 向 けて,2002. 田 肇:大 学 と臨 床(病 院)と の共 同 に よ る実 習 指. 4)戸. 能 力 や 常 識 、 学 力 が 変 化 して きて い る と同 時 に、 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン能 力 が 不 足 して い る傾 向 が あ る12)。大 山 ら13)は、 学 生 は 臨 地 実 習 に お い て 、 学 内 演 習 で 面 識 の あ. 護 基 礎 教 育 の充 実 に関. す る検 討 会 報 告 書,2007. 2)社 団 法 人 日本 看 護 協 会:2004年. 導 の 検討,看 護 学 教 育 皿看 護 実 践 の能 力 の育 成,1221,日 本 看 護 協 会 出版 会,2008. 井 和 美,竹 村 節 子,沖 野 良 枝 他:病. 5)横. 院 ・大 学 連 携. る実 習 指 導 者 が 実 習 場 に い た こ とで 安 心 感 を持 って実 習. に お け る実 習 指 導 に対 す る取 り組 み一 実 習 指 導 者 と. に 臨 あ る こ と につ な が り、 実 習 環 境 の 充 実 につ な が る と. 連 携 した成 人 看 護 学 実 習 直 前 の技 術 チ ェ ッ クに 対 す. 述 べ て い る。 今 回 の事 前 に担 当指 導 者 と対 面 す る こ とは、 不 安 や 緊 張 緩 和 に もつ な が り、 よ り臨 地 実 習 を 円滑 に で き る試 み で あ った。. る学 生 か らの評 価 一,人. 問看 護 学 研 究,5,43-52,. 2009. 6)高 谷 真 由美,栞 子 嘉 美,中. 島 淑 恵 他:複 数 の体 験 を. 組 み 入 れ た成 人 看 護 実 習 が 学 生 の実 践 能 力 に与 え る. V.結. 影響,順 天 堂 大学 医療 看 護 学 部 医 療 看 護 学 研 究,5,. 語. 成 人 看 護 学 実 習 直 前 に技 術 チ ェ ック を2年 間試 み たが 、 「患 者 の状 況 に 合 わ せ たバ イ タ ル測 定 」 「事 前 知 識 を も っ. 102-107, 2009. 掲 書,5). 7)前 8)谷. 口好 美:バ. トリ シア ・ベ ナ ー,ケ ー ス を通 し て や. た観 察 の 仕 方 」 「客 観 的 情 報 の取 り方 」 「ケ ア を実 施 す る. さ し く学 ぶ 看 護 理 論 改 訂 版,333-352,日. た め の ア セ ス メ ン トの仕 方 」 「報 告 の仕 方 」 の5項 目す べ て、2年 間 と も60∼80%以 上 の学 生 が 役 立 た せ て い た。. 2006.. ま た、最 も役 立 った項 目 は、2年 間 と も 「事 前知 識 を も っ た観 察 の 仕 方 」 で あ った。 与 え られ た 課 題 につ い て、 自. 9)齊. 藤 茂 子:新 か,看. 総 研,. カ リキ ュ ラ ムで 臨 地 実 習 を ど う見 直 す. 護 展 望,34(2),6-18,メ. ヂ カル フ レ ン ド. 社,2009.. ら調 べ る こ と を通 して理 論 的知 識 を 深 め、 臨 地 実 習 で活. 10)常 盤 文 枝,藤 田 智 恵 子,高 橋 博 美 他:成 人 看 護 学 実. 用 で き た と い え る。 「ケ ア を 行 うた め の ア セ ス メ ン トの. 習 に お け る学生 の看 護 技 術 体 験,埼 玉県 立 大 学 紀 要,. 仕 方 」 は、 最 も少 な か つた た あ 、 数 々 の経 験 を積 み、 状. 7, 43-49, 2005. 11)柴 田 和 恵,前 田 明 子,小 林 千 代 他:成 人 看 護 学 臨地. 況 を的 確 に ア セ ス メ ン トで きる よ う な支 援 が必 要 で あ る。 さ らに、 担 当 指 導 者 と事 前 に コ ミュニ ケ ー シ ョ ンを 図 る こ とは、 実 習 を よ り具 体 的 に イ メ ー ジ し、 不 安 や緊 張 緩. 実 習 に お け る実 習 前 の教 育 的 介 入 の一 考 察. 実 習達. 成 度 自己 評 価 と事 前 面 接 に よ る学 習 支 援 に焦 点 を あ.

(8) 86. 前川. て て,天. 使 大 学 紀 要,8,17-25,2008.. 12)前. 掲 書,1). 13)大. 山 晶 子,矢. 働 に よ る 看 護 技 術 演 習 の 実 施,看 876-883,. 島 道 子,鈴. 木 保 弘 他:学. 校 と臨 床 の協. 2006.. 護 教 育,47(10),. 直美.

(9) 87. 成 人 看 護 学 実 習 直 前 の 技 術 チ ェ ッ クに対 す る学 生 か らの 評 価. (Summary) Evaluation from Student to Technical Check Immediately before Practice of Adult Nursing Study —Comparative Study of Two Years from Questionnaire Investigation after Practice Ends — Naomi. Maegawa,. Kazumi. Hiroko School. Key. Words. nursing. Otsuji,. of Human. students,. Yokoi, Chisato. Nursing,. technical. check,. The. Terumi Naiki,. Yoneda, Ayako. University. nursing. practice,. Kanako. Honda. Okutsu. of Shiga. comparative. Prefecture.

(10)

参照

関連したドキュメント

糞で2日直して嘔吐汚血で12時間後まで讃明さ れた.髄外表の他の部分からは比較的早く菌が

向老期に分けられる。成人看護学では第二次性徴の出現がみられる思春期を含めず 18 歳前後から

[r]

では,訪問看護認定看護師が在宅ケアの推進・質の高い看護の実践に対して,どのような活動

*2 施術の開始日から 60 日の間に 1

具体的な取組の 状況とその効果 に対する評価.

具体的な取組の 状況とその効果 に対する評価.

具体的な取組の 状況とその効果 に対する評価.