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果樹幼木の発育に及ぼす2,4-Dの影響に関する研究 II 主に2,4-Dの土壤処理による異常発生根の生理学的・形態学的観察-香川大学学術情報リポジトリ

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弟7巻 弥増(1・956)

果樹幼木の発育に及ぼす2,4−Dの影響に関する研究

Ⅱ 主に.2,4−Dの土壌処理に.よる異常発生根の生理学的・形態学的観察

12こ∋

葦 沢 正一. 義, 安 芸 精 ・・一

Studies with 2A−D treatments on growth of yotlngfruit trees. ⅡThe physio】og1Caland morphologicalobservations on abnormal

rootsinduCed by soiltreatments with2,4−D solutions。 MasayoshiASI壬IZAWA and SeiichiAx‡(Laboratory of Pomo】ogy)

(Received October6,1955..Accepted Octobcr26,1955.,)

〔.Ⅰ〕緒 前報において各種果樹の幼木に対して,2,4−D別の低濃度溶液を土壌中へ條注処理した場合に,多数の異常娘 の発生を認め,また2,4血Dの溶液濃度がその果樹の種類に適当である(10∼30ppmの範囲)場合にほ,地上部の 発育も良好であることを報告した1而してこの方法によって生ぜしめた異常発生根の生理学的機能と形儲学的状態 の如何は,その後の発育【【二に及ぼす処甚だ大なるものが考えちれ,この点に.ついてその状態を明らかにすること は実際に斯剤を川いて発根を促▲進助昆せしめる上で,甚だ重要事であると思われるい 今回ほ斯様な見地より異常発 丑根が,2,4一・・Dの処理を行わずして発塗した正常根に較べて,如何なる生理学的・形態学的機能を有しているか について,二.・三の言掛査を行ったので,蕊にそノの結果を報告する次第である 尚本業験に届いては上述の如く,2,4岬Dに.よる異常発生根の機能の程度を明らかにすることを目的としたた め,・−・般に2,4−【Dの処理に.よ/つて多数の異常発生根を生ずる,蕃茄・CoJね〝ざ・葡萄の3種類を用い,1953年3月よ り12月の間に亘り調査を行った・尚ここで異常根と称するものは.2,4−→Dの処理に.よって発牲した,総ての新生根 な含めており,斯剤の処’控霊場寺〕わない場合に巷ずる正偏根に.対する態l味でこの言葉滝・用いた 本尖験を施才=jするに当り,終始御懇篤なる御指導と本文の私校閲を賜わった,香川農利大学長黒上泰治博士に潔 甚なる謝意を表する次第である・「本研究の要旨ほ昭和29年4月,鉦本園芸学会春季大会にて報告」 〔Ⅱ〕実験材料・実験方法及び期間 木実験に用いた種類・品種及び試験区・実験期問等ほ第1表に示す如くであり,2,4−Dの処理に当ってほ,予め 育成した個体の中より形貿が整い,発育度の比較的均斉なものを選出して供用した 軍1表 供試材料及び試験区・処理法 供試材料 1本当り 処理液鼠 供 試 材 料 】 表「盲7盲哀 播麓及び挿木 試 験 区 処理期日 7月29日 試験方法 梗準区・2,4−−D 4・8ppm区 6月3日播種 3回移植 3月201三Il芽挿 の素地

9月呵鮎籍

500cc15 区・2,4岬D 露地団場にて其

フ月25日r′阿‡訂l元も二4√11,OCOcc

11.月20日 ppm区 許1い 本試験に供用した2,4−Dは三共製薬株式会社製Dupon2,4【−Dにして,2,4−Dの濃度ほ49%の ものである・ 2.供用_l一.旗ほ姑掛軋†二であり,土壌反応は蕃茄に川いた.仁壌がP洋60,葡萄に用いた仁壌ほPH 5,6である :3実験開始後の一・般管理ほ無施肥とし,乾燥状態によって適時溌水を行い,土壌が乾燥に失しない ようにした

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香川麒立農科大学学術報舎 12∠皇 処理のカ法は蕃茄でほ試験用鉢の二j二壊表面より大々の2,4−−D溶液を,滞水と同様の方法によっで土壌中へ浸潤 せしめ,葡萄でほ幹部を中心として半径15cmの=内に,深さ30cmの小孔を8個穿ら,この孔中へ2,4−D溶液を同 鼠ずつ溜注浸潤せしめた.尚処理に際してほ蕃茄・葡萄ともに2,4−D溶液を地上部の茎・葉等へかからぬ様に注 意して行い,標準区へほ2,4・1【【D処■理各区へ滞注したと同鼠の水道水を同様の方法によって漕注した一 調査ほ(1)各2,4=′−MD溶液処理後の地上部に対する発害の発生状態を毎日詳細に観察した・(2)地上部の発再度 をフ∼.101」毎に測定した(3)掘」二調査ほ細根を切らない様に丁寧に掘上げ,姐上潤ぃ地下部の生体登及び乾物畳・ 仝護鼠,板の容積,地上部の良さ,斡径等を常法により潮定した・ 寂敬釦こよる根部の舶織学的・細胞学的観察は,上述の発育及び据上調査のものとほ別に,予め調査用の個体を 処理育成しておいたものについて,処理後適時に・据止げ2,4▼−▲D処理による発根の状態を観察するとともに,それ らの根を正常根(2,4Dの処理を行わない場合に生じた根)・、異筒発生根(2,4脚Dの処理によって発生した根の rト外観が上川服と殆ど異ならない根−▼【…低濃度処捌こよ・′つて生ずる)・異常膨大収(2,4−−Dの処理に・よつて根が 膨人崎刊化したもの− 高濃度処桝によ′つて≠トずる)の3神勅に分ち,これをアルコ−ル固定酬=−へ浸潰固億して おき,適:汗槻察に用いた 蕃茄.Co〝♂〝5・葡萄の3稗に.ついて上述の如く,2,4 Dの処理が地」二郎の生帝に及ぼす影響及び根部の終始学的 ・細胞学的観察等を詳細に行ったが・宇・こ・でほ二琶に潮旨及び葡萄の両種について観察したものの中,主要事項につ き述べることとする 〔肛〕実 験 結 果 A 蕃 茄 1,地上部及び地下郎の発育状態 2,4−−Dの処瑠檻よる薬害の発生状態ほ第1図に.示す如く,4ppm区でほ甚だ軽微に・して,処理後フ日昌迄新梢の 先端部が僅かに屈曲を貸したに過ぎず,成粟のて垂・掩紳等を捗じたものほ極めて少なかった、 8ppm区 4ppml亘 標 準 区 第1図 2,4・−・【D処理後12日目に.おける地上部の薬害発姓状態(#茹) 然し乍ら8ppm屡でほ.4ppm区に比して共害の発生程度が遥かに著しく,処理翌日既に成共の下垂・内掩縮及び 茎部の膨大i屈曲化を示し,中には7部薬が褐変し落葉するものを生じたこの状態ほ処理後15∼20日目より漸次 恢役を示し,その後ほ却了つて地上那の旺盛な生長が謎められた一 地上部の延仲生長ほ第2図及び肇3図に示す如く, 第2表 蕃茹の2,4【D処理各l丞Lの握上.調査成絞(1953勾瑠ノ]211三り 地下 乾物 ヰ′R率渾芙讐!全撒 慧昆 の の 丑イ本重レj二体重

地上鮎地下剖

部覇

ノ1Jllイ.1 、\\ 標準区 4ppm区 8ppmlヌ “g 初頭。細﹂仙l1 ⊥ ︷U っム 5 日︶ 5 ⊥ 、⊥ 1−

1。才二倉j%∫ 156

−1、。6。

184… 884229158S9

個つ山4 3 Cm】 92、10130 g5 矧 ュ gO 1 2 Cm l小04 g 人b 謂 55 814 フ] ▲6▼ ︵U

2194毒 2こう∴2328、2

94フ4 125 4 へ∠ 4 ∞ 93 1 − 22フ0… 2303弘0∃9.869ト1.21 註 地上部の生体亜は果実鼠を除き,全韮罠は果実連を含めたものである。

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1.25 地上部の長さの童軋掛鰍定ほ社長l腋毛の図表 にてホし,地⊥澗・地下部のど二卜休頚ほ企ずぶ に合封されているため,各仰別のイi法制如、と を省略する 4ppm†孝でほ処理後間もなくより,生長促 進の傾向が認められ,地上部の長さほ腰準区 に比して常に長く,標準区との発育差ほ最終 回調査の9ノこ】20日において,明らかに有意座 が認められた8ppm区では処矧時のフ月29 rはり8月20Iニほでの23日間は,発奮の発音 によって斗昆が抑制されたため,標準区より かえって短く,その後ほ逐次生長が旺盛と.な り,標準区と.4ppm区との捻ぼ中位を示し9 月中旬に.ほ毎pm区に甚だ近接する値な示す ようになった而して9月20だ=こおける4ppm l草と8ppm区との聞の発育差ほ有意性を認め 難か、つた小 9ノさj21日に夫々の個体な掘上げて 圭軋L部及び地下部の′ゴ体二重・その他の各稗調 査を石、つた結果(第2表参照),4ppm区及び 8ppmイ蔓の地_L部生休遷ほ約220gェ,地下滞 ′1休諒ほ約23gr−をホしで標準区の地上部牲 休席約130gr■,地7那斗体運約21grよりとも に満く,T/R替り′ま櫻準†さの約62に.較′く, 2,41Dの4及び8ppm区ほ約94∼98を示し て著しく大であ、つた即ち2,4−▼Dの処坪区と 梗準層との丑体蚤の開きほ,地上部より地下 部において特に=著:しいことが認められた,.仝 第7巻 罪2号(1956) 竃 意差検定 t=ニ3562 t=ニ5343 t==3690 t=0483 、・ p=005∼002 pニ001′∼000ユ.臣 景‡標 iT′R率(楷 準屡:4ppm【天 ′′ :F γ 準区:4ppm区 ′′ :$ ・・ 800 700 600 比500 400 率 3(鳩 ■−一一−■−−−−・・ 4ppm −−−−− 8ppm 8…15 $飢 8.26 91 9・14 9餌 調 査 月 王】 常2囲 碁茄の2,4−一D処理による地上部の生育抽線 (フ月29日を100とした比) 誌 9月20日の伸長偶の有意差検定 模準区:4ppm区 t=3フ38 4ppm区:8ppm[ヌ t:ニl242 根数及び異常根の発丑激は8ppm区が最も多 く,4ppm区がこれに次ぎ襟≠固ヌは最も少ない 次に地上部の乾物凄比ほ標準屑が戚も高く18・8 %を示しており,4pp叫ヌと8ppm酎ま約16l %・約158%にして,2,4トD処理の場合にほ乾 物蛮比の低下を来たすことが認められた即ち 8ppm区ほ処理当初に相当強度の薬害の発キ“が 認められるも,その後の快復が著しいため,9 月中旬までにほ4ppm区に.甚だ近接する発背を 示すようになり,2,4−D処#の両区と標準区 とでは処理区の方が根の本数・地上部及び地下 郡の生体重共に高く旺盛な発育を示すが,地上 部の乾物重比ほ標準区の方が高い値を示した 2,4−D処矧こよる新艇の発生状態は,4ppm では処理後の新生根が標準区のそれと外観的に 殆んど差異を認め難く,8ppm区でほ第4凶に示 す如く,異常に膨大化した短い異常膨大根を少 数ながら認めた pこ=005′)002 p==05∼02 第3区Ⅰ 蕃茄の2,4・−D処理による牲背状態 (1953年9月2〔けー撮影)

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コ26 香川上軋′農科人学学術報告 このブ川膨大柚づ、†祇灘のル鮎眉根拍叛闇 的に膨大化な▲1宣しておりそのために†三根の伸長 l軌1を堂上ている機番が認められた 2 異芹i椒の内都形磯学的観察 枠準†ヌの〔巨精根と,2,4Dの4ppm及び 8ppmの処附こ.よって発′lした異常根及び贋偏 膨大眼の中央部の維管束の状態ほ貸5図翠び脚∋ 図に示す如くであり,界5一望栂多数の各種根部 の航空写より維管凍の状態を株拭的に示したもの である正萬視でほ維管束の発達が良好に・して 特に木質部の細胞層数が多く仁規則正しい並列 を示し,各軸柚の識別ほ容易にして,髄部組織 は甚だ小型化しているが仁異常椙では木質部の 発達が比較的悪く,その細胞屑数ほ常に正常服 に較べて少なくミ皮刷附胞ほやや大型と狩り, 髄部細胞も大型となるため該郎紳栂ほ根の中央 部に比較的大きな面髄凍占めている 第4医i 蕃茄の2,4D処理による根部崎型化の状態 許 点蜘ま備に・細胞分裂の旺盛な部梢を示す‖ Ⅱ 2.4一・川−Dによる異常発射混 Ⅱ 2,4−−Dに.よる異常膨大帆 Ⅰ ▼iE 常 枇 註1表皮 2 皮凰 3 形成層 4 木質部・ 5 髄弥 6 初魚水栗部 第5図 蕃茄の2,4−−D処理による娘部維管束の模式図 11− 2,4−Dによる異 ′吊’発甘根 X80 異帯発生根は皮層郎細 胞の膨大による皮層部 の肥厚が認められ,木 質部の発達梢々不良に して,髄那組鰍ま正常 根に比して二人弘である 木質部ほ椒の先端部で ほ,第二次木質組織の 発達が認められず,初 珪木貿部が認められる のみである・ は根の新ノトによる未熟 状態を示すものである1 Ⅰ 正 謂 根 上方の果条は細根 の発生である正 常根の各組織の配 列は規則正しくし て,木質部の発達 ほ良好である・こ の木質部の状態は 組織の成熟を示す ものである

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〕2フ 郡二二次糾脈の栄子=′ま主 に原牲木魚刊削虻亮中 心としておりlこの部 の木肇郡細胞ほ細長型 な示す 罪7巻 筋2雪(1956) jil.2,4ノ【Dに.よる′シー是 甘膨大根 ×80 異常膨大椒の組織各部 の配列は著しく割れ; 木質部の発達甚だ不良 にして,翫部の細胞労・ 裂が旺盛である 第7図 異常発生根より二次細 根の発珪状態 〉く150 罪6図 書茄の2,4−−D処方至による根部各組織の状饅 異常膨大般でほ異常棍よりも一周維管束の発達が不 良となり,維管束ほ崎形状配列を示して甚だしく乱れ, 木質部の発達特に悪く,木質部粗相中に著しく大型化 した細胞が数個認められ,髄部組織に二次的細胞分裂を生しているものが認められたり この木質部純綿中の大型化 細胞ほ観察に.用いた限によっても異なるが,3∼4個より10数個認められ,その形ほ比較的不規則にして細胞院は肥 厚している 次に,2,4一D処理に.よって4じた昇一私恨より,更に二次的に紳根の発珪する状態ほ第フ図に示す如く,二次的細根 の発生ほ主に原撞木貿部附近をヰ心として放射状に外方に向い丑しており,この部の水化細胞ほ細長型を崇lノてい る 第3衣 蕃茄の2,4一叫D処理による異常根の各部細線及び細胞の大きさ

調査般数

正 常 根! 11

異音=発鎧根 13

異常膨大椴j ユ.0 階部細胞 の大きさ 皮層部綿抱′木質部細胞 の大きさ ≒の大きさ 皮屑細紙 の 厚 さ 髄部組織 の厚 さ 木質部舶 織の厚さ mnlご mml mm lllInご 00011.34 O 002810 0.003640 nlnlご 0‖∝旧451 0CO0412 0.59CO

111m 0.3710

05900I O0ユ00 000280

O 0030,6 000604 0400フ j 0.4988 0」5927 璽 中心柱0∴フ205mm3 許1正常根 異博発生根 異常膨大根 2,4−一D処理を行わずして蕉じた根をいう 2,4−−D処理を才〕、つた場合に丑じた根をいう 2」着意差検定 皮同部組織 敵根:異瀾発至】二眼 tニ6」855 pニ=<○・0〇1 ”:異削影大根 t二二5136 p二=○01∼0OC)] ・: 大栗部組織 Ⅵ三賞根:異畠発塊根 t=こ66〇8 p=く0∞1 髄部組織 正常根:異常発仕叔 tニ5955 p−=0101∼0001 上述の正偏肘・異常眼及び異常膨大眼の各部組織及び細胞の大きさは第:3衷に漬す如く上皮層組織の悍さほ正常 枇が約○∴3フmm,異活眼及び異常膨大根でほ.約059mmを示し,髄郎組織は正常槙が杓001mm,異用叔は約049 mmを示しており,皮屑及び髄部の両親繊とも正.計仮に比して異前猥及び異常膨大眼では遼かに大きいぃ 木質部粛 織は皮屑及び髄部とほ逆に.正常板の約059mmに絞ぺ,異常根は040mmと小さくな、/つている小 尚異常膨大根では木質部組織の配列が著しく乱れて,髄部組織との識別が困雉であったので,この両組織を区別 して潮定を行わなかった B CoJJβZ‘S CoJね〝Sせ用いて蕃茄と同様の実験を行ったものについて,正常根・異常樋及び異邦根より二次的に新艇の発生す る状態を観察した結果は,訝堰L及び第9図に示す如く,蕃茄の場合と殆ど同様の状態であったので,許しく述べる ことを省略する・ 尚Colhusの場合にほ2,4−−Dの濃度を15ppm及び30ppmの2区として実験を行った処,15ppm区でほ発育の促進 的作用が認められ,30ppmでほB■EA工′氏の所謂乃わ甥埠肋ゲ/如を生じ,発背の阻害が認められた−

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]_2〔∋ 香川県1‘1豊科大学学術報筈 IIIパ断眠 ×∈0 各那織の配列は 触j礼拝しく,木 貿部の発達は良 好である・ これほ水欝部の 成熟を示すもの である. 異諸相㌣上根ニ)絹0 正局限に較ぺ木敏郎 の発達不充分にし て,髄部紳抱ほ大淵 である。 第8図 Co‖eusの2,4一−D処理による根部各軸織の状態(ユ953勾ユ1月10Fl線形) C 葡 萄 ユ・地上部及び地下部の発育状態 葡萄に対する2,4…一D処理の発害の発生状態ほ,10ppm区では処 理後フロ冒に先端部菓の内招縮が認められたが,その後は漸次快復 を示した20∼30ppmの両l奏でほ処理後5日目にJ或其の内掩縮・下 垂・萎凋及び節部品化等を揖じたものが認められ,30′・・ノ40ppm の 了刷ネのものの−いにほ,鮎1望楼7l!Rで班に相死に至、つたものを3本生 じた 即ち20{−40ppmの各!ヌでほ相当強度の薬害の発牡が認めら れたが,処郵臭2611日棉より逐次恢復をホし,この恢筏の程度ほ2, 4−一Dの高濃度の処理のもの群低い宥様であった 常9図 異許発句根よりの第二\次新 根の発ご!才犬態 ンく50 第4衣 葡葡の2,4−−一D処鄭砿よる地上部の発育蔑(調査個体の平均) \\\ 鋸 処矧茎 \、、\j 11月20日 8月ユ.1日篭 8月20日う 8月31Ei19月14日llO月8日 − ニ _: Cm 8605 8596 53 36 Cm lO9,04 102りOB 6〇フ4 標 準 10ppm区 20ppm区 30ppm区 40ppm区 354∈∋ 4ニ・54

3603!4135

三三二三≡も52‘36 4540

3300い444やi37フ8

地上部の延仲生長は第4衣及び第ユ0区けこ示す如く,フ月25日の処理時に.おける各区の平均幹長がやや不揃いであ り,2,4Dのユ.Oppm区のものが最も長く,最も短い平均幹長を示す標準区との発育差が約6cmに.及Åでいるため, 最後の調査の11月20日における平均幹長ほ10ppm区が最も長く,標準区との発育差ほ甚だ僅少であるl20∼40ppm の各区では著しい年長の抑制作用が詔められ,標準区及び10ppm区のほぼ1/2前後以下の長さに過ぎない 上述の如く処理に用いた各区の個体間に.,成程度の発育差が認められたので,処理時の幹長に対する比数をもっ て示すと第10図の如く,2,4−D処理の各区でほともに発育の抑制的傾向が認められ,就中20∼40ppmの各区でほ 特にそれが顕著である・即ち標準区でほ処理時の約45倍の発育を示しているが,10ppm「ズでほ約38倍,20ppm 区ほ約25供,30∼40ppm区ほ約15∼18借であ・つた 幹径の肥大塗炭は2,4−・−へD処理の各‡さがともに標準区より肥大吐大きく,11月21日にこれ等各区の供試個体を蹴 上げて各種調査を行った結果は,環5表及び第11・12・13図に示す如く,療準区の板の発生ほ主に挿租の下部断面 及び郡部附近より蕉しているが,2,4→−D処理の各区ほともに挿穂の周辺より−・様に多くの異常根を発生しており, 10∼2C)ppmの濃度より発!1した娘ほ外観的に殆んど櫻準区の正常根と差異を認め難かったが,30∼40ppmの両区 でほ処理前に発根して居った打払根の発屑が阻害され・て膨大化し,また挿穂の問辺より若しく多数の異常触の発生 を示しているが,その多くのものは異常に先端部が膨大化した細い細根であった斯様に南濃贋処卿とよって異常

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第フ巻 第2号(1956) 129 に膨大化した膨大根は節14医=こ示す如き外観 を呈しており,膨大部より更に小突起を多く 生じていた. 掘上時における地上部の牛附㈲軋10ppm 」ズが最も薫く約3フgIをホし.20∼40ppIll区 でははぽこの1/3ハ・Jl/5の茸累に過ぎない・標 準区と10ppm区ほはぼ按i生した値を示して 両者の間に.ほ有意差が認められなかつた」地 F」部年体蚤ほ10ppm区が約72g‡にして最も 番く,標準屠場約44gI・,20ppm区ほ約.2bgI・、 30ppml系ほ約18gr,40ppm区は約フl8grを 示し,10ppm区と他の各区と.の間にほ明らか に有意差が認められた、地上部及び地下部の 乾物尊比ほ,標準六が巌も高い伸を示してい るが,エOppm区と.の差は何少であり,20∼30 ppm区は著しく低く,40ppm区でほかえつて 10∼30ppm区より高く,10ppmに近い他を 示しているこれほ40ppm区が根魂そのも のが著しく低いことより,20∼30ppm区よ i)秘境の牡馬抑制作用を受けて,根の発育に ヰ0() 叫山一 触処増」lヌ ーーーーーー 1いllPl‖ /r…“、【■■■ ̄ ̄−− 侠︺ 〓 H P P P O ハリ 2 3 一血−−−… 40ppm ノノ ̄、川 _.一一ノ/ /′■ ̄ 一■一 一1←仙−=−ヽJl−− /・ノー′ 一→−■ 一一■ 一一 ′− ・−一 ̄ ̄1■− ̄ ̄−■■−■■ 2;三ニニニ

725 82 811 820 83】 9i4 108 1120

調 査 月 日 第10図 葡萄の2・4←−D処理による地⊥部の堂育曲線 (フ月2引二lを100とした比) よる栄養物欝の消費が少なかったこ.と.によるものであろう・ 第5表 葡萄の2,4−−【D処理各区の拭上調杏成約(1953咋11月21日) 地上部の 長 さ CI 136 54

私益諾妾品琵

▼ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄W ̄■ ̄W▲ ̄ 「計 裔 フ16 44ユ

フ⊥1⊇ 38.8

処理区 \ 標 準 区 10ppm区 20ppmlヌ 30ppm区 40ppm[考 g g 44 4 895 0プ568

フ20 122905153

20 4 42 4 05343 1∈;6 39−1 04355 フ,8 245 094フ4 13968】3フ1 フ2。48 61.33

5220 フ4

l 計 石芯差検定 2一 内部形態学府麒禦 葡萄について」L馴混及び2,4−−−D 処理によって発当した異常恨・異偏 膨大根の内部形態学的観察の結果ほ 第15・16区i及び質札フ図に示す如く, 蕃茄・CoJJβ損の場合と甚だ類似し た傾向を示しており,正常根でほ 維管束の発達が艮好にして,木質部 細胞の班別正しい並列が認められた 標準区:10ppm区 〝 :20ppm区 標準区:ユOppm区 〝 :20ppm区 〝 :30ppm区 〝 :40ppm区 t==02909 t=5003 p==08∼01フ 1p二005′〉002 地卜部連体頭 t===5,490 t=18282 t=2、9961 t=51823 p=005∼002 p=0.3∼0.2 p=0.⊥∼0.05 p=0.05∼002 p=005∼002 p=005′}01.02 p=005∼002 地下郡年休謹 標準区‥10ppml式 r t=4.417 〝 :20ppⅦ区】t=4.676 〝:40ppm区t=4..503 命 運 昂 」

し_.__.■…仙−__

が,異博舶でほ木質部の発達が比較的悪く,髄部組織ほ大型化しているい次に異常膨大根では異常根より更に維管 束組織の発達が不良となり,各親積の配列ほ甚だ不規別状を呈して,木質部乃至髄部組織中に著しく大型の細胞が 数個認められ,欝16図の如く髄部細胞中に二次的な細胞分裂を起しているものがあった・・尚異常膨大根の中にほ第 15図−−3に示す如く,維管束ほ崎形状を里して水質部観閲と髄部組織の識別が国難となり,皮屑細胞中に二次的細

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130 香川県ゴア農科大学学術報告 第12図 葡韓の一2,4・D処理による発根状態 罪ユ1図 葡萄の2,4・“一“D処理各区の地1・地下部の発宇目犬燻 (1953イHユJ」2い1撮影) .i!‘ノーより棟準Fメ・],Oppm区・20ppm区・30ppm屡 40ppmlメの咽である 異常膨大根

紅璧賢

∴ 、

、:′ ノ =. ′、 ノ周辺稲川 ′ ノ ′

′し

第13図 葡萄の2,4−D処理による 細根の発年状態 第1咽 葡萄の2,各−−D処裸による眼部疇型北の状態 許 射柳離腋柵抱分裂の旺盛な部位を示す、  ̄l▼ t†二 】 ′tl圭 1t 奨を常発と卜枇 ]汀 異 葡!J彩人jこlミ 卯〔図 葡萄の2,4【−・D処理による根部維窄東組織の状態(細椚の中央滞構断図)

(9)

第7巻 第2→写(1956) 131 ‡ tl三 .Lll 根 け 阜一吊借上k根 許 異許膨大根では髄灘灘髄が大理となり∴細狛分裂を生じ仁正関根に比して細胞の配列が不規則となっている 第〕_6図 j壬滞船及び異常膨大根の髄部納棺の状懐(葡萄) ‡ 玉 滝 区)く80 ▲甘 2,4D処群に.よる異常発壬【二根顎×80 Ⅱ 24−−【D処理による異常膨大根 ×100 30∼40ppm姓理年中拒でほ,処 形成層及び凱皮部の細胞分裂に 理前に発生していた正眉根の発育 よって,維管束ほ方型を呈して が阻害され,膨大化し,多くの膨 皮屑部へ突出する 大化した短い側板を生ずる− 註 10∼フOp即n!さでほ多数の異常発 生般な・生ずるが,外部的にほ標 準区の正常根と異なる点を認め難 い。 第⊥7図 葡萄の2,4−−D処割こよる細根横断図 ∬ 異常膨大椚 ズEO ] 王l【 根 〉CO 第1∈偶 懲碩の一2,4・一−D処即による発根状灘 胞分裂を起してい るものが観察された・ 正常根及び異常膨大柾はり∴次的に抑桝を発/卜する司犬態は卿_8図の如く,葦茄の場合とほぼ同様な状蘭越ネして い.ろ 次にこれ′′つ:各純絹のノくきさを酢)上した結果は(第6蛮■参明り㌧L述の観鰯.一課と舛iど等しく,興滞根の髄部組織の大

(10)

132 きさがi‡溝板に比して著しく大であり, この両者の差ほ明らかに有意捗が詔履) られた.また異常膨大限では根の先端 部荊より膨大部位の皮膚部及びlト亡、杵 が約2′、′3倍大となっていた小 異′前膨大 似でほ木督部と髄部組織の識別が困難 の場合が多かったので,中心杵として 測定を行ノつた・ 〔lV〕考 察 各種2,4一一−D溶液を土壌中へ濯注処 理した場合の欝茄・CoJJね〟S及び葡萄 の先帝に及はす影響ほ,(1)2,4一−D 香川県立農科大学学術報告 第6衷 葡萄の2,4一一D処群による異常根の各部細粒の博さ 皮層部都l木質部組 髄部組織 の大きさ 板 の 健 類 9フ 42 ︹J3 33 00 0∩︶

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美音誓£がi3思3 〝 (8て≦三雲≡ 1.エフ00 05583 O 5580 O−4321 l :子j一意差の倹克 の髄鞘組織 吊‡敵船:異常発性根 一声1312926 p←二<0.001 郡の髄即納織 汗澗■根:うー塁群発/ト根 t=== 5,0538 p二001(ノ0001 溶液の濃度がその稗類iに対して適当で ある場合(本実験の範囲内でほ.輩茄に倒しては約4ppm,ColleuSが約15ppm及び葡萄が約10ppmである。)にほ, 地上部の発育を促進するか,またほ葡萄の場合のよう紅標準無処理に比して∵余り劣らザ,地下部の生長ほ湛だ旺盛 となり,外観的及び組織学的にも無処理の正常根に較ぺて殆ど同様か,戎ほやや木欝部組織の発達が恋い程度の異 常発生板を多数に生ずるが,(2)2,4−D溶液の濃度がとれより高い場合に.は,そ・の濃度に比例し■て地上部の発育ほ 著しく抑制され,地下部の生長は低濃度溶液処理の場合と殆ど同様に,著しく多数の異常発生根を生ずるが,その 根ほ尖端部附近が膨大化して甚だ短く仁各組織の配列状態揉著しく乱れて不規則状となり,場合によってほ導管部 乃至髄部附近に細胞瞑の肥厚した,甚だ大型の細胞を数個生ずることが認められた・また蕃茄・Co肋〝ざ及び葡萄の 正常横と.,2,4−−D溶液の処理による異常発生根及び異常膨大根の内部形態学的な種類間差異ほ,甚だ類似した傾 向を示しており,種類によっての相異を殆ど認め雉かった・ (1) かかる.2,4−D溶液の処理による外部的発剤犬割ま節1報において報告した桃・葡萄及び釈激の結果と.殆と一−・致し (7) (21) (23) た傾向を示しており,HANSON,BucHHOLrG;RIGE,ElOROY;SwANSON,CARl等も主に致科植物について, (2β) (6) WAYNE,DAVrD等ほ柿を用い,杯・滝島は蕃茄を用いてほほ同様の結果を認めている・即ち2,4−−−Dの濃度が高濃 度の場合はと,米茶器′白の発育に対して抑制的に作用することを認めているが,これ等諸氏ほ2,冬−MDの低濃度溶 液の処理濫よる,生育の促進的効果について余り詳かな観察を行っていないようであるい 而して2,4−−Dの高濃度 溶液処理濫よる生育の,抑制的作用及び穀単機横等については,従来多くの研究者によって植物体内の生理的変化 (炭水化物・窒素化合物・油脂叛・無機成分及びその他有機成分の増加並びに減少等)及び環境条件(施肥鼠・土 壌含水量及び日照・その他)等について多くの業績が発表されており,或程度解明されているようである1・この点 についてほ前報において述べるとともに,生背の促進及び抑制的作用についても,若干の考察を試みているので述 べることを省略する‖ くさ0) (3) 次に2,4…Dの処理によって生ずる地上部及び地下部の形態学的変化の中,主に.根部についてはW王LD;BEAL; 〈4) (5) (11〉 (6) BoND,LoRA;CARLTON;川田;林・滝島その他により多くの業績が報儀されており,就中WILDは眉科植物 について異常彼の詳細な戟察を行つている・即ち異常視ほ先端部の異常膨大化を呈して,根の発育を抑制サーること を認めている.内部形態学的観察では2,4−Dの刺激によって新たに縮胞の分裂及び増殖が行われ,細胞ほ大型と なり,根の始原体の新生が盛んになることを認めている 而してこれ等の外部及び内部形態学的変化の程度ほ,植物の椎難・成熟度磯び使用数財こよっても相異を示して いる,.上述の諸氏の翫察において;ヨミベている異閤根(A∂”0刑αJ㌢’0ロブ5)とは,本研究でいう鼎覇膨大根に相当するも のであり,異常膨大眼の観察の結果とほほt・一戯した傾向を示して:いるが,水餅察の巽南膨大根でほ維管束組織の配 列が甚だしく乱れて.殆ど破壊的様相を示し 木質部及び髄郷鞘近に極めて大型の細胞映の肥厚した細胞が数個観 察されたい これほ2,4−D溶接の高弘度処理によって,その刺激的な作用が一層激しくなったため,細胞の分裂及 び肥大に部分的な差異を発し‥軋応の旺盛な部位と然らざる部イ立とを生じたことによるものと考えられる」 本研究では調査及び掛察の便宜上2,4一D溶液の処理によって井じた根を.異常根と異常膨大根の2確に・分けた

(11)

努フ巻 罪2琴(1956) 133 が,異常根とは2,4−−Dの処理によって生じた根という意味であり,従来の報舎に見られる異常根とほその性質を 異にして−∴正常根と外観的に殆ど差異を示さないものである・この異常根ほ内部形態学的にも正常板と殆ど差異を 認め稚く,僅かに木肇部の発達がやや悪く,皮膚部及び髄部組織が大型化しているに過ぎないが,これほ正常根と 異常根のほぼ同一個所を観察した場合に認められる現象であり,正常根の中央部と異常根のプ註淵ほでほ殆ど類似的 な形態を示しているよ′つて観察」ニの斯かる相異点ほ,異常根が2,4−Dの処理によって急▼速に新生を見たため, 正常根より未熟な状態にあることに.よるものと考えられる・以上これな総合するに,柄物の種類忙よってその濃度 を異にするも,2,4一一Dの低濃度溶液の土壌処髄液闇∴種物の故習を促進して,良好な板の新生を多からしめる上 で,甚だ効果的な方法であると考えられる (10),(11),(12)(24) (26),(27)

而してこれを実際に応用する場合に.ほ,DEROSE…BROWN,MITCliELL;MuzIX;Jr皿・増田;竹松;滝島・林; (14) (17)

宮崎;伸ず佐等が述べている如く,2,4Dの二t.壌中における移7J・制定及び緑藻数等による此度の低下等は−L壊 の稗類によって異なるものであるから,その移イ」及び猥展の砥卜が比較的速かにイ」われ易い二】_墟をり机、て.実施する ことが安全であると思われる 2,4Dの処理潰毘ほ作物の種頸叔.び発≠ぎの帖期,〕存びに】l二塊の枯顆とその1人儲等によって異なるものである故 ・一 概に言い村ないが,−一心の目やすとして怯処理後1・}2l1日頃より枝梢の尖端部附近が付かに.屈曲叉ほ招蘭等の生 長ホルモン特有の現象を呈し,7∼10仁l頃より逐次快復を示して,/ゴニ長の促進的作用が.溜められる潰度が適当であ ると考え.られ,某.:し処理濃度がやや高きに失して焚書的兆候の強い場合にほ,速かに濯水等の処置王によって,その 潰度を低下せしめるとと.もに,二L敏一卜層へ.の移才」を行わしめるようにすることが望ましノい1 別報及び本研究より果樹の地上部及び地【卜部の発背を良好とサる目的で,2,4D溶液の土塊処理法を実施する 場合にほ,先ず10∼20ppmの濃度で予備的な試験烏有い,その地力における巌避濃度を明らかにしてから,実地に 行うことが妥当であると思われる しVl〕摘 要 各種2,4−−D溶液の土塊処理が,葡萄・蕃茄及びCo/ねαSの栄養器寓の発育に及ばす影響を調査するため,1953年 3月より12月までの期間に亘り,二三の観察を穿こi′,た・ 実験成積の概要ほ次の如くである・ 12,4一玖隊彼の処理濫よる地上部及び地下部の発育ほ,葡萄−−10ppm・蕃茄一一4ppm及びColleus−15ppmが 最も慮好であり,処理濃度がこれより逐次高くなるにつれて,その発育を著しく抑制することが認められた 212,4▼′p溶液の一L磯処理ほ新根の形成を著しく促逸し,低濃度溶液の場合における新根ほ,正常根と外部的 に殆ど差異を認め難いが,高濃度では根の先端部が膨大化して,その生長を抑制することを認めた 32.4一一D溶液の処理に.よる新根の内部形態学的状態ほ,低濃度溶液の場合にほ正常根とはぼ等しく,高濃度 溶液では細胞分裂が旺盛となり,維管確の各組織の配列ほ不規別状を里して,皮層部及び磯部組織が甚だ大型とな り,木質部の発達が不良であった・ 参 考 文 献

plication of ceftain gr(トVth−Ⅰ■egulating s11b− StanCeSβofCαgり109,435・44フ(1948)

5CARlrON,WM:Histologicalandcytologi・ calIeSpOnSeS Of roots to growth,regulating SubstancesBoi。Gaz105,269−281(1943) 6 林 武,滝島東大‥2,4一一Dがトマトに及ぼす形

成作用 ビ豊及関25,32フ・328(1950)

フIiANSlミN,JRandK PBuGHHOLTZ,:Absorp− tion of2,4・・i)bycoIeand p(さa SeedslAg7On

ルル/・44,伯3・496(.1952) 8.TENSEミヾ,PB:G工0ⅥtllhotmOneSinplant(1936) 1大辰克己,陳野久好:2,4−−D酸の麦に対する影 響 遇及閲25;6∈∋3(1950) 2葦沢正義,金辺正:果樹幼」(の発育に及ばす2,4 …Dのお姿響に関する研究(第1報)2,4・・一一Dの澹挺及 び土塊処理が果樹の発育に及ぼす影響 香川農大 学術報告4;146・158(1953〉 3。BEAL,JM:Sometelomorphiceffectsinduc. edin sweet pea byapplication of4・・Chloro・ pbellOXy a(:etic:lCid仇JC(†g105,けト・47ぺ

474(1.944)

(12)

香川股立農科人学学術報告 Of24−dichlorophenoxaceticacidinaque6us SOllユtionl劫f・Gαg‥107,233−23フ(1946) 24竹松哲夫‥2,4・・′・・・・D軋依る本邦畑地雑草に関する 基礎及び応用試験成績 2,4−−−D普及会(1951) 25滝島康夫:2,4−Dの敷革機械 腰及園25,233・ 23フ,27,235・238(1950) ?d ,林 武:土壌中における2,4−−Dの才∃動 第1粕 2,4−−−Dの土壌中における効力と土壌によ 134 9・笠原安夫:2,4鵬Dに依る水田雑草軌l二試験 農 及関24,536−540・25:415(1949) 10・川田信一・郎:雑草を枯らす棉物ホルモン(2,4一・−D ),科学7,332・337(1951) 11し一▲−一・¶−−−:広葉の雑草を粘らす地物ホルモン ‘2,4−−D’科学21,332−33フ(1951) 12−,増田漁夫:土壌中における2,4−Dの移動 について 農及園27,69ユー692(ユ952) 13黒土春満,曽我部哲‥ 植物ホルモン剤に依る晩生 柑橘類の琴脱離防止庭屈する研究(第3報) 園芸 学会雑誌21,65・フ1(ユ.953) 14宮崎正光:土儀溶液中における2,4Dの丑物代 謝(予報)農及尉2∂,5:36(1953) 15‖ 村田菩夫:地物生長ホルモンと.光合成作用 農及 園27,429−430(1952) 16中山包:2,4−−Dの植物ホルモン作用及び雑滞劇 除効果について(ユ)農及園24,32フ・328(1949) ユフ・中宇佐達也:作物の2,4【−D薬害の回避に関する 一項察 農及園27,813仙814(ユ952) 18・蘭閻光雄:果樹に対する2,4日−Dの適用試験 園 芸学会昭和2フ年春季大会発表要旨(1952) 19小倉謙:植物腑剖及形態学 養賢堂(1952) 20‖ 荻原玲ニ:体細胞分裂に及ほす2,4−−Dの影響 タマネギの棍端細胞における2,3の翫察 香川農 大学術報告5,37・・4ユ.(1954) 21RICE,ELROY,L.:Absorptionandtranslocation Of ammonium2,4・dichlorophenoxacetate by bean p】antsBotGaz109,30l−314(1948) 22 坂村徹:植物生洋学(上巻)(1954) 23SwASON,CARLP:Asimp王ebio・aSSaymethod for the determination oflow concentration

る吸収との関係農及l素28,999−100〇(1953) + :土壌中における2,4一−−Dの行動 27 第2報Z4仙」}の土壌中における移動と土壌によ る固定との関係 農及閣28,1113−11.14(1953) 28W久YNE,JMand RE.DAVID:Fu工theIeVi−

dence of peISまstence ofthe2,4−D stimulus

in00抽甘 j耽融才物J∠♂J砲.プノ 2∂,693 ̄フ02(ユ953)

29WILuAM,C:G工OWth of plant(1948)

30.WILDE,Mh H:Anatomicalmodiiication of bean roots董01lowing treatment with2,4・D

A粕汁ル〝㌢.βof38,フ9−91(1951) 3エli_=崎′㌔止,千英仏見‥2,4Dの梢物鉱毒に軋する 生甥!学的研究(1)‡一作紀21,260一・266(1951) 32・ ‥.2,4…・1Dの植物鉱毒に関する生理 学的研究(2)日作紀21,295一・29フ(.1953) 33山田登パ引甘吉大:2,4一一−Dの作用機構に関する研 究農及一芸ヨ25,169−1.フ0(195〇) a4 ,−−一一 ‥ 作物の呼吸作間に関する実験 呼吸作用に及ぼす2,4−Dの影響 日作紀21,199 ・20〔)(ユ953) 35 ノ㌻し≡竺⊆敏推,川仕=昌一小恥!柑ユ:植物ホルモン〔−Phyto・ bol−nlOヱ1方ylVEN∫,FⅥ7andI;√ⅤT三重ユMANN (1953)〕 R 畠 s u m 仝

Some obserVation were ca丈−ried out on theinflLlenCe Of soiltreatments with2,4・D solutions on

the growth of vegetative or卵nS Ofthetomato(Sekai・ichi),COueuSandgIape(Campbe王eaIly)from

March to December,1953. The results were as foi10V,S:

l‖In the soils which weIeirrigatedwith2,4−Dso!utions of■variousconcentration,thegrowthof tops and roots was observed to be much Zarger atユ〇ppm treatmeflt for g=・aPe treeS,4pp.mfor tomatos and15phpmfor colleuses

21rn CaSe When the concentratio工10f2,4・D solutio11S WaS ra亘sed above mentjOned degrees,the growth of the treated plants was distinctly checkedThis phenomenon rm/・aS eSpeCia11y clearin the grape trees which were treated with30−40ppmsolutiozIS

3rhcinternalmo:pho10gicalcharacters of new roots for・med by those plants which were

treated with weak coIユCentl・atior10f∴?,ノ4・D so】u七三0ヱ】S、キ′eIe VelyInuCh alike to non treated ones,but the ceH divis≦on of the roo七SⅥ・h5=h v・・e=e t∑eatedwiththe strong ones became very active and the

arrangemezlt Of the vas=ular bundies very・iTTeguiar」the tis3ue Of the cっrtex and the pith veIy lar・ge,and the development of the xylemimpcr土ectl

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