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甲府市議会議員の定数を減少する条例

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1 2012年8月20日

研修報告書

甲府市議会議員

神山玄太

研 修:マニフェスト・サミット2012~地域から新しい日本を~ 主 催:LM 推進地方議員連盟、2012マニフェスト大賞実行委員会 共 催:早稲田大学マニフェスト研究所 日 時:2012年8月5日(日)、6日(土) 場 所:早稲田大学早稲田キャンパス(1日目)、早稲田大学日本橋キャンパス(2日目) 内 容: 【1日目:8月5日(日)】 ・対談・事例報告 「地域主権時代は量的削減から質的改革に~専門的知見の採用を考える~」 講 演:北川正恭氏(早大大学院教授) 講 演:山岸憲司氏(日本弁護士連合会会長) 事例報告:山形康郎氏(弁護士、弁護士法人関西法律特許事務所/大阪市特別参与) ・事例紹介 「善政競争は地域から ~マニフェスト大賞で目覚める地方議会~」 発 表:黒川勝氏(マニフェスト大賞実行委員長/横浜市会議員) ・パネルディスカッション 「現役首長討論会 新しいビジョンで戦略的な地域経営を」 パネラー:清水勇人氏(埼玉県さいたま市長)、田辺信宏氏(静岡県静岡市長)、山 中光茂氏(三重県松阪市長)、仲川げん氏(奈良県奈良市長) コーディネーター:北川正恭氏(早大大学院教授) ・プレゼン・先進事例紹介 「徹底比較!日経グローカル×早大マニフェスト研究所 議会ランキングからみる、議 会改革の処方箋」 発 表:井上明彦氏(日本経済新聞編集局) 発 表:中村 健氏(早大マニフェスト研究所次席研究員) 活用報告:川崎浩二氏(大阪府議会事務局調査課参事) 活用報告:室谷弘幸氏(石川県加賀市議会議員) ・政策提言 「地域活性化の切り札~地域ブランドの成果と課題~」 発 表:加藤昌俊氏(株式会社日経リサーチ)

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2 【2日目:8月6日(月)】 ・政策提言 「国際都市間競争社会における街づくり」 発 表:河野雄一郎氏(森ビル株式会社取締役常務執行役員) ・パネルディスカッション 「続・大討論会 地方議会から考える大都市制度」 パネラー:横山正人氏(横浜市会議員/自民党横浜市連政調会長)、横井利明氏(名 古屋市会議員、前自民党名古屋市議団団長)、柳本顕氏(大阪市会議員 /自民党大阪市議団副幹事長) コーディネーター:阿部善博氏(相模原市議会議員) ・議会改革意見交換会 研修報告(1) ・対談・事例報告 「地域主権時代は量的削減から質的改革に~専門的知見の採用を考える~」 講 演:北川正恭氏(早大大学院教授) 講 演:山岸憲司氏(日本弁護士連合会会長) 事例報告:山形康郎氏(弁護士、弁護士法人関西法律特許事務所/大阪市特別参与) 地方主権時代の自治体経営には専門的知見が必要であると説く北川正恭教授と日弁連の山岸憲司会長

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3 ・地方主権時代の自治体経営(北川正恭氏・早稲田大学大学院教授) 地方自治 =法に基づいて決定し、執行ていく →法が意思決定の根拠となり、他の自治体の追随や先例では結果責任が果 たせない =地方主権時代の自治体経営は、法解釈の積み重ねが重要となり、専門職で 法律家を雇用することに意味が出てくる →顧問弁護士から一歩進んで専門職として雇用 Ex)兵庫県明石市で5年の任期付きで5名の弁護士を専門職として雇用 地方議会 =地方の責任が高まる中、質的改革を図るべき →定数削減することに議会改革の本質があるのではない ・政策法務の必要性(山岸憲司氏・日本弁護士連合会会長) 地方主権時代 =権限の委譲で条例によるまちづくりが可能となった ⇒政策法務の必要性 外国の行政経営 →行政機関で専門職の法律家を雇用するのが日常的 日本の行政経営 →顧問弁護士や審議会委員としてしか法律家の雇用がなかった 権限の移譲により、行政事件の増大と行政事務の拡大が見込まれる =行政経営に、より法的要素が求められる ⇒法律家が行政機関の中に入ることで、新たな政策実現の可能性が広がる ・法律家採用の方法(日弁連案) 期間採用の専門職として雇用 →行政経験を得た法曹として、期間終了後も民間でノウハウを活かすことができる 行政機関も終身雇用ではない形で、法曹を雇用することができる 通常の採用で法務職として雇用 →行政法務、政策法務の専門家として長期的な視野で雇用することができる

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4 【まとめ:神山玄太の考え】  地方主権時代では、これまでの中央集権の行政経営から、地域間で創意工夫し、競争 するまちづくりが求められる  そこで真に必要な改革は、経営コストを見直すための事業仕分けによる予算削減や人 員削減などによる量的改革だけではなく、質的向上を目指す改革も必要となる  その観点においては、必要なところには専門的知識を持った職員を雇用、配置するな ど新の行政需要に応える必要がある  また権限の移譲により、説明責任や結果責任が増大する地方行政において、政策法務 や行政法務を強化するために専門職職員を雇用することは重要となってくる 研修報告(2) ・パネルディスカッション 「現役首長討論会 新しいビジョンで戦略的な地域経営を」 パネラー:清水勇人氏(埼玉県さいたま市長)、田辺信宏氏(静岡県静岡市長)、山 中光茂氏(三重県松阪市長)、仲川げん氏(奈良県奈良市長) コーディネーター:北川正恭氏(早大大学院教授) 現役首長討論会で熱い議論を交わす(左から)清水勇人氏(さいたま市長)、田辺信宏氏(静岡市長)、 北川正恭氏(早稲田大学大学院教授/コーディネーター)山中光茂氏(松阪市長)、仲川げん氏(奈良市長)

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5 マニフェストを掲げて選挙戦を戦い勝ち抜いた、さいたま市、静岡市、松阪市そして奈良 市の1期目市長がどのようにマニフェストを活用しながら行政経営にあたっているか、そ の実例と課題などを紹介し、議論した。 清水・さいたま市長  マニフェストを職員との対話を通じて、市の計画(しあわせ倍増プラン)として 整備した  計画を作成する際には、工程表、期限、数値目標を示し、PDCAサイクルが機 能するように留意した 田辺・静岡市長  総合計画(10年)とマニフェスト期間(=市長任期・4年)との整合性をどう 図るかが課題  選挙のときに掲げたマニフェストに記載した内容と財源との整合性をどう図るか が課題 山中・松阪市長  当選後、あえてマニフェストとと総合計画との整合性を図らなかった →マニフェストの中身を検証した上で、総合計画を1から作り上げた →市長任期と計画の期間をあわせることが重要 =当選後、1年かけて計画を作るサイクルを構築  候補者がマニフェストを作成することを支援する条例を制定 仲川・奈良市長  マニフェストと整合性を持たせるための部を設置した

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6 研修報告(3) ・政策提言 「国際都市間競争社会における街づくり」 発 表:河野雄一郎氏(森ビル株式会社取締役常務執行役員) 講演する森ビル株式会社取締役常務執行役員の河野雄一郎氏 国際社会から見た東京 =すでに競争に負けている →しかし東京のポテンシャルは高いままだが、それが活かされていない ⇒All Nippon で取り組むべき =東京に、ヒト、モノ、カネ、情報を集積すべき ⇒そのことによって地域に波及する ⇒まずは、あるべき論から議論を始めなくてはならない =現状から何ができるか考えていたら、ますます競争に負けていく 森ビルのまちづくりのコンセプト

=多機能を狭く集積する (=Vertical Garden City 構想) →民間企業は新しいこと、前例のないことしか勝負できない =行政も市民の立場で考えてほしい

・道路は道路でしかない =国道、県道、市道などの区分はまちづくりに関係ない ・公共の土地の有効利用 =地下、上空など使える余地はまだある

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7 →今後、さらに国際競争力をつけていくために =都市政策のパラダイム転換 ・容積率の緩和、撤廃 ・用途規制の緩和、撤廃 ・手続きの簡素化 =いままでの枠組にとらわれない規制緩和が必要 【まとめ:神山玄太の考え】  All Nippon で取り組むために、ヒト、モノ、カネ、情報を東京に集積し、そのことが 地域に効果が波及するとの見解だったが、この点には賛同できない。東京中央集権の 結果が、いまの日本の姿であり、国際競争に負け始めている構図がある。  つまり、All Nippon で国際競争に勝つためには、東京だけに太い幹を作るのではなく て、日本全国に強固な幹を作り、その束で日本のプレゼンスを上げていくべきである。  大型高層ビルが競争に勝つための東京一極集中は見直すべきである。  しかし、森ビルのまちづくりのコンセプトは評価できる。土地、空間を高度に利用す ることで、緑化地帯を整備したり、環境維持を図る点は地方自治体でも参考になる。  また森ビルを建設するに当たり、周辺の地権者などにまちづくりのコンセプトを説明 し、共感を得ていったプロセスは、地方都市が課題となっている商店街の再興に大き な参考になると考える。 研修報告(4) ・パネルディスカッション 「続・大討論会 地方議会から考える大都市制度」 パネラー:横山正人氏(横浜市会議員/自民党横浜市連政調会長)、横井利明氏(名 古屋市会議員、前自民党名古屋市議団団長)、柳本顕氏(大阪市会議員 /自民党大阪市議団副幹事長) コーディネーター:阿部善博氏(相模原市議会議員)

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8 大都市制度を議論する(左から)阿部善博氏(相模原市議会議員/コーディネーター)、 横山正人氏(横浜市会議員)、横井利明氏(名古屋市会議員)、柳本顕氏(大阪市会議員) 2012年4月22日(日)に行われた「マニフェスト大賞2012キックオフ・ミーテ ィングin 横浜」で総務省自治行政局行政課行政企画官で大都市制度専門官の新田一郎氏が 「これからの大都市制度と市町村自治~大阪都構想から考える大都市制度の課題と市町村 の今後~」と題して講演を行った。 今回はその講演に引き続き、横浜、名古屋、大阪のそれぞれの政令指定都市市議会から3 名の議員が参加し、同じく政令指定都市の相模原市議の阿部善博氏のコーディネートで 「続・大討論会 地方議会から考える大都市制度」と題したパネルディスカッションを行っ た。 【まとめ:神山玄太の考え】  住民により良い行政サービスを提供するために、近接性の原理が働く基礎自治体に権 限を委譲させたいとする地方分権の考え方と大都市制度は矛盾していることが明らか になった  基礎自治体といっても人口数百人の村から約370万人の横浜市まで幅広く存在して おり、これからの地方自治を考えていく上では、それぞれの地域の多様性を認めるべ きであり、基礎自治体のあり方を議論するべきである

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