Japanese Society for the Science of Design
NII-Electronic Library Service
Japanese Societ二y for the Science of De$ign子 ど
も
の
デ
ザ
イ
ン
Design
for
Children
東 徹 太 郎
トポスデ ザ イン 工房
一
子 ど も
と
向
き
合
う
こ
と
で
み え
て
き た
こ
と
HIGASHITetsutaro
TOPOS
DESIGN
STUDIQ
1 .
は じ め に昔々
、
それはま だ 人 が 神 様と共に あっ た頃の山の中のお話で す。
その深い深い 山の中 に は 森の精
霊 た ち が住
んで い て人 間た ち と共に暮 ら してお り ました。〜
中 略〜
モチャ の お も ちゃは
、
こ の森
の精霊
と人々 と の豊
かで親 しい 関 係 から生 ま れ ました。
〜
こん な 書 き だ しで始 まる
物 語
が あ ります。 これは私のお も ちゃ屋 さ んのお 話 なの で す。
私 は 福 岡 県 筑 紫 野 市で トポス デザイン エ房という建 築 設 計 事 務 所 を 営 んでいる
。
そ し て2
年 前に 「モ チ ャ」 という おもちゃ のブ ラン ドを 設 立 して デザインか ら販売
までを 手 掛 けて い る。
ま た長 年 地 元のま ちづ くり活動
に撓
わ り、
昨 年か ら は その組 織 の代 表 を 務 めている。
今回は私が子ど も と向 き 合 うこと で み え て き た こ と を お伝え したい
。
2 .
トポ
ス デ ザ イン工 房 につ い て れ、
そ の力と は 記憶と時 間か ら 生成されて い る とい う 考 え 方で ある。
私 は 自 分の勝 手 な解 釈
で こ れ ま で空
間 を デ ザ インす る 際、
そこを 利 用 する人々 に とっ て の 「場 所j づ く り を常に意 識 して建 築 に 携 わっ てき た。 ま た そ の か たわら専
門 学 校、
大 学 等 で の講 師 活 動によ り建 築 業界へ の 就職を目指す学 生 達ヘ デザ イ ン実 務の経 験で培って き た技術
を伝
えてきた。
口我 が 子の こと 1’
:
.
」
.
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NI.
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.
.
厂
媚
陰
篠
幽
珊
写 真2
:誘 具 参 考 例[
剄
目
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…
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写真1 :トボスデ ザ イン 工房 竣工例私の建 築 設 計 事 務 所の屋
号
「トポ
ス」 とはギ
1丿シ ア 語で 「場 所」 を 表 し、
場 所 を 創りだす事
を使 命として住 宅、
店
舗 な どの 建 築 か ら イン テ リ ア・
家
具に至 る デ ザ イン に 関 わっ てき た。
ち なみ に 「場所 」 に は様々 な定 義があ る よ う だ が
、
私
な りに 次のよ うに解釈
して い る。
場 所= 空 間X 力=
空 間×記 億X 時 間=
空 間X行 為×感 情X 時 間 *力=
記 憶×時 間 (記憶=
行 為x 感 情 )つ ま り 「場 所 」 と は 空 間 が ある
力
を持
っ た 時 に は じめて生 ま事 務 所 設 立 時 は 長 男の誕 生と重 なり
、
長 女 も 当 時 は 幼 稚 園 児 でよ く一
緒 に遊 んでいたの で、
二人の た め に家 具や お も ち ゃ を デ ザイン しては 自 作 して遊 ば せて いた。
私
は こ れ ら の も の に 「誘
具」 と名 付けて いたの だ が、
この 「誘 具」 とはある決め ら れた行 為 を 満 た す た め に 作 ら れ た もの では な く、
そ の 「も の」 と向かい合 うこ とで 使い手 が 様 々 な 行 為 を 誘発 す る道 具という意
味 が 込 め られている。
3 .
モチ
ャにつ いて ロ モ チャの設 立こ う した
誘
具の デザ イン経 験 を 踏 ま えて2
年 前におも ちゃの ブラ ンド 「モ チャ」 を 立 ち 上 げ ること に なっ た。 そ のきっ かけ は3
年
ほ ど前、
私 的 な 理 由で我 が 子の世 話 がメ イ ン の専 業
主 夫業
に徹 して いた 頃 に 遡 る.
ある時 私の家
を訪
れ た方
が小
さなお 孫さ ん を一
緒に連 れて 来 ら れ た。
そ こ で昔 娘に デ ザ イン し た椅 子を貸し た の だが、
その方 は 孫の座っ て い る様
子を みて 「ま あ 素 敵。
こ ん な椅 子い いわ ね。
」 と使
い古
されてけっ してき れい とはいえないその椅 子 を誉め て く れ た。
そ の瞬 間、
私 は その子26
デ ず イン宇研 究 特集 号Special Issue O「Japanese Society fer the Science of Des
」
gnVol
.
2D−
2 No7S 2013Japanese Society for the Science of Design
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Japanese Societ二y for the Science of De$ignが 座っ た 姿 に
、
昔娘
が座
りその後息
子も座
って いた姿
が確
かに 連 続して重 なっ てみ え、
自分の やっ て き た事で 子ども達 が 繋 がっ て い る、
繋
げ るこ と ができ る、
のだと納 得
し て しまっ た。
そこか ら私の お も ちゃづく り が は じ まっ た の であるが
、
こ のブ
ラン ド立ち上 げに際
し て は、
「建築
デザ イ ナー
に よ る 木 製 玩 具 の 企 画 か ら販売
まで お こなう新事 業
「 モ チ ャ」 の構築
」 とい うテー
マ で 中 小 企 業 経 営 革 新 支 援 事 業の経営 革 新 計
画に 取組 み、
2011
年12
月 に福 岡 県 よ り承 認 さ れた。
ロ コ ンセ プ ト 写 真3
:モチャ の おもち ゃ例 「モ チ ャはお も ちゃでお も しろお か し く」 をテー
マに、
オ リ ジナ リ ティのある シン プ ルで美 しいお も ち ゃで未 来を創造 す る こ と を 理念と し て スター
ト し た。
定かでは ないが 「お もち ゃ」 と い う言 葉
は古
く は、
「持て遊 び (もてあ そ び)
」 が語 源で、
平安 時代
の 「持 ち 遊 び (も ち あそび ) 」、
近 世の 「もち ゃ そ び 」 と いう変
遷 を経
て 「お も ち ゃ」 と なっ た と さ れ る。 元来
お も ち ゃ と は手で触れ、
持っ て遊ぶもの であっ たようで、
モ チャの ネー
ミングはお も ちゃの原 点 に還 る、
とい う意
味 も 込め て い る。ま た
当然
な がらブラン ド化 に あたっては お手 本と し た相
手 が あ る わ け で、
私の場 合 は 大 学 時 代の教育
が色 濃
く影 響
さ れて い る。
私
の出 身 が 芸 術工 学 部とい う事も あ り、
「バ ウ ハ ウ ス 」 は講 義の 必 須 科目 のような ものだっ た た め、
当 然
バ ウ八 ウス の積
み木 を復 刻
さ せ た ネフ (注1
>のお も ちゃは 学 生当
時か ら知る と こ ろ で あった。
卒
業 後、
イ ン テリア デザ イナー
と して就 職して自
分 の 子 ども が誕
生 した 時、
当 然 ネフ の木 製 玩 具 を 候補
に 上げたがそ の 価 格に手 がでず、
国 産のもの で妥 協してし まった苦
い 思 い出 が ある。
そ れ ゆ え ネフがい っ そ う憧
れのブラ ンドとなったこと は 確 かで、
ネフの各 商 品の完 成 度の高
さ は モ チャの 目標である。
□商 品 につ い て現 在 は 取 り扱っ て い る
商
品は7
品 目13
種 類で、
大 き く は 積 み木・
ブロック 系 お も ちゃ と転
が し系
お もちゃ の2
種 類 に 分 け られる。
すべ て のお も ちゃは 幾 何 学 形 態の面自
さ を形態
に取
り 入 れ て い る こと を 特 徴 と して、
部 材 同士 の組み合
わ せ や 可動 さ せる面
白 さ を 加 えている。
ま た そ れ ぞ れの お もちゃの モ ジュー
ルを60
ミ リ に 統一
する ことで、
順 々 に 買い足 しても お も ちゃ 同士 を 合 わせ て遊ぶこ と ができる工夫 を して いる。
モチャのお も ちゃは 原 点 が 「誘 具」 であ り
、
そ れ 自体で完
結 した お もちゃを 目 指して いない。
使い手、
つま り 子 ど も 達 の 自 由 な 発 想 を 誘 発 し、
想 像 を 膨 ら ませる もの であ りた い と デザイ ンの余 地 を 残 し た デ ザ インを 心 掛けて い る。
自分のお も ちゃを 分 類 する上で迷 うことが あ る。 「
知 育
玩 具」 とい うジャ ン ルだ。
既 に一
般 化 して し まっ た言 葉で は あ る が、
個
人 的に は好 きに はな れ ない。
何 か 子 ど もとい う対象
の先、
つ ま り は 親 を 相 手 に し た 商 業 主 義 的 感 が 強いた め だ が、
そ も そ も 「遊ぶ こ と 」 は 子 ど も にとっ て 「育つ こ と」 そ の も のであ り、
その道 具であ る お も ちゃな んて遊 ぶ 手が面白
け れ ばそ れ で良
い と 思っ ている。
面 臼い遊 び、
そしてお も ち ゃ が な い か ら、
子ど も 達 はTV
ゲー
ム を す る わ け だ。
た だ忘
れて はなら な い の は面
白
さには 遊 び 手、
そ して その周 りの人に も笑 顔が あ る か ? と い う観 点 だ。
そ の点TV
ゲー
ム は 疑 問 が 残 る。
そこで モチャ では、
た だ単に お も ち ゃ を与え る だ け で は な く、
お も ちゃ も通 じて共 に 遊 び、
共
に感
じ、
共
に育
つ こと を 理 想 と 考 えて いる。
モ チャのお も ちゃは 全て無 着 色の木 加工 品で
、
仕上 に自
然系
塗料
のオ イ ル を 塗 布 している。
材 種 は そ れ ぞ れの商
品毎
の特性
を考 慮し て使い分 けているが、
現 在の ところ それら は委 託工 場 の在 庫のものや その取 引 先 材 木 店 か ら 仕 入 れた も の で あ る。将
来的
に は国
内 産、
ま た 地 場の木 材 活 用 等、
サ ス ティナブル デザ イ ン も視
野 に 入れて い る。
ま た商
品コ ンセフ トを 明確
に出来
る もの であ れ ば、
金 属、
ガ ラス、
皮 革な ど厳 選さ れ た材 料
も積 極 的に 取 り入れていき たい。
建
築
設 計 事 務 所の物 件では 「家 具の町 大 川 」、
そ の お隣
の佐
賀 諸 富 家 具 な どの い くつ かの 工場と オ リ ジ ナ ル家具 の デザイ ン で関 わってき た。
その中で親 身
に し て頂いてい る桐
箪 笥工 房 を 営 む 小 さ な工場に材 料の 手配か ら製 造ま でを 委 託し てい る。
製 造 はロクロ加工機械
も含
め て、一
般 的
な家
具 用 木工機 械 を 簡 単 な 治 具 を 使 用 しなが ら製 作し て い る。
こ の た めどう し ても 品 質 のばらつ き が 出て し ま うこと は否めない。昨 年 か ら は 木 製 品の製 造を就労支 援 事 業と し ておこなっ てい る障 害 支 援 施 設と関 わり を もつ こと ができ
、
別 途 オー
ダー
で名 前 入 れレー
ザー
彫 刻機
で お こなうサー
ビスを 始め た。
福 岡 近 郊に も
多
く は な いが お も ちゃ専 門、
も し く は木 製小 物
の 製 造メー
カー
がい くつ か あ り、
NC
ルー
ター、
レー
ザー
彫刻
機 等の 専 門 機 械 設備
を備
え て い る の で、
今 後 もいくつか製造 先
を 分 散 させ る などして品質 向
上に努
めたい。
これ まで は 設 計
・
監理業 務が主 だっ た私にとっ て一
度 に 受 け 取る報 酬 は 比較 的
大 きく、
そ の スパンも 長 かっ た た め、
お も ち ゃ という小さ な単価
の も のを販売し、
それ を 繰 り返せねば な蘓
橢
:
1
∵ :
1
慧
∵
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Japanese Sooiet 二y for the Soience of De$ignらない小 売
業
は初
め て の体験
と な る。現在
、
商品 の 販売は 展 示 会、
法 人営 業 (幼 稚 園・
保 育 園 等 施設)
、
そ してネッ ト ショッ プの3
通 りの販路
で展 開 して い る。
展 示会で は、
必 ず遊 び場を設けて実 際に子ど も達が おもち ゃ に触
れ、
遊
べ るよう に して いる。
こう して遊 びの体 験 を しても らえ る と、
そ の面白
さ を納 得 しても らえ ることが わ かっ てきた。
そこ で 法 人 営 業 で は ワー
ク ショ ッ プ を開 催して ク ラス単 位で遊 び 体 験 を させ る サー
ビス を始
め た。 する と こ ち らでも 子ども 達の遊 ぶ姿 を見 た先 生が面 白さ を 認識しても ら え る事も わ かってき た。
しかしネッ トショ ッ プは
先
の 二つ と は全 く別 ものであ る。
目 に 見 え な い顧客
候補者
に対して ど の よ う に ア プロー
チ して いけ ばよいか、
ネッ ト に はネッ ト販 売 専 門の手 法 が 必 要で新 た な マー
ケ ティ ング戦略
を構 築して い る。
写 真4
:お も ちゃ遊 びワー
クショ ップ例 二お も ちゃづ く り をとおし て小 売 業 界 に とっ て は
常
識 なのかも し れ な い が、
お も ち ゃを 扱 う よ う に な り、
人は決し ておもちゃそ れ自体を 購 入 して い る の では な く、
お も ちゃを 購 入 する ことで得
られる体 験
、
経 験
を欲
して い ること が 理 解できるよう になっ た。
そ れ ゆ え実
際に手に 触 れて、
遊 んでも ら える 「場 」 をつ く り、
提 供
して い くこと が ブラン ド認 知 を 高め る こ と になろ う。
またお も ちゃで得 ら れる体 験 を は じめ
、
お も ちゃに関す る 様々 な情 報を提 供 す ること がフ ァ ン作 りに欠 かせない よ う で、
メー
ルマガ ジンやプ
ログの配 信 も 試み ている。
「おもち ゃ徹 学」 と 題 し た メー
ルマガ ジンは地 元の郷 土 玩 具の紹 介、
幾 何 学 形態
の考 察
、
お も ち ゃ メー
カー
な ど につ い て、
私 な りに レポー
ト し て月 に一
回のペー
ス で配 信 して いる が、
毎
月楽
しみ に し て い る フ ァ ン もいる よ う だ。
ま た お も ちゃの ひとつ 「きゅ一
ぶ ま ん」 を 主役に仕 立て、
日々 の行 動 を 様 々 な ポー
ズで表した 「本
日 の きゅ一
ぶ ま ん」、
子 育て の 記 録 を 綴っ た 「モ チャ パ パ 子育譚」 な どのプログ を自
分が楽 しみ な が ら発 信 して いくことで、
お も ちゃ 自 体そ し て自分 自 身を晒し出して いる。
そして
私
は子 ども に とっ て想 像 力、
そ して創 造 力 を 育む た め に は お も ちゃ と絵 本は車の両 輪のよ う な 関 係で ど ちらも なく て28
デ サ イ ン 宇 研 究 時 集 号Special
lssue
otJapanese
Socdetyforthe
Scle囗ceofDeslgn
Vol
.
2G・
2No
.
7S2013 は な ら ないものだと考 えて お り
、
い つか は 絵 本 も 作 成 し たいと 考えて い た が、
昨 年 末の展 示 会に合 わせて モ チャ の 「きゅ一
ぶ ま ん」 を 主 人 公 に 見 立てた 絵 本 を 試 作 して展示公 開した。
今 後 は 見 出 しのよ う にモチャのブラン ド自 体 にス トー
リ性
を持
たせ 膨らま せる ことでブラ ン ドの発 展 性 を図りたい。
4 .
ま ち づ く り活 動 につ い て □ ほっ と二日 市 につ い て 写 真5 :子ども 遊 び 広 場 (ほっ と二 日市 )私 は 事 務 所 を
商 店街
の中
にか まえ て い るが、
こ の歴史
あ る商
店 街 も 他 と同様 衰退 の傾 向に あ る。
経済 優
先の社 会の中で価 値 ある街 並みや 建 物 がス クラッ プア ン ドビル ド さ れて い く様 子を 嫌 という ほど目 の当 た りに し な が ら、
私 は2006
年か ら ま ち づ く りのボラ ン ティア活 動に立 上 げ時
から携
わ っ て き た。2009
年 に は 正 式 に ま ちづく りNPO
法 人ほっ と 二 日市と して認 可さ れ 法 人 格 と して様 々 な 活 動 して い る。
そ の中で商 店街
に子 ども 達を引き込 むこと が ま ちの活 性 化になると、
これま で に も か えっ こ(
注2
)
や工作 ワー
ク ショ ップ な ど を 開 催 して子 ど も 達 の体 験の場 を 作ってき た。
アー
トも ま ちづく りの重 要 な キー
ワー
ドだ が、
我 々 の 「も の づ くりアー
ト市」 は、
これ まで5
回
開催
した春
二 日間にわたっ て お こなうイベ ン トで 商 店 街の空 き 店 舗に アー
ティス ト を 呼 び アー
ト作 品で盛 り上 げ る 展 示 即 売 会である。
同 様の アー
ト・
イベン ト は ひ と会 場に集 約し た ものが各 地で開 催 さ れているが、
我 々 は会 場
をあえ て商 店
街 内の空 き 店 舗 に分 散 す ることで来 場 者 が イベ ン ト参加 と同 時に商 店 街 内 を 回 遊 させ るこ とで商 店 街の 賑 わいも生
み 出 す効
果 を 狙い、
空 き 店 舗の有 効 活 用 と 商 店 街の活
性 化、
地 元アー
ティ ス トの活 躍・
発 表の場の創 出
を図
っ て い る。私はこ の 「ものづ く りア
ー
ト市」 の中に 厂子 ども遊び広 場 」 と い う 子 ど も と アー
ト・
ものづく りの場 をつくっ てき た。
これ まで に他
の ア ト リエ との ス ター
ドー
ムづく り (注3
)、
道路
ら くがき アー
ト、
ま た ボ ランティア団 体 との コ マづ く り、
竹
馬作
り等を や っ てき た。
そ して一
昨 年に 丁度モ チャの立ち 上 げ前
だっ た こ とも あ り、
子 ど も遊 び広 場 に お も ちゃ の試作
品 を提供
Japanese Society for the Science of Design
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Japanese Sooiet 二y for the Soienoe of Designし て