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CONTENTS Guide 1 ガイド 1 社 会 を 支 えるさまざまなIT 4 Guide 2 ガイド 2 私 たちの 生 活 を 変 えるIT 6 Interview さまざまなIT 技 術 者 新 しい 社 会 をつくる 企 画 開 発 する 株 式 会 社 ぐるなび 金 子 結 さん 8

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2015年3月 第1刷発行 発行 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) IT人材育成本部 イノベーション人材センター 〒113 - 6591 東京都文京区本駒込2 - 28 - 8 文京グリーンコート センターオフィス15階 [email protected] 本誌の内容は2015年3月現在のものです。 IPAは、独立行政法人 情報処理推進機構の登録商標です。 製品名およびサービス名などは、一般に各社もくしは各団体の商標または登録商標です。 本誌では、原則としてTMや®は明記しておりません。 本誌の全部または一部の複製・転写などを禁じます。 ©独立行政法人 情報処理推進機構 2015

Guidelines for the Future

Guidelines for the Future

IT

が拓くその先の社会へ∼

明日をつくる

IT

技術者

生の皆

I

T

者の魅

(2)

新しい社会をつくる

ITは私たちの生活や社会のあらゆるところで利用され、

重要な役割を担っています。

家電やスマートフォンなどの身近な製品から

交通輸送やエネルギー管理などの社会インフラまで、

ITがなければ世の中が成り立たないといってもよいでしょう。

 かつては夢だったことを現実に変え、

新しい便利さ、豊かさを実現する道具としての

ITの利活用はとどまることを知りません。

IT技術者は新たな価値を発見し、

その実現によって「明日をつくる」キーパーソンです。

 この冊子は、これからIT技術者を目指す皆さんに、

先輩のIT技術者からIT技術者の魅力を紹介し、

無限に広がるIT社会で

皆さんにIT技術者として活躍していただくための道しるべとして

活用していただければ幸いです。

さまざまな

IT

技術者

Interview インタビュー 表紙について: 無限に広がるIT社会を海に例え て、この海にこれから乗り出す 皆さんに、航海術をガイドする という意味を持たせてデザイン しました。

社会を支えるさまざまな

IT

Guide 1 ガイド1

4

Guide 4 ガイド4

Q

&

Aで知る

IT

技術者の仕事

26

私たちの生活を変える

IT

Guide 2 ガイド2

6

Guide 5 ガイド5

IT

技術者のスキルアップ

22

Guide 3 ガイド3

明日の価値をつくる

IT

技術者

24

SCSK株式会社

丹波 真奈

さん 顧客に提案する

16

パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社

今川 綾

さん クルマ・家電に組込む

10

ウォーターセル株式会社

長井 啓友

さん 農業を活性化する

20

ヤマト運輸株式会社

奥山 聡

さん 経営をサポートする

12

株式会社ミクシィ

米田 圭佑

さん ゲームを開発する

14

株式会社ぐるなび

金子 結

さん 企画・開発する

8

株式会社リクルートテクノロジーズ

清水 英子

さん ビッグデータを分析する

18

CONTENTS

(3)

Guidelines for the Future 明日をつくる

IT

技術者

 IT(情報技術)は社会を支える基盤

技術として、あらゆるシーンで活用され

ています。例えば、スマートフォンを利

用した各種のアプリ、駅やお店で使え

る電子マネー、カーナビの情報サービ

ス、指紋や静脈、顔などを利用した生

体認証によるセキュリティなどにもITが

活用されています。

 毎日の生活に直結するさまざまな産

業や公共機関、社会インフラでITの利

活用はイノベーションを起こし、飛躍

的な生産性向上、新事業・新サービ

スを創出し、快適な生活をもたらすこ

とに役立っています。

 さらに政府・行政の保有する各種

データを公開して、民間でも二次利用

して役立てようという「オープンデー

タ」も進んでいます。手続きの電子化・

効率化だけでなく、ITはより開かれた

便利な社会へと世の中を変える原動

力にもなっているのです。

 こうしたITの進化には、クラウドや

ビッグデータ、IoTといった新しい利活

用方法の発展も欠かせません。今後の

コンピュータの性能の進化とともに、IT

はまだまだその活用範囲や利用方法が

広がるでしょう。

クラウドとはクラウドコンピューティングのことで、 ネットワーク経由でコンピュータ、ストレージ(外部 記憶装置)、ソフトウェアなどを利用すること。従来 の自社内にコンピュータシステムを導入する方法よ りトータルコストが安くなるなどのメリットがあり、 多くの企業が導入しています。 従来は放置・廃棄されていた膨大なデータから有用な知を導き出すこと。「ビッグデータ」は、 社会のあり方を変えるイノベーションの実現手段として注目されています。大量・多様・高頻度 に発生するデータを収集、蓄積、分析する必要があることから、ビッグデータを活用するには強 力なITが不可欠です。実世界からのデータ収集には各種センサー、蓄積にはクラウド上のスト レージ、分析にはクラウド上のソフトウェアなどが使われます。また、分析結果から価値を生み 出す「データサイエンティスト」の重要性も高まっています。 IoTは「モノのインターネット」ともいわれ、世の中に存在する あらゆるモノが情報交換するために直接インターネットに接 続されることを意味します。例えば、各種センサーや電気メー ターなどの「モノ」が自らデータをシステムに送る、住宅エネ ルギー管理システム(HEMS)や電力量計のスマートメーター などが実現されています。

IT

がよりよい未来をつくる

クラウド

ビッグデータ

IoT

Internet of Things

これだけは知っておきたい

IT

キーワード ●税金申告手続きの電子化 ●マイナンバー制度 ●オープンデータ活用新ビジネス ●収穫を増やす農作物生産管理 ●トラクター自動運転 ●天候に左右されない野菜工場 ●インターネット放送 ●電子書籍、電子新聞 ●インテリジェントニュース ●介護ロボット、家事ロボット ●ヒューマノイド(人型ロボット) ●リアルタイム自動通訳 ●対戦型ゲーム ●臨場感あふれる超高精細画像放送 ●3D映画 ●店舗検索、予約 ●レジのPOSシステム、電子マネー決済 ●RFIDによる食肉トレーサビリティ ●正確で迅速な宅配システム ●荷物配送追跡システム ●車のエンジン制御 ●自動運転制御 ●道路交通量の解析による最適経路選択 ●ATM自動窓口サービス ●ネットバンキング ●ネット株取引 行政(政府・自治体) 農業 マスコミ・情報メディア ●遠隔教育 ●対話型デジタル教科書 教育・学習支援 ロボット・人工知能

アミューズメント

コンビニ・スーパー・店舗 物流 車・交通 金融・証券 P.

16

関連 インタビュー P.

12

関連 インタビュー P.

10

関連 インタビュー P.

20

関連 インタビュー P.

18

関連 インタビュー P.

14

関連 インタビュー P.

8

関連 インタビュー

社会を支えるさまざまな

IT

Guide 1

ガイド1 ●製品設計、デザインの電子化 ●製品製造ライン制御 ●需要予測による生産調整 製造業 ●遠隔医療、遠隔ヘルスケア ●一人暮らしのお年寄り  遠隔見守りサービス ●ビッグデータ活用新薬開発 医療・介護・健康 ●街全体の省電力コントロール ●センサーネットワークによる水道管、ガス管など異常自動検知 電気・ガス・水道などの社会インフラ ●スマホやPCなどIT機器 ●光通信システム ●人工衛星活用気象情報分析

IT

機器・通信機器 5 4

(4)

Guidelines for the Future 明日をつくる

IT

技術者

業では管理だけでなく、生産その ものにもITが寄与しています。「野 菜工場」や「IT 農場」と呼ばれるもので す。野菜工場は水耕栽培の発展形で、 工場内の温度・湿度・CO2濃度、養液 の温度、照明量などをITでコントロール します。天候に左右されない屋内なので 病気にかかりにくい、などにより高い生産 効率を実現できます。

私たちの生活のさまざまなシーンにITは溶け込んでいます。ITは、私たちの毎日の生活をより快適で

安全・安心なものにするのに力を発揮します。最新の活用シーンを見てみましょう。

IT

で省エネ

!

実の世界とバーチャル(仮想現 実)を組み合わせるのが拡張現 実(AR:Augmented Reality)という 技術です。この技術を応用した「仮想試 着システム」というものがあります。利用 者は姿見のようなディスプレイに映し出 された自分の姿に、さまざまな洋服の画 像を重ね合わせて “仮想試着”できます。 自分の動きに合わせて画像も動きます。 洋服を脱ぎ着する面倒が省けますし、店 頭在庫がなくてもよいので、“試着” の場 所が広がるなどのメリットがあります。ア パレルの世界もITが変えていきます。

IT

で試着

!

food

と家具の “入れ物”でしかなかった住宅を、 ネットワークに接続された “デバイス” へと 進化させる―。このような考えに基づく「住宅エ ネルギー管理システム(Hヘ ム スEMS:Home Energy Management System)」が、今、急速に広まっ ています。  HEMSの当初の目的は、家庭単位の省エネル ギー化でした。家庭内の電気機器の稼働状況を 電力会社に送信して発送電の最適稼働を可能にし たり、外出先からも家庭内の電気機器をリモートコ ントロールできるようにしたりするのが狙いでした。  現在では、住宅に取り付けた太陽光発電システ ムの買電/売電をコントロールできるHEMSも登 場しています。地域など、より大きな単位でエネル ギー消費をモニタリング/コントロールするシステム の開発も進められています。

IT

で栽培

!

私たちの生活を変える

IT

Guide 2

ガイド2 エネルギー 供給センター 太陽光発電 家庭用蓄電池 スマート メーター エアコン、冷蔵庫等を コントロール エネルギー消費量の 見える化 LED照明 水と肥料をコントロール 売電 買電 野菜工場 仮想試着

HEMS

clothing

home

7 6

(5)

自分で

ものを作れる

ことは 大きな強みです 社名:株式会社ぐるなび 本社所在地:東京都千代田区 設立:1989年 資本金:23億3400万円[2014年9月30日現在] 社員数:1432人(単体) 1753人(連結)[2014年3月31日現在] 株式会社ぐるなび 企画開発本部 開発統括室

か ね

ゆ いさん 2011年入社 ●出身地:神奈川県 ●出身校:慶應義塾大学環境情報学部 ●好きな言葉:やることやってから言う  自分の役割を果たした上で主張するようにしています

世の中の見え方が変わる

全国の飲食店を簡単に調べられるグルメ情報検

索サイトの開発に携わる金子結さん。ユーザーが

使いやすいWebサイトや店舗システムの開発に取

り組んでいます。入社4年目には開発統括室に配

属となり、業務改善を推進する立場に。視野を広

げるために勉強することはたくさんあると言います

が、その表情には充実感が溢れています。

るなびでは、目的、エリア、駅名、予算など希望条件から飲 食店を手軽にスピーディーに検索できる情報検索サイトを 提供しています。四季折々のイベントや歓送迎会、地域ごとにア クセスの状況は変わります。アクセス数は10億1000万PV/月 (2013年12月末現在)で、スマートフォンからのアクセスも急激 に増えています。  どうすればお客様に喜んでもらえる使いやすいサービスになるか をいつも考えながら、情報の配置やお店の推奨の仕方、デザイン や機能を開発しています。Webの技術は進化し続けており、新し い挑戦が可能になっています。  勉強は大変ですが、その分、他社にないサービスや機能を先駆 けて打ち出すチャンスもつかめます。自分で作ったものを身近なユー ザーに使ってもらい、自分の思い通りの反応が返ってきたときには、 がんばってよかったな、と思います。

学の研究では、コンピュータグラフィックスを用いたインタラクティブなアニ メーションの開発技法やデザインなどを学んできました。プログラミングは もともと好きで、小学生の頃から遊び感覚で、HTMLとJavaScriptを使ったごく 簡単なWebサイトを作っていました。プログラマーになりたいな、と自然に思うよ うになりましたが、入社前はプログラマーというと、一日中デスクにいて1人で黙々 と作業する印象がありました。しかし、実際は企画メンバーとミーティングをする ことも多く、明るい雰囲気で毎日仕事をしています。職場には、いつもいろいろな 相談に乗ってくれる憧れの女性の先輩もいます。私にとって1つの理想ですね。  自分の手で何かものを作れる、というのは生きていく上での強みになりますし、 自信を持つことにつながります。私もぐるなびなどのサービスを使っていますが、サー ビスやプロダクトを使う側からだけでなく、作る側の視点を持てるようになって、世 の中の見え方が大きく変わったことを感じています。  エンジニアとしては、ウェアラブルコンピュータと絡めた検索システムを開発でき たら面白いなと思っています。将来は、技術の分かるマネージャとしてビジネスに 貢献できるようになりたいです。

思い通りの反応を引き出す

技術の分かるマネージャになりたい

システム開発の面白さ

見える世界が変わる

Vol.

1

1

Episode エピソード

3

Episode エピソード

社 4 年目に開発統括室に配属になりました。ここでは開発部門全体に おける業務改善に取り組んでいます。具体的には開発におけるQCD (Quality・Cost・Delivery)を最適化するため、必要なツールの作成や業務 フローの見直しを行っています。  「新しいサービスをなるべく早くリリースするためにどうすればよいか」「優先度 の低いコストを削減するには」「品質を向上させたりするには」などの課題を解決 するために、関係者への説得材料となる提案書を作成する機会が増えました。 資料が社内プレゼンの成否を左右する上司の説得材料となるので気が抜けませ ん。マネジメント層と技術職では用意する資料や表現を変える必要もあります。  とはいえ、私に技術的な知識が足りなくて先輩の話についていけないもどかし さを感じることが多々あります。IT以外の財務やマーケティングなどの知識や話 法も求められます。休憩時間にはいろいろな部署の方と相談したり、先輩から誘 われた社外の勉強会に参加したりして、見識を広げるように日々努めています。

読む人によって資料の表現を変える

説得できる提案書を作成

2

Episode エピソード 8: 45 出社 9:00 朝礼。朝礼の司会を任される週もある 9:30 コードの開発、システムの実装業務、 ミーティングなど。同時に3~4つ の案件を並行して手がけている 12:00 昼食 13:00 実装、ミーティングなど 15: 00 関係部署やエンジニアへのヒアリン グを実施。業務改善に必要な技術 を洗い出して提案書を作成 20:00 退社 1日のスケジュール 開発では設計部門やインフラ部門とミー ティングする機会が多々あります。ま ずは相手の立場や要望をよく聞くこと。 そこから提案に反映するために、どのよ うな情報を探し、どのように表現するか。 こまめな日頃のコミュニケーションが実 務で生きます。 POINT ぐるなびのイメージ画面

Interview

インタビュー 9 8

(6)

学生時代にものづくりに

チャレンジ

しましょう! 社名:パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社 本社所在地:大阪府門真市 設立:2007年4月1日 資本金:1億円 社員数:434人[2014年12月1日現在] パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社 横浜開発センター 開発第二チーム

い ま が わ

川 綾

あ やさん 2013年入社 ●出身地:愛知県 ●出身校:静岡大学情報学部情報科学科 ●好きな言葉:何事も楽しむ  仕事や日常生活の中で、この言葉を意識して行動しています 月曜日 設計業務 火曜日 設計業務。プロジェクトミーティング 水曜日 設計業務。海外の協力会社から納 品されたコードのテスト。レビューに よって修正箇所を特定。インドのメ ンバーに英文メールで指示。時には 電話会議を行う 木曜日 コードの修正作業 金曜日 仕様書のレビュー。白熱した議論に なることも 土日 休み。横浜に遊びにいったりする 1週間のスケジュール

世界の技術者とコラボレーション

メーカー系のソフトウェア設計開発会社に勤め

る今川綾さん。入社2年目の現在、組込み系

システムの設計開発業務を手がける部署で、

次世代カーナビゲーションのオーディオ機能開

発に携わっています。学生時代から「ものが動

作する原理や仕組み」に興味があったという今

川さん。設計通りに動作したときの達成感が仕

事のやりがいだといいます。 

るため、燃費の状況をリアルタイムに示したり、DVDメディアを動車に搭載されるカーナビゲーションは快適なドライブを実現す 再生したりと多機能化を遂げています。当社では自動車メーカーからの 依頼によって、国内だけでなくアジア、欧米など、それぞれの市場ニーズ に合った製品を開発しています。  私は現在、次世代車載ナビに搭載する新機能の設計開発チームに所 属しています。その中で、音楽を再生するオーディオ機器周りのソフトウェ ア開発に携わってきました。開発プロジェクトの流れは大きく、先行調 査、社内への調査報告、それに基づく試作品の設計、実装、テストからな ります。私が最近、担当しているのは実装とテストです。開発チームから 納品されたプログラムコードが設計通りに実装されているか、動作するか をチェックしています。適切な実装がなされていないと意図したように動 いてくれません。発売スケジュールに間に合わせるため、不具合の原因を 特定し、関連する開発チームのメンバーを交えて対応策を講じます。  組込みソフトウェアはカーナビ以外にも家電製品など身の回りのあら ゆるところで使われており、家族との会話でも話題になります。「私たちが 開発したソフトがさまざまな製品に組込まれて動作しているんだ」という 思いが、仕事でがんばろうという励みになっています。

社して2年弱ですが、自分の知識が少ないことを実感する毎日です。ベテ ラン社員の方の意見を聞き、高速で安全に動作するコードの書き方などを 見習っています。  設計業務はここ横浜開発センターで行っていますが、実装は海外の協力会社と 連携する機会が多いですね。主にインドの協力会社メンバーとのメールやチャット、 電話会議は頻繁で、英語でのコミュニケーションが欠かせません。ただ、互いの 文化の違いもあり、なかなか自分の意図を的確に伝えられず、もどかしく思うこと がしばしばです。逆に、英語でのプレゼンのコツなど、海外のエンジニアから教え られることが多々あります。  IT技術者の活躍の場は、組込み系やネットワーク系などさまざまな分野があり ます。新しい技術が市場に絶えず出ているので、先行調査などを通じて最新の知 識を先輩に先駆けて習得するチャンスもあります。私のような若手社員にでも、ベ テラン担当者から「教えてほしい」と依頼されることもあり、そんなときは責任とや りがいを感じます。将来は、どんな製品を開発する部署に配属されても通用する 技術を身につけたエンジニアが私の憧れです。

Vol.

2

家族に誇れる仕事

グローバルな開発体制

暮らしを支える組込み機器

インドのメンバーと英語でコラボ

は子供の頃から機械や電子機器がどのように動いているのか、仕 組みや原理に対して非常に興味がありました。大学では1、2年 次にコンピュータを構成するハードウェアやソフトウェアの基礎を学びまし た。3年次にはグループで簡易CPUや(C言語の)コンパイラを試行錯 誤して制作しました。調整を何度も繰り返し、実装したソフトが想定通り に動いたときはうれしくて思わず「やったー!」と叫びました。  学生時代にはぜひものづくりにチャレンジしてみてほしいですね。ハン ダごてを握って簡単な電子工作をやったり、プログラミングをしたりして、 ものを動かす過程を体験すると視野が広がります。

簡易CPUを自作

学生時代に動くものを作ってみる

今川さんが開発に 携わっているカーナビ (写真は旧モデル)

Interview

インタビュー  組込みソフトウェアを搭載した組込みシステムに は、スマートフォン、エアコン、テレビ、自動車、電 車、飛行機、人工衛星のように小さいものから巨大 なものまで、とても多くの種類があって、現代の生 活の多くの場面に利用されています。組込みソフト ウェアとは、電気製品や制御機器に組込まれて特定 の機能を実現するために動作するソフトウェアです。  組込みシステムの機能はハードウェアとソフト ウェアの協調動作によって実現されるものですが、 昨今はソフトウェアの果たす役割の比重が増して きて、ソフトウェアがシステムの利便性や性能、 安全性を大きく左右するようになってきています。 組込みソフトウェアの責任がますます重くなって きましたが、組込みソフトウェア開発者にとって システムに自分のソフトウェアを組み込むことが、 あたかも自分がシステムに機能という命を吹き込 むかのように思えて、開発するシステムに愛着を 感じるものです。

組込み系システムとは

ネットで調べればいろいろな情報を簡 単に入手することはできます。ただ、知 識を表面的に理解したつもりになって いることがあります。何か自分の手で 「動くもの」を作ってみると、知識をより 深く理解することができます。仕組み が分かると電子機器や家電製品の見え 方も変わります。

1

Episode エピソード

3

Episode エピソード

2

Episode エピソード POINT 11 10

(7)

一緒に

IT

で世の中を 変えていきましょう 社名:ヤマト運輸株式会社 本社所在地:東京都中央区 設立:2005年3月(創業1919年11月) 資本金:500億円 社員数:15万6877人[2014年3月15日現在] ヤマト運輸株式会社 情報システム部情報システム課  係長

お く

や ま

さとしさん 2003年入社 ●出身地:三重県 ●出身校:九州大学工学部地球環境工学科 九州大学大学院総合理工学府 ●好きな言葉:人の一生は重荷を負うて遠き道を 行くがごとし  祖父に教わった徳川家康の言葉です。 8:00 出社。メールチェックとシステムリリー スの確認 8: 30 チームミーティングで、A 案件の進 捗状況を確認。B案件の打ち合わ せ資料作成や課題を確認 9:30 データセンターへ移動し、新しいシス テムのユーザーテスト 12 :00 社員食堂でチームメンバーと昼食 13:00 他部署や業者との打ち合わせ 18:00 企画書作成、メールチェック、翌日の タスクリストの作成 19:30 退社

IT

の活用で

物流の現場と経営をサポート

宅急便を中心とした小口貨物輸送サービス事業を展開するヤマト運輸で、基幹システム「NEKOシステム」

の企画立案や情報セキュリティの推進、社員が使うIT機器の開発や運用サポートなどを担当する奥山聡

さん。物流の世界を変えたいというのが入社の動機です。奥山さんの目標は世の中の人が皆、手ぶらで

生活できるようになることです。そのための第一歩として、ITのフル活用による業務の省力化・効率化、新

サービスの創出に取り組み、夢の実現に向けた歩みを進めています。

事のやり方を変える上で、ITはとても大きな力を発揮していると感じてい ます。ITなしには仕事も思うようにできず、その影響はとても大きく、効果 も実感しています。新しい商品を企画する際にもITとの連携が必須になりますの で、私たちに声がかかり、商品企画部門と一緒に取り組みます。そこで、ITから 考えるとこういう商品が可能という提案ができるので、大変面白いです。  またITの範囲が非常に広がっていて、物流ターミナルの設計・建設などでも ITが関係します。今まで、施設系はIT 担当が関わることはなかったのですが、 2013年に竣工した羽田のクロノゲートの建設では、施設担当と一緒に入退館 の仕組みなどを考えました。今後、融合はさらに進んでいくことでしょう。それに よって、担当領域は拡大していきますし、IT担当の役割はさらに重要になり、活 躍できる場が増えていきます。

マト運輸の社員は約16万人。全国で働くセールスドライバーは約6万人おり、取扱 店は約24万店になります。入社したときはその規模と人の多さに驚きました。会社 の規模が大きいため、基幹システム「NEKOシステム」を刷新する際の企画と切り替えは大 変ですが、とてもやりがいがある仕事です。2005年の第6次システムへの切り替えでは現 場への説明役でしたがとても苦労したので、2010年の第7次システムでは、いかにスムー ズに移行できるかを考えました。  第7次システムでは、地域の宅急便取扱店との精算に使用するICカードを非接触型のも のに変更しました。カードは数十万枚にも及ぶので、どうしたら確実に移行できるか、ミスの ない移行をするために、やり方を懸命に考えました。その結果、スムーズに移行できたときは 本当にうれしかったです。北海道から沖縄までの取扱店で、宅急便の精算がしやすくなった と思うと、とてもやりがいを感じます。  もう1つのやりがいは、仕事のやり方を1つ変えるだけで大変なコスト削減効果につなが ることです。例えば、セールスドライバーが持つ端末の操作時間を1秒減らすだけでも、6万 人のセールスドライバーがいますから、会社全体では6万秒となり、大変な効果があります。 ここまでインパクトのある仕事だとは、入社前には考えたこともありませんでした。

学時代は海洋工学を学び、コンテナターミナルでのトレーラーの待ち時間 を減らすためのシミュレーションを研究しました。そのとき、コンテナターミ ナルが社会の中で果たしている役割を知ったことから、物流が好きになりました。 当時、大学・大学院と6年間、ヤマト運輸の営業所(集配拠点)で荷物の積み込 みのアルバイトをしたこともあり、好きになった物流を自分の手で変えたいという思 いから、ヤマト運輸に入社しました。  そうした物流にかける思いもあり、夢は皆が手ぶらで生活できるようにすること です。どこに行くにも、荷物を簡単に預けて、簡単に取り出せるという世界が実現 できたら、私たちの生活はどんなに豊かになることでしょうか。そのためには、荷物 の出し入れを本当に簡単にしなければいけません。デジタルデータの活用も含め て、そのあたりの手間をどうしたら、なくしていけるかを考えていくつもりです。ITに 関する専門的な知識をさらに学んで、人々が手ぶらで出かけることができる社会 の実現という夢を現実のものにしていきたいと考えています。

仕事の変革に大きな力を発揮するIT

トラブルなくシステム移行を実現

夢は人々が手ぶらで出かけられる社会

他分野とも融合し活用範囲が広がる

現場のやりやすさを懸命に考える

ITの専門的な知識をさらに深める

Vol.

3

1日のスケジュール 各営業所にある送り状の発行などを行う端末 「ネコピット」もNEKOシステムの一部。この 端末にも奥山さんは関わっている ITは世の中に大きな影響を与えていて、 ITをうまく活用すれば、今までなかった 人々の生活をより豊かにする新しい商 品やサービスを考え出せます。それは 企業の枠を超えて、社会全体に大きな インパクトを与え、社会そのものを変 えていきます。その意味で、とてもやり がいのある分野です。

Interview

インタビュー

1

Episode エピソード

3

Episode エピソード

2

Episode エピソード POINT 13 12

(8)

ゲームで遊ぶときに、

作り手の意図

想像してみてください 社名:株式会社ミクシィ 本社所在地:東京都渋谷区 設立:1999年 資本金:70億3400万円[2014年3月31日現在] 社員数:366人(連結) 株式会社ミクシィ モンストスタジオ

こ め

け い

す けさん 2014年入社 ●出身地:奈良県 ●出身校:立命館大学情報理工学部情報システム学科 立命館大学大学院情報理工学研究科計算機科学コース ●好きな言葉:なんとかなる  壁にぶつかったときに思い出しています

IT

で人と人をつなぐ

人気ゲームの開発チームに所属する米田圭佑さん。1本のゲーム開発

の裏を支えるチームワークの大切さを実感しています。利用者の反響

がダイレクトに伝わってくるのが開発の醍醐味だと言います。将来はゲー

ムだけでなく、多くの人に喜んでもらえる新たなサービスを作りたいとい

う夢を持っています。

ーム開発では、利用者を飽きさせないアイデアを練るのが大変です。大事 なことは、作り手の思いだけでなく、どうすれば利用者に受け入れられるか を常に考えることです。私は子供の頃からゲームで遊ぶのが好きですが、学生時 代と違うのは「ここは工夫しているな」「どうやって動かしているのかな」など、作る 側と使う側の気持ちの両方の視点から、ゲームやサービスをより深く捉えるように なりました。  この仕事の魅力は、自分の手を動かすことでコンテンツを作る喜びを味わえると ころです。勉強すればするほど、自由にコンテンツを作れるようになります。学生 時代に経験したことがない分野の挑戦なので、今も毎日勉強が欠かせません。  壁にぶつかったときは1人で抱え込まず、早めに先輩や仲間にアドバイスをもら うようにしています。失敗を恐れてくよくよせず、「なんとかなる」と前向きに考えた ほうが不思議とうまくいくような気がします。  これからも、利用者がみんなでワイワイ楽しめるゲームや、多くの人に喜んでも らえる新しいサービス開発に携わりたいと思っています。

成長するインターネットに興味を持ち、大学は情報系の学科を選択し ました。大学院に進み、研究テーマに選んだのは「スマートフォン搭 載センサを用いたライフログセンシングとその解析」。スマートフォンにはGPS やWi-Fi、Bluetoothなど、各種デバイスが内蔵されています。それらから得 られる位置情報と、加速度計や気圧計のデータを組み合わせて、暮らしの中 で人がどのような動きをしているのか、データを使って可視化する試みでした。 仮説と検証を繰り返し、多くの発見や驚きを得ることができました。そうした 知見を例えば、ヘルスケアや生活に関わる新しいサービスに生かせるかもしれ ない。将来、一般向けのサービス開発を志望するきっかけになりました。

喜ばれる新たなサービスを作りたい

人の動きを可視化する

勉強すればするほど自由に

スマートフォンを活用した研究

Vol.

4

本でSNSの先駆けとなったmixiを運営するミクシィに就職し、今は エンジニアとして開発に携わっています。所属は、一緒にいる友達と 最大4人で同時にプレイできるアクションRPG「モンスターストライク(通称: モンスト)」を開発する部署です。利用者の数は2000万人(2014年時点) を超える人気ゲームで、台湾や韓国、北米、中国などにも事業展開してい ます。キャラクターの服装や背景画像などもその国々に合った文化に変える など、工夫しています。  友達からも「モンストで遊んでいるよ」とよく言われます。そうした声がダ イレクトに届き、製品開発に反映できるのが一般向けサービス開発の醍醐 味。たくさんの利用者がいることで期待を裏切れないという責任も感じます。  開発部は現在100 人ほど。企画やデザイン、コードの実装、テスト、リ リース、開発支援ツールの開発といったさまざまな担当からなります。私も エンジニアの立場から改善点を提案する場面もあります。画面に向かって 作業するばかりではなく、意見交換などを通じて一緒に作ることが多いです ね。「より面白くより楽しく」するためなら、新人でも提案ができる環境です。

約2000万人のユーザーに届ける

利用者の気持ちを想像して開発

一緒にいる友達と最大4人で同時に遊べる モンスターストライクのプレイ画面 10:00 業務開始 10: 30 チーム朝会           チームメンバーのその日の業務を確 認し、情報共有を図る 13:00 昼食        チームメンバーや同期と昼食 14: 00 マッチング仕様ミーティング    企画内容や仕様について、エンジニ ア・ディレクターの区別なくプロジェ クトチーム全員で議論していく 17: 00 プロジェクト改善ミーティング   業務の進め方やリリースしたサービ スの内容についてさらなるブラッシュ アップを図る 21: 00 帰宅。技術スキルを磨いたり、チー ムメンバーと飲みに行ったりする 1日のスケジュール ゲーム開発においては、飽きさせない 機能やゲーム内容のバージョンアップ が欠かせません。どうしたら「より面 白くより楽しく」できるかをチームのみ んなで考え抜きます。作る側と使う側、 両方の視点を持つことが大切です。

Interview

インタビュー

1

Episode エピソード

3

Episode エピソード

2

Episode エピソード POINT 15 14

(9)

ものづくりの道

共に歩みましょう! 社名:SCSK株式会社 本社所在地:東京都江東区 設立:1969年10月 資本金:211億5200万円 社員数:1万1689人(連結)[2014年3月31日現在] SCSK株式会社 金融システム事業部門 金融システム第三事業本部  証券システム第一部 開発第三課

た ん

さん 2012年入社 ●出身地:宮城県 ●出身校:筑波大学情報学類(当時) 筑波大学大学院コンピュータサイエンス専攻 (実践的ソフトウェア開発専修プログラム受講) ●好きな言葉:為せば成る 為さねば成らぬ何事も  まず自分で動かなければ、何もできません。

社会に役立つものづくりは楽しい

ビジネスに求められるすべてのITサービスを提供するSCSKで、インターネット証券取引システム構築プロジェクトの

Web画面の設計、プログラミング、テスト、成果物のレビューを担当する丹波真奈さん。自分が構築に関わったシステ

ムをたくさんの人が使っていることが何よりうれしいという丹波さんの目標は、技術面で頼りにされる第一人者になること。

よいシステムを作るために、コミュニケーションスキルも磨いています。

学生のときにインターネットにはまり、HTMLでWebサイトを作ることに興味を持って、詳しく 知りたいと情報系の学部に進みました。大学ではC言語のプログラミングから学びましたが、も のづくりの側面がとても楽しく、面白いことに気づきました。本格的にものづくりをやってみたいと思う ようになり、システム開発を学ぶことにしました。  大学院(高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラムコース)では、近くにあ る美容院の予約システムの提案から導入までを4人のプロジェクトチームで1年間かけて行いました。 開発中も、人に役立つものを作れるという満足感がありましたし、最後に引き渡したとき、美容院の方 に「ありがとう」と喜んでもらえたのがとてもうれしく、システム開発の道に進もうと強く思いました。  現在はインターネット証券取引システムの開発を担当していますが、たくさんの人が使っているシス テムを開発していることに、とてもやりがいを感じています。担当しているWeb画面は公開されている ので、自分が修正・変更した部分も分かり、とてもうれしいです。

学で、C言語やJavaなどさまざまなプログラミング言語を学びました。そ のおかげで、会社で仕事をしていて、「C言語ができるなら、この案件に携 わってみないか」と誘われ、プロジェクトに参画したことがあります。C言語を学ん だことがなければオファーはこなかったと思います。大学で勉強しておくと、多くの チャンスを引き寄せることができます。  今、一番大変なのはチームメンバーとのコミュニケーションです。メンバーが別 フロアーだったりすることもあり、その場合はメールや電話でやりとりをします。特 に文章での意思疎通はとても難しいと感じていて、要望に対して全く異なる形になっ て返ってくることがあります。Webサイトのレビュー担当になって、コミュニケーショ ンの大切さがよく分かるようになりました。メール文面やレビュー用の記録表だけ ではなく、直接会って、直す部分をきちんと伝えるようにしています。  案件によっては拠点が違うこともあり、直接メンバーと会うことができません。 そこで、どうしたら文面で分かりやすく伝えることができるのか、いろいろと試行錯 誤しています。自分が書いた文章を見直して、分かりづらいところをチェックしたり、 他の人に見てもらったりしています。分かりやすい文章を書くことを心がけることで、 だんだんコミュニケーションがスムーズになってきたという手応えを感じています。

多くの人が使うシステムを開発

分かりやすいコミュニケーションが大切

「ありがとう」の一言が道を決めた

言語習得がチャンスの拡大に直結

Vol.

5

生の頃、IT業界は残業が多くて、毎日終電まで働いているというイメージが ありました。残業を覚悟して入社したのですが、実際に働いてみると、全く 違いました。定時の5時半で退社する日も多いですし、遅くても6時か7時には仕 事を終えて帰ります。会社も残業を減らす施策を実施していますし、どうしたら効 率よくできるかをみんなで考えながら、仕事をしています。  残業せずに仕事ができているのは、プログラミングを学んだ経験から、1つの作 業にどのくらい時間がかかるのか、予測できるからです。通常は、開発業務に携わ る中で感覚を培っていくものですが、私はあらかじめ知識があったので、それがアド バンテージになっています。急な仕事がくることもありますが、それが自分のキャパ シティーを超える場合、上司に相談して、できる部分をはっきりさせて、できないと ころは他のメンバーに頼みます。そうしたやり方で、無理な仕事をしなくて済むため、 残業が増えることはありません。

作業時間の予測が残業を減らします

効率性をみんなで考える

9: 00 出社 メールチェックと今日の仕事を決 め、スケジュールを考える 9: 30 要件定義などの作業 11: 30 持ってきたお弁当か、外食で昼食 12: 30 プロジェクトメンバーとの打ち合 わせ 13: 30 メンバーから上がってきた成果物の レビュー 17: 30 定時で終わるときは退社 18: 00    〜 時には残業(週に3回くらい) 19: 00  1日のスケジュール プログラミングは1人でもできますが、 IT技術者として働いていると、大きなシ ステムから小さなシステムまで社会に 役立つシステム作りに携わることがで きます。たくさんの人に喜んでもらえま すし、大きな達成感も得ることができ ます。良いシステムを作るためには、技 術力とコミュニケーション力が欠かせ ません。

Interview

インタビュー

1

Episode エピソード

3

Episode エピソード

2

Episode エピソード POINT 17 16

(10)

コミュニケーションスキル

大切です 社名:株式会社リクルートテクノロジーズ 本社所在地:東京都千代田区 設立:2012年10月1日 資本金:1億円 社員数:321人[2014年11月1日現在] 株式会社リクルートテクノロジーズ ITソリューション統括部 ビッグデータ部 ビッグデータ2グループ

み ず

え い

さん 2002年入社 ●出身地:愛知県 ●出身校:お茶の水女子大学理学部情報科学科 お茶の水女子大学大学院数理・情報科学専攻 ●好きな言葉:一期一会 10: 00 出社してメールチェック 11: 00 チーム会(案件確認会) 現在実装/分析中の案件の進捗・ 課題の確認、打ち合わせの準備 12 : 00 同僚と丸の内でランチ 13: 00 事業会社との打ち合わせ 15: 00 グループ会 16: 00 ビッグデータ案件共有会 チームリーダーが出席し、各チーム の課題を中心に、共有/相談できる 場。事業ニーズに応えるためのアプ ローチを組織全体で考えます 18: 00 帰宅。小学2年生の息子の帰宅を 確認し、年長の娘の保育園送迎

データ分析で

ビジネスに貢献

人材/生活情報を提供するリクルートグループで、各グルー

プ会社にデータ分析サービスを提供している清水英子さん。

総合職として入社後、Webサイト開発を経てビッグデータ

を扱うデータサイエンティストになりました。目標は、

「人々

の生活を豊かにするビジネスにITで貢献する」こと。仕事と

子育てを両立させつつ、自己研さんも続けています。

閲覧履歴に基づいて レコメンド内容が変化していく

身学科は数理・情報科学ですが、ストレートにデータサイエンティス トになったのではありません。  入社後に配属されたのは学生向けの就職情報 Webサイトの大規模開 発プロジェクトでした。学生時代に経験があったプログラミングだけでなく、 システム開発のマネジメントまで、さまざまな職務を経験しました。商用サ イトの開発には、プログラミングだけでなく、多くの人々による多様なプロセ スが関わるからです。  その後、インターネットマーケティング室(当時)がチャレンジポストを社 内公募していることを知り、「ネットを取り巻く仕事なので今の仕事と共通 点はあるはず」と手を挙げました。新しい部署ではWebアクセス解析ツー ルを全社150のWebサイトに導入し、リクルートグループのビジネスのデー タ分析環境の礎を築きました。現在は、そのログデータをはじめ、さまざま なデータを用いて、リクルートグループのビジネスをデータ分析で伸ばすこ とを任務としています。

学が科学の基本的ツールであるのと同じように、ITはビジネスを伸ばして いくためのツールの1つであると私は考えています。重要なことは、ゴール に対してどう到達するか、ビジネスにどう貢献するかです。  そういった意味ではITはとても役に立つツールです。ITの進化には目覚ましい ものがありますから、スキルを磨くことにも積極的に取り組んでいます。例えば、 2014年は、応用情報技術者試験と統計検定の2つの資格を取得しました。求 められる役割やビジネスに必要な技術は、時とともに変わっていくことと思います。 ですから、日々アンテナを働かせてこれからどのような知識が必要になるかを察知し、 勘も働かせながら、明日に向けた勉強をしていきたいと思います。  最近は、職場の理解や制度整備が進み、結婚・子育てと仕事をうまく両立させ る女性が増えてきました。生活の中から仕事のヒントが生まれることもあります。 とはいえ、ベースとなる能力を磨くことは欠かせません。学生のうちに能力を高め ておくことが、成功するための鍵だと私は考えています。

社内公募でチャンスをつかむ

学生のうちに能力を磨こう

キャリアにはさまざまな道がある

最終目標はビジネスへの貢献

Vol.

6

1日のスケジュール

在所属しているビッグデータグループには、基盤/分析/開発の3チームが あります。  私はその中の開発チームでリーダーを務めています。人材総合サービスを扱う リクルートジョブズ向けに、Webサイトを訪問する人の属性に合った “お勧め情報” を提供するレコメンドシステムを提供しています。日々の仕事は、協力会社を含む 開発チームのマネジメントをしたり、グループ会社からニーズを聞き出して基盤や 分析のチームと技術面での検討をしたりといった毎日。入社直後に経験した大規 模開発プロジェクトでのマネジメント経験が役立っています。  最近開発したものの中では、お勧めの内容がリアルタイムに変化していくレコメ ンド機能が好評です。これは2012 年にアイルランドのダブリンで開かれたThe ACM Conference Series on Recommender Systems(RecSys)とい う海外の学会で知ったアルゴリズムを参考に作ったものです。ユーザーがWebサ イトをクリックすると、リアルタイムでレコメンドが変わっていく仕組みです。これを 適用したPC向けWebサイトでは、応募者の約10人に1人がレコメンド経由で応 募したという大きな成果が上がりました。

最新技術を生かしたレコメンドシステム

海外の学会にも参加

データサイエンティストには、ユーザー から目的を聞き出したり、分析結果を 分かりやすく説明したりといった役割 が求められます。そこで重要になるの が、コミュニケーションのスキル。この スキルを磨くためには、新しい経験にど んどんチャレンジしてみてください。そ こに気づきが生まれます。私は今、バイ クの免許取得に挑戦中です!

Interview

インタビュー

1

Episode エピソード

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Episode エピソード

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Episode エピソード POINT 19 18

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プログラミング

で世界を広げ、 豊かな仕事をしましょう! 社名:ウォーターセル株式会社 本社所在地:新潟県新潟市 資本金:3000万円 社員数:23人[2014年2月3日現在] ウォーターセル株式会社 代表取締役

な が

ひ ろ

と もさん 2010年10月 個人事業として スタート、 2011年7月法人化 ●出身地:新潟県 ●出身校:新潟大学工学部情報工学科 新潟大学大学院自然科学研究科博士課程 ●好きな言葉:温故知新 *2008年度未踏スーパークリエータ認定

プログラミングは

世界を広げる道具

ウォーターセルは新潟県にあるベンチャー

企業です。大学院まで新潟で過ごしてき

た代表取締役の長井啓友さんは、米どこ

ろの新潟で農業のIT化に取り組もうと、ク

ラウド型の農業支援サービス「アグリノー

ト」を開発しました。農家の声を聞いて開

発されたアグリノートのユーザーは、北海

道から沖縄まで広がっています。

学5年生の頃、友人の家にあったノートPCを使って、BASIC言語で遊んでいるうちに自然と工学系に進みたいと思うようになりました。そ して中学2~3年生のときに、Windows95の大々的な発表を目の当たりに して、ソフトウェア事業に興味を持ち、起業したいと考えるようになりました。  その後、大学院博士課程のときに友人のベンチャー企業でアルバイトを して、ベンチャーの雰囲気をつかみました。30歳で「やるしかない」とウォー ターセルを設立しました。初めは県の起業支援を受け、水田管理に困って いる稲作農家を紹介してもらいました。農家の方から直接話を聞いてみると、 農業ではITがほとんど使われておらず、ITによる田畑管理・生産管理の必 要性を実感しました。加えて、ちょうどスマートフォンやタブレットが出た頃で、 これらにはGPS機能が付き、写真も撮れるので、田んぼで地図を見ながら 使えます。こうした時代の流れもあって、「これなら事業化できるだろう」と 直感的に思い、クラウド型の農業支援サービス「アグリノート」の開発に踏 み出しました。

ォーターセルは新潟市に本社を置いて活動しています。情報工学を学 んでも、東京でないと力を発揮できる仕事がないと考えている人がいる かもしれません。しかし、そんなことはありません。情報工学が役立つ、東京に はない分野が地方にはたくさんあります。  例えばウォーターセルが取り組んでいる農業分野のIT化は東京では困難で す。新潟では、本社から車で10分も走れば、ユーザーである農家に行けます。 昼間は本社で仕事をして、夕方に農家を訪ね、そこで農家が困っていることや 意見を聞きます。  新潟だけでなく、地域にはさまざまな特性があります。例えばメガネフレーム の世界的な産地である福井県の鯖江市では、ウェアラブル端末と結びつけた 事業を育成しようという動きがあります。漁業や林業ではまだITがあまり使わ れていないので、IT活用の大きな余地があります。地域に目をこらして、その特 性をつかむことが、その地域独自のITを生かしたビジネスの出発点になるよう に思います。

報工学で学んだことはあらゆる分野で生かすことができます。私は農業分 野に取り組んでいますが、金融、保険、機械、医療など、ここまで応用が利 く学問領域も少ないと思います。昔は「読み、書き、そろばん」といわれていました が、今は「読み、書き、プログラミング」です。プログラミングのスキルがあるだけで、 世の中に対する見方が変わり、異なった視点で物事に接することができます。  私は稲作農家の方の話を聞き、そのニーズをすぐにプログラミングで形にしてク ラウドで使えるようにしました。そして、作ったものを持っていって農家の方に少し 使ってもらいました。そうすると、良い部分、駄目な部分に関する反応がすぐに返っ てきました。その意見に基づいて、さらに修正を加えていくことで、サービスの完成 度を早く高めていくことができました。これはプログラミングを知らないとできませ ん。プログラミングを知っていればニーズにすばやく応えることができますし、生の 声を基にしたマーケティングも可能になります。その意味で、プログラミングが基 盤になって、事業を発展させることができています。これはプログラミングを知って いる人の大きな優位点だと思います。

IT化が進んでいない農業に着目

地方の特性をつかむことが起業の出発点

プログラミングがビジネスを加速させる

10代から目標だったITでの起業

地方ほど多いIT化の余地

情報工学を生かせる分野は多様

Vol.

7

スマートフォンで見たアグリノートの画面。 PC、タブレット、スマートフォンから手軽に入 力・閲覧できる 9: 00 社員と朝礼 1日のスケジュール確認 9: 30 メールチェック 10: 00 社内のメンバーとミーティング 12 : 00 昼食 13: 30 提携企業とミーティング     アグリノートは、農業分野のIT化に 取り組む大手企業からも注目され ており、共同開発や提携が進行中 15: 00 別のミーティング 18: 00 ユーザーである農家に向かう   到着後、お酒を飲みながら打ち合 わせ。話が弾み、帰宅は夜中にな ることが多い 1日のスケジュール プログラミングはプログラミング言語 と後に「言語」が付くように、日本語や 英語と同じような言語です。機械と対 話するためにあるわけで、そのための言 葉を知っていると、世界が広がります。 例えば楽器も1つの言語だといわれて いて、楽器を弾けると趣味が広がり、生 活が豊かになります。プログラミング ができると、仕事が豊かになり、世界が 広がっていくのです。

Interview

インタビュー

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Episode エピソード

3

Episode エピソード

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Episode エピソード POINT 21 20

(12)

Guidelines for the Future 明日をつくる

IT

技術者

基本情報技術者試験

プログラミング、コンピュータサイエンス、 情報セキュリティ、ネットワーク、Web 技術などITに関する基礎的・共通的な知 識・スキルを認定

ヒューマンスキル

IT

スキルの全体像

ベースとなる多様な基礎スキルと人間的行動力を身に付け、誰にも負けない得意分野を見つけよう! 国家試験を通して自らのプロフェッショナルの力を確認することも有効です。 得意分野を伸ばす「場」が用意されています。 チャレンジすることから未来が始まります。

IT

パスポート

試験

全ての社会人・学生に とって必要なITに関する 基礎知識を認定。 情報セキュリティや財務、 法務など幅広い分野での 「IT力」を身に付けること ができます。

ITの利活用によって新たな事業やサービスを創出する時代になっています。

時代をリードするIT 技術者には、その先の社会へ向かって自らキャリアを形

成することが必要です。レールの敷かれた直線的なコースが用意されてい

るわけではなく、多様なスキルの習得と発揮へ向けて、自律的に選択しなが

ら道を拓くことが求められます。

応用情報技術者試験

高度情報処理技術者試験

ITの各分野において即戦力として 活躍できる実践的な知識・スキルを認定 プロとして活躍できる 高度な知識・スキルを認定 コミュニケーション力 他者との意思疎通を 効果的に行うことが できる能力 ITストラテジスト 経営とITを結びつける 戦略家 システムアーキテクト 業務とITの グランドデザイナー プロジェクトマネージャ ITプロジェクトの 成功請負人 ネットワーク スペシャリスト ネットワーク社会を担う 花形エンジニア データベース スペシャリスト いつの時代も求められる データ指向の担い手 エンベデッドシステム スペシャリスト 組込みシステムの 腕利きエンジニア 情報セキュリティ スペシャリスト ITの安全・安心を支える セキュリティの番人 ITサービスマネージャ 情報システムの安定稼働を 約束する仕事人 公式キャラクター 上峰 亜衣 システム監査技術者 独立した立場で ITを監査するご意見番 問題発見・解決力 課題を自ら考え抜き 明確化して、 解決策を実行できる能力 知識獲得力 継続的に学習を続け、 学んだことの実践から さらに自己成長する能力 組織的行動能力 他と協調しながら、 チームとして成果を 出すことに貢献できる能力 自己実現力 自分が大切にする価値観を 認識して、ありたい姿を目指 して実践する主体的行動力 多様性の理解 異なる価値観・文化・ 専門領域などを 理解・受容する能力

IT

技術者のスキルアップ

Guide 3

ガイド3 セキュリティ・キャンプ

いトップレベルの情報セキュリ ティ人材の育成を目指した5 日間の合宿研修。  全国から選抜された22歳以下の 若者を対象に、第一線の講師による セミナーやグループワーク、セキュリ ティ技術を競うCTF等を実施。  また、各地で2日間程度の地方 大会も開催。

I

T

を活用して世の中を変えてい くような、天才的なクリエータ を発掘し、育てる事業。  アイデアを広く募り、それを実 現するためのプロジェクトを支援。 経験豊富なプロジェクトマネー ジャがマンツーマンで直接指導し、 合宿やミーティングなどを通して、 約9カ月間にわたり育成。 未踏人材発掘・育成

スキルアップへの目安となる情報処理技術者試験の体系

IPAの取り組み

突出した若い

IT

人材を育てる ワンランク 上の

IT

技術者 ソフトウェア技術 データベース技術 ハードウェア技術 Webシステム技術 プラットフォーム技術 ネットワーク技術 システム(基礎、構築、利用) ITサービスマネジメント業務管理技術 ITサービスオペレーション技術 システム保守・運用・評価 障害修理技術 施工実務技術 ファシリティ設計技術 サポートセンター基盤技術 保守・運用 非機能要件(可用性、性能・拡張性) セキュリティ技術(基礎、構築、利用) 非機能要件 システムアーキテクティング技術 システム開発管理技術 開発 システム企画立案手法 セールス事務管理手法 要求分析手法非機能要件設計手法 企画分野 市場機会の評価と選定 マーケティング 製品・サービス戦略 販売戦略 製品・サービス開発戦略 システム戦略立案手法 コンサルティング手法 業務動向把握手法 戦略分野 アーキテクチャ設計手法 ソフトウェアエンジニアリング手法 カスタマーサービス手法 業務パッケージ活用手法 データマイニング手法 見積り手法プロジェクトマネジメント手法 実装分野 組込み技術(基礎、構築、利用) ディジタル技術 ヒューマンインターフェース技術 マルチメディア技術 グラフィック技術 計測・制御技術 組込み・計測・制御 IT基礎 ナレッジマネジメント技術 共通技術 利活用分野 サービスマネジメント サービスの設計・移行 サービスマネジメントプロセスサービスの運用 支援活動分野 品質マネジメント手法 リスクマネジメント手法 ITガバナンス資産管理手法 ファシリティマネジメント手法事業継続計画 システム監査手法標準化・再利用手法 人材育成・教育・研修

メソドロジ

テクノロジ

(技術) (方法論) CHECK!

IT

プロフェッショナル

IT

社会の パスポート

IT

技術者の 登竜門 P.

25

未踏人材の 作品を紹介 「i コンピテンシ ディクショナリ」を参考に作成 i コンピテンシ ディクショナリの詳細: http://www.ipa.go.jp/jinzai/hrd/i_competency_dictionary/index.html を参照 ITパスポート試験、情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき 経済産業省が、情報処理技術者としての「知識、技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。 23 22

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Guidelines for the Future 明日をつくる

IT

技術者 アイデア 新しいヒント・着想 人の理解・共感を得る ワークショップ 仮説をもって観察する フィールドワーク 試行版を作る プロトタイプ 市場に提供・評価・検証 デリバリー こんなものがあったら 面白いな! という思い

明日の価値をつくる

IT

技術者

Guide 4

ガイド4

IT技術者は、技術的なスキルを高めるだけでは活躍の場が広がりません。身の周り

で不便なことを解消したり、もっと利用者が快適になる工夫を考えたり、新しい価値

を発見していくことが求められます。さまざまなスキルを活用して、その新しい価値

をビジネスへと発展させ、世の中の人々に広く利用してもらうのです。多くのビジネ

スパーソンが価値発見からビジネス展開までのサイクルを繰り返すことで、世の中は

よりよく変わっていきます。

ジネスが世の中に広まっていくには段階があります。 あるビジネスが新しい価値を提供するものとして登場 しても、市場に受け入れられなければ、それらはいずれ消え ていきます。市場での需要が増加し、世の中に広まってはじ めて、収益が上がる事業としてビジネスは成立するのです。  成功したビジネスも、ずっと収益を上げ続けられるわけで はありません。ビジネスのライフサイクルには、黎明期、成 長・成熟期、衰退期があります。新しい価値が市場に受け 入れられ、世の中に広まっていくと、その価値が社会にとっ て当たり前になる時期を迎えます。そのままではビジネスは 衰退していきます。再びビジネスを発展させるためには、こ れまで見いだせなかった新しい価値を発見し、新たなライフ サイクルをつくっていかなければなりません。 収益が上がる事業になるまでは、いくつかのステップがあります。 最近では、発展していくスピードが速くなっています。 常に右肩上がりのビジネスはありま せん。黎明期から成長・成熟期に発 展したとしても、いずれ衰退期を迎え ます。新しい価値を発見することが、 次のライフサイクルを生むために不 可欠なのです。 卓越した能力を持つクリエータが さまざまな分野で創造的な仕事をしています。

なぜ新しい価値を発見する必要があるのでしょうか

アイデアを価値に結びつける行動とは

新しい価値を提供するものとして登場 市場での需要が増加 世の中に広く浸透 収益が上がる事業として成立 次の ライフサイクル ビ ジ ネ ス の 発 展 新しい価値をビジネスにして、 世の中に広めていきます。 知る人ぞ知るという段階です。 黎明期 市場の需要が高まって、 急激にビジネスが 伸びていく段階です。 成長・成熟期 世の中に広く普及し、 そのビジネスがあることが 当たり前になった段階です。 衰退期 時間 スマートフォン ガラケー 例 成長期 成熟期 新しい価値を つくらなければ、 どんどん 衰退していく

ビジネスの発展の仕方

ビジネスのライフサイクル

新しい価値を見いだす方法論(例)

新しい価値を生んだ実例

超音波を使ってシャボン玉の膜に映像を映す「コロイドディスプレイ」 プログラムできて自律飛行可能な小型ドローン「Phenox(フェノクス)」 ロボットに乗る夢をかなえる動作拡大型スーツ「スケルトニクス」 強い思いが 新しい価値を生む

夢を

実現したい!

未踏人材の 作品例 25 24

参照

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