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1 業務名 鎌倉市観光総合ホームページ構築業務 2 目的鎌倉市 ( 以下 市 という ) では 観光ホームページ かまくら観光 を運営し 観光情報の発信に努めている 一方で 公益社団法人鎌倉市観光協会 ( 以下 協会 という ) は本市とは別に観光ホームページ 鎌倉 info を運営しており 観光に

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鎌倉市観光総合ホームページ構築業務委託仕様書

平成 30 年8月 17 日

鎌倉市 市民生活部 観光課

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1 1 業務名 鎌倉市観光総合ホームページ構築業務 2 目的 鎌倉市(以下、「市」という。)では、観光ホームページ「かまくら観光」を運営し、 観光情報の発信に努めている。一方で、公益社団法人鎌倉市観光協会(以下、「協会」と いう。)は本市とは別に観光ホームページ「鎌倉info」を運営しており、観光に関する情 報を総合的に発信するホームページが併存しており、情報発信ルートが2つに分かれて いる状況である。また、どちらのホームページも、現在のデザインに改修してからしば らく時間が経過しており、そのページデザインは強力な情報発信や観光客ニーズを満た す情報検索ができるようなデザインとはいえない状況である。 本業務では、この状況を改善し、情報発信力の強化を図るため、本市が運営する「か まくら観光」と協会が運営する「鎌倉info」双方のコンテンツを活用して、現在2つに 分かれている観光ホームページを統合し、新たな「鎌倉市観光総合ホームページ」(以下、 「総合ホームページ」という。)の構築を行う。 なお、構築にあたっては、利用者にとって観光情報が調べやすく、使いやすいことに 加え、更新を行う職員にとっても容易に運用ができるよう、コンテンツ・マネジメント・ システム(以下、「CMS」という。)を導入すること。また、市の抱える観光問題である「特 定地域・季節・時間帯への観光客の集中」の改善を図るための鎌倉の新しいブランディ ングや、観光客が楽しみながら学べる観光マナーなどを国内外へ発信していくにあたり、 今回構築するホームページが大きな情報源となるため、動画や写真などを前面に押し出 した、インパクトのあるページデザインを心がけること。 3 業務概要 現在、市が運営するかまくら観光公式サイト「かまくら観光」 (https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kamakura-kankou/)(日本語)と、協会が運 営する鎌倉観光公式ポータルサイト「鎌倉 INFO」(http://www.kamakura-info.jp/)(日 本語版)を統合し、リニューアルを図るものである。 なお、「かまくら観光」の英語、中文簡体字、中文繁体字、韓国語、スペイン語、フラ ンス語の多言語サイトである「VISIT KAMAKURA」 (https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/visitkamakura/)及び、「鎌倉 INFO」の英語 ページ(http://en.kamakura-info.jp/)の統合は今回の業務に含めないものとするが、 今回の事業費内でコンテンツの移行、活用ができる場合、提案を行うことは差し支えな い。また、当該ページに対しては最低限、構築する観光総合ホームページからのリンク 対応を行うこと。 なお、主なターゲットは日本人観光客を考えているが、現在の観光を取り巻く状況を 勘案して提案者がターゲットを定めて提案を行うこと。また、今回の業務には含まない が、今後、欧米豪圏へ向けてプロモーションを展開していくことが想定されるため、使 用する写真やページデザインにはそのような視点にも配慮して取り組むこと。

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2 4 観光総合ホームページに期待すること 今回構築する観光総合ホームページに期待することは次のとおりである。 (1)市の観光施策を効果的にアピールし、強い情報発信力を持つホームページであるこ と。特に、現在主流となりつつあるスマートフォンでのページ閲覧について、優れた デザインによる情報発信力を発揮すること。 (2)単なる情報発信にとどまらず、今後行う鎌倉の新たなブランディングに寄与し、ま た将来的に機能的にも運用的にも拡張性の高いホームページであること。 (3)分かりやすく、誰もが楽しむことができる鎌倉の魅力を発信するコンテンツの充実 を図り、閲覧者が質・量ともに満足できるホームページであること。 (4)コンテンツのカテゴリを細分化し、神社、寺、文化施設といった観光施設の属性や、 食事処、土産物屋、宿泊施設といった店舗の属性などから、利用者が容易に必要な情 報を取得できること。 (5)官公署のサイトとして十分なユーザビリティやアクセシビリティを確保し続けるこ とができるよう、これらに係るチェック機能を確保すること。 (6)ページ作成についての専門知識、技術を持たない職員でも、ワープロ感覚で編集が 可能な CMS の導入と運用ガイドラインの整備を行うこと。 (7)使用開始後にバージョンアップ等による機能向上やサイトの構成変更等を柔軟に行 えると共に、将来的なシステムの拡張性を考慮すること。また、データのバックアッ プ、セキュリティ対策等の定期的な保守を実施すると共に、機能向上のための対応を できる限り行うこと。 5 業務の範囲 本業務では、上記の課題等を解消することを目的に、CMS の導入・構築、サイト構成の 検討やデザイン作成、職員の操作研修、総合的なコンサルティングといったシステム更 新にかかる全般的な作業を行う。項目は以下のとおりである。 (1)「かまくら観光」、「鎌倉 INFO」を統合した観光総合ホームページの構築 (2)ホームページ構築に係るドメイン及び SSL 証明書取得等諸手続き (3)現行サイトの分析及び課題抽出 (4)観光総合ホームページの構成設計 (5)既存コンテンツの見直し・データ移行及び新規コンテンツの作成 (6)CMS の導入及び構築 (7)トップページ、メニューページ等のデザイン及びテンプレートの設計・制作 (8)操作マニュアル、運用マニュアルの作成 (9)業務全体のコンサルティング及び導入に関わる各種支援 (10)その他、運用及び観光情報発信業務にかかわる独自の提案 6 契約期間・スケジュール等 (1)ホームページリニューアルに係る導入業務の委託契約期間 契約締結日から平成 31 年3月 31 日(日)まで

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3 (2)新サイト公開日 公開予定日は平成 31 年3月 27 日(水)とする。時間は協議の上決定する。 (3)構築スケジュール 契約締結後速やかに構築までのスケジュール案を提出すること。スケジュール案の 作成に当たっては、職員のシステムへの習熟にかかる期間を考慮し、最適な方法を提 案すること。詳細は、市と受託者が別途協議し決定する。ただし、公開予定日に合わ せたスケジュール管理を行うこと。 7 コンテンツの作成方法 (1)作成コンテンツ及び移行件数 本業務における作成コンテンツ及びその作成のための統合元コンテンツは、受託後、 市、協会と受託者との協議にて決定するものとする。ただし、以下のものは必ず統合 対象とすること。また、市職員、協会、あるいは一部コンテンツは協会会員が容易に ページ作成、更新ができるようにすること。既存コンテンツの提供は、市、協会から 行うものとし、本業務完了後も新たなコンテンツが追加できるよう配慮すること。 なお、本業務においては原則として現行コンテンツの移行を必須とするが、それを 超えて、現行サイトの課題やリニューアルの基本理念・基本方針等を勘案し、マーケ ティングデータなど観光ノウハウに基づく客観的視点から、新たなコンテンツの作成 を提案することは差し支えない。 また、各ページのデザインは一貫性のあるデザインとすることとし、サイト共通部 分のデザイン修正が、全体に反映できること。各ページには、タイトル情報、グロー バルナビゲーション、ローカルナビゲーション(階層リンク)、パンくずリスト、ペー ジ担当者の連絡先等を必ず配置できること。 ア トップページ 新規にデザインを作成する。ページトップには鎌倉市のイメージを伝える画像又 は動画等を大きく使用することとし、観光客が必要とする情報へのアクセスが容易 に行えるように配慮すること。また、次の機能をページ内に設けること。 (ア)イベントカレンダー 施設情報、店舗情報に登録するイベント情報の他、別途個別に入力するイベン ト情報と連動し、その日に行われているイベントが表示されること。閲覧日時点 で指定日時に設定したイベントがカレンダー表示され、日付を指定することで他 の日のイベントも確認できること。また、イベントについてカテゴリ毎の表示等、 フィルタリングを行えること。 (イ)twitter、facebook 等 SNS の表示 市観光課 twitter(@kamakura_kankou)、協会 twitter(@kamakura_ kyokai)など、市が指定する SNS アカウントの情報表示をすること。また、今後 新たな SNS を展開することも考え、拡張の余地を担保すること。 イ 地域の概要紹介 ハイキングコース、モデルコース 19 件

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4 鎌倉幕府、禅文化、鎌倉文士等を中心として、鎌倉の歴史、成り立ちや地形の特 徴などについて説明する。説明文については既存コンテンツの流用を基本とする。 ウ 鎌倉体験 30 件 鎌倉体験については既存コンテンツの流用を基本とする。また、今回の構築では 実施しないが、将来的には体験予約を可能とするコンテンツ作りに配慮すること。 エ 宿泊 27 件 宿泊施設については既存コンテンツの流用を基本とする。また、今回の構築では 実施しないが、将来的には宿泊予約を可能とするコンテンツ作りを配慮すること。 オ 観光スポット 150 件~200 件 スポットについては既存コンテンツの流用を基本とする。スポットの基本情報と して、スポット名のほか、最低限次の情報を掲載できること。(記入のない情報は非 表示とすること) (ア)住所 (イ)連絡先 (ウ)アクセス (エ)見どころ (オ)季節の花 (カ)入場料・拝観料 (キ)おすすめメニュー(商品) (ク)拝観時間・営業時間 (ケ)定休日 (コ)イベント・催事情報(登録した情報はトップページイベントカレンダーと連動 させること) (サ)近隣の観光スポット(住所やエリア情報と連動して無作為に表示されるなど、 別途入力を必要としないことが望ましい) (シ)その他 カ 交通アクセス 1ページ 日本国内における鎌倉の位置図、公共交通機関の路線図、市内主要駅のバス乗り 場案内、鎌倉市観光総合案内所の位置図などを視覚的に表す。記載内容については 既存コンテンツの流用を基本とするが、湘南モノレールを用いた江ノ島方面からの アクセスについても表現すること。 キ 観光資料ページ 1ページ 市が作成している観光資料について掲載し、閲覧できるようにすること。また、 希望者が簡便に資料請求を行えるよう資料請求用フォームを設け、資料請求者が入 力した住所等情報について、市が指定するメールアドレスに送信し、公開サーバに は情報が記録されないようなシステムを構築すること。 ク 「日本遺産」ページ 市歴史まちづくり推進担当が作成した「日本遺産」紹介ソフトのコンテンツを活 用して、鎌倉の日本遺産を紹介する特設ページを作成すること。デザインや画面遷

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5 移はソフトと同様に行うことを基本とするが、より優れたデザインを提案できる場 合には提案しても差し支えない。なお、本ページについては英語コンテンツも移行 を行うこと。 (2)写真 原則、本業務において使用する写真については、既存ウェブサイトにて使用してい る写真、過去に受託者が撮影した写真、又は市から提供する写真、協会が提供する「フ ォトライブラリー」から取得する写真を加工等活用したものとし、その使用許可等手 続きについては受託者の責任において行うものとする。なお、写真は原則として鎌倉 市内で撮影されたものとするが、ビジュアルに優れ、撮影場所や人物が特定されない ものについては、市の承諾があれば使用してよいものとする。写真の使用に際しては、 鎌倉の魅力を日本人のみならず外国人観光客にも効果的にアピールできる訴求力の高 い写真を使用すること。新規コンテンツに掲載する写真は、新たに撮影してもよいが、 撮影費用は受託者の責任において本業務予算に含めること。 (3)地図 観光スポットやモデルルートを表示するに際しては、GoogleMaps を活用することと するが、スポット情報等 GoogleMaps サイトへのリンクで対応できるものについてはペ ージ内表示ではなく、リンクでの対応を行うこと。 (4)その他コンテンツ ア 自由提案コンテンツ 市の抱える観光課題である「特定地域・季節・時間帯への観光客の集中」を改善 するための新たな「鎌倉ブランド」と成りうるコンテンツと、その展開手法につい て提案を行うこと。 イ 広告 Google アドワーズ等 Web 広告が表示できるようにし、トップページ及びインデッ クスページに広告バナーエリアを設けるほか、広告収入確保策について提案があれ ば提案を行うこと。広告枠の設定に当たっては、コンテンツの妨げにならないよう、 表示位置には十分に留意すること。 8 ホームページ機能要件 (1)導入希望機能 市内観光を促進するため、以下の利便性の高い機能を要する。可能な限り反映し、 以下の他、より良い機能もあれば提案することも差し支えない。 ア 地図表示機能(観光地、飲食店、イベント情報、避難場所等) 前段の GoogleMaps の活用とは別に、独自様式での地図を掲載し、活用を図りたい。 テーマに沿った観光スポットや飲食店、期間限定のイベントの参加店舗情報など、 容易に掲載情報を変更し、レイヤー処理等により様々な情報が得られることが望ま しい。 イ 情報検索機能(観光地、飲食店、イベント情報、避難場所等) カテゴリによる検索のほか、フリーワードでの検索、スマートフォン等 GPS に基

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6 づく近隣施設検索が行えることが望ましい。 ウ 動画埋め込み機能 一般ユーザーでも容易に動画ファイルを作成するページに埋め込みできるよう配 慮すること。 エ 災害時緊急用情報発信機能 災害が発生した際、簡単な操作で災害時緊急画面の切り替えが行えること。災害 時緊急画面については、特定ユーザーによる承認なしのページ即時更新や、スマー トフォン等 GPS 情報に基づく、近隣の避難所等情報が発信できることが望ましい。 オ 観光資料申し込みフォーム機能 観光資料請求を受付した際、配送に必要となる配送先住所氏名等情報を希望者が 入力するフォームを作成し、入力された情報は指定するメールアドレスへ定型文に て送付する。ホームページサーバー上に個人情報は残さないよう配慮すること。 カ アンケートフォーム機能 閲覧者に向けたアンケートについて、容易に作成・集計ができること。 キ 地図表示機能と連動した、地図データ(PDF、AI、INDD 等)作成機能 ア 地図表示機能と連動して、市もしくは協会が、紙媒体による観光地図を作成 するためのデータを作成できること。 なお、将来的には宿泊予約、体験予約等の機能拡張を可能とするように配慮すること。 (2)SEO 対策 サイト構築にあたり、公開後のアクセス向上のため、SEO 対策の提案・実装を行うこ と。新規、既存問わず、コンテンツ制作に際しても、SEO 対策のためのキーワード、タ イトル、見出し等を考慮してページ作成、構築を行うこととし、新規にページを作成 する際も同様の対策を行えるよう配慮すること。 9 システム動作環境要件 以下の各要件に関して、金額も含めバランスの取れた企画を提案すること。求める要 件は次のとおりであるが、これを超えるより良い提案がある場合は、その提案を妨げな い。 (1)ホームページの稼働に関する要件 ア 365 日 24 時間の稼働を行うこと。ただし、何らかの原因によりサービスが停止す る場合には、サービス停止から 6 時間以内に復旧又は代替手段を用意し、サービス の利用に支障が無いようにすること。 イ セキュリティパッチの適用等、一時的にサービスが停止する恐れがある場合には、 代替システムを用意するなど、可能な限りサービスの停止を防ぐ対策を施すこと。 (2)動作環境に関する要件 ア データセンター要件、サーバ環境要件 (ア)ホスティングサービスの環境は提案に委ねるが、【別紙 4】データセンター機能 要件一覧の内容は必須要件とし満たしていること。具体的な性能や構成、保守内 容や体制等を具体的に示すこと。

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7 (イ)セキュリティパッチの適用等、サーバの管理運用は受託者で行うこと。 イ ウイルス対策の実施 運用するサーバにはウイルス対策を実施すること。 ウ SSL サーバ証明書の導入設定 公開サーバに SSL サーバ証明書を導入設定すること。 (3)ソフトウェアに関する要件 ア ソフトウェアの環境は提案に委ねるが、具体的な性能や構成、保守内容や体制等 を具体的に示すこと。 イ 稼働に必要な全てのソフトウェアのインストールと初期設定を行うこと。 (4)ネットワークに関する要件 インターネット経由での利用を想定している。特に、市は「神奈川セキュリティク ラウド(KSC)」インターネット環境からの接続となるため、市のネットワークとの接 続やアドレス規制等に関して、市と十分に協議の上、設計すること。 (5)セキュリティ対策に関する要件 ア 外部からのアタック等の不正アクセス、内部からの不正操作に関する十分なセキ ュリティ対策を施し、そのセキュリティ効果が劣化しないよう保守業務を行うこと。 イ 職員を任意にグループ分けでき、グループごとに利用可能な機能を制限できる等、 システムへのアクセス権限設定、及びユーザ管理設定が柔軟にできること。 ウ 職員をユーザ ID とパスワード等で本人認証される仕組みを備えること。また、ロ グイン・ログアウトの履歴は操作ログ情報として保管し、不正に消去・改ざんされ ない仕組みを有すること。 (6)CMS の稼働に関する要件 ホームページと CMS が別に稼働する場合は、CMS 側も可能な限り 365 日 24 時間の稼 働が望ましい。ただし、何らかの原因によりサービスが停止する場合には、事前周知 をするなどの対応をすること。 (7)その他の要件 ア データバックアップやアクセス解析等、必要と思われる保守要件を可能な限り具 体的に提案すること。 イ ハードウェア部分の障害の際は、365 日 24 時間、受託者から能動的に連絡し、対 応すること。 ウ 外字は使用しないこと。また、想定されるアクセス環境(デバイス、ブラウザ等) で、文字コードに起因する文字化けを起こさないこと。 10 構築に関する基本要件 (1)開発要件 ア 開発環境 (ア)受託者において開発環境を用意すること。 (イ)市が認める作業を除いて、常駐して作業を行うことはできない。 イ 稼働テスト

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8 開発されたシステムが業務で使用できるかどうかを検証するため、本番環境下で 総合試験を実施すること。なお、内容等については市と協議の上決定する。 (2)システムの基本要件 ア CMS ソフト (ア)導入する CMS は、パッケージ化されたもので、開発ベンダーによるサポートが 確立された製品であること。ただし、オープンソース製品は不可とする。 (イ)基本 OS は Microsoft Windows、UNIX、Linux 等の一般的に利用されているもの とすること。 (ウ)閲覧者の使用するブラウザは以下のものを想定しており、これらのブラウザに てレイアウトが崩れないように生成されること。また、原則としてパソコン向け のページを作成することによりスマートフォン向けのコンテンツが自動生成され ること。 <パソコン向け>

・Internet Explorer 11.0 以上 ・Microsoft Edge ・Firefox ・Google Chrome ・Safari の最新版 <スマートフォン向け> ・iPhone 及び Android の標準ブラウザ (エ)多言語対応(UTF-8)していること。 (オ)閲覧者が使用する音声読み上げソフトにできる限り対応できるよう、作成され たコンテンツのソースはアクセシビリティに配慮した順番で記述されること。 ウ クライアント環境 インターネットを経由してブラウザのみで利用可能とし、専用ソフトウェアのイ ンストールが不要なシステムであること。

なお、クライアント PC は、OS が Windows7 以降、web ブラウザ:Microsoft

InternetExplorer11.0 以上の環境で職員が作成・更新・管理業務が行えることとし、 Google Chrome など他のブラウザでも可能な限り業務が行えること。 エ CMS サーバへの接続 クライアント PC から CMS サーバへの接続の際は、ID、パスワード認証にてログイ ンを行うこと。 オ CMS 利用者 CMS のユーザは次の数を想定する。また、CMS の同時ログインユーザ数が 100 名に 達する場合でも、作業が滞ることのないような良好なレスポンスを実現すること。 区分 ユーザ数 業務内容 作成者 無制限 決められた範囲内でコンテンツの作成・更新・削除を行う 権限を有する。 承認者 10 人程度 作成者が作成・更新したコンテンツの内容を、確認・更新 する権限を有する。 サイト管理者 2 人 作成者が作成・更新したコンテンツの最終承認権限、全コ ンテンツの編集権限、カテゴリ管理等のサイト全体の管理

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9 権限を有する。 カ ライセンス費用 ユーザ数やページ数の増加による、追加のライセンス費用が発生しないこと。 (3)システムの機能要件 ア 機能要件 CMS の機能要件は【様式2】CMS 機能要件一覧表に示す。 CMS 機能要件一覧表に記載している内容のうち、条件を満たすことが困難な場合は、 理由を付して代替案の提案を行うこと。 イ CMS 設定 CMS のユーザの情報、所属の基本情報、カテゴリ情報等について、受託者にて CMS へ初期設定(マスタ登録作業)を行うこと。 ウ CMS のシステム動作テスト CMS のシステム動作テストを実施し、その結果を提出すること。 (4)アクセシビリティ対応 ア 目標とする達成等級 JIS X 8341-3:2016 に準拠し、ホームページ全体の達成基準が「レベル A」を満た し、可能な限り「レベル AA」を満たすこと。 イ 対応実績 過去 3 年以内に、国、地方公共団体、観光協会等のウェブサイトに対して、JIS X8341-3:2016 の「等級 A、AA」に準拠した実績があること。 ウ アクセシビリティチェック機能 生成されるコンテンツが、JIS X 8341-3:2016 の「レベル AA」までを満たしてい ることを自動でチェックする機能を有すること。 11 コンサルティング 最終的なサイト構成、コンテンツファイル名、タイトル名等は市にて決定するが、デ ザインやサイト構成、不足していると思われるコンテンツまた、運用等について、市に 最適と思われるコンサルティング(又はアドバイス等)を行うこと。 (1)現行サイトの問題点や改善点を分析し、その改善策として観光総合ホームページの 運営方針案を示すこと。また、不足していると思われるコンテンツの新規作成につい てコンサルティングを行うこと。 (2)アクセシビリティ全般に関する有資格者によるコンサルティングを行うこと。 (3)既存データの移行に関するコンサルティングを行うこと。 (4)情報発信等サイト運用時に関するコンサルティングを行うこと。 (5)観光総合サイト構築後の旧サイト活用方法についてコンサルティングを行うこと。 12 サイト設計 閲覧者が目的のコンテンツを即座に探し出せることを重要視しており、現行サイトの 課題や本業務の目的等を勘案し、最適と考えるサイト設計を行うこと。サイト設計案の

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10 作成にあたっては、次の事項に配慮して作成すること。 (1)閲覧者にとっての使いやすさを最優先し、カテゴリを見ただけでコンテンツの内容 が想像できるカテゴリ分類となるよう設計を行うこと。また、カテゴリについては管 理者が容易に追加できること。 (2)主要な情報又は複数のカテゴリに関係するコンテンツページについては、トップペ ージやメニューページ、記事ページ等から複数の導線でアクセスできるように設計す ること。 (3)PC 版及びスマートフォン版のサイト設計を行うこと。なお、スマートフォン版サイ トは、閲覧者の利用場面を想定し、操作性、視認性が確保できる設計を行い、原則と してレスポンシブウェブデザインとすること。 (4)メニュー等、新サイトで必要なページを新規作成すること。 13 操作マニュアルの作成 各マニュアルは、CMS パッケージに標準で付属するものではなく、市における運用の事 情や要望を反映して作成し、市の業務内容と実施手順に沿って一連の操作方法を解説す ること。 (1)作成者及び承認者向けマニュアル ア 作成者向け・承認者向けのマニュアルをそれぞれ作成すること。 イ イラストや画面のハードコピーを用いて、分かりやすく解説すること。 ウ 業務に不慣れな職員でも理解できるよう、平易な用語を用いること。 (2)管理者向けマニュアル 管理者がシステムを運用するためのマニュアルを作成すること。 ア イラストや画面のハードコピーを用いて、分かりやすく解説すること。 イ 普段の業務で頻繁に必要となる部分だけをまとめた簡易版と、全体について説明 する詳細版を作成すること。 (3)操作研修 研修会の開催は不要だが、出来る限り早期にテスト環境を用意し、職員がページの 作成や承認など、一連の作業を実施できるようにすること。また、その際、職員が操 作で不明な点などがあった場合には、質問に対する対応を行うこと。 14 サービス提供に関する要件 (1)保守要件 新サイト運用開始から平成 31 年3月 31 日(日)までの運用・保守作業は、本業務 内で行うこと。なお、平成 31 年度以降の運用・保守については別途契約を締結するが、 以下の内容を想定した標準的な保守費用にかかる見積書を提出すること。 ア 保守業務内容 (ア)システムの安定的運用を図るため、ソフトウェアに関して定期的な保守を行う こと。 (イ)システム及びシステムの稼働に伴い継続的に必要となるソフトウェア製品のラ

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11 イセンス提供(保守費用も含む)、管理を行うこと。 (ウ)使用する全てのソフトウェアのバージョンアップに関しては、その適用の判断 に必要な調査・評価を行い、市と協議の上、提供及び適用作業を行うこと。 (エ)ソフトウェアやコンテンツ等に脆弱性が発見された場合は、パッチを適用する 等のセキュリティ対策を行うこと。 なお、実施の際には、類似環境による適用テストを行ったうえで本番環境へ適用 すること。 イ 障害管理 (ア)障害への対応については、市と調整を行い、システムをはじめとする各種ソフ トウェアの復旧対応及びデータの復旧作業を行うこと。 (イ)障害事後対策として、収集した障害情報をもとに原因を分析し、同様の障害が 発生しないように是正措置・予防措置を講じること。 (ウ)市からの障害連絡を受けられるように連絡体制を整備すること。なお、連絡窓 口はシステム、アプリケーション等を含めて一つとすること。 ウ 運用支援 ヘルプデスクを設置し、導入後の操作方法やシステム運用等に関する技術的問合せ に対応すること。なお、問合せは市及び協会担当者を窓口として行うものとする。 また、対応時間は原則月曜日~金曜日の 9 時~17 時までとし、年末年始や祝祭日 を除く。 15 納品 (1)成果物の納品 以下の成果物を電子データ(Word 形式と PDF 形式)及び印刷物(各 2 部)で納品す る。 ア CMS に係るソフトウェア及び鎌倉市サイト用設定情報等一式 イ サイト設計書 (ア)コンテンツ移行報告書 (イ)テスト結果報告書 (ウ)アクセシビリティガイドライン (エ)管理者向けマニュアル (オ)作成者及び承認者向けマニュアル (カ)デザインに使用した画像データ一式(当該データを利用して、市が新たな画像 を作成することを承諾すること。) (キ)独自提案に含まれる場合は、その資料やデータベース 16 その他留意事項 (1)機密保護 市が個人情報・秘密と指定した事項及び業務の履行に際し知り得た秘密を第三者に 漏らしてはならない。また、契約終了後も同様とする。

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12 (2)打ち合わせ及び連絡調整 仕様の確認等を行うため、本業務の履行期間内は最低でも1か月ごとに鎌倉市役所 にて打ち合わせを行い、実施後速やかに議事録を提出すること。また、業務の進捗報 告を月に 2 回以上行うこと。 (3)再委託 本業務の一部を再委託する場合、事前に再委託範囲及び再委託業者を市に書面で提 示し、了承を得ること。また受託者は、再委託先の行為について全責任を負うこと。 (4)瑕疵担保責任 委託業務終了後 1 年間は瑕疵担保期間とし、運用開始後に判明した本業務に係る瑕 疵は受託者にて無償で改修すること。なお、観光コンテンツについては、取材及び情 報確認の時期を明確にした上で情報の経年変化によるものは含まないものとし、必要 な情報更新については、市と別途協議の上定める。 (5)権利の帰属 サイト作成に関する一切の著作権は市に属するものとする。ただし、オペレーティ ングシステム・ミドルウェア・CMS・CMS における本業務における追加機能等のパッケ ージ及び、市以外の者が元々著作権を有する写真等素材は含まないものとする。 (6)追加提案 本業務の仕様は、現在市が最低限必要と考えているものである。受託者の専門的立 場から、本業務の費用範囲内で効果的な提案がある場合は追加提案を行うこと。 (7)協議 本仕様書に定める事項に疑義が生じた場合、又は本仕様書に定めのない事項で協議 の必要がある場合は、受託者は市と協議を行うこと。

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