制度改正の概要と
総合事業実施に係る基本的な考え方
諏訪広域連合
介護保険課
平成28年4月28日
資料№1
1
地域包括ケアシステムの構築(厚労省資料より)
高齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるようにするた め、介護、医療、生活支援、介護予防を充実。 低所得者の保険料軽減を拡充。また、保険料上昇をできる限 り抑えるため、所得や資産のある人の利用者負担を見直す。 介護保険制度の改正案の主な内容について ②費用負担の公平化 ①地域包括ケアシステムの構築 ○地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の充実 * 介護サービスの充実は、前回改正による24時間対応の定期 巡回サービスを含めた介護サービスの普及を推進 * 介護職員の処遇改善は、27年度介護報酬改定で検討 サービスの充実 ○低所得者の保険料の軽減割合を拡大 ・給付費の5割の公費に加えて別枠で公費を投入し、低所得者の保険 料の軽減割合を拡大 低所得者の保険料軽減を拡充 ①全国一律の予防給付(訪問介護・通所介護)を市町村が 取り組む地域支援事業に移行し、多様化 重点化・効率化 ①一定以上の所得のある利用者の自己負担を引上げ ・ 2割負担とする所得水準を、65歳以上高齢者の所得上位20%と した場合、合計所得金額160万円(年金収入で、単身280万円以 上、夫婦359万円以上)。ただし、月額上限があるため、見直し対 象の全員の負担が2倍になるわけではない。 ・ 医療保険の現役並み所得相当の人は、月額上限を37,200円か ら 44,400円に引上げ ②低所得の施設利用者の食費・居住費を補填する「補足 給付」の要件に資産などを追加 ・預貯金等が単身1000万円超、夫婦2000万円超の場合は対象外 ・世帯分離した場合でも、配偶者が課税されている場合は対象外 ・給付額の決定に当たり、非課税年金(遺族年金、障害年金)を収 入として勘案 *不動産を勘案することは、引き続きの検討課題 重点化・効率化 ○ このほか、「2025年を見据えた介護保険事業計画の策定」、「サービス付高齢者向け住宅への住所地特例の適用」、 「居宅 介護支援事業所の指定権限の市町村への移譲・小規模通所介護の地域密着型サービスへの移行」等を実施 * 段階的に移行(~29年度) * 介護保険制度内でサービスの提供であり、財源構成も変わらない。 * 見直しにより、既存の介護事業所による既存サービスに加え、NPO、 民間企業、住民ボランティア、協同組合等による多様なサービスの 提供が可能。これにより、効果的・効率的な事業も実施可能。 ②特別養護老人ホームの新規入所者を、原則、要介護3 以上に限定(既入所者は除く) * 要介護1・2でも一定の場合には入所可能 * 保険料見通し: 現在5,000円程度→2025年度8,200円程度 * 軽減例: 年金収入80万円以下 5割軽減 → 7割軽減に拡大 * 軽減対象: 市町村民税非課税世帯(65歳以上の約3割) ①在宅医療・介護連携の推進 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議の推進 ④生活支援サービスの充実・強化 いつまでも元気に暮らすために・・・ 生活支援・介護予防 住まい 地域包括ケアシステムの姿 ※ 地域包括ケアシステムは、おおむね30 分以内に必要なサービスが提供される日 常生活圏域(具体的には中学校区)を単 位として想定 ■在宅系サービス: ・訪問介護 ・訪問看護 ・通所介護 ・小規模多機能型居宅介護 ・短期入所生活介護 ・福祉用具 ・24時間対応の訪問サービス ・複合型サービス (小規模多機能型居宅介護+訪問看護)等 ・自宅 ・サービス付き高齢者向け住宅等 相談業務やサービスの コーディネートを行います。 ■施設・居住系サービス ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・認知症共同生活介護 ・特定施設入所者生活介護 等 日常の医療: ・かかりつけ医、有床診療所 ・地域の連携病院 ・歯科医療、薬局 老人クラブ・自治会・ボランティア・NPO 等 ・地域包括支援センター ・ケアマネジャー 通院・入院 通所・入所 病院: 急性期、回復期、慢性期 病気になったら・・・ 医 療 介護が必要になったら・・・ 介 護 ■介護予防サービス地域包括ケアシステムの構築について
○ 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らし い暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される 体制(地域包括ケアシステム)の構築を実現。 ○ 今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも、地域 包括ケアシステムの構築が重要。 ○ 人口が横ばいで75歳以上人口が急増する大都市部、75歳以上人口の増加は緩やかだが人口は減少する 町村部等、高齢化の進展状況には大きな地域差。 ○ 地域包括ケアシステムは、保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の 特性に応じて作り上げていくことが必要。 12
計画期間における高齢者人口の推計(第 6 期介護保険事業計画・抜粋)
高齢者人口について、平成 21 年 10 月および平成 26 年 10 月の住民基本台帳人口を基にしたコ ーホート変化率法により推計すると、第6期計画期間の最終年度となる平成 29 年度には、高齢者 数が 61,702 人になり、平成 26 年と比べると 1,500 人増加すると推計されます。平成 32 年ごろま で増加し、その後減少に転じると予想されます。 高齢化率は、平成 26 年の 29.5%から平成 29 年には 31.1%、平成 37 年には 33.6%になると予 想されます。 平成 37 年ごろには、団塊の世代が 75 歳以上となり、後期高齢者数が多くなると予想されます。 60,202 60,698 61,195 61,702 62,492 61,254 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 H26 (2014) H27 (2015) H28 (2016) H29 (2017) H32 (2020) H37 (2025) (%) (人) 前期高齢者 後期高齢者 高齢化率 実 績 推 計 H26 (2014) H27 (2015) H28 (2016) H29 (2017) H32 (2020) H37 (2025) 増減 (H26-H37) 人口 203,769 201,967 200,164 198,362 192,706 182,364 ▲ 21,405 高齢者 60,202 60,698 61,195 61,702 62,492 61,254 1,052 前期高齢者 29,893 29,586 29,276 28,970 27,508 23,601 ▲ 6,292 後期高齢者 30,309 31,112 31,919 32,732 34,984 37,653 7,344 高齢化率 29.5 30.1 30.6 31.1 32.4 33.6 4.0 第6期計画期間3
要支援・要介護認定者数の推計(第 6 期介護保険事業計画・抜粋)
第 6 期の計画期間の最終年度となる平成 29 年度には、平成 26 年度から約 1,200 人増加し、 11,377 人になると推計されます。その後も認定率の高い後期高齢者の増加等により、認定率およ び認定者数が増加し、平成 37 年度には認定者数 13,412 人、認定率 21.5%になると予想されます。 ■要支援・要介護認定者数の推計認知症高齢者の状況
平成 24 年度の性別・年齢別・要介護度別認定者数に対する認知症高齢者の割合を要支援・要介護 認定者数の推計値に乗じて、将来の要支援・要介護認定者における認知症高齢者数を推計すると、計 画期間の最終年度となる平成 29 年度で 6,693 人、平成 37 年には 7,945 人まで増加すると予想され ます。 出展:地域包括ケア見える化システム 10,183 10,638 10,995 11,377 12,458 13,412 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 H26 (2014) H27 (2015) H28 (2016) H29 (2017) H32 (2020) H37 (2025) (%) (人) 要介護3~5 要介護1,2 要支援 認定率 実 績 推 計 10,574 10,921 11,281 12,278 13,222 6,312 6,498 6,693 7,302 7,945 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 H27 H28 H29 H32 H37 (人) 認定者数(全体) 認定者数(認知症II以上)4
諏訪広域連合における新しい総合事業の実施に係る基本的な考え方
(介護保険事業計画より)
1 基本理念
(1)高齢者の自立支援
・高齢者自身が自らの意思に基づき、自らの有する能力を最大限生かしながら、自立
した質の高い生活を送ることができるよう、きめ細かな支援の充実を図ります。
(2)尊厳の保持と権利擁護
・住み慣れた地域でその人らしく安心して生活を送ることができるよう、すべての高
齢者の尊厳と権利が守られるための体制の強化を図ります。
(3)利用者本位のサービス提供
・利用者が安心してサービス提供を受けることができるよう、サービスを必要とする
人が希望するサービスを適切に選択できるための体制の充実とサービス水準の確
保・向上を図ります。
(4)地域による支え合いの支援
・2025 年における超高齢社会を見据え、高齢者自身も支える側として活動しつつ、地
域全体で見守り、支え合う体制づくりを支援します。
2 地域包括ケアシステムの構築の方針
・介護や支援が必要になっても、一人ひとりの状態に即した適切で効果的なサービス
を総合的に提供できる体制が求められています。広域圏を構成する市町村ごとに高
齢化の進行度合いが異なっていることから、地域の実情に応じて日常生活圏域ごと
にケアシステムを構築していく必要があります。
3 介護予防・日常生活支援総合事業
・2025 年(平成 37 年)に向けた地域包括ケアシステムの実現に向け、市町村が中心
となって地域の実情に応じて住民等の多様な主体が参画し多様なサービスを充実す
ることで、地域の支え合い体制作りを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率
的な支援等を可能とすることを目指します。
・高齢者の生活支援ニーズを把握しながら、サービス提供の担い手を確保し、円滑な
移行と制度の充実を図ります。
・具体的な事業メニューは、市町村の従来からの取り組み状況や地域性・独自性を尊
重し、市町村の判断で取り組み事業を選択し対応します。
5
地域支援事業の全体像等(厚労省資料より)
【財源構成】 国 25% 都道府県 12.5% 市町村 12.5% 1号保険料 22% 2号保険料 28% 【財源構成】 国 39.0% 都道府県 19.5% 市町村 19.5% 1号保険料 22% 予防給付 (要支援1~2) 介護予防事業 又は介護予防・日常生活支援総合事業 ○ 二次予防事業 ○ 一次予防事業 介護予防・日常生活支援総合事業の場合 は、上記の他、生活支援サービスを含む 要支援者向け事業、介護予防支援事業。 包括的支援事業 ○地域包括支援センターの運営 ・介護予防ケアマネジメント、総合相談支援 業務、権利擁護業務、ケアマネジメント支援 任意事業 ○ 介護給付費適正化事業 ○ 家族介護支援事業 ○ その他の事業 新しい介護予防・日常生活支援総合事業 (要支援1~2、それ以外の者) ○ 介護予防・生活支援サービス事業 ・訪問型サービス ・通所型サービス ・生活支援サービス(配食等) ・介護予防支援事業(ケアマネジメント) ○ 一般介護予防事業 包括的支援事業 ○ 地域包括支援センターの運営 (左記に加え、地域ケア会議の充実) ○在宅医療・介護連携推進事業 ○認知症施策推進事業 (認知症初期集中支援チーム、認知症地域支援推進員 等) ○生活支援体制整備事業 (コーディネーターの配置、協議体の設置等) 予防給付(要支援1~2) 充 実 事業に移行 訪問看護、福祉用具等 訪問介護、通所介護 多 様 化 任意事業 ○ 介護給付費適正化事業 ○ 家族介護支援事業 ○ その他の事業 地 域 支 援 事 業 地 域 支 援 事 業 介護給付 (要介護1~5) 介護給付(要介護1~5) <改正前> 介護保険制度 <改正後> 全市町村で実 施 地域支援事業の全体像 改正前と同様 ※厚生労働省資料を一部改変諏訪広域連合の全体スケジュール
平成 27 年 4 月 認知症施策推進事業(包括的支援事業)実施 平成 27 年 8 月 北佐久郡御代田町(平成 27 年 4 月より県下で唯一総合事業実施)を視察 平成 27 年秋~ 諏訪広域連合管内で介護予防訪問・通所介護サービスを提供している事業者に個別 ヒアリングを実施(全 128 事業者に通知を送付のうえ、希望のあった 59 事業者に実 施) 各市町村社会福祉協議会等と「多様なサービス」構築に向け協議(市町村・広域) 平成 28 年 2 月 山梨県中央市(平成 27 年 4 月より総合事業実施)を視察 平成 28 年 3 月 平成 27 年度第 3 回介護保険委員会 平成 28 年 4 月 生活支援体制整備事業(包括的支援事業)実施 介護保険事業者に総合事業のサービス内容等について提案・意見聴取 平成 28 年 7 月 平成 28 年第 1 回介護保険委員会 平成 28 年 8 月 総合事業の概要について確定 平成 28 年 12 月 高齢者等実態調査 平成 29 年 1 月 介護保険事業者に対する説明会 住民周知(各市町村広報等) 関係条例制定期限(総合事業を委託や直営で実施する場合で利用者から利用料を徴収 する場合は条例で規定) 平成 29 年 4 月 総合事業実施 平成 30 年 4 月 在宅医療・介護連携推進事業(包括的支援事業)実施 第 7 期介護保険事業期間開始6 訪問看護、福祉用具等 ※全国一律の人員基準、運営基準 介護予防給付 介護予防・生活支援サービス事業対象者 要 支 援 者 総 合 事 業 要支援認定 一般介護予防事業(要支援者等も参加できる住民運営の通いの場の充実等。全ての高齢者が対象。) 一般高齢者等 地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを実施
【参考】総合事業の概要
○ 訪問介護・通所介護以外のサービス(訪問看護、福祉用具等)は、引き続き介護予防給付によるサービス提供を継続。 ○ 地域包括支援センターによる介護予防ケアマネジメントに基づき、総合事業(介護予防・生活支援サービス事業及び一般介護 予防事業)のサービスと介護予防給付のサービス(要支援者のみ)を組み合わせる。 ○ 介護予防・生活支援サービス事業によるサービスのみ利用する場合は、要介護認定等を省略して「介護予防・生活支援サー ビス事業対象者」とし、迅速なサービス利用を可能に(基本チェックリストで判断)。 ※ 第2号被保険者は、基本チェックリストではなく、要介護認定等申請を行う。 介護予防・生活支援サービス事業 ①訪問型・通所型サービス ②その他の生活支援サービス(栄養改善を目的とした配食、定期的な安否確認・緊急時の対応 等) ※事業内容は、市町村の裁量を拡大、柔軟な人員基準・運営基準 従 来 の 要 支 援 者 基本チェックリスト※で判断 ※2次予防事業対象者把 握のための基本チェックリ ストの配布は行わない 18 ☆検討課題等 ・「基本チェックリスト」の活用により「事業対象者」に認定することにより、迅速なサービス 利用が可能になるため、窓口での対応マニュアル等の作成や受付後、速やかにケアマネジメン トを実施し、サービス提供につなげていく仕組みを構築。 ※「事業対象者」の支給限度額は 50,030 円(要支援 1 と同額)。地域包括支援センターが必要 と認めた場合は、104,730 円(要支援 2 と同額)まで可能 ・ケアマネジメントは、地域包括支援センターが実施(事業所への一部委託は可能)するため、 受け入れ態勢を整備するとともに、ケアマネジメントの効果的な実施方法も合わせて検討。 ※事業所へのプラン作成委託料は、現在と同額とする方向 ・事業対象者には、介護保険事業者によるサービスや市町村・地域包括支援センターが実施する サービス、または、地域住民による「通いの場」等、何らかの「受け皿」を提供する。 ・窓口での聞き取りや後日実施するケアマネジメントの結果、また、サービス利用後の状況によ り、必要に応じて認定申請につなげる。また、申請者の希望により当初から認定申請に回って いただくことも可能7
参考
~基本チェックリスト様式(全国統一)~
※現在の二次予防事業対象者の把握のため利用しているものと同じもの。 No. 質問項目 回答:いずれかに○をお付けください 1 バスや電車で1人で外出していますか 0.はい 1.いいえ 2 日用品の買い物をしていますか 0.はい 1.いいえ 3 預貯金の出し入れをしていますか 0.はい 1.いいえ 4 友人の家を訪ねていますか 0.はい 1.いいえ 5 家族や友人の相談にのっていますか 0.はい 1.いいえ 6 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか 0.はい 1.いいえ 7 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか 0.はい 1.いいえ 8 15分位続けて歩いていますか 0.はい 1.いいえ 9 この1年間に転んだことがありますか 1.はい 0.いいえ 10 転倒に対する不安は大きいですか 1.はい 0.いいえ 11 6ヶ月間で2~3kg 以上の体重減少がありましたか 1.はい 0.いいえ 12 身長 cm 体重 kg (BMI= )(注) 13 半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか 1.はい 0.いいえ 14 お茶や汁物等でむせることがありますか 1.はい 0.いいえ 15 口の渇きが気になりますか 1.はい 0.いいえ 16 週に1回以上は外出していますか 0.はい 1.いいえ 17 昨年と比べて外出の回数が減っていますか 1.はい 0.いいえ 18 周りの人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあると言われますか 1.はい 0.いいえ 19 自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか 0.はい 1.いいえ 20 今日が何月何日かわからない時がありますか 1.はい 0.いいえ 21 (ここ2週間)毎日の生活に充実感がない 1.はい 0.いいえ 22 (ここ2週間)これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった 1.はい 0.いいえ 23 (ここ2週間)以前は楽にできていたことが今はおっくうに感じられる 1.はい 0.いいえ 24 (ここ2週間)自分が役に立つ人間だと思えない 1.はい 0.いいえ 25 (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする 1.はい 0.いいえ (注)BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)が 18.5 未満の場合に該当とする事業対象者に該当する基準
① 様式第一の質問項目№1~20 までの20 項目のうち10 項目以上に該当 ② 様式第一の質問項目№6~10 までの5項目のうち3項目以上に該当 ③ 様式第一の質問項目№11~12 の2項目のすべてに該当 ④ 様式第一の質問項目№13~15 までの3項目のうち2項目以上に該当 ⑤ 様式第一の質問項目№16 に該当 ⑥ 様式第一の質問項目№18~20 までの3項目のうちいずれか1項目以上に該当 ⑦ 様式第一の質問項目№21~25 までの5項目のうち2項目以上に該当 (注) この表における該当(No.12 を除く。)とは、様式第一の回答部分に「1.はい」又は「1.いい え」に該当することをいう。8 現行のサービス利用手続き
9
サービスの類型
①訪問型サービス ※ 市町村はこの例を踏まえて、地域の実情に応じた、サービス内容を検討する。 ○ 訪問型サービスは、現行の訪問介護に相当するものと、それ以外の多様なサービスからなる。 ○ 多様なサービスについては、雇用労働者が行う緩和した基準によるサービスと、住民主体による支援、保 健・医療の専門職が短期集中で行うサービス、移動支援を想定。 基準 現行の訪問介護相当 多様なサービス サービス 種別 ①訪問介護 ②訪問型サービスA (緩和した基準によるサービス) ③訪問型サービスB (住民主体による支援) ④訪問型サービスC (短期集中予防サービス) ⑤訪問型サービスD (移動支援) サービス 内容 訪問介護員による身体介護、生活援助 生活援助等 住民主体の自主活動と して行う生活援助等 保健師等による居宅 での相談指導等 移送前後の生活支 援 対象者と サービス 提供の考 え方 ○既にサービスを利用しているケースで、 サービスの利用の継続が必要なケース ○以下のような訪問介護員によるサービ スが必要なケース (例) ・認知機能の低下により日常生活に支障がある 症状・行動を伴う者 ・退院直後で状態が変化しやすく、専門的サービ スが特に必要な者 等 ※状態等を踏まえながら、多様なサービスの利 用を促進していくことが重要。 ○状態等を踏まえながら、住民主体による支援等 「多様なサービス」の利用を促進 ・体力の改善に向けた 支援が必要なケース ・ADL・IADLの改善に向 けた支援が必要な ケース ※3~6ケ月の短期間で行う 訪問型サービスB に準じる 実施方法 事業者指定 事業者指定/委託 補助(助成) 直接実施/委託 基準 予防給付の基準を基本 人員等を緩和した基準 個人情報の保護等の最低限の基準 内容に応じた独自の基準 サービス 提供者(例) 訪問介護員(訪問介護事業者) 主に雇用労働者 ボランティア主体 保健・医療の専門職 (市町村) ○ 要支援者等の多様な生活支援のニーズに対して、総合事業で多様なサービスを提供していくため、市町村 は、サービスを類型化し、それに併せた基準や単価等を定めることが必要。そこで、地域における好事例を踏 まえ、以下のとおり、多様化するサービスの典型的な例を参考として示す。 19 基準 現行の通所介護相当 多様なサービス サービス 種別 ① 通所介護 ② 通所型サービスA (緩和した基準によるサービス) ③ 通所型サービスB (住民主体による支援) ④ 通所型サービスC (短期集中予防サービス) サービス 内容 通所介護と同様のサービス 生活機能の向上のための機能訓練 ミニデイサービス 運動・レクリエーション 等 体操、運動等の活動な ど、自主的な通いの場 生活機能を改善するための 運動器の機能向上や栄養改 善等のプログラム 対象者と サービス提 供の考え 方 ○既にサービスを利用しており、サービスの利用の 継続が必要なケース ○「多様なサービス」の利用が難しいケース ○集中的に生活機能の向上のトレーニングを行うこ とで改善・維持が見込まれるケース ※状態等を踏まえながら、多様なサービスの利用を促進してい くことが重要。 ○状態等を踏まえながら、住民主体による支援等「多 様なサービス」の利用を促進 ・ADLやIADLの改善に向けた 支援が必要なケース 等 ※3~6ケ月の短期間で実施 実施方法 事業者指定 事業者指定/委託 補助(助成) 直接実施/委託 基準 予防給付の基準を基本 人員等を緩和した基準 個人情報の保護等の最低限の基準 内容に応じた独自の基準 サービス 提供者(例) 通所介護事業者の従事者 主に雇用労働者 +ボランティア ボランティア主体 保健・医療の専門職 (市町村) ②通所型サービス ※ 市町村はこの例を踏まえて、地域の実情に応じた、サービス内容を検討する。 ○ 通所型サービスは、現行の通所介護に相当するものと、それ以外の多様なサービスからなる。 ○ 多様なサービスについては、雇用労働者が行う緩和した基準によるサービスと、住民主体による支援、保 健・医療の専門職により短期集中で行うサービスを想定。 ③その他の生活支援サービス ○ その他の生活支援サービスは、①栄養改善を目的とした配食や、②住民ボランティア等が行う見守り、③訪 問型サービス、通所型サービスに準じる自立支援に資する生活支援(訪問型サービス・通所型サービスの一 体的提供等)からなる。 2010
総合事業への移行に当たっての基本的な考え方
☆基本的な考え方
・予防給付から移行する「現行相当」のサービスを維持した上で、広域連合が事業所と
協議して「サービスA」を新たに構築。サービスAは、現行相当同様、専門職が提供
→現にサービスを利用している方は、
(ケアマネジメントにより必要性が認められれ
ば)引き続き同等のサービスを受けることが可能
・各市町村は、現に実施している事業の効果を踏まえ、サービスC及び一般介護予防事
業を構築
・既存のサービスで補えない場合は、住民主体による「サービスB」を含め、時間をか
けて構築
・サービスの提供に市町村間の格差が出ないよう、市町村と広域連合が連携して事業を
推進する。
介護予防
訪問介護
・通所介護
現行相当の
訪問介護
通所介護
緩和した基準
訪問型A
通所型A
サービスB
(必要に応じて)
二次予防事業
サービスC
市町村
独自
一次予防事業
一般介護予防事業
地域支援事業
市町村
独自
現在
平成29年度~
予防給付
地域支援事業(総合事業)
全
国
統
一
基
準
広
域
連
合
で
統
一
基
準
を
作
成
11
【参考】「通所型サービスB」と「地域介護予防活動支援事業」の比較
事業 介護予防・生活支援サービス事業 一般介護予防事業 サービス種別 通所型サービスB (住民主体による支援) 地域介護予防活動支援事業 (通いの場関係) サービス内容 住民主体による要支援者を中心とする自主的な通 いの場づくり ・体操、運動等の活動 ・趣味活動等を通じた日中の居場所づくり ・定期的な交流会、サロン ・会食等 介護予防に資する住民運営の通いの場づくり ・体操、運動等の活動 ・趣味活動等を通じた日中の居場所づくり ・交流会、サロン等 対象者とサービス 提供の考え方 要支援者等 主に日常生活に支障のない者であって、通いの場 に行くことにより介護予防が見込まれるケース 実施方法 運営費補助/その他補助や助成 委託/運営費補助/その他補助や助成 市町村の負担方法 運営のための事業経費を補助 /家賃、光熱水費、年定額 等 人数等に応じて月・年ごとの包括払い /運営のための間接経費を補助 /家賃、光熱水費、年定額 等 ケアマネジメント あり なし 利用者負担額 サービス提供主体が設定 (補助の条件で、市町村が設定することも可) 市町村が適切に設定(補助の場合は サービス提供主体が設定することも可) サービス提供者(例) ボランティア主体 地域住民主体 備考 ※食事代などの実費は報酬の対象外(利用者負担) ※一般介護予防事業等で行うサロンと異なり、要支援者等 を中心に定期的な利用が可能な形態を想定 ※通いの場には、障害者や子ども、要支援者以外の高齢者 なども加わることができる。(共生型) ※食事代などの実費は報酬の対象外(利用者負担) ※通いの場には、障害者や子どもなども加わることができる。 (共生型) 21 ◎地域介護予防活動支援事業(地域支援事業実施要綱より) 年齢や心身の状況等によって高齢者を分け隔てることなく、誰でも一緒に参加することのでき る介護予防活動の地域展開を目指して、市町村が介護予防に資すると判断する住民主体の通いの 場等の活動を地域の実情に応じて効果的かつ効率的に支援するものとする。 なお、介護予防に資する住民主体の通いの場については、①参加者数:高齢者人口の概ね1割 を目安とし、地域の実情に応じて定める。②開催:週1回以上の開催を基本とし、開催箇所数は人 口1万人に概ね10か所を目標として、地域の実情に応じて定めるものとする。 目安・目標 岡谷市 諏訪市 茅野市 下諏訪町 富士見町 原村 参加者数 1600 人 1500 人 1600 人 740 人 490 人 260 人 開催箇所数 50 箇所 50 箇所 55 箇所 21 箇所 15 箇所 8 箇所 ☆「通いの場」構築の例 下諏訪町:地域ボランティアで実施している場や社協が運営協力している場が30 箇所程度ある。 場のない地区が今後の課題。また、高齢者主体の趣味活動を発展させていきたい。 富士見町:「地区運動教室(サロン)含む」の町内15 地区開催を目標設定。現在 8 地区は活動 中でH28 年度に新規 7 地区の活動開始を計画 ☆検討課題等 ・住民主体による「通いの場」の取り組みについては、主に「通所型サービスB」と「地域介護 予防活動支援事業」の二類型があるが、後者のほうがより柔軟な実施が可能となる。 ・これらの通いの場について開催の際に常に市町村または包括支援センターの職員を配置するこ とは、現実的ではないため、「住民主体」による運営を時間をかけ構築していくことが必要。 ・この際、各市町村が新たに設置する「生活支援コーディネーター」を軸に、各市町村社会福祉 協議会及び地区社協、自治会・町内会等関係団体と連携して推進する。 ・住民主体による生活支援サービスは、通いの場と相互に関連させつつ構築していく。12