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1 第 章 統計からみる司法制度改革 特集の趣旨 1 はじめに 21年6月に司法制度改革審議会意見書 以下 審議会意見書 という が提出されてから 1年 あまりを経過した この間 司法制度改革推進法 をはじめとする25の司法制度改革関連法が成立 し それに基づいて新設された各制度は既に実施に移されて

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統計からみる司法制度改革−特集の趣旨−

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はじめに

 2001年6月に司法制度改革審議会意見書(以下「審議会意見書」という。)が提出されてから、10年

あまりを経過した。この間、「司法制度改革推進法」をはじめとする25の司法制度改革関連法が成立

し、それに基づいて新設された各制度は既に実施に移されている。しかし、司法制度改革は、各制度が

実施の緒についたという段階であり、改革自体がその目的を終えて終了したという段階ではない。審議

会意見書で改革の理念が提示されているものの、現実の制度改革は未着手または未整備な分野もあれ

ば、裁判員制度のように施行後に見直しの検討が予定されているものもある。また、改革の理念に基づ

く制度がスタートしたものの問題が指摘されている分野もある。

 審議会意見書提出から10年あまりを経過した節目の時期にあたり、本白書において、客観的な統計資

料等から司法制度改革を振り返ってみることとしたい。

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司法制度改革とは

1.改革の機運の高まり

 日弁連は、1980年代までの機能低下した司法からの脱却を図るため、1990年5月に「司法改革宣言」

を採択し、国民とともに司法改革に取り組んでいくという姿勢を明確にした。1990年代には、弁護士・

弁護士会自らが、市民と連携しながら現場実践を通じて、当番弁護士運動や法律相談センター運動な

ど、将来の制度改革を展望した改革運動を行った。また、社会情勢の変化に伴い、経済界など各界から

も、社会のニーズに応えることのできる司法制度や法曹が求められるようになった。

2.司法制度改革審議会

 このような弁護士・弁護士会の活動や制度利用者をはじめ各界からの改革の機運の高まりを受けて、

政府は1999年7月に司法制度改革審議会(以下「審議会」という。)を設置し、国民が身近に利用する

ことができ、国民の権利擁護に資するよう司法制度の改革に向けて検討を開始することとした。

 審議会は、司法制度改革の基本理念を検討するにあたり、司法・国民・法曹のそれぞれに期待される

役割について明らかにした。司法は立法・行政と並ぶもう一つの「『公共性の空間』を支える柱」と位

置づけられ、司法の役割・機能の拡大・強化を図ることが必要であるとされた。国民は、裁かれる立場

としてではなく、権利主体・統治主体としての国民として位置づけられ、裁判を受ける権利の保障や国

民の司法参加の基盤となる基本理念とされた。また、法曹は、権利主体・統治主体たる国民を法的に支

援するプロフェッションとして位置づけられ、質量ともに拡充し、社会の様々な分野で幅広く活躍する

ことが期待されることとなった。

 審議会は、約2年の議論を経て、①国民の期待に応える司法制度の構築、②司法制度を支える法曹の

在り方、③国民的基盤の確立を3つの柱とし、司法制度の改革と基盤の整備に向けた広範な提言を盛り

込んだ審議会意見書を取りまとめた。

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特集2

3.改革の社会的合意と関係機関の責務

 審議会は、法曹のみならず広く各界の委員により構成され、議事や議事録が公開されたほか、各地で

の公聴会の実施や意見募集など、国民的な広がりの中で議論が進められた。このような審議会での議論

を通じて、司法の役割と機能の拡大・強化の枠組みに関する初めての社会的合意が生まれたとみること

ができる。また、審議会の議論は、国に対して、財政措置も含め司法制度改革を推進すべき責務を果た

すべきことを求め、弁護士・弁護士会には、司法制度改革の担い手として、より広い市民的基盤をもっ

た弁護士・弁護士会を求めることともなった。

3

司法制度改革によって創設された制度

 審議会意見書提出後、2001年11月に成立した司法制度改革推進法に基づいて内閣に司法制度改革推進

本部が設置され、各分野において具体的制度設計が図られ順次立法化された。その主要なものは以下の

とおりである。

1.司法アクセスの拡充

 ・日本司法支援センターの設立

 ・提訴手数料の低額化

2.民事裁判の充実・迅速化

 ・民事裁判の充実・迅速化

・知的財産高等裁判所の設置

 ・人事訴訟の家庭裁判所への移管

・ADR基本法の制定

 ・簡易裁判所の事物管轄の引き上げ

・仲裁法の制定

 ・行政事件における原告適格の拡大

・労働審判制度の導入

 ・司法書士の簡裁代理権を認めるなど隣接士業法の改正

3.刑事司法制度の改革

 ・被疑者国選弁護制度の導入

 ・公判前整理手続や証拠開示の拡充など刑事裁判の充実・

  迅速化のための方策の導入

4.国民的基盤の確立

 ・裁判員制度の導入

 ・検察審査会法の改正

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5.司法制度を支える法曹の在り方

 ・法科大学院制度の導入

 ・新司法試験制度の導入と合格者増員

 ・司法修習期間の見直し

 ・弁護士資格特例の拡充、弁護士の綱紀懲戒手続の整備等

 ・外国法事務弁護士による弁護士の雇用禁止の撤廃

 ・判事補・検事の弁護士職務経験の導入

 ・裁判官指名諮問委員会の設置

 ・裁判官人事評価制度の見直し

 ・地裁家裁委員会の設置

 ・非常勤裁判官制度の導入

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司法制度改革の今後

 前述のとおり、司法制度改革はまだ実施の緒についたばかりであるが、一連の司法制度改革関連法の

うち最後の裁判員制度が施行されることにより、一連の改革に向けた作業は一段落したかのごとき論調

も見受けられる。その要因は、改革を進める上での国の財政的困難や、法曹人口の急増に伴い担い手で

ある法曹の抱える困難など様々であると考えられるが、今日の司法・法曹を取り巻く状況を踏まえれ

ば、司法の役割と機能の拡大・強化を求める改革をより着実に進めていく立場をとるか否か、改めて問

われる状況となっている。

 司法制度改革の今後について検討や議論をするにあたっては、統計資料等を基に客観的な事実認識を

し、司法制度改革を冷静に振り返ることが有益であると考え、今後の議論を深めるために役立つ客観的

な基礎資料を提供すべく、本特集を企画した。

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特集2

■資料2-0 司法制度改革関連年表■

年 主 な 動 き 第1期:新たな憲法理念に      基づく司法の揺籃期   1946 1947 1948 1949 … 1951 1952 … 1962 … 日本国憲法制定(11/3) 裁判所法制定(4/16)  最高裁判所設置(5/3)  家事審判法制定(12/6)  民法改正(12/22) 少年法制定(7/15) 民事訴訟法改正(5/28)  司法試験法制定(5/31)  新弁護士法制定(6/10) 検察審査会法制定(7/12)  日本弁護士連合会発足(9/1) 民事調停法制定(6/9) 法律扶助協会設立(1/24) 臨時司法制度調査会設置(9/1)  行政事件訴訟法制定(5/16) 第2期:司法の危機と改革停滞期 1964 … 1966 1967 … 1969 … 1971 … 1975 … 1979 … 1985 … 1988 1989 臨時司法制度調査会意見書提出(8/28)  日弁連が同意見書を批判する臨時総会決議(12/19) 執行官法制定(7/1) 一部ジャーナリズム等による「偏向裁判」批判   日弁連が臨司批判書を採択(5/27)  公害対策基本法制定(8/3) 平賀書簡事件(8/14) 宮本判事補再任拒否事件(3/31) 三者協議会の発足(3/24) 民事執行法制定(3/30) 男女雇用機会均等法制定(6/1) 弁護士任官制度発足 民事保全法制定(12/22) 第3期:抜本的な改革に向けた      国民的な機運の醸成期 1990 1991 1992 … 1994 … 1996 1997 1998 1999 … 日弁連「司法改革宣言」(5/25) 日弁連「第二次司法改革宣言」(5/24) すべての弁護士会で当番弁護士制度を実施(10/1) 日弁連「第三次司法改革宣言」(5/27)  経済同友会「現代日本社会の病理と処方」(6/30) 民事訴訟法改正(6/26) 法曹三者「司法試験制度と法曹養成制度に関する合意」(10/28) 行政改革会議最終報告提出(12/3) 経団連「司法制度改革についての意見」(5/19)  自民党司法制度特別調査会「21世紀の司法の確かな 指針」(6/16)  日弁連「司法改革ビジョン」(11/12) 司法制度改革審議会設置(7/27)  日弁連ひまわり基金設置(9/10) 第4期:改革実現への取組期 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 … 2011 司法制度改革審議会意見書提出(6/12)  司法制度改革推進法成立・交付(11/6) 司法制度改革推進法施行(12/1)  司法制度改革推進本部設置(12/1) 司法制度改革推進計画閣議決定(3/19) 下級裁判所裁判官指名諮問委員会設置(5/1)  裁判の迅速化に関する法律施行(7/16) 非常勤裁判官制度発足(1/1)  簡易裁判所の事物管轄の大幅拡大(4/1)  法科大学院開校(4/1) 行政事件訴訟法改正施行(4/1)  知的財産高等裁判所設置(4/1)  判事補及び検事の弁護士職務経 験に関する法律の施行(4/1)  公判前整理手続の導入(11/1) 労働審判手続の開始(4/1)  日本司法支援センター(法テラス)設立(4/10) 第1回新司法試験実施(5/19)  被疑者国選弁護制度の発足(10/2) いわゆるADR法の施行(4/1)  裁量的な国選付添人制度の導入(11/1) 「弁護士ゼロ地域」解消(6/2) 裁判員制度の発足(5/21)  検察審査会起訴議決制度の導入(5/21) 弁護士人口が3万人を超える 【注】括弧内の数字は、月日である。

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司法制度改革関連統計資料

 第1章で述べたように、司法制度改革は現在進行中であり、いまだ総括できる時期にはない。しか

し、司法制度改革によって創設された様々な制度はすでに実行に移され、司法をめぐる状況は、司法制

度改革以前と比べると確実に変化している。

 そこで、第2章では、司法制度改革の議論の中でも重要とされた論点や、主要な新設制度、司法制度

改革によって弁護士の職業生活がどのように変化したか等について、司法制度改革が本格的に主張され

はじめた1990年頃と、司法制度改革審議会において議論がなされていた2000年頃、そして現在の2011年

頃の状況を、客観的なデータ等によって比較してみることとしたい。

1

司法アクセスの拡充

 司法制度改革は、より身近で、速くて、頼りがいのある司法を実現することを大きな目的としてい

る。そのためには、まず、司法へのアクセスそのものの改善を図る必要があるとされ、意見書で提言さ

れた内容の具体化を図るために設置された司法制度改革推進本部内に、司法アクセス検討会が設けられ

た。

 本項では、民事法律扶助など法律支援の点から司法アクセスの拡充を目指す総合法律支援構想の実現

と、弁護士過疎・偏在の解消という2つの視点から、司法制度改革前後の状況を比較する。

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特集2

1.総合法律支援の実現

 経済面での司法アクセスの拡充を図る民事法律扶助については、審議会意見書においても「対象事

件・対象者の範囲、利用者負担の在り方等について、さらに総合的・体系的な検討を加えた上で、いっ

そう充実すべきである」と述べられている。司法アクセス検討会では、民事法律扶助のみならず、アク

セスポイント(相談窓口)の問題、司法過疎の問題などについて総合的な検討が加えられ、その結果、

司法へのアクセス障害の原因となっている問題を抜本的に解決し、国民が司法の場に容易にアクセスす

ることができるようにするとともに、必要な法律サービスの提供を受けられるようにするための総合的

なシステムを構築することにより、司法制度をより国民に利用しやすいものにしようという構想(「司

法ネット構想」)が基本的な方向性として了承された。

 かかる議論をふまえ、2004年5月には、民事・刑事を問わず全国で法による紛争解決に必要な情報と

サービスが受けられる社会の実現を目指すことを基本理念とする総合法律支援法が制定され、2006年4

月に、同法に基づいて日本司法支援センター(法テラス)が設置され、ここに総合法律支援の体制が整

うこととなった。

 法テラスの業務内容については本書第4編第1章(300頁~311頁)を参照されたいが、ここでは、審

議会意見書においても指摘された民事法律扶助事業が、司法制度改革によってどのように発展してきた

かにつき統計からみていくこととしたい。

■資料2-1-1-1 民事法律扶助制度のあゆみ■

1952(昭和27)年 財団法人法律扶助協会設立

1958(昭和33)年 法務省、法律扶助事業費補助金交付の開始(年額1000万円) ※注参照

1963(昭和38)年 日弁連、法律扶助協会への補助開始

1964(昭和39)年 法務省補助金年額5000万円に増額

1967(昭和42)年 交通事故事件の急増を受けて運輸省補助金交付開始

(交通事故事件に年額1000万円)

1974(昭和49)年 無料法律相談事業開始(日本船舶振興会からの補助金)

1976(昭和51)年 運輸省補助金停止

2000(平成12)年 民事法律扶助法成立。民事法律扶助が国の責務とされる。

2004(平成16)年 総合法律支援法成立

2006(平成18)年 日本司法支援センター設立。

民事法律扶助事業の実施が日本司法支援センターに移管される。

【注】国庫補助金の推移については、資料2-1-1-7(P.50)を参照。

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■資料2-1-1-2 相談登録弁護士数■

(法律扶助協会)

【注】1. 数値は、2000年度は財団法人法律扶助協会、2011年度は日本司法支援センターから提供を受けた資料に よるもの。    2. 2000年10月に民事法律扶助法が施行されたことに伴い、民事法律扶助へのアクセスを容易にし、その利 用の促進と登録弁護士の事務所で法律相談が出来るようにすることを目的として相談登録弁護士制度がス タートした。法律扶助協会時代には、「受任予定者契約」という契約形態は存在していない。    3. 「登録率」及び「受任予定者契約率」の全国合計の欄は、「相談登録弁護士」及び「受任予定弁護士」の各 全国合計数を各年の全弁護士数で除したものである。    4. 参考値の地方事務所平均は、各地方事務所の割合の合計を全事務所数(50事務所)でそれぞれ除したもの である。 地方事務所 2000年度(2001.3.31現在) 相談登録弁護士 (人) 弁護士会会員数(人) 登録率 札 幌 163 319 51.1% 函 館 16 24 66.7% 旭 川 24 26 92.3% 釧 路 21 23 91.3% 宮 城 98 216 45.4% 福 島 76 86 88.4% 山 形 44 52 84.6% 岩 手 34 41 82.9% 秋 田 40 48 83.3% 青 森 35 40 87.5% 東 京 1,437 8,580 16.7% 神奈川 128 719 17.8% 埼 玉 121 303 39.9% 千 葉 200 273 73.3% 茨 城 63 95 66.3% 栃 木 68 95 71.6% 群 馬 87 126 69.0% 静 岡 103 218 47.2% 山 梨 47 53 88.7% 長 野 89 110 80.9% 新 潟 93 126 73.8% 愛 知 246 840 29.3% 三 重 30 72 41.7% 岐 阜 69 86 80.2% 福 井 39 40 97.5% 石 川 61 81 75.3% 富 山 19 50 38.0% 大 阪 693 2,556 27.1% 京 都 164 331 49.5% 兵 庫 266 410 64.9% 奈 良 60 80 75.0% 滋 賀 37 46 80.4% 和歌山 54 67 80.6% 広 島 118 271 43.5% 山 口 43 70 61.4% 岡 山 82 172 47.7% 鳥 取 16 24 66.7% 島 根 19 22 86.4% 香 川 55 83 66.3% 徳 島 39 53 73.6% 高 知 32 51 62.7% 愛 媛 66 88 75.0% 福 岡 262 589 44.5% 佐 賀 28 39 71.8% 長 崎 55 67 82.1% 大 分 45 66 68.2% 熊 本 66 109 60.6% 鹿児島 44 79 55.7% 宮 崎 40 50 80.0% 沖 縄 73 178 41.0% 全国合計 5,808 18,243 31.8% 〔参考値〕 地方事務所平均    登録率:64.9%

■資料2-1-1-3 民事法律扶助契約弁護士数■

(日本司法支援センター)

2011年度(2012.3.31現在) 受任予定者弁護士 (人) 弁護士会会員数(人) 受任予定者契約率 529 634 83.4% 37 44 84.1% 57 63 90.5% 54 64 84.4% 309 376 82.2% 137 154 89.0% 74 82 90.2% 80 95 84.2% 65 70 92.9% 83 97 85.6% 4,185 15,076 27.8% 869 1,293 67.2% 424 637 66.6% 416 581 71.6% 168 209 80.4% 127 171 74.3% 183 236 77.5% 296 380 77.9% 86 102 84.3% 169 197 85.8% 203 232 87.5% 896 1,543 58.1% 117 151 77.5% 106 155 68.4% 79 90 87.8% 122 140 87.1% 75 94 79.8% 2,533 3,854 65.7% 477 585 81.5% 560 713 78.5% 120 139 86.3% 106 124 85.5% 107 124 86.3% 366 478 76.6% 111 133 83.5% 261 313 83.4% 51 60 85.0% 53 63 84.1% 91 138 65.9% 73 84 86.9% 63 87 72.4% 95 146 65.1% 713 987 72.2% 78 86 90.7% 125 146 85.6% 111 130 85.4% 174 222 78.4% 123 166 74.1% 99 111 89.2% 134 233 57.5% 16,570 32,088 51.6% 受任予定者契約率:78.9%

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特集2

■資料2-1-1-4 民事法律扶助援助実績件数の推移■

【注】1. 2000年10月に民事法律扶助法が施行されて以降、法律相談援助、書類作成援助という援助類型ができた。 1990年は代理援助実績のみである。    2.1990年度及び2000年度~2005年度は財団法人法律扶助協会の実績による。    3. 2006年度は、財団法人法律扶助協会の実績件数(2006年4月~9月)及び日本司法支援センターにおけ る援助件数(2006年10月~2007年3月)による。2007年度以降は、日本司法支援センターにおける援 助件数による(代理援助・書類作成援助は開始決定件数で算出している)。 16.6% ①金銭事件 10.1% ① 金銭事件 10.8% ① 金銭事件 7.4% ②不動産事件 1.8% ②不動産事件 2.0% ②不動産事件 40.2% ③家庭事件 61.6% ⑥破産 57.9% ⑥多重債務事件 ④労働事件  2.6% ⑤保全事件  1.2% 21.1% ③家事事件 23.8% ③家事事件 5.5% ④交通事故 15.0% ⑤消費者金融 15.3% ⑥その他 ④労働事件 1.1% ⑤保全事件 2.3% ⑦強制執行 0.6% ⑧行政 0.7% ⑦執行・競売 1.0% ⑧その他 0.7% ⑨その他 0.7% 【注】1. 年度により、分野項目が違うので比較の上で注 意を要する(項目名は集計当時のもの)。    2. 1990年度及び2000年度は、財団法人法律扶 助協会の実績によるもの。2011年度は日本司 法支援センターにおける開始決定件数である。

■資料2-1-1-5 民事法律扶助援助のうち「代理援助」の分野別割合■

1990年の内訳

2000年の内訳

2011年の内訳

代理援助実績件数

1990年度 4072件 2000年度 2万0098件 2011年度 10万3751件 (件) (年度) 法律相談援助 代理援助 書類作成援助 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 1990 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 4,072 35,505 20,098 88,513 56,318 3,639 6,164 103,751 280,389 163 2000年10月 民事法律扶助法施行 法テラス設立2006年 ※「破産」には任意整理を含む。

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■資料2-1-1-6 日本司法支援センターに係る政府予算の推移■

■資料2-1-1-7 法律扶助協会時代の補助実績(国庫補助金)の推移■

(単位:百万円) 2007(平成19) 年度 2008(平成20)年度 2009(平成21)年度 2010(平成22)年度 2011(平成23)年度 2012(平成24)年度 運営費交付金 10,213 10,395 10,407 15,542 16,554 16,402 国選弁護人確保業務委託費 10,093 9,083 15,796 15,548 14,793 15,445 合 計 20,306 19,478 26,203 31,090 31,347 31,847 ※2012年度には、震災対応を含む。

〔参考〕

(単位:百万円) 2007(平成19) 年度 2008(平成20)年度 2009(平成21)年度 2010(平成22)年度 2011(平成23)年度 2012(平成24)年度 政府予算のうち一般歳出 46,978,383 47,284,501 51,730,976 53,454,231 53,565,978 50,962,808 一般歳出のうちその他の事項経費 5,194,540 4,906,955 5,064,181 5,196,824 5,053,948 5,422,503 【注】数値は、日本司法支援センターから提供を受けた資料によるもの。 1958(昭和33) 年度 1965(昭和40)年度 1975(昭和50)年度 1985(昭和60)年度 1990(平成2)年度 1991(平成3)年度 1992(平成4)年度 1993(平成5)年度 国庫補助金等 10,000,000 50,000,000 102,000,000 83,348,000 115,606,000 138,495,000 161,494,000 194,616,000 1994(平成6) 年度 1995(平成7)年度 1996(平成8)年度 1997(平成9)年度 1998(平成10)年度 1999(平成11)年度 2000(平成12)年度 2001(平成13)年度 国庫補助金等 224,995,000 586,643,000 607,298,000 442,004,000 479,696,000 939,243,000 2,159,491,000 2,849,961,000 2002(平成14) 年度 2003(平成15)年度 2004(平成16)年度 2005(平成17)年度 2006(平成18)年度 国庫補助金等 3,303,452,000 3,498,174,000 4,000,164,000 4,503,502,000 2,380,606,671 【注】1.数値は、「財団法人法律扶助協会平成18年度事業報告書」によるもの。    2. 国庫補助金は当時法務省及び運輸省(のちの国土交通省)より出ていたが、運輸省分は補助対象であった交 通事故事件の減少のため1976(昭和51)年以降停止され、1982(昭和57)年から2005(平成17) 年まで「謝金」として交付された。    3. 1999(平成11)年度の国庫補助金のうち、26,402,000円は、阪神・淡路大震災被災者のための法律相 談としての補助金である。    4. 1995(平成7)年から、厚生省(のちの厚生労働省)により、中国残留孤児国籍取得支援活動に対する援 助(委託事業・2002(平成14)年度は3,450,000円)が開始されているが、これは本表の国庫補助金か ら除外した。 (年度) 運営費交付金 国選弁護人確保業務委託費 2012 2011 2010 2009 2008 2007 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 (百万円) 2009年5月  被疑者国選弁護制度 第2段階施行 (単位:円)

(11)

特集2

 2001年6月の司法制度改革審議会意見書で示された

諸改革を実現するため、司法制度改革推進本部において

諸提言の立法化が進められる中で、「法的紛争を抱えた

市民が気軽に相談できる窓口を開設し、きめ細やかな情

報や総合的な法律サービスを提供することにより、全国

どこでもあまねく市民が法的な救済が得られるような司

法ネットの整備を進める必要がある」との認識が推進本

部顧問会議の議論の中で示された。日本司法支援セン

ター(法テラス)はこの司法ネット構想に基づき、これ

を発展させた形で、総合法律支援法に則り、民事法律扶

助業務、国選弁護制度運営、情報提供業務、司法過疎対

策、犯罪被害者支援という5つの本来業務を担う組織と

して、2006年4月に設立されたものである。設立後政

府の運営費交付金も年々増加し、2007年度の約102億

円から2011年度には165億円超まで増大し、扶助協会

時代に比べて民事法律扶助の規模も大幅に拡大する他、

各業務もその規模を広げている。

 この中で注目されているのが、スタッフ弁護士の新し

い活動である。司法過疎対策として全国各地に設置され

た法律事務所に配置されたスタッフ弁護士たちが、手探

りで開拓してきた、いわゆるアウトリーチという手法で

ある。すなわち、弁護士が地域の社会福祉協議会や地方

自治体等と密接なネットワークを築き、法的サービスが

必要でも自ら出向いてこられない高齢者や障がいがある

者等に対して、弁護士の方が自ら出向いて、上記地方

自治体等と協力して問題を解決していくという手法であ

る。このような法的サービスの需要は、これまで社会的

には存在していたにもかかわらず、弁護士には需要と見

ることが出来なかった分野である。このアウトリーチの

手法は、フットワークの軽い若手のスタッフ弁護士たち

が地域の実態に接する中で手探りで築いてきたネット

ワークを用いた法的サービスの提供手法であり、正に、

司法制度改革審議会意見書で示された「社会生活上の

医師」の理念を実現する活動である。このような需要は、

個人事業主としての弁護士ではなかなか取り扱いにくい

分野であったが、社会的に法的サービスを及ぼさなけれ

ばならない需要であることは間違いない。現在は、法テ

ラスという組織であるからこそ、このニーズに応えられ

るものであるが、今後は、法律扶助制度の拡大と連動し

つつ、この手法が汎用化されて全国に広まることが期待

される。

法テラスと司法アクセス -社会生活上の医師の実現としてのアウトリーチ

谷 眞人

(東京弁護士会・元日弁連事務次長)

◆コラム◆

(12)

2.弁護士過疎・偏在の解消

 弁護士過疎・偏在問題については、古くは臨時司法制度調査会意見書(1964年8月)において、「簡

易裁判所の所在地はもちろんのこと、地方裁判所の支部の所在地においてすら、弁護士の事務所のない

事例が数多く存在する。このような状況では、地方における国民の法的生活の水準の向上はもとより、

裁判の適正円滑な運営すら阻害される虞がある」「この弁護士の大都市偏在化については、緊急にこれ

を是正する必要があると考えられるのであって、いかなる方策を講ずべきかが検討されなければならな

い」と指摘されていた。

 その後、日弁連は弁護士過疎・偏在問題への対策を進め、1993年11月、高松市で開催された第8回弁

護士業務対策シンポジウムにおいて、地方裁判所支部管轄に弁護士がゼロか1人しかいない地域を明ら

かにした「弁護士ゼロワンマップ」を提示した。当時、弁護士ゼロ地域は50か所、弁護士ワン地域は24

か所であった。

 1996年5月、名古屋市で開催された第47回定期総会において、「弁護士過疎地域における法律相談体

制の確立に関する宣言」を採択し、弁護士過疎・偏在問題の解決のために全力をあげて取り組む決意を

表明した。1999年9月には東京弁護士会からの司法改革支援金(寄付金)1億円と日弁連創立50周年記

念事業特別基金からの繰入金3000万円を財源として「日弁連ひまわり基金」を発足させ、2000年1月よ

り全会員から特別会費を徴収することにより、活動の財源に充てている。

 2000年5月、鹿児島市で開催された第51回定期総会において、「司法サービスの全国地域への展開に

関する決議」を行い、2001年5月に策定した「司法サービスの全国展開に関する行動計画」に基づき、

全国各地で法律相談センターの展開とひまわり基金法律事務所の設置を進めた。ひまわり基金法律事

務所については、2000年6月、島根県浜田市に「石見ひまわり基金法律事務所」が開設されて以来、

累計112か所に設置された(2012年10月1日現在)(本書第3編第5章第2節267頁~269頁参照)。ま

た、法律相談センターは全国307か所(2012年10月1日現在)に設置された(同第1節256頁~264頁参

照)。

 以上の取組と、2006年4月に発足した日本司法支援センター(法テラス)による司法過疎地域対応型

事務所の設置とが相まって、2012年10月1日現在、地方裁判所支部単位のゼロワン地域はほぼ解消され

る(ワン地域2か所のみ)に至っている(次頁参照)。

 これらの取組の成果を踏まえ、日弁連は、2011年3月に弁護士による司法サービスをさらに充実させ

るため、向こう10年の新たな行動計画(新行動計画)を策定した。新行動計画においては、ゼロワン地

域解消を継続した上で、司法サービス提供の必要性が相当程度見込まれる人口3万人以上の「簡易裁判

所管内」と「市町村」において弁護士ゼロ地域の解消を目指すほか、女性の法的ニーズに対応する観点

から、地方裁判所支部管内において、「女性弁護士がゼロである地域を減らし、最終的には解消するた

めの取組」を行うことを目指している。

(13)

特集2

■資料2-1-2-1 弁護士ゼロワンマップ■

 「弁護士ゼロ」「弁護士ワン」とは、地方・家庭裁判所支部管轄区域を単位として、登録弁護士

が全くいないか、1人しかいない地域をいう。

  地方裁判所 支部 地方裁判所 支部 1 旭川地裁 稚内支部 26 京都地裁 園部支部 2 旭川地裁 名寄支部 27 京都地裁 宮津支部 3 旭川地裁 紋別支部 28 神戸地裁 柏原支部 4 旭川地裁 留萌支部 29 岡山地裁 新見支部 5 釧路地裁 網走支部 30 松江地裁 西郷支部 6 釧路地裁 根室支部 31 松江地裁 浜田支部 7 札幌地裁 滝川支部 32 山口地裁 萩支部 8 札幌地裁 岩内支部 33 徳島地裁 阿南支部 9 札幌地裁 浦河支部 34 徳島地裁 美馬支部 10 函館地裁 江差支部 35 高知地裁 安芸支部 11 青森地裁 五所川原支部 36 高知地裁 須崎支部 12 青森地裁 十和田支部 37 大分地裁 杵築支部 13 秋田地裁 能代支部 38 大分地裁 佐伯支部 14 秋田地裁 横手支部 39 福岡地裁 柳川支部 15 盛岡地裁 二戸支部 40 佐賀地裁 武雄支部 16 盛岡地裁 宮古支部 41 長崎地裁 厳原支部 17 水戸地裁 麻生支部 42 長崎地裁 壱岐支部 18 千葉地裁 一宮支部 43 長崎地裁 平戸支部 19 前橋地裁 沼田支部 44 長崎地裁 五島支部 20 金沢地裁 輪島支部 45 熊本地裁 阿蘇支部 21 岐阜地裁 御嵩支部 46 熊本地裁 天草支部 22 福井地裁 武生支部 47 熊本地裁 人吉支部 23 大津地裁 長浜支部 48 宮崎地裁 日南支部 24 奈良地裁 五條支部 49 鹿児島地裁 知覧支部 25 和歌山地裁 御坊支部 50 那覇地裁 名護支部

弁護士ゼロ支部(50か所)

(1993年7月1日現在)

  地方裁判所 支部 地方裁判所 支部 1 盛岡地裁 遠野支部 13 神戸地裁 社支部 2 盛岡地裁 水沢支部 14 神戸地裁 洲本支部 3 仙台地裁 登米支部 15 広島地裁 三次支部 4 仙台地裁 大河原支部 16 松江地裁 益田支部 5 宇都宮地裁 大田原支部 17 高知地裁 中村支部 6 千葉地裁 佐原支部 18 大分地裁 竹田支部 7 静岡地裁 下田支部 19 福岡地裁 八女支部 8 新潟地裁 新発田支部 20 長崎地裁 島原支部 9 福井地裁 敦賀支部 21 熊本地裁 山鹿支部 10 津地裁 伊賀支部 22 鹿児島地裁 加治木支部 11 津地裁 熊野支部 23 鹿児島地裁 川内支部 12 和歌山地裁 新宮支部 24 那覇地裁 平良支部

弁護士ゼロ支部はなし(2012年10月1日現在)

弁護士ワン支部(2か所)

(2012年10月1日現在)

地方裁判所 支部 1 金沢地裁 輪島支部 2 大分地裁 杵築支部

弁護士ワン支部(24か所)

(1993年7月1日現在)

2 3 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 19 18 20 21 22 24 23 26 27 29 31 32 33 34 35 36 48 17 25 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 12 13 15 16 17 22 23 4 1 11 28 30 39 38 37 40 41 42 44 45 46 47 49 50 43 14 18 19 20 21 24 1 2

1993年7月1日現在のゼロワンマップ

● 弁護士ゼロ支部50か所 ● 弁護士ワン支部24か所

2012年10月1日現在のゼロワンマップ

● 弁護士ゼロ支部なし ● 弁護士ワン支部2か所 【注】弁 護 士 ワ ン 支 部 の う ち 、 大 分 地 裁 杵 築 支 部 は、非常駐の弁護士法人従事務所がある支部 である。

(14)

■資料2-1-2-2 弁護士会別弁護士数の推移(1950~2002年(10年刻み)及び2010~2012年)■

【注】各年3月31日現在。弁護士会別の内女性数については、1989年から集計を開始した。 年 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2002 (人) 総 数 総 数 総 数 総 数 総 数 内女性数 総 数 内女性数 総 数 内女性数 北海道弁連 札 幌 66 81 111 185 244 7 315 16 322 17 函 館 21 18 14 20 19 0 23 0 24 0 旭 川 15 14 16 19 22 1 25 1 30 3 釧 路 13 15 17 20 22 1 22 1 26 2 小 計 115 128 158 244 307 9 385 18 402 22 東北弁連 仙 台 82 82 91 129 162 13 210 22 218 24 福島県 67 57 53 68 71 2 81 2 88 4 山形県 38 29 33 34 46 1 51 1 52 1 岩 手 27 23 30 31 33 1 41 1 45 2 秋 田 37 33 29 30 47 3 49 4 48 4 青森県 33 30 31 35 37 2 40 3 41 3 小 計 284 254 267 327 396 22 472 33 492 38 関弁連 東 京 1,396 1,641 2,272 2,765 3,164 209 3,872 398 4,256 522 第一東京 487 609 897 1,278 1,598 96 2,022 222 2,310 313 第二東京 416 546 930 1,296 1,552 104 2,043 219 2,380 335 横 浜 115 148 237 382 509 33 674 66 737 82 埼 玉 59 56 74 134 194 15 283 29 309 36 千葉県 73 82 90 137 191 18 254 28 285 35 茨城県 50 53 50 76 78 2 94 6 96 7 栃木県 69 57 56 68 83 2 95 4 95 5 群 馬 45 44 54 87 109 4 123 6 126 7 静岡県 96 89 107 147 184 9 212 13 220 17 山梨県 37 35 39 43 47 1 51 1 54 2 長野県 70 60 52 70 96 2 105 5 113 6 新潟県 66 65 65 100 112 0 121 2 127 3 小 計 2,979 3,485 4,923 6,583 7,917 495 9,949 999 11,108 1,370 中部弁連 愛知県 207 220 339 499 625 39 804 71 864 92 三 重 44 38 41 48 51 1 67 1 73 2 岐阜県 48 40 47 62 74 3 86 5 88 6 福 井 36 30 27 29 32 0 38 2 42 2 金 沢 47 42 51 63 70 3 76 5 82 7 富山県 30 26 31 40 51 0 51 0 49 0 小 計 412 396 536 741 903 46 1,122 84 1,198 109 近弁連 大 阪 584 717 1,103 1,541 1,887 105 2,406 219 2,633 287 京 都 193 156 174 207 257 17 308 34 337 42 兵庫県 179 199 236 300 325 14 381 33 420 47 奈 良 31 17 21 33 53 4 70 8 82 11 滋 賀 25 20 22 25 32 2 42 4 47 4 和歌山 42 40 33 46 57 1 62 1 69 2 小 計 1,054 1,149 1,589 2,152 2,611 143 3,269 299 3,588 393 中国地方弁連 広 島 99 103 131 177 220 7 259 14 271 15 山口県 70 61 62 48 58 0 66 0 75 1 岡 山 87 83 84 110 131 4 164 11 173 16 鳥取県 26 24 26 21 26 1 24 1 25 2 島根県 24 21 21 22 21 1 21 2 22 2 小 計 306 292 324 378 456 13 534 28 566 36 四国弁連 香川県 40 36 49 58 76 0 83 0 85 0 徳 島 31 30 28 29 41 0 52 1 51 1 高 知 45 41 41 55 56 3 49 4 53 4 愛 媛 70 51 61 66 74 3 82 2 89 2 小 計 186 158 179 208 247 6 266 7 278 7 九弁連 福岡県 189 186 258 365 443 18 552 43 610 64 佐賀県 41 32 29 29 28 0 36 1 38 1 長崎県 43 52 44 60 64 1 68 1 67 1 大分県 64 48 51 55 61 2 65 3 69 4 熊本県 79 64 60 69 93 5 106 6 111 7 鹿児島県 48 48 36 43 61 0 76 1 79 2 宮崎県 27 29 24 30 42 3 48 4 51 4 沖 縄 − − − 157 171 3 178 3 181 5 小 計 491 459 502 808 963 32 1,129 62 1,206 88 総  計 5,827 6,321 8,478 11,441 13,800 766 17,126 1,530 18,838 2,063

(15)

特集2

10年間(2002年~2012年)の弁護士増加 年 2010 2011 2012 弁護士 増加数 内女性数 10年前を1とした場合の比率 (人) 総 数 内女性数 総 数 内女性数 総 数 内女性数 総 数 内女性 北海道弁連 札 幌 539 66 591 71 634 84 312 67 196.9% 494.1% 函 館 36 1 38 2 44 3 20 3 183.3% ※10年前は0人 旭 川 50 8 50 8 63 10 33 7 210.0% 333.3% 釧 路 58 5 60 5 64 5 38 3 246.2% 250.0% 小 計 683 80 739 86 805 102 403 80 200.2% 463.6% 東北弁連 仙 台 331 42 361 48 376 54 158 30 172.5% 225.0% 福島県 143 15 153 18 154 15 66 11 175.0% 375.0% 山形県 71 5 78 7 82 8 30 7 157.7% 800.0% 岩 手 77 8 81 7 95 10 50 8 211.1% 500.0% 秋 田 66 7 68 11 70 11 22 7 145.8% 275.0% 青森県 82 5 88 7 97 10 56 7 236.6% 333.3% 小 計 770 82 829 98 874 108 382 70 177.6% 284.2% 関弁連 東 京 6,134 1,082 6,433 1,175 6,681 1,235 2,425 713 157.0% 236.6% 第一東京 3,783 704 3,951 740 4,102 794 1,792 481 177.6% 253.7% 第二東京 3,887 752 4,119 823 4,293 875 1,913 540 180.4% 261.2% 横 浜 1,125 200 1,212 227 1,293 256 556 174 175.4% 312.2% 埼 玉 535 84 579 96 637 111 328 75 206.1% 308.3% 千葉県 486 80 540 91 581 106 296 71 203.9% 302.9% 茨城県 172 26 185 28 209 34 113 27 217.7% 485.7% 栃木県 139 15 156 17 171 21 76 16 180.0% 420.0% 群 馬 203 19 216 24 236 30 110 23 187.3% 428.6% 静岡県 325 47 347 57 380 62 160 45 172.7% 364.7% 山梨県 89 7 93 9 102 10 48 8 188.9% 500.0% 長野県 165 19 183 23 197 28 84 22 174.3% 466.7% 新潟県 202 19 216 23 232 25 105 22 182.7% 833.3% 小 計 17,245 3,054 18,230 3,333 19,114 3,587 8,006 2,217 172.1% 261.8% 中部弁連 愛知県 1,354 230 1,444 253 1,543 281 679 189 178.6% 305.4% 三 重 125 17 136 17 151 23 78 21 206.8% 1150.0% 岐阜県 132 17 144 20 155 20 67 14 176.1% 333.3% 福 井 76 8 88 11 90 11 48 9 214.3% 550.0% 金 沢 123 19 124 17 140 19 58 12 170.7% 271.4% 富山県 79 3 86 4 94 9 45 9 191.8% ※10年前は0人 小 計 1,889 294 2,022 322 2,173 363 975 254 181.4% 333.0% 近弁連 大 阪 3,583 538 3,717 582 3,854 632 1,221 345 146.4% 220.2% 京 都 489 76 532 89 585 110 248 68 173.6% 261.9% 兵庫県 620 107 670 120 713 133 293 86 169.8% 283.0% 奈 良 133 21 136 19 139 24 57 13 169.5% 218.2% 滋 賀 100 20 110 21 124 27 77 23 263.8% 675.0% 和歌山 114 10 122 14 124 14 55 12 179.7% 700.0% 小 計 5,039 772 5,287 845 5,539 940 1,951 547 154.4% 239.2% 中国地方弁連 広 島 423 51 451 58 478 71 207 56 176.4% 473.3% 山口県 125 6 133 9 133 9 58 8 177.3% 900.0% 岡 山 282 44 301 48 313 54 140 38 180.9% 337.5% 鳥取県 55 7 56 7 60 7 35 5 240.0% 350.0% 島根県 53 9 59 9 63 12 41 10 286.4% 600.0% 小 計 938 117 1,000 131 1,047 153 481 117 185.0% 425.0% 四国弁連 香川県 125 11 134 13 138 13 53 13 162.4% ※10年前は0人 徳 島 76 5 76 6 84 8 33 7 164.7% 800.0% 高 知 75 11 80 15 87 17 34 13 164.2% 425.0% 愛 媛 130 9 141 11 146 12 57 10 164.0% 600.0% 小 計 406 36 431 45 455 50 177 43 163.7% 714.3% 九弁連 福岡県 877 137 927 143 987 166 377 102 161.8% 259.4% 佐賀県 73 8 82 10 86 10 48 9 226.3% 1000.0% 長崎県 123 10 137 13 146 14 79 13 217.9% 1400.0% 大分県 113 11 125 14 130 16 61 12 188.4% 400.0% 熊本県 194 21 205 24 222 27 111 20 200.0% 385.7% 鹿児島県 131 12 146 17 166 19 87 17 210.1% 950.0% 宮崎県 91 9 98 12 111 12 60 8 217.6% 300.0% 沖 縄 217 17 227 22 233 28 52 23 128.7% 560.0% 小 計 1,819 225 1,947 255 2,081 292 875 204 172.6% 331.8% 総  計 28,789 4,660 30,485 5,115 32,088 5,595 13,250 3,532 170.3% 271.2%

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 次の「弁護士人口全国地図」は、弁護士の分布について弁護士10人を1マスとして、日本地図を作成

し、1990年3月当時と2012年3月31現在の弁護士分布について比較したものである。

【注】弁護士数データは、1990年3月31日現在。 【注】弁護士数データは、2012年3月31日現在。

□1マス=10人単位

資料2-1-2-3①

弁護士人口全国地図

(1990年)

資料2-1-2-3②

弁護士人口全国地図

(2012年)

 弁護士数そのものが増加しているため、

日本地図自体が大きくなっている。

(17)

特集2

■資料2-1-2-4 弁護士1人あたりの人口比較 -1人あたりの人口の多い順-■

【注】1. 人口は、総務省統計局「平成2年国勢調査」及び「平成23年人口推計」による各年の10月1日現在。弁護 士数は、1990年及び2011年4月1日現在。    2.弁護士1人あたりの人口の全国合計値は、全国人口を全国弁護士数で除したもの。    3. 日本の人口は、単位未満を四捨五入してあるので、合計値と各都道府県の内訳の計は必ずしも一致しな い。 順位 1990年 順位 2011年 都道府県 弁護士1人あたりの 人口(人) 都道府県 人口 (千人) 弁護士数 (人) 都道府県 弁護士1人 あたりの 人口(人) 都道府県 人口 (千人) 弁護士数 (人) 1 岩 手 42,939 1,417 33 1 岩 手 16,425 1,314 80 2 青 森 40,081 1,483 37 2 茨 城 15,818 2,958 187 3 滋 賀 38,188 1,222 32 3 秋 田 15,809 1,075 68 4 島 根 37,190 781 21 4 青 森 15,489 1,363 88 5 茨 城 36,474 2,845 78 5 山 形 14,696 1,161 79 6 三 重 35,157 1,793 51 6 岐 阜 14,382 2,071 144 7 埼 玉 33,015 6,405 194 7 三 重 13,482 1,847 137 8 佐 賀 31,357 878 28 8 福 島 13,007 1,990 153 9 福 島 29,634 2,104 71 9 栃 木 12,821 2,000 156 10 鹿児島 29,475 1,798 61 10 滋 賀 12,739 1,414 111 11 千 葉 29,084 5,555 191 11 富 山 12,651 1,088 86 12 岐 阜 27,932 2,067 74 12 埼 玉 12,490 7,207 577 13 宮 崎 27,833 1,169 42 13 島 根 12,068 712 59 14 山 形 27,348 1,258 46 14 鹿児島 11,799 1,699 144 15 山 口 27,121 1,573 58 15 長 野 11,641 2,142 184 16 秋 田 26,106 1,227 47 16 宮 崎 11,541 1,131 98 17 奈 良 25,943 1,375 53 17 千 葉 11,529 6,214 539 18 福 井 25,750 824 32 18 山 口 10,924 1,442 132 19 長 崎 24,422 1,563 64 19 新 潟 10,885 2,362 217 20 鳥 取 23,692 616 26 20 静 岡 10,711 3,749 350 21 栃 木 23,313 1,935 83 21 鳥 取 10,446 585 56 22 長 野 22,469 2,157 96 22 徳 島 10,400 780 75 23 新 潟 22,098 2,475 112 23 長 崎 10,343 1,417 137 24 富 山 21,961 1,120 51 24 佐 賀 10,329 847 82 25 愛 媛 20,473 1,515 74 25 奈 良 10,265 1,396 136 26 徳 島 20,293 832 41 26 愛 媛 10,092 1,423 141 27 大 分 20,279 1,237 61 27 高 知 9,595 758 79 28 静 岡 19,951 3,671 184 28 大 分 9,528 1,191 125 29 熊 本 19,785 1,840 93 29 石 川 9,328 1,166 125 30 和歌山 18,842 1,074 57 30 群 馬 9,264 2,001 216 31 北海道 18,384 5,644 307 31 山 梨 9,215 857 93 32 山 梨 18,149 853 47 32 福 井 9,125 803 88 33 群 馬 18,037 1,966 109 33 熊 本 8,844 1,813 205 34 石 川 16,643 1,165 70 34 兵 庫 8,270 5,582 675 35 兵 庫 16,631 5,405 325 35 和歌山 8,156 995 122 36 神奈川 15,678 7,980 509 36 香 川 7,459 992 133 37 高 知 14,732 825 56 37 神奈川 7,449 9,058 1,216 38 岡 山 14,702 1,926 131 38 北海道 7,374 5,486 744 39 宮 城 13,883 2,249 162 39 岡 山 6,470 1,941 300 40 香 川 13,461 1,023 76 40 宮 城 6,464 2,327 360 41 広 島 12,955 2,850 220 41 広 島 6,344 2,855 450 42 福 岡 10,860 4,811 443 42 沖 縄 6,172 1,401 227 43 愛 知 10,706 6,691 625 43 福 岡 5,473 5,079 928 44 京 都 10,125 2,602 257 44 愛 知 5,136 7,416 1,444 45 沖 縄 7,146 1,222 171 45 京 都 4,929 2,632 534 46 大 阪 4,629 8,735 1,887 46 大 阪 2,381 8,861 3,721 47 東 京 1,878 11,856 6,314 47 東 京 909 13,196 14,517 全国合計 8,957 123,611 13,800 全国合計 4,188 127,799 30,518

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■資料2-1-2-5 弁護士会別弁護士1人に対応する民事事件数比較 -対応する事件数の多い順-■

【注】1.弁護士数は、1990年及び2011年4月1日現在のもの。    2.弁護士1人に対応する事件数の合計値は、各事件の総新受件数の合計を弁護士数の合計で除したもの。    3. 民事事件数は、司法統計年報(民事・行政編 平成2年及び平成23年)「民事・行政事件数-事件の種類及 び新受、既済、未済-全地方裁判所及び地方裁判所別」によるもの。 順位 1990年 順位 2011年 弁護士会 民事事件(通常訴訟) 弁護士数 (人) 弁護士会 民事事件(通常訴訟) 弁護士数 (人) 新受件数 (件) 弁護士1人に 対応する事件 数(件) 新受件数 (件) 弁護士1人に 対応する事件 数(件) 1 青森県 970 26.2 37 1 佐賀県 1,525 18.6 82 2 宮崎県 1,080 25.7 42 2 山口県 2,390 18.1 132 3 釧 路 557 25.3 22 3 鹿児島県 2,475 17.2 144 4 滋 賀 739 23.1 32 4 秋 田 1,143 16.8 68 5 鹿児島県 1,364 22.4 61 5 三 重 2,246 16.4 137 6 大分県 1,289 21.1 61 6 宮崎県 1,596 16.3 98 7 熊本県 1,787 19.2 93 7 鳥取県 902 16.1 56 8 島根県 388 18.5 21 8 愛 媛 2,234 15.8 141 9 岩 手 609 18.5 33 9 島根県 911 15.4 59 10 山口県 1,064 18.3 58 10 岐阜県 2,184 15.2 144 11 鳥取県 466 17.9 26 11 滋 賀 1,583 14.3 111 12 旭 川 392 17.8 22 12 長崎県 1,948 14.2 137 13 函 館 337 17.7 19 13 青森県 1,236 14.0 88 14 奈 良 930 17.5 53 14 大分県 1,665 13.3 125 15 秋 田 802 17.1 47 15 茨城県 2,469 13.2 187 16 千葉県 3,242 17.0 191 16 岩 手 1,045 13.1 80 17 三 重 857 16.8 51 17 富山県 1,121 13.0 86 18 福島県 1,184 16.7 71 18 兵庫県 8,793 13.0 675 19 長崎県 1,053 16.5 64 19 千葉県 6,907 12.8 539 20 佐賀県 438 15.6 28 20 山形県 968 12.3 79 21 和歌山 874 15.3 57 21 奈 良 1,651 12.1 136 22 茨城県 1,182 15.2 78 22 埼 玉 6,901 12.0 577 23 埼 玉 2,827 14.6 194 23 静岡県 4,162 11.9 350 24 徳 島 597 14.6 41 24 栃木県 1,850 11.9 156 25 福 井 454 14.2 32 25 旭 川 631 11.7 54 26 山形県 642 14.0 46 26 釧 路 687 11.5 60 27 兵庫県 4,523 13.9 325 27 高 知 895 11.3 79 28 栃木県 1,073 12.9 83 28 熊本県 2,319 11.3 205 29 岐阜県 941 12.7 74 29 福島県 1,669 10.9 153 30 群 馬 1,341 12.3 109 30 沖 縄 2,446 10.8 227 31 愛 媛 905 12.2 74 31 福岡県 9,662 10.4 928 32 岡 山 1,553 11.9 131 32 徳 島 768 10.2 75 33 京 都 3,035 11.8 257 33 長野県 1,871 10.2 184 34 福岡県 5,218 11.8 443 34 岡 山 3,047 10.2 300 35 金 沢 802 11.5 70 35 和歌山 1,207 9.9 122 36 長野県 1,051 10.9 96 36 福 井 843 9.6 88 37 富山県 558 10.9 51 37 群 馬 2,039 9.4 216 38 札 幌 2,562 10.5 244 38 函 館 365 9.4 39 39 新潟県 1,148 10.3 112 39 新潟県 1,980 9.1 217 40 山梨県 466 9.9 47 40 京 都 4,776 8.9 534 41 仙 台 1,579 9.7 162 41 金 沢 1,087 8.7 125 42 高 知 544 9.7 56 42 山梨県 804 8.6 93 43 静岡県 1,746 9.5 184 43 広 島 3,770 8.4 450 44 横 浜 4,751 9.3 509 44 横 浜 10,143 8.3 1,216 45 広 島 2,053 9.3 220 45 名古屋 11,563 8.0 1,444 46 香川県 671 8.8 76 46 札 幌 4,694 7.9 591 47 愛知県 5,231 8.4 625 47 香川県 1,036 7.8 133 48 大 阪 11,836 6.3 1,887 48 仙 台 2,545 7.1 360 49 沖 縄 1,045 6.1 171 49 大 阪 19,776 5.3 3,721 50 東京三会 19,456 3.1 6,314 50 東京三会 45,839 3.2 14,517 合 計 100,212 7.3 13,800 合 計 196,367 6.4 30,518

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特集2

■資料2-1-2-6 弁護士会別弁護士1人に対応する家事事件数比較 -対応する事件数の多い順-■

【注】1.弁護士数は、1990年及び2011年4月1日現在のもの。    2.弁護士1人に対応する事件数の合計値は、各事件の総新受件数の合計を弁護士数の合計で除したもの。    3. 家事事件数は、司法統計年報(家事編 平成2年及び平成23年)「家事事件の種類別新受、既済、未済件数 -家庭裁判所別」によるもの。 順位 1990年 順位 2011年 弁護士会 家事事件(家事調停) 弁護士数 (人) 弁護士会 家事事件(家事調停) 弁護士数 (人) 新受件数 (件) 弁護士1人に 対応する事件 数(件) 新受件数 (件) 弁護士1人に 対応する事件 数(件) 1 釧 路 791 36.0 22 1 釧 路 1,003 16.7 60 2 旭 川 729 33.1 22 2 茨城県 3,051 16.3 187 3 岩 手 1,003 30.4 33 3 山形県 1,206 15.3 79 4 青森県 1,103 29.8 37 4 宮崎県 1,445 14.7 98 5 函 館 465 24.5 19 5 岩 手 1,167 14.6 80 6 山口県 1,300 22.4 58 6 滋 賀 1,589 14.3 111 7 茨城県 1,735 22.2 78 7 旭 川 761 14.1 54 8 宮崎県 907 21.6 42 8 三 重 1,929 14.1 137 9 滋 賀 685 21.4 32 9 岐阜県 1,986 13.8 144 10 秋 田 976 20.8 47 10 青森県 1,209 13.7 88 11 三 重 1,052 20.6 51 11 栃木県 2,132 13.7 156 12 福島県 1,360 19.2 71 12 静岡県 4,688 13.4 350 13 佐賀県 522 18.6 28 13 富山県 1,147 13.3 86 14 千葉県 3,560 18.6 191 14 秋 田 905 13.3 68 15 島根県 391 18.6 21 15 鳥取県 743 13.3 56 16 鹿児島県 1,134 18.6 61 16 埼 玉 7,264 12.6 577 17 山形県 843 18.3 46 17 鹿児島県 1,799 12.5 144 18 埼 玉 3,545 18.3 194 18 福島県 1,903 12.4 153 19 鳥取県 473 18.2 26 19 千葉県 6,451 12.0 539 20 金 沢 1,218 17.4 70 20 函 館 462 11.8 39 21 長野県 1,637 17.1 96 21 島根県 693 11.7 59 22 大分県 1,035 17.0 61 22 佐賀県 949 11.6 82 23 栃木県 1,357 16.3 83 23 徳 島 850 11.3 75 24 岐阜県 1,174 15.9 74 24 山口県 1,476 11.2 132 25 福 井 472 14.8 32 25 大分県 1,396 11.2 125 26 富山県 747 14.6 51 26 長崎県 1,485 10.8 137 27 愛 媛 1,077 14.6 74 27 熊本県 2,217 10.8 205 28 長崎県 904 14.1 64 28 長野県 1,984 10.8 184 29 奈 良 747 14.1 53 29 愛 媛 1,513 10.7 141 30 徳 島 567 13.8 41 30 高 知 836 10.6 79 31 熊本県 1,269 13.6 93 31 奈 良 1,415 10.4 136 32 静岡県 2,451 13.3 184 32 群 馬 2,183 10.1 216 33 和歌山 733 12.9 57 33 山梨県 931 10.0 93 34 高 知 702 12.5 56 34 金 沢 1,215 9.7 125 35 新潟県 1,370 12.2 112 35 新潟県 2,096 9.7 217 36 群 馬 1,206 11.1 109 36 兵庫県 6,123 9.1 675 37 札 幌 2,695 11.0 244 37 香川県 1,181 8.9 133 38 兵庫県 3,428 10.5 325 38 和歌山 1,023 8.4 122 39 山梨県 489 10.4 47 39 福 井 707 8.0 88 40 香川県 780 10.3 76 40 横 浜 9,677 8.0 1,216 41 横 浜 5,105 10.0 509 41 岡 山 2,348 7.8 300 42 広 島 2,052 9.3 220 42 広 島 3,368 7.5 450 43 仙 台 1,437 8.9 162 43 札 幌 4,081 6.9 591 44 岡 山 1,152 8.8 131 44 仙 台 2,485 6.9 360 45 福岡県 3,427 7.7 443 45 沖 縄 1,483 6.5 227 46 京 都 1,900 7.4 257 46 京 都 3,264 6.1 534 47 愛知県 4,616 7.4 625 47 福岡県 5,501 5.9 928 48 沖 縄 1,115 6.5 171 48 名古屋 7,731 5.4 1,444 49 大 阪 6,192 3.3 1,887 49 大 阪 9,884 2.7 3,721 50 東京三会 9,471 1.5 6,314 50 東京三会 14,455 1.0 14,517 合 計 85,099 6.2 13,800 合 計 137,390 4.5 30,518

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■資料2-1-2-7 弁護士1人あたりの県内総生産額比較 -1人あたりの総生産額の高い順-■

【注】1.県内総生産額は、内閣府「県民経済計算年報」による平成2年度及び平成21年度のもの。    2. 弁護士数は、1991年及び2010年3月31日現在のもの。年度に対応させるため各年度末の3月31日現 在の弁護士数を用いた。なお、「県民経済計算年報」の最新は平成21年度(2012年8月現在)である。 順位 1990年度 順位 2009年度 都道府県 県内総生産(名目) 弁護士数 (人) 都道府県 県内総生産(名目) 弁護士数 (人) 弁護士1人 あたりの額 (百万円) 総額 (百万円) 弁護士1人 あたりの額 (百万円) 総額 (百万円) 1 滋 賀 161,399 5,003,375 31 1 茨 城 59,956 10,312,413 172 2 茨 城 127,148 10,171,862 80 2 三 重 57,242 7,155,303 125 3 岩 手 117,719 3,884,722 33 3 滋 賀 57,015 5,701,543 100 4 三 重 108,477 5,966,252 55 4 栃 木 56,792 7,894,092 139 5 福 井 97,256 2,917,672 30 5 秋 田 56,019 3,697,229 66 6 島 根 95,650 2,104,309 22 6 岩 手 55,255 4,254,622 77 7 青 森 95,571 3,822,854 40 7 青 森 53,866 4,416,985 82 8 福 島 93,893 6,666,378 71 8 岐 阜 52,320 6,906,226 132 9 佐 賀 91,443 2,377,530 26 9 山 形 51,985 3,690,958 71 10 埼 玉 88,459 17,868,641 202 10 富 山 51,855 4,096,576 79 11 栃 木 87,206 7,412,510 85 11 福 島 50,546 7,228,078 143 12 岐 阜 86,436 6,569,107 76 12 長 野 47,991 7,918,547 165 13 山 口 85,976 5,158,544 60 13 静 岡 46,501 15,112,757 325 14 富 山 84,128 4,290,550 51 14 島 根 44,030 2,333,570 53 15 千 葉 83,690 16,570,533 198 15 山 口 43,813 5,476,589 125 16 山 形 77,476 3,641,387 47 16 新 潟 41,698 8,423,085 202 17 静 岡 76,961 14,391,681 187 17 福 井 40,963 3,113,150 76 18 長 野 72,392 7,239,151 100 18 千 葉 39,525 19,209,032 486 19 鳥 取 72,281 1,879,302 26 19 鹿児島 39,185 5,133,170 131 20 宮 崎 71,651 3,009,340 42 20 埼 玉 38,189 20,431,114 535 21 新 潟 70,710 8,060,884 114 21 宮 崎 38,132 3,470,016 91 22 鹿児島 70,589 4,447,083 63 22 佐 賀 37,309 2,723,530 73 23 秋 田 69,205 3,321,841 48 23 大 分 35,788 4,044,058 113 24 群 馬 63,472 6,981,917 110 24 愛 媛 35,631 4,631,968 130 25 山 梨 62,774 2,887,581 46 25 長 崎 35,122 4,320,061 123 26 奈 良 62,073 3,351,964 54 26 徳 島 34,782 2,643,444 76 27 大 分 61,787 3,768,999 61 27 群 馬 34,693 7,042,778 203 28 石 川 59,187 4,083,910 69 28 石 川 34,553 4,250,003 123 29 長 崎 58,870 3,826,532 65 29 鳥 取 34,332 1,888,277 55 30 神奈川 58,623 29,956,548 511 30 山 梨 32,656 2,906,397 89 31 愛 媛 58,403 4,263,427 73 31 兵 庫 28,751 17,825,902 620 32 兵 庫 56,927 18,501,260 325 32 香 川 28,701 3,587,627 125 33 北海道 56,326 17,517,254 311 33 高 知 28,544 2,140,766 75 34 和歌山 53,381 2,989,339 56 34 熊 本 27,660 5,366,136 194 35 徳 島 52,688 2,265,573 43 35 和歌山 27,390 3,122,488 114 36 熊 本 51,146 5,063,450 99 36 神奈川 26,442 29,747,555 1,125 37 岡 山 48,905 6,553,297 134 37 北海道 26,432 18,052,779 683 38 広 島 48,166 10,644,786 221 38 奈 良 25,851 3,438,173 133 39 愛 知 46,506 29,996,378 645 39 広 島 25,567 10,815,045 423 40 宮 城 44,700 7,286,079 163 40 岡 山 24,570 6,928,690 282 41 香 川 42,223 3,293,432 78 41 宮 城 24,189 8,006,517 331 42 高 知 38,756 2,131,555 55 42 愛 知 23,553 31,891,277 1,354 43 京都府 34,591 8,924,436 258 43 福 岡 20,028 17,564,936 877 44 福 岡 33,737 15,215,604 451 44 京 都 19,538 9,553,851 489 45 大阪府 19,833 38,575,791 1,945 45 沖 縄 17,148 3,721,071 217 46 沖 縄 16,846 2,863,809 170 46 大 阪 9,999 35,826,529 3,583 47 東 京 12,014 77,488,659 6,450 47 東 京 6,172 85,201,569 13,804 全国合計 32,330 455,207,088 14,080 全国合計 16,785 483,216,482 28,789

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特集2

■資料2-1-2-8 弁護士1人あたりの県内税務申告所得額(法人)比較-1人あたりの税務申告所得額の高い順-■

【注】1. 法人数、税務申告所得金額それぞれの数値は、国税庁「統計情報」による1990年度及び2010年度のもの (連結法人を除く)。    2. 弁護士数は、1991年及び2011年3月31日現在のもの。年度に対応させるため各年度末の3月31日現在の 弁護士数を用いた。    3. 弁護士1人あたりの金額の合計値は、法人の所得金額の合計を弁護士数の合計で除したもの。    4. 所得金額は、単位未満は四捨五入してあるので、合計値と各都道府県の内訳の計は必ずしも一致しない。 順位 都道府県 1990年度 弁護士数 (人) 順位 都道府県 2010年度 弁護士数 (人) 法人数(社) 税務申告所得金額の分布 法人数(社) 税務申告所得金額の分布 金額 (百万円) 弁護士 1 人 あたりの金 額(百万円) 金額 (百万円) 弁護士 1 人 あたりの金 額(百万円) 1 福 井 16,127 250,227 8,341 30 1 愛 媛 28,274 395,722 2,807 141 2 富 山 16,196 353,862 6,938 51 2 山 梨 16,540 229,640 2,469 93 3 滋 賀 14,460 204,261 6,589 31 3 富 山 20,657 205,868 2,394 86 4 岐 阜 33,825 498,539 6,560 76 4 山 口 23,530 289,131 2,174 133 5 愛 知 128,501 3,906,004 6,056 645 5 滋 賀 20,409 216,932 1,972 110 6 三 重 23,558 292,437 5,317 55 6 岐 阜 41,610 279,792 1,943 144 7 茨 城 37,112 391,127 4,889 80 7 群 馬 41,303 401,689 1,860 216 8 山 梨 14,527 223,859 4,867 46 8 徳 島 16,623 124,914 1,644 76 9 静 岡 64,230 906,581 4,848 187 9 愛 知 155,382 2,299,667 1,593 1,444 10 長 野 43,035 454,082 4,541 100 10 静 岡 75,111 541,274 1,560 347 11 神奈川 154,803 2,303,811 4,508 511 11 三 重 30,470 203,080 1,493 136 12 埼 玉 105,029 894,829 4,430 202 12 茨 城 46,568 270,435 1,462 185 13 島 根 11,530 97,103 4,414 22 13 新 潟 42,992 295,691 1,369 216 14 山 口 21,707 262,311 4,372 60 14 福 井 18,037 115,045 1,307 88 15 兵 庫 78,248 1,410,702 4,341 325 15 長 野 44,920 237,905 1,300 183 16 岩 手 15,715 139,995 4,242 33 16 埼 玉 127,145 717,055 1,238 579 17 新 潟 41,010 466,278 4,090 114 17 兵 庫 96,474 821,983 1,227 670 18 大 阪 192,453 7,880,946 4,052 1,945 18 佐 賀 11,868 100,204 1,222 82 19 石 川 20,343 273,477 3,963 69 19 石 川 24,334 144,365 1,164 124 20 佐 賀 9,168 102,076 3,926 26 20 千 葉 101,449 627,653 1,162 540 21 香 川 20,856 304,283 3,901 78 21 大 分 23,194 140,836 1,127 125 22 栃 木 37,660 326,832 3,845 85 22 京 都 55,170 592,302 1,113 532 23 群 馬 38,439 405,711 3,688 110 23 栃 木 39,861 171,843 1,102 156 24 福 島 32,714 261,288 3,680 71 24 島 根 12,526 64,679 1,096 59 25 東 京 520,658 23,465,991 3,638 6,450 25 香 川 22,640 145,967 1,089 134 26 京 都 47,223 926,976 3,593 258 26 岡 山 38,726 327,677 1,089 301 27 千 葉 86,742 708,564 3,579 198 27 広 島 60,118 485,963 1,078 451 28 山 形 16,800 163,798 3,485 47 28 山 形 19,390 82,827 1,062 78 29 広 島 52,560 762,001 3,448 221 29 東 京 545,933 15,073,041 1,039 14,503 30 奈 良 12,289 180,831 3,349 54 30 大 阪 222,967 3,825,964 1,029 3,717 31 愛 媛 23,699 237,750 3,257 73 31 鹿児島 29,765 148,567 1,018 146 32 北海道 104,125 926,499 2,979 311 32 長 崎 21,441 137,971 1,007 137 33 青 森 16,373 117,928 2,948 40 33 青 森 20,298 81,788 929 88 34 和歌山 13,841 162,841 2,908 56 34 高 知 12,732 72,332 904 80 35 宮 崎 15,932 121,386 2,890 42 35 秋 田 16,563 60,514 890 68 36 徳 島 14,410 115,954 2,697 43 36 岩 手 17,221 71,678 885 81 37 鹿児島 24,273 168,053 2,668 63 37 神奈川 173,799 1,066,651 880 1,212 38 岡 山 33,669 356,756 2,662 134 38 福 岡 90,694 775,314 836 927 39 宮 城 32,860 408,244 2,505 163 39 福 島 35,337 125,059 817 153 40 鳥 取 9,350 65,075 2,503 26 40 和歌山 16,191 99,313 814 122 41 大 分 19,765 144,882 2,375 61 41 宮 崎 19,506 79,740 814 98 42 秋 田 14,688 113,541 2,365 48 42 鳥 取 10,189 44,192 789 56 43 福 岡 67,398 1,058,285 2,347 451 43 北海道 113,152 566,200 766 739 44 長 崎 19,134 148,793 2,289 65 44 沖 縄 19,554 160,828 708 227 45 熊 本 26,532 215,842 2,180 99 45 熊 本 33,123 143,342 699 205 46 高 知 11,642 88,466 1,608 55 46 奈 良 18,580 90,128 663 136 47 沖 縄 12,854 122,182 719 170 47 宮 城 35,826 160,366 444 361 全国合計 2,368,063 53,391,258 3,792 14,080 全国合計 2,708,192 33,313,128 1,093 30,485

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民事裁判の充実・迅速化−各事件数と平均審理期間等

 司法制度改革審議会は、「国民がより利用しやすい民事訴訟制度の在り方」を構築するため、2000年

6月、国民がいかなる民事訴訟制度を望んでいるかを明らかにする「民事訴訟利用者調査」を行った。

 その後、審議会調査に参画したメンバーを中心に「民事訴訟制度研究会」が結成され、最高裁判所、

日弁連法務研究財団の協力の下、2006年6月、「日本の民事裁判制度に関する意識調査」が実施され、

2011年8月には、前述の審議会の調査から数え3回目となる同様の調査が実施された。

 本調査には、様々な調査項目があるが、ここでは民事訴訟の根幹に係る項目をピックアップし、対比

することとした。

 その結果、「日本の民事裁判制度は紛争解決の役目を十分に果たしているか」との問いでは、「全く

そう思わない」「あまりそう思わない」という消極的評価の割合が減少しているものの、「強くそう思

う」「少しそう思う」という積極的評価は低い割合にとどまっている。

 また、「日本の民事裁判制度は、国民にとって満足のいくものか」という問いでは、各年ともに「強

くそう思う」「少しそう思う」を合計しても30%以下となっている。

 今後も、改善を重ね、国民の満足度を高める努力を継続することが必要である。

①全くそうは思わない ②あまりそうは思わない ③どちらともいえない ④少しそう思う ⑤強くそう思う ①全くそうは思わない 2011年調査 (N=732) 2006年調査 (N=862) 2000年調査 (N=548) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 (%) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 (%) 2011年調査 (N=733) 2006年調査 (N=862) 2000年調査 (N=544) ②あまりそうは思わない ③どちらともいえない ④少しそう思う ⑤強くそう思う ①9.4 ②14.1 ③31.0 ④34.2 ⑤11.3 ⑤11.0 ⑤10.6 ⑤2.7 ⑤3.8 ⑤2.6 ④34.2 ④29.6 ④18.0 ④20.3 ④16.0 ③26.8 ③20.3 ③42.3 ③39.1 ③30.9 ②18.9 ②27.0 ②25.1 ②24.8 ②33.5 ①9.0 ①12.6 ①11.9 ①11.9 ①17.1 【注】1. 数値は、司法制度改革審議会「民事訴訟利用者調査」報告書(2000年)、民事訴訟制度研究会『2006年 民事訴訟利用者調査』(商事法務、2007)及び同研究会「日本の民事裁判制度に関する意識調査(2011 年)」報告書をもとに、日弁連が作成したもの。    2.グラフ内のNは、回答者数(人)を指す。

■資料2-2-2 日本の民事裁判制度は、国民にとって満足のいくものか■

■資料2-2-1 日本の民事裁判制度は紛争解決の役目を十分に果たしているか■

(23)

特集2

 弁護士が関わることの多い地方裁判所・簡易裁判所の民事第一審通常訴訟と、増減の変化の大きな簡

易裁判所の民事調停の新受件数の推移を見てみると、民事第一審通常訴訟は地方裁判所・簡易裁判所と

もに増加し続けていたが、2009年から減少に転じている。

 他方、簡易裁判所の民事調停は、2003年をピークに減り続けている。2003年には特定調停事件数が53

万件を超えていたが、2011年には約1万件に減ったのが大きな原因と言える。

 地方裁判所の民事第一審通常訴訟の新受件数が2009年を境に減少しているのも、過払金等以外の事件

は微増していることに鑑みると、過払金に関する事件の減少が大きく影響しているものと考えられる。

■資料2-2-3 民事第一審通常訴訟新受事件数の推移(地方裁判所・簡易裁判所)■

■資料2-2-4 民事第一審通常訴訟新受事件の内訳別(過払金等以外・過払金等)推移■

(地方裁判所)

【注】1. 数値は、『司法統計年報(民事・行政編)』「民事・行政事件数-事件の種類及び新受、既済、未済-全地方 裁判所及び地方裁判所別、全簡易裁判所及び地方裁判所管内全簡易裁判所別」によるもの。    2.本項の地方裁判所における「民事第一審通常訴訟事件」とは、「通常訴訟事件」及び「人事訴訟事件」を指す。    3. (参考)2004年4月1日から、簡易裁判所の事物管轄については140万円に引き上げられ、140万円以下の請 求に係る事件については簡易裁判所の管轄になった。また、同年同月、人事訴訟は家庭裁判所の管轄となった。 【注】1.数値は、最高裁判所から提供を受けた資料によるもの。    2. 本項における過払金等事件とは、「不当利得返還請求事件」、「過払金返還請求事件」等、不当利得返還請求 を内容とする事件名が付された事件をいう。 〔地裁〕民事通常訴訟 1990 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 1995 2000 2005 2011 (件) (年) 〔簡裁〕民事通常訴訟 〔簡裁〕調停 59,120 128,870 244,865 315,577 297,261 355,386 321,383 522,639 63,009 96,635   2004 年 4 月 簡裁事物管轄 140 万円 人訴移管 106,871 144,479 156,850 132,727 196,367 過払金等 過払金等以外 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 2005 90,113 42,614 2006 88,731 60,045 2007 89,005 93,286 2008 87,495 112,027 2009 91,090 144,418 2010 92,431 130,163 2011 94,221 102,146 (件) (年)

(24)

■資料2-2-5 民事第一審通常訴訟既済事件のうち過払金等以外の事件における弁護士選任状況■

(地方裁判所)

■資料2-2-6 民事第一審通常訴訟既済事件のうち過払金等事件における弁護士選任状況■

(地方裁判所)

【注】 本頁の数値は、最高裁判所「裁判の迅速化に係る検証に関する報告書(施策編)平成21年7月」及び最高裁判所か ら提供を受けた資料をもとに日弁連が作成したもの。 過払金等以外既済事件数 117,178 116,688 108,248 94,598 91,191 88,962 87,254 87,742 91,541 92,263 (年) (%) (件) (年) 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 0.0 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 (%) (件) 過払金等既済事件数 38,576 42,344 40,458 40,759 52,130 84,013 104,992 126,777 135,894 120,227  双方に弁護士を付けた割合(%) 当事者本人による割合(%) 原告のみ弁護士を付けた割合(%) 被告のみ弁護士を付けた割合(%) 過払金等以外既済事件数(件) 双方に弁護士を付けた割合(%) 当事者本人による割合(%) 原告のみ弁護士を付けた割合(%) 被告のみ弁護士を付けた割合(%) 過払金等既済事件数(件) 22.2 4.1 35.6 38.1 40.5 34.2 21.4 3.9 20.8 3.8 35.6 39.8 42.6 36.0 3.9 17.5 18.3 6.5 33.7 41.5 41.0 38.2 5.1 15.7 28.6 4.9 43.9 22.6 20.3 49.0 4.3 26.5

参照

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