Perseus リモート受信とサーバーの設定
JA6ATY
本稿は、JA2QBS 氏がネット上に発表された 記事を元に、当局の環境での設定作業を記述 したものである。 Perseus の設定はリファレンスマニュアルに 詳しく記載されているがネットワークの設定 については、十分ではない。以下は私の使っ ている PC Windows10 の手動設定の場合で ある。 【注意】IP アドレスの固定とポートの開放は ネットワークの世界にパソコンをさらすこと になる。セキュリィティ対策を⾏った上であ くまで自己責任での⾏為である。 ■セキュリィティー対策の例 JA2QBS 氏は、「私の場合、ウイルスバスタークラウドのインストールの他に 24 時間くりかえしタ イマーで夜間にルータの電源を ON・OFF させて上位 IP アドレスを動的に変化させています。 (24 時間くりかえしタイマー WH3301WP)ただしケーブルテレビ系の ISP では電源を ON・OFF では IP アドレスは変化しないのでこの ⽅法はつかえません。⽅法としては同じ設定のルータを切り替える と MAC アドレスが変わり IP アドレスが付け替えられるしくみを使います。」と書いている。 ■復元ポイントの作成 設定に入る前にパソコンの設定を元に戻すための復元ポイントを⼿動で作成しておく。もし設定を間 違えても設定前の元の状態にパソコンを復旧させることが出来る。スタート→コンピュータを右クリ ックしてプロパティをクリック。この画面で画面左側のシステムの保護をクリックする。保護設定ド ライブにして作成をクリックして Perseus 設定前とか名前をつけて作成する。1. PC の設定 (Windows10 の例) ①
Perseus をインストールした PC の【IP アドレスを固定】する。 ルーターの LAN 側 IP アドレス 192.168.aa.bb ルーターにより決まる TCP/IPV4 の IP アドレス 192.168.mm.nn DHCP での IP と同じでナイこと これらの値は、コマンドプロンプトから ipconfig をた たくと、右図のように表示されるものである。 スタート→コントロールパネル→ネットワーク共有センタ→無線 LAN の場合:ワイヤレスネットワー ク接続→下の段のプロパティ→ローカルエリア接続のプロパティ→インターネットプロトコルバージ ョン 4(TCP/IPV4)を選択 インターネットプロトコル(TCP/IPV4)のプロパティ ・次の IP アドレスを使う IP アドレス 192.168.mm.nn サブネットマスク 255.255.255.0 デフォルトゲートウエイ 192.168.aa.bb ルーター・アドレス ・次の DNS サーバのアドレスを使う 優先 DNS サーバ(P) 192.168.aa.bb 代替 DNS サーバ(A) ここで再度、ipconfig をたたくと、右図のように、IP アドレスが固定されているのが確認できる。② Windows ファイアーウオール【例外】設定と【ポート】の開放 スタート→Windows ファイアーウォール→
Windows ファイアーウォールを介したアプリまたは機能許可→設定の変更 注︓Windows10 では、「システムとセキュリティ」は出てこない。
Perseus Control Software プライベートをチェック Perseus Server Controle Software プライベートをチェック
※それ以外の Perseus が出ている場合はまぎらわしいので⼀度チェックをはずすか削除する。 ※ネットワークが⾃宅などプライベートの場合はパブリックを外す。パブリック=公衆無線 LAN この作業が、Windows10 64bit 版では、非常に厄介である(32bit 版では紹介されているもので問 題ない)。
というのも MMI が変わっていて、Web 上に紹介されているものは使えない(少なくとも当局の場合)。 いろいろ試みている内に次の方法で解決した。
ネットワークの場所(Network Location)の変更 ・Network and sharing Center を開く
- HomeGroup
- Share with other home computers → Share the HomeGorup troubleshooter -Trouble shoot and help computer problems
→Advanced
→□Apply repair automatically を外す →Next
→Troubleshoot →Close
→Select the repairs you want to apply
→□change the network location to Private にチェックを入れる
→Next
→Change the network location to Private →Apply this fix
→Close
2.ルーターの設定(Planex MZK-W04N を使用)
I.E のアドレスに直接「192.168.aa.bb」を打ち込み、Web 画面より下記を設定する
・ルーターのポートマッピング IP アドレス 通信プロトコル ポート番号 備考 192.168.mm.nn UDP 8014 Perseus リモート受信用 192.168.mm.nn TCP 8014 Perseus サーバー用 ※ポートマッピングの優先順位は任意 ※ここではポート番号を 8014 にしたが複数の PC にインストールする場合、PC 毎にポート番号を 変える。(例;8015、8016、8017・・・) ■同じルーター内のポート番号は重複してはならないが TCP と UDP はプロトコルが違うので、同じ 値でも重複にはならない。 3. Perseus ソフトウエアの設定 (以下の設定以外はマニュアルに記載されている) ①Perseus.exe のたちあげ 左上の旗マークをクリック → Network Setings 設定画面で重要なのは
Clint UDP Port 8014
La 緯度 ネットで調べて⼊⼒(10 進数) Lo 経度 同上 (注意) Lo と La が逆になると地図に正しく表示されない。 Google MAP から緯度・経度検索サイト↓ http://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/webmap/sphere/coordinates/ ②Perseussvr.exe を⽴ち上げ左上の旗マークをクリックする。 いったん Perseus.exe を落としてから Perseussvr.exe の設定を⾏う。 Server Setings を開く︔
Server Mode LAN(又は ADSL)
S e rv e r c o n fig u ra tio n Nick name 任意 TCP/IP Server Port 8014
Password 任意のアルファベット 8 文字以上 Disconnect 30 分位
After a 5 分位
External Down Converter 設定しない(保留) Identification on the
Perseus servers Directory
この欄は受信アンテナなどをセットしている 場合が多い。⇒Ant 3.5MHz DP 16mH or
City Country 都市名/国名など
La 緯度 ネットで調べて⼊⼒(10 進数)
Lo 経度 同上
Access Control Enable IP ・・・にチェックを入れる
(注意) Perseussvr.exe と Perseus.exe では、La と Lo の順序が逆になっているので注意のこと。
4.問題の切り分け (ループバック試験) システムを⽴ち上げて、地図上に表⽰される旗をクリックしても接続されない場合、問題点をループ バック試験で切り分けることが出来る。ループバック接続の IP アドレス 127.0.0.1 を使う。これは ローカルホスト・ローカルドメイン接続アドレスと言われている。 Perseussvr.exe と Perseu.exe の両方を同じパソコン上で動作させて、ループバックアドレス 127.0.0.1 8014 に接続しサーバーにクライアントがつながれば LAN 内での設定は OK である。 最初に Perseussvr.exe を起動し、つぎに Perseus.exe を起動する。Perseus の画面の左下の INPUT SELECT の Net ボタンをクリックし、続いて Addr をクリックする。ポップ画面で ⇒Domain Name or IP Address⇒に 127.0.0.1 Port 8014 を⼊⼒して Connect ボタンを押す。Port 番号は Perseus svr.exe で設定した Port 番号である。ループバックが OK であれば、Perseus と Perseussvr は正常 に作動していることになる。このループバック試験が OK にも関わらず、接続したサイトからの信号 が聞けない場合は、ルーターの設定を⾒直せばよい。
以上