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付着液滴の共鳴振動による内部流動特性 -レーザー変位計による精密実験-

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Academic year: 2021

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修 士 論 文 の 和 文 要 旨

研究科・専攻 大学院 情報理工 学研究科 知能機械工学 専攻 博士前期課程 氏 名 張 立彬 学籍番号 1032059 論 文 題 目 付着液滴の共鳴振動による内部流動特性 ~レーザー変位計による精密実験~ 要 旨 付着液滴の振動による混合は非加熱かつ重力に左右されない現象のため、微小なマイクロ 空間を利用し、化学産業だけでなく、医療、製薬、バイオ関連、食品産業などからも大きな期待が寄せ られている。大島らは、粘性境界層の効果を取り入れ、振動振幅の減衰、固有振動数の減少を示し た。また、高野は、実験で理論を検証して、表面張力波の固有振動数は理論値とほぼ一致することが 分かった。本研究では、より精密な実験を行なうため、液滴の体積を維持する工夫をし、また高精度的 なレーザー変位計を用いて、振動ステージの変位をモニターした。 第一章では、この研究の背景として液滴に関する研究について述べる。 第二章では、実験装置の振動撹拌機構の原理及び構造について述べて、また、高野らの実験で 解析できない部分に対し、振動攪拌機構を改良し、SUS304 丸棒を伸び、親水剤と撥水剤を塗らず付 着液滴の接触線を固定し、液滴の半球度は 96% で再現した。また圧電素子への入力電圧に対する出 力変位を、超高速、高精度レーザー変位計を用いて振動ステージ上の変位量、変位方向成分を検出 した。測定結果は振動ステージの上下方向の変位と比べ、左右方向へはほとんど変位しないことが確 認できた。 第三章では、付着液滴の表面張力波と固有振動数の解析を行った、軸対称と非軸対称振動の液 滴の共振によって表面張力波の発生が確認できた。また、理論結果と同様に節の数も一致した。共振 周波数の理論値と実験値が、印加電圧 10V 以下で、軸対称振動は相対誤差 0.50%以下の精度で定 量的な一致を得た、非軸対称振動は相対誤差 2.16%以下の精度で定量的な一致を得た。また減衰係 数は、非軸対称最低次のモードで定量的な一致を再現した、しかし軸対称最低次のモードで定量的 な一致を再現することは出来なかった。 第四章では、最低次軸対称と非軸対称のPIV 測定を行って、粒子の正確な座標と流速定量的な データを示した、理論解析結果と実験結果で定性的な一致を見ることが出来た。 第五章では、軸対称振動と非軸対称振動,印加電圧が 50Vp-pで,内部流動を観察し、液滴内部 に混ぜた粒子は 3 次元的に混合運動する現象を確認した、理論解析から得られた内部流動の結果が 実験によって再現された。 第六章では、結言を述べる。

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