• 検索結果がありません。

<シンポジウム20>神経内科領域における終末期の倫理的問題についてねらい

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "<シンポジウム20>神経内科領域における終末期の倫理的問題についてねらい"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

50:1025

<シンポジウム 20>神経内科領域における終末期の倫理的問題について

ねらい

座長

北里大学医学部神経内科学,北里大学東病院神経内科 新潟大学脳研究所臨床神経科学部門神経内科

荻野美恵子

西澤 正豊

(臨床神経 2010;50:1025) 平成 21 年 3 月に全神経内科専門医約 4,500 名を対象にア ンケート調査をおこなったところ,約 1,500 名,3 人に一人の 回答を得,ALS 終末期ケアに対する関心が高いことがわかり ました. 21% がモルヒネの使用経験ありと回答しましたが, 約半数は独学で始めていました.神経難病に対するモルヒネ はがんと異なる面があるため,注意を喚起し,教育する機会を 設ける必要があると思いました.とくに安楽死との混乱が患 者側にも医療側にもあるため,概念の理解や解釈の注意点な どについてしっかりと把握する機会を作るべきであると考え ます. また,昨今相次いで判決がでたことでニュースになってい る終末期の人工呼吸器取り外しについても調査したところ, 21% が呼吸器をはずしてくれと頼まれたことがあると回答 していること,回答者の 59% が条件付きで容認できると回答 していることから,神経内科専門医が直面する機会の多い問 題であることも浮き彫りとなりました.一歩まちがえば犯罪 とされかねない状況のなかで,法的にはどのように解釈され ており,当事者や国民的感情にはどのように配慮すべきであ るかなど,実際に現場で悩んでいる多くの神経内科医や患者 家族を守るためにも,現況を整理して,教育,啓蒙,議論する 必要があると思います.アンケート調査回答者の 20% が自由 記載をし,切々と悩みや意見を書いていただきました.また, ここ数年,多くの他学会も終末期の問題を総会で取り上げて 議論しています.終末期の問題に直面しやすい神経内科分野 においても考える場を共有するために,このシンポジウムを 企画しました. まず呼吸器を外してほしいと要望している ALS 患者さん のビデオを紹介し,問題提起とし,アンケート調査の結果をご 報告したあと,生命倫理的観点および法的観点からご報告い ただく予定です.その後限られた時間ですが会場のみなさん とディスカッションしたいと思います.たくさんの方のご参 加をお願いします. (受付日:2010 年 5 月 22 日)

参照

関連したドキュメント

自己防禦の立場に追いこまれている。死はもう自己の内的問題ではなく外から

成される観念であり,デカルトは感覚を最初に排除していたために,神の観念が外来的観

また,文献 [7] ではGDPの70%を占めるサービス業に おけるIT化を重点的に支援することについて提言して

 膵の神経染色標本を検索すると,既に弱拡大で小葉

目的 今日,青年期における疲労の訴えが問題視されている。特に慢性疲労は,慢性疲労症候群

被祝賀者エーラーはへその箸『違法行為における客観的目的要素』二九五九年)において主観的正当化要素の問題をも論じ、その内容についての有益な熟考を含んでいる。もっとも、彼の議論はシュペンデルに近

Report of two cases. Post-operative herpes simplex virus encephalitis after surgical resection of acoustic neuroma: a case report. Herpes simplex virus reactivation

当第1四半期において、フードソリューション、ヘルスサポート、スペシャリティーズの各領域にて、顧客