- 67 -
保育学部生の体力、体格及び生活習慣に関する一考察
A Study of Physical fitness, Physique, and Life-style of Education
and Early Childcare Students.
今 村 貴 幸
IMAMURA Takayuki
Keywords : 保育学部生、体力、体格、生活習慣 Ⅰ.緒言 文部科学省は「国民の体力・運動能力の現状を明らかにするとともに、体育・スポーツ指導と行政上 の基礎資料を得る。」ことを目的として、1963 年から体力・運動能力調査を全国的に実施している1)。 近年、文部科学省が発表している子どもの体力についての報告によると、小学生男子の上体起こし、長 座体前屈、女子は上体起こし、反復横とび、20m シャトルラン、50m 走が平成 20 年以降最も高い値を 示した一方、小学生男子の握力、立ち幅跳び、ソフトボール投げ、女子の握力、ソフトボール投げが最 も低い値であったとしている2)。 体力の定義としては大きく身体的要素と精神的要素の 2 つに分類され、更に行動体力と防衛体力に分 けられ、人の健康と大きく関連している3)。このように、健康について考慮する際に体力を一定レベル に維持することは非常に意義深いと考えられる。 大学生の体力については、各大学において 1999 年より実施されている「新体力テスト」を用いて調 査され、大学生の体力は低下傾向にあることが指摘されている4 ~ 8)。その一要因として、吉田は定期的 な運動を実施していないことを挙げている9)。 さらに、子どもの体力については 1985 年以降低下し続け、2006 年以降では下げ止まりの傾向がみら れたと報告されている10)。これらの状況から、文部科学省は 2012 年に「幼児期運動指針」を、幼児期 からの運動習慣を通し、体力・運動能力の基礎を培い、様々な活動への意欲や社会性、創造性を育むこ とを目的とし発表した。この指針を活用するためには幼稚園や保育所はもちろん保護者を中心としてサ ポートが大切である11)。また、幼稚園教育要領解説の健康領域には、ねらいのひとつとして「自分の 身体を十分に動かし、進んで運動しようとする。」とあり、その内容には「いろいろな遊びの中で十分 に体を動かす」、「進んで戸外で遊ぶ」といったことが挙げられている12)。そして、保育所保育指針解 説書でも同様に乳児期からの身体の発達特性に応じた運動遊び内容が示されている13)。 近年、保育者の社会的な需要が高まりつつあり、保育者養成機関においては質の高い保育者の育成が 重要となり、身体的・精神的な健康や体力も併せて保育者に求められている。さらに、幼児の体力・運 動能力が低下しているため、保育現場においては幼児の健康や体力づくりに対する意識は高いことが挙げられる14)。 担任が運動に対して得意意識を持っているクラスの子どもの運動能力が、苦手意識のある担任のクラ スより有意に高いことが報告されており、保育者自身が率先して身体を動かすことが重要であると示唆 されている15)。幼児期における運動の実践は、成人同様に心身へ好影響を及ぼすことがよく知られて いる16)。そのため、将来保育者を目指す学生は、子ども達が積極的に身体活動を行うために活動的で ある事が望まれる。つまり、保育者を目指す学生の体力低下は、将来における保育者としての重要な資 質を欠落させる一要因となりうると考えられる14)。 そこで、本研究は、将来保育者あるいは幼稚園教諭を目指している学生の体力、体格及び生活習慣を 調査し、学生自身による問題発見、課題解決を目指すとともに、保育者養成機関として学生に対する健 康教育の課題を明確にすることを目的とする。 Ⅱ.方法 1.対象及び方法 対象は、T 大学保育学部で開講されている幼児体育を受講した 3 年生 96 名(男子 4 名、女子 92 名)に、 体力測定、体格測定及び生活習慣に関するアンケート調査を実施した。調査期間は、2017 年 4 月 24 日 及び 5 月 1 日の 2 回とした。 2.測定及び調査内容 ⑴ 体力測定 文部科学省の「新体力テスト実施要項」に準拠し、「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横とび」 「20m シャトルラン」及び「立ち幅とび」の 6 項目とした17)。「50m 走」及び「ハンドボール投げ」の 2 項目については行わなかった。なお、握力の測定には、デジタル握力計TL110(トーエイライト株式 会社T-2168)を、長座体前屈の測定には、長座体前屈測定器 1(トーエイライト株式会社 T22791)を 用いて行った。 ⑵ 体格測定 体格測定については、インナースキャンDual(タニタ製 RD-503)を用いて、体重、体脂肪率、内 臓脂肪、筋肉量、筋質点数、体内年齢、基礎代謝、推定骨量、体水分率及びBMI の測定を行った。身 長については、健康診断等で測定した最近の数値を自己申告とした。 ⑶ 生活習慣調査 生活習慣については「運動習慣」「睡眠」及び「食習慣」から成る質問項目についての自記式調査票を、 集合法にて配布し実施した。 3.手続き 測定調査を実施するにあたり、その内容に関して個人情報を保護し、測定調査の結果については本研 究にのみ利用される事を文章及び口頭にて説明し、同意を得て実施した。
- 69 - 4.統計解析 体力測定、生活習慣における質問項目及び体格測定に関して単純集計を行った。 体力測定の結果及び身長、体重については、1 サンプルのt 検定を用いて全国平均値と比較した。また、 生活習慣調査結果から、学校の体育授業を除き「ほとんど毎日」「ときどき」運動を実施している者を 運動習慣群とし、一方で、「ときたま」「しない」と回答した者は非運動習慣群とし、2 群間の体力測定 結果及び体格について独立したサンプルのt 検定を行い比較した。更に、生活習慣と体力測定結果、体 格測定結果と体力測定結果についての関連性を検討するために、Pearson の相関係数を求めた。 統計処理にはDr.SPSS Ⅱ for Windows(Ver. 11.0.1J)を用いて行った。なお、統計学的有意水準は いずれの場合も 5% 未満とした。 測定した結果については、平均値±標準偏差で示した。 Ⅲ.結果 生活習慣に関する調査票の配布は、集合法にて行った。幼児体育の受講者 96 名(男子 4 名、女子 92 名) に対して、全員に配布し回収を行ったが、未記載の箇所などがあったためそれらの回答は除外して集計 した(有効回答率 85.4%)。 また、体力及び体格については性の違いによる影響を考慮し、それぞれで集計、検討を行った。但し、 男子は 4 名と人数が少なかったため、一部の結果を除き集計のみとした。 1.体力について 表 1. 及び表 2. に対象者の体力測定結果とスポーツ庁による 2014 年の全国平均値18)との比較を示した。 その結果、男子では握力(54.8 ± 4.0 vs. 46.3 ± 7.0)、上体起こし(32.5 ± 1.9 vs. 29.4 ± 5.7)、長座体 前屈(60.6 ± 5.5 vs. 45.2 ± 10.2)、反復横とび(61.0 ± 2.2 vs. 55.9 ± 6.7)でいずれにおいても対象者 が有意に高い値であった(p<0.05)。また、女子においては、長座体前屈(51.9 ± 11.2 vs. 44.6 ± 9.0)、 反復横とび(49.1 ± 4.8 vs. 45.9 ± 6.3)、20m シャトルラン(47.6 ± 12.2 vs. 38.0 ± 15.5)、立ち幅とび (174.8 ± 20.2 vs. 168.1 ± 22.3)で有意に高い値を示した(p<0.01)。しかし、上体起こし(24.8 ± 4.4 vs. 29.4 ± 5.2)については、有意に低い値であった(p<0.01)。 対象者 全国平均 (両側)p 対象者 全国平均 (両側)p 握力 (左右平均値) 54.8±4.0(n=4) 46.3±7.0(n=1417) * (左右平均値)握力 28.3±4.7(n=92) 27.8±5.0(n=1147) n.s 上体起こし 32.5±1.9(n=4) 29.4±5.7(n=1420) * 上体起こし 24.8±4.4(n=92) 29.4±5.2(n=1139) ** 長座体前屈 60.6±5.5(n=4) 45.2±10.2(n=1425) * 長座体前屈 51.9±11.2(n=92) 44.6±9.0(n=1153) ** 反復横跳び 61.0±2.2(n=4) 55.9±6.7(n=1396) * 反復横跳び 49.1±4.8(n=92) 45.9±6.3(n=1125) ** 20mシャトルラン 100.5±19.1(n=4) 76.7±28.9(n=1126) n.s 20mシャトルラン 47.6±12.2(n=92) 38.0±15.5(n=873) ** 立ち幅跳び 237.3±8.4(n=4) 228.0±22.6(n=1409) n.s 立ち幅跳び 174.8±20.2(n=92) 168.1±22.3(n=1139) ** ** p<0.01, * p<0.05 ** p<0.01, * p<0.05 n.s : Non significant n.s : Non significant
次に、表 3. に対象者の女子における運動実施群と非運動実施群の体力比較を示した。その結果、握 力(29.7 ± 5.0 vs. 26.8 ± 4.3)、反復横とび(50.9 ± 4.7 vs. 47.7 ± 4.5)、20m シャトルラン(53.2 ± 11.6 vs. 42.9 ± 11.4)及び立ち幅とび(183.9 ± 16.5 vs. 166.6 ± 20.1)において運動群の方が非運動群 と比較し有意に高い値を示した(p<0.01)。 また、女子においては体格と体力との相関関係について検討した(表 4.)。その結果、身長と握力、 反復横とび及び立ち幅とびに、体重と握力、筋肉量と反復横とび及び立ち幅とび、筋質点数と 20m シャ トルラン、推定骨量と反復横とび及び立ち幅とび、体水分率と上体起こし、反復横とび及び 20m シャ トルランに有意な正の相関関係が認められた。一方、体脂肪率と反復横とび、20m シャトルラン及び 立ち幅とび、体内年齢と 20m シャトルラン、BMI と長座体前屈に有意な負の相関関係が認められた。 2.体格について 表 5. は、今回の対象者における体格を示している。男子は 2 名のみしか測定を行うことが出来なかっ たが、身長は 174.8 ± 4.6cm であり、平成 27 年度に文部科学省が発表17)した同年齢の全国平均は 171.8 ± 5.7cm(n=1,374)であった。女子では、156.7 ± 5.1cm(n=96)であり、全国平均は 158.3 ± 5.2cm (n=1091)であった。さらに、体重は男子で 73.7 ± 1.9kg(n=2)であり、全国平均は 65.7 ± 8.9kg(n=1346) であった。女子では、51.3 ± 6.9kg(n=96)であったのに対し、全国平均は 50.4 ± 5.7kg(n=978)であっ た。男女とも、身長及び体重について全国平均値と 1 サンプルのt 検定を行ったところ、女子の身長の み有意に低い値であった(p<0.01)が、男子の身長、体重及び女子の体重については有意な差は認めら れなかった。 表 6. に対象者の女子における運動実施群と非運動実施群の体格比較を示した。その結果、身長(158.5 ± 4.8 vs. 155.5 ± 5.0)、筋肉量(36.0 ± 2.6 vs. 33.7 ± 2.9)、筋質点数(83.4 ± 9.2 vs. 76.0 ± 12.1)、基 礎代謝(1199.2 ± 95.3 vs. 1123.7 ± 99.8)、推定骨量(2.2 ± 0.2 vs. 2.0 ± 0.3)及び体重(53.3 ± 6.8 vs. 49.6 ± 6.8)で有意に高い値を示した。男子においては、対象者全員が運動実施群であったため、比較 検討は行わなかった。 N 平均値±標準偏差 t値 自由度 (両側)p 運動群 42 29.7±5.0 非運動群 44 26.8±4.3 運動群 42 25.6±4.7 非運動群 43 24.1±4.0 運動群 42 53.4±11.1 非運動群 44 50.4±10.9 運動群 42 50.8±4.7 非運動群 41 47.7±4.5 運動群 41 53.2±11.6 非運動群 43 42.9±11.4 運動群 42 183.9±16.5 非運動群 44 166.6±20.1 ** p<0.01, * p<0.05 n.s : Non significant 20mシャトルラン (回) 4.1 82 ** 立ち幅跳び (cm) 4.4 84 ** 長座体前屈 (cm) 1.3 84 n.s 反復横跳び (回) 3.2 84 ** 上体起こし (回) 1.6 83 n.s 表3. 運動実施群と非運動実施群における体力の比較 握力 (kg) 2.9 84 **
- 71 - 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横跳び 20mシャトルラン 立ち幅跳び 身長 (cm) 0.428** 0.006 0.159 0.224* 0.133 0.294** 体重 (kg) 0.386** -0.013 -0.004 0.050 -0.095 0.022 体脂肪率 (%) 0.114 -0.168 -0.112 -0.213* -0.290** -0.222* 内臓脂肪 (Level) 0.184 0.061 0.130 0.064 0.015 0.028 筋肉量 (kg) 0.517** 0.104 0.151 0.250* 0.110 0.268* 筋質得点 (点) 0.162 0.201 -0.149 0.142 0.267* 0.140 体内年齢 (歳) 0.130 -0.076 -0.152 -0.138 -0.211* -0.124 基礎代謝量 (kcal/day) 0.495** 0.077 0.122 0.195 0.045 0.199 推定骨量 (kg) 0.496** 0.090 0.117 0.261* 0.103 0.260* 体水分率 (%) -0.115 0.242* 0.053 0.217* 0.250* 0.189 BMI (kg/m2) 0.108 -0.020 -0.237* -0.003 -0.124 -0.133 表4. 体格と体力の相関分析の結果 ** p<0.01, * p<0.05 年齢
(歳) (cm)身長 (kg)体重 体脂肪率(%) (Level)内臓脂肪 (kg)筋肉量 筋質得点(点) 体内年齢(歳) (kcal/day)基礎代謝量 推定骨量(kg) 体水分率(%) (kg/mBMI2) 男子 (n=2) 20±0.0 174.8±4.6 73.7±1.9 21.7±0.4 8.0±0.0 54.7±1.1 76±2.8 22.5±0.7 1685.5±34.6 3.0±0.0 53.3±1.8 24.2±0.6 女子 (n=94) 20±0.1 156.7±5.1 51.3±6.9 27.8±4.9 2.8±1.5 34.8±2.9 79.6±11.3 20.0±3.6 1160.3±103.2 2.1±0.3 51.1±2.8 20.7±3.2 表5. 対象者の年齢及び体格 平均値±標準偏差 N 平均値±標準偏差 t値 自由度 (両側)p 運動群 41 158.5±4.8 非運動群 42 155.5±5.0 運動群 42 53.3±6.8 非運動群 44 49.6±6.8 運動群 42 27.9±5.3 非運動群 44 27.7±4.7 運動群 41 3.7±5.2 非運動群 44 2.6±1.5 運動群 42 36.0±2.6 非運動群 44 33.7±2.9 運動群 42 83.4±9.3 非運動群 44 76.0±12.1 運動群 42 20.2±3.7 非運動群 44 20.0±3.7 運動群 42 1199.2±95.3 非運動群 44 1123±99.7 運動群 42 2.2±0.2 非運動群 44 2.0±0.3 運動群 42 51.1±2.9 非運動群 44 51.1±2.8 運動群 42 21.2±2.5 非運動群 43 20.6±2.7 ** p<0.01, * p<0.05 n.s : Non significant BMI (kg/m2) 1.2 83 n.s 推定骨量 (kg) 4.1 84 ** 体水分率 (%) 0.1 84 n.s 体内年齢 (歳) 0.3 84 n.s 基礎代謝量 (kcal/day) 3.6 84 ** 筋肉量 (kg) 4.0 84 ** 筋質得点 (点) 3.2 84 ** 体脂肪率 (%) 0.2 84 n.s 内臓脂肪 (Level) 1.3 83 n.s 体重 (kg) 2.5 84 * 表6. 運動実施群と非運動実施群における体格の比較 身長 (cm) 2.9 83 **
3.生活習慣調査について 図 1. ~図 11. に生活習慣調査の結果を示す。 問 1 の「運動部やスポーツクラブへはいっていますか?」という質問に対して、「入っている」が 26 名、 「入っていない」が 52 名という結果であった(図 1.)。問 2 の「運動やスポーツをどのくらいしていま すか?(学校体育は除く)」という質問に対しては、「しない」が 40 名と最も多く、次いで「ときどき」 が 21 名、「ときたま」が 15 名、「ほとんど毎日」が 2 名であった(図 2.)。問 3 の「運動やスポーツを するときは 1 日にどのくらいしますか?(学校体育は除く)」という質問では、「30 分未満」が 40 名で 最も多く、次いで「1 時間~ 2 時間未満」が 19 名、「2 時間以上」が 10 名、「30 分~ 1 時間未満」が 9 名であった。問 4 の「朝食は食べますか?」という質問に対しては、「毎日食べる」が最も多く 43 名、 次いで「時々食べない」が 27 名、「毎日食べない」は 8 名であった。問 5 の「1 日の睡眠時間」につい ての質問では、「6 時間以上 8 時間未満」が最も多く 43 名、次いで「6 時間未満」が 34 名、「8 時間以上」 は 1 名であった。問 6 の「1 日にどれくらいテレビを見ますか?(テレビゲームも含む)」という質問 に対しては、1 時間以上 2 時間未満」が最も多く 35 名、次いで「1 時間未満」が 18 名、「「2 時間以上 3 時間未満」は 15 名、「3 時間以上」が 10 名であった。問 7 の「よく眠ることができますか?」という 質問に対して、「週に 4 ~ 5 日」が最も多く 35 名、次いで「週に 6 日以上」が 22 名、「週に 2 ~ 3 日」 は 19 名、「週に 1 日以下」では 2 名であった。問 8 の「なんでも最後までやり遂げたいと思う」という 質問に対して、「まあそう思う」が最も多く 54 名、次いで「とてもそう思う」が 20 名、「あまりそう思 わない」が 4 名、「まったくそう思わない」が 0 名であった。問 9 の「小学生の時運動部・クラブ活動 に参加していましたか?」という質問に対して、「入っていた」が最も多く 54 名、「入っていなかった」 が 23 名、「その他」は 1 名であった。「中学生の時運動部・クラブ活動に参加していましたか?」とい う質問では、「入っていた」が 49 名と最も多く、「入っていなかった」が 27 名、「その他」が 2 名であっ た。問 11 の「高校の時運動部・クラブ活動に参加していましたか?」という質問に対し、「入っていた」 が 30 名、「入っていなかった」が最も多く 43 名、「その他」が 5 名であった。 また、生活習慣調査結果と体力測定結果について相関関係について検討した(表 7.)。その結果、「運 動部やスポーツクラブへ入っていますか?」という質問と、長座体前屈、反復横とび、20m シャトル ランに、「朝食は食べますか?」という質問と、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20m シャ トルラン及び立ち幅とびに、「1 日の睡眠時間」という質問と、上体起こし、反復横とび、20m シャト ルラン、立ち幅とびに有意な正の相関関係が認められた。一方で、「1 日にどれくらいテレビを見ます か?」という質問に対して、立ち幅とびが、「なんでも最後までやり遂げたいと思いますか?」という 質問に対して、反復横とび、20m シャトルラン、立ち幅とびに有意な負の相関関係が認められた。
- 73 - 0 10 20 30 40 50 60 入っている 入っていない 図1. 運動部やスポーツクラブへはいっていますか? 0 5 10 15 20 25 30 35 40 ほとんど毎日 時々 時たま しない 図2. 運動やスポーツをどのくらいしていますか? (体育の授業は除く) 0 5 10 15 20 25 30 35 40 30分未満 30分以上1時間未満 1時間以上2時間未満 2時間以上 図3. 運動やスポーツを1日にどのくらいの 時間しますか? 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 毎日食べる 時々食べない 毎日食べない 図4. 朝食は食べますか? 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6時間未満 6時間以上8時間未満 8時間以上 図5. 1日の睡眠時間は? 0 5 10 15 20 25 30 35 1時間未満 1時間以上2時間未満 2時間以上3時間未満 3時間以上 図6. 1日のテレビ視聴時間は? (ゲームも含む) 0 5 10 15 20 25 30 35 6日以上 4~5日 2~3日 1日以下 図7. よく眠ることができますか? 0 10 20 30 40 50 60 とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 図8. なんでも最後までやり遂げたいと思う。 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6時間未満 6時間以上8時間未満 8時間以上 図5. 1日の睡眠時間は? 0 5 10 15 20 25 30 35 1時間未満 1時間以上2時間未満 2時間以上3時間未満 3時間以上 図6. 1日のテレビ視聴時間は? (ゲームも含む) 0 5 10 15 20 25 30 35 6日以上 4~5日 2~3日 1日以下 図7. よく眠ることができますか? 0 10 20 30 40 50 60 とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 図8. なんでも最後までやり遂げたいと思う。 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 6時間未満 6時間以上8時間未満 8時間以上 図5. 1日の睡眠時間は? 0 5 10 15 20 25 30 35 1時間未満 1時間以上2時間未満 2時間以上3時間未満 3時間以上 図6. 1日のテレビ視聴時間は? (ゲームも含む) 0 5 10 15 20 25 30 35 6日以上 4~5日 2~3日 1日以下 図7. よく眠ることができますか? 0 10 20 30 40 50 60 とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 図8. なんでも最後までやり遂げたいと思う。
0 10 20 30 40 50 60 入っていた 入っていなかった その他 図9. 小学生の時運動部・クラブ活動に 参加していましたか? 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 入っていた 入っていなかった その他 図10. 中学生の時運動部・クラブ活動に 参加していましたか? 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 入っていた 入っていなかった その他 図11. 高校生の時運動部・クラブ活動に 参加していましたか? 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横跳び 20mシャトルラン 立ち幅跳び 運動 0.197 0.180 0.228* 0.230* 0.249* 0.163 朝食摂取 0.287** 0.242* 0.229* 0.311** 0.411** 0.411* 睡眠時間 0.198 0.306** 0.153 0.319** 0.309** 0.371* テレビ視聴時間 -0.080 -0.017 -0.070 -0.052 -0.168 -0.247* 睡眠の質 0.154 0.019 0.132 0.009 -0.076 0.068 やりとげ -0.078 -0.052 0.012 -0.280** -0.294** -0.255* 表7. 生活習慣と体力の相関分析の結果 ** p<0.01, * p<0.05 Ⅳ.考察 本研究は、将来保育者あるいは幼稚園教諭を目指している学生の体力、体格及び生活習慣を調査し、 学生自身による問題発見、課題解決を目指すとともに、保育者養成機関として学生に対する健康教育の 課題を明確にすることを目的とする。 1.体力測定の結果について(表 1. 及び表 2.) 文部科学省の「新体力テスト実施要項」に準拠し、「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横とび」 「20m シャトルラン」及び「立ち幅とび」の 6 項目を測定し、男女ともに同年代の全国平均値と比較した。 その結果、男子では、握力(p<0.05)、上体起こし(p<0.05)、長座体前屈(p<0.05)、反復横跳び(p<0.05)
- 75 - で全国平均より有意に高い値であった。20m シャトルラン及び立ち幅跳びについても、全国平均値よ りも高い値であったが、有意差は認められなかった。 女子においては、長座体前屈(p<0.01)、反復横とび(p<0.01)、20m シャトルラン(p<0.01)、立ち 幅とび(p<0.01)において全国平均値よりも有意に高い値を示した。また、握力については有意ではな かったが高い値を示していた。しかし、上体起こし(p<0.01)については、有意に低い値であった。 男子において、全ての測定項目で全国平均値よりも高い値を示していたことについては、生活習慣調 査結果から対象者である 4 名全員が日ごろ定期的に何らかの運動を実施していることがその要因となっ ている可能性がある。女子については、上体起こし以外の項目について、全国平均値よりも高い値を示 しており、一定の体力を確保していることが伺えた。 また、女子を対象として生活習慣調査結果ら運動実施群と非運動実施群に分けて検討した。その結果、 握力(p<0.01)、反復横とび(p<0.01)、20m シャトルラン(p<0.01)、立ち幅とび(p<0.01)において 運動実施群が有意に高値を示した。また、有意ではなかったものの、上体起こし、長座体前屈について も運動実施群の方が高い値を示した。このことから、男子同様に何らかの運動を定期的に実施している 者の方が体力を維持できていると推察される。 しかしながら、運動不足などの生活習慣の乱れから体力の低下が進むことも報告22)されており、継 続的な運動実践指導や生活習慣に関する教育が重要になると考えられる。 さらに、体格と体力についての相関関係につて検討したところ、体脂肪率と反復横跳び、20m シャ トルラン及び立ち幅とびにおいて有意に負の相関関係が認められた。また、筋肉量と握力、反復横とび 及び立ち幅とびに有意な正の相関関係が認められた。体脂肪は運動時に重要なエネルギー源のひとつと なる3)が、余剰に蓄えられた脂肪は敏捷性や瞬発力を測る反復横とびや立ち幅とびにおいては、その 活動にとって負荷となることが結果に影響を及ぼしていることが考えられる。20m シャトルランにつ いては、持久的な測定となり脂肪がエネルギーとして中心的に利用されるが、運動不足の学生にとって は、その他の要因による影響も考えられる。一方で、筋肉量については、関連が認められた項目につい てその活動の中心が筋力であることから、筋量が結果に影響を及ぼしたものと推察される。 2.体格について(表 5.) 男 子 に つ い て は、 測 定 で き た も の が 2 名 で あ っ た た め 十 分 な デ ー タ と は 言 え な い が、 身 長 は 174.8cm、体重 73.7kg であり、スポーツ庁が 2016 年に公表した同年齢の全国平均値18)は身長が 171.8 ± 5.7cm、体重が 65.7 ± 8.9kg であった。全国平均値における女子の身長は 158.3 ± 5.2cm、体重は 50.4 ± 5.7kg であり、本調査対象の女子学生は身長 156.7cm、体重 51.3kg であった。男女とも、身長 及び体重について全国平均値と 1 サンプルのt 検定を行ったところ、女子の身長のみ有意に低い値であっ た(p<0.01)。しかしながら、男子については、測定できた人数が少なかったため今後さらにデータを 集めて検討する必要がある。 身体を支え、動きを生み出すのは骨格筋の稼働が重要になる19)。谷本ら20)は、インピーダンス法を 用いて身体組成測定によって筋量を算出した。それによると 20 歳男性の全身筋量は 52.3kg、女子では 36.3kg と報告している。本調査による筋肉量は、男子で 54.7 ± 1.1kg、女子で 34.8 ± 2.9kg であり、 ほぼ同等の値であることが伺えたが。 次に、女子の体格について生活習慣調査から運動群と非運動群に分けて比較した。その結果、身長
(P<0.01)、体重(p<0.05)、筋肉量(P<0.01)、筋質点数(P<0.01)、基礎代謝(P<0.01)及び推定骨量 (P<0.01)について運動実施群が有意に高値であった。つまり、前述の全国調査の結果と比較すると、 運動・スポーツや日常生活身体活動において非常に重要な役割を果たす筋肉量が非運動群では約 3kg も少ないことが分かった。一方、運動実施群ではその差は 0.3kg と非常に小さいものであったことから、 骨格筋を維持するためには運動の実施が非常に重要な役割を果たしていることが推察される。しかしな がら、保育者を希望している学生についての調査において、女子学生の痩身願望が強いことが報告され ており21)、今後の指導が重要となると考えられる。 3.生活習慣調査結果について(図 1 ~ 11) 生活習慣については「運動習慣」「睡眠」及び「食習慣」から成る質問項目についての自記式調査票を、 集合法にて配布し実施した。その結果、運動習慣については、「しない」と回答した者が最も多い結果 であった。保育学部生が運動をしない理由として、アルバイトが優先されていることやきっかけがない といったことが挙げられた21)。十分な体力を維持するためには、本調査でも明らかになっているように、 定期的な運動実践が重要であると考えられる。そのためには、継続的な運動実践についての重要性や意 義などについて教育活動をしていくと共に、学生が運動を実施しやすい環境整備についても検討する必 要があると思われる。 また、睡眠については、「6 時間以上 8 時間未満」とする回答が最も多かった。さらに、「よく眠るこ とができるか?」という質問に対しても、「4 ~ 5 日」、次いで「6 日以上」とする回答が多かった。睡 眠に関する全国調査による報告23)では、20 歳以上の 44.8% が不眠であるとされ、睡眠に何らかの問題 を抱えているとされている。また、松田ら24)によると、不安傾向が最も不眠に影響を与えていると報 告している。本調査の対象者については十分な睡眠時間及び良い睡眠の質が確保されていることが推察 される。 食習慣については、「朝食は食べますか?」という質問に対し、「毎日食べる」とする回答が最も多かっ た。樋口ら25)によると、調査対象大学生の 75% 以上が朝食をとっていると報告しており、ほぼ同様の 結果と考えられる。更に、西尾ら26)によると、自宅生の朝食摂取の割合が高いことを報告しており、 本調査対象における自宅生の割合が高いことからも21)、朝食を摂取する割合が高いと推察された。 また、生活習慣と体力との関連について検討した。その結果、朝食摂取がすべての体力項目について 関連性があり、朝食摂取の重要性について伺えた。一方、テレビの視聴時間と体力要素には立ち幅跳び のみが有意な負の相関関係にあったが、テレビ視聴時間が長いという事は、不活動時間につながり体力 要素には大きく影響を及ぼすことが考えられるため、今後さらなる検討が必要と考えられる。そして、 睡眠時間が上体起こし、反復横跳び、20m シャトルラン及び立ち幅跳びと正の相関関係が認められた。 藤原ら27)によると睡眠時間が長いものほど立ち幅跳びのような筋パワーに優れていると報告しており、 ほぼ同様の結果となった。本調査のみでは詳細な検討は難しいが、睡眠時間が体力要素に何らかの影響 を及ぼしていることが推察される。
- 77 - Ⅴ.まとめ 体力は運動などの活動に関わる行動体力と病気や生存などに関わる防衛体力に分けて考えられている28)。 近年、子ども達の体力低下が報告されているが10)、小林によると、子ども達に求められる体力として、「健 康に生活するための体力」「活発に行動できる体力」「豊かな心と精神を育む体力」を挙げ、体力の重要 性について述べている29)。更には、運動習慣や食習慣などの生活習慣の変化から、小児生活習慣病30) や肥満31)も問題となっている。小児生活習慣病についても肥満についてもその要因の一つとしては子 ども達の不活動が挙げられる。渡辺らによると、幼児の運動能力に与える影響のひとつとして、身近に いる大人から受けることが報告されている32)。そのため、将来保育者を目指す学生が、今後関わる子 ども達の体力を維持改善するためには、自身の体力を知ることで問題を発見し課題解決を目指すこと、 更には健康教育の課題を明確にすることは意義がある。そこで、保育学部生を対象として体格測定、体 力側測定及び生活習慣調査を行った。その結果、 1.身長、体重において、ほぼ同年代の全国平均値と同様であった。 2.生活習慣調査から、運動実施群と非実施群に分けて検討したところ、運動実施群で、身長、体重、 筋肉量、筋質得点、基礎代謝及び推定骨量に関して有意に高い値であった。 3.体力測定については、男子で、握力、上体起こし、長座体前屈及び反復横とびに関して有意に高い 値であった。また女子では、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20m シャトルラン及び立ち幅 とびに関して有意に高い値であった。 4.女子において、運動実施群と非実施群における体力を比較したところ、運動実施群で、握力、反復 横とび、20m シャトルラン及び立ち幅とびで有意に高い値であった。 5.生活習慣調査からは、運動を「しない」と回答した者が多くいた。朝食摂取については、ほとんど の対象者は朝食を摂取していることが分かった。また睡眠については、睡眠時間及び質ともに良好な 状態であることが分かった。 6.体格と体力の関係性について、また、生活習慣と体力については複数の項目で関連性が認められた。 7.何らかの運動を定期的に実施していることで、体力が維持されていることが示唆された。 Ⅵ.今後の課題 本調査では、特定の学年のみで調査していること、また、縦断的な研究ではないことから、様々な年 齢及び体力、体格及び生活習慣の変化についてより詳細に検討することが必要である。 謝 辞 本調査にあたり、協力いただきました幼児体育を受講した学生に対して感謝申しあげます。 参考文献 1 ) 文部科学省ホームページ(2010)体力・運動能力調査の概要 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/gaiyou/1259258.htm
2 ) 文部科学省(2015):平成 27 年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査報告書、pp.8-18 3 ) 春日規克、竹倉宏明 編著(2007):改訂版運動生理学の基礎と発展、有限会社フリースペース、 pp.238-241、pp.188-196 4 ) 川端健司、西川周吾、渡邊千春、山崎正枝、高木香代子、越田剛史、南谷直利、佐野新一(2015): 新体力テスト結果からみた本学学生における体力の短期的推移、北陸大学紀要 40、pp.80-92 5 ) 千葉義信(2011):大学生の体格と体力との関係(3 報)、国際経営論集 42、pp.43-50 6 ) 春山文子、菅沼紘子(2009):実践女子大学生の体力推移‐昭和 60 年から平成 19 年の報告‐、実 践女子大学生活科学部紀要 46、pp.125-134 7 ) 松山友哉、梅林薫、鶴池政明、金子公宥(2008):大学生の入学時における体力の年次推移、大阪 体育大学紀要 39、pp.277-284 8 ) 平野泰宏、益川満治(2011):女子大学生の体力測定に関する一考察‐形態測定との分析から‐、 大妻女子大学家政系研究紀要 47、pp.127-134 9 ) 吉田博幸(2010):本学短大学生の体力的特徴‐近年 10 年間の推移‐、東京家政学院大学紀要 50、pp.59-63 10) 伊藤静夫、森丘保典、青野博(2011):子どもの運動能力の年代比較、体育の科学 61、pp.164-170 11) 小栗和雄、山田悟史、山本新吾郎(2016):運動が体と心の働きを高めるスポーツ保育ガイドブッ ク‐文部科学省幼児期運動指針に沿って‐、静岡新聞社、pp.8-20 12) 文部科学省(2015):幼稚園教育要領解説、pp.66-89 13) 厚生労働省(2015):保育所保育指針解説書、pp.55-71 14) 小川幸代、西島大祐、高橋宗良(2017):保育者を目指す女子短期大学部制の体力と生活習慣に関 する調査研究、鎌倉女子大学紀要 24、pp.61-69 15) 森司朗、杉原隆、吉田伊津美、近藤充夫(2004):園環境が幼児の運動能力発達に与える影響、体 育の科学 54、pp.329-336 16) 鳥居俊(2014):幼児にとっての運動の意義、子どもと発育発達 Vol.11 No.4、pp.208-212 17) 文部科学省ホームページ:新体力テスト実施要項〈20 ~ 64 歳対象〉 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/07/30/1295079_03. pdf 18) スポーツ庁ホームページ http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/1368148.htm 19) 岡田純一(2015):おとなの筋力・筋量の発育発達、子どもと発育発達 13、pp.150-154 20) 谷本芳美、渡辺美鈴、河野令、広田千賀、高崎恭輔、河野公一(2010):日本人筋肉量の加齢によ る特徴、日本老年医学会雑誌 47、pp.52-57 21) 今村貴幸(2016):女子大学生における健康観と生活習慣に関する一考察、常葉大学保育学部紀要 4、 pp.61-78 22) 井上千枝子、青山昌二(2001):短大生の体力診断テスト分析からみた体力下降の実態、大学体育 74、pp.107-111
- 79 -
S., Suzuki, K., Ibuka, E. & Kaneko, A. (2006) : Epidemiological study of the relationship between sleep disturbances and somatic and psychological complaints among the Japanese general population. Sleep and Biological Rhythms, 4(1), pp.55-62.
24) 松田春華、小川智子、塚田理奈、児玉友紀、山崎亜希子、小迫由佳、宮本啓代、森本美智子(2012): 女子大学生における睡眠の質に影響する要因の検討、日本看護研究学会雑誌 35(4)、pp.47-55 25) 樋口寿、藤田朋子、久保美帆(2008):大学生の精神的健康度に影響する食事因子の検討、近畿大 学農学部紀要 41、pp.17-25 26) 西尾恵理子、太田成俊、田中雄二(2014):大学生の居住形態別からみた食事状況及び生活習慣状 況調査、日本食生活学会誌 24(4)、pp.271-280 27) 藤原昌太、小泉綾(2010):湘北短期大学の学生の体力と生活習慣、湘北紀要 31、pp.41-48 28) 出村慎一、村瀬智彦、鈴木一行(2010):健康・科学入門 改訂版、大修館書店、pp.24-25 29) 小林寛道(2003):子どもにとって体力とは何か、子どもと発育発達 1(1)、日本発育発達学会編、 pp.4-8 30) 清水俊明(2012):小児生活習慣病ハンドブック、中外医学社、pp.2-6 31) 冨樫健二(2016):肥満とやせをめぐる評価と発育発達学の諸問題 ~ 子どもの肥満およびやせにお ける身体活動・運動の果たす役割~、発育発達学会編 14(3)、pp.196-202 32) 渡辺渚(2009):幼児の運動能力に影響を与える要因 母親への子どもの生活環境に関する調査を 通して、金沢大学研究紀要 55、pp.113-117