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51-57 21印 特)Kim_他

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(1)

Ellipsometryは 19 世紀末,Drude などによって 反射光の位相が薄い膜の存在にごく敏感に変化す ることを実験的に確認した後,Budde などの研究 を 通 し て 薄 膜 関 連 の 研 究 に 使 用 し 始 め た 。 Ellipsometryの基本式は Maxwell 方程式から来た もので,電子気波の界面での限界値条件を反射光 の偏光状態と繋げて適用することでその関係式を 引き出すことができる。Ellipsometry の初期段階 ではその解析において簡単に表現できる媒質と基 板(Substrate)だけで構成された2層システム (Two phase system)と媒質,薄膜,基板で構成

された3層システムに関する研究が主に行われた。 特に3層システムでは薄膜の厚さが Ellipsometry で 使 用 さ れ るΔ( 位 相 角 の 差 ) と 比 例 し , Ellipsometerの位相角測定の精密度は原子断層の 厚さ,原子部分層の平均厚さまで測定できる程で, ①酸化層の薄膜成長,②原子,分子,イオンなど の個体表面の吸着,脱着過程での物質変化の研究, ③表面の粗さの研究,④表面処理による表面状態 の変化などに関する研究が遂行されてきた。しか し , そ の 当 時 E l l i p s o m e t r y は 光 源 を 単 色 光 (monochromator light)のみ使用することで不確 実な基底層の分析や多重薄膜のいろいろな定数を 決定することができなかった。多重薄膜の試料の 場合,多重薄膜の中で多重反射を必ず考慮しなけ ればならないため,その楕円解析式自体がとても 複雑で既存の解析方法では取り扱うことができな かった。また多重薄膜を構成する各薄膜が混合物 で構成されている場合,その混合物の総体的な光 学的反応が予想される適切な理論,すなわち有効 媒体理論を決定,もしくは必要によって引き出さ なければならない課題も残っていた。このような ことは 1970 年代半ばから 1980 年代初頭にかけて Aspnes,Theeten,Azzam などの業績で解決され て い て , 個 人 用 の コ ン ピ ュ ー タ の 発 達 , Ellipsometryの自動化,精密度,データ獲得スピ ードなどに卓越した能力を見せる Spectroscopic Ellipsometer(SE)の開発が 1977 年ベル研究所で A s p n e sに よ っ て 完 成 さ れ , S p e c t r o s c o p i c E l l i p s o m e t r yの 時 代 が 幕 を 開 け た 。 そ の 後 , Vedam,Theeten,Collins,Woollam などが SE を *** Kim Sang―Youl

Ellipso Technology Co., Ltd CEO Ph. D ***

Kim Jong―Jin

同社 Application Manager/Sales Marketing

***Park Sang―Uk

同社 Senior Development Engineer/R & D †††Seo Young―Jin 同上 †††Ryu Jang―Wi 同上 †††Yabuuchi Kazuo ミワオプト(株)代表取締役

Spectroscopic Ellipsometryを利用した

表面および薄膜の分析と偏光測定の応用

Kim Sang―Youl

   Kim Jong―Jin

**

   Park Sang―Uk

***

   

Seo Young―Jin

   Ryu Jang―Wi

††

   翻訳:藪 内 一 雄

†††

Spectroscopic Ellipsometry は,薄膜などの構造変化や組成変化, 各層の成長過程などを非破壊・非接続かつ偏光状態の測定に基づいて 分析する測定手法であり,半導体をはじめさまざまな分野で需要が急 増している。本稿では SE の関連理論から薄膜分析などへの応用展開に ついて解説する。

(2)

製 作 し て , フ ラ ン ス の S o p r a 社 , ア メ リ カ の Rudolph Technology社,J. A. Woollam Company 社などの会社にも注文製作,販売されたことで SEを使用した研究が画期的に増えることになっ た 。 こ の よ う な 流 れ に よ っ て S E は L E E D , RHEED,AES,SIMS,XPS,UPS,XRD,XTEM, STMなどのような表面分析装置と共に脚光を浴 びており,光学装置として非破壊性,非接続性な ど の 利 点 と , 偏 光 状 態 の 測 定 に 基 づ い た Ellipsometryの固有の長所を生かして,SE 独自に または他の装置と連携して表面および薄膜に関す る研究に大きく寄与している。本稿では SE に関 する概括的な紹介をする。

SE 関連の理論

1. 反射と屈折に関するフレネル反射係数 電磁気現象を総括する物理法則は Maxwell 方程 式で表現されることはよく知られている。電磁気 波の一種である光を利用する Ellipsometry でも Maxwell方程式からその基本式が定義,引き出さ れる。等方性の媒質を電波する電磁気波または光 波の電磁気場の直角座標の各成分は媒質の誘電率 (ε)および透磁率(μ)を使って, ¸ の形で表すことができる。この式は各振動数がω の光波が c/ n の速度でその媒質を電波している ことを表すし,n は普通その物質の屈折率と呼ば れて非磁性体の場合(μ= 1)下の式のように定 義を下す。 n=ε ¹ 一般的に屈折率はωの函数で透明な媒質の場合は 実数で,金属や半導体のように不透明な媒質は複 素数だが,本稿では次のように表現している。 n+ ik =ε1+ iε2 º ここで k は消光係数でε1は複素誘電率の実数部 を,ε2は複素誘電率の虚数部を表している。 図1のように x―y 平面上で x = 0 からθ0の角に 入射した平面派を考慮すると,その境界面から入 射角と反射角また入射角と屈折角の間に次のよう な関係式が成立する。 θ0=θ″ (4a) n0sinθ0= n ′sinθ′ (4b) また変位ベクター D と磁気誘導ベクター B の垂 直成分が連続で電磁場ベクター E と磁気の強さベ クター H の接線成分が連続である境界条件を電磁 場が入射面(x ―y 平面)と並んだ方向で振動する 場合(p 波)と電磁場が入射面に垂直に振動する 場合(s 波)のおのおのに適用するといわゆるフ レネル反射係数と呼ばれる入射波と反射波,入射 波と屈折波の間の電磁場の比に対して次のような 関係式が得られる。 rp= = (5a) rs= = (5b) 2. Effective medium 理論 媒質が単一成分ではなく,互いに違ういくつか の成分の混合物になっている場合,この物質の総 体的な光学的の反応を扱っている理論が Effective medium理論である。この構成混合物の大きさが 波長より小さく,各混合物のバルク・プロパティ ーを維持するすなわち物理的な混合物の場合,混 合物の光学的な特徴は1次的に各構成成分の組成 比および組成形態によって決定される。特に金属 のように光の浸透深さが小さい物質は電磁気場の 遮断効果が大きいため混合物の組成形態がとても 重要になる。Effective medium 理論は大体① Bruggeman理論,② Maxwell Garnett 理論,③ Lorentz― Lorenz 理論の中から一つを選んで使っ ており,半導体混合物の場合は Bruggeman 理論, 金属の場合はMaxwell Garnett 理論またはLorentz ― Lorenz理論が多く使われている。 n0cosθ0− n ′cosθ′ n0cosθ0+ n ′cosθ′ E0s E0s n0cosθ′− n ′cosθ0 n0cosθ′+ n ′cosθ0 E0P E0P w c 2μ+με u=0 Δ 2 Eo′, ko′ Eo′, ko′ Eo, ko θo θ″ θ′ no n′ x y 図1 屈折率が no,n ′の互いに違う物質の境界面で入射, 反射,屈折される光に関する概念図

(3)

3. 多重薄膜による反射と屈折 Ellipsometryで直接測定する量は反射による p 波と s 波の反射係数の比である。一般的にこれら の反射係数は複素数でその反射係数の比もまた複 素数である。もし媒質と基底層だけででき上がっ ているいわゆる2層システムでの反射を考慮すれ ば,この時,この反射係数の比は Ellipsometry で 使われる2つの定数であるΔ,Ψで次のように表 現できる。 ρ= tan(Ψ)eiΔ = = = e(δi p−δs) ½ ΔとΨは2つの実数角として tanΨは反射によ る振幅の比,Δは反射による位相変化の差を表す。 2層システムで上の式は式¾のように基底層の誘 電定数に対する式で解くことができる。 ¾ 上 の 式 は 基 底 層 の 誘 電 率 を 測 定 さ れ た Ellipsometryの定数であるΔ,Ψから計算した場 合使われる表現である。2層システムではなく, 系すなわち媒質と基底層の間に薄膜が存在する場 合,p 波と s 波の反射係数はこれらの薄膜による 効果を考慮しなければならない。各薄膜による効 果は薄膜間の境界面でフレネル反射による効果と 各薄膜内での多重反射による効果がある(図2)。 ¿ 4. モデリング理論 モデリング理論とは実験で測定された SE デー タを分析して薄膜に関連する未知定数,すなわち 各薄膜の厚さ,組成比などを決定する一連の過程 を言う。このようなモデリング理論は多重薄膜の 厚さ,構成成分の組成などを先に推定し,この推 定された多重薄膜による SE データをシミュレー ションして実験で計算された SE データと比較し てこの差を減らしていく間接的な方法で,この理 論で発生されるエラーを減らすために実験データ の個数は予想される未知定数の個数の約 10 倍以 上 を 取 る 。 モ デ リ ン グ 理 論 の 具 体 的 な 方 法 は Aspnesによって試してみた通りにエラーファン クション G を極小化する理論で現れる。 À ここで N は実験データの個数で P は未知定数の 個数である。実際にエラーファンクションを減ら すのに難しさは,極度に非線形の楕円解析関連の 式を解析的に処理することができる一般的な数学 的方法がないことにある。よって,その一つの解 決策で合理的な範囲内で各定数に関するグリッド サーチを行なった後,エラーファンクションが最 少のメッシュポイントで線形の回帰分析方法を適 用する。この方法はローカルミニマムに閉じ込ま れる恐れを最少化することが可能で,繰返すこと で最適の定数値に早く収束することができる。

実験

Ellipsometryが他の光学的な方法と根本的に違 うところは,他の光学的な方法が photon ― in/ photon― out の方法であるのに対し,Ellipsometry は polarization ― state ― in/ polarization ― state ― out の方法である。SE は図3のように白色光源,単 1 N−P−1 G

Σ

ρ

|

calc−ρexp2 N i=1 E=Ei 2π λ δnnndn cosθn 1−ρ 1+ρ ε=ε0 sin2 θ0 1+ tan2 θ0 2 |rp|rsr pr s Epout/Epin Esout/Esin d1 n0 n1 n2 nn rn+1 rn nn+1 r1 r2 r3 d2 dn 1―st Film 2―nd Film Substrate n―th Film 図2 基層の上に n 個のフィルムがある場合,各境界面で 反射を表す概念図 MONOCHROMATOR Xe LAMP POLARIZER APERTURE STEPPING MOTOR SYNCH. MOTOR SAMPLE ROTATING ANALYZER APERTURE APERTURE PHOTOMULTIPLIER CONTROLLER COMPUTER 図3 Aspnesによる最初の分光 Ellipsometer 概念図

(4)

色分光器,偏光子,試料, 回転剣光子,光測定装置 とこれらを統括制御する コンピュータで構成され ている。 光源はできるだけ広い 波長領域で均一な強さ分 布を見せてくれる Xe 高 圧放電ランプを主に使っ ており,単色分光器はプ リズム型または回折格子 を使用して,モノクロメータの位置は光源と偏光 子の間または検光子と光測定装置の間に位置する。 偏光子または検光子はステップモータまたは DC モータを使って回転させ,光増幅管を使用してこ の回転角による光の強さを測定する。このように SEとして測定できる光の強さは回転する検光子 (RA 型)の回転角の関数で次のように表現できる。 Á I|E2= I 0 (1 +α cos2A+β sin2A) Â Ã cosΔ= Ä ただし,P は偏光子の角度,A = 2πft +φで,f は検光子の回転数,φは検光子の初期位相を現す。 αとβは光の強さを回転検光子の角度による三角 関数で表現した時のコサインとサインの係数であ る。この係数は検光子の回転角度に対する光の強 さをフーリエ変換または Hadamard 変換などを通 して計算できる。

表面および薄膜分析への応用

1. 不透明な物質の光学定数の測定

誘電体のように高い band gap energy を持つ物 質の可視領域での光学定数,すなわち屈折率は実 数である屈折率で記述できるが,金属や半導体は 光を吸収して複素屈折率(n + ik)あるいは複素 誘電率(ε1+ iε2)で記述できる。虚数部分であ る k を究明するために Kramers ― Kronig(K ― K) 変換を加えたり反射透過実験を同時に遂行するな ど , 多 方 面 の チ ャ レ ン ジ が 必 要 だ っ た が , Ellipsometryでは反射光の強さ(Ψ)と位相(Δ) を同時に測定するため K ― K 変換などの中間過程 を掛けずに不透明な物質の光学常数を直接測定で きる固有の長所を持っている。Ellipsometry の長 所と SE の分光能力を利用して多くの金属,半導 体また半導体の化合物などの近接 UV 領域での複 素屈折率のスペクトルなどが決定できた。 その例として図4は上の方法を使用して決定し たクリスタルシリコンとアモルファスシリコンの ε1,ε2スペクトルである。

このような bulk optical property を測定するの に SE の大きな長所は薄い表面層に対して SE デー タがとても敏感に変わることにある。すなわち酸 化膜はもちろん表面の微視粗さに SE データを観 察することでとても綺麗な表面状態を確認できる。 2. 表面,薄膜および界面に関する研究 界 面 現 象 に 関 す る 代 表 的 な 研 究 と し て は Aspnesなどによる Si と熱的に成長させた SiO2間 の界面に関する研究を語られる。それらは近接 UV 領域で得られた in ― situ SE 結果を分析して Si と SiO2間の界面は Si から SiO2にすぐ変わる境界面 ではなく Si 原子と O 原子の混合物としてその組 成が SiO0.4±0.2であることを明らかにした。 薄膜成長による研究薄膜成長の初期段階および 正常状態に到達した場合に関する研究は Collins などによる a ― Si : H 薄膜の成長に関する研究か らその例を見つけられる。SiH4: H2が1:10 に混 合された気体 240 ℃で加熱された c―Si を通過する 場合,形成される a ― Si : H 薄膜の初期成長過程 等を 3.4eV エネルギーを持った光波と 4.2eV エネ ル ギ ー を 持 っ た 光 波 を 使 用 し て 5 秒 ご と に Ellipsometryデータを得った。このエネルギー光 波は a ― Si : H 薄膜の penetration depth が短いた β 1 −α2 1+ 1− tanΨ =tan P=



E0 0 rs rp 0 1 0 cos P sin P −sin P cos P E= 1 0 0 0 sin A cos A cos A −sin A 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0 −10.0 −20.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 c―Si c―Si a―Si a―Si

Photon Energy(eV) Photon Energy(eV)

ε1 ε2

ε2 vs. Photon Energy

(5)

め表面層のみを調査するのに適合する。図5から 見えるように初期 c ― Si の場合はε1,ε2の値が右 上段から出発して a ― Si : H 薄膜の成長によって 大抵反時計方向にスパイラル模様で巻きついて下 段中央の所で収束するように見える,これは薄膜 の成長が正常状態に到達することを表す。この際 に点線が見せてくれる跡は成長初期から均一な成 長条件によって成長する模様による実際の実験結 果とは相当な差がある。 3. 多重薄膜の深さ方向 SEが表面分析装置として脚光を浴び始めた主 な理由は多重薄膜構造の深さ方向の一つの例とし て注入イオンが停止する位置に対応できるアモル ファス層が表面酸化層,その下の一部傷ついた結 晶層(crystal layer),またほぼ傷ついてない単結 晶層の下に存在することを明らかにし,各層の厚 さ,傷ついたシリコンのアモルファスの精度など を定量的に解析して,同一な試料を XTEM で断 面写真を撮って,比較し,相互補完的な2つの方 法により厚さが正確に一致したことが確認できた。 それに SE による方法は他の光学装置に比べて非 破壊的,非干渉的だけではなく,薄膜の厚さに加 えて各層の組成比,決定の精度までを定量的に明 らかにする長所を持っていることが分かる。この 試料の断面図は XTEM 写真の結果ともよく一致 することを図6でも確認できる。 4. Imaging Ellipsometry 既存の Ellipsometry はÅ∼ nm 範囲の薄膜厚さ および屈折率を測定するのに有用だが,体細胞ま たは半導体の微細パターンの光学的構造を分析す るのにビームサイズによる限界がある。このよう な微細構造の光学的な特徴を分析するためにオブ ジェクティブレンズでパターンの微細構造をイメ ージ素子で測定した後,各ピクセル別に楕円定数 (Δ,ψ)を計算する Imaging Ellipsometry が最近 脚光を浴びている。特に既存のバイオ技術(BT) 分野では主に光学顕微鏡を使って得た映像を分析 することで細胞の形や大きさに関する定量的な情 < EPSILON 2 > < EPSILON 2 > <EPSILON 1> <EPSILON 1> 35 40 35 30 25 20 30 25 20 10 15 20 (a) 3.4 eV probe Ts=240℃ 1 : 10 SiH4 : H2 (b) 4.2 eV probe Ts=240℃ 1 : 10 SiH4 : H2 25 −12 −8 −4 0 図5 a― Si : H 薄膜の初期成長過程を 3.4eV,4.2eV で複素誘 電函数の跡を追跡したグラフ Direct Technique but NOT nondestructive

SiO2 c―Si+a―Si c―Si c―Si a―Si c―Si0.82+a―Si0.82±0.03 c―Si0.21+a―Si0.79±0.03 c―Si1.03±0.03 c―Si 120±20A 550±50A 250±50A 119±19A 511±21A 270±30A

25A SiO2 24±3A

XTEM

O・10μm

OPD

SE

σ=0.020 Not Direct Technique

but Nondestructive, Quantitative and Inexpensive

(a) (b) (c)

図6 イオン注入された単結晶シリコンの光学的な構造を_ Cross― Sectional Transmission Electron Microscopy(X ― TEM),`spectroscopic ellipsometerを使って分析した結果

2つの結果は相互補完的な方法で厚さが正確に一致するこ とが確認できる。

(6)

報を得るため映像平面に垂直方向の情報,すなわ ち細胞の厚さまたは細胞の容積に関する定量的な 情 報 を 得 る こ と に 限 界 が あ る 。 I m a g i n g Ellipsometryは図7のように細胞厚さを数 nm の 精度で測定可能であり,同時に屈折率の決定を通 して細胞密度の映像情報も同時に出すことができ るためバイオ研究に寄与できる新しい道具になっ てきた。 5. Spectroscopic ―Reflectometer を利用した 被覆粒子核燃料の異方性測定 次世代の核燃料として期待される被覆粒子核燃 料は一般的に TRISO(Tristructual Isotropic)型 が使われていて,その構造は4層被覆形態で内側 から buffer ―熱分解炭素(PyC),IPyC(Inner Pyrolytic Carbon),SiC 層および OPyC(Outer PyC)層の順になっている。燃料核としては UO2, UC,UC2 または(U,Th)C などを使っていて, 各被覆層は次のような機能を持っている。Buffer 層は IPyC 層の損傷を防止すると同時に燃料核移 動に関する緩衝役割をして,IPyC 層は SiC コーテ ィングから燃料核が HCI に腐蝕することを防止し て 気 体 の 核 分 裂 生 成 物 を 密 封 す る 役 割 を す る 。 SiC層は核分裂生成物の拡散を防止して粒子全体 の 硬 度 を 維 持 す る の に 一 番 重 要 な 被 覆 層 で , OPyC層は SiC 層を保護し核分裂の生成物質の拡 散を防止する。 このような被覆層の特徴が核燃料に及ぼす影響 は燃料核より大きく各被覆層は完全な等方性でな ければならないため,被覆層に対する異方性精度 (Attenuation)は核燃料の品質を決定するのに重 要なパラメータになる。ちなみに偏光制御反射率 の測定を通して核燃料の被覆層の異方性精度を測 定することができたし,その結果が等方性試料と 相違することが確認できた。また被覆層ごとに Attenuationが違い,同じ被覆層でも測定ポイン トによって Attenuation の大きさが違うことが分 かった。図8は TRISO 型の核燃料構造で図9は Elli― RSc で測定した核燃料の Attenuation を等方 性試料と比較して表現したグラフである。 6. 透過型タイプの回転検光子方式の楕円系を 使用した Zero Retardation 測定技術 平版ディスプレイ分野で最もよく使われている 液晶ディスプレイは光学異方性の特徴を持つ液晶 に電気場を印可して各ピクセルを透過する光の偏 光状態制御でディスプレイを表示する。液晶の安 定的な初期整列状態を制御するために使用される Alignment layerはディスプレイの偏光制御に影響 を与えないために sub ― nanometer 大きさが非常 に小さな retardation の特徴を持っているが,ラ ビング過程の性能評価のためこれを精密に測定で きる技術が要求される。既存の retardation 測定 方法は Alignment layer の異方性方向と精度を精 密に測定し難かったり,工程中にモニタリングす るのが大変だったが,他の測定技術に比べて簡単 360 329.143 298.286 267.429 236.572 205.715 174.858 144.001 113.144 82.286 51.429 20.572 0 1.532 1.515 1.499 1.482 1.466 1.449 1.433 1.416 1.4 1.383 1.367 1.35 0 304.072 278.811 253.551 228.29 203.029 177.769 152.508 127.248 101.987 76.727 51.466 26.205 0 25.805 23.771 21.736 19.702 17.667 15.633 13.598 11.564 9.53 7.495 5.461 3.426 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 20 40 60 80 100 20 40 60 80 100 20 40 60 80 100 20 40 60 80 80 Delta(deg) Refraclive index(v) Psi(deg) Thickness(d) 図7 体細胞部分の楕円定数マップと屈折率厚さマップ Opyc SIC IPyC buffer 図8 TRISO型の核燃料 12h 6h Nuclear fuel 3′rd 4′rd 2′rd 2′rd:IPyC 3′rd:SiC 4′rd:OPyC 1―2 1―3 1―4 2―2 Shell measurement point

2―3 Anisotropy Isotropy 2―4 3―2 3―3 3―4 −0.05 0.00 0.05 0.10 0.15 0.20 0.30 0.40 0.25 0.35 −0.05 0.00 0.05 0.10 0.15 0.20 0.30 0.40 0.25 0.35 σ n / Rn σn / Rn Core 12h 6h

Relative Anisotropy of Nuclear Fuel Samples

50nm 100nm 20nm

SIO2 ON C―SI

SiO2

(7)

で早く,正確な楕円法を使った Zero Retardation 測定技術が開発された。Zero Retardation を測定 するための楕円系は光源―偏光子―4分波長リター ダー―試料―回転検光子―光学フィルタ―ディテクタ で構成される透過型タイプの回転検光子方式を使 っているが,試料は回転したり傾いたりすること ができる据置台に装着されていて,試料の面方向 retardationだけではなく垂直方向の retardation の特性もとても精密に測定できる。写真1のよう な Elli ― Ret ― V モデルで retardation を 10−2nmレベ

ルまで精密に測定できる。図 10 は Elli ― Ret ― V で 測 定 し た ガ ラ ス 上 に ラ ビ ン グ さ れ た P I の retardationとしての retardation は∼ 0.066nm,光 軸は∼ 12.1 °でとても精密に測定できた。図 11 の 金 属 パ タ ー ン が あ る T F T ― G l a s s 上 P I の retardationを測定した結果だが,TFT ―Glass の場 合,金属パターンの影響で異方性の方向と大きさ が温度によって大幅に違うことが確認できる。 □ SEは Depth profile 能力を通して実験環境の変 化による構造変化,組成変化,各薄膜の成長過程 などを非破壊的,非干渉的に従来と異なる手法で 比較的に簡単に分析できる in ― situ 方法として, 半導体,表面関連分野に関するその需要が急増し ている。また BT 分野で細胞の厚さと屈折率,半 導体物質で微細パターン分析に応用されている Imaging Ellipsometer,LCD 産業で液晶の初期整 列状態を作るための PI の光軸と異方性分析のた めの zero ― retardation 測定,核燃料保護層の均一 性を確認するための微細なパターンの異方性測定 など,初期の Ellipsometer 産業分野では予想でき なかったさまざまな分野で Ellipsometer が使われ ており,SE の正確度を向上させることと同時に データ獲得速度を画期的に増加させる方向で徐々 に発展している。 補足 この論文のオリジナルは,韓国語で書かれてお りそれをミワオプトにて翻訳しております。よっ て,多少の訳の違いおよび,意味が不鮮明な部分 があると思いますが,ご容赦下さい。 当社は,光学偏光測定システム一筋に 20 年近 く携わっております。特にレーザエリプソメータ は,創業当時より当社の主力システムとして日本 国内に数多くの実績および納入台数を誇っており ます。近年は,測定の多様化により分光タイプの 需要がますます上がってきております。そこで当 社は,エリプソテクノロジー社のパートナと成り 新たな分野に参入を致しました。 写真1 Elli―Ret―V −0.5 −0.4 −0.3 −0.2 −0.1 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0 100 200 300 0 100 200 300 azimuth angle(deg) retardation ( nm ) Measured Simulated 図 10 ガラス上にラビングされた PI の retardation 測定 0.4 a Apparent Retardation ( nm ) Apparent Retardation ( nm ) Theta ( deg ) b 0 50 100 150 200 250 300 350 400 0.3 0.2 0.1 0.0 −0.1 −0.2 −0.3 −0.4 0.4 Exp. Cal. 90 110 130 150 170 190 0 50 100 150 200 250 300 350 400 0 0.05 0.1 0.15 0.2 0.25 0.3 0.35 0.3 0.2 0.1 0.0 −0.1 −0.2 −0.3 −0.4

Azimuth angle(Deg) Azimuth angle(Deg) Retardation(nm)

Exp. Cal.

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