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全身性硬化症患者における食道シンチグラフィの定量的評価

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Academic year: 2021

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《原 著》

全身性硬化症患者における食道シンチグラフィの定量的評価

河野 匡哉* 中嶋 憲一* 小西 章太* 佐藤 伸一**

竹原 和彦** 利波 紀久*

要旨 〔目的〕 全身性硬化症は全身性結合組織病変であり食道機能の低下を高率に伴う.食道機能の 定量的評価のために食道シンチグラフィを行った.〔方法〕 全身性硬化症患者 (n=22) に対し 99mTc-DTPA を混入した生理食塩水 (臥位), スープ (坐位および臥位) を用いて反復嚥下法にて食道シンチグラフィ を行った.撮像は前面より 1 フレーム 0.5 秒,192 フレームの連続撮像とした.視覚的評価法として 圧縮画像を作成した.定量的評価法として食道部の時間放射能曲線を作成し半減期と残存率を算出し た.半減期と残存率を患者の病型 (び漫性および限局性), 病期,重症度と比較した.〔結果〕 病型,病 期ごとの有意差は認めなかった.また水とスープでの有意差は認めなかった.残存率は坐位よりも臥位 で大きく,坐位での残存率と重症度に良好な相関 (r=0.61) を認めた.〔結論〕 食道機能の評価には核医 学検査が有用であり坐位での検査が不可欠である.

(核医学 38: 727–735, 2001)

参照

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