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厳 しい 中 で そのメリット デメリットを 整 理 し 本 市 の 実 態 に 合 った 公 営 住 宅 の 供 給 手 法 を 検 討 する 必 要 があります 公 営 住 宅 入 居 者 は 高 齢 単 身 高 齢 夫 婦 も 増 加 しており 居 住 支 援 が 必 要 市 営 住 宅 はセ

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Academic year: 2021

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第4章 住まいづくりに関する主要課題の整理

4-1

主要課題

国・県の計画、本市の概況や住宅・宅地の現況整理、アンケート調査とヒアリング調 査からみた市民、事業者等のニーズから、本市の住まいづくりに関する課題は次のよう に整理することができます。 ◆高齢者や障害者への居住支援 本市の高齢化率は 15.9%(P.9参照)と、国や県を下回っていますが、高齢者人 口は急増しており、今後高齢化率も上昇していくと予想されます。 高齢者の居住状況をみると、「一戸建て」が 86.3%と多くなっていますが(平成 22 年 12 月高齢者等実態調査)、持ち家で高齢者等のための設備のある住宅率は 45.4%と愛知県平均の 48.2%を下回っており、バリアフリー化の促進が必要となっ ています。また、障害者の居住状況は、「持ち家」が最も高くなっていますが、高齢 者と比べると民間のアパートや公営住宅の割合が高くなっており、持ち家と同様に バリアフリー化を促進する必要があります。 また、高齢者や障害者の民間賃貸住宅の居住にあたっては、全国的に入居拒否な どの問題がみられることから、円滑入居に向けた支援を行っていく必要があります。 さらに、ハード面だけでなく、食事や移動など高齢者や障害者が住み慣れた地域 の中で、住み続けられる生活支援ニーズへの対応が必要となっています。 ○高齢者や障害者への居住支援・住宅確保、地域の支え合い(地域福祉)のニーズへの対 応が必要 ◆低所得者が安心して住み続けることができる対策 国の住生活基本計画において、「公営住宅等公的賃貸住宅を的確に供給するととも に民間賃貸住宅への円滑な入居の支援を推進し、これらが相まった重層的かつ柔軟 な住宅セーフティネットの構築をめざす」とした方向が示されています。 本市の市営住宅の世帯主の年齢は 65 歳以上が4割を超え、県内各市と同様に、高 齢単身、高齢夫婦世帯が増えています。 今後も県や周辺市町と連携し、低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子育て家 庭、外国人など、住宅の確保に特に配慮が必要な人に対する居住の安定の確保を図 る必要があります。 また、公営住宅の供給にあたっては、直接建設によるもののほかに、PFI手法

主要課題1 安全で安心して暮らせる住まいの課題

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厳しい中で、そのメリット、デメリットを整理し、本市の実態に合った公営住宅の 供給手法を検討する必要があります。 ○公営住宅入居者は高齢単身、高齢夫婦も増加しており居住支援が必要 ○市営住宅はセーフティーネットとして整備することが必要 ○市営住宅建替えに際しては、財政状況が厳しい中では民間活用型の事業手法などの検 討が必要 ◆安全な住まい・まちの形成 建築基準法が大幅に改正された昭和 56 年以前に着工された住宅は、耐震性に不安 がある住宅が多いと考えられる中、アンケート調査の結果では、昭和 55 年以前の住 宅に住む人で、「耐震診断を受けたことがある」のは 41.7%あります。また、「改修 を行った、または必要と考える人」のうち、耐震化をあげる人は 31.0%います。今 後も引き続き住宅の耐震改修を促進していくことが必要であります。また、その一 方で「改修のための資金がない・資金の確保が難しい」との回答も多く、耐震改修 を促進していく上で、耐震改修補助制度を充実するなどの検討も必要となっていま す。 開発事業者のヒアリングにおいては、本市の「耐震改修の補助金は整っている」 との評価や、「東日本大震災以降、改修ニーズが高まっている」などの回答がありま す。 また、東日本大震災の教訓を踏まえて、愛知県地域防災計画も平成 24 年6月に改 訂され、それを踏まえた市の地域防災計画の改訂、仮設住宅の確保等を検討する必 要があります。 さらに、開発事業者のヒアリングでは、防犯住宅についてニーズが把握されてお り、「愛知県住生活基本計画 2020」においては、防火・防犯など基本的性能が確保 された住まい・まちづくりを目標の一つとして掲げています。防犯については、愛 知県における犯罪発生件数が高止まりしており、本市においても防犯活動の実施や、 防犯性に優れた住宅づくりを進める必要があります。 ○東日本大震災を踏まえた防災対策を検討し、耐震化の促進や地域防災の充実が必要 ○防犯活動や防犯性に優れた住宅づくりが必要

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◆市内企業従業者の定住促進 ヒアリング調査結果では、自動車産業従業員を中心として、市内での持ち家需要 が高くなっています。 また、アンケート調査結果でも、「住み続けたい」が 50.9%、「住み続けざるを得 ない」が 19.3%であり、今後も本市に住み続けると考えられる人が7割を超えてい ます。 さらに、関係団体・企業等のヒアリング調査結果では、教育や文化面、行政サー ビスの評価が高いことに伴い、市内への居住ニーズが高くなっています。 一方で、市内に開発余地が少ないという声も多く聞かれており、こうした課題を 解決し、市内への居住ニーズが高い市内企業従業員の定住を促進することが求めら れます。 また、全国的に人口が減少する中、今後も市内の活力維持のためには、企業や企 業従業員に対する市内への居住、定住のPRを積極的に行っていくことが必要とな っています。 ○市内への居住ニーズが高い市内企業従業員の定住促進が必要 ○企業及び企業従業員に対する市内への居住、定住のPRが必要 ◆新たな住宅用地の確保 企業のヒアリング調査結果では、自動車産業従業員を中心として、市内での持ち 家需要が高い一方で、関係団体、開発事業者のヒアリング結果では、市内に開発余 地が少なく、市街化区域内における土地の供給を求める声が多くなっています。 こうしたことから、土地区画整理事業の推進、市街化区域内の土地の有効活用、 市街化区域拡大の検討などにより新たな住宅用地の確保が必要となっています。 ○土地区画整理事業の推進、市街化区域内の土地の有効活用、市街化区域拡大の検討 等が必要 ◆市内で住み替えやすい質の高い住宅・多様なタイプの住宅供給 アンケート調査結果では、刈谷市が居住地としての魅力を高める方向としては、 「生活環境全般が良好であること」という回答が 53.4%で最も多く、関係団体、企 業ヒアリング結果においても、刈谷市の生活環境面での評価は高くなっています。 こうした中、今後は、社宅や寮を縮小する企業があることや、寮の居住者が一定 の期間を経て退去することから、賃貸住宅も含めて質の高い住宅の供給が必要です。 ○良質な賃貸住宅、戸建て住宅の供給が必要

主要課題2 若年ファミリー層の定住に向けた住まいの課題

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◆便利なまちなかライフを満喫できる住まいづくり アンケート調査結果では、中心市街地に「魅力を感じる」割合は約 20%で、刈谷 市に住み続けることに「魅力を感じる」(47.4%)を大きく下回っています。しかし ながら中心市街地の魅力について「どちらでもない」(38.8%)、「中心市街地のこと はよくわからない」(6.9%)は合わせて 45%以上であり、受け皿づくりとともに定 住促進を図る余地がみられます。 一方で、関係団体、企業の中では、中心市街地におけるマンション事業に取り組 んでいる企業があるとともに、駅前の活性化や未利用地の有効活用を求める声もあ るなど、中心市街地におけるマンション等の都市型居住の受け皿づくりが必要とな っています。 また、全国的には人が集まって暮らす新たな賃貸住宅でのかたちであるコレクテ ィブハウジング(用)やシェアハウス(用)などが行われてきており、本市においても、 多様なライフスタイルの模索が求められます。 さらに、まちなかに住むことのメリットである、生活サービスの充実、まちなか の魅力づくりを進めていく必要があります。 ○まちなかでの居住促進やそのための都市型住宅の誘導が必要 ○コレクティブハウジングなど多様なライフスタイルの模索が必要 ○商店街の活性化など生活サービスの充実、まちなかの魅力づくりが必要 ○中心市街地におけるマンション等の都市型居住の受け皿づくりが必要 ◆地球環境にやさしい住まいづくり 地球温暖化対策は世界共通の課題であり、本市においても温室効果ガスの排出削 減に積極的に取り組むことが必要です。また、東日本大震災による原子力発電所の 事故によって生じた、電力需給の逼迫に対する対策も強く求められています。 こうした中、住宅の断熱性の向上、自然光や通風の利用、高効率な給湯器や照明、 HEMS(用)の導入などにより、省エネルギー対策を進める必要があります。また、 あわせて太陽光発電や太陽熱利用などの再生可能エネルギーの導入を促進すること も重要となっています。 さらに、これまでのように短い周期で建替えをするのではなく、適正な維持管理 を行い、長く使い続けることができる住まいづくりを進め、建替えを行う際は、建 設資材の再資源化を進めることが、住まいのライフサイクル全体の環境負荷の低減 に大きく寄与します。 ○省エネルギーに配慮した住宅の普及が必要 ○再生可能エネルギーを導入した住宅の普及が必要 ○長期優良住宅やリフォームによる長く住み続けられる住まいづくりが必要 ○建設資材の再資源化の促進が必要

主要課題3 多様なライフスタイルに対応した快適な住まいの課題

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◆暮らしの質の維持・向上 アンケート調査結果では、「子育て環境」の満足度は 69%と高く、本市が居住地 としての魅力をさらに高める方向としては、「生活環境全般が良好であること」とい う回答が最も多いことから、子育て支援環境の維持・向上、公園などの生活環境の 整備が必要と考えられます。 「公共交通の利便性」の満足度は、「通勤・通学の利便性」、「買い物の利便性」よ りも低くなっています。こうした中、自動車の運転が困難になる人も多くなる高齢 社会を見据えて公共交通の充実や、既存の公共交通の利用促進が求められます。 本市の人口構成は比較的若い世代が多い一方で、近所の人との付き合いでは「誰 が住んでいるのか知らない」は 5.5%であるが、「あいさつ程度」が 49.7%と半数近 くとなっており、防犯性とともに暮らしやすいまちとするためにも、「誰が住んでい るか知らない」割合が増えないように、コミュニティ(用)形成を進めることが必要 となっています。 ○保育所などの子育て支援環境の維持・向上、公園などの生活環境の整備が必要 ○高齢社会を見据えた公共交通の利用促進が必要 ○近所付き合いはあいさつ程度の市民が多く、コミュニティ形成を進めることが必要(組合活 動、企業でのボランティア活動経験などのコミュニティへの活用検討)

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◆協働による住まいづくり 近年、地方分権が進められ、これまで国や県が行ってきたさまざまな事務や権限 が地方へと移譲され、市として自主的な住まいづくりが可能となる一方、市が自ら の決定と責任で住まいづくりを進めることが強く求められています。 しかし、厳しい経済情勢や情報化社会の進展、市民ニーズの多様化・高度化など を背景に、これまでの行政主導による住まいづくりでは、地域の特性を活かした個 性豊かな住まいづくりを進めていくことが難しくなっています。そこで、そこに暮 らす人々が本当に望む「住まい」を作っていくためには、住まい手である市民と住 まいの作り手である事業者、そして行政が協働して行っていくことが求められます。 住まい手である市民に対して、行政や事業者は住まいづくりの情報提供を行うと ともに、住まい方についての学習機会を充実していくことが必要です。 また、先にあげたまちなかでの居住促進や環境共生型住宅の供給にあたっては、 住宅関連産業が中心となって進めていくことが求められます。 ○住まいづくりの情報提供が必要 ○住まい方についての学習機会を充実することが必要 ○住宅関連産業の活性化が必要 ○多様な主体が連携することによる居住支援や住まいづくりが必要

主要課題4 協働による住まいの課題

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■住生活基本法(平成 18 年施行) ■住生活基本計画(平成 23 年3月改定) ①安全・安心で豊かな住生活を支える生活環境の構築 ②住宅の適正な管理及び再生 ③多様な居住ニーズが適切に実現される住宅市場の環境整備 ④住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保 ■愛知県住生活基本計画 2020(平成 24 年3月改定) 元気で力強い「愛知づくり」を支える「安全・安心」で「住み続 けることができる」住まい・まちづくり ① 自然災害に強い住まい・まちづくり ② 環境負荷が小さく長く使える住まい・まちづくり ③ 防火・防犯など基本的性能が確保された住まい・まちづくり ④ ニーズに応じた住まいが選択できる環境の整備 など ■刈谷市等の計画 ①刈谷市の位置 ○愛知県のほぼ中央 ○市域は南北に細長く、ほとんどが平坦な地形 ○JRなどの鉄道、伊勢湾岸自動車道、国道1号、23 号などで至便 ②人口・世帯数ともに増加傾向 ○人口は約 145.8 千人、世帯数は 58.9 千世帯 ○人口・世帯数ともに緩やかに増加。高齢化率は 15.9%と上昇 ③産業の活力があり通勤流動を吸収 ○第2次産業就業比率が 45.3%、第3次産業が 47.4% ○通勤の流入が多く、西三河、名古屋市と相互流動 ④宅地が多い ○平野部で工業立地も進んでおり宅地が約 35%。農用地は約 26% ○市街化区域は約 47%。土地区画整理事業は 24 箇所で実施 ⑤新築住宅は持ち家以外減少傾向、地価が高い ○新築住宅の着工は平成 17 年以降減少傾向。持ち家は 450~550 戸で横 ばい。住宅着工時期では昭和 56 年以降が約 73% ○地価は近隣市などのうちで高い水準 ○一戸建てが約 47%。持ち家が約 56%。近隣市で比較すると、一戸建て、 持ち家の割合が低い ○住宅の規模はほぼ愛知県並み。1住宅当たり居住室数約 4.7 など ○市営住宅(特別公共賃貸住宅含む)は 17 団地、計 1,192 戸 主要課題1 安全で安心して暮らせる住まいの課題 ◆高齢者や障害者への居住支援 ○高齢者や障害者への居住支援・住宅確保、地域の支え合い(地域福祉)のニーズへの対応が 必要 ◆低所得者が安心して住み続けることができる対策 ○公営住宅入居者は高齢単身、高齢夫婦も増加しており居住支援が必要 ○市営住宅はセーフティーネットとして整備することが必要 ○市営住宅建替えに際しては、財政状況が厳しい中では民活型の事業手法などの検討が必要 ◆安全な住まい・まちの形成 ○東日本大震災を踏まえた防災対策を検討し、耐震化の促進や地域防災の充実が必要 ○防犯活動や防犯性に優れた住宅づくりが必要 主要課題2 若年ファミリー層の定住に向けた住まいの課題 ◆市内企業従業者の定住促進 ○市内への居住ニーズが高い市内企業従業員の定住促進が必要 ○企業及び企業従業員に対する市内への居住、定住のPRが必要 ◆新たな住宅用地の確保 ○土地区画整理事業の推進、市街化区域内の土地の有効活用、市街化区域拡大の検討等 が必要 ◆市内で住み替えやすい質の高い住宅・多様なタイプの住宅供給 ○良質な賃貸住宅、戸建て住宅の供給が必要 主要課題3 多様なライフスタイルに対応した快適な住まいの課題 ◆便利なまちなかライフを満喫できる住まいづくり ○まちなかでの居住促進やそのための都市型住宅の誘導が必要 ○グループ居住など多様なライフスタイルの模索が必要 ○商店街の活性化など生活サービスの充実、まちなかの魅力づくりが必要 ○中心市街地におけるマンション等の都市型居住の受け皿づくりが必要 ◆地球環境にやさしい住まいづくり ○省エネルギーに配慮した住宅の普及が必要 ○再生可能エネルギーを導入した住宅の普及が必要 ○長期優良住宅やリフォームによる長く住み続けられる住まいづくりが必要 ○建設資材の再資源化の促進が必要 ◆暮らしの質の維持・向上 ○保育所などの子育て支援環境の維持・向上、公園などの生活環境の整備が必要 ○高齢社会を見据えた公共交通の利用促進が必要 ○近所付き合いはあいさつ程度の市民が多く、コミュニティ形成を進めることが必要(組合活動、 企業でのボランティア活動経験などのコミュニティへの活用検討) 主要課題4 協働による住まいの課題 ◆協働による住まいづくり ○住まいづくりの情報提供が必要 ○住まい方についての学習機会を充実することが必要 ○住宅関連産業の活性化が必要 ○多様な主体が連携することによる居住支援や住まいづくりが必要 ◆住まいづくりの潮流 ■第7次刈谷市総合計画(平成 23 年3月策定) ○将来都市像 「人が輝く 安心快適な産業文化都市」 ・都市と自然が織りなす住みよいまちづくり ・支えあいみんなが元気で安心して暮らせるまちづくりなど ■第3次刈谷市都市計画マスタープラン(平成 24 年3月策定) ○将来都市像 「都市活力と都市環境が共生する持続可能なまち 刈谷」 ・活力あふれるものづくりのまち ・快適に暮らせるまち ・環境にやさしいまち ・安全で安心に暮らせるまち ■住まいづくりをめぐる潮流 ○急速な少子・高齢化社会、人口減少時代への対応。求められ る居住支援 ○高まる住宅やまちの安全への対応(東日本大震災の発生に よる防災面、防犯面や健康面、交通安全等) ○地球温暖化など環境問題への対応(省エネ・省資源化、建築 物のライフサイクルコスト節減) ○ライフスタイルの変化への対応(世帯の小規模化、生活重 視、量から質へなど)、ライフスタイルのブランド化 ○右肩上がりではなくなった社会経済情勢への対応(縮減財 政、ストック活用等) ○地域再生、地域経営(マネジメント)、地域の個性づくりへの 対応 ◆刈谷市の現状 ■衣浦定住自立圏共生ビジョン(刈谷市・知立市・高浜市・ 東浦町。平成 24 年3月策定) ○刈谷市が中心市宣言(平成 22 年4月 1 日) ○圏域の将来像 当圏域のすべての市町が協力して、住民の生活に必要な 機能を効率的に確保することにより、将来にわたり持続可能 なまちづくりを推進 ◆住まいづくりに関するニーズ ■アンケート調査結果 ※市民 680 人(うち 50 人は耐震診断受診者)を対象。回収数 353、有効 348、有効 回収率 51.2%。世帯としての意見も得た。 ①住宅水準や利便性で満足度が高く、犯罪からの安全性などで低い ○居住環境について「満足」、「やや満足」は約 73%と高い ○「住宅の広さ・間取り」、「駐車場」などの住宅環境、「子育て環境」や 「買物」、「通勤・通学」、「通院の利便性」などの満足度が高い。低い のは、「犯罪からの安全性」、「バリアフリー」、「環境への対応」、「耐 震・耐火性」 ②リフォームは行われているが、安全安心に関する割合は少ない ○リフォームを「行った」が約 35%(88 人)で、「トイレ・風呂」、「台所」、 「屋根・外壁」が多い ○「耐震化」、「バリアフリー化」、「省エネ化」に関する割合は少ない ③約 70%が住み続けるが近所付き合いが課題 ○現在の住宅に「住み続けたい」が約 51%で、さらに「住み続けざるを 得ない」を合わせると約 70%が住み続ける ○近所付き合いはあいさつ程度が半数程度 ④刈谷市の魅力 ○住み続けることに「魅力を感じる」約 47%、「どちらでもない」約 46% ○魅力向上には「生活環境全般」と病院・福祉施設・買い物の利便性 ○緑化や公共施設、高齢者の住宅確保、耐震、支え合いなどを要望 ■ヒアリング調査結果 ※主要企業6社、開発事業者3社、関連団体4団体 ①自動車産業従業員を中心に市内での持ち家需要が高い ②市内の活力維持には定住促進が必要 ③住宅開発地が少なく、地価が西三河で高い水準。土地区画整理事業 地をはじめ市内全体が人気あり ④市街化区域の拡大など開発可能地を要望。中心市街地の整備も必要 ⑤リフォーム需要は高い。耐震改修補助は有効。業界は防災や居住支 ◆住まいづくりの現状、ニーズなどからみた主要課題

参照

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