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飽和砂の繰り返し一面セン断試験に関する実験的研究: University of the Ryukyus Repository

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Title

飽和砂の繰り返し一面セン断試験に関する実験的研究

Author(s)

許, 光瑞; 加藤, 進

Citation

琉球大学工学部紀要(31): 31-39

Issue Date

1986-03

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12000/1988

Rights

(2)

琉球大学工学部紀要第31号,1986年 31

飽和砂の繰り返し-面セン断試験に関する実験的研究

許光瑞*加藤進*

AmExperimentalStmdyonRepetitio、al DirectShearTestofSaturatedSa、

KozuiKYoandSusumuKATO

Summary TheusualtypeofdirectsheartestappBLratuswasimprovedtobesheared repetitionallyinordertoobtaintheBLpproximatecharacteristicsofrepetitional

BhBarofsoils,TheauthorshavereportedformerlysomeresultsofdryBanduBing

theaboveapparatuaHerein,Bomeexperimentalresultsonsaturatedsandare shownugingtheBameapparatus. TheexperimentwasconductedinthreekindofrelativedenBities(Loosestate: Dr=25%,MediumstatG:D「=54%,andDenseBtate:D『=78%),andToyourauniform sandwasused・ThegheBLringtestareconductedintwocaBeB,suchas:1)Single direcLionshearing,2)Repetitiona1BhearingunderagivendiBplacement. Thefollowingresultsareobtained:1)TheshearihgreBistanceTmincreasesas therepetitionalcyclesNincreBLsesdurmgthedisplacementofrepetitionofcycleB DI,(xlO-2mm)smal1erthan±150indenseBtate,±200inmediumstato,and 土300inloosestate,2)ThehystoricaldBLmpingfactorhobtainedherewaBinthe rangeofh=26.0~31.5%、3).TheangleofBhearingresiBtancedobtamedafter repetitionalsheartestshowaslightmcreasecomparingwiththeBingledirection shearingwhentherepetitionaldisplacementwasconductedunderDH=±50~ ±100.TheincreasingoF‘couldbeconsiderasthedonBityincreasingCausedby therBpetitionalshearing. KeyWbrdQ:SaturatedSand,DirectSbearTest,RepetitionalShearmg, ExperimentalStudyDRelativeDensity,AngleofShearing Resistance,DBLmpingFactor. 受付:1985年10月31日 *琉球大学工学部建設工学科 稗本論文の一部は日本建築学会昭和60年度大会(1985.10)に発表したものである。

(3)

飽和砂の繰り返し一面セン断試験に関する突験的研究:許・加藤 32 1.まえがき 表-1試料の一般性質 取扱いの容易な-面セン断試験機で,砂の繰り 返しセン断特性を調べることが出来ないだろうか と考え,著者らは正負両方向への繰り返しセン断 の可能な繰り返し一面セン断試験機を試作し気 乾砂(豊浦標準砂)での実験結果を前報告I)で示 した。本報告はこれまでに発表してきた飽和砂で の実験結果⑳'3)と.補足して行った乾燥砂での実 験結果とをあわせて報告するものである。 LOOSE  ̄ 25 相対密度 Dr(彫) 密度 7(gf/cm3) 土粒子比重 G9 iilt大密度 rman(gf/cm3) 股小密度 rmm(gf/cm3) 有効粒径 DID(m、) 均等係数 Uc 1.403 2.65 - L638 1.338 2.実験概要 0.13 2.1賦験装蜜及び供賦体の作成方法 本実験に使用した試験装腫はiii報僑で示した繰 り返し-面セン断試験機である。なお,前報告に おける気乾砂での実験においては,供試体の上面 へセソ断力を伝達する板に黄銅製の歯形板をⅢい たが,今回は水を注水する必要性から,鑛一ラス ストーソの板を用いた。 供試体は表-1に示す豊浦標準砂を,気乾状態 でセソ断箱内に空中落下させて所定の密度状態に

詰め・供試体に垂直荷重を戦荷した後,せん断箱

内に水を注水し,作成した。なお,実験中はセン

断箱を水浸させた状態とした。各密度(Densa

Medium,Loose)の詰め方はフルイの網目,砂

の落下高さおよび単位時間当りの落下髄を変えた

一連の予備実験により,表-2に示す方法を採用 した。 1.3 表-2試料の詰め方

iiiil霧i蕊

表-3実験シリーズ ]w=±50(X1C DolLOOSIZlHIIを趣

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琉球大学工学部紀要第31号,1986年

33 2.2実験内容 実験はヒズミ制御方式により,V=0.5mm/ minのセソ断速度にて,一方向セン断試験のシ リーズと繰り返しセン断試験のシリーズに分け, 表-3に示すケースについて実験を行った。実験 シリーズについて以下説明する。 (1)一方向セン断試験 各密度ごとに垂直荷重を5段階(,w=0.3,06,1.1, 1.6,2.1kgf/cm2)に変えて一方向セン断試験を 行った。水平変位DH(上下セン断箱間の相対変 位)に対応するセン断応力rと鉛直変位を測定し た。な鎧,同様な条件(供試体端面の押えにポー ヲスストーンを使用)で,乾燥砂についても実験 を行った。 (2)繰り返しセン断試験 繰り返し変位麺を一定とした6サイクルの繰り 返しセン断試験を,各密度ごと・3段階の垂直荷 重(、v=03,0.6,1.1kgf7cm2)について行っ た。繰り返し変位量はDIF±50(x10-2mm,以 下単位省略),±]006±150,±200の4ケースと した。なお,試料の密度がLoosBの場合につい ては±300のケースを追加した。一方向セン断試 験同様,水平変位DHに対応するセン断応力丁と鉛 直変位Dyを側定した。なお,垂直荷重0V=1.1

kgf/cm2の時のDII=±50と±150の2ケースにつ

いて,一方向セン断試験の場合と同様,飽和砂と 同じ条件で乾燥砂についても実験を行った。 表-4-方向セン断試験結果 セン断強さ T「(kgE/cm3)

扇iii繭T葹爾

垂直荷重 密度 。v:(kgf/cm2) 36161 ■■■●の 00112 0.326 0.523 0870 1.272 1.679 06325 0.545 0.914 1.343 1.762 DENSE 36161 □●●●■ 00112 0.308 0.472 0.827 1.198 1.496 0.280 0.478 0.852 1.203 1.483 MEDIUM 36161 00112 q256 q459 0`751 1.157 1.396

郵蝿、噸靭

000LL LOOSE (⑪。で)。 ⑫ 086420 433333 3.実験結果及び考察 3.1-方向セン断賦験 セン断試験によって得られた各垂直荷重0Vに おけるセソ断強さで「の値を表-4に示す.これら の結果より求められた飽和砂のDense,Medium, Looseのセソ断抵抗角‘は,それぞれ37.0., 344.,32.2゜である。同様に乾燥砂のセン断抵 抗角は,それぞれ388.,34.2.,32.7.である。 セン断抵抗角。と試料の密度との関係を図-1に 示す。図中,・印は飽和砂を◎印は乾燥砂を表わ している。なお7図中の△印は供試体端面の押え 板として歯形板を用いた前報告(乾燥砂)での結 果を表わしている。なお,横軸の相対密度D『 は。v=qlkgf/cm2の荷重を戦荷した時点での供 試体内の平均密度である。IJooseおよびMedium 20406080100 Dr(影) 図-1セソ断抵抗角と相対密度

(5)

飽和砂の繰り返し-面セン断試験に関する実験的研究:許・加藤

の場合は乾燥砂と飽和砂でほとんど差がないが. Denseになると2度近い差となって表われてく る。これより,乾燥砂に比較してⅢ飽和砂はイン ター■ヅキソグによる強度増加が小さいと考えら れる。 似た形状となっている。 各サイクルのセン断応力の最大値Tmと繰り返 し回数Nの関係を図-3に示す。各密度とも繰り 返し変位鑓が小さい時は繰り返し回数Nに伴っ てrmは増加す為が,DIIが大きくなると次第に増 加の割合が小さくないDenseにおいてはDH=

±150から,MediumにおいてはUv=1.1kgf/

cm2以外はDH=±200から,LooGeにおいては DH=±300からNに伴ってTmは減少する傾向が 承られる。各垂直荷重。vにおけるでmの変化を比

鮫すると,垂直荷璽。vが大きいほどr、の値だけ

でなく,繰り返し回数Nに伴ったTmの変化も大

きくなる。これらの傾向はiii報告とほぼ同じ傾向

である. (2)繰り返しセン断による密度変化 繰り返しセン断の直前における供試体密度と, 垂直荷重の関係を図-4に示す。図中,各設定密 度を破線で,垂直変位より推定した密度を○印で 示した。供試体の密度は試料を詰めた時よりも, その後の垂直荷重の戟荷及び注水により増加して 3.2繰り返しセン断試験 (】)荷重一変位曲線

繰り返しセン断における荷重一変位(て-,,

曲線の代表的な例として,図-2に試料密度

Medium,垂直荷重。v=1.1kgⅣcm2,繰り返し

変位髄DM=±50の結果を示した。縦IMIにセン断

応力『をとり,横軸に水平変位DHをとっている。

横軸上側の目盛eは水平変位DIfを供試体の直径

(D=6cm)で割った値.すなわちヒズミである。

繰り返し回数Nに伴って,DIIに対.応するセン断

応力Tの値が大きくなっている。繰り返し変位勘

DHが大きい他のケースの場合,1サイクル目を除

いてその差は小さくなる。全ケースとも.ループ

の形状は麓繰砂について得られた前報告のものと

副1釘….??.。。

げ゛7勺・足か、-戸P ) 形 Do-2bo-1boJ

…W-wi

) (a)N=1~3 (b)N=4~6

図-2荷重一変位曲線(繰り返し変位鐘一定)

Uv-L1kgf/cm2,DH=±50(X10~2mm)

(6)

琉球大学工学部紀要第31号,1986年

35 Jj jmm

mmm

m12 型ぴぴ 011 lxx xくi Ⅸ伽釦 511 一一一一一一 冊HⅡ DDD o△ロ L1 ● (句日Uヘ即)ご』 ▽DH=200(x10 ODIi=300(x10 Fv=1.1kgf/cmZ -2mm) -2mm) 2 0B 1 L0 (創日Uご切望)日』 LOOSE

震奎雪三三

。■]岱回円】尺Ⅸ〉n回か LL q6

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0.4 1. §華竺溌;望 0.2 Xr 1. 12345 6 N oKkgf/cm2) 208 110 (⑤日ロへ当山雪)E』 MEDIUM 図-4供試体密度と垂直荷重

》砺一灘

鰐←郭串房式鱈 乢邑、円▽。再周涕 v【巴ロロョリハ】、.好 0.6 0.4 0.2 123456 Ⅳ 鈩巨』Uへ]餌)回侶 208 1L0 (園目・へ勧雪)E伶

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ロv=1.1kg〔/cm2 岸一一△-.-凸F一一一・ ̄巴 段一二且ニニニニコナー-2戸=面

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逵ニーョー宝

一一

I 123456 D-1DC N DH(XlO-2mm) 図一3セン断応力Tmの変化 図-5繰り返しセン断中の密度変化

(7)

飽和砂の繰り返し一面セン断試験に関する実験的研究:許・加藤 36 いる。密度は垂直荷重Uvが大きいほど密になる が密度増加の割合は垂直荷重。vが大きくなるに 従い徐々に小さくなるようである。各密度の密度 増加を比較すると,ゆるい砂ほど密度増加が大き く生じている。 繰り返しセン断中の密度変化の一例として,図 -5に垂直荷重0V=1.1kgf/cm2、繰り返し変位 鑓DH=±50の結果を示した。横軸に水平変位鮭 DK】をとり,縦軸に垂直変位より求めた供試体の 平均密度7.をとっている。各密度とも,1サイク ル目が股も密度増加が大きく,2サイクル目以後, 順次密度増加が減少している。また,Looseの 場合,股も大きな密度増加を生じている。図中の 矢印は6サイクル繰り返しセソ断後.継続して一 方向へセソ断した時.セン断応力「が蝋大となっ た点を示している。 各サイクルに鋸ける密度の履大値r…と繰り 返し回数Nの関係を図-6に示す。図は。v=11 kgf/cm2,DH=±50およびDH=±150のケース である。劇中Ⅲ黒印は飽和砂,白印は乾燥砂を表 わしている。飽和砂,乾燥砂ともに供試体端闘の 押え板としてポーラスストーソを用いた場合の結 果であり,密度に関係なく。乾燥砂のほうが密度 増加が大きいことがわかる。 繰り返しセン断後の乾燥密度rdと繰り返し変 位競り,,の関係を図-7に示す。各密度とも,D剛 が大きいほど密度が蝋加する傾向がある。DensG の場合DH=土50,Mediumの場合DⅡ=±l00 Looscの場合DII=±150以」になると,密腱の 噌加litにあまり麓がみられなくなる。 1. 1 1 1 (面目uへ秘)藻圃E」 1 1 (”Euへ]出)麗句E院 匝 凶 g■③四

炎鍼

1- 1 N (a)DB=50(x10-2mm) (b)DII=150(xlO~2mm)

図-6供試体密度…xと繰り返し回数Nの関係,びv=1.1kgf/cm2

(8)

琉球大学工学部紀要第31号,1986年 37 (3)セン断抵抗角の変化 繰り返しセン断後,継続して一方向へセン断し 測定されたセソ断応力の般大値了fよりセソ断抵 抗角‘を求めたところ,図-8に示す結果となっ た、図中,横軸は繰返し変位獄DHであり,縦軸 はセン断抵抗角である。繰り返しセン断を受け る前のセン断拭抗角トエ,Denseの場合。=37.0., Mediumの場合‘=34.4..Loosoの場合‘= 32.2.であり,図中矢印で示されている。 測定した範囲内では,DH=±50-土100の繰り 返しセソ断によって各密度ともセソ断抵抗角が蝋 大するが,Looseの場合最も大きく,履歴を受 け1/X:い場合に比べて8-9.の増加となった。Dense はDM=±100,MediumとLooseはDII=±150 以上の繰り返しセン断を受けるとそれよりも小さ なDMの繰り返しセン断を受ける場合に比鮫して, セン断抵抗角は急激に減少し始める。また.密な 試料は、H=±150以上の繰り返しセソ断を受け ると,履歴を受ける前よりセソ断抵抗角が小さく なっている。 (4)履歴減衰定数 繰り返し向数Nと履歴減衰定数4)力の関係を 図-9に示す。垂直荷重が大きくなると,減衰定 数は若干小さくなる傾向がある。その差はDense の場合に股も大きく現われており,ov=0.3kgf /cm2と1.1kgf/cm2とをDH=±50,N=6サイ クルの値で比較すると,1.5%近い差となってい るMediumLooseとなるに従い,。vによる蓬 は小さくなる。 次に密度による影響を比較すると,DH=±50 において密な試料ほどhは小さな値であり.DIIが 大きくなるに従い,その差は小さくなるようであ る。そして,DII=±200になると,逆に密な試料 の方がN=2サイクル以後において若干大きな力 となっている。 繰り返し回数Nに伴った11の変化はⅢDII=± 100までは減少する傾向がある。しかし,DⅡ=± 150以上になるとNによる差はほとんどなくなる。 繰り返し変位趾DHが大きくなるに従い,密度, 垂直荷愈に関係なくAは徐々に大きくたいカー 3q5~31.5影の範囲の値となる。 飽和砂と乾燥砂を比較するため,垂直荷重0V =1.1kgf/cm21Dn=±50およびDII=±150の ケースについて,乾燥砂を用いた実験を行った。  ̄ 壬一七 1 1 (向Euへ}凶)で』 。I 1. DH(XlO~8mm) 図-7繰り返しセン断による密度変化 α---.N (.ご鉦塘興襲ハギ 」、 DH(x10-zmm) 図一Bセン断抵抗角dの変化

(9)

0 飽和砂の繰り返し--面セソ断試験に関する実験的研究:許・加藤 38 三 Z 西 寓

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(10)

琉球大学工学部紀要第31号,1986年 39 例として1,H=±50の結果を図-10に示す。減 衰定数力はどの密度においても,乾燥砂のほうが 小さな値となっている。その差はLooseの1サ イクル目においてOL5形とほとんど差がないが, それ以外の場合0.5~2.0%の差となっている。 DH=士150のケースでも同様な結果である。 本実験において求めた飽和砂の履歴減衰定数は カー27.5…3L5影,乾燥砂の職歴減衰定数はカー 260~31.0影の範囲に分布している。これらは前 報告の結果(ルー29.0.31.5%)に比較して若干 小さな値となっている。これは.押え板として利 用したポーラストーンが,なめらかな歯形板に比 較して,砂粒Jこの移動を押え,より大きな剛性を 持つためと考えられる。 4.まとめ 以上の結果をまとめると次のようである。 (1)繰り返し回数Nに伴うセソ断抵抗Tmの増 加傾向は,Denseの場合DH=±150(×10~2mm) Mediumの場合DII=±200(×10-2mm),Looge の場合DM=±300(XlO-2mm)で減少傾向へ変 わる。 (2)履歴減衰定数力は26.0~31.5%の範囲に あり,飽和砂に比較して乾燥砂のほうが0.5-20 影小さな値である。 (4)繰り返しセン断後のセン断抵抗角は,D,, =±50(xlO-2mm)~±100(xlO-2mm)の繰 り返しセソ断によって増大する傾向がある。また, この強度増加は繰り返しセソ断による密度増加に よると考えられる。 なお.本研究を遂行するに当たり,翁長一明君 (現松井建設),松崎浩君(現日産建設)の助力を 得たことを記して感謝の意を表する。 奇Ⅱつ【×)雪 、釦”犯”妬 参考文献 古トーヨマ 1)許光瑞・加藤進:乾燥砂の繰返し一面セン断 試験に関する実験的研究,琉球大学工学部紀 要,30号,1985年9月 の許光端・加藤進:砂の繰返し一面セソ断試験 に関する実験的研究(その4:飽和砂の実 験概要,,日本建築学会学術識演梗概集, 1985年10月 3)許光瑞・加藤進:砂の繰返し一面セソ断試験 に関する実験的研究(その5:飽和砂の実験 結果・考察),日本建築学会学術講演梗概集, 1985年10月 の田治見宏:建築振動学,1965年,コロナ社 123456 N MEDIUM

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緑I。[x)二 弘加”鋼”妬 △乾燥砂 ▲飽和砂

123456 N LOOSE 毎IC【×)二 332222 109876 a--C ●飽和砂

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6 N 図-10乾燥砂と飽和砂の履歴減衰定数

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