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A Study of Autonomous Learning Ability for EFL Learners
教科・領域教育専攻 言語系コース(英語) 宮 川 恵
1. 研究の背景および動機
現在、英語学習が困難であると感じる学習者 が増えている。英語学習を妨げる原因として、
環境的な問題と、学習者自身の問題が挙げられ た。環境の面では、学習指導要領の指導時間が、
英語学習を習得するためには不十分で、あるとい うことが考えられた。学習者自身の問題では、
ある一定の年齢を超えて学習するには限界があ るとしづ原因(臨界期)が考えられた。これら を克服するためには、指導で足りない時間を、
学習者が自らプライベートな時間を使用して積 極的に学習する必要性があることが分かつた。
そして、学習者自身の問題を克服するには、臨 界期を超えても、工夫や努力で補うようにする ことで補えることが分かつた。これらのことか ら、自律的に学習することが、英語学習を促進 するカギとなるということが理解できた。以上 のことから、本研究では、自律的に学習するた めに必要な要素を検討し、自律学習のための指 針を提案したいと考えた。
2. 論文の概要
第2章では、自律学習において必要だと考え られる要素は何であるか考察した。すると、学 習方略(メタ認知方略)が自律学習において、
重要な役割を果たしていることが分かつた。そ こから、自律的な学習者は、メタ認知方略を効 果的に使用しているのではなし、かということが
指導教員 山 森 直 人
推測された。そこで、自律的な学習者が、いか に効果的に、効率的にメタ認知方略を使うのか、
そして、それは具体的にどのようなものなのか 調査することで、メタ認知方略が自律学習にど のように影響するのか知る事ができ、それによ って自律的な学習者になるための示唆が得られ るとし、う結論に至った。
そこで、第3章では、上記疑問を調査するた めに、 TOEIC高得点者の中でのメタ認知方略 の使用についての調査内容を記述した。調査対 象者は、 TOEICの高得点者800点以上を対象 に、7名に対して約20分のインタビュー調査を 行った。 3章における結果と考察を以下に述べ
る。
3. 結果と考察
結果は、特に英語学習時のストレスに対する 思考や対策を工夫している様子が見られた。ま た長期留学経験者とそうでないもので、メタ認 知方略のモニタリングに差がみられた。長期海 外経験者は、ストレスのかからない学習素材(動 画やラジオなど)を選んでいる様子がみられ、
長期海外経験のない者は、ストレスがたまらな いように、英語学習の後にリフレッシュするな どのために、学習素材(動画や映画など)を選 んでいる様子で、あった。 2者共に、ストレスに 対するモニタリングにおいて工夫している様子 が見られた。また、今ある学習環境や将来への
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適応、英語力や学習材料の向上において、モニ タリングしている様子が見られた。
さらに、長期海外経験のある者とない者との 英語学習を比較した結果、今現在において、長 期留学経験のない者の方が、学習材料が多いこ と、そして、より多くのことについて思考・工 夫していることが明らかとなった。
以上のことを総じて、英語学習を長期的に進 めていくためには、自己のモニタリングをより ストレスに関して行い、内省を促すことを積極 的にしていくことが必要であること、また、留 学に行けない場合でも、長期留学経験者より工 夫をする必要があるが、それはより自律的であ ることが示唆された。
4.