中近世における連体修飾語としての不定語の様相 : 上方語の推移(二〇一三年度卒業論文要旨集)
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(2) 多用傾向があること、 「いかなる」 「いかやうなる」は敬体会話. 「どんな」 「どのやうな」 「いかやうな」 「どの」は口語文での. 語文、敬体文・常体文で用法を異にする語も判明した。「いかな」. 定・数量強調用法の多用傾向があると推測できた。文語文・口. また、文語文における地の文・会話文を調査した結果、文章 の説明・進行役の性質をもつ地の文には、疑問用法ではなく不. られた「どんな」 「どのやうな」が関係していると推測できた。. の減少には、口語文で疑問・不定用法として江戸時代から用い. 「いかなる」 「何たる」の詠嘆疑問用法への推移や、 「何たる」. その結果、時代を通して見られた語の様相を明らかにするこ とができた。特に、口語文で疑問・不定用法として多用された. の違いで分類した。その後、使用実態の推移を考察した。. 体文、用法(疑問・詠嘆疑問・反語・不定・数量強調・曖昧). 本研究では、中近世の口語を反映した上方語の資料から対象 語を抜き出し、地の文・会話文、文語文・口語文、敬体文・常. など)の様相を明らかにすることを目的とした。. かやうなる」 「何たる」 「どんな」 「どのやうな」 「何の」 「どの」. 本研究は、不定語の中でも、中近世の上方語における連体修 飾語としての疑問・不定の事物・様子を表す語 ( 「いかなる」「い. ――上方語の推移―― 国語学第二研究室 〇四九四 水野ひかる. 中近世における連体修飾語としての不定語の様相. ける人生を描いた文学作品であり、芭蕉の集大成である。. 行文ではなく、苦楽を乗り越え、理想や新しさを求めて歩み続. 『おくのほそ道』の冒頭にあるように芭蕉は、旅を人生その ものだと考えている。 『おくのほそ道』は実際の旅を書いた紀. 二部構成をとっていると考察した。. から、 『おくのほそ道』が「象潟」と「越後路」を境目とする. いる。本研究では、「越後路」以降に人と別れる様子を記し、. や「象潟」をもって主要な歌枕の地を見終えている点を挙げて. その理由として、 「象潟」で文章の後に俳句を列挙している点. 『おくのほそ道』は「発端」から「象潟」まで 井本農一は、 を第一部、「越後路」以後を第二部とする二部構成をとっており、. が想像を膨らませるきっかけになると考察した。. やすい言葉で表すことで、児童は俳句を捉えやすくなり、児童. を細かく説明しようとするのではなく、指導者が簡潔にわかり. 『おくのほそ道』にある芭蕉の俳句五十句それぞれについて 情 景 等 を 考 察 し、 「時間」「色彩」 「音・声」等の短い言葉で名. 本研究では、児童が俳句を楽しく読むための教材研究の一試 案として、『おくのほそ道』を中心に据えて研究を進めてきた。. ――『おくのほそ道』を中心に―― 国語科教育学研究室 〇四六六 立松 愛弓. 「伝統的な言語文化」 の指導に関する研究 小学校における. 季節が秋に変わって夕方や夜を詠んだ句が集中していること等. 前をつけた。十七字という少ない文字で描かれた広大な情景等. 文において疑問用法の多用傾向があることも明らかになった。. - 67 -.
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