中学校における協働的生徒指導体制の構築に関する研究
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(2) 等の教員が協働することに主眼を置. 教員には危機感があり、解決しようと. いた。それがチームワークよく機能し たこと。③については、教員集団の特. いう機運があったのである意味では 協働的生徒指導体制を構築し易かっ. 徴として、教員の自由裁量に任されて. たといえるのではないか。確かに、山. いるところがあるので統一性が取れ. 積する問題行動を解決していくには. にくいなどがあり、それに対して研修. 大変な労力が要ることではある。しか. により共通理解や意思統一をするこ. し、労力がいることを考えれば、通常、. とが出来たなどとしている。その中で も、学年における協働的生徒指導体制. 平穏な時期にこそ着実に積極的な生 徒指導を展開することが大切である. を構築するためには、サブシステムと. ことを示唆している。平穏なときだか. しての学年主任等のリーダ」シップ が重要な役割を担っている。学年主任. らのんびり… などと安心から慢心 にっながらないようにする必要があ. 等が成員にエンパワーメントを感じ. る。管理職はもとより、サプリーダー. させ、集団効力感を高めるとともに、. もその観点から学校経営に参画して、. 上下双方向への働きかけをするする ことにより同僚性を基盤にした協働 的生徒指導体制を構築できるとして. 教職員みんなでその思いを共有でき 最後に校長のリーダーシップにつ. いる。このように、協働的生徒指導体. いて、校長は、学年における協働的生. 制の構築は学年主任や生徒指導主事. 徒指導体制の構築を基盤にする中学. の力量に懸かっていることをあげた。. 校では、学年主任のリーダーシップが. 課題として、積極的な生徒指導を十. 発揮し易くなるように配慮したリー. 分行えなかったことをあげている。. ダー行動が大切である。しかし、時に. 図らずも、問題行動の対応でスター. 応じて陣頭指揮をとることこそ重要. トして、生徒指導の目標や協働的生徒. である。校長の判断力が問われるとこ. れば申し分のないところである。. 指導体制の構築は、ほぼその目的を達. ろである。. 成した。しかし。問題行動は、なかな. 今後の課題として、1、校長の人事 管理と生徒指導における主体性のあ る学校組織マネージメントが必要で あること。2、これからの学校を支え. か減少しなかったというのが実態だ った。. 上記のように、協働的生徒指導体制. の構築に関する成果と課題などにっ いていろいろ考察してきた。そのうえ. るミドルリーダーの育成が急務であ ること。3、次代を担う若い教員の育. に次のことを述べておきたい。. 成が重要であることを指摘しておく。. あの頃の指導体制が今でいう協働 的生徒指導体制であったとしている. 主任指導教員. 新井肇. が、それにはどのような要因があった. 指導教員. 安原一樹. からなのかと考えた。あの頃の状況に、. 一55一.
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