学苑 八百四十六号 定 価 八四〇円(本体八〇〇円) 購読料 一カ年分 一〇〇八〇円 (本体 九六〇〇円) 平成二十三年 三 月二十日 印刷 平成二十三 年四月一日 発 行 編集発行人 山田 潔 印刷所 三 秀 舎 発行所 昭和女子大学 近代文化研究所 〒154 -8533 東京都世田谷区太子堂一ノ七 電話 03(三四一一)五三〇〇 ☆掲載論文の無断転載を禁じます。 編 集 後 記 2001年 9月 11日は,アメリカでの同時多発テロが起きた日であり,2011年 3月 11日 は東北関東大震災が日本を襲い津波は 1万 5千人以上の人をのみこんだ。テロは人災とは いえ 10年後の奇数月の同じ日に,世界を震撼させる災害が日本で起きたことに不思議な 因縁を感じるのは私だけであろうか? 本日地震発生から 1週間たち,私はまだ余震に怯 えながら,家,家族を失ってもなお笑顔を保とうとしている被災者の心の強さに感動を覚 えながら編集後記を書いている。大災害を前に人はあまりに無力である。 しかしながらこの紀要には,巻頭言にあるように学科内外の多忙な業務に忙殺されなが らも,研究の「志」を高く掲げて地道な努力を重ね自らを弛まず磨き上げて投稿された力 作が集められている。各著者は,もちろんのこと,この大災害を知る由もなく論文に専心 されていたことであろう。その過程では一つの論文を完成させる産みの苦しみもあったで あろうが,今このような事態になって振り返れば,充実した時間であったという実感がよ り強くなるのではないであろうか。そんな時間が持てる私たち教師は本当に恵まれた環境 に置かれていると思う。 多くの製紙会社が東北地域にあることも災いし,学苑出版のための用紙調達がうまくい かなかったり,これからも値上がりしたりする可能性もあると聞く。まだ長引く余震や計 画停電という異例の状況の中でも優秀な編集者の絶えざる努力により,学苑の今月号も無 事出版できることになった。最後に近文研編集者の皆様の多大なる努力に敬意を表したい。 頑張れ日本! 頑張れ昭和! (英コミ『紀要』担当 丹羽 正子)
編集後記
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