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5パズルを用いたプログラミング教材開発と高等学校情報科における授業実践

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Academic year: 2021

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(1)Title. 5パズルを用いたプログラミング教材開発と高等学校情報科における授業 実践. Author(s). 村田, 育也; 広田, 高雄. Citation. 北海道教育大学紀要. 教育科学編, 63(1): 201-209. Issue Date. 2012-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6797. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第63巻 第1号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(Education)Vol.63,No.1. 平成24年8月 August,2012. 5パズルを用いたプログラミング教材開発と高等学校情報科における授業実践 村田 育也・広田 高雄*. 北海道教育大学旭川枚情報教育研究室 *大阪府立今宮高等学校. DevelopmentofaTeachingMaterialandaPractice forProgrammingLearningUsing5puzzlesinaSeniorHighSchool MURATAIkuyaandHIROTATakao* DepartmentofInformaticsEducation,AsahikawaCampus,HokkaidoUniversityofEducation. *ImamiyaSeniorHighSchool,Osaka−fu. 概 要 プログラミング授業は,プログラミング言語の文法を覚えるのに時間を要することが多く,その間,生徒 の興味・関心を持続させることが難しい。そこで,5個のコマが移動するスライディングブロックパズル「5 パズル」の解法を題材として,生徒に興味・関心を持たせるとともに,短時間でプログラミングの基本的な 概念を学習することができる教材を開発し,これを用いたプログラミング実習授業を高校1年生192人に対 して50分間で実践した。その結果,出題した3間の正解平均は約1.2間で,1間以上正解した者は139人,全 問正解した者は26人であった。生徒らの感想には,「難しい」と感じながらも,「面白い」「もっとしたい_l という肯定的なものが多く見られた。. キーワード:高等学校,情報科教育,教材開発,授業実践,プログラミング,パズル. 1.はじめに. どして,整列や探索などの基本的なアルゴリズム,. 簡単なアルゴリズムを生徒に表現させ,それを自. 平成25年庶人学生から年次進行で実施される高. 動実行させるなどの体験的な学習活動を通じて行. 等学校学習指導要領(1)では,共通教科情報科の. うことが考えられる」とあり,自動実行の有用性. 科目「情報の科学」において,「コンピュータによ. の理解のためにプログラミング実習授業が想定さ. る処理手順の自動実行の有用性を理解させる」と. れている。. ある。また,高等学校学習指導要領解説情報編(2) では,「生徒の実態等に応じて,適切なアプリケー ションソフトウェアやプログラム言語を用いるな. 平成24年度施行の中学校学習指導要領(3)でも, 「技術・家庭」技術分野において,必修内容とし て,「情報処理の手順を考え,簡単なプログラム. 201.

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参照

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