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健康探求行動を促進・支援するための看護モデルに関する研究

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Academic year: 2021

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(1)
(2)
(3)

I.研

究課題

Ⅱ。研究組織

.研

究経費

Ⅳ。研究 目的

V.研

究計画 と経過

Ⅵ。研究成果

A.成

人期にある人の健康探求行動 とそれに影響する要因

B-1.性

別の違 いと健康探求行動 との関連性 。

……Ⅲ

B-2.健

康への自信の有無 と健康探求行動 との関連性

C.質

問紙の改訂

Ⅶ。文献一覧

Ⅷ。あとがき

2 2 2 3 5 6 6 24

36

50 52 54 付 録 資 料 資料1 資料2 資料3 資料4 55 調査 ご協力のお願い 健康 に関す る質問紙 健康 に関する質問紙 (改訂版) 調査 ご協力のお願い

(4)

I,研

究 課 題 健 康 探求行 動 を促進 。支援す るた めの看護 モ デル に関す る研 究 (平成

10年

12年

年度) Ⅱ

.研

究 組 織 研 究代 表 者 研 究分担者 田村 奥 野 坂 田 小林 佐 藤 縄 平 成

10年

度 平成

11年

度 平成

12年

度 合 計 正枝 茂代 三允 美子 重 美 秀 志 長 野 県看 護 大 学

教授 (成人看 護 学) 長 野県看 護 大 学

教授 (老年 看 護 学) 長 野県看 護 大 学

教授 (精神 看 護 学) 長 野 県看 護 大 学

助 教 授 (精神 看 護 学) 長 野 県看 護 大 学

助 教 授 (老年 看 護 学) 長 野 県看 護 大 学

助教 授

(成

人看 護 学) 平成 11年か ら

.研

究経費

1,151,110円

345,000円

585,000円

2,081,110円

(5)

Ⅳ 。研 究 目的 近 年 の疾病 構 造 の変化 や 高齢者 人 日の急増 に伴 つて、よ り健 康 的 な生活や 健 康 増進 、 疾 病 予 防 な どの健 康 行 動 に対す る関心 が高 ま って きて い る。 そ の 中で も、 がんや 成 人 病 な ど生活 習慣 と密 接 に結 び つ いた疾病 の予 防 には、若 い年 代 か らのアプ ロー チ の必 要性 が指 摘 され て い る。 また、個人 が生涯 にわた って健 康 で質 の高 い生活 を送 るた め には 、疾病 予 防や健 康維 持 に加 えて、個 人が健 康 的 な ライ フス タイル を積 極 的 に獲得 して い くこ とが望 まれ てい る。 ヘル ス プ ロモー シ ョンにつ いて は、公 衆衛 生学 、心理 学 、教 育学 、行 動 科 学 、看 護 学 な ど広 範 な領 域 で取 り上 げ られ てい るが、看 護 の領 域 にお け る介 入 や研 究 は、 わが 国では まだ極 めて 限 られ てお り、ヘル スプ ロモー シ ョン を支援す る看 護 システ ムや 方 法 を構 築 してい くこ とが重 要 で あ る と考 える。 看 護 診 断 の

1つ

で あ る健 康 探 究行 動 は、安 定 した健 康 状態 に あ る ものが積極 的 に個 人 的 な生活 習慣 を変容 させ る方 法や 、 よ り高 い健 康 レベ ル にな るた めの環 境 を追 い求 め る状 態 と定義 され て い る。健 康探 究行 動 とい う看護 診 断 は、 日本 語 と して は まだ な じみ が ない が 、 よ り高 い健 康 を求 め る人 々の行動 を表 してお り、ヘ ル ス プ ロモ ー シ ョ ンにお いて看 護 職 が取 り組 むべ き研 究課題 を提示 してい る。 本 研 究 で は 、ヘル ス プ ロモ ー シ ョン とい い な が らも健 康指 導 に終 わ りが ちな現状 を 再検 討 して 、健 康 探 究 行 動 を促進 お よび 支援 す るた めに看 護者 が行 う支援 モデル を作 成 す る こ とを 目的 と して い る。研 究 の枠組 み は図

1に

あ る とお りで あ る。

1.成

人期 に ある人 々が健 康 につ い て どの よ うに考 えてい るか を明 らか にす る。

2.健

康 探 求 行動 と して成 人期 の人 々 に どの よ うな こ とが行 われ て い るか。 また 、健 康探 求行動 に影 響す る要 因 を明 らか にす る。

3.1, 2の

結 果 お よび 文 献 的考 察 に基 づ い て健康 探 求行 動 を促 進・ 支援 す るた め の看護 モ デル を作成 す る。

(6)

-3-督奮

掃岳い

ての

考え

を策に

瑠事憲

襟づ

個人特性 ↑

L 腱 自専感情 自 夏岳呂ィトロエル

ない

ある

↑ ν清

く 看 護 支 援〉

1

研究の枠組み

→ → → 夕 ' 貴事 運動

贅ドレ

など ン″ 4 1

(7)

V.研

究 計画 と経過

1.平

10年

度 健 康 探 求 行 動 を促進 ◆支援 す るた め の看護 モデ ル を構 築 す るた めに必 要 な基 礎 資料 を得 るた めに、健 康 に関す る質 問紙 を作成 した。 質 問紙 の 内容 は健 康 に 関す る考 え方 を①健 康 状 態 の評価 、②健 康 に対す る 自信 、③健康 に対す る価値 観 と健 康維 持・ 増進 の た めに行 ってい る事柄 な どで あ る。

2回

の予備 面接 調査 を行 って質 問紙 を完 成 させ た。 この調 査用紙 を用 いて駒 ヶ根 市在 住 、在 勤す る 30∼ 60才の男女 52名 に用 いた面接 調査 を行 った。

2.平

11年

度 上記 のデー タ分析 を行 った。 この分析結 果 に基 づ い て健康 探 求行 動 モ デル を 作 成 した。

3.平

12年

度 健 康 探 求 行 動 モ デル に基 づ い て、 面接 調査 で得 られ た デー タを さ らに、性 別 お よび健 康 へ の 自信 の有 無 と健康 探 求行動 の 関連性 につ いて解 析 をお こな つた。 また、構 築 した健 康 探 求行動 モデル の検 証 のた めに、対象数 を増やす 必 要性 か ら、面接 調 査 で得 られ たデー タを参 考 に して 自記 式質 問紙 を作成 し た。

(8)

-5-1 Ⅵ

.研

究 成 果

A.成

人 期 に あ る人 の健 康 探 求 行 動 とそ れ に影 響 す る要 因

.目

的 成 人期 に あ る人 々 の健 康 探 求 行 動 とそれ に影 響 す る要 因 を明 らか にす る。 調査方法

1)対

象者 :駒ヶ根市 に居住 あるいは通勤 して社会生活 を送 ってい る

30∼ 60才

の人で ある。 看護 大学交流市民の会 のメンバー に調査 の 目的を説 明 して協力 を依頼 し、承諾 した者 を対象 とした。

2)方

法 :質問紙 による面接調査 質問紙 は

2度

の予備調査 を経 て作成 した。 質問紙 の内容 は以下の とお りである。(資料

1を

参照) ①健 康状態 の評価 (10段 階

)と

その理 由 ②健 康 のバ ロメー ター ③健康 を維持す るために行 ってい る事柄 ④健康 の価値観 (5段階

)と

その理 由 ⑤健康 への 自信 の有無 とその理 由 ⑥健康 に対す る考 え方や行動 に影響 した人や事柄 ⑦過 去の健康 に関す る経験や その影響 ③個人特性 (年齢 、性別 、家族構成 、職業、経済状態、最終学歴 な ど) ③

Ser Esttem Scttc (10項

目) ⑩

Locus of Con的

l Sc』

e (18項

目) 質問紙 をあ らか じめ郵送 して回答 して もらい、面接 で確認 した。

3)デ

ー タ分析方法 面接 で得 られ たデー タは統 計パ ッケー ジ

HALWINに

よる解析 お よび 自由回答 については、類似 の内容 ご とに分類 し、その意味 内容 をふま えてま とめた。 2

(9)

3,結

1)対

象 者 の特性 (表

1参

照) 対 象者 は男性

29名

(5580/0)、 女性

23名

(44.20/0)の 合 計

52名

で あ る。年 令 は 31 ∼62才で 平均

452(SD8.4)才

で、男性 の年 令 は

31∼ 62才

で平均

44.9(SD8.5)才

、 女性 の年 齢 は

31∼

58才で 平均

456(SD8.4)で

、両者 に有 意 な差 は見 られ な か った。 有 配偶 者 は43名 (8430/0)で 、男性 の

966%は

配 偶者 を有 して いた が、女性 の

318

%は

配偶 者 を有 して い なか った (p〉005)① 子 どもを有す る者 は48名 (9410/0)で 、子 どもの数 は

1∼

4人

で、

2∼ 3人

い る人 が 8460/0を占めて い た。同居 家族 の人数 は、1人∼ 8名 で 、平均

47(SD2.1)名

で あ った。5 人 家族 が 12名 (23.10/0)、

4人

家族 が

H名

(21.20/0)、

6人

家 族 10名 (19。 20/0)、

7人

家 族 が9名 (17.30/0)で、核 家族 は

46.2%で

あ った。 職 業 は事務 職 、

27名

(52,90/0)、 専 門的技 術 的職 業

8名

(1570/。)、 管 理 的職 業

6名

(H.80/0)で 、複 数 の職 業 を持 つ者 が2名い た。女性 の

81.8%は

事務 職 で あ つた(p〉0,01)。 経 済状 態 につ い て は 、「生 活 に不 自由ない 」 と答 えた者 、

27名

(51,90/0)、 「少 し窮 屈 で あ る」 が 、

16名

(30.80/0)で 、「大変 困 つて い る」 と答 えた ものが

3名

(5.80/0)で あ った。 最 終 学歴 は 、高 卒 22名 (4230/0)、 大 学卒 15名 (28,80/0)、 専 門学校 卒

H名

(21.20/0) で 、男性 の

44.8%は

大 学 卒 で 、女性 の

609%は

高校 卒 で あ つた (p〉001)。 何 らか の既往 疾 患 の あ る人 は 30名 (58.80/0))、 ない 人 は21名 (4120/0)で 、性 別 、 年 齢 別 で有 意 な差 は な い。

2)対

象 者 の 自尊感 情 と 自己統 制 の位 置 につ いて (表

2参

照) 対 象者 の

SE尺

度 得 点 (以下

SE得

点 と略す る

)は

15∼

37点

で、平均

27.6(SD49)

点 で あ った。 男性 の

SE得

点 は

18∼

37点

で 平 均

28.2(SD4 4)点

、一 方 、女性 は 15 ∼

36点

で 平均

26.9(SD5 4)点

で あ った。 一般 青年 の平均 が 25,0位 とされ てい る こ と か ら、 ほ ぼ平均 を上 回 つて い る。

SE得

点 の平 均 値 は、 男女別 で は有 意 な差 が なか っ た が 、配 偶者 の有無 で は

5%水

準 で有意 な差 が見 られ 、す な わ ち、配偶 者 の な い者 の 平均 値 が有 意 に低 か った (表

3参

照)。 前述 の ご と く女性 の

3分

1に

配 偶者 が な い こ とか ら女性 の

SE得

点 が低 くな って いた の は、 これ が影 響 してい る と考 え られ る。 対 象者 の

LOC得

点 は

25∼

58点 で 、平均403(SD7 0)点で あ った。 男性 の得 点 は25 ∼

49点

で 平均 38,7(SD6 5)点 、女性 の得点 は

28∼

58点

で 平均 423(SD7.0)点で 、性 別 で 平均得 点 に有 意 な差 はみ られ なか ったが 、男性 に比 べ て女性 の方 が外 的制御 傾 向 が強 く、 自分 の行動 を 自分 が コン トロール で きない と考 えて い る傾 向 にあ る。

SE得

点 と

LOC得

点 間 には 10/。の有意 水 準 で 、や や 逆相 関がみ られ ていた

(R=―

0.402)(表

4参

照)。

(10)

-7-3)健

康 につ い て の 自信 健 康 につ い て 「自信 が あ る」 人 は

30名

(57.70/0)、 「な い」人

22名

(42.3.00/0)で、 年 代 別 で は特 に差 が み られ な か った が 、性 別 でみ る と、「自信 が あ る」 と答 えた の は 男性 の 72.40/0で、 一 方 、「 自信 が な い」 の は女性 の 60,90/0で、50/0水準 で有 意 な差 が み られ た。 自信 のある理 由 として以下の こ とが挙が つた。 ①病気 を しない ②調子 の悪 い ところがない ③検査 で異常がない ④健康上の悩みがない ⑤多少 の無理が利 く/症状があつて も自然 に治 る ⑥仕事 を休 んだ こ とがない ⑦健康 に気 をつけている/努力 してい る 。健診 を受 けている 。若 い頃か らスポーンで体 を鍛 えている 。禁煙 ・食 品に注意 している 一方、 自信のない理 由として以下のことが挙がつた。 ①病気が出てきた ②異常があって再検査を した ③調子の悪い ところがある/症状がある (肩こり、歯、冷 え性、生理痛、息切れ 動悸、物忘れ、視力が落ちる、足腰が痛い ④風邪 をひきやすい、疲れやすいな ど体力がない ⑤太れない/体重が減 らない ⑥絶 えず病気が頭 にある ⑦活力・意欲がな くなった ⑥健診 を受けていない 以上のことか ら健康への 自信 の理 由として表

5に

示す よ うに

7つ

にまとめることがで きる。

4)現

在 の健 康 状 態 に対 す る評価 につ い て (表4、

6参

照) 対 象者 に現在 の健 康 状態 を

"非

常 に悪 い

=1点

"か

"非

常 に よい

10点

"で

評 点 をつ けて も らった ところ、

3∼

10点で 、平均 6.9(SDl.8)点 で あ った。 男性 の評 点 は3

(11)

10点

で 平均 7.0(SDl.8)点、女性 の評 点 は

4∼

10点

で 、平均 6.8(SDl.8)点で あ っ た。 また、健 康 に 自信 が あ る人 の健康 状 態 の平均評 点 は

76点

(SDl.5)、 健 康 に 自信 の な い 人 の平 均 評 点 が

6.1(SDl.8)で

(p〉0,ol)、 自信 の あ る人 の健 康 状 態 の評 点 が 有 意 に高 か った。 健 康 状態 の評 点 は

SE得

点 とや や 相 関がみ られ てい る

(R=0343)。

対 象者 が健 康 状態 を捉 え る ときの視 点 として以 下 の

6つ

が挙 げ られ た。 ①病気がある、検査結果に問題がある、自覚症状がある、老化による症状がある、 肥満な どの明確な健康問題の有無 ②疲れやすい、風邪をひきやすい、体力 (回復力 を含む

)の

低下、調子のよい悪 いな どのか らだ全体 の状態 ③熟眠で きない、食欲 がない、運 動 不足 な ど 日常生活行 て感 じる体 調 ④心配・不安がある、爽やか、精神的に厳 しい、ス トレスがある、悩みがないな どの精神的状態 ⑤酒・ タバ コの吸いすぎ飲みすぎな どの健康管理の状態

⑥ 日常生活に支障がない、仕事ができるという社会的適応状態

ま た 、対象者 は以 下 の こ とを健 康 のバ ロメー ター と していた。 ①快食、快眠、快便 とい う日常生活行動の中で感 じ型 適 さ」 ②仕事・趣味な どに前向きに取 り組める、や る気がある、意欲があるなど精神的 社会的状態 ③病気がない、痛みがない、顔色がいいなど具体的な身体の状態 ④体が軽い、疲れが残 らないな ど全体的な身体の状態 ⑤酒・ タバ コ・ コー ヒーなどの嗜好品のおVヽしさ 上 記 の うち、快食 、快 眠 、快便 は ほぼ

70%の

対 象者 が挙 げ てい た。

5)健

康 の価 値 感 につ い て 健 康 につ いて 「非 常 に大切 と思 う」 とい う対象者 は

35名

(750/0)、 「どち らか とい うと大 切 に思 う」者 が 10名 (19.2%)、 「大切 に思 う」者 が3名

(5.8%)で

あ った。 大 切 に思 う理 由 と して次 の こ とが挙 げ られ た。 ① 家族 のた め 自分 のた め

②健康基本

/か

けがえのない財産

/健

康第一

③健康でないと何もできない

④元気で働くため

⑤病気

/苦

痛な自分の体験

⑥体が悪いと精神的にもよくない

(12)

-9-⑦病気 にな り迷惑 をかけ られ ない ③老後 の こ とを考 えて ⑨家族や 同僚 な どの病気/死な どの体験 ⑩病人がで る と生活が狂 って しま う ① その他 、長 生 き したい、健康 で死 にた い (ドナー として役 立つ)、 大切 だ と思 う が実感 していないな どが挙 げ られ た。 以上か ら表

8の

よ うに

6つ

にま とめ られ る。 また、大切 に思 わない理 由 として次の ことが挙げ られた。 ①意識 していない ②害があって も楽 しけれ ばよい

6)健

康 についての考 え方 に影響 を受 けた事柄 について 自分 の健康 についての考 え方 に影響 した事柄 についてたずねた ところ以下の よ うな こ とが挙 げ られ た。 ①身 内 (家族・ 兄弟

)の

病気や死 に関す る体験⇒ 自分の生活 を見つ める ②友人・ 同僚 の死 ③長生 きの身 内や知人の養 生法 ④ 自分 の病気 ⑤ 学習の機会 ・健康講座 、保健指導員 の遂行 、離乳食 をつ くる ⑥健診―検査代 もばかにな らない/時間がかかる 以上か ら表

9に

示す よ うにま とめ られ る。

7)健

康維持・ 増進 のための行動

(1)健

康縦持・ 増進 のため何 らかの行動 を してい る対象者 は

45名

(86.5%)、 行 動 を していない対象者 は7名 (13.50/0)で あつた。 項 目別 の実施率 は、①食事 については31名 (59.6%)、 ②運動 については27名 (51.90/0) ③休養 については

28名

(53.8%)、 ④ ス トレス対処 については

29名

(55.80/0)、 ⑤ 嗜 好 品については 24名 (46.20/0)、 ⑥健診 については 41名 (78,80/0)であった。 その内容 について以下に述べ る。

<食

>

(1)食

事 について行 なっていた ことは、以下の とお りである。 ①食 べ過 ぎない、 よくかむ、

3食

きちん と摂 るな どの食べ方 ② 多 くの種類 の食 品を取 る、栄養 のバ ランス よく、減塩 、野菜 を多 くとる、 コ レステ ロール に注意す るな どの食物の種類や 内容

(13)

③手作 りの食事 、健康食 品、 自然食 品等安全性 に対す る配慮 (2)これ を始 めるきつかけ としては以下の とお りで ある。 ① 自分や家族 の病気・ 入院・死 ②健診 の結果や肥満 な どの健康 に関す る問題 ③社会人 になる、就職 。結婚 な どの社会的出来事 ④親 、配偶者 、子供 な ど家族 か らの指摘 ⑤体 の要求、家 の習慣 (3)目的 としては ①健康 のため ②家族のため ③検査値 に異常がでない、症状や肥満 な ど具体 的な体の状態 の改善や 予防 ④体 の調子 を整 える (4)情報 の入手方法 としては ①病 院や健診場所 での専門家の指導 ②テ レビ 。新 聞・雑誌 な どのマスメデイ ア ③家族や友人・近 隣の人 とのつなが り ④学校や 地域活動 の場 (5)継続 に よる効果 として ①体 の調子 が よい、風邪 をひかないな どの全般 的な効果 ②頭痛、肩 こ りな どの症状 がな くなる ③食欲 が出る、快便 な どの効果 ④減量 ⑤精神 的安定 (6)継続す る理 由・秘訣 ①健康 に対す る意識・認識 ②意志の強 さ ③習慣 にす る (最初は大変 だが、毎 日の ことなのでだんだん慣れ る) ④家族 の支 え (妻のお陰、家族の喜ぶ顔) ⑤ その他 、家族 と食 べ る、間食 は摂 らない、食べた もの を覚 えてお く、た くさん 買わないな どが挙 げ られ た。

<運

>

(1)運動 として を行なっていた こ とは、以下の とお りであ る。 ①歩 く、ジ ョギング ② ラジオ体操、ス トレッチ体操、竹踏み、水泳 な ど個人 で行 な うもの ③野球、 ソフ トボール 、バ レーボール、 ゴル フな どグルー プで行 な うもの

(14)

-11-(しか し、野外 で行 な うものは冬の期間は体止) この中で、歩 く、ジ ョギングが一番 多かった。 (2)これ を始 めるきつかけ としては ①友人/家族 の誘 い ②学生時代か らの継続 ③社会人になる 。就職な どの社会的出来事 ④健診の結果や肥満、腰痛な どの健康に関す る問題 ⑤老化や体力減退の実感 ⑥寝たき りの家族をみ るな ど老後の生活を考える 学生時代 に運動 をや つていた人、好 きな人が誘 われて始 めるとい うパ ター ンが 多 く見 られていた。 (3)目的 としては ①健康維持/体力維持 ②楽 しみやス トレス解消 ③ コミュニケーシ ョンや付 き合い ④腰痛や肥満な ど症状の予防 と改善 (4)情報の入手方法 としては ①病院や健診場所での専門家の指導 ②病院の掲示や市報 ③テ レビ・新聞・雑誌な どのマスメデイア ④家族や友人・近隣の人 とのつなが り (5)継続 による効果 として ①足腰の強化 。敏捷性の維持 ②気分爽快 ③快便な どの効果 ④体重維持 ⑤ス トレス解消 ⑥楽 しみ (6)継続す る理 由・秘訣 としては ①好 き/楽 しむ ②結果の実感/健康であ りたい とい う認識 ③時間を作る/生活に組み入れ る/習慣 にす る ④一緒にや る人/仲間を作るな どが挙げ られた。

<休

>

(1)休

養のために行なっていた ことは、以下の とお りである。

(15)

①睡眠をよくとる/昼に仮眠を取るな ど睡眠をとる ②何 もしない時間を作 る ③読書・投稿や農業、旅行な どの趣味の事柄 を行な う ④その他、 リラックス・無理をしない、入浴、逆立ちな ど (2)これ を始めるきっかけ としては ①疲れやす さや老化な ど体の不調の実感 ②過労や働 きす ぎの状態が続いた り、仕事への支障の出現 ③体調の崩れや入院 (3)目的 としては ①疲労回復や健康維持 ②仕事への集 中 (4)情報の入手方法 としては ① 自分のアイデイア ②友人や講演会 (5)継続 による効果 として ①元気回復や意欲が湧 く ②体調がよくなる、体が楽になる 。軽 くなるな どの体の状態 ③仕事に集 中できる ④精神的安定 ⑤その他、食事がおい しい、コミュニケーシ ョンがよくなる (6)継続す る理 由・秘訣 ①仕事の調整/生活 に組み入れ る/習慣にす る ②楽 しさ・気持 ちよさ、ス トレス解消 ③健康であ りたい とい う認識 ④一緒にや る人/仲間を作る

<ス

トレス対処

>

(1)ス

トレス対処 のた め に行 な っていた こ とは、 以下 の とお りで あ る。

①外出や遊び

(カ

ラオケ、パチンコ、野外活動、

ドライブ、つりなど

)

②趣味や運動

③旅行

④家族や友人との交流

⑤食べたりお酒を飲む

⑥買い物

⑦テレビを見る

(16)

-13-③入浴や昼寝な ど ③座禅 ⑩楽観主義/気に しない/忘れ るな どの気持ちの切 り替 え (2)これ を始めるきつかけとしては ①今までの経験/調子がよいな ど有効であつたこと ②転居/就職/昇進 な ど社会的状態 ③家族・友人の勧 め (3)目 的 としては ①ス トレス解消 ②気分転換 ③精神状態の安定 ④楽 しみ/遊び (4)情報の入手方法 としては ①今までの経験 ② 自分のアイデイア ③友人や講演会 (5)継続 による効果 として ①心身の爽供感/ス ッキ リ感 ②ス トレス解消や気分転換 ③や るきがでる/活力が沸 く ④楽 しみ/優 しくなる ⑤その他、食事がおい しい (6)継続す る理 由 。秘訣 ①好き 。楽 しさ/気持ちよさ ②精神的によいな どが挙げ られていた。

<嗜

好 品

>

(1)嗜好 品 につ い て注意 して い た こ とは以 下 の とお りで あ る。 ※酒 ①飲 み過 ぎ ない/休飲 口をつ くる ②つきあい程度にす る ③酒の量を控える ④酒の種類 を選ぶ ⑤酒 を飲む ときはおつまみを食べる ⑥飲みたい ときに飲む

(17)

※たばこ ①禁煙 ② タールの量が少ないものにす る/本数 を減 らす ※その他 ①間食を摂 らない ② コー ヒー/紅茶/コ ヨア/チ ョコレー トを食べ るであった。 (2)これ を始 めるきつかけ としては ①症状がでる ②体調が よくなった ③特別な商品がでる ④テ レビをみる (3)目 的 としては ①健康維持 ② リラックスやス トレス解消 ③ 胃腸が弱い/便秘/低血圧に対 して ④血液循環 をよくする (4)情報の入手方法 としては ①病院や健診場所での専門家の指導 ②テ レビ ③家族の病気 (5)継続 による効果 として ①体調が よくなる ②検診結果がよくなる (不整脈の消失) ③気分爽供 ④供便な どの効果 (6)継続す る理 由・秘訣 ①健康のため ②体が受 け付けな くなる ③おい しい ④体脂肪 を減 らすな どが挙げ られていた。

<健

>

(1)受

けて い た健 診 の種類 と して は

①職場の定期健診、

②市役所の定期健診、③人間 ドック、④節 目の健診、⑤胃

の健診、⑥通院で定期チェックであった。

(18)

-15-(2)これを始 めるきつかけ としては ①就職や結婚な ど社会的状況 ②健診の対象年齢 とな り、補助がある ③健診の通知がある (半強制

)/行

かない と判つて しま う ④保健指導員の勧 め ⑤体の異常や病気などであった。 (3)目的 としては ①職場健診/半強制/義務 ②体のことが気になる/健康チェック ③がん対策 ④悪化予防 (4)情報の入手方法 としては、①職場か らの通知、②市の広報で、 (5)継続 による効果 として ①不健康 な ところが見つか る/早期発見 ②健康 を考 える 目安になる ③安心できる ④体に関心を持つ (6)継続す る理 由・秘訣 ①職場の指示/勧め ②メ リッ トがある/悪化予防/長生き ③当た り前 とい う回答であった。

<そ

の他

>の

こ とと して 虫歯 の予 防 のた めの歯磨 き、風 耶 の予防 のた め手洗 い/う が い/マス ク、衣類 の調節 、 部 屋 の湿 度 を保 つ が あ が つてい た。

2)健

康維持・増進 の行動をとれない理 由 中断の理 由としては以下の ことが挙げ られた。

<食

>

①健康問題 の改善 ②生活スタイルの調整ができない ③ (家族のことがあるので

)自

分のことだけ優先できない

<運

>

①家事 。仕事に追われ る

(19)

②冬季はできない

③仲間がいない、時間が合わない

④運動中の怪我

<嗜

好品

>

禁酒・ 禁煙 ①気 を許 してつい一服 (仲間 と遊んでいる とき)

3)健

康維持 。増進行動 を とらない理 由 ① まだまだ若 い (30代 なので若 さの過信) ②病気 らしい病気 を しない/調子が悪 くない (自分、家族) ③ 自分 には必要ない (農家で適度の運動 もす る し、ス トレス もない。) ④仕事や家事 に追 われ る ⑤健康 に対 して関心がない 以 上 の こ とか ら健康維 持・ 増進 のた めの行動 につ いて表

10ま

とめ られ る。 行 動 はそ れ ぞれ 異 な って もき っか け、 目的 には共通性 がみ られ 、行 動 を継 続 す る こ とに よって 具体 的 な健 康 問題 の改善や発 見 、か らだ全体 の調子 が 良 くな る、意欲 や 活 力 が生 じ、 楽 しみ にな る とい う効 果 が得 られ る こ と、継 続 す る秘 訣 として は健 康 に対 す る意識 、 一緒 にや る人 の存在 や 生活 に組 み入 れ る こ との重 要性 、楽 しさや気持 ち よ さが挙 げ ら れ て いた。 ま とめ (図

2)

以 上 か ら

1)成

人 期 の人 々の健康 に対す る考 え方 を、健康 状 態 の評価 、健 康 へ の 自信 、健 康 の価 値 観 か ら明 らか に した。

2)成

人期 の人 々が、健康状態 を評価す る

6つ

の操点が明 らかになった。

3)健

康状態の評価 と健康への 自信 は密接 に関連が ある。

4)健

康へ の価値観 は健康状態の評価 、健康への 自信 の基盤 になってい る。

5)健

康状態の評価 、健康への 自信 、健康の価値観 の

3つ

に影響す る事柄 として 以下の ことが挙 げ られ る。 ①身 内・友人の病気・死の体験 、 ②学習 の機 会 、健康診断 ③心理社会 的状態

自尊感情 自己統制 の位置 ―-17-―

(20)

6)健

康維 持・ 増進行動 は健康 に対す る考 え方か ら生 じ、実行 され るが、一方 、 健康維持・ 増進行動 の実践が健康 に対す る考 え方 を創 ってい くと考 え られ る。 また これ は、影響 因子 と関連が ある。

7)健

康維持・ 増進行動 のきっかけ、継続効果・ 継続 の秘訣、 中断理 由な どはこ の行動 を促進す る援助 を行 うときに考慮す ることが重要で ある。

8)以

上 の結果 を もとに健康探求行動モデル を作成 した (図

3参

照)。 (文責

田村)

(21)

1

対象 者の特 性 対象者数

52名

男性

29名

(55,8%) 女性

23名

(44.2%) 年齢

平均年齢

45.2(SD8.4)才

40才未満

15名

(28.9%) 41才∼50才未満

22名

(42.3%) 50才以上

15名

(28.9%) 有配偶者

43名

(84.3%) 子 どもを有す る人

48名

(94.1%) 子 どもの数

平均 2.4人 2-3人有す る人

42名

(80.1%) 家族 の人数

平均

4.7(SD2.1)人

職 業

事務職 専 門・ 技術職 管理職 経 済状態

生活 に不 自由ない 少 し窮 屈であ る 大変 困 つてい る 最終学歴

高校 卒 大学卒 専門学校 卒 既往疾患 の有無

あ り な し 表

2 SE得

点とLOC得点の平均値 27名 8名 6名 27名 16名 3名 22名 15名

H名

30名 21名 (52.9%) (15.7%) (■

.8%)

(51.9%) (30.8%)

(5,8%)

(42.3%) (28.8%) (21.2%) (58.8%) (41.2%)

SE得

LOC得

点 平均 27.6(SD4.7) 男性 女性 健 康 に 自信 あ り 自信 な し 平均 40.3(SD7.0) 男性 女性 健 康 に 自信 あ り 自信 な し 28.2(SD4.4) 26.9(SD5。4) 28.3(SD5.2) 26.7(SD4.4) 38,7(SD6.5)

423(SD7.0)

39.7(SD7.0) 41.1(SD6.8)

(22)

-19-表

3

配偶者の有無とSE得 点の平均値 人数

平均値 27.7 28.4 23.8 配偶者 あ り な し 51 43 8 p=0.0129 表

4 SE得

点と

LOC得

点および健康状態の評価点の相関係数

SE得

LOC得

健康状態 の評価 点

SE得

LOC得

点 0.34304* ‐0.052500.40189**p=0.0127 ホ*P=0.003 表

5

健康への自信 ①明確 (具体的な

)健

康問題の有無 ②からだ全体の状態・・快調⇔不調 ③回復力・体力がある

/な

い ④活力・意欲がある

/な

い ⑤悩みがない

/あ

る ⑥仕事ができる

/で

きない ⑦健康管理をしている

/し

ていない 体重コン トロール・運動・食事・ たばこ・健診

(23)

6

健康状態の評価の平均値 健康状態 の評点

平均 表

7健

康状態の評価の視点とバロメーター

6.9(SDl.8)点

男性

7.0(SDl.8)

女性

6.8(SDl.8)

健康 に 自信 あ り

7.6(SDl.5)

自信 な し 6.1(SDl.9)

]

* *P=0,002 (健康 のバ ロメー ター) 病気・ 症状がない か らだの 「1決調 さ」 「快 さ」 快食・1供眠・快便 「や る気」「意欲」 嗜好 品の 「おい しさ」 ①明確 (具体的

)な

健康問題の有無 病気 。検査結果の異常・症状 ②か らだ全体の状態 疲 れやすい 。体 力の低 下 。調子の悪 さ ③ 日常 生 活 行 動 を 通 して 感 じ る体 調 熟眠 で きない 。食欲 がない 。運動不足 ④精神的状態 心配・ 不安・ 悩み・ ス トレスがある 。爽やか

⑤社会的適応状態

日常生活 に支障がない 。仕事ができる ⑥ 健 康 管 理 の 状 態 酒 。たば この飲みす ぎ 表

8

健康の価値観

①家族・ 自分のため

②かけがえのない財産

③病気で迷惑をかけたくない

④元気で働くため

⑤病気・死の体験

⑥長生きしたい

(24)

-21-表

9

健康の考え方に影響した事柄 身 内・ 友人 の病気・ 死の体験 自分 の病気体験 学習の機会 健康診 断 表

10

健康維持・増進行動 健 康探求行動 健 康状態 の 話 価 \ 健康へ の 自信 健康 の価値観 図

2

健康に対する考え方と健康維持・増進行動 行

動 きつか け 目

的 継 続効果 継 続 の秘訣 中断理 由 情報の入手 食事・ 運動・休養・ 嗜好 品・ ス トレス対処・健診 具体 的な健康 問題 、か らだの調子、社会 的 出来事 健康維持 、具体 的な健康 問題 の改善や予防 ス トレス解消や楽 しみ 具体的な健康 問題 の改善・発 見 、か らだ全体 の調子 (快食・快便)、 や る気・ 意欲 。活力 、楽 しみ 健康 に対す る意識 、一緒 にや る人の存在 、 生活 に組 み入れ る、楽 しさ 。気持 ちよさ 生活 ス タイル の調整が困難 病 院・健診 での専門家の指導、マスメデイア 周 りの人 健 康 の考 え方 に 影 響す る事柄 健康維持・増進行動

(25)

求 身内・友人の病気・死の体験 自分の病気の体験 学習の機会 健藤静断 心理・社会的状魅 自尊患情・自己繊Jの位置 行 動 きっかけ 目

的 経縮効果 翻 中断理由 情報八手 食事・運動・休芸・晴好品・ストレス対処・健静 具体的な健康問題/からだ全体の日子/社会的出来事 健康推持/具体的な健康問題の改善や予防/ス トレ丞解消/葉 しみ 具体的な健康問題の改善・発見/か らだ全体の日子(快食,快便

)/

やる気'意欲・活力/楽しみ 健康に対する意識/T緒にやる人の存在/生活に組み入れる

/

楽しさ・気持ちよさ 生活スタイルの日整が困難 病院・健静での専門家の指導/マ スメディア∠亜鬱の人

腱康状態の評価

バロメーター の自 ① 明確(具体的)な健康問題の有無 病気・検査結果の異常・症状 ② からだ全体の状態 造れやすい・体力の低下1日子のBさ 日常生活に支障がない 。仕事ができる ⑥ 健康管理 の状態 酒・ タバコの飲みすぎ ③ □常生活行動を通して感じる体口

_

鶴眠できない 。食微がない 。運動不足

:重

逸饉

Iト

,テ

ζ

― 嗜好品の「おいしさ』

X

『快さ」 快食t快Rむ 快便 rやる気」「意欲」 病気・症状がない からだの「快調さ」 ① ② ③ O ⑤ ⑥

障康の価値朗

明確(具体的)な健康問題の有無 からだ全体の状態t・快口…不日 回祖力・体力がある/ない 活力 。な微がある/ない 悩みがない/ある 仕事ができる/できない 健康管理をしている/していない 体重コントロール・運島・食事・タバコ 健と ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

膨響する事樹

3

健康探求行動モデル

(26)

-23-B-1.性

別 の違 い と健 康 探究行 動 との関連性 こ こで は対象 者

52名

の うち、男性

29名

(55,8%)、 女 性

23名

(4.2%)に

分 け、 前 掲 のモ デル 図で用 いた項 目にそ って記 述 内容 を分類す る。

1.健

康状態 の評価 (1)1∼10点の得点の意 味 健康状態 の評価 の 目安 として、具体 的な病気、あるいは健康診断の検 査結果 な ど、 「明確 (具体的

)な

健康 問題 の有無」をあげている比率が、男性 は

21名

(約 72%)、 女性 は 15名 (約

52%)と

1番

高か った。 しか し女性 は、次いで易疲労、体 力の低下、 体調 の悪 さな ど、「か らだ全体 の状態 」 をあげて いる人が約

4割

で、男性 が約

2割

で あるのに比べ る と比率が高 く、順位 は同 じものの違 いがみ られた。 これ らか ら、男性 は女性 よ りどち らか とぃ うと事実 として明 らかな ことを目安 に しやす い傾 向 にあ り、 女性 は 自分が感知 した もの も目安 として頼 る傾向があると考 え られた。 [男性

]n=29(%)[女

性]n=23(%)

①明確

(具

体的

)な

健康問題の有無

21(72.4) 15(52.2)

②からだ全体の状態

5 (17.2) 9 (39,1)

③日常生活行動を通して感じる体調

2(6。 9) 3(13.0)

④精神的状態

2 ( 6.9) 3 (13.0)

⑤社会的適応状態

2(6。

9)

1(4.3)

⑥健康管理の状態

0 0 (2)10点 に満たない理 由 健康状態 の評価 の理 由づ け と して 、「明確 (具体 的

)な

健康 問題 の有無 」 をあ げて いる人は、男性では 19名 (約 66%)、 女性では 19名 (約

83%)に

み られ、男女 とも

1番

高い比率で あった。次 いで男女 とも、睡眠や食欲 な どの 「日常生活行動 を通 して 感 じる体調」、「か らだ全体 の状態 」、不 安や悩 みな どの 「精神的状態 」の順 を示 して いた。 ここで 、男性 と女性 とで大 きな違 いがみ られたのは、男性だけに喫煙や飲酒な どの 「健康管理 の状態」が あげ られて いることであった。 これは、今 回の調査対象者 となった女性 の嗜好 品に関す る健康探究行動 の記述内容 をみると、喫煙習慣が ある人 が少な く、飲酒 もつ き合 いで少量 口にす る程度であった り、健康 のために少量 の飲酒 をす る程度 の人が多か った ことも関係す ると思われた。

(27)

[男性

]n=29(%)[女

性]n=23(%) ①明確(具体的)な健康問題の有無

19 (65.5) 19 (82.6)

②からだ全体の状態

3(10,3)

4(17.4)

③ 日常生活行動を通して感じる体調

5 (17.2) 5 (21.7)

④精神的状態

1(3.4)

1(4。

3)

⑤社会的適応状態

0 0

⑥健康管理の状態

7(24.1)

0

2.健

康 へ の 自信 (1)自 信 が あ る理 由 健 康 に 自信 が あ る と答 えた人 は、男性

21名

(72.4%)、 女 性

9名

(39,1%)で

、男 性 の方 が 多か った。そ の理 由は、男女 とも 「明確 (具体 的

)な

健 康 問題 が な い」が 1 番 多 く、次 に男性 で は 「か らだ全体 の状態 が よい」、「健康 管 理 を して い る」 が続 き、 他 に 「回復 力・体 力がある」、「健康上の悩みがない」、「仕事ができる」が少数 あげ ら れていた。女性 では 「か らだ全体 の調子がよい」が続 き、他 には 「健康管理上の悩み がな い」、そ の他 と して昔 と生活習慣が変わっていないな どの理 由があ げ られ、男性 のよ うに健康管理や仕事 を理 由とす る人はみ られなか った。 これは、健康 に対す る自 信の有無の判断材料 として、女性が 自分 自身の状態そのものを第一 に用 いるのに対 し 男性 は、 日頃の健康管理 の成果 を、例 えば職場の健康診断な どによる客観的判断材料 か ら評価 し、 自信 を得た のではないか と推測 された。 また、他に女性ではあげ られて いない回復力や体力な どの理 由は、仕事 に支障がない健康状態 を前提 として引き出さ れたのではないか と思われた。 [男性]n=21(%) [女性]n=9(%) ① 明確(具体 的)な健 康 問題 が な い 11(52。

4) 5(55.6)

②からだ全体の状態がよい

6(28.6) 4 (44.4)

③回復力・体力がある

2(9.5)

0

④活力・意欲がある

0 0

⑥健康上の悩みがない

1(4.8)

1(11。 1)

⑥仕事ができる

1(4.8)

0

⑦健康管理をしている

5 (23.8) 0

③その他

2(9,5)

1(11.1) 1 ―-25-― [記述 な し]

(28)

(2)自信 が な い理 由 健 康 に 自信 が な い と答 えた 人 は、男性

8名

(27.6%)、 女 性

14名 (60,9%)で

、女 性 の方 が多 か った。 そ の理 由 と して 、男 性 で は 「明確 (具体 的

)な

健 康 問題 が あ る」 と 「か らだ 全体 の 状 態 が よ くな い」 が 各 々

50%と

い う同率 で あ げ られ て お り、次 いで 「活 力・ 意 欲 が な い」、「健 康 上 の悩 みが あ る」が 同率で続 いて いた。女性 で は、健 康 に 自信 が な い人 の約

8割

近 くが 「明確 (具体 的

)な

健 康 問題 が あ る」 ことをそ の理 由 と して お り、 次 いで 「健康 上 の悩 み が あ る」 が続 いて いた。 また 、そ の他 には 、「は っ き りした 理 由 が な い」 と記述 されて いた。 前 掲 した健 康 状態 の評 価 の 目安 に 関 して は 、「か らだ全 体 の状 態 」 を あ げて い る比 率 が 男 性 よ りも女 性 が 高 か っ た が 、健 康 に 自信 が な い理 由 に関 して は 、「か らだ 全 体 の状態」をあげる男性が半数あったのに対 し、女性ではその割合が小 さかった。 これ は、評価 という客観性 を伴 うことについては、男性の方がよ り現象 として確実なもの を頼 りとし、自信 というような自己感覚によって主観的に判断されることについては、 女性の方が、よ り現実的なものを頼 りにする傾向があるように思われた。 [男性

]n=8(%) [女

性]n=14(%)

①明確

(具

体的

)な

健康問題がある

4 (50,0) 11 (78.6)

②からだ全体の状態がよくない

4(50,0) 1(7.1)

③回復力・体力がない

0 1( 7.1)

④活力・意欲がない

1(12.5) 1( 7.1)

⑤健康上の悩みがある

1(12,5)

2(14.3)

⑥仕事ができない

0 0

⑦健康管理をしていない

3(21,4)

③その他

1( 7.1)

3.健

康 の価 値 観 (1)健康 を大 切 で あ る と思 う程 度 お よび大 切 で あ る理 由 健 康 を大 切 に思 う程 度 に関す る

5段

階評価 で は、「非常 に大 切 に思 う」 が 男 性

20名

(69,0%)、 女 性

19名 (82.6%)で

、「 どち らか と い う と大 切 に思 う」 が 男 性

7名

(241%)、 女性3名 (13.0%)、 「大切 に思 う」が男性2名 (6.9%)、 女 性1名 (4.3%) で 、「あ ま り大切 に思 わ な い」、「大切 には思 わ な い」 とい う回答 はみ られ なか った。 健 康 を大 切 に思 う理 由 と して は 、 男 性 で は 「家 族 ・ 自分 の た め 」 が 約

59%と

最 も 多 く、次 いで 家族 や 周 囲 の人 々 につ いて も含 ん だ 「病 気 ・死 の体 験 」 が 約 心%、 「元 気 で働 くた め 」が 約 31%、 「か けが え のな い財 産 」が 約 21%、 そ して 「病 気 で 迷 惑 を 0 0

(29)

か けた くな い」、「長 生 き した い」 が約

3%と

続 いてお り、女 性 で は 「家族 ・ 自分 のた め 」、「か けが え のな い財 産 」、「病 気 ・死 の体 験 」が 同率 で約

35%と

多 くⅢ 次 に 、「病 気 で迷 惑 をか け た くな い」、「元 気 で 働 くた め」 が約 9%、 「長 生 き した い」 が 約

4%

とい う順 で、男 女 間 で違 いが み られた。 なお 、そ の他 に関 して は、健 康 を大 切 で あ る と思 って いる ものの、 まだ病気 を した ことが な いので健康 の あ りが たみ が わ か って い な い、特 に理 由はな い とい う内容 で あった。 これ らの結果 をみ る と、 こ こで も男 性 は女性 よ りも健康 と仕 事 とを結 びつ けて い る 傾 向 が伺 わ れ 、「家族 ・ 自分 の た め 」 とい う回答 の 中 に も、 同義 の意 味 が含 まれ て い る可能性 が推 測 され た。 これ に対 し女性 は、家族 や 周 囲の人 々 の病 気 や 死 に身近 で 接 した り、 自分 も病 気 を体 験 す る こ とで健康 の あ りが た み を感 じ、 また特 に家族 の病 気 に関 して は、家庭 にお け る介護 者 とい う 自分 の家族 内役割 も意識 され て の結果 が 、 こ の よ うな順位 を導 いた のか も しれ な い と推演llさ れ た 。 さ らに、今 回の調 査対 象 者 とな った女 性 は就 労 してお り、

3割

近 くに配 偶者 が いなか ったが 、 この こ とも、前 述 した 男 女 の違 い に関す る推 測 に寄与 した。 [男性

]n=29(%)[女

性]n=23(%)

①家族・自分のため

17 (58.6) 8 (34.8)

②かけがえのない財産

6 (20。

7) 8 (34.8)

③病気で迷惑をかけたくない

2( 6.9) 2(8,7)

④元気で働くため

9 (31,0) 2 ( 8。 7)

⑤病気・死の体験

13 (44,8) 8 (34.8)

⑥長生きしたい

1(3,4)

1(4.3)

⑦その他

1(3.4)

1(4.3)

(2)健康 を大 切 で あ る と思 わ な い理 由

5段

階評 価 で は 「健 康 を大 切 に思 わ な い」 とい う回答 は なか ちたが 、大 切 に思 わ な い理 由を記述す る欄 が と られて いたせ いか 、 こ こに も男女 各1名 、計

2名

の 回答 が み られ た 。 そ の 内容 をみ る と、男 性 の記述 は 「害 が あ って も楽 しけれ ばよ い」 で 、 この 人 は大 切 に思 う理 由 と して 「家族 のた め」 と 「元気 で働 くた め」 をあ げて いた。 また 女性 の記 述 は 「意 識 して いな い」で 、 この人 は「病気 で迷 惑 をか けた くな い」 と「(周 囲 の人 の

)病

気 の体 験 」 を大 切 に思 う理 由 と して あ げて いた 。 これ らは 、た ぶ ん 、健 康は大切であると思 っているが、あえて大切でないと思 う理 由をあげると仮定 し、述 べ られた可能性があるのではないかと思われた。 ―-27-―

(30)

4.健

康 について影響 された事柄 これについては、男性

14名

(48.3%)、 女性

19名 (79.2%)の

記述が得 られた。 そ の内容 をみ る と、男女 とも健康 につ いて影響 された事柄 として、周 囲の身近 な人 々 の病気や死 の体験が最 も多 く、それぞれ男性で約 86%、 女性で約 密

%で

あった。男 女間の違 いにつ いては、女性で 自分 の病気体 験 をあげている人が いた ことと、市 な ど が主催す る健康講座への参加 な ど、学習 の機会 をあげて いる人が男性 よ りも多 く、約

16%み

られた ことであった。 この ことか ら、男性 よ りも女性 の方が職場 を離れ た社会 活動の場 に、成人期か らよ り多 く参加 している様子が伺 えた。 [男性

]n=14(%)[女

性]n=19(%)

①身内・友人の病気・死の体験

12 (85.7) 14 (34.8)

②自分の病気の体験

0 1( 5。3)

③学習の機会

1(7.1)

3 (15。 8)

④健康診断

1(7.1)

1(5,3)

5.健

康維持・増進行動 全項 目とも必ず しも全項 目について記述 されてお らず 、内容が多様 で各々の数が少 なかったので、比率 は表示せず、総数が多か った順 に示す ことにす る。 また、記述 さ れていて も、質 問の意図 と異なっていた場合 には、そ の回答 は除外 している。 (1)食事 について 男性 16名 (55.2%)、 女性 15名

(65,2%)か

ら回答が得 られた。 男女の差異 につ いてみ る と、行動 内容 、きっか け、 目的につ いて は、大 きな違 いはみ られず 、食事 に関す る一般 的な健康情報 による知識 に基づ いた内容で あったが、継続 効果について、若干、女性の方が男性よ りも健康問題 の改善をあげた人が多 く、継続 の秘訣について、男性では家族の協力をあげた人が女性よ り多少多 く、女性では実際 に具体的な方法 をあげていた人が男性よ り多かった。 この結果は、家庭内における女 性 と男性の一般的な役割の違いか ら導かれたと考 えられた。 [行動 内容] バ ラ ンス の とれ た食 事 (男 性

6,女

9:以

下 同様 に示 す

),健

康 に よ く安 全 な 食 品 (魚

,乳

製 品

,野

菜 な ど

)を

摂 る

(5, 4),減

(2, 3),食

べ過 ぎな い

(3,

1),よ

く噛 む

(2, 1),コ

レス テ ロール の多 い食 品 を避 け る

(1, 2),健

康 補 助 食 品 を摂 取 す る

(0, 3), 3食

き ち ん と摂 る

(2, 0),間

食 を避 け る

(1, 1),

飲 酒 を減 らす

(2, 0)食

べ た い もの を食 べ る

(0, 1)

(31)

[きっか け] 自分 の病 気・ 入 院

(2, 3),具

体 的 な健 康 問題

(3, 2),特

にな し

(1, 3),

不 明

(4, 0),社

会 的 出来 事 (就職 。結 婚 ・育児 な ど

)(2, 2),家

族 の病 気 ・ 入 院 。死

(0, 3),家

族 の指 摘

(3, 0),外

部 か らの情 報

(1, 1),こ

れ ま で の習 慣 ・経 験

(1, 1),か

らだ の欲求

(0, 1)

[目 的] 自分 の健 康 の た め

(4, 6),具

体 的 な健 康 問題 の改 善 ・予 防

(4, 5),体

調 の調

(4, 2),不

(3, 3),家

族 の た め

(1, 2),習

慣化 して い る

(1, 2),特

にな し

(1, 0)

[継続効 果] 体 調 が よ い

(5,4),具

体 的な健 康 問題 の改 善・予 防

(3,6),不

(4,4),

特 にな し

(3, 1),精

神 面 へ の好影響 (精神 的安定 な ど

)(2, 1)

[継続 の秘 訣] 不 明

(4, 7),家

族 の支 え・家庭環 境

(4, 2),継

続 す る具体 的 な健康 問題 ・ 予

(3, 2),具

体 的 な方 法

(1,4),

健 康 に対 す る意 識・ 認識

(2, 1),意

志 の 強 さ・努 力

(1,2),習

慣化 す る

(2,0),特

にな し

(1, 1)現

在 の健 康 状態

(1,

0)

(2)運動 につ いて 男 性 13名 (“,8%)、 女 性

H名

(守

.8%)か

ら回答 が得 られた。 行 動 内容 に関 して は 、歩 くことが最 も多 く選択 され て いた。 きっか け に関 して は、男 性 の方 が 具体 的 な健 康 問題 や 日頃感 じて い る老化 や体 力 の減 退 をあ げて い る人が多 く、 目的 もそ れ に準 じて お り、継続効 果 につ いて も男性 で は具体 的な健康 問題 の改 善や予 防 をあ げて い る人が 多 くみ られ て いた。 また、男女 とも友 人や 家族 か らの誘 いが き っ か けで運 動 を開始 し、そ の 目的 にはつ き合 いが含 まれ てお り、継続す る秘訣 につ いて も仲 間 と一緒 に行 う ことが あ げ られて いた ことか ら、今 回 の調査 の地 域性 と関係が あ るのか も しれ な い と思 わ れ た。 [行動 内容] 歩 く

(6, 3),ソ

フ トボール

(2, 3),ジ

ョギ ング

(4, 0),野

(4, 0),

バ ドミン トン

(3, 0),バ

レーポール

(2, 0),水

(1, 1),竹

踏み

(2, 0),

ゴル フ

(2, 0),ス

トレッチ

(1, 0),ス

ポーッジム

(1, 0),自

転車

(1, 0),

卓球

(1, 0),剣

(1, 0),少

林 寺拳法

(1, 0),テ

ニ ス

(0, 1),ラ

ジオ体 操

(0, 1),腹

(0, 1),家

(0, 1)

―-29-―

(32)

[きっか け] 不 明

(4, 3),具

体 的 な健 康 問題

(4, 2),友

人・ 家族 か らの誘 い

(3, 2),

老化・体 力減退

(2, 0),こ

れ まで の習慣 ・経 験

(2,0),社

会 的 出来 事

(1,0),

家族 の病 気

(1, 0),気

(0, 1),特

にな し

(1, 0)

[目 的] 具体 的 な 健 康 問題 の改 善 ・ 予 防

(6, 2),コ

ミ ュニ ケ ー シ ョ ン・ つ き 合 い

(6,

1),健

康 ・ 体 力 の維 持

(4, 2),楽

しみ

(5, 0),不

(2, 2),ス

トレス解 消

(1, 0),若

い頃か らの継続

(1, 0),特

にな し

(1, 0)

[継続効 果] 具体 的 な 健 康 問題 の改 善 ・ 予 防

(12, 3),精

神 面 へ の好 影 響 (ス トレス解 消 な ど

)(5, 3),不

(2, 3),生

活 面 の変 化 (習慣

,友

人 な ど

)(1, 1),特

にな し

(1, 0)

[継統 の秘 訣] 好 き・ 楽 しみ

(10, 1),習

慣 化 す る

(2, 2),不

(3, 1),健

康 に対 す る 意 識・ 認 識

(2, 1),一

緒 に行 う仲 間

(1, 2),継

続 す る具体 的 な健 康 問題 ・ 予 防

(2, 0),結

果 を実感 す る

(0, 1)

13)休養 につ いて 男性 14名 (48.3%)、 女 性 13名

(56.5%)か

ら回答 が得 られ た。 行動内容に関 しては、睡眠に関するものが多 く、その傾向は女性の方 に多 くみ られた。 また、女性のみに入浴があげ られていた という違いがみ られた。きっかけは運動 とほ ぼ同様で、男女 とも具体的な健康問題や 自分の健康状態の変化 によるものがあげ られ てお り、目的 と関連 していた。継続効果 に関 しては、男性では活力や意欲の回復が多 くあげ られ、女性では体調のよさが多 くあげ られていた。 また、継続の秘訣 について は、男性が仕事の調整や習慣化す ることなど、実際に自分が行動す る内容 をあげてい たのに対 し、女性は、楽 しさやス トレスの解消、効果 を実感す ることな ど、 自己の感 覚に向けた内容 をあげていた ことに違いがみ られた。 [行動 内容] 十分な睡 眠

(6, 7),昼

(2,4),趣

味 (読書

,旅

行 な ど

)(5, 1),何

も し ない 。リラックスす る時間 を作 る

(4, 0),入

(0, 2)

[き っか け] 不明

(6, 8),具

体 的な健康 問題

(2, 2),老

化・疲労

(3, 0),仕

事へ の支 障

(1, 1),老

化・体 力減退

(2,0),社

会的出来事

(0, 1),自

分 の病気

(1,

0),重

要性 の認識

(0, 1)

(33)

[目 的] 不 明

(5, 7),具

体 的 な健 康 問題 の改 善・ 予 防 (特に疲 労

)(4, 3),健

康 の維 持

(2, 2),仕

事 へ の集 中

(1, 2),充

実 した老 後 (精神 的 ゆ と り

)(1, 0),特

にな し

(1,0)

[継続効 果] 活 力・ 意 欲 の 回復

(5, 2),体

調 が よ い

(2, 5),不

(3,4),仕

事 に集 中 で き る

(3, 1),精

神 面 へ の好 影 響 (安定

)(1, 1),家

族 との交 流 (コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョンが よ くな る

)(1, 0),特

にな し

(1, 1)

[継続 の秘 訣] 不 明

(8,8),仕

事 の調 整

(2, 0),特

にな し

(2, 0),習

慣化 す る

(1,0),

重 要性 の認 識

(1, 0),楽

しさ

(0, 1),ス

トレス解 消

(0, 1),一

緒 に行 う仲 間

(0, 1),効

果 を実感 す る

(0, 1),欲

求 に任 せ る

(0, 1)

(41ス トレス対 処 につ いて 男性 16名 (55,2%)、 女 性 13名

(56.5%)か

ら回答 が得 られ た。 行 動 内容 に関 して は 、男 女 とも、外 出や 趣 味 、運 動 な ど、 どち らか とい うと外 に向か うものが 多 か っ た。 き っか けは 、男性 の方 が転 居や 結婚 な どの社 会 出来 事 をあ げて い た人が多 く、女性 は友人や家族 の勧 めや これ まで の経験 によるものをあげてお り、 日 的 につ いては、男性 の方が精神面 の健康 の維持 をあげた人が多 く、女性 は男性 よ りも 内容が分散 して いた。 しか し継続効果 について は、男女 とも精神面 に及 ぼす よい影響 が多 くあげ られていた。 また継続 の秘訣 につ いては、好 きで楽 しい ことが要 とな り、 「特にない」 というのは、行動す るのに苦にな らないので取 り立てて秘訣 というほど ではない とい う意が伺われ 、 これ はス トレス ということを考 える と当然 の ことと思わ れた。つ ま り、通常、 自分 にとって嫌 な ことや不快 な ことがス トレスの要因 とな るの で、そ の行動 内容が好 きで楽 しく感 じられ、楽 にで きることがス トレス対処 に役立つ ということである。 [行動 内容] 外 出・買 い物 。遊 び・趣 味

(7, 10),運

(5, 3),会

(1,4),飲

(3,

1),楽

観 主 義

(2, 1),食

べ る

(1, 2),昼

(1, 1),テ

レ ビ

(1, 1),入

(0, 1),精

神 の鎮 静 後 (読書

)に

就 眠す る

(0, 1)

[き っか け] 不 明

(10, 8),社

会 的 出来 事

(4, 1),友

人 ・ 家族 の勧 め

(0, 2),こ

れ ま で の経験

(0, 2),特

にな し

(2, 0)

(34)

-31-[目 的] 不 明

(8, 7),精

神 面 の健 康 の維 持 (気分 転 換

,ス

トレス解 消 な ど

)(5, 2),

楽 しみ ・趣 味 を持 つ

(2, 2),健

康 の維 持

(2, 0),仕

事 へ の集 中

(0, 1),特

にな し

(1,0)

[継続効 果] 不 明

(7, 6),精

神 面 へ の好 影 響

(7, 6),活

力 ・意 欲 の 回復

(0, 2),体

調 が よ い

(1, 0),特

にな し

(2, 0)

[継統 の秘 訣] 不 明

(13, 9),好

き・ 楽 しさ

(1, 2),特

に な し

(1, 1),効

果 に対 す る翔 待

(1, 0),意

(0, 1),気

持 ち の持 ち様 (人生 は長 い

)(0, 1)

(5)嗜好 品 につ いて 男性 12名 (41.4%)、 女 性

7名

(30.4%)か

ら回答 が得 られ た。 行 動 内容 につ い て は 、飲 酒 や 喫煙 に関 す る ものが 男 女 とも多 か っ た。 た だ し、飲 酒 に 関す る女 性 の 回 答 に関 して は、意 識 して気 をつ けて い る とい うよ りは 、 も と も とあ ま り飲酒 しな い とい う様子 が伺 われ る記 述 で あ った。 き っか け につ いて は、具体 的 な健 康 問題 が あ げ ら,れて いた もの の少数 で あ り、今 回の調査対 象 者 の身体 的 な健 康 度 の高 さが推 測 され た 。 目的 につ いて は 、精 神 面 と身体 面 両 方 の健康 が あ げ られ て お り、特 に精 神 面 につ いて は男性 のみが 回答 して いた。継 続効 果 につ いて は、男 女 とも体 調 の よ さ、具体 的 な健康 問題 の改 善 をあげてお り、女性 1名 に 目的 とされ て いな か ったが 精 神 面 へ の好 影 響 の 回答 が み られ た。 また 、継 続 の秘 訣 につ いて は、 回答 数 が 少 な か ったが 、男女 の行 動 内容 の違 いが 反映 されて いた。 [行動 内容] 飲 み過 ぎな い

(7, 0),適

量飲 酒 (少量つ き合 い程 度

)(0,6),禁

(4, 1),

飲 酒 の工 夫 (肴 を一 緒 に摂 る

,欲

した 時 に飲 む

)(2, 0),喫

煙 の工夫 (本数 を減 ら す

,軽

い種 類 に変 え る

)(2, 0),間

食 を しな い

(0, 1),健

康 に よ い とい わ れ て い る食 品 を摂 る (コ コア

,テ

ョコ レー トな ど

)(0, 1)

[き っか け] 不 明

(4, 5),具

体 的 な健 康 問題

(2, 1),自

然 に

(3, 0),周

囲 の環 境 (身 近 な場所 で購 入 で き るよ うにな った

)(1,0),自

分 の健 康 に対す る認 識

(1,0),

外 部か らの情報

(0, 1)

[目 的] 不 明

(8, 5),

リラ ックス・ ス トレス解 消

(3, 0),具

体 的 な健 康 問題 の改 善 。 予 防

(1, 2),健

康 の維持

(1, 0),自

然 に

(1, 0)

(35)

[継続効 果] 不 明

(7, 5),体

調 が よ い

(2, 1),具

体 的 な健 康 問題 の 改 善

(1, 1),特

に な し

(2, 0),精

神 面 へ の好影 響 (気分 爽 快

)(0, 1)

[継続 の秘 訣] 不 明

(9, 5),健

康 に対 す る認 識

(1, 0),か

らだが受 け付 けな くな る

(1,0),

自分 で 決 ま り事 を作 る (休肝 日の 設 定

)(1, 0),お

い しさ

(0, 1),継

続 す る具 体 的 な健 康 問題

(0, 1)

(6)検診 につ いて 男 性23名 (79.3%)、 女 性 16名

(69,6%)か

ら回答が得 られ た。 健 康 診 断 につ いて は 、男 女 とも 自 らの意 識 によ って取 り組 む健康 行 動 とい うよ りは 、 職場 にお け る義務 と して 当然受 ける もの と認識 されて い る人が多 か った。したが って 、 き っか け と目的 も同様 の 内容 が男 女 とも多 くみ られ た。 また 、継 続効 果 お よび継続 の 秘 訣 につ いて は 、男 女 と も健康 問題 の早期発見 や維 持 につ なが る ことが 多 く記 述 され て いた。 [行動 内容] 回答者 は大 部 分 が職 場 で の健康 診 断 を受 けてお り、異 常が発見 され た場合 に は医療 機 関で精 密検 査 を受 けた り、人 間 ドッグ によ り定期 的 に健康状態 を調 べ て いた。 [き っか け] 不 明

(10, 7),職

(8, 5),対

象 年 齢

(3, 1),補

助 が で る

(1, 1),周

囲 (健康 保 険 組 合

)の

勧 め

(1, 1),自

分 の病 気

(0, 1),周

囲 の環 境 (受けな い と周 囲の人 に知 れ る

)(0, 1),社

会 的 出来事

(0, 1)

[目 的] 不 明

(14, 6),職

場 にお け る義務

(4, 6),健

康 の維 持

(3, 3),具

体 的 な 健康 問題 の予 防

(2, 1),

自分 の病気 の管理

(1, 0)

[継続効 果] 不 明

(10, 6),健

康 問題 の早期 発 見

(4, 5),健

康 を考 え る 目安

(5,4),

安 心

(2, 1),特

にな し

(2, 0),家

族 との交流

(1, 0)

[継続 の秘 訣] 不 明

(16, 12),利

点 が あ る (悪化 予 防

,長

生 き な ど

)(1, 3),職

場 の 指 示

(2, 1),当

た り前 の ことで あ る

(2, 0),特

にな し

(2, 0)

以上、各項 目ごとに行動内容 、きっか け、 目的、継続効果 、継続 の秘訣 に関 してみ てきたが、 これ らの健康探究行動が 中断 された人の理 由をみ ると、男女 とも、時間や ―-33-―

(36)

家族 の問題な ど、生活スタイル の調整が鍵 とな ることが示唆 された。 また、 これ ら健 康 に関す る情報 は、医療機 関な どの専 門家 による指導 のほか、マ スメデ ィアや 自分が 居住 している地域 の近隣者、講演会な ど、さまざまな方法 によって入手 されて いた。 6。 まとめ (1)健康状態 の評価 の 目安 として、男女 とも「明確 (具体 的

)な

健康 問題 の有無」 を あげている比率が

1番

高かった (男性約

72%,女

性約 52%)。 しか し、次 に 「か らだ 全体 の状態」 をあげて いる比率が女性で約

4割

み られ るのに対 し、男性で は約

2割

で あ り、順位 は同 じものの違 いがみ られた。 (21健康状態 の評価 の理 由づ けとして、男女 とも「明確 (具体 的

)な

健康 問題 の有無」 をあげている比率が

1番

高か った (男性約

66%,女

性約 83%)。 続 いて、男女 とも「日 常生活行動 を通 して感 じる体調」、「か らだ全体 の状態」、「精神的状態」 の順 を示 して いた。ここでみ られた男女 の違 いは、男性だけに喫煙や飲酒 な どの「健康管理 の状態」 があげ られて いる ことであった。 (3)健康 に自信が ある と答 えた人は、男性

21名

(72.4%)、 女性

9名

(39.1%)で

、 男性 の方が多か った。そ の理 由は、男女 とも 「明確 (具体 的

)な

健康 問題がな い」が

1番

多 く (男性約

52%,女

性約 56%)、 次 に 「か らだ全体 の状態がよい」が続 いてい たが、以下 の順位 は男女 で異なってお り、男性 だ けに、「健康 管理 を して い る」、「回 復力・体 力がある」、「仕事ができる」があげ られていた。 (4)健康 に自信がない と答 えた人は、男性

8名

(27.6%)、 女性

14名 (60,9%)で

、 女性 の方が多か った。そ の理 由は、男性では 「明確 (具体 的

)な

健康 問題が ある」 と 「か らだ全体 の状態が よ くない」が同率

(50%)な

のに対 し、女性で は、「明確 (具 体 的

)な

健康 問題が ある」が約

8割

近 くみ られた。 (5)健康 を大切 に思 う程度 に関す る

5段

階評価 では、「非常 に大切 に思 う」が男性 20 名(69,0%)、 女性 19名 (82.6%)、 「どち らか というと大切に思 う」が男性

7名

(%。1%)、 女性

3名

(13.0%)、 「大切 に思 う」が男性

2名

(6.9%)、 女性1名

(4,3%)と

な って お り、「あま り大切 に思わない」、「大切 には思わない」とい う回答 はみ られなか った。 (6)健康 を大切 に思 う理 由は、男性では 「家族・ 自分のため」が約

59%と

最 も多 く、 以下 「病気・死 の体験 」、「元気で働 くため」、「か けが えのない財産」、「病気で迷惑 を か けた くない」、「長生 き したい」 と続 き、女性では 「家族 。自分 のため」、「か けが え のない財産J、 「病気・死 の体験」が同率 (約

35%)で

、以下 「病気 で迷惑 をか けた くないJ、 「元気で働 くため」、「長生き したい」の順 になってお り、男女間で違 いがみ られた。 (71健康 につ いて影響 された事柄 は、男女 とも周 囲の身近 な人 々の病気や死 の体験が 最 も多かった (男性約

86%,女

性約 74%)。 また男女間の違 いは、女性で 自分 の病気

(37)

体験 をあげている人が いた ことと、学習 の機会 をあげている人が男性 よ りも多か った ことである。 (8)健康維持・増進行動 について ① 食事 に関 して は、行動内容 、きっかけ、 目的 について男女 間で大 きな違 いはみ ら れなか った。 しか し若干名ではあ るが、継統効果 につ いて、女性 の方が男性 よ りも健 康 問題 の改善 をあげた人が多 く、継続 の秘訣 について、男性 の方が女性 よ りも家族 の 協力をあげた人が多 く、女性は男性 よ りも具体 的な方法 をあげている人が多か った。 ②運動 に関 して は、歩 くことが最 も多 く選択 されてお り、きっか けは、男性 の方が 具体 的な健康 問題や 日頃感 じて いる老化や体 力の減退 をあげて いる人が多 く、継続効 果 について も、男性では具体的な健康 問題 の改善や予防 をあげて いる人が多 くみ られ た。 また、男女 とも友人や家族 か らの誘 いが きっか けで運動 を開始 し、そ の 目的 には つき合 いが含 まれてお り、継続す る秘訣 につ いて も仲 間 と一緒 に行 うことが あげ られ ていた。 ③休養 に関 して は、行動内容 は睡眠 に関す るものが多 く、そ の傾向 は女性 の方 に多 くみ られた。 きっか けは、男女 とも具体 的な健康問題や 自分 の健康状態 の変化 による ものがあげ られてお り、 目的 と関連 して いた。継続効果 は、男性では活 力や意欲 の回 復が、女性では体調 のよさが多 くあげ られて いた。 また継続 の秘訣 につ いて 、男性が 仕事の調整や習慣化 な どをあげていたのに対 し、女性 は楽 しさ、ス トレス解 消 、効果 の実感な どをあげてお り、そ の内容 に違 いがみ られた。 ④ ス トレス対処 に関 しては、行動 内容 は男女 とも、外 出や趣 味、運動 な どが多 くあ げ られて いた。 きっか けは、男性 の方が女性 よ りも社会的出来事 をあげて いた人が多 く、女性 は友 人や家族 の勧 め、 これ までの経験 によるものをあげて いた。 目的 は、男 性 の方が精神面 の健康 の維持 をあげた人が多 く、女性 は男性 よ りも内容 が分散 して い た。 しか し継続効果 は、男女 とも精神面 に及 ぼすよい影響 を多 くあげて いた。 また継 続の秘訣 は、好 きで楽 しい ことが要 となっていると思われた。 ⑤ 嗜好 品 に関す る行動 内容 は、男女 とも飲酒や喫煙 に関す るものが多か ったが、女 性 の場合 、意識 して行 って いる健康行動 とい うよ りは、強 いて記述 した とい う内容で あった。 きっか けは、具体 的な健康 問題 を少数 の人が あげて いた。 目的 は、精神面 と 身体面両方の健康が あげ られて いたが 、精神面 につ いては男性 のみが 回答 して いた。 継続効果 は、男女 とも体調 のよさ、具体 的な健康 問題 の改善 をあげて いた。継続 の秘 訣 につ いては、回答数が少なか ったが、男女の行動 内容 の違 いが反映 されて いた。 ⑥健康診断に関 しては、男女 とも健康行動 とい うよ り職場 にお ける義務で あ ると認 識 して いる人が多 く、きっか け と目的 も同様 の内容が多か った。 また、継続効果およ び継統 の秘訣は、男女 とも健康 問題 の早期発見や維持 をあげていた。 ―-35-―

表 1  対象 者の特 性 対象者数  52名      男性  29名 (55,8%) 女性  23名 (44.2%) 年齢    平均年齢  45.2(SD8.4)才 40才 未満     15名 (28.9%) 41才 〜 50才 未満   22名 (42.3%) 50才 以上     15名 (28.9%) 有配偶者               43名 (84.3%) 子 どもを有す る人           48名 (94.1%) 子 どもの数    平均 2.4人 2‑3人 有す る人  42名
表 3  配偶者の有無とSE得 点の平均値 人数     平均値 27.7 28.4 23.8配偶者 あ りな し51438 p=0.0129 表 4 SE得 点と LOC得 点および健康状態の評価点の相関係数 SE得 点  LOC得 点    健康状態 の評価 点 SE得 点 LOC得 点 0.34304*‐0.05250‐0.40189** ‡ p=0.0127   ホ *P=0.003 表 5  健康への自信 ①明確 (具 体的な )健 康問題の有無 ②からだ全体の状態・・快調⇔不調 ③回復力・体力が
表 6  健康状態の評価の平均値 健康状態 の評点     平均 表 7健 康状態の評価の視点とバロメーター6.9(SDl.8)点男性       7.0(SDl.8)女性       6.8(SDl.8)健康 に 自信 あ り 7.6(SDl.5)自信 な し 6.1(SDl.9) ] * *P=0,002 (健 康 のバ ロメー ター ) 病気・ 症状がない か らだの 「 1決 調 さ」 「快 さ」 快食・ 1供 眠・快便 「や る気」「意欲」 嗜好 品の 「おい しさ」①明確(具体的)な健康問題の有
表 9  健康の考え方に影響した事柄 身 内・ 友人 の病気・ 死の体験 自分 の病気体験 学習の機会 健康診 断 表 10   健康維持・増進行動 健 康探求行動 健 康状態 の 話 価 \ 健康へ の 自信 健康 の価値観 図 2  健康に対する考え方と健康維持・増進行動行  動きつか け目  的継 続効果継 続 の秘訣中断理 由情報の入手 食事・ 運動・休養・ 嗜好 品・ ス トレス対処・健診具体 的な健康 問題 、か らだの調子、社会 的 出来事健康維持 、具体 的な健康 問題 の改善や予防ス トレ
+2

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