特別支援学級 遊びの指導学習指導案
指導者 ○○ ○○ 1 単元名 お買い物に行こう(運動遊び) 2 目 標 (1)遊びに主体的に取り組み、楽しく遊ぶことができるようにする。(関心・意欲・態度) (2)平均台やマットなどを使って、歩く、跳ぶなどの多様な基本の運動の動きを経験でき るようにする。(技能) 3 本単元の指導の構え (1)子供たちの実態 本学級の子どもは、2年生1名で、すれ違う先生や他学年の友達にタッチを自分からねだ るなど明るく元気である。鬼ごっこが好きで、「逃げていく」と鬼ごっこをしたいことを伝え たり相手を押したりして遊びに誘っている。これまでに、平均台遊びやボール遊び、遊具遊 び、タッチ遊び(両足跳び上がり)などの運動遊びを経験してきている。その中で、苦手な ことも教師の誘いに応じてやってみようとしたり、好きな遊びを要求し繰り返し楽しんだり する姿が見られる。 そこで、本単元を取り上げ、色々な遊びや活動を経験することで体を動かすことの楽しさ や喜びを味わい余暇活動につなげたり、運動の基礎的技能を養い、基本的な体力の向上を図 るなど日常の生活を豊かにすることができると考える。 (2)題材に対する考え方及び教材の価値 本単元は、歩く、跳ぶなどの動きを組み合わせた遊びを通して、日常生活における動きの 経験を増やしながら体を動かすことの楽しさを味わうことができ、楽しく明るい生活をして いくことをねらいとしている。 歩く、跳ぶなどの動きを取り入れた遊びは、生活経験に即した動きで児童も安心して楽し く取り組むことができ、今後の色々な活動への抵抗感を減らし、体を動かすことの楽しさを 味わわせることができると考える。また、児童の大好きなパン屋さんへのお買い物の道筋に、 平均台遊びや跳び上がる動きを組み込んだ本単元の遊びは、児童の興味関心を引き出し、意 欲的な活動を促すことができると考える。これは、生活への積極的な態度の育成につながり、 余暇活動や交流学級での学習などでの望ましい人間関係を促すことができるようになると考 える。これらの遊びの課題は、生活単元学習や体育等の学習の課題へと移行し、発展してい くものである。 (3)支援の考え方 本単元の指導にあたっては、色々な動きを組み合わせた遊びをすることで、歩く、跳ぶな どの基本的な運動を行い、体を動かすことの楽しさや体を動かす快い体験を味わわせたい。 そのために、まず「であう段階」で、児童の大好きなパン屋さんを提示して興味・関心を 持たせ、そこへの道筋に1~2つの運動遊びを設けた遊びの場を設定することで、本単元の 遊びの見通しを持つことができるようにする。次に、「つくる段階」では、歩く、跳ぶなどの 動きを取り入れた遊びに取り組みながら、体を動かすことの楽しさを味わわせたり、活動へ の自信を持たせたりすることができるようにしたい。「深める段階」では、これらの遊びをい くつか組み合わせた場を設けて、教師と一緒にどの活動をするか選択して順番を決めたり、 活動を工夫したりする場を設けて、主体的にかかわりながら楽しめるようにしたい。「いかす 段階」では、活動を全部組み合わせてできた長い道筋の遊びの場やパン屋さんでパンを買う 遊びを設けて、楽しく基本の運動に取り組んだり体を動かす快さを味わったりすることがで きるようにしたい。4 指導計画(7時間) 段階 学 習 活 動 配時 教 師 の 支 援 評価の観点 で あ う / つ く る / 深 め る / 生 か す 1 パン屋さんへのお買 い物遊びについて知る。 2 色 々 な 動 き の 遊 び を する。 ・ くぐる遊び ・ 転がり遊び ・ ケンパ遊び ・ 平均台遊び ・ ジャンプ遊び 3 いくつかの動きを組 み合わせて遊びの場を 作って遊ぶ。 (1)教師がつくった遊び の場で遊ぶ。 (2)好きな動きを選んで 遊 び の 場 を つ く っ て 遊ぶ。 ① 遊 び カ ー ド を 選 ん で 遊びの道を作る。 ②遊んでみる。 ③ ケ ン パ 遊 び や 平 均 台 遊びの動きを変えて、 くり返し遊ぶ。 4 全 部 の 動 き を つ な げ てお買い物遊びをする。 1 2 2 2 本時 (1/2) ○ 児童の好きなパン屋さんや平均 台遊びなどの遊びの場を提示し て、本単元学習への興味や見通し をもたせる。 ○ 児童の実態に応じた活動を用意 し、苦手な活動にも楽しんで取り 組めるようにする。 ○ 運動遊びを1順できたらカード にシールを貼っていくことで、活 動の見通しを持ち、意欲的に体を 動かすことができるようにする。 ○ パン屋さんとパンを用意するこ とで、繰り返し意欲的に遊ぶこと ができるようにする。 ○ 苦手な活動は、横について一緒 に活動したり手を添えたりするな どの支援を行って、安心して楽し めるようにする。 ○ 自分で動きを選んでパン屋さん への買い物道を作れるように、カ ードやボードを準備する。 ○ 自発的な発言や行動をほめなが ら積極的な活動を引き出し、体を 動かすことの楽しさを味わうこと ができるようにする。 ○ 歩数や障害物の数などを児童が 工夫できるようにすることで、主 体的に遊びに関わることができる ようにする。 ○ 全ての動きを1列につないだ長 い買い物道やパン屋さん・パンを 提示して、意欲的に取り組めるよ うにする。 ・色 々 な 動 き の 遊 び を 楽 し ん で い る 。( 関 心・意 欲・態 度) ・ 歩 く 、 跳 ぶ 、 転 が る な ど の 基 本 的 な 運 動 を す る こ と が で き る 。(技能 ) ・い く つ か の 動 き を 組 み 合 わ せ た 遊 び の 場 で 楽 し く 体 を 動 か し て い る 。 ( 関 心・意 欲 ・ 態 度 ) 5 主眼 ◎ 色々な動きをつないだ長い遊びの場で楽しく遊ぶことができる。 ○ 色々な動きの遊びをしながら、体を動かすことを楽しむことができる。 6 準備 CD ラジカセ マット 踏み板 フープ 箱の積み木 平均台 カード パン屋さんとパン タイマー 遊 び の 道 を 通 っ て、パン屋さんへお 買い物に行こう。
5つの動きについての児童の実態 くぐる遊び 四つ這いは、手足の動きもスムーズにできるが好まず短距離行う。 転がる遊び 手足を伸ばして自分で横に転がることができる。途中から手足が曲がり進路 も曲がる。 ケンパ遊び 連続したフープや足跡には、その前後や2~3歩同じ場所に足を付く。 平均台遊び バランスを取って上手に渡る。障害物をまたいだり手に取ったりできる。 ジャンプ遊び 高 い 場 所 に 手 を 伸 ば そ う と し て 意 識 し て 両 足 で 飛 び 上 が る こ と が で き る よ うになってきた。紐等を飛び越える時には足がそろわないことがある。 7 本時展開(6/7) 段階 学 習 活 動 教師の支援と評価 で あ う / つ く る / 深 め る / 生 か す 1 歌を歌う。 2 お 買 い 物 遊 び を 確 認 し 本 時 学 習 の めあてを確かめる。 (めあて) 3 本時学習の流れを確かめ、長い遊び の場で遊ぶ。 (1) 道具の準備をする。 (2) 本時の流れと活動を確認する。 ① パ ン 屋 さ ん へ の 道 を 歩 い て 教 師 と一緒に見て回る。 ②遊び方や時間などを確かめる。 (3) 長い遊びの場で遊ぶ。 ・ケンパ遊びや平均台遊びの動きを変化 させて遊ぶ。 4 片づけを行い、活動を振り返る。 ○ 歌 い な れ た 歌 を 歌 っ て 楽 し い 雰 囲 気 作 りをする。 ○ パン屋さんを確認して、本時学習のめあ てを提示する。 ○ 児 童 が 持 ち 運 び 可 能 な 道 具 の 準 備 を 教 師と一緒に行う。 ○ 遊 び の コ ー ス を 教 師 と 一 緒 に 順 に 見 て 回りながら確認することで、本時の遊びの 場や活動の見通しが持てるようにする。 ○ 遊びの場を森に見立てたり、パン屋さん やパンを準備したりすることで、繰り返し やってみようという意欲を持たせる。 ○ できた活動を認め賞賛することで、体を 動 か す こ と の 楽 し さ を 味 わ う こ と が で き るようにするとともに、最後まで意欲的に 活動できるようにする。 ○ ケンパ遊びでは歩数やハードルの数・置 き方を、平均台遊びではわたり方を、教師 と一緒に変えて変化させることで、遊びに 主 体 的 に 働 き か け て 活 動 を 楽 し も う と す ることができるようにする。 ○ 安 全 に 片 づ け で き る も の を 教 師 と 一 緒 に片づけるようにする。 ○ 教師が本時の頑張りを賞賛することで、 満足感を味わわせ、体を動かして遊ぶこと の楽しさを一緒に振り替えるようにする。 森を通って、パンをたくさん買い に行こう。 色 々 な 動 き を つ な げ た 遊 び の 場 で 楽 しく遊ぶことができる。