「枚方市文化財保存活用基金」及び「ふるさと納税寄附金」について
1.枚方市文化財保存活用基金について
(経過)
平成 30 年 4 月 1 日付で解散した、公益財団法人 枚方市文化財研究調査会の清算手続きに伴い、
残余財産の一部(3千万円)を原資として、平成 30 年度末に創設された基金
(目的)
市民共有の財産である文化財の保存や活用を促進し、歴史の薫りを豊かに伝えるまちづくりにつなげ
るとともに、文化財保護意識の涵養と郷土に対する愛着を醸成する。
(文化財保存活用基金の使い道について)【例】
○ 自然災害その他の理由により破損した指定文化財の修復・復旧等に必要な事業
(破損した文化財の修復・復旧に迅速に対応)
○ 新たな文化財の保存、活用のための事業
○ 文化財保護の理解に繋がる新たな啓発普及のための事業
基金を充当するにあたっては、必要に応じ、専門家の意見を聞くことや庁内協議等を行う。
2.寄附の方法
文化財の保存や活用に対する寄附については、ふるさと納税やクラウド・ファンディングなども活
用する。(郷土に対する愛着の醸成)
(1)枚方市のふるさと納税寄附金について (資料 参照)
(内容)
平成 20 年度創設制度。2 千円を超える寄附を行った場合に、一定限度額まで個人住民税と所得税の
一部が、市在住問わず減額されるが、令和元年 6 月 1 日より枚方市民への返礼品はなし。
○専門ポータルサイト:さとふる、ふるさとチョイス
※枚方市外在住者で、個人として1万円以上寄附の方は返礼品有。
※寄附時の主な使い道の選択:「文化財の保存及び活用を推進する事業に活用します。」
※返礼品:菓子、生鮮品、加工食品、物品、ご当地グッズ、サービスや体験
(2)(ガバメント・)クラウド・ファンディングについて
(内容)
(行政が)課題解決のために、ふるさと納税寄附金の使い道をより具体的にプロジェクトし、プロ
ジェクトに共感した方から寄附を募る仕組み。
※現時点で、枚方市においてはサイト登録しておらず、利用できない。
【他市の例】基金の活用例
(向日市)「拡張現実 AR アプリの開発と史跡整備による魅力発信」
(国費以外は市文化振興基金活用)
観光客等が市内を歩きながらスマートフォン用アプリで地図上に表示
された文化財を選択すると、名称と解説が表示され AR で再現された史
跡などを現在の風景と重ね合わせ、その場にちなんだ建築物や人物が登
場し一緒に記念撮影をすることができる。
又アプリ開発に伴う史跡の3次元データを利用したペーパークラフト
の作成・販売等により地域内の文化財の魅力を分りやすく発信し、若者
の文化財への関心・理解力向上とともに、広域的な文化財情報の発信、
観光振興に寄与している。
【他市の例】ふるさと納税 《文化財、遺跡関係》
(佐賀市)「伝統文化・遺跡等の保存・継承・振興」
地域で伝承されてきた伝統文化・芸能・文化財・工芸等の保存・継承・振興のため、又遺跡の
保存活用のために活用。
「幕末産業遺産の保存・活用」
世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産である三重津海軍所跡を始め、幕末佐賀藩の
産業遺産の保存活用等に活用。
(天理市)「古墳のまちの推進」
市内に約 1,700 基存在する古墳や遺跡の調査研究、保存等に活用。 他「山の辺の道の保全活用」
(王子町)「達磨寺方丈修復事業」
奈良県指定文化財「達磨寺方丈」の修復に活用。
【他市の例】ガバメント・クラウド・ファンディング
(国分寺市) 「もう迷わせない!東京の「へそ」国分寺市 観光案内看板制作プロジェクト!」
市内外の国分寺市を愛している方からの寄附で看板を設置
し、1人でも多くの方が道に迷わないおもてなしの環境整備
約 10 万円/看板1基×20 基分、一口 1 万円、
寄附看板に寄附者のネームプレート取り付け。
寄附額 200 万円=目標額 200 万円、
2017.4/28~9/29 155 日間 88 人
(泉佐野市)「重要文化財、奥家住宅の再生プロジェクト」
市唯一の国重要文化財、1600 年建築の農家、老朽化に伴う保存修理のため、
市管理で一般公開 寄附額 690 万円=目標額 500 万円、
2015.4/23~7/22 90 日間 149 人
(報告4)
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