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もくじ ソフトウェア品質シンポジウム 2016 > はじめに > 社外活動でおこなったこと > 社外活動の効果 > 社外活動のはじめかた 育てかた 2

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(1)

社外活動による効果と

社外活動のはじめかた・育てかた

株式会社Fusic 事業推進部 ○福田 里奈 e-mail:fukuda@fusic.co.jp ソフトウェア品質シンポジウム2016

(2)

もくじ

>

はじめに

>

社外活動でおこなったこと

>

社外活動の効果

>

社外活動のはじめかた、育てかた

2

(3)

自己紹介

> 福田 里奈 > 現職: > 株式会社Fusic(フュージック) 本社:福岡市 > システムテスト、社内受入れテストを一人でおこなっている > テスト期間:数日~数カ月 > 社外活動 > NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)会員 > ソフトウェアシンポジウム(JaSST)九州 実行委員長 > 九州ソフトウェアテスト勉強会 主宰 > 探索的テスト研究会 3 はじめに ソフトウェア品質シンポジウム2016

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Fusicについて

> 会社概要 > 設立年月:2003年 従業員数:36人 > Webシステム・アプリケーション開発 > 業務系Webシステム > 新規事業開発におけるITパートナー > IoT開発 > 自社サービス開発および提供 > AWSクラウドインフラ構築 4 はじめに

(5)

自己紹介

5 はじめに > 福田 里奈 > 現職: > 株式会社Fusic(フュージック) 本社:福岡市 > システムテスト、社内受入れテストを一人でおこなっている > テスト期間:数日~数カ月 > 社外活動 > NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)会員 > ソフトウェアシンポジウム(JaSST)九州 実行委員長 > 九州ソフトウェアテスト勉強会 主宰 > 探索的テスト研究会 ソフトウェア品質シンポジウム2016

(6)

社外活動とは

> 今回発表する社外活動とは、業務以外で活動す る勉強会/SNSでの学習/シンポジウム等を指す > 各活動で、参加者・運営者・登壇者をしている 6 勉強会 シンポジウム 学習 SNS オンラインの会話の場 登壇者 登壇者 運営者 運営者 参加者 参加者 はじめに

(7)

背景:こんな声はありませんか?

> 社外活動をうまく社内に展開できていない > 部下や同僚にもっと社外に出てもらいたいが、 効果をうまく伝えられない > 参加したいと思う勉強会はあるが、自身に制約 があり参加できない > 地方の事業所の社員にも社外活動に積極的に なって欲しいが、そもそも開催されていない 7 はじめに

(8)

社外活動でおこなったこと

九州ソフトウェアテスト勉強会を3年間おこなった結果

(9)

勉強会を3年間おこなった結果

> 2003年5月設立 > 勉強会メンバー(FaceBookグループ登録人数)

253

人 > 実施した勉強会参加者のべ人数

258

人 > 実施する勉強会は安定して

10

人以上の参加者が 集まるようになった。 (社内からの参加者については 後述) 9 社外活動でおこなったこと 運営者

(10)

参加者アンケート

> ゲーム・WEBの参加者が多い > 多くの方が満足している > 理解しやすい内容を提供できた 10 満足 40% ほぼ満 足 42% どちらと も言えな い 14% その他 2% わからな い 2% 内容について 理解でき た 31% どちらか と言えば 理解でき た 58% どちらか と言えば 理解でき なかった 11% 内容は理解できましたか 74 38 25 6 3 2 2 1 1 1 0 10 20 30 40 50 60 70 80 業種 社外活動でおこなったこと 運営者

(11)

社内のソフトウェアテストの興味

> 各地から講師が来ること で参加人数が増えている > 様々な種類にすることで 参加人数が増えている 11 各回のタイトル 1.事例紹介&座談会~ 2.PictMasterを使ってみよう~ 3.タイトルなし 4.~@gen519さんSpecial~ 5.テスコン連覇者に学ぶ 6.アンカンファレンス 7.電通大 西康晴氏をお迎えして 8.バグチケットによるバグ分析をしてみよう 9.タイトルなし 10.適切な品質モデルの使い方 -北の国から'14-11.オレオレ流JSTQB FL勉強術 12.マインドマップでテスト設計 13.沖縄開催スペシャル!!! 14.電通大 西康晴氏と考えるテスト設計 15.Appiumに関するワークショップ 16.はじめてのテスト講座 ~初心者向けソフトウェアテストのお話~ 17.新卒エンジニア向けQAレクチャー&バグ擬人化 18.広島でソフトウェアテストの勉強会 19.テストでの知見を次のレビューで活かすために 20.~SaPID問題モデリングワーク in 福岡~ 21.「つながる世界のソフトウェア品質ガイド」 22.~TDD/BDD実践者のテストアーキテクトに 聞け~ 23.~Startup.Retrospective~ 24.~探索的テスト~ 25.はじめてのテスト講座 ~初心者向けソフトウェアテストのお話~ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 社内参加人数推移 (人) (回) 社外活動でおこなったこと

(12)

社外活動の効果

社内参加者の変化

(13)

社内参加者の効果

> 気づき・意識の向上 > “当然”のレベルが会社や個人によって異なること > テスターとエンジニアが担保する部分を切り分ける > 新しい観点 > 問題解決 > 文言 > 使いやすさ、言葉の妥当性、デザイン > 実践 > 命名規則の取り決め > 用語集の作成 13 社外活動の効果 ソフトウェア品質シンポジウム2016

(14)

社外活動の効果

私の変化

(15)

バグ起票のルール化

> URLを記載 > スクリーンショットと、スクリーンショットにハイラ イト表示、コメントを入れる > 本文には改善策、提案内容を記載 > エンジニアに納得してもらうために、意図や説明をい れる 15 タイトル: 「XX作成」ファイルサイズのバリデーションメッセージについて 本文:http://xx/xx/ReportReporttypes/add 現在:ファイルのサイズが2MB未満でなければなりません 提案:1ファイルサイズは10MB以下にしてください ■説明 2MB→10MBの間違い? 「未満」→「以下」?ボタンは以下になっていて、メッセージは未満になっています。 どちらかに合わせてください。 ユーザーが次にアクションしやすい表現にしてください。 「~でなければならない」ではなく「~してください」になるメッセージを考える 社外活動の効果 ソフトウェア品質シンポジウム2016

(16)

文章チェック能力の向上

> シンポジウムのレポーターをおこなった > 文章チェックをしていただく機会を得た。 ⇒業務での日本語も意識するようになった 16 社外活動の効果 参加者

(17)

社外活動後のチケット起票数の推移

※データは複数の案件のチケット数を集計 > 社外活動をはじめた2012年秋頃から、デザインの指摘 が増えているが、却下されるチケットも増えた 17 0 50 100 150 200 250 300 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 2 月 6 月 11 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 2008 年 2010 年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016 年 チケット数の推移 却下 終了 終了 件数 却下 件数 0 10 20 30 40 50 60 70 2 月 6 月 11 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 10 月 2 月 6 月 2008 年 2010 年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016 年 指摘種類の推移 サポート・要望 デザイン バグ バグ 要望、デザイン 件数 社外活動の効果 > システムを多面的に見るようになった

(18)

社内へのフィードバック

> 登壇することにより、多くの方からフィード バックをいただく機会が増えた。 ⇒フィードバックの内容を展開すること により私自身の社内評価が向上した ⇒社外活動に興味を持つ人が増えた > 聴講したプレゼンのテクニックやスタイルを自 分でも取り入れ、登壇をおこなうになった。 ⇒登壇は会社の宣伝効果に 18 社外活動の効果 登壇者

(19)

SNSを使って問題解決のループ

> SNSを使うことにより、常に色んな方からの知見を得 られるようになった 19 社内共有 システムに情報を 貯める 問題解決 社外展開 (SNS、ブログ) 社外SNS Twitter、Facebook 社内Slack 聞いてみる 社外活動の効果 > 不満→解決することでポジティブに考えられるようになった > 社外の事例に共有することで「私たちもやれるかも」と思うことが増えた 問題発生 ソフトウェア品質シンポジウム2016

(20)

SNSを使って問題解決のループ

(実例) 20 社内新人教育 問題解決 社外セミナー 「新入社員にテストについて の研修をして欲しい。」 と言われたら、 どんなことについて 教えますか?? https://www.facebook.com/grou ps/Testing.Qshu/permalink/830 149713739128/ マイヤーズの三角形問題を 勉強会でするよーって 言ったら、 思ってたより色々大変だと いうことを教えてもらって 深かったときの話 http://togetter.com/li/843768 社外活動の効果 社内新人教育 をして欲しい

(21)

社外活動の

はじめかた、育てかた

21

(22)

社外活動ができない原因と解決策(1)

> 活動資金がない > 補助してもらう > 会社に出資(参加費の補助)してもらう、会場提供してもらう > NPO法人のレポーターとして参加する > 発表者として登壇することで招待してもらう > 活動資金がかからない方法を採用 > オンラインでできるようにする > 子どもが小さくて夜外出できない > 自宅でできる工夫 > 自宅でもできるようにオンラインでおこなう > 子どもが就寝したあとの時間におこなう > 子連れ参加可能にする/お願いする 22 社外活動のはじめかた、育てかた

(23)

社外活動ができない原因と解決策(2)

> 一緒に勉強する仲間がいない > オンラインで探す > オンラインで勉強会に参加させてもらう > Twitterなどでオンラインでもディスカッションできるようにする > 勉強会を作り募る > 勉強会を作り運営することで、仲間が増える 23 社外活動のはじめかた、育てかた

(24)

社外活動ができない原因と解決策(3)

> 地域に活動がない > オンラインで解決 > FaceBookグループなどSNSを利用した勉強会を作る(地域も参加しや すく、地域外の参加も可能) > 遠方の勉強会を中継する > 実際に勉強会を実施する > 知見のある技術者に勉強会に参加してもらう > 知見のある技術者に勉強会の講師としてお呼びする 24 社外活動のはじめかた、育てかた

(25)

大切にしているポイント

> ポジティブに > ネガティブな発言に人はついてこない。楽しい からこそ人は興味が沸き、集まる > オンライン公開できるものはする > 広く知られることで、次につながる、遠くの地 域にも参考になることが多い > はやく > 知見のある人や教えてくれる人は大抵自分より 忙しい。自己都合でお待たせしないように即座 に対応する 25 社外活動のはじめかた、育てかた 登壇者 参加者 ソフトウェア品質シンポジウム2016

(26)

実施結果

> 同じような悩みを持つ仲間を見つけて、そのお 手伝いや知見を伝えることで、問題を解決する > オンラインで遠方の勉強会を中継する > 遠方の人にも知ってもらえるため、出張時や旅 行時に勉強会に登壇・参加してもらえるように なった > 「問題解決」や「改善活動」、「レビュー」 など幅広い分野の勉強の機会になった 26 社外活動のはじめかた、育てかた

(27)

今後の課題

> 種類や原因を記録することで、チケットの分析 をより詳しくする > テストに関する情報を私以外の人も主体的に情 報を得る工夫 > 「テストに関することは福田さんが情報を流 してくれる」と私に任せきりになっていると ころがありそう > 公開した資料についての関心が薄い > 運営が一人に偏っているため、個々でも勉強会 を開催できる環境の整備 27 おわりに ソフトウェア品質シンポジウム2016

(28)

まとめ

> 参加者・運営・登壇と社外活動を様々な形で おこなうことで、社内にフィードバックするこ とができる > 社内参加者を増やすことで、様々な観点で開発 に役立つことができる > 社外活動は無理なくはじめられる 28 おわりに

(29)

ありがとう

ございました

参照

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弊社または関係会社は本製品および関連情報につき、明示または黙示を問わず、いかなる権利を許諾するものでもなく、またそれらの市場適応性

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