東三河地域 の労働 市場 分析
職 業 安 定 年 報 と経 済 セ ンサ ス を用 い て
杉 浦 裕 晃
AnAnalysisoftheLaborMarketofEast MikawaDistrict
‐UsingAnnualReportonEmploymentReferrals andEconomicCensusforBusinessFrame‐
Sugiura,Hiroaki
Abstract ThispaperanalysesthecharacteristicsofthelabormarketofEastMikawa
districtusingShokugi/o/1ὴeご ノVenpou(Annual・ReportoηEmploT/mentReferア αJs/
andEconomicCensusforBusinessFrame.According[oAnnualReporton EmploymentReferrals,wecanfindasmalldistancebetweenresidenceandwork placeinEastMikawadistrict.Thepeopletendtolookforandfindajobwithin thedistrict.Combiningthetwostatistics,wecananalyzethematchingbetween vacancyandunemployedpersonbyindustryinthelabormarketofthedistrict.
は じめ に
地域 労働 市場 を ど う活性 化 す るか とい う問題 は 全 国 各 地 で 検 討 され て い る 問 題 で あ る。三 位 一 体 の 改 革 に よって 地 域 間所 得 移 転 は縮 小 され,地 域 経 済
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が 自立 す る こ とが 一 層 求 め られ て い る。2011年3月ll日 の 東 日 本 大 震 災 で は,製 造 業 が 集 積 して い る東 北 地 方 の存 在 感 を 思 わ ぬ 形 で 再 認 識 させ た が, 同 時 に,地 方 が リス ク を負 う形 で 都 市 の 電 力 需 要 を支 え る と い う電 力 供 給 構 造,厳 然 と存 在 し続 け る地 域 間 経 済 格 差,少 子 高齢 化 が進 ん だ 過 疎 地 域 の現 実 を非 情 な 形 で 露 呈 す る こ とに な った 。 大 震 災 か らの復 興,原 子 力 発 電 を め ぐ る問題 に 追 わ れ て 見 失 いが ちで あ るが,地 域 労働 市 場 を 活性 化 させ る こ と は地 域 経 済 が 自立 す る こ とに よ り達 成 す べ き課 題 で あ り,解 決 に向 けて 模 索 を続 け なけ れ ば な らな い 。
経 済 的 に 好 調 と言 わ れ た愛 知 県 は,「 い ざな ぎ越 え」 と評 され た 緩 や か な景 気 拡 大 局 面 に お い て,新 規 学 卒 者 を 除 きパ ー トタイム を含 む 有 効 求 人 倍 率 で 2007年 度 に1.91倍 とい う驚 異 的 な値 を 記 録 した。 そ の 後,日 本 経 済 全 体 の 傾 向 に沿 うよ うに愛 知 県 も また 景 気後 退局 面 に転 じて い たが,2008年9月 の リーマン ・シ ョック に伴 う負 の 影 響 は特 に大 き く,先 述 の有 効 求 人 倍 率 は2008 年 度 に1.27倍,2009年 度 に は0.51倍 と大 き く落 ち込 む ことに なった 。2011年 度 は東 日本 大 震 災 に伴 う トヨ タ 自動 車 の操 業 停 止 の影 響 もあ っ た が,愛 知 県 の 経 済 は 強 力 な産 業集 積 を生 か して 早期 に回 復 す る こ とが 期 待 され て い る。
新 た な局 面 を迎 え成 長 軌 道 を 目指 す愛 知 県 は,全 国 的 に見 れ ば産 業 集 積 も 人 口集 中 も進 ん で い て 前 途 は明 るい よ うに も見 え る。 しか し,愛 知 県 は全 域
を通 じて産 業 集 積 と人 口集 中 が 進 ん で い る わ けで は な く,愛 知 県 内 に は地 域 内 格差 と も呼 ぶ こ とが で き る経 済格 差 が存 在 して い る。 特 に最 近 で は名 古 屋 市 へ の一 極 集 中現 象 が 見 られ る よ うに な り,三 重 県 四 日市 市 や 岐 阜 県 岐 阜 市 とと もに,岡 崎 市 や豊 橋 市 か ら百貨 店 が 撤 退 す るな ど,中 核 都 市 の 相 対 的 地 位 の低 下 が 見 られ る よ う にな って きた。 さ らに奥 三 河 地 域 はす で に過 疎 地 域 と して経 済 的 な 支援 が 必 要 と され て お り,中 核 都 市 の 地 位 低 下 を通 じて 波 及 的 に苦 境 に 立 た され る状 況 が進 行 して い る。
愛 知 県 は 尾 張,西 三 河,東 三 河 と特 徴 の 異 な る3地 域 か ら構 成 され て い る が,東 三 河 地 域 は そ の 中 で 最 も人 口規 模 が 小 さ く,中 核 都 市 で あ る豊 橋 市 の
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東三河地域 の労働 市場分析
相 対 的 地 位 も低 下 傾 向 に あ るた め,東 三 河 地 域 の 経 済 力 その もの に陰 りが見 え始 め て い る よ うに も思 わ れ る。 本 稿 で は 東 三 河 地 域 の労 働 市 場 の 現 状 を検 討 す る こ とに よ り,今 後 必 要 とな る施 策 の 方 向 につ い て も検 討 を進 め た い。
興 味 深 い の は,愛 知 県 内 に お い て は 東 三 河 地 域 に 限 り,「職 業 安 定 年 報 」 で用 い られ るハ ロー ワー クの 管 轄 地 域 と 「経 済 セ ンサ ス」 で用 い られ る県 内 地域 ブ ロ ッ クの 区 分 けが ち ょ う ど一 致 して い る とい う事 実 で あ る。 この 特 性 を活 用 して,「 職 業 安 定 年 報 」 と 「経 済 セ ンサ ス 」 の デ ー タ を組 み 合 わ せ る こ とに よ り,東 三 河 地 域 の労 働 市 場 に お け る求 人 と求 職 の マ ッチ ン グの状 況 を見 る こ とが 本 稿 の 大 き な特 徴 とな って い る。 ま た,「 職 業 安 定 年 報 」 の時 系列 デ ー タ を収 集 す る中 で,過 去数 年 間 の デ ー タに 誤 りが あ る こ とを発 見 し 愛 知 労 働 局 に報 告 で きた こ と も研 究 上の貢 献 とな って い る。
1.東 三 河地 域 の 労 働 市 場
こ こで は,「 職 業 安 定 年 報 」 の求 人 ・求 職 ・紹 介 ・就 職(充 足)と い うジ ョ ブサ ー チ に関 す る フ ロ ー デ ー タ を用 い て,東 三 河 地 域 の 労 働 市 場 の特 徴 を見 る こ とに しよ う。
東 三 河 地 域 で は,2003年 以 降 の 「平 成 の大 合 併 」 に よ り市 町 村 合 併 が進 ん だ 。 合 併 前 後 の 比 較 を す る上 で の便 宜 も考 え て,東 三 河 のハ ロー ワ ー ク (公共 職 業 安 定 所)の 管 轄 地 域 を ま とめ て お きた い 。 ハ ロ ー ワ ー ク豊 橋 の管 轄 地域(以 下 で は豊 橋 地 域)は,豊 橋 市 お よ び 田原 市(旧 渥 美 郡 田 原 町 ・赤 羽 根 町 ・渥 美 町)。 ハ ロー ワ ー ク豊 川(2007年 度 以 降 は 蒲 郡 出 張所 を含 む) の 管 轄 地域(以 下 で は 豊 川 地 域)は,豊 川 市(旧 宝 飯 郡 一 宮 町 ・音 羽 町 ・御 津 町 ・小 坂 井 町 を編 入)お よび 蒲 郡 市。 ハ ロ ー ワ ー ク新 城 の 管 轄 地 域(以 下 で は新 城 北 設 楽 地域)は,新 城 市(旧 南設 楽 郡 鳳 来 町 ・作 手 村 と と もに新 設 合 併),北 設 楽 郡 東 栄 町,同 郡 設 楽 町(旧 津 具 村 と と も に新 設 合 併),同 郡 豊 根 村(旧 富 山 村 を 編 入)で あ る。
3 一87一
図1は,ハ ロ ー ワ ー ク管 轄 地 域 別 に有 効 求 人 倍 率(年 度 平 均,原 数 値)の 推 移 を示 して い る。 た だ し,「 新 規 学 卒 者及 び パ ー トタ イ ム を 除 く」 デ ー タ で あ るた め,求 人 ・求職 と もに 正 規 労 働 が 中 心 とな って い る こ とに 注 意 を要 す る(D。 基 本 的 な ト レ ン ドは 各 地 域 で 共 通 して お り,1995〜1997年 度 に 比 較 的 安 定 して い た 有 効 求 人 倍 率 は,1998〜2002年 度 に極 め て 低 調 な推 移 を 見 せ る こ とに な る。2003年 度 以 降,低 調 で あ っ た 有 効 求 人 倍 率 は急 速 に 改 善 し,2007年 度 に は愛 知 県平 均 で2.0倍,豊 橋 地 域 で1.5倍 に迫 る勢 い で 驚 異 的 な雇 用 回 復 が 見 られ た 。2007年 度 以 降 は 急 激 な 低 下 が 見 られ る よ うに な り,2009年 度 で は愛 知 県 全 体 で0.44倍,豊 橋,豊 川,新 城 の 各 地 域 は そ れ ぞれ0.30倍,0.28倍,0.35倍 の水 準 まで 落 ち込 ん で い る。
東 三 河 地 域 の 有 効 求 人 倍 率 は,愛 知 県 平均 と比 較 して 常 に低 い こ とが 分 か る。 全 国 的 に見 て トッ プ レベ ル の 労働 需 要地 域 で あ る尾 張 ・西 三 河 地 域 と比 較 して しま う と,一 段 低 調 な 労働 市 場 とな っ て し ま う面 は 否 め ない 。 トレ ン
図1有 効求人倍率の推移(新 規学卒者及びパー トタイムを除 く)
z.0 1.8 1.6 1.4 1.2 1.O o.s O.6 0.a o.z o.o
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資 料:愛 知 労 働 局 「職 業 安 定 年 報 」
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東三河地域の労働市場 分析
ド的 に は 愛 知 県 平 均 の 動 きに そ の ま ま沿 う よ うな 動 き を 見せ つ つ,1990年 代 後 半 で は 県 平 均 を超 え て 推 移 して い た 豊 橋 お よ び 新 城 北 設 楽 地 域 で あ る が,1990年 代 末 に は県 平 均 を下 回 る よ うに な る。
ハ ロ ー ワー ク管 轄 地 域 別 に見 た 場 合,豊 橋 地 域 の 有 効 求 人 倍 率 が 最 も高 く,以 下 高 い 順 に 豊 川,新 城,蒲 郡(2006年 まで)と 続 く。2003年 以 降, 各 地 域 の 有効 求 人 倍 率 は上 昇 して い くが,新 城 北 設 楽地 域 の 上 昇幅 は他 地 域 よ り も低 い 。 景 気 回 復 局 面 に おい て,中 山 間地 域 に 該 当 す る新 城 北 設 楽 地 域 は雇 用 創 出 が 低 調 で,十 分 な景 気 回復 は見 られ な か っ た 。
図2は,ハ ロ ー ワー ク管 轄 地 域 別 に 有 効 求 人 倍 率(年 度 平 均,原 数 値)の 推 移 につ い て,「 新 規 学 卒 者 を除 きパ ー トタ イ ム を 含 む 」 デ ー タ を用 い た も
の を示 して い る。 図1と は 異 な り,求 人 ・求 職 と も に正 規 労 働 と非 正 規労 働 を 含 ん で い る こ とに注 意 を要 す る。 図1と 同 様 に基 本 的 な トレ ン ドは 各地 域
図2有 効求人倍率の推 移(新 規学卒者を除 きパ ー トタイムを含む)
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資 料:愛 知 労働 局 「職 業 安 定 年 報 」
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..で 共通 して い るが,水 準 そ の もの が 全 体 的 に高 くな っ て い る。1995年 度 か ら2003年 度 にか け て,豊 橋 地 域 の 有 効 求 人 倍 率 が 県 平 均 の値 を超 え て 推 移 して い る。 図1と 比 較 す る こ とに よ り,豊 橋 地 域 で は 正 規 雇 用 に 限 定 す れ ば 県平 均 と同様 の 水 準 で あ っ た が,非 正 規 雇用 を含 め た労 働 市 場 全 体 で 見 れ ば 活発 な労 働 市 場 で あ っ た こ とを示 して い る。
好 調 な経 済 状 況 を 反 映 して,2003〜2007年 度 は 東 三 河 の す べ て の 地 域 に お い て 高 い 有 効 求 人 倍 率 を維 持 して い る。 特 に 新 城 地 域 に お い て は, 2003〜2007年 度 に 正 規 雇 用 に 限 定 した有 効 求 人 倍 率 は 徐 々 に 回 復 基 調 に あ った の に 対 して,非 正 規 雇 用 を含 め た 全体 の 有効 求 人 倍 率 は逆 に低 下傾 向 に あ った 。 好 調 な 経 済 状 況 を反 映 して,非 正 規 雇 用 を 中心 と した 求 人 が徐 々 に正 規 雇 用 の 求 人 に 置 き換 わ っ た こ とを 示 して い る。2007年 度 以 降 は急 激 な低 下 が 見 られ,2009年 度 に は愛 知 県 平 均 で0.51倍,豊 橋,豊 川,新 城 の 各 地域 は そ れ ぞ れ0.40倍,0.34倍,0.37倍 まで 落 ち込 む こ と に な った 。
愛 知 労 働 局 の 「職 業 安 定 年 報 」 を用 い て,就 職 が 管 轄 地 域 内(管 内),管 轄 地 域 外(管 外),県 外 の い ず れ に決 定 した の か とい う点 につ い て み る こ と が で き る。 図3は,就 職 件 数 の うち就 職 が 管 轄 地 域 内(管 内)に 決 定 され た 割 合 に つ い て,ハ ロ ー ワー ク別 に長 期 時 系列 デ ー タ を見 た もので あ る(2)。就 職 先 の 管 内 お よ び管 外 に関 す るデ ー タを 長 期 にわ た り確 保 で き る の は,「 新 規 学卒 者 及 び パ ー トタイ ム を 除 く」 デ ー タ に限 られ て い る。 した が って,有 効 求 人倍 率 の 推 移 との 比 較 を す る際 に は図1を 用 い る必 要 が あ り,就 職 者 は 正 規 労 働 者 と して 就 労 す る点 に も注 意 を要 す る。
愛 知 県 全 体 の み な らず,東 三河 地 域 す べ て の ハ ロー ワー クに お い て,就 職 の管 内決 定 率 が 低 下 傾 向 に あ る。 管 内決 定 率 の低 下 は,交 通 網 の 発達 や仕 事 の 多様 化 ・専 門 化 に伴 い,自 分 に合 う仕 事 を 求 め て積 極 的 に地 域 外 に進 出 し て い る傾 向 を 示 して い る と考 え られ る。 交通 網 の発 達 に よ り労 働 移 動 が 活 発 化 す る現 象 は 「ス トロ ー現 象 」と呼 ば れ る。 豊 橋 地 域 にお いて はJR,新 幹線, 名 鉄 の 間 で 繰 り広 げ られ る運 賃 競 争 に よ り,豊 橋 名 古 屋 間 の運 賃 が 抑 え られ
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東三河地域の労働市場分析
図3就 職管内決定率の推移(新 規 学卒者及びパー トタイムを除 く)
中 豊橋
欄●騨豊 川
・ 一 蜘 噺 城
→h蒲 郡
..,.̲.愛知 県
資 料:愛 知労 働 局 「職 業 安 定 年 報 」 よ り作 成
て い るが,こ れ が 遠 距 離 通 勤 を助 け て通 勤 圏 の 拡 大 に つ なが っ て い る。
仕 事 は ます ます 多 様 化 ・専 門 化 して い るた め,専 門 的 な知 識 ・技 能 を活用 で き る仕 事 を求 めて 遠 距 離 も辞 さず通 勤 して い る こ と も考 え られ る。 昨 今 に お い て は専 門 職(プ ロフェ ッシ ョナル)志 向 が強 ま っ て い る た め,地 域 間 ミス マ ッチ はます ます 拡 大 してい くもの と考 え て い る。 相 対 的 に減 少傾 向 に あ る正 規 雇 用 を選 好 して,他 地 域 に まで 進 出 して正 規 雇 用 を 求 め た可 能 性 もあ る。
東 三 河 地 域 の す べ て の ハ ロ ー ワー クに お い て,管 内 決 定 率 が 県 平 均 を ほぼ 上 回 って お り,東 三 河地 域 の住 民 は地域 内 で 求職 し地 域 内 で就 職 す る傾 向が 強 い こ とが 分 か る。 前 回 の分 析 に お いて も東 三河 地 域 の 「職 住 接 近 」 が指 摘 され て い たが,今 回 の デ ー タ を用 い る こ とで 改 め て 「職 住 接 近 」 が確 認 で き た 。 豊 橋 地 域 は管 内 決 定 率 が 際 立 っ て 高 く,地 域 内 で 求 職 ・就 職 す る 自 己 完 結 型 とな っ て い る点 が 大 き な特 徴 とな っ て い る。 か つ て は80%を 超 え た 管 内 決定 率 も,2000年 以 降 は他 地 域 と同様 に低 下 傾 向 に あ り,2009年 に は
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70%を 割 り込 ん だ 。
新 城 北 設 楽 地 域 も管 内 決 定 率 が 比 較 的 高 く,一 一時 的 に約50%ま で 落 ち 込 ん だ こ ともあ った が,最 近 で は60%近 くま で 回 復 して い る。 豊 川 地 域 は 1999年 に管 内 決 定 率 が 大 き く上 昇 したが,そ の後 は徐 々 に 低 下 し最 近 で は 約50%ま で 低 下 して い る。 蒲 郡 地 域(2006年 まで)は 管 内 決 定 率 が 比 較 的 低 く,低 下 傾 向 に歯 止 め が か か ら なか った。 東 三 河地 域 に お け る管 内 決 定 率 の低 下 の 背 景 と して,西 三 河 ・尾 張 地 域 を 中心 と して 旺 盛 な労 働 需 要 が あ り, これ らの 地 域 へ 進 出 して い った 可 能性 も考 え られ る。
図4は,就 職 件 数 の うち就 職 が 管 轄 地域 内(管 内)に 決 定 され た割 合 に つ いて,「 新 規 学 卒 者 を 除 きパ ー トタ イ ム を含 む 」 デ ー タ を用 い て 計 算 した も ので あ る。 公 表 さ れ て い る デ ー タ は2004年 度 以 降 に限 られ て い る た め,長 期 時 系 列 は確 保 で き な い。 図3と 比 較 す る と全 体 と して 水 準 が5%程 度 上 昇 す る こ とに な るが,ト レ ン ドや相 対 的 な高 さ の違 い は 図3と 大 き く変 わ らな い。 非 正 規 雇用 を含 め て 比 較 して み て も,東 三 河 地 域 の 管 内就 職 率 は 県平 均 よ りも高 い こ とが 分 か る。
図4就 職管 内決定率の推移(新 規学卒者 を除きパー トタイム を含 む)
一 ●鱒豊 橋
→ 隠騨豊 川 一 斡 新 城 蝋頭鱒 蒲 郡 一 愛 知 県
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東 三河地域の労働 市場分析
図5は,就 職 件 数 の う ち就 職 が 県 外 に 決 定 され た 割 合 にっ い て,ハ ロ ー ワ ー ク別 に長 期 時 系 列 デ ー タ を見 た もの で あ る。 図3と 同 様,長 期 に わ た り 確 保 で き る 「新 規 学 卒 者 及 びパ ー トタイ ム を除 く」 デ ー タ に基づ く分 析 で あ
るた め,就 職 者 は 正 規 労 働 者 と して 雇 わ れ る こ とに 注意 を 要 す る。
東 三 河地 域 の就 職 県 外 決 定 率 は,県 平 均 の 動 き と同様 に,す べ て上 昇 す る 傾 向 に あ る こ とが 分 か る。 図3の 解 釈 で 検 討 した よ うに,移 動 費用 の低 廉 化 や 仕 事 の 多 様 化 ・専 門 化 の 影 響 で,県 を また い で就 職 を 決 定 す る傾 向 が 強 く
な って い る こ とが 考 え られ る。 近 年 を 除 け ば,愛 知 県 は 全 国 的 に労 働 需 要 が 旺 盛 な地 域 で あ っ た た め,県 外 決 定 率 の 上 昇 が労 働 需 要 の 不 足 に よ る もの と
は考 え に くい。
豊 橋 地 域 の 就 職 県 外 決 定 率 は 県平 均 を上 回 る傾 向 が あ っ たが,最 近 で は少 し県 平 均 を下 回 る傾 向 とな っ て い る。 その 一 方 で,豊 橋 以 外 の東 三 河 地 域 の 就 職 県外 決 定 率 は常 に 県平 均 を 下 回 っ て い る。 この デ ー タか ら も東 三 河 地 域
図5就 職 県外決定率の推移(新 規学卒者及びパ ー トタイムを除 く)
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中 豊 橋 醐唇勝豊 川 轡 ・ 新 城 噸 蒲 郡 馴齢 愛 知 県
資 料:愛 知 労 働 局 「職 業 安 定 年報 」 よ り作成
9 一93一
の 「職 住 接 近 」 が 確 か め られ,東 三 河 地 域 の住 民 は 地 域 内で 求 職 し地 域 内で 就 職 す る傾 向 が 強 い こ とが 分 か る。 比 較 的低 位 で 推 移 して い た新 城 北 設 楽 地 域 の 県外 決定 率 は,最 近 上 昇傾 向 に あ る こ とか ら,慢 性 的 な労 働 需 要 不 足 の 影 響 が 懸念 され る。
図6は,就 職 件 数 の うち就 職 が 県 外 に 決 定 され た 割 合 に つ い て,「 新 規 学 卒 者 を 除 きパ ー トタイム を含 む」 デ ー タを用 い て,ハ ロー ワー ク別 に長 期 時 系 列 デ ー タ を見 た もの で あ る。 図5と は異 な り,就 職 者 は正 規 労 働 者 だ けで な く非 正 規 労 働 者 を 含 ん で い る。 図5と 比 較 す る と,全 体 的 な 水 準 が1%ポ イ ン ト程 度 抑 え られ る形 とな って い るが,ト レ ン ドや 相 対 的 な大 小 関係 は 図5 と大 き く変 わ らな い。
図6就 職 県 外 決 定 率 の 推 移(新 規 学 卒 者 を 除 き パ ー トタ イ ム を 含 む) 7.0
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‑○ 一 豊 橋
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資 料:愛 知 労 働 局 「 職 業 安 定 年 報 」 よ り 作 成
2.求 人 と求 職 の 産 業 別 マ ッ チ ン グ
東 三 河 地 域 の労 働 市 場 に お け る求 人 と求 職 の 産 業 別 マ ッチ ン グ の 状 況 に つ い て 考 察 を試 み た い。 愛 知 労 働 局 の 「職 業 安 定 年 報 」 か らハ ロ ー ワ ー ク
・.
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東 三河地域 の労働市場 分析
別,産 業 別 に 新 規 求 人 数 と充 足 数 を得 る こ とが で き る。 総 務 省 統計 局 の 「平 成21年 経 済 セ ンサ ス ー 基 礎 調 査 」 か らは,県 内 地 域 ブ ロ ッ ク ご とに産 業 別 の 事 業 所 数 や 就 業 者 数 の デ ー タ を得 る こ とが で き る。 「経 済 セ ンサ ス」 は, 2009(平 成21)年 に新 し く始 まっ た 事 業 所 ・企 業 に 関 す る包 括 的 な大 規模 調 査(全 数 調 査)で,従 来 の 「事 業所 ・企 業 調 査 」 を さ ら に精 緻 化 した もの
で あ る(3)。
興 味 深 い の は,愛 知 県 内 に お い て は東 三 河 地 域 に 限 り,「 職 業 安 定 年 報 」 で 用 い られ るハ ロー ワー ク の管 轄 地 域 と 「経 済 セ ンサ ス」 で 用 い られ る県内 地 域 ブ ロ ックの 区分 けが ち ょ う ど一 致 して い る とい う事 実 で あ る(4)。この特 性 を活 用 して,「 職 業 安 定 年 報 」 と 「経 済 セ ン サ ス 」 の デ ー タ を 組 み合 わせ る こ とで,東 三 河 地 域 の 労 働 市 場 の 求 人 と求 職 の マ ッ チ ン グの 状 況 を見 る こ
とに した い。
「職 業 安 定 年報 」 を用 い て
,ハ ロ ー ワー ク別 に,産 業 大 分 類(製 造 業で は 中分 類 の すべ て,情 報 通 信 業,医 療,福 祉,サ ー ビス 業(他 に分 類 され な い もの)で は 中分 類 の一 部 を再 掲)ご とに 新規 求 人 数 と充 足 数 の 値 を得 る こ と に す る。 た だ し,新 規 学 卒 者 を 除 きパ ー トタ イ ム を 含 む デ ー タで あ る こ とに 注 意 を要 す る。充 足 数 を新 規 求 人数 で 割 る こ とに よ り,「充足 率 」を求 め る⑤。
「経 済 セ ン サ ス 」 を用 い て
,産 業 大 分 類(詳 細 は 「職 業 安 定 年 報 」 と同 じ) ご とに,事 業 所 数 お よ び 従 業 者 数 を得 る。 「経 済 セ ンサ ス」 で 得 た 従 業者 数 に 対 して,「 職 業 安 定 年 報 」 で得 た新 規 求 人 数 の比 率 を計 算 し,「 求 人 比率 」
と呼 ぶ こ とに す る。 現 在 雇 って い る従 業 員 の規 模 に 対 して,「 新 規学 卒 者 を 除 きパ ー トタイ ム を含 む」 求 人 が どれ くらい 出 され た の か を示 す 値 とな って い る。 正 規 あ るい は非 正 規 を 間 わず,産 業 ご とに ど れ く らい活 発 に求 人 を出
して い るの か を 見 る こ とが で き る。
図7は 豊 橋 地 区 につ い て,以 上 で 定 義 した 求 人 比 率 と充 足率 を産 業 別 に計 算 し,散 布 図 と して 描 い た もの で あ る。 本稿 の 最 後 に示 した表4が,こ の 図 の 元 に な っ た デ ー タ の一 覧 を示 して い る。 豊 橋 地 区 に つ いて は,全 産 業 で見
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図7求 人 比 率 お よび 充 足 率 の散 布 図(豊 橋 地 区,2009(平 成21)年 度)
資 料:愛 知 労 働 局 「職 業 安 定 年 報 」,総 務 省 統 計 局 「平 成21年 経 済 セ ン サ ス ー 基 礎 調 査 」 よ り作 成 。+は 全 産 業 平均,大 きい ドッ トは製 造 業 平 均 を表 す 。
た 求 人 比 率 は8.9%,充 足 率 は31.6%で あ り,こ の 産 業 別 の 平 均 値 は 図7に お い て+記 号 で 表 さ れ て い る。 また,製 造 業 の 平 均 は 大 きい ドッ トで 示 され て い て,求 人 比 率 は5.5%,充 足 率 は45.4%と な って い る。 求 人 比 率 と充 足 率 の 間 に は 負 の 相 関 が あ る こ とが 分 か る。
求 人 比 率 と充 足 率 の 負 の 相 関 にっ いて,Pissarides(2000)の サ ー チ 理 論 的 な 枠 組 みか ら理 論 的 に 計 算 して み よ う。 求職 者 数(失 業 者 数)をU,求 人 数 をV,求 職 者 と求 人 が マ ッチ した数 をMと す る。 この変 数 の 関 係 につ い て, 一 次 同 次 性 を満 た す マ ッチ ン グ関数M=m(U ,V)で 表 す こ とが で き る と想 定 す る。 一 次 同次 性 を用 いて,マ ッチ ン グ関 数 を変 形 して
V‑m1Vl‑m1LIL1‑mlv1
を得 る。 こ こで,ルT/vは 充足 率 を表 す 。Lは 労 働 者 数 で あ り,u,vは そ れ ぞ れ 失 業 率 と求 人 比 率 を表 す 。 この式 を全 微 分 す る と
一96一 12
東三河地域の労働市場分 析
d(MV)‑m・ ・(‑1)・uvzdv
が 求 め られ る。 これ を整 理 す る と
d(MV)/dv‑m・ ・(‑1)・ 景 く ・
を得 る。 す な わ ち,マ ッチ ン グ関 数 を固 定 す る と,充 足 率 と求 人 比 率 の 間 に は 負 の 相 関 が存 在 す る こ とに な る。
こ こで,全 産 業平 均 を基 準 と して,求 人 比 率 と充 足 率 につ いて4つ の 象 限 に 分 け て,産 業 を分 類 す る作 業 を行 う こ とに し よ う。 全産 業平 均 よ り も高 い 求 人 比 率 と高 い 充足 率 を持 つ グ ル ー プ を グル ー プAと 名 付 け,平 均 よ り も低 い 求 人 比 率 と高 い 充 足 率 が グ ル ー プB,平 均 よ り も低 い 求人 比 率 と低 い充 足 率 が グル ー プC,平 均 よ り も高 い求 人 比 率 と低 い 充 足 率 が グル ー プD,と 名 付 け る こ とに す る。表4の デ ー タ に 基 づ い て,豊 橋 地 区 の産 業 を4つ の グル ー
プに 分 け る と表1の よ うに な る。
す で に見 た よ うに,グ ル ー プBと グル ー プDが,通 常 の想 定 の 下 で 導 き出 され る グル ー プ とな る。 マ ッチ ン グ技 術 が 同 じで あ れ ば,求 人 比 率 の 高 い産 業 は必 然 的 に充 足 率 が 低 くな る し,求 人 比 率 の 低 い 産 業 は必 然 的 に充 足 率 が 高 くな る。 この意 味 で グ ル ー プBは 単 純 に 求 人 が 少 な い グル ー プ,グ ル ー プ Dは 単 純 に求 人 が 多 い グ ル ー プ とな る。 求 人 が 少 な い グル ー プBに は,製 造 業 を 中心 と して 多 くの 産 業 が 含 まれ る こ とか ら,経 済全 体 と して 求 人 が 少 な い状 況 を示 して い る。求 人 が 多 い グル ー プDに は,情 報 通信 機 械 器 具 製造 業, 学 術 研 究,専 門 ・技 術 サ ー ビス 業,宿 泊 業,飲 食 サ ー ビ ス業,生 活 関 連 サ ー ビス業,娯 楽 業 が 含 まれ て い るが,い ず れ も相 対 的 に 求人 が 多 い の に 求 職 者 が 少 な い とい う産 業 とな って い る。
残 る グル ー プAと グル ー プCは マ ッチ ン グ技 術 が 他 の 産 業 と異 な る状 態 を 示 して いて,グ ル ー プAは 旺 盛 な 求 人 と高 い 充 足 で 特 徴 付 け られ る。 成 長 が 著 しい と見 る こ と もで き る し,労 働 条 件 が 悪 く定 着 率 が低 い と見 る こ と もで
13 一97一
表1求 人 ・充 足 で 見 た 産 業 の 分 類(豊 橋 地 区,2009(平 成21)年 度) (B)低 い 求 人 比率,高 い 充 足 率
農 林 漁 業 製 造 業
飲 料 ・たば こ ・飼 料 製 造 業 繊 維 工 業
木 材 ・木 製 品 製 造 業(家 具 を 除 く) 家 具 ・装 備 品 製 造 業
パル プ ・紙 ・紙 加 工 品 製 造 業 印刷 ・同 関 連 業
プ ラスチ ック製 品製 造 業 ゴム 製 品 製 造 業 窯 業 ・土 石製 品製 造 業 鉄 鋼 業
非 鉄 金 属 製 造 業 金 属 製 品製 造 業 は ん用 機 械 器 具製 造 業
電 子 部 品 ・デバ イス ・電 子 回 路 製 造 業 電 気 機 械 器 具 製 造 業
輸 送 用 機 械 器 具 製 造 業 電 気 ・ガ ス ・熱 供 給 ・水 道 業 情 報 通 信 業
卸 売 業,小 売 業 不 動 産 業,物 品賃 貸 業 複 合 サ ー ビス 事業
(C)低 い 求 人比 率,低 い 充 足率 化学工業
生産 用機械 器具製 造 業 情報 サービス業 金 融業,保 険業
(A)高 い求 人 比 率,高 い充 足 率 鉱 業,採 石 業,砂 利 採 取 業
建 設 業 食 料 品 製 造 業 その 他 の 製 造 業 運 輸 業,郵 便 業
医療,福 祉
社 会 保 険 ・社 会 福 祉 ・介 護 事 業 サ ー ビス業(他 に分 類 され な い もの) その 他 の 事 業 サ ー ビ ス業
公 務(他 に分 類 され るもの を除 く)
(D)高 い 求 人 比 率,低 い 充 足率 情 報 通 信 機 械 器 具 製 造 業
学 術研 究,専 門 ・技 術 サー ビス業 宿 泊 業,飲 食 サ ー ビス業 生 活 関 連 サ ー ビス業,娯 楽 業
き るだ ろ う。 グル ー プAは 良 くも悪 く も活 性 化 され た 産 業 と見 る こ とが で き る。 逆 に,グ ル ー プCは 貧 弱 な 求 人 と低 い充 足 で あ るか ら,成 長 が 期 待 で き な い と見 る こ と もで き る し,労 働 条 件 が 良 い ので 定 着 率 が 高 い とみ る こ とが で き る。 グ ルー プCは 良 くも悪 く も活性 化 され て い な い産 業 とな る。
グ ル ー プAに 属 す る産 業 に は,医 療,福 祉,社 会保 険 ・社 会 福 祉 ・介 護 事 業 な どの成 長 が 著 しい産 業 で あ る か,あ るい は,鉱 業,建 設 業,運 輸 業 な ど 労 働 条 件 が悪 く定 着率 が 低 い産 業 で あ るか,あ る い は そ の両 方 を含 む とい う
・ ・
14
東三河地域の労働市場分析
特 徴 を 持 っ て い る と 考 え ら れ る 。 グ ル ー プCは 情 報 サ ー ビ ス 業,金 融 業,保 険 業 な ど が 含 ま れ,成 長 が 期 待 で き な い 産 業 な の か,あ る い は 定 着 率 が 高 い 産 業 な の か と い う解 釈 が で き る 。 産 業 を 分 類 し な が ら も,相 異 な る特 徴 を 含 み 持 つ 構 造 に な っ て い る が,こ れ 以 上 の 産 業 分 類 を 行 う に は,連 続 性 を 持 つ 長 期 時 系 列 デ ー タ を 用 い るか,雇 用 動 向 調 査 の 個 票 デ ー タ な ど を 用 い て,仕 事 の 創 出(JobCreation)と 仕 事 の 喪 失(JobDestruction)に 関 す る 分 析
(Davis,Haltiwanger,andSchuh(1997))が 必 要 に な る 。
豊 川 地 区 に つ い て も 同 様 の 分 析 を 行 う こ と に し よ う 。 図8は 豊 川 地 区 に つ い て,先 に 定 義 し た 求 人 比 率 と 充 足 率 を 産 業 別 に 計 算 し,散 布 図 と して 描 い た も の で あ る 。 本 稿 の 最 後 に あ る表5が,こ の 図 の 元 に な っ た デ ー タ の 一 覧 を 示 し て い る 。 豊 川 地 区 に つ い て は,全 産 業 で 見 た 求 人 比 率 は9.2%,充 足 率 は38.9%で あ り,こ の 産 業 別 の 平 均 値 は 図8に お い て+記 号 で 表 さ れ て い
る。 ま た,製 造 業 の 平 均 は 大 き い ド ッ トで 示 さ れ て い て,求 人 比 率 は5.9%, 充 足 率 は60.5%と な っ て い る 。 図7の 豊 橋 地 区 と 比 べ る と,全 体 的 に 散 ら ば
りが 大 き く な っ て い る 。
図8求 人 比 率 お よび 充 足 率 の 散 布 図(豊 川 地 区,2009(平 成21)年 度)
100
90 80 70 60 充 足50 率40
30 zo 10 0
0510152025303540
求 人 比 率
資 料:愛 知 労 働 局 「 職 業 安 定 年 報 」,総 務 省 統 計 局 「平 成21年 経 済 セ ン サ ス ー 基 礎 調 査 」 よ り作 成
◆情蕊 信鰍
◆
禽 ◆
◆ 食料品◆ ●
⇔ ◆d含
◆
△ ◆
◆
◆
◆ 農林漁業
E て の ¶Q 事 業サ ービス
◆ ◆9●F"'' ◆ ◆
◆
◆
医 療,福 祉 ◆
1
◆
◆ ◆
◆ ◆
金融保険 生活関連
15 ・・
表2は,豊 川 地 区 の 産 業 につ い て,全 産 業 平 均 を 基 準 と して 求 人 比 率 と充 足 率 か ら4っ の グ ル ー プに 分 類 した もの で あ る。 表1の 豊 橋 地 区 と比 べ る と, グル ー プCと グル ー プDの 産 業 が 多 い こ とが分 か る。 グル ー プCを 見 る こ と に よ り,金 融 業,保 険 業,宿 泊 業,飲 食 サ ー ビ ス 業 な どが あ ま り活性 化 され て い な い産 業 とな っ て い る こ とが確 認 で きる。 グル ー プDを 見 る と,情 報通 信 業,情 報 サ ー ビ ス業,生 活関 連 サ ー ビス 業,娯 楽 業,医 療,福 祉,社 会保 険 ・社 会 福 祉 ・介 護 事 業 な ど比 較 的 新 しい 産 業 に関 して 求 人 が 多 い 割 に 充 足 率 が 低 い こ とが分 か る。
表2求 人 ・充 足 で見 た産 業 の 分類(豊 川 地 区,2009(平 成21)年 度) (B)低 い求 人 比 率,高 い 充 足 率 (A)高 い 求 人 比 率,高 い充 足 率
農林 漁業 鉱 業,採 石 業,砂 利 採 取 業
製造 業 食料品製 造業
飲 料 ・た ば こ ・飼 料 製 造 業 家 具 ・装 備 品 製 造 業
繊維 工業 パ ルプ ・紙 ・紙 加 工 品 製 造 業
木 材 ・木 製 品 製 造 業(家 具 を除 く) プラスチ ック製 品 製 造 業
化学工業 電気機械 器 具製造 業
窯 業 ・土 石 製 品 製 造 業 運 輸 業,郵 便 業
非鉄 金属製 造業 複 合 サ ー ビス 事 業
電 子 部 品 ・デバ イス ・電 子 回 路 製 造 業 情報 通信 機械 器具 製造 業
輸送 用機械 器具 製造 業 その他の製造 業
電 気 ・ガ ス ・熱 供 給 ・水 道 業 卸 売 業,小 売 業
不動産 業,物 品賃 貸 業
学 術 研 究,専 門 ・技 術 サ ー ビス業 教 育,学 習 支 援 業
(C)低 い 求 人 比 率,低 い 充足 率 (D)高 い 求 人 比 率,低 い充 足 率
印 刷 ・同 関 連 業 建設 業
ゴム製品製 造業 情報 通信業
鉄 鋼 業 情 報 サ ー ビ ス業
金属製 品製造 業 生 活 関 連 サ ー ビス業,娯 楽 業
はん用 機械 器具製 造業 医 療,福 祉
生産用 機械 器具製 造 業 社 会 保 険 ・社 会 福 祉 ・介 護 事 業
金 融 業,保 険 業 サ ー ビス業(他 に分 類 され な い もの)
宿 泊 業,飲 食 サ ー ビス業 その 他 の 事 業 サ ー ビス業 公 務(他 に分 類 され るもの を除 く)
一100一 16
東三河 地域 の労働市場分 析
最 後 に,新 城 地 区 につ い て も同 様 の 分 析 を 行 う こ とに しよ う。 図9は 新城 地 区 につ いて,求 人 比 率 と充 足 率 を産 業 別 に 計 算 し,散 布 図 と して 描 い た も の で あ る。 本稿 の最 後 に 示 した 表6が,こ の 図 の 元 に な っ た デ ー タ の 一覧 を 示 して い る。 新 城 地 区 につ い て は,全 産 業 で 見 た 求 人 比 率 は7.7%,充 足 率 は42.2%で あ り,豊 橋 地 区 お よび 豊 川 地 区 と比 べ る と,求 人 比 率 が や や 低 く,充 足 率 が や や 高 くな って い る。 この 産 業 別 の 平 均 値 は 図9に お い て+記 号 で 表 され て い る。 また,製 造 業 の 平 均 は 大 き い ドッ トで 示 され て い て,求 人 比 率 は5.9%,充 足 率 は51.2%と な っ て い る。
表3は,新 城 地 区の 産 業 にっ い て,全 産 業 平 均 を基 準 として 求 人 比 率 と充 足 率 か ら4つ の グ ル ー プ に分 類 した もの で あ る。 表1や 表2と 比 べ る と,グ
ル ー プAと グル ー プCの 産 業 が 多 く,活 性 化 して い る産 業 と活 性 化 して い な い 産 業 の 両 極 端 な2グ ル ー プ に分 か れ て い る こ とが 分 か る。 グル ー プAを 見 る と,輸 送 用 機 械 器 具 製 造 業,情 報 通 信 機 械 器 具 製 造 業,学 術 研 究,専 門 ・ 技 術 サ ー ビス 業,運 輸 業,郵 便 業 な どの 産 業 が 活 性 化 して い る こ とが 分 か る。
図9求 人比 率 お よび 充 足 率 の 散 布 図(新 城 北 設 楽 地 区,2009(平 成21)年 度)
11
90 80 70 充60 足50 皐40
30 zo 10 0
0510152025303540
求 人 比 串
資 料:愛 知 労 働 局 「 職 業 安 定 年 報 」,総 務 省 統 計 局 「平 成21年 経 済 セ ン サ ス ー 基 礎 調 査 」 よ り作 成
◎ ◆
教 育 ◆
◆
0 ◆ ・
◆
◆β
◆
◆ ◆
・
±
◆◆ ◆ ◆ ◆
r
◆ら ◆
◆
も ◆ 1子 部品6鳥 林 漁 糞 医療福祉 ◆
印馴
◆
情報通信 業◆
17 一101一
表3求 人 ・充 足 で 見 た産 業 の 分 類(新 城 地 区,2009(平 成21)年 度)
グ ル ー プCを 見 る と,農 林 漁 業,情 報 サ ー ビ ス 業,卸 売 業,小 売 業,金 融 業,保 険 業,宿 泊 業,飲 食 サ ー ビ ス業 な どが あ ま り活 性 化 され て い な い 産 業
と な っ て い る こ と が 確 認 で き る 。
ま と め
本 稿 で は,「 職 業 安 定 年 報 」 と 「経 済 セ ンサ ス」 を用 い て,東 三 河 地 域 の 労 働 市 場 の 特徴 を 探 っ た。 「職 業 安 定 年 報 」 を用 い た分 析 に よ る と,東 三 河
一10L一 18
東三河地域の労働市場分析
地 域 の 「職 住 接 近 」 が 確 か め られ,東 三 河 地域 の 住 民 は地 域 内 で 求 職 し地 域 内で 就 職 す る傾 向 が 強 い こ とが 分 か る。 ただ し,最 近 で は 管 内就 職 率 が低 下 傾 向 に あ り,移 動 費 用 の 低 廉 化 や仕 事 の 多様 化 ・専 門 化 の 影 響 で,地 元 を離 れ て就 職 を 決定 す る傾 向 が強 くな っ て い る と考 え られ る。
愛 知 県 内 で は 東 三 河 地 域 に 限 り,「職 業安 定 年 報 」 で 用 い られ るハ ロ ー ワー クの 管 轄 地 域 と 「経 済 セ ンサ ス 」 で 用 い られ る 県 内地 域 ブ ロ ッ クの 区 分 けが ち ょ う ど一 致 して い る。 この特 性 を活 用 して,「 職 業 安 定 年 報 」 と 「経 済 セ ンサ ス」 の デ ー タ を組 み 合 わ せ る こ とに よ り,東 三 河 地 域 の 労 働 市 場 に お け る求 人 と求 職 の マ ッチ ン グの 状 況 につ いて も分析 を 行 っ た 。 地 区 ご とに,求 人 ・充 足 の 状 況 か ら産 業 を分 類 し,地 区 の 労 働 市 場 の 特 徴 に つ いて 検 討 を 行 っ た。
注
本 稿 は,愛 知 大 学 個 人 研 究 助 成(個 人 研 究A)「 世 代 別 労 働 市 場 とそ の 地 域 間 比 較 に 関 す る 分 析 」(助 成 番 号C‑164)の 研 究 成 果 の 一 部 で あ る。 また,愛 知 大 学 中部 地 方 産 業 研 究 所 編 「東 三 河 の 経 済 と社 会 第7輯 」(2012年 発 行 予 定)に 所 収 され る論 文 「東 三 河 の労 働 市 場 」 の 一一部 につ い て,分 析 内 容 を詳 細 に 報 告 す る もの で あ る。
(1)「 新 規 学 卒 者 及 び パ ー トタイ ム を 除 く」 デ ー タあ る い は 「新 規 学 卒 者 を 除 きパ ー トタ イ ム を 含 む 」 デ ー タ を分 析 に よっ て 使 い分 け る の で,比 較 の 際 に は 注 意 を要 す る。
(2)就 職 管 内 決 定 率 を 計 算 す る に あ た り,平 成12年 度 か ら15年 度 に か け て 愛 知 労 働 局 発 行 の 「職 業 安 定 年 報 」 掲 載 の 統 計 表 に 誤 りが あ る こ とが 判 明 した 。 誤 りを 指 摘 した 結 果,愛 知労 働 局 は 誤 りを 認 め て 正確 な値 を 改 め て 発 表 した(愛 知 労 働 局 の ホ ー ム ペ ー ジ で も掲 載 さ れ た)。 本 稿 で は,訂 正 後 の 値 を用 い て 計 算 が な さ れ て い る。
(3)「事 業 所 ・企 業 統 計 調 査 」(2006(平 成18年)ま で 実 施)と 「経 済 セ ンサ ス」(2009 (平成21)年 か ら実 施)に つ い て,調 査 対 象 は 同 じで あ る が,調 査 手 法 に 異 な る 点 が あ る。 よっ て,両 統 計 にお け る事 業 所 数 や従 業 者 数 の デ ー タ は 接 続 せ ず,時 系 列 比 較 を行 う こ とはで き な い。
19 一103一
(4)ハ ロー ワ ー ク豊 橋 の 管 轄 地 域 は 「経 済 セ ン サ ス 」 に お け る豊 橋 田 原 地 区 と一致 して い る。 同様 に,ハ ロー ワー ク豊 川 の 管 轄 地 域 は 「経 済 セ ンサ ス 」 の宝 飯 地 区, ハ ロ ー ワ ー ク新 城 の 管 轄 地域 は 「経 済 セ ンサ ス」 の 新 城 ・北 設 楽 地 区 と一致 して い る。
(5)充 足 され た求 人 の す べ てが 新 規 求 人 に よ る もの で は な く,す で に存 在 して い た 有効 求 人 に よ る も の も含 む ので,「 新 規 求 人 に 対 す る 充 足 率 」 で は な い。 理 論 的 に も100%を 超 え る こ とが 考 え られ るが,「 職 業 安 定 年 報 」 で も使 用 され て い る 定 義 なの で,そ の ま ま利 用 す る こ と にす る。
参考文献
Davis,Steven,JohnHaltiwangar,ScottSchuh(1997)JobCreationandJob Destruction,Cambridge,Massachusetts:MITPress.
Pissarides,Christopher(2000)EquilibriumUnemploymentTheory,Second Edition,Cambridge,Massachusetts:MITPress.
一104一 20
東三河地域 の労働 市場分析
表4産 業別に見た求人比率および充足率(豊 橋 地区,2009(平 成21)年 度)
ハ ロー ワー ク 魁橋 経 済 セ ンサ ス 豊橋 ・ 渥 美 地 区
産 業 新規求人数
(A) 充足 数
(B) 充 足 率
(B)/(A) 事業所数 従 業者 数 (C)
従 業 者 構 成 比 IC)/2(C)
求人比 率 (A)ノ(C)
分 麟
A〜B農 林漁業 171 且09 63.7 224 2,252
1.且7.6 B
C鉱 業,採 石 業,砂 利 採 取 業 21 17 81.0 6 109 o.i 19.3 A
D建 設 業 1528 568 37.2 2,044 15,328 7.3 且0.0 A
E製 造業 2720 1235 45.4 2,025 99,447 23.5 5.5 B
09食 料品製造業 68'L 330 48.4 241 5,611 2.7 且2.2 A
10飲 料 ・た ば こ ・飼 料 製 造 業 2 2 100.0 31 301 0.1 0.7 B
n繊 維」:業 IU9 55 50.5 16U 1.715 0.8 6.4 B
12木 材 ・木製品 製 造 業(家 具を除 く) 81 32 39.5 101 1,032 0.5 7.8 B
13家 其 ・装 備 品 嬰 造 業 59 29 49.2 125 1,769 o.g 3.3 B
14パ ル プ ・紙 ・紙 加 工 品 製 造 業 io2 45 44.1 53 1,291 o.s 8.2 B
且5印 刷 ・1司関連 業 72 39 54.2 125 1,194 o.s 6.0 B
16化 学i二業 39 10 25.6 24 1,258 o.s 3.1 C
18プ ラ ス チ ッ ク製 品 製 造 業 144 88 61.1 98 3,012 1.4 4.8 B
19ゴ ム製品製造業 1 1 100,0 19 L767 U.8 0.且 B
21窯 業 ・ ヒ石 製 晶 製 造 業 41 30 73.2 59 1.087 0.5 3.8 B
22鉄 鋼業 88 44 50.0 32 1,454 0.7 6.1 B
23非 鉄金属製造業 14 5 35.7 20 616 0.3 2.3 B
24金 属製品製造業 196 73 37.2 216 2,488 i.z 7.9 B
25は ん用機械器具製造乗 73 27 37.0 104 1,532 0.7 9.8 B 26坐 産用機械器具製造業 71 17 23.9 :. 2.!68 i.o 3.3 C
28電 子部品 ・ デバイス。 奄 ヂ回路 製造業 4 2 50.0 19 361 oz 1.1 B
29電 気機械器具製造 叢 133 71 53.4 84 2,446 1.2 5.4 B
30情 報通信機械器具製造 業 29 1 3.4 10 115 o.i 25.2 n
3且 輸送用機械題具製造 業 623 259 41.6 135 16,792 8.0 3.7 B
32そ の他の製造業 157 75 97.8 142 876 0.4 17.9 A
F電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業 8 3 37.5 28 1,027 0.5 o.s B
G情 報通信 業 107 39 36.4 161 1,459 0.7 7.3 B
39情 報 サー ビ ス 業 65 19 29.2 75 871 0.4 7.5 C
H運 輸 業,郵 便 業 1027 410 39.9 447 10,689 5.1 9.6 A
1卸 売 業,小 売 業 1975 736 37.3 5,439 43,797 1: 4.5 B
J金 融 業,保 険業 242 23 9.5 334 4,482 2.1 5.4 C
K不 動産 業,物 品賃貸業 209 72 35.3 990 3.404 1.6 6.0 B
L学 術 研 究 。専門 ・技 術サ ー ビス業 755 233 30.9 790 4,709 2.2 16.0 D
M宿 泊 業,飲 食 サ ー ビ ス 業 2886 :. 13.4 2.499 ::.. 9.0 15.3 n
N生 活関連 サー ビス業,娯楽業 1486 168 11.3 1,794 9.377 4.5 15.8 D 0教 育,学 習支援 業 zss 69 25.7 ass 9,403 4.5 2.9 C
P医 療,福 祉 3108 .; 31.8 1,054 18.148 8.6 17.1 A
85社 会保 険 ・ 社 会 福 祉 ・介 護 事 業 1083 977 44.0 315 7,276 3.5 14.9 A
Q檀 合サービス事業 50 46 92.0 139 1,681 o.s 3.0 B
Rサ ービス業(他に分類 されないもの) 1843 630 39.2 且,209 12,758 6.1 14.4 A
92そ の他 の 事業 サ ー ビ ス業 1322 465 35.2 230 5,147 2.4 25.7 A
S公 務(他 に分 類 され るもの を除 く) 423 226 53.4 94 3.562 1.7 1L9 A
A〜S全 産 業 18823 5957 3t.6 20,043 210.531 100.0 8.9
資 料:愛 知労 働局 「 職 業安 定 年報 」,総務 省統 計局 「{j成21年 縦済 セ ンサ スー 基礎 調 査」 よ り作成
21 一105一
表5産 業 別 に 見 た 求 人 比 率 お よび 充 足 率(豊 川 地 区 、2009(平 成21)年 度)
ハ ロ ー ワー ク 豊川 経済セ ンサ ス 宝飯地 区
産 業
新硯求人数 (A)
充足 数 (B)
充足 率
(B)/(A) 事業所数 従 業者 数 (C)
従 業 者 構 成 比 {C)1Σ(C)
求 人比 率 (A)/(C)
分類
A〜B農 林 漁 業 53 27 50.9 64 694 0.6 7.6 B
C鉱 業,採 石 業,砂 利 採 取 業 5 3 60.0 4 17 0.0 29.4 A
D建 設業 1023 317 31.0 1,168 7,078 5.8 14.5 D
E製 造業 2203 1332 60.5 1,999 37,216 30.6 5.9 B
09食 料品製造業 549 424 772 izo 2,737 2.3 20.1 A
10飲 料 ・た ば こ ・飼 料 製造 業 1 1 100.0 10 246 0.2 U.4 B
11繊 維1:業 241 126 52.3 464 3,400 2.8 7.1 B
12木 材・木製 品製 造 業(家 具を除 く) 14 11 :. 4] 518 0.4 2.7 B
13家 具 ・装 備 品 製 造 業 51 26 51.0 79 315 0.3 16.2 A
14パ ルプ ・紙 ・紙 加 工 品 製 造 業 71 38 53.5 26 322 0.3 22.0 A
15印 刷 ・同 関連 業 13 4 30.8 99 256 0.2 5.1 C
16化 学i:業 is 10 62.5 13
..,0.4 3.2 B
ISプ ラス チ ッ ク製 品 製 造 業 243 183 75.3 izs 2,060 1.7 11.8 A
19ゴ ム 製 品 製造 業 0 0 10 79 0.1 o.o C
21窯 業 ・土 石 製 品 製 造 業 12 s 50.0 35 690 o.s L7 B
22鉄 鋼業 io 3 30.0 且6 356 0.3 2.8 C
23非 鉄金属 製造 業 20 16 :11 12 612 0.5 3.3 B
24金 属製贔製造 業 180 69 38.3 185 2,43? 2.0 7.9 C 25は ん用機械 器具製造 業 35 13 37.1 120 1,213 LO 2.9 C 26生 産用機械 器具製造 業 57 15 26.3 ≫s 3.100 2.6 1.8 C
28電 子部品・ デバイス・ 電f回 路製造業 17 13 76.5 17 475 0.9 3.6 B
29電 気機械 器具製 造 業 132 ins 90.2 57 1,L32 1.0 10.7 A 30情 報通信機械 器具製造 業 11 11 100.0 7 335 0.3 3.3 B 31輸 送用機械 器具製造 業 935 192 44.1 220 10,556 8.7 9.1 B
32そ の他 の製造 業 95 52 59.7 81 1,214 LO 7.8 B
F電 気 ・ガス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業 4 2 50.0 12 226 0.2 1.8 B
G情 報通信 業 58 17 29.3 51 317 0.3 18.3 D
39情 報 サ ー ビ ス 業 10 2 20.0 21 107 o.i 9.3 D
H運 輸業,郵 便 業 ]189 471 39.6 272 5,680 4.7 20.9 A
1卸 売 業,小 売 業 1187 466 39.3 3,125 21,359 17.6 5.6 B
』 金 融 業,保 険 業 46 9 19.6 iii 2,009 1.7 2.3 C
K不 動産 業,物 品賃貸業 46 26 56.5 501 1,6]5 1.3 z.s B
L学 術 研究,専 門 ・技 術 サ ービ ス業 108 57 52.8
:・1,776 1.5 6.1 B
M宿 泊 業,飲 食 サ ー ビ ス 業 701 231 33.0 1,414 12,397 10.2 5.7 C
N生 活関 連 サ ー ビ ス 業,娯 楽 業 sz2 170 20.7 1,079 5,553 4.6 14.8 D
0教 育,学 習支援 業 116 66 56.9 521 4,875 4.0 2.4 B
P医 療,福 祉 1741 fill 35.1 725 11,153 9.2 15.6 D
85社 会保 険 ・社 会 福 祉 ・ 介 護 事業 733 276 37.7 258 5,292 4.4 13.9 D
Q複 合サービス事 業 121 65 53.7 68 :.. 0,7 19.0 A
Rサ ービス業(他に分類 され ないもの) 1472 375 25.5 606 5.153 4.2 :. D
92そ の 他 の 事 業サ ー ビス業 701 230 32.8 102 1836 1.5 38.2 D
S公 務(他 に分 頬 され るもの を除 く) 311 117 37.6 54 3,543 2.9 8.8 C
A〜S全 産 業 11206 4362 38.9 12,173 121,527 ioo.o 9.2
資料 愛知 労働 局 「 職 業 安定 年報 」,総 務省 統計 局 「 平 成21年 経 済 セ ンサ スー基 礎調 査」 よ り作 成
一106一 22
東 三 河地 域 の 労働 市場 分 析
表6産 業 別 に 見 た 求 人 比 率 お よび 充足 率(新 城 地 区,2009(平 成21)年 度)