• 検索結果がありません。

本学教員の競争的資金獲得割合について

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "本学教員の競争的資金獲得割合について"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

公立大学法人 奈良県立医科大学 女性研究者支援センター

vol. 23

第2 3号

October 2017

News Letter

Contents Information

●本学教員の競争的資金獲得割合について

●平成29年度科学技術研究費(科研費)

申請・採択状況について

● 「女性研究者支援センター」ホームページには 様々な情報が詰まっています!

●「笑顔になる写真」を募集します!

当センターのマネージャーが笑顔プロジェクト 委員として活動しています

現在多くの大学にとって外部資金獲得及び財源の多様化は、取り組むべき課題となっています。外部資金獲得において最も一般的な ものは、競争的資金の獲得です。競争的資金とは、資金配分主体が広く研究開発課題等を募り、提案された課題の中から、専門家を含 む複数の者による科学的・技術的な観点を中心とした評価に基づいて実施すべき課題を採択し、研究者等に配分する研究開発資金のこ とを指します。

以下に示す競争的資金とは、科学研究費助成事業、厚生労働省科学研究費補助金、日本医療研究開発機構研究費、科学技術振興機 構研究費、戦略的情報通信研究開発推進事業です。

今年度、競争的資金を獲得した専任教員は 161 人(図2)と平成 28 年度の 156 人に比べ 5 人増加していますが、教員全体の獲得 割合は平成 28 年度の 42.2%(370 人中 156 人)とほぼ同等の 43.2%(373 人中 161 人)( 図 2)に留まっています。

Report

1   本学教員の競争的資金獲得割合について

性別 人数 合計

法人・大学内の組織および 教養教育部門

男 22

女 3 25

基礎医学教育部門 男 35

女 16 51

臨床医学教育部門 男 226

女 38 264

看護学科 男 6

女 27 33

全体 男 289

女 84 373

図1-1 専任教員数(平成29年8月現在)

図2 競争的資金獲得教員数(平成29年8月現在)

図1-2 部門別の専任教員割合

6.7%

13.7%

70.8%

8.8%

教養教育部門

医学科基礎医学系

医学科臨床医学系 看護学科

女 男

(人)

性別 人数 合計 獲得割合

法人・大学内の組織および 教養教育部門

男 8

11 36.4%

44.0%

女 3 100.0%

基礎医学教育部門 男 25

34 71.4%

66.7%

女 9 56.3%

臨床医学教育部門 男 92

100 40.7%

37.9%

女 8 21.1%

看護学科 男 3

16 50.0%

48.5%

女 13 48.1%

全体 男 128

161 44.3%

43.2%

女 33 39.3% ※p<0.05

(人)

(2)

部門別では、基礎医学教育部門の獲得割合が 66.7%(51 人中 34 人)であり、臨床医学教育部門の 37.9%(264 人中 100 人)

と比べて有意に高い状況です(図 3)。臨床医学教育部門では、女性教員の獲得割合は 21.1%(38 人中 8 人)であり、男性教員の 40.7%(226 人中 92 人)に比べて明らかに低く、臨床系女性教員が本学教員の中で最も獲得率が低い状況です(図 4)。看護学科教 員の競争的資金獲得割合は年々上昇し、平成 29 年度は 48.5%(33 人中 16 人)と基礎医学教育部門に次ぐ高さとなっています。

本学医学科では、上位職(教授・准教授・講師)が競争的資金を獲得する割合は助教と比べて有意に高い状況です(図 5-1)。本学教 員の中で競争的資金の獲得割合が最も低い臨床系女性教員の獲得率を上昇させるには、臨床各所属における上位職から女性助教への 研究指導の強化が望まれます。同時に、臨床系女性教員に対する競争的資金獲得率上昇を目指した全学的な研究支援も必要であると 考えます。

図5-2 医学科における上位職と助教の競争的資金獲得人数

教員数 競争的資金獲得者数

男 女 合計 男 女 合計

上位職 138 17 155 74 9 83

助教 145 40 185 51 11 62

合計 283 57 340 125 20 145

(人)

図3 部門別競争的資金獲得教員割合 

44.0%

66.7%

37.9% 48.5%

43.2%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

教養教育部門 基礎医学教育部門 臨床医学教育部門 看護学科 全体

※p<0.05

図5-1 医学科における上位職と助教の 競争的資金獲得割合

53.5%

33.5%

0.0%

20.0%

40.0%

60.0%

80.0%

100.0%

講師以上上位職 助教

p<0.05

 図4 男女別競争的資金獲得教員割合 

36.4%

71.4%

40.7%

50.0%

44.3%

100.0%

56.3%

21.1%

48.1%

39.3%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

教養教育部門 基礎医学教育部門 臨床医学教育部門 看護学科 全体

男 女

※p<0.05

(3)

図4 部門別科研費不申請教員割合

教養教育部門 基礎医学教育部門 臨床医学教育部門 看護学科 全体

※p<0.05

28.0%

7.8%

24.6%

18.2%22.0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

図5 男女別科研費不申請教員割合

教養教育部門 基礎医学教育部門 臨床医学教育部門 看護学科 全体

男 女

※p<0.05 31.8%

8.6%

21.2%

16.7%

20.5%

6.3%

44.7%

18.5%

27.4%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

競争的資金の中でもとりわけ多くの教員が獲得している資金が科研費です。科研費は、多岐に渡る分野で基礎から応用までのあらゆ る「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピアレビュー(同 業者(peer)が審査すること(review)で、科研費においては、学術研究の場で切磋琢磨し「知の創造」の最前線を知る研究者が審査、

評価するシステム)による審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。

本学専任教員においては、平成 29 年度科研費不申請割合は 22.0%(373 人中 82 人)であり、男性教員が 20.4%(289 人中 59 人)、 女性教員が 27.4%(84 人中 23 人)と男女教員間で有意な差は認められませんでした(図1)。本学教員の約 7 割(373 人中 264 人)が 所属する臨床医学教育部門の不申請割合は 24.6%(264 人中 65 人)であり、基礎医学教育部門の不申請割合 7.8%(51人中 4 人)と比 べると明らかに高くなっています(図 4)。また、臨床系女性教員の不申請割合は 44.7%(38 人中 17人)と高く、臨床医学教育部門は本学 で唯一、男女教員間で不申請割合に有意な差を認めました(図 5)。女性研究者支援センターでは、昨年度から講師以下の臨床医学教育 部門女性教員と看護学科女性教員を対象に、科研費申請推進事業を行っています。平成 28 年度は、5 人の看護学科女性教員に科研費 申請を支援した結果、5 人全員が平成 29 年度の科研費を申請し、内 2 人は採択に至りました。看護学科女性教員の不申請割合は、平 成 28 年度の 31.3%(32 人中 10 人)から平成 29 年度は 18.5%(27人中 5 人)と大幅に低下しています(図 3)。本年度からは、臨床医 学教育部門における女性医師の研究力向上をめざして、科研費申請推進事業の対象者を女性診療助教にも拡大して事業を実施しています。

Report

2   平成 29 年度科学研究費助成事業(科研費)申請・採択状況について

全教員

継続+採択 42.6%

22.0%不申請

35.4%不採択

継続+採択 43.6%

20.4%不申請

36.0%不採択

継続+採択 39.3%

27.4%不申請

不採択33.3%

女性教員 男性教員

全教員 男性教員 女性教員

継続+採択 159 126 33

不採択 132 104 28

不申請 82 59 23

(人)

図1 医学部

全教員

継続+採択 42.1%

22.4%不申請

35.6%不採択

継続+採択 43.5%

20.5%不申請

36.0%不採択

継続+採択 35.1%

31.6%不申請

33.3%不採択

男性教員 女性教員

全教員 男性教員 女性教員

継続+採択 143 123 20

不採択 121 102 19

不申請 76 58 18

(人)

図2 医学科

全教員

継続+採択 48.5%

18.2%不申請

33.3%不採択

継続+採択 50.0%

16.7%不申請

33.3%不採択

継続+採択 48.1%

18.5%不申請

33.3%不採択

男性教員 女性教員

全教員 男性教員 女性教員

継続+採択 16 3 13

不採択 11 2 9

不申請 6 1 5

(人)

図3 看護学科

(4)

[編集後記]

 笑顔について考える時、白血病の少女が亡くなる前に病室で見せてくれた姿 がいつも脳裏に浮かびます。25年前の彼女の悲しみを帯びた優しい笑顔は、今 でも私を律し励まし続けてくれています。私たちの働く職場は、喜びだけでは なく苦しむことや死ぬことと共にありますが、どんな状況でも、笑顔は人生を 肯定してくれると信じています。喜びの笑顔、苦悩を乗り越えるための笑顔、

人を励ます笑顔、感謝を表す笑顔、大学内でたくさんの素敵な笑顔に出会える ことを願っています。

[編集・発行]

奈良県立医科大学 女性研究者支援センター「まほろば」

〒634-8521 奈良県橿原市四条町840 奈良県立医科大学基礎医学棟5階 TEL:0744-23-8011(直通)

0744-22-3051(代) 内線:2525 E-mail:[email protected]

にこにこ

Ⅰ「女性研究者支援センター」ホームページには様々な情報が詰まっています!

①当センターの本棚『まほろば文庫』ができました

 当センターには、職場環境や教育など様々な書籍を揃えています。

 この度、ブクログ(ウェブ上に本棚をつくり、感想を読み合い新しい本に出会えるサービス)を使って、当センターの本 棚『まほろば文庫』を開設しました。希望者には蔵書のほか、ハラスメントに関するDVD、DVDプレーヤーの貸出も行っ ています。詳しくは当センターホームページまで。

②女性研究者の皆さまへ~受賞・発表情報をお寄せください~

当センターのホームページでは、女性研究者の受賞や発表情報を掲載し、女性 研究者の活躍を紹介しています。

掲載ページは皆さまからの情報提供に基づき作成しています。自薦・他薦を問 いません。

メール・FAX等によりお知らせください。

【情報提供先】女性研究者支援センター

▶Email:[email protected] ▶F A X:0744-29-9940

Ⅱ「笑顔になる写真」を募集します!

当センターのマネージャーが笑顔プロジェクト委員として活動しています

▶募集内容

 患者さんが笑顔になる写真を職員から募集します。

 (※応募いただく写真については個人情報、著作権等個人や法の権利を侵害するものでないこと)

 なお、応募いただいた写真は会計窓口のモニターや病院ホームページ、院内で展示を予定しています。

▶応募期間

 平成29年11月10日(金)まで

▶応募方法

 メールアドレス([email protected])または経営企画課診療情報管理係まで  ※できる限りデータでご応募お願いします。

▶実施委員会

 医療安全・質評価・教育対策 プロジェクトリーダー 川口 昌彦教授

▶http://booklog.jp/users/jshien 〈『まほろば文庫』(ブクログ)〉

▶http://www.naramed-u.ac.jp/~josei/

〈当センターホームページで紹介〉

見やすくて楽しい本棚

『まほろば文庫』、

ぜひ一度ご覧ください 見やすくて楽しい本棚

『まほろば文庫』、

ぜひ一度ご覧ください

参照

関連したドキュメント

市場を拡大していくことを求めているはずであ るので、1だけではなく、2、3、4の戦略も

問についてだが︑この間いに直接に答える前に確認しなけれ

に時には少量に,容れてみる.白.血球は血小板

混合液について同様の凝固試験を行った.もし患者血

このように資本主義経済における競争の作用を二つに分けたうえで, 『資本

(注妬)精神分裂病の特有の経過型で、病勢憎悪、病勢推進と訳されている。つまり多くの場合、分裂病の経過は病が完全に治癒せずして、病状が悪化するため、この用語が用いられている。(参考『新版精神医

そればかりか,チューリング機械の能力を超える現実的な計算の仕組は,今日に至るま

○本時のねらい これまでの学習を基に、ユニットテーマについて話し合い、自分の考えをまとめる 学習活動 時間 主な発問、予想される生徒の姿