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35th International Conference on Biomechanics in Sportsにおける研究発表

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Academic year: 2021

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はじめに

 平成29年 6 月14日から18日までの期間,ドイツ のケルンにあるケルン体育大学にて開催された,

35th International Conference on Biomechanics in Sports(第35回国際スポーツバイオメカニクス学 会大会:以下,ISBS)の学会大会に参加し,自 身の研究成果の一部を発表する機会を頂いた.本 稿では,学会大会の様子および発表内容について 報告する.

ISBS について

 ISBS は1982年に発足した,スポーツ分野にお けるバイオメカニスクスを対象とした学会であ り,現在では毎年一度,Annual Conference を開 催している.学会大会の参加者には,現役のアス リートや,指導者としての一面を持つ研究者,学 生も参加しており,競技・指導の現場に則した意 見交換が頻繁に行われていた.

 学会大会では,一般発表のほかに Keynote Lecture や Work Shop, Applied Session など,数多くのセッ ションが設けられていた.興味深いテーマが多く あったが,スケジュールの兼ね合いなどがあり,

自分の研究テーマに近い棒高跳に関するセッショ ンなどに参加した.

 また,一般発表の多くで,研究成果の還元を Injury Prevention(障害予防)の観点から行ってお り,競技力の向上以外にもスポーツバイオメカニ クスの還元先があることを再認識できた.

研究発表について

 ISBS の一般発表のセッションは,競技種目や 動作の類似性,その他の共通するカテゴリーな どに基づき分類されており,私の発表は,「Track and Field」の口頭発表のセッションであった.今 回の私の研究テーマは,「Kinematic and Technical Factors for Acceleration of Whole Body in Rotational Shot Put Technique」であり,砲丸投・回転投法に おいて身体を加速させるうえで重要となる力学的 要因,およびそのための技術的な要因について検 討したものであった.発表後の質疑にて, 3 次元 の動作における「回転軸」の解釈や算出方法につ いて,質問や指摘を受け,方法論上の問題点や,

限界の提示などの必要性を再認識することができ た.

 口頭発表であり,自身の英語力で研究成果を伝

   

鹿屋体育大学大学院体育学研究科博士後期課程 3 年

平成29年度重点プロジェクト事業(国際学会発表等旅費)報告

35th International Conference on Biomechanics in Sportsにおける研究発表

加藤 忠彦

会場の様子

筆者の発表時の様子

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鹿屋体育大学学術研究紀要 第55号,2017

えられるかが不安であったが,他の日本人参加者 に助けていただく機会もあり,国内では経験した ことのない刺激を受けられ,今後の博士論文の作 成や研究活動にあたり,有意義な経験となった.

おわりに

 国外での学会発表は今回が初めてであり,非常 に有意義な経験となった.しかし,研究力,英語 力での実力不足を痛感したので,今後もこのよう な国際学会に積極的に参加できるように,努力し ていきたい.

 最後に,本学会大会に参加・発表するにあたり ご支援いただいた前田明教授および共同研究者の 皆様,現地でご助力いただいた永原隆特任助教,

本学職員の皆様に厚く感謝の意を表します.

参照

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