社会事象を見る眼を広げていく
− 6年1組『男女平等を考える』の実践より −
早 川 靖 1.教材に出会う子ども
(1)教材設定の理由
6年1組の子どもたちはつどいの役割を決める時、オーディションを行い、仲のよい友達に関係な く、適材適所に役を決定した。そ ̄の様子から私は、子どもたちの中に男子だから女子だからという意 識はなく、つどいをよりよくしたいという思いが強く働いていたのではないかと感じている。30人31 脚走の練習では、互いの肩を組むことに照れながらも、記録向上に向けて努力する姿が見られた。一 方で、男女の区別なく友達として話をしたいけれど、冷やかす友達がいることに悩む子や、異性の前 では緊張してしまい、思うように話をすることができない子、グループに縛られ、同性同士でも居心 地の悪さを感じる子がいる。私は、保健の授業で男女の発達段階を学習し、男女の違いについてふれ ている子どもたちが、男女でいることの居心地の良さや悪さに気づき、男女のあり方について意識し ていく・ことで、自分の人への見方や感じ方を考えようとしているのではないかと思った。
私はこのような子どもたちが、男女のあり方に対する自らの考えを見つめることで、自分の人に対 する見方や感じ方を広げられるのではないかと考えた。そこで、『男女平等を考える』を子どもたち に出会わせ、性別を意識しながら、男女平等を考えてしまう私自身も、そんな子どもたちと共に男女 平等とは何かを真剣に考えたいと思った。追究の中では、子どもたちが自らの理想とする社会を思い 描いていく。しかし、実際に他の人との出会いや自分が蓄えた事実から、今の社会が男女平等ではな いことに矛盾や不安をいだき、「今の社会は男女平等にならないのか」と疑問が生まれる。さらに調 査結果を出し合い、具体的な事例として考られる育児休業を取り上げ、大人でも考えることが難しい 男女平等について、何とか自分の考えをっく.っていく。そこでは自らの男女のあり方を見っめ、子ど もたちが男女平等への考えを明らかにしていく姿が見られるに違いない。男女平等という理想と男女 平等になっていない現実との間で思い悩み、改めて自らの男女平等への考えを見っめ、男女のあり方 を自分自身の問題として考えていく。本当に自分の考えは正しいのかと、自分の人への見方を見っめ 直すことで、人への見方や感じ方を広げていくことになる。そうした中で、子どもたちが人としての 生き方を見っめることで、自らの社会事象を見る眼を広げていく姿を私は期待した。
(2)N子さんのとらえと願い
N子さんは、困っている人がいると男女に関係なく、声をかけることができる心の優しい子である。
運動会のリレー選手を決める時も、友達の思いを察し、男女の隔てなく公平に決めようと真剣に考え る姿が見られた。本教材でも物事を公平に決めたいという思いから、彼女は男女平等を考えていく。
そんな彼女は、「今の社会は男女平等にならないのか」を考えていくと、男性が優遇されていること に強い不満をいだく。さらに男女平等を理想とするHさんの生き様にふれ、自分が大切にしてきた公 平と畢ね合わせていくことで、女性の立場から考えながら、自分にできることを考えていく。男女平 等になっていないという事実から、自分もさまざまな物事や人を公平に見ていこうとする彼女は、何
とかして男女平等にしていきたいという思いを強めていく。
姐■・■」一一日▲一♂
腰 餅=1 そんな彼女に私は、彼女の考え方はHさんの生き方そのものであることを
く調査をするNさん〉
伝えることで支えたいと考えた。そうすることで、公平に考えていきたいと いう自らの思いを強め、彼女は自分にできることを判断していく。できるか どうかわからないという不安を感じながらも、Hさんと自分の考えが同じで あることに気づいた彼女は、自分で判断したことに自信をもっだろう。男女 の隔てなく、公平にしていきたいと考える彼女には、男女平等にしていくに
はどうしたらいいのかを前向きに考え、自分の男女のあり方を見っめ直すことで、人への見方を広げ ていく姿を願った。 ≒
2.男女平等を考えていく中で
(1)男女平等にしてほしい
第1時で男女の体格や人としての違いにふれ、男女平等を意識したN子さんは、権利や権力に注目 したり、家庭や社会での男女のあり方にも目を向けたりした。そこで、男女のあり方に興味をもち始 めた子どもたちに、女性の立場から男女のあり方について話をしてくれるHさんとの出会いを設定し た。話を聞き、Hさんの理想とする思いに心を寄せた彼女は、Hさんは「すごいな」という感想を書 いた。Hさんが中心となって建てた女性総合センターの見学から帰ってきた彼女は、「そんなに、差 別はないと思っていたけど、まだ、男女平等ではないのかなと思った」と述べた。自分の男女平等へ の考えをふり返り始めた彼女は、男女平等を意識するよりも、そのことを当たり前だと考えて、何気 なく生活している現実を目にした自分に気づいた。Hさんの話から彼女は、公平にしたいという自分 が大切にしている考えをもとにしながら、今の社会が男女平等であるかどうかを見っめていく。調査 を進めると、彼女は、「男女平等にしてほしい。平等のことはちゃんと政治の方でやっているか心配 です」とノートに記した。彼女の「心配です」という言葉から、私は今の社会の現実にも目を向けな がら、Hさんの理想とする男女の差別がない、本当の意味での男女平等にしたいという彼女の思いを 感じた。
(2)N子さんの考える男女平等とは
資料図書室で男女平等について調べ学習をしていた彼女に、「家事や育児はどうなの?」と問いか けると、「みんなはどうか知らないけど、家事は女の人がするものだと決めっけている」と答えた。
決めっけてしまうことはよくないと考えている彼女は、「男の人もそうだし、私もそうだけど、ジェ ンダーチェックでAになった」とジェンダーに対する意識が、低いとされる結果を気にしている様子 だった。私は彼女なら社会のシステムに目を向けながら考えていくと思ったので、このことは少し意 外だった。ジェンダーという言葉、ジェンダーチェックとの出会いは、彼女にとって、今後の追究に 大きな意味をもつことになる。ジェンダーチェックの結果を気にしながら彼女は、自分自身を見つめ たことで、男女平等に対する考え方に少し不安をもったようだった。
そんな彼女の発言を聞きながら、私は彼女の考える男女平等とは、社会体制の中で男女、公平な条 件にするだけでは男女平等ではないとする考えだと感じた。公平であることが男女平等となっていく と考えている彼女にはHさんの男女平等を理想とする考え方にふれることが必要だと構想し、関わっ てきた。この関わりでいいのかと考えてしまう教師自身もいた。そんな彼女は、「同じくらいに働い ているのに額が違ったらそれは違う。でも、男の人が働いていたら、それはいいけど」と発言した。
私は、ジェンダーにこだわる彼女の発言を聞きながら、彼女なら公平に考えていくだろうという今ま での彼女への自分のとらえを見っめた。男性の方が給料の額が多くてもいいという彼女の考えから、
彼女は公平というだけで男女平等を考えることはできない、と感じたのではないかと思った。彼女に は、公平がいいと思いながら、自分でも男女平等にしていないのではないかと見っめさせるための新 たな構想が必要だと私は考え始めた。
(3)よくないとは思っているけど
そこで、男女共同参画社会推進条例を簡単に説明したパンフレットを配布し、彼女には、この条例 の理念にふれながら、女性の家事に対する考えを見っめてはしいと思った。
Tl 自分で家事をやりたいと言ったでしょ。男子には任せられないの?
Cl 任せられないわけではないけど、女の人が家事ということが頑に植えつけられている。
T2 自分の中に?気づかないうちに?
e2 何だかよく分からないけど、女の人は家事とか、育児とか、好きな色はピンクとか思って
−92−
しまう。
T3 よくないと思いながらもそう思ってしまうんだ。
C3 よくないと思いながらも、何かそう思ってしまっている。
彼女とのやりとりで、男子は仕事、私は女性は家事というように思ってしまう固定的な考えが、彼 女のいだいている男女平等の考えではないかと私は思った。「植えつけられている」「何かそう思って
しまっている」という発言から、彼女はそれが知らず知らずのうちに植えつけられているものだと感 じている。そう感じながらも、そのことに疑問を感じている彼女がうかがえた。公平に物事を考えた いと思っている彼女であるが、自分は固定的な観念に縛られていることに気づいたことで、どうした
らいいのか、彼女自身、迷い始めているのだろう。彼女の中では理想とする男女すべてが公平である 社会にしたいという自分の思いとは裏腹に、ジェンダーをかかえて言動をしている今の自分との間に ずれを感じているに違いない。そこで私は、固定的な観念が変わりつつある育児休業の取り方を考え させることで、事実を大切にする彼女が自分自身でどう判断するのかを迫っていくことにした。
(4)何か違和感があるんだよ
「変えようという気は′ないけど、男性が家事を手伝ってもいい」という育児休業の取り方について のK男君の発言を聞いた彼女は、アンケート結果をもとに、女の人は子育ての義務があるという考え は何かジェンダーだと述べた。さらに、「K男君が言ってくれたように、私もまた、男性が家事をす ることはいいけど、何か違和感があるんだよ」と付け加えている。彼女がジェンダーという言葉に縛 られてしまう自分自身のことを必死に話しているように感じた。そんな彼女は、今の社会を変えてい くことはできるのかという問題に、「自分にできることは思いっかないけど、男女差別についてもっ と、知ることが大切」とノートに書いた。私は彼女が自分にできることを模索している姿から、ここ まで真剣に考える彼女を感じ、見守ることにした。この問題を話し合う中で、彼女は友達の考えをさ らに知りたいという思いからなのか、友達の話を真剣に聞いていた。
そんな彼女は、「ジェンダーチェックで私はAになったけど、そうやって、男らしさ女らしさを決 めっけている人が、他にもいると思う」と発言した。他の人に目を向けることで、ジェンダーをかか えているのは自分だけではないことがわかったようだ。今までは、自分のことを見っめていた彼女だ が、他の人に目を向けていくことで、彼女の中に社会全体のジェンダーに対する意識を変えていかな ければならないということが芽生えてきた。そのことを何とかして全体にも広めたいという彼女の思 いを感じた私は、ここまで深く追究しようとする彼女の姿を目の前に何もできない自分が切なくなっ た。それでもここまで真剣に考える彼女の姿に、何かできるかもしれないと考えた私は、彼女を自ら のジェンダーという意識に縛られていることから解き放ちたいと思った。
3.自分自身を感じていくN子さん
彼女は自問自答しながらも、自分の思いを何とかみんなに解ってもらおうと考えていた。「男の人 がバラを好きではいけないことはない」というS男君の発言を聞いた彼女が、′自分の思いを訴えた。
C4 いけないと思っているのではなくて、いいとは思っているけど、気持ち悪いんだよな。自 分でジェンダーはいけないって思うけど、なってしまう。何か心の中に思ってしまう。
T4 気にしなければいいってことはできないの?
C5 何か、気がついたら、変だなと思ったりする。
T5 この勉強が始まってから、さらに思いすぎているの?
C6 別に。私も普通に生活していたら、こんなことは覚えてないっていうか、頭にないから。
T6 なるほど、感じ方の問題なのかもしれないな。そこは、ある意味いい面かもしれないね。
C7 だけど、そのジェンダーがなくならないと平等にはならないと思う。
彼女とのやりとりをしながら、自分の中にあるジェンダーに思い悩む硬女に対して、私はそれ以上 の関わりができなかった。自分自身のジェンダーに思い悩みながらも、何とかしていかなければなら
ないというN子さんの強い思いを感じ、彼女をどのように支えていけばいいのか、わからなくなって しまったからだ。彼女が絞り出すよ′うに発言する姿を見て、私自身は、ジェンダーに対して本当に真 剣に考えている彼女を、今はそれでいいと思わざるを得なかった。これほどまでにジェンダーに対し て真剣に考えている彼女に魅了され、私は言葉をかけることができなかった〇二万で、私はジェンダー をなくさないと平等にならないという彼女の思いを支えていくためには、どうしたらいいかと思い悩 んでいた。
4.彼女の中で変わっていったもの
ジェンダーが植えつけられていると感じていた彼女は、「今の社会はジェン ダーによる社会的不平等」とノートに記し、自分でもなんとかしていかなけれ ばならないという思いを強めていく。その思いを全体に広めていくことは、他 の子どもたちが自分の中にあるジェンダーを見っめていくことであり、彼女も 自分の考えを見っめ直すことになると私は思った。「今の社会を変えるために 自分にできることは何か」という問題について、「私はジェンダーチェックが
Cだったけど、N子さんと一緒で、男性がバラを持っていると、気持ち悪いと 〈発言するN子さん〉
思うから、そのようなことはないようにしたい」と仲のよい0子さんが発言した。その発言を聞いた 彼女は、「私もジェンダーをなくさないといけないと思う。私は勝手に人のことを決めつけ、ジェン ダーに縛りつけられている。人には個性があり、好き嫌いがあるから、私も直していきたいと思う」
と熱く語った。 ′
ジェンダーが自分自身の中に植えつけられていることを見つめ、思い悩みながらも、彼女は、自分 の意見に賛同してくれる友達の存在によって、自分一人の悩みではないことに気づいた。ジェンダー を気にして、わかっていてもそのことを拭い去れないと思い悩む彼女が、同じ場を共有する仲間にも、
ジェンダーをなくしたいと働きかけた。追究の随所で蓄えてきた事実を大切にし、自分の考えから自 分の生き方まで見っめる彼女の姿は、私が当初構想していたことをはるかに超えていたものだった。
彼女は社会事象の矛盾に気づき、ジェンダーに対する意識が強い自分と、そのことを拭い去ろうと しながらできないでいる自分と、対崎していた。ジェンダーをもっている自分に気づき、「植えつけら れている」「何かそう思ってしまう」と自問自答を繰り返し、思い悩んでいた。そんな彼女はジェンダー があることは悪いことだけど、少しずつなくしていけばいいと、自分自身を変えていくことを考えて
いった。そこまで自分自身で考えたことで、彼女はジェンダーに苦しんでいるのは自分一人ではない ことを感じ、安心したことで思いを語り、周りにも目を向けていく。そんな彼女が人には個性や好き 嫌いがあるように、人それぞれのものと気づき、もう一度自分を見っめていく。見っめたことで、「私
自身も直していきたい、そうやって意識していくことが大切なんだ」と感じた彼女がいた。人を決め つけてしまう自分自身を感じ始めたことは、自分と周りとのつながり方を見っめ直し、彼女が人への 見方や感じ方を広げていくことになった。それは、彼女が社会事象を見る眼を広げていく姿と考える。
5.教師が感じたこと
私の関わりは彼女の学びを支えたのだろうか。彼女の学ぶ姿を教師である私は、本当に支えること ができたのだろうか。構想でのとらえを超えた彼女の表れを目の前にした私は、彼女を支えていくた めには、彼女が何故そう考えてしまうのかと、自分が彼女と共に考え、悩むことではないかという思 いを強めた。そこから彼女が向き合える事象を設定し、彼女の今をとらえ、願いをもち関わっていく 構想をしようとしてきた。私は構想をしながら、N子さん一人でさえ、支えることが難しいことを実 感した。ジェンダーと真剣に向き合い、男女のあり方を超え、自分の生き方をも見つめる彼女の姿が 見られた。私自身も一緒に考えていくことができて嬉しかった。
ジェンダーという意識に縛られていた彼女が、ジェンダー以外のさまざまなことにも目を向けなが ら、それらのことについて、彼女が彼女自身で解決していけることだと私は信じている。
−94−
追究のあらまし
① <身。周己のことで男女の違いや差があることで気づいたことを】発表しよう,
C:体型が男子はがっちりで女子は丸みがある l C:このままだと男子が不利になる
i■
T:権利や権力もあるね。家の中での男と女の違いがあったね 疑問に思ったことをノートにまとめよう
[
② < H さ ん の 話
H:女性総合センターは、女性たちが元気で活躍するための所です H:一人の人間として個性を発揮していくことや能力を認めていく
ことができたらいいなという思いがあります T:Hさんのお話を聞いた感想を書こう
*Hさんの話から、
③④ < あ
Y:館内を見学Y:ジェンダー
てエしチ
女 ざ く ツ 性 コ だ
ぁ畏
セ .
− れ 溝 を
ク
C:笑い泣きは興奮して\涙が出てしまう
今と昔では権利をもつ人が違う。本当に涙は女 の武器なのか?男子に武器はないのかな?
を 聞 し っ >
いろいろと年号を教えてもらえてよかった。H さんの生きていた時代は大変だということがよ く分かった。林さんはすごいなと思った
−の見学、Hさん自身の生き方など、子どもたちの追究で大きな意味をもっものと考えた
(静 岡 県 女 性 総 合 セ ン タ
Yみ
んさはあざれあの職員)
ましょう
事をみんなでやっていくことですね
*女性が不利という説明を子どもたちは、どのように聞いていたの かが気になった 」
の 一 行 ダ と と ン 達 々 エ
︶友黙ジ
● ●
見 学 を し よ う >に
チ
結う一
トイレの見学をする
ェックの結果がAである
Y:争んなは男女平等と考えていますが、女性の方が不利だということで、そのことを解消する政策をとっています。家庭では、家
男女共同参画社会の言葉を調べたい
⑤〜⑬ < T:家事や育児のこ
査?・
の
な
−つ調ば
と 活 動 を
C:お父さんはしない
I
C:年代別にアンケート調査を行いたい
C:女性議員が一人しかいない。だから昔から続いている男女差が ここでも見られると思った
l
*女性の立場にたって、男女平等にしたいという強い思いを感じた T:自分の感想や次に調査したいことを書こう
:調査の続きをしよう
C:アンケート調査に出かけよう
T:今日の感想を発表してください
≡
C:男の人は出世できるけど、女の人は出世しにくい C:結婚すると女の人は家のことをしないといけない C:家事は女の人がするべきと答えた人が多い
I
T:友達の意見を聞いた感想をノートに書こう
i
T:調査の続きをしましょう C:男女差を気にしていない人が多い T:今日の感想を書こう
T:最終の調査活動 C:同じ仕事で同じ T:調べる時間をも
*時間を確保するこ
︐b hソ も
う も と ど 1よがし子
し料少で を給うと
えればいいと思う ます
たちの追究を支えたいと思った T:静岡市の男女共同参画社会推進条例のパンフレットを分けます
*この条例の理念にふれてほしいと思った
T:アンケート調査に出かける人は出かけてください。まとめる人 はまとめてください
C:一緒に家事ができる人がいい
I
T:調査結果を出し合おう
*幅広く考えにふれさせたいと思った
」
C:主に家事は女性がやるべきだと思う
I
C:託児所が家の近くにあれば、仕事が続けられる T:育児休業法について勉強します
今日の感想をノートに書こう
し よ っ >
T:男女平等について調べたけど、どうだった?
C:そんなに差別はないと思ったけど、まだ、男女 平等ではないのかなと思った
男の人が有利な立場に
あることがはっきりとし た。このままではなくて、男女平等にしてほし いと思う
*男女平等にしたいという彼女の思いを感じたT
]
・資料図書室に出かける
I
C:家事は女の人がするものだと決めっけている T:誰が?
C:私もそうだけど、ジェンダーチェックでAになっ た。でも、家事をするのは女子で家計を支える のは男の人だと思う
県庁に出かける
県庁の男女共同参画室に出かけてよかった
・教室で今までの調査結果をまとめる
I
C:なんだか分からないけど、女の人は家事とか育 児とか思ってしまう
T:、よくないと思いながらも、思ってしまうんだ
*彼女の男女に対する考えが出ていると感じた 県庁は、パンフレットだけ配ればいいのかなと 思った。自分は何をすれば分からないけど
*男女平等に向けて、何をしたらいいのか、途方に
くれている
⑭⑮ <
・育児休業法
コし
布■ 児
ト
朗
ン
育リ
ブの 休 業 法 に つ い て 調 べ て み よ う >し、簡単に説明をする l C:女の人が取った方がいいC:男性が育児休業をとってもいい
T:ノ育児休業は男性が取った方がいい、女性が取った方がいい?
T:大人の意見を聞
アンケート調査 一﹂
■つ
よる
み け
⁝
てか い出
CC CT
:お金のことを話す人はいなかった
:とるのはどちらでもいい。だから男女共同参画社会に,なってい
l IV
な両方とも取った方がいいと意見があった 今日の感想を書こう
⑯ < 育 児 休 業 に つ
TC
女性が取った方が
7人にアンケ
:給料が一緒
一だ トつ
い
− を た
い方に挙手する
る
と
ら、男性に取ってもらう?
ジェンダーのことが気になる
アンケートの答えには「女性だから」「男性だ から」と言う言葉が多く使われていたので、
「あ、ジェンダー」と思った
*彼女をジェンダーから解き放つ関わりを考えたい
い て 自 分 の 考 え を 発 表 し よ う >C:男性より女性が取った方がいい
C:今のままでいい。社会の仕組みはなかなか変わらない
C:男女共同参画社会をめ C:今の社会を変えて
⑰ 学習問題
き
−
l
l
.
∨
tV
たき\ IV
てしいざたC:私も男の人が家事をするのはいいけど、何
*自分の男女平等に対する考えを見っめている姿で ある。ジェンダー的な視点で見てしまう自分自身 をどう思っているのかをとらえていきたい
自分にできることは思いっかないけど、男女差 別についてもっと、知ることが大切
C:男性は仕事、女性は家事という考え方を変える C:男女とも互いのことを考える
i
T:今の社会は男女不平等かどうかの考えを書いてください
今の社会はジェンダーによる社会的不平等だと思う。そ のジェンダーをなくしたら、平等になっていく。男らし さ女らしさを決めつけている人も他にもいると思う。少
しずつなくせば、大丈夫だと思う
l *ジェンダー意識の自分なりの意味を少しずっ考えている
⑬ < 今 の 社 会 は な ぜ 男 女 平 等 に な ら な い の か >
C:女性の力が認められていない C:人それぞれだからいいけど、ピンク色が好きな l 男性には私はひいてしまう
C C C
ジェンダーチェックがCと言う人が多いのに、どうしてAの話は出てこないの?
普通に生活しているとそんなことを考えない 男がバラを好きでもいいと思う
T:今日の感想を書こう
C:CDの貸し借り な ら
る
え変
を
会る
C:いいとは思っているけど、気持ち悪い C:ジェンダーはいけないと思ってもなってしまう
人には人の個性があって好き嫌いがあるわけだし、その 人はその人なりでいいと思うけど、私にはできないた め に 自 分 に で き る こ と は 何 か > C:ジェン
C:男子の方が話しやすい。何かそうなっている
F
T:このクラスは男女平等と言えるかをノートに書こう
< 」 の ク
C:意識することは仕方がないと思う C:家庭科の時は女子が活躍する
C:心の ンダ
中一
− Y O
とる
I
. V
■
■ V
なて され
な ら う くけ思 な つ と
lをえう
植遵ダ に は
けない 友達関係とジェ
T:それは決めっけていることではないの?
このクラスはよく分からないけど、男女平等だと思う
フ ス は 男 女 平 等 と 言 え る か >・言える方に挙手する
C:男子だから女子だからと言うことを聞かない
T:Hさんの言った男女平等とは何かをノートに書こう
⑳ < H さ ん の 言 っ
・女性センターを見学し、Hさんの説明を聞く
ジェンダーがいけないことをもっと知るべき
*彼女にはHさんの体験談を聞き、自分のジェンダー に対する見方や考え方を広めてはしい
た 本 当 の 平 等 と は 何 か >
H:一人の人のことを見て駄目だ、女の人だからできないというと ころを変えていかないと思います
T⑳ CC T
:Hさんのお話について感想を書いてください
< H さ ん の お 話 や H さ ん に つ い て 思 っ た こ と を 発 表 し よ う >
Hさんは実際に行動に移しているからすごい 一人の人を見て、決めつけるのはよくない