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宮崎都心部には1日何人の人が 訪れているのか?

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1.研究のねらいと目的

1.1.FQBICの研究の流れの背景

福岡大学都市空間情報行動研究所(以下、FQBIC)では、これまで、福岡 市をはじめとしたさまざまな都市において、来街者の都心部内での渡り歩き 行動である回遊行動に着目し、まちづくり政策に関する様々な研究をおこ なってきた。そのねらいは、これまで曖昧であったまちづくりの目的を明 確にし、まちづくり政策の評価に対し、データや事実、証拠(エビデンス)

にもとづいた、より科学的な方法を開発することである

そのためにさまざまな都市で、継続して消費者行動調査を実施し、観測さ れた個々の消費者の意思決定や行動結果を、個々の消費者のマイクロな行動

FQBICの研究活動については、ホームページに記載の発表論文、実施調査

を参照されたい。([2]

宮崎都心部には1日何人の人が 訪れているのか?

― 来街地ベース回遊パターン一致推定法を用いた 宮崎都心部への純入込来街者数の推定と応用 ―

斎 藤 参 郎

岩 見 昌 邦

山 城 興 介

今 西 衞

福岡大学経済学部、福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)

福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)

−47−

( 1 )

(2)

履歴データとして収集し、収集されたマイクロな行動履歴データにもとづい て、まちづくり政策の評価のための科学的な方法の開発を試みてきた。([9]、

[10]、[11]、[12]、[13])

とくに、FQBICが注力してきたのは、主に地方中核都市の都心部での消 費者の回遊行動調査である。消費者の都心部回遊行動調査とは、当該都心部 内にいくつかの調査地点を設け、買物・レジャー・食事目的で、そこに訪れ た来街者の中から無作為に被験者を抽出し、調査日当日に被験者が立ち寄っ た場所、そこでの目的と支出額を生起順に記録する、聞き取りアンケート調 査である。つまり、回遊行動履歴を、行先とそこでの目的、支出額の3つの 組が回遊を経るにしたがって、どのように変化したかで記録する。このよう に、回遊行動調査では、行先選択、目的選択、消費選択の3つの同時選択の 組が、渡り歩きの途上でどのように変化したかの連鎖、シークエンスとして、

個々の消費者の回遊行動履歴を記録する。個々の消費者の回遊行動履歴を、

これら3つの同時選択の生起順の連鎖として記録したデータを、回遊行動履 歴マイクロデータと呼んでいるが、この回遊行動履歴マイクロデータの分析 にもとづいたまちづくり政策の評価が、われわれFQBICが提唱する消費者 行動アプローチの基本的な考え方である。([19]、[23])

さらにいえば、マイクロデータにもとづく政策評価とは、伝統的な公的統 計などの集計データを用いた最小二乗法を主な手法とする方法から、ミクロ

まちづくりの目的の明確化のためのキーとなる概念として、FQBICでは「都 市エクイティ」の概念を提唱している。これらの経緯については、[9][10][11]、[12]、[13]を参照のこと。

これらの試みと最近のビッグデータサイエンスとの関連については、[10]、

[11]、[12]、[13]を参照

100円バスの経済効果の研究を契機に、集客だけではなく、回遊を促進する ことが大きな経済効果をもつことが明らかになった。消費者行動アプロー チでは、回遊する人の実数ベースでの数のみでなく、都心部への支出増大 効果としての経済効果の計測へと広がっている。

−48−

( 2 )

(3)

経済学的な基礎づけをもったプロビットやロジットなどの離散選択モデルや 頻度データのポアソン回帰モデルなど、最尤推定法を主な手法とする方法へ の転換である。われわれの研究もこの2、30年間にわたるこのような大きな 転換の流れの中に位置づけられるが、最近のビッグデータの出現によって、

ますます個々の消費者の意思決定や行動履歴のマイクロデータの重要性の認 識が高まっており、マイクロデータへのシフトが加速している。

われわれの消費者の都心部内での回遊行動研究には、個々の消費者のマイ クロな意思決定や行動結果に関するマイクロデータを基礎とすることに加え て、研究を特徴づける2つの方法的特徴がある。「来街地ベース」と「頻度 ベース」とわれわれが呼んでいるモデリングの方法である。

まず、「来街地ベース」である。来街地ベースとは、消費者の都心部回遊 行動調査が、被験者が来街した都心部でサンプリングされるという、来街地 ベースサンプリング調査データにもとづいた消費者行動マイクロデータの解 析をわれわれの研究が主な手段として用いていることを指している。これま で、地域商業の研究や交通研究においては、この来街地ベースとは対照的に、

居住地ベースサンプリングにもとづく調査データに依拠してきた。地域商業 の例では、対象都市の中心市街地での消費者の購買行動を調べるため、当該 都市の中心市街地がもつ商圏を設定し、商圏内の居住人口の3%から5%の 居住者を被験者として無作為抽出し、留め置きや郵送法によって、被験者の 購買行動、とくに、どの品目をどこの都市や商店街、商業施設に出向して購 入しているかを聞くアンケート調査を実施する。これが通常の購買行動調査 である。

また、交通の例では、交通計画を策定するための「パーソントリップ調 査」がある。パーソントリップ調査では、例えば、北部九州圏の例をとると、

圏内の約400万世帯の3%から5%の世帯を無作為抽出し、その世帯の構成 員全員に、ある平日1日の交通行動のダイアリー調査を留め置きアンケート

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調査でおこなうものである。つまり、どの交通手段をつかって、どこに、仕 事やレジャー、買物など、何の目的で、どのような順番でトリップを起こし たかを記録する調査である。

もし調査の目的が消費者の都心部内での購買行動や回遊行動の解明である とすれば、居住地ベースサンプリングで購買行動調査とパーソントリップ調 査を統合した調査を企画するのは、サンプリング効率も悪い。しかも、居住 地ベースのサンプリング調査には莫大な費用がかかる。この観点から、

FQBICの都心部回遊行動調査は、来街地ベースサンプリング調査の枠組み

をとってきた。

しかし、来街地ベースサンプリング調査には、サンプリング効率や調査費 用の点で利点はあるものの、単純に分析すると、Choice-based Sampling Bias というバイアスの問題が起こる課題がある。来街地ベースサンプリングでは、

そこで被験者を無作為抽出すると、月に10回来街する人と1回の人では、10 回の人のほうが10倍被験者となりやすい。来街地ベース調査の結果を単純に 分析し、これを居住地に引き戻すマッピングを行ったとすると、居住地ベー スサンプリングで得られる場合に比べて、大きなバイアスを生ずる。これが、

内生的サンプリング(Endogenous Sampling)の一種であるChoice-Basedサ ンプリングのバイアスである。

FQBICのこれまでの研究の一つの柱は、来街地ベースサンプリングにま

つわるChoice-basedサンプリングバイアスを取り除く統計的方法の開発で

あったといえる。言い換えれば、来街地ベースサンプリング調査によっても、

居住地ベースサンプリング調査と同等の性能をもつ統計的方法を開発するこ とである。

本論文でその適用例を示す後述の、来街地ベース回遊パターンの一致推定 法は、来街地ベースマイクロデータの統計的解析に関する方法論の一つの理 論的到達点を示すものである。別の観点からいえば、来街地ベースサンプリ

−50−

( 4 )

(5)

ングによる回遊行動調査で得られた回遊行動履歴マイクロデータ、他の専門 用語では、トリップチェインデータの統計的解析方法に関する理論的基礎づ けを与えたものであり、来街地ベースの標本調査論(On-site sample survey theory)の基礎付けをおこなったものといえる。

実は、来街地ベース回遊パターンの一致推定法から、意外な展開が生まれ ている。これまで多くの中心市街地で、来街者数を推定するため、歩行者通 行量調査など、様々な試みが行われてきた。しかし、同一の歩行者が複数の 通行量調査ポイントで計測されるダブルカウントの問題があるため、ネット

(純)で何人の来街者が都心へ流入しているのかを推定することができな かった。しかし、われわれの一致推定法は、回遊パターン、すなわち、人々 の都心部内での移動の密度を正確に推計する理論的方法であるので、都心部 内のどこか一か所でも実数ベースで来街者数が分かれば、逆に、ネットで何 人の来街者が都心部に流入しているのか、都心部への純入込来街者数を推計 できてしまうことが分かったことである。

これは画期的なことであった。これまで多くの中心市街地で、その再生や 活性化を目指した様々な施策が実施され、莫大な金額が投入されてきたが、

自分のまちにネットで何人の純入込来街者数があるかを把握しているまちは 皆無である。これを知らずして、中心市街地の活性化策にどのような効果が あったと検証できるのだろうか?

このような現状に対し、一致推定法によって入込来街者数を知ることがで きれば、より精度の高い中心市街地活性化策の評価ができる可能性が出てき たからである。さらにいえば、このようなコア技術をベースにまちの価値を 高めるには、どのような戦略をとればよいのかの「回遊アナリティクス」の 考え方につながっていく

さて、第2の「頻度ベース」である。「頻度ベース」のモデリングとは、

消費者の行先選択モデルに表現されるような、消費者の行先選択の「確率」

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を説明することをモデリングの最終目標とするのではなく、行先へ出向する

「頻度」を説明することを目標とするモデリングの方法を指している。

これまでの中心市街地における商業研究では、現場の感覚と研究の方法と が大きく乖離していた。それは次の意味からである。

まず、現場では、1日に何人の客が来店したかの来客数、そのうちの何人 が実際に購入したかの購入決定率、そして、購入した顧客の客単価が問題と なる。それは、これらの積が1日の売上高を決める指標となるからである。

これを政策モデルへと展開する自然な考え方は次となる。この3つの指標が 売上高に影響を与える構成要素であるから、それぞれの構成要素に影響を与 える要因を政策変数と捉え、その効果の多寡をみて、売上高増大への戦略や 計画に結び付けていく。ところが残念なことに、研究の展開は、このような 現場での売上高増大といった戦略形成に直接寄与する形で展開されたわけで はなかった。

商業地の行先選択モデルとして有名な、重力モデルの一種であるハフモデ ルを例にとり上げ、この点を具体的に説明しよう。

ハフモデルにおいては、行先選択確率の説明変数として、行先商業地の売 場面積と居住地と行先商業地間の距離の2つであるが、行先商業地の魅力要 因として売場面積のみであるは不十分であるとの批判に加えて、年齢や性別 などの個人属性が行先選択にどのような影響を与えているのか、推定できな いとの根強い批判があった。それは、居住地ベースの購買行動調査から得ら れる、居住地ごとにサンプルを集計し、そのもとで計算された観測行先選択 確率を被説明変数とした集計モデルを考えているため、集計によって失われ た、年齢や性別などの個人属性が、行先選択にどのような影響を与えるのか

最近、FQBICでは、「都市エクイティ」(Town Equity)を高めるためのTEMS

(Town Equity Management System)や、そのBI(Business Intelligence)ツー ルとしての「回遊アナリティクス」を提唱している。([13]

−52−

( 6 )

(7)

を明らかにできないからである。しかし、McFaddenによるConditional Logit

Modelなどの非集計モデルが開発され、個人属性の行先選択への影響を最尤

推定法によって明確に推定できることになり、この問題は解決された。しか し、これらの理論的発展が、離散的選択モデルといわれるように、代替案の 選択確率を説明するモデルであり、先の現場での課題である、集客数や購入 決定率、また、客単価などの説明の深化との交錯はほとんど起こらなかった。 その結果、現在でも購入決定率、客単価の決定など、未解決の課題も多い

FQBICの研究では、回遊マルコフモデルの着想以来、一貫して、何人の

人が都心部にネット(純)で来街し、実数ベースで何人の人が都心部のどこ からどこに移動しているかの計測と予測を行うことを目標としてきた。

現時点では、来街地ベース回遊パターン一致推定法の開発によって、都心 部内での実数ベースの回遊移動者数の推定に関する理論的根拠が確立される とともに、より精度の高い、都心部内での回遊移動者数の推定が可能となっ てきた

現在、FQBICでは、九州の県庁所在都市の都心部に、ネットで何人の

(純)入込来街者数があり、それらの来街者が都心部内をどこからどこへ何

現在でも、消費者の買物出向頻度については、単純な在庫管理モデルに依 拠する研究が多い。([3]、[21])

ハフモデルでは、行先の業態にかかわらず客単価が同一であるとの想定の もと、行先選択確率の確率にしたがって、個々の消費者の年間の総小売関 連支出を、行先商業地に配分する方式をとることが多い。これらの改良に ついては、石橋[1]がある。

回遊マルコフモデルは、筆者の一人(斎藤)が、1983年当時、林基現福岡 大学名誉教授と大石迪夫教授、水谷守男現福岡大学名誉教授がすすめてい た延岡商業近代化地域計画実施計画のプロジェクトに参画した時に創案し たものである。

来街地ベース回遊パターンの一致推定法と説明変数付き回遊マルコフモデ ル([14])とを駆使して、ハノイにおける伝統的市場の建て替えによる都市 再開発の効果を予測、測定した最新の研究例にTran[22]がある。

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人移動しているかの回遊移動者数テーブルの推定を行い、それぞれの都心部 が、実数ベースの人の流れからみて、どのような構造をもっているのかを明 らかにする、現地の商店街とも連携した、共同研究教育プロジェクト10を推 進している。本研究は、このFQBICが九州の県庁所在都市の中心市街地で 展開しているプロジェクトの最新の結果の一端を示すものである。

1.2.ねらいと目的

上述のように、FQBICでは、現地の商店街や商工会議所、自治体と連携 し、九州の県庁所在都市の都心部で回遊行動調査を実施する共同研究教育プ ロジェクトを展開している。そのねらいは、一致推定法を用いて、これまで 明らかでなかった各県庁所在都市の都心部への純入込来街者数をまず推定・

計測することである。その結果をもとに、実数ベースで都心部のどこからど こへ何人が回遊で移動しているかを明らかにする。これまで現地でもぼんや りと直観や類推で理解されるのみであった、都心部内の人の動きがどこから どこへ何人という実数で可視化されることには大きな意義がある。各県庁所 在都市の都心部内の人の流れをみて、そのどこに強みと弱点があるのかを理 解し、弱点を補強し、強みをさらに伸ばして、どのように都心部を再生させ るかの戦略形成に活かせるからである。

FQBICは、福岡市の都心部を中心に、消費者回遊行動調査を、10数年に

わたり毎年継続して実施してきたが、6年前より、鹿児島市、熊本市の都心 部が加わり、また、3年前より、大分市、宮崎市、別府市を継続して調査す

10 本プロジェクトは、「福岡大学魅力ある学士課程教育支援」からの助成を受 けている。現地での回遊行動調査には、経済学部産業経済学科社会システ ム分析コースの学生を中心に、ゼミやワークショップ、フィールド研究を 受講する学生が、毎回、4、50人、現場の商業地を訪れ、土日の2日間に わたって消費者都心部回遊行動調査の聞き取りアンケートや歩行者通行量 調査を実施している。

−54−

( 8 )

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る対象都市に加え、長崎市でも調査を実施11するなど、九州の県庁所在都市 の中心市街地に調査対象都市を拡大してきた12

また、九州域外でも、東京の丸の内・有楽町地区でも実施しており、さら に、海外でも、上海、北京、台北、ソウル、ハノイ、ホーチミンといった東 アジアの巨大都市において、回遊行動調査を実施している。

本稿のねらいの一つは、これらのFQBICが現在まで九州の各県庁所在都 市で行ってきた活動の一端を、宮崎都心部を例として示すことである。

そのために、2012年12月に、初めて実施した宮崎市の中心市街地を対象と して、「第1回宮崎都心部消費者回遊行動調査」を取り上げる。

本研究のねらいは、今回初めて実施した都心部回遊行動調査のデータに、

回遊パターンの一致推定法を適用し、歩行者通行量調査の結果と組み合わせ、

今回はじめて宮崎都心部へのネット(純)の入込来街者数を明らかにし、さ

11 北九州市についても、魚町商店街を対象として、1993、1994年に小倉都心 部消費者回遊行動調査を実施している。(Cf. [8]、[15])

12 佐賀市は、延岡市とともに、筆者の一人(斎藤)が、回遊モデルを創案し た回遊行動研究発祥の都市である。斎藤は、1983年に、「消費者の商業地間 回遊を考慮した多段階選択非集計ハフモデル」を、多変数多項ロジットモ デルの完全再帰型の同時方程式モデルとして定式化し、これを推定してい る。また、同時に、延岡商業近代化地域計画で、回遊マルコフモデルを創 案した([5])。この商業近代化地域計画の策定時に実施した購買行動調査は、

居住地ベースであり、この調査において、初めて、回遊に関する調査項目 が加えられた。この回遊に関する質問項目は、買回品と保存食品の2品目 に関して、直近の購買行動を聞き、その行先となった商業地を挙げてもら うと同時に、その前後で立ち寄った商業地を回答してもらう変則的な質問 項目となっている。続いて、1984年に、佐賀市市民意識調査を利用し、市 民の都心部での回遊行動調査(居住地ベース)を実施している。ここでは、

直近の都心部出向トリップを取り上げ、これについて、当日立ち寄ったす べての行先、そこでの目的を聞いている。この佐賀市市民意識調査が、回 遊で立ち寄ったすべての立ち寄り先を記入してもらう、完全な形での初め ての回遊行動調査である。([6]、[7])

宮崎都心部には1日何人の人が訪れているのか?

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らに、これを用いて、宮崎都心部内で来街者がどこからどこへ何人回遊で移 動しているか、都心部内の人の流れを可視化し、人の流れからみた宮崎都心 部の構造を提示することで、われわれの消費者行動アプローチの有効性を示 すことである。

消費者行動アプローチとは、消費者の回遊行動履歴マイクロデータにもと づいて、都心部に買物、レジャー、食事で訪れた来街者が都心部内のどこを 何の目的で立ち寄り、いくら支出したかの分析を通して都市政策や商業政策 の科学的な評価へと結び付けていこうとするアプローチであり、政策の実施 前後あるいは有無によって、まちに訪れた消費者の行動が変化し、その行動 変化を人数や金額といった実数、頻度ベースで計測し、科学的な政策評価に 結び付けようとするアプローチである。([19]、[20]、[22]、[23])

さて、宮崎市は、2006年、同市の「中心市街地活性化基本計画」が内閣総 理大臣の認定を受け、市街地活性化に係る様々な取り組みを行ってきた。ま た、同計画の期間満了に伴い、これまでの事業の評価・検証を行うとともに、

更なる活性化を図るために「宮崎市中心市街地活性化推進プラン」が2013年 3月に策定された。([4])

しかし、「宮崎市中心市街地活性化推進プラン」報告書でも指摘されてい るように、「実感ある活性化に至っていない」、「更なる活性化を望む」と いった意見もでており、活性化への取り組みの成果がなかなか見えづらいと の声がある。再度、宮崎都心部のまちの現状と課題を整理し、今後の政策に 繋げていく仕組みを構築する必要がある。

そこで、本研究の主な目的を、中心市街地活性化のための基礎となる宮崎 都心部へのネット(純)の入込来街者数を初めて推計することに置いている。

これまで、多くの中心市街地で、まちのにぎわいの指標として歩行者通行 量調査が実施されてきた。しかし、上述のように、歩行者通行量調査では、

同一の歩行者が複数の計測ポイントで計測されるダブルカウントの問題があ

−56−

( 10 )

(11)

るため、一体何人の人がネットで都心部に流入しているかの、純入込来街者 数は推定できない。

今回、「第1回宮崎都心部消費者回遊行動調査」の消費者行動マイクロ データにもとづいて、回遊パターンの一致推定法を適用し、併せて、歩行者 通行量調査の結果を適用することで、これまで明らかにされてこなかった宮 崎都心部への買物、レジャー、食事目的での純入込来街者数を推計する。

さらに、これらの都心部への来街者が、都心部のどこからどこへ何人移動 したかの都心部内の回遊移動者数の推計を行い、宮崎都心部の人の流れを可 視化し、人の流れからみた宮崎都心部の構造を明確化することで、今後の中 心市街地活性化策の策定のための基礎情報とすることを目的としている。

本論文の構成は以下の通りである。2章は、本研究で用いる来街地ベース 回遊パターン一致推定法と使用するデータの説明、3章、4章は分析結果、

5章は結論と今後の課題である。

2.分析枠組

2.1.来街地ベース回遊パターン一致推定法

本研究では、斎藤・中嶋・栫井[17](2001)、斎藤・中嶋[18](2003)の来 街地ベース回遊パターン一致推定法を宮崎都心部回遊行動調査データに適用 し、宮崎都心部への1日あたりのネットでの入込来街者数、および回遊移動 者数を推定する。

来街地ベース回遊パターン一致推定法は、来街地(添字cで居住地と区 別する)で、サンプルが回遊経路rをとる確率をfc(r)とし、個々のサンプ ルに各種のウェイトをつけて集計することで、サンプル数を増やしていけば、

真の分布fc(r)に収束することを述べたものである。

次式が、その来街地ベース回遊パターン一致推定法の基本式である。

宮崎都心部には1日何人の人が訪れているのか?

(斎藤・岩見・山城・今西) −57−

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ここで、fc(r)は回遊経路rをとる確率、rR は回遊経路、vは出向頻度、

sSは調査地点、tTはサンプル、ls(r)は回遊経路rsS 上での長さ、

δtc(r,v,s)は、サンプリング地点がs、出向頻度vが、回遊経路がrの時に1、

その他の時は0とカウントする確率変数、H(s)は各サンプリング地点sのサ ンプリング比率である。

ここで、上記の式の意味の概略を述べておこう。

サンプルtT は、来街地(都心)cでサンプリングされ、その回遊経路、

すなわち、生起順序にしたがった立ち寄り先のリストrtとサンプリングさ れた地点st、および、都心cへの出向頻度vtとサンプリングポイントstへの 出向頻度vt(st)が観測される。上式の右辺は、各サンプルtTが、どのよう な回遊経路rをとったかを、各種のウェイト付きで全サンプル上で集計した ものである。各種ウェイトは、サンプルtの都心への出向頻度、サンプリン グされたサンプリング地点stへの出向頻度、サンプリング地点の集合上で の回遊経路の長さ、および、サンプリング地点stでのサンプル数比率であ る。

上式の右辺で計算されたウェイト付き集計を、回遊経路rの都心cでの生 起確率fc(r)の推定量^fc(r)とおくと、 ^fc(r)は、サンプル数が増大するにつれ て、真の分布fc(r)に収束するというのがその主張である。

来街地cにおいて、すべての回遊経路の集合上の分布fc(r)の推定量 ^fc(r) を求める上記の式の具体的な手順を、図2.1に示しておく。

−58−

( 12 )

(13)

図2.1 来街地ベース回遊パターン一致推定法

2.2.使用するデータ

本研究では、FQBICが実施した「第1回宮崎都心部回遊行動調査」(以下、

2012年宮崎調査)を使用する。2012年宮崎調査は、宮崎市の中心商業地であ る橘通や若草通の周辺エリアを、宮崎都心部と定義し、大型商業施設や商店 街アーケード内に調査地点を設け、調査地点に訪れた来街者から無作為に回 答者を抽出して15分程度のインタビュー調査を行う、来街地ベースの聞き取 りアンケート調査である。

宮崎都心部は、JR宮崎駅周辺および駅から数百m離れた宮崎最大の中心 商店街で構成されている。中心商店街は、複数商店街が連結した2〜3km のアーケード街を形成しており、その中に大型百貨店の宮崎山形屋が立地し、

宮崎市のメインストリートの橘通を挟んだ形で大型複合商業施設のボンベル タ橘が立地している。

本調査では、宮崎山形屋、ボンベルタ橘、若草通商店街、一番街商店街、

宮崎都心部には1日何人の人が訪れているのか?

(斎藤・岩見・山城・今西) −59−

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カリーノ宮崎、橘通中央商店街、宮崎駅の計7か所に調査地点を設置した。

主な調査項目として、(1)宮崎都心部内の立ち寄り場所とそこでの目的、

支出額を生起順に記録する回遊行動履歴の項目、(2)宮崎都心部への出向頻 度、(3)宮崎都心部内の主要商業施設の出向頻度の項目、(4)個人属性などが ある。

調査日時は、2012年12月1日(土)、2日(日)の11時から19時である。

獲得調査サンプル数は、364サンプルである。

さて、2012年宮崎調査では、回遊行動履歴である被験者の立ち寄り先を、

いくつかの主要商業施設(ノード)と22のゾーンで定義している。本研究で は、調査地点となった7つのノードと14のゾーンとに再定義して分析を行う。

(以後、これらをノードという語句で統一する。)詳しくは、図2.2と表2.1に 示す。

図2.2 宮崎都心部のゾーンコード区分

−60−

( 14 )

(15)

表2.2012年調 調査 地点ード 番号場所、地区主な施設等ゾーン番号 清水、西池町、千草町周辺地区MRTMicc、マ1000199920002999 橘通中央商店街西側周辺30003999 ※331013102 橘通三番街西側周辺(一番街ート40004999 一番街4100 橘通3丁目周辺ョッ青空、菓子日高本店50005999 高千穂通周辺600069991000109911001199 ※8宮崎610161026103 橘通中央商店街東側周辺(山形屋ート70007999 ※171017102 1180008999 ※18100 13橘通2丁目周辺90009999 14宮田町周辺1400149915001599 15広島2丁目、別府町周辺13001399 16宮崎県庁本館周辺物産館、宮崎八幡宮、宮崎小学校1600〜16999、19000〜19999 17末広、上野町周辺宮崎市役所、宮崎市民1700179918001899 18KITEN1200129920002099 ※11200 20宮崎駅東、青葉町周辺宮崎店、リュ、宮崎市総合体育館2100219922002299 21宮崎都心部外9999 22入口自宅)

宮崎都心部には1日何人の人が訪れているのか?

(斎藤・岩見・山城・今西) −61−

( 15 )

(16)

表3.1 一致推定法による回遊パターンの推定結果

確率 回遊ルート 確率 回遊ルート

0.11565 22 8 22 0.00851 22 15 10 22 0.08227 22 10 22 0.00703 22 10 8 22 0.08150 22 19 22 0.00652 22 12 3 4 22 0.07903 22 5 22 0.00639 22 11 12 11 8 22 0.04931 22 3 4 22 0.00625 22 19 8 1 22 0.04139 22 2 4 12 11 22 0.00625 22 1 3 22 0.03580 22 19 21 22 0.00547 22 12 4 22 0.02496 22 3 22 0.00532 22 19 21 19 22 0.02290 22 21 19 22 0.00532 22 20 19 22 0.01955 22 3 9 22 0.00531 22 9 13 1 10 22 0.01955 22 10 5 2 22 0.00505 22 8 1 22 0.01872 22 19 5 22 0.00505 22 7 3 22 0.01453 22 10 10 10 22 0.00504 22 9 19 5 22 0.01406 22 2 8 12 22 0.00469 22 5 3 22 0.01318 22 5 11 22 0.00434 22 8 12 3 22 0.01262 22 19 4 1 22 0.00429 22 3 3 22 0.01250 22 5 11 2 22 0.00390 22 5 5 22 0.01250 22 2 11 4 5 22 0.00384 22 3 10 22

0.01250 22 5 4 22 0.00354 22 3 3 22 0.01223 22 8 8 22 0.00351 22 19 4 5 22

0.01194 22 10 10 22 0.00347 22 11 12 22 0.01061 22 12 22 0.00339 22 5 19 22 0.01032 22 10 3 22 0.00316 22 1 8 10 22 0.01010 22 19 8 14 22 0.00313 22 9 3 10 22 0.01004 22 10 9 22 0.00313 22 3 7 22 0.00920 22 11 10 22 0.00312 22 5 3 10 10 22 0.00902 22 10 7 22 0.00312 22 10 5 3 22

3.宮崎都心部への入込来街者数と回遊移動者数の推計

3.1.回遊パターンの推定

ここでは、2012年宮崎調査データに来街地ベース一致推定法を適用し、宮 崎都心部での回遊パターンを推定する。回遊パターンとは、すべての回遊ルー トの集合の上の確率分布を指す。回遊ルート(経路)とは、自宅から対象エ リア内の商業施設、地区に立寄り、自宅に戻るまでの一連の立ち寄り場所の 連鎖のことである。

表3.1は、宮崎都心部の回遊パターンの推計結果をまとめたものであり、

すべての結果を提示するとかなりの量になるので、その一部を示している。

なお、表の回遊ルートの列にある各番号は、図2.2、表2.1で示した宮崎都心 部内のノード番号である。

−62−

( 16 )

(17)

3.2.回遊OD密度への変換

次 に、表3.1で 推 定 さ れ た 回 遊 ル ー ト 上 の 分 布 を 回 遊OD(Origin- Destination)密度に変換する。変換の方法は、以下の通りである。

表3.1で求めた各回遊ルートを発地と着地の組(これをODペアと呼ぶ。)

に分解する。例えば、自宅 →A→B→ 自宅といった回遊ルートがあった場 合、1)自宅 →A、2)A→B、3)B→ 自宅と分解できる。

さらに、発地を表側、着地を表頭にしたOD表を作成し、ODペアに対応 するOD表の要素に、そのODペアを含む回遊ルート選択確率を加えていく。

表3.2は、回遊OD密度の結果である。各要素は、全トリップに占める当 該ODペアの比率を示している。

3.3.入込来街者数・回遊移動者数の推定

一致推定法の特徴は、どこか1か所の実数ベースの来訪者数がわかると、

拡大によって、都心部全体への入込来街者数が推定できることである。ここ では、表3.2で推計した回遊OD密度に、宮崎都心部の1つのノードの来街 数を掛け合わせて、宮崎都心部への入込来街者数および回遊来街者数を推計 する。

FQBICは、回遊行動調査実施の同日、宮崎都心部内の若草通の歩行者通

行量を計測した。(実施日時:2012年12月1日(土)10:00〜20:00)調査当 日の若草通への通行量は、4,324人/日であった。これを用いて推定した結果 が表3.3である。

この表から、宮崎都心部へのネットでの入込来街者数は40,822人/日と なった。

また、各列和は、各ノードへの1日あたりの来街者数となる。宮崎山形屋 の来店者数は10,859人となったが、この値は、宮崎山形屋の年平均1日あた りの平均来店者数と非常に近い数字であった13

宮崎都心部には1日何人の人が訪れているのか?

(斎藤・岩見・山城・今西) −63−

( 17 )

(18)

表3.2 回遊OD密度の推定結果

清水、西池町、千草町、中央通周辺地区 1 0.0000 0.0000 0.0092 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0032 0.0021 橘通中央商店街西側周辺(ボンベルタ橘を除く) 2 0.0050 0.0000 0.0031 0.0414 0.0013 0.0000 0.0000 0.0141 0.0000 ボンベルタ橘 3 0.0015 0.0024 0.0000 0.0589 0.0051 0.0000 0.0000 0.0062 0.0207 橘通三番街西側周辺(一番街を除く) 4 0.0138 0.0000 0.0028 0.0000 0.0224 0.0008 0.0000 0.0000 0.0034 一番街 5 0.0009 0.0217 0.0153 0.0141 0.0000 0.0000 0.0000 0.0034 0.0004 橘通3丁目周辺 6 0.0000 0.0000 0.0000 0.0021 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 高千穂通周辺 7 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0057 0.0000 カリーノ宮崎 8 0.0064 0.0050 0.0059 0.0000 0.0015 0.0000 0.0047 0.0000 0.0023 橘通中央商店街東側周辺(山形屋を除く) 9 0.0007 0.0031 0.0012 0.0046 0.0000 0.0067 0.0000 0.0006 0.0000 宮崎山形屋 10 0.0000 0.0017 0.0223 0.0012 0.0252 0.0028 0.0090 0.0105 0.0154 橘通三番街東側周辺(若草通を除く) 11 0.0000 0.0125 0.0000 0.0125 0.0000 0.0000 0.0000 0.0064 0.0006 若草通 12 0.0000 0.0006 0.0109 0.0055 0.0002 0.0000 0.0000 0.0009 0.0026 橘通2丁目周辺 13 0.0053 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 宮田町周辺 14 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0002 0.0000 0.0000 0.0025 0.0000 広島2丁目、別府町周辺 15 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 宮崎県庁本館周辺 16 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0004 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 末広、上野町周辺 17 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 錦町周辺(宮崎駅を除く) 18 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 宮崎駅 19 0.0000 0.0000 0.0000 0.0161 0.0238 0.0000 0.0000 0.0164 0.0006 宮崎駅東、青葉町周辺 20 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0023 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 宮崎都心部外 21 0.0000 0.0000 0.0000 0.0004 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 入口(自宅) 22 0.0153 0.0705 0.1270 0.0098 0.1438 0.0021 0.0057 0.1447 0.0199 0.0489 0.1175 0.1977 0.1664 0.2262 0.0125 0.0194 0.2144 0.0680

−64−

( 18 )

(19)

10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 0.0058 0.0000 0.0007 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0279 0.0489 0.0031 0.0144 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0004 0.0348 0.1175 0.0230 0.0019 0.0011 0.0000 0.0000 0.0000 0.0002 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0027 0.0742 0.1977 0.0024 0.0000 0.0416 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0791 0.1664 0.0033 0.0257 0.0027 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0047 0.0000 0.0000 0.1342 0.2262 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0104 0.0125 0.0010 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0127 0.0194 0.0079 0.0006 0.0184 0.0000 0.0101 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0001 0.0000 0.0000 0.1515 0.2144 0.0014 0.0000 0.0000 0.0053 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0050 0.0000 0.0000 0.0393 0.0680 0.0000 0.0024 0.0049 0.0000 0.0000 0.0000 0.0009 0.0025 0.0000 0.0003 0.0000 0.0000 0.1668 0.2660 0.0097 0.0000 0.0099 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0608 0.1123 0.0020 0.0478 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0003 0.0000 0.0000 0.0353 0.1059 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0053 0.0025 0.0000 0.0024 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0101 0.0177 0.0085 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0085 0.0034 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0009 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0002 0.0049 0.0004 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0035 0.0039 0.0002 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0005 0.0000 0.0000 0.0000 0.0007 0.0000 0.0005 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0052 0.0411 0.1210 0.2247 0.0029 0.0000 0.0000 0.0000 0.0021 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0053 0.0000 0.0000 0.0000 0.0127 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0282 0.0000 0.0000 0.0385 0.0671 0.1884 0.0191 0.0243 0.0000 0.0055 0.0085 0.0038 0.0004 0.0007 0.1802 0.0074 0.0229 0.0000 1.0000 0.2660 0.1123 0.1059 0.0053 0.0177 0.0085 0.0049 0.0039 0.0007 0.2247 0.0127 0.0671 1.0000 2.9008

宮崎都心部には1日何人の人が訪れているのか?

(斎藤・岩見・山城・今西) −65−

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(20)

表3.3 入込来街者数・回遊移動者数の推定結果

清水、西池町、千草町周辺地区 378 129 87

橘通中央商店街西側周辺(ボンベルタ橘を除く) 2 206 128 1,690 54 574

ボンベルタ橘 60 97 0 2,405 206 254 845

橘通三番街西側周辺(一番街を除く) 564 114 915 34 140

一番街 36 884 623 574 139 16

橘通3丁目周辺 87

高千穂通周辺 234

カリーノ宮崎 259 206 240 60 192 94

橘通中央商店街東側周辺(山形屋を除く) 9 29 128 51 186 273 25

宮崎山形屋 10 71 909 48 1,028 116 368 428 628

橘通三番街東側周辺(若草通を除く) 11 510 510 261 26

若草通 12 24 443 223 35 105

橘通2丁目周辺 13 217

宮田町周辺 14 10 101

広島2丁目、別府町周辺 15

宮崎県庁本館周辺 16 17

末広、上野町周辺 17

錦町周辺(宮崎駅を除く) 18

宮崎駅 19 659 970 667 25

宮崎駅東、青葉町周辺 20 94

宮崎都心部外 21 14

入口(自宅) 22 625 2,878 5,185 399 5,870 87 234 5,907 811 1,996 4,799 8,070 6,794 9,232 510 794 8,754 2,776

−66−

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参照

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