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『執金剛神縁起絵巻』 みどりこ

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『執金剛神縁起絵巻』

みどりこ

一嬰児、鷲にさらわれる一

奈良教育大学附属図書館蔵。上巻・下巻(中巻欠)。タテ32.5cmXヨコ二 巻合せて24.46m。着色。東大寺所蔵分は室町時代成立。これは同系の転写 本であるが、成立はかなり降る。江戸時代末か。筆使いなど全体として良好 ではない。物語内容は、(一)東大寺建立に貢献した良弁の伝記。(二)良弁 の念持仏法華堂執金剛神像の霊験譜。(三)良弁の母に対する孝行譜、から成る。

掲出表紙絵は、相模国漆部氏に育った嬰児が鷲にさらわれてゆく場面。鷲 に掴まれた児の部分がかなり槌せている。この児、鷲に育てられ高僧良弁と なる。周知の如く『元享釈書』等では、鷲が落とした児を、春日神南へ参詣 途次の義淵が拾い上げて育てることとなる。大和関係の名所図会ではこれに 良弁杉伝説等も加えている。また良弁と関係しない段階での「鷲が嬰児を連 れ去る話」は、古く『日本霊験記』『今昔物語』などにも見え、昔話では「鷲 の育て児」として括られていて、伝承は九州から東北地方に及ぶ。

(国文学・真鍋昌弘)

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日 時:平成13年1月16日(火)

場 所:附属図書館 鮨長室

出席者:奥田 裕子(大学院1回生)

牛 承 彪(大学院1回生)

土橋  愛(学部4回生)

笹尾 佳代(学部3回生)

安永 敬介(学部3回生)

山本 敦子(学部2回生)

相谷 将啓(学部2匝性)

書相 知展(学部1回生)

山本 千裕(学部ユ回生)

図書館長あいさつ

みなさん、こんにちは。附属図書館は学生と教官 が大学で勉強し、あるいは研究することを助ける ためにあるわけです。 世界中どこの大学にも大 学附属図書館があります。学生や教官あるいは市 民の方々に、いろいろなⅨ登や情報を通して文化 を伝達しようということで、図書館の人たちが毎 日回書の管理など、いろいろな活動をしております。

本日はみなさんがどういうふうに感じ、思ってお られるかということを自由に話していただき、そ れを参考にして、図番館が尚一層良くなっていき

司 会:前田富四雄教授(附属図書館運営委月)

松村 竹子 小畠 義弘 渡  勝弥 辻 真紀子 山本  修 松尾江津子 堀部 文子

(附属図番館長)

(事務長)

(管理係長)

(管理係員)

(目録情報係長)

(情報サービス係長)

(情報サービス係員)

たいということで、みなさんのお知恵を拝借した いので、自由な意見を述べていただきたいと思い

ます。

他の図書館と比べて

司  会:まず最初に図番膳の利用全般について どういうイメージを持っているか、特に本学 の囲・古館についてはどうなのか、他の図書飴 も利用されていてどうなのかということから 話を聞いてみたいと思います。

吉村さん:家から距離的には大阪教育大の方が近 いので先日も行ったけれど、やはり新しい所で、

蔵書とか設備面でもまったく規模が違う。奈 良の方はいつも使っているが、言うたら悪い んですが、貧弱というか、あまり無いので囲 っています。

司  会:その場合、蔵書が新しいということで はなく、量が多いということですか。

書付さん:蔵書が古いこともありますが、新刊の 問題があるんですよ。

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司  会:なぜそうなっているんでしょうかね。

大教大も古いわけだから、古いのからずっと あるはずなんだけど、特別に予算がたくさん でてるのですか。

事務長:大教大の場合は本学の学生数より人数 的にも非常に違います。積算は学生数やまた 教官数にたいして予算配分されますので、規 模が違います。蔵書数にしましてもそうとう 開きがあろうと思います。本学では29万冊

を切る程度の蔵書数です。そういうような状 況ですので、できるだけ運営委員会を通じな がら、新課程に関わっての対応できる蔵書を 整備したいということで、どういう図書がい いか検討し、また、推薦図書は如何なものかと、

いろいろな形でお聞きしております。徐々に 整備を行っておりますが、一足飛びにはなか

なか叶えられないのが実情です。

図書館長:そういうことをカバーするために、大 学の図書館では相互利用というものができて、

本学の学生証を持って行けばどこの大学図書 館にでも入館及び見ることができます。それ からガイダンスで行ったように、図書館から コンピュータを通じて、どこに行ったらその 本があるか検索することもできるわけです。

そういう連携をとりながら、全体で補ってい こうというのが、現在の大学図書館の流れで すね。現状では全部が全部蔵書を充実するのは、

なかなかできないものですからね。

事務長:借りることについては大学によって若 干違いがありますが、どうしてもそれが必要

となれば図書館を通じて資料をとりよせるこ とができます。手続き上の問題としていろい ろあろうかと思いますけど。

司  会:行って読んでくる(笑)。分厚い本な ど見たい場合はこちらで申し込むとそれは不 可能ではない。個人的にはそこではすぐには 借りられないということですね。

図書館長:目で見て「ああっ」というような感覚

からいえば、やはり学生数が多いところは資 料が多いということになりますかね。

司  会:本学は小さいですかね(笑)。何かす るとハンデがあるかな。他に何かありますか。

資料検索法のガイダンス

山本千裕さん:私は奈良町センターの図書館にも よく行って本を借りたりするんですよ。ここ の図書館で最初に困ったのは、レポートを書 くに当たって探している本が先生の研究室に あったりするんですよ。だから私は夏休みに はいる前ぐらいから、もういろいろな研究室 へ行って本を借りたりとかしてるんですけど、

研究室にあってこの図書館の中に無い本とか あるんで、それは先生に借りにいくんですよ。

あと奈良町センターへ行って本を探して借り て補っているんで、今のところ何も不自由は ないんですが。パソコンで検索するときに著 者名か書名でしか私は検索できないんですよ。

それ以外の枠のところに何をいれたらいいの かわからないんで、そういうのを専修で基礎 ゼミの時に図書館へ来た時にもう少し詳しく 教えてもらっておけば良かったと思いました。

図書館長:パソコンで検索はしたんでしょう?

それ1回ではわかりきらなかったのね。テー マでもキーワードでもできるんですよね。

司  会:ガイダンスではやったんですか。

松尾係長:言葉を入れていくつかヒットするとい うのはしたんですが、それが主題検索という ことの説明は不充分だったかもしれません。

司  会:次回の課題ですかね。

渡 係長:検索用の実習の時間的な余裕が無いの で、全項目で検索してみるというのは、なか なかできないのです。どうしても著者名と書 名ぐらいです。

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推薦図書の制度

図書館長:来年度から情報機器の操作という授業 の中でやることになりましたから、もう少し 工夫ができるかどうかです。図書館には推薦 図書と言って「これを買って欲しいですよ」

というのを出したら、検討しながら買うとい う制度があるんですけど、使っておられる方 はいらっしゃいますか。初めて開いた?図書 館のどこにありますか?

松尾係長:カウンター横の自動貸出機の横です。

図書館長:どういうふうな表示をしてある?

松尾係長:推薦図書の方法を表示してあります。

ガイダンスの時にも言ったと恩うんですが、

あの時は盛だくさん言うのでほとんど覚えて いただけないのではないかと思います。

図書館長:だからやはり呼びかけるようなものが ないとわかりにくいのかも。それで推薦図書 のリストを見ると、今年度は声をかけて先生 方にもやっていただいたんですけど、学生か らの推薦がほとんど無いですね。学生からの 推薦はけっこう採用率が良いんです(笑)。

そういう制度もあるのです。

土橋さん:今、話を開いていて思ったんですけど、

今になって説明されて知ることってたくさん ありますよね。そういうのを1回生の時のガ イダンスで、図書館でこういうサービスをや ってますとか、こういうことだったらできま すというのをもっとわかるように明かにして おく必要があるのではないかと思います。で ないと、1回生2回生の方なんかは、本の調 べ方とか手に入れ方とかもわからないことも 多いだろうし、4回生になってもこんなこと ができたらなって思うことがたくさんあると 思います。やっぱりそのあたりのところが大 学図書館って、特にここの大学はちょっと不 充分なんじゃないかと私は思います。

書庫内の照明

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土橋さん:この図書館で私はひとつだけすごく良 かったなと思っているのは、開架図書にいれ てくれるということ。本棚を見ることから勉 強を始めなさいっていうふうに先生はずっと おしゃってたんで、そういうところで本棚が 見れたというのは良いんですけど、図書館の 全体的な明かりがものすごく暗いので、本を 見るときもすごく疲れます。特に書庫はよけ い暗くて探す時にもすごく苦労してあまり長 く居れない。そのあたりのこと以前も出たと は聞いたんですけど、改善してほしい。

事務長:昭和42年にこの図書館が新築されま して、それ以後、改修されておりませんので 増改築の予算要求をしています。しかしなか なか実現しない。ただし絶えず大学として要 望し続けております。いずれは実現していく

であろうと思っております。

書庫内での検索・メモスペース

図書館長:開架図書の書庫に、机を置いてちょっ と明かりがあって、そこで開いてメモができ るくらいのことは工夫する余地はあるかなと 思います。

土橋さん:奈良女子大に行った時なんですけど、

開架図書にパソコンが置いてあって、そこで

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も検索ができて、窓際に机があって、資料が 書き写せたんですよ。そういうところでは女 子大の方が使いやすい工夫が装備されている。

ここの場合だと1冊本を調べて、また別の本 を借りようと思うと、いちど外まで出てきて、

また検索して中へはいってってことの繰り返 しですよね。そうじゃなくてその場所で検索 できるというのは、私は良いなと思います。

司  会:今の意見はふたつの問題があるわけ?

たとえば全体で並んでる本の背表紙をザ一つ と見るのにも暗いLということと、さっき館 長が言われたみたいにパッと取ってパッとめ くる場所も明かりが無いということですね。

土橋さん:そうですね。スペースが特にこの開架 なんかだとわりと本棚が詰まってますから、

そんなに余裕が無いですし。

司  会:前者の方は概算要求を通さないとなか なかむつかしいかもしれないけれど、後者の どこかに1箇所机を置いてスタンドを置くく らいはできるかもしれないですね。

土橋さん:階段の所に机がありますよね。あそこ は逆に今度はすごく寒いんですね。やっぱり 使いにくくて、あるのは知ってるんですけど、

私はあそこで本を読もうと思ったことは無い。

司  会:私は本を広げる時は脚立の上にビャッ と置いて中で見る時バッハッとめくっていた。

図書館長:ちょっと文献をメモするのが、なかな かたいへんですね。本も重いしね。

土橋さん:1行2行とかの、写す場所が欲しい。

司  会:これはなんとか工夫できるかもしれま せんね。その他に何か。自由に言っていただ

いてけっこうなんですが。

参考図書の更新

安永さん:どうしても社会科の講義が多いんで、

レポートに関しても調べることが多いんです よ。先ほどの蔵書の件でも言われてたんです

けど、本の冊数というよりも中身の方なんで すけど、百科事典とか英語の辞書に関して、

出版年が古くて対応できない場合があるんで すよ。大学の図書館だから授業が終ってすぐ 利用できるので行くと、古い辞書でも1冊ぐ

らいしか置いてなくて、取り合いになるとい うか、回してみんなでやらなくちゃいけない。

教育実習でも授業に関して何か調べようと思 ったら、なにか古いんですよね。やり尽くさ れてたりするんで、内容の方で新しいものを 置いて欲しいなあと思ってます。

司  会:ありがとうございました。自分はもう それで終るから良いんではなくて、こういう 時に不便だったよというのを残していただけ れば、後輩のために。改良のヒントになるので、

スタッフの方に伝わるようにしていただけると、

徐々には、ハイ。

図書館長:希望を書く意見箱みたいなものは、あ るのでしょ?

松尾係長:推薦図書のポストに一緒に入れるよう になってるんです、意見があれば。

図書館長:それでみんなには、わからないのね。

司  会:さっき言われた、どこにそういうのを 言っていいか、あるいは新しいサービスがあ るんだけれど、どこでどういう形で叶えてく れるのか、わからないという話でしたね。

コピー機の館内設置

笹尾さん:以前から疑問に思ってたんですけど、

図書館内にコピー機が無いのがどうしてかな と思うんですよ。貸出禁止の本も複写するに も一時持出しをしなければいけないんで。

事務長:コピー機のことについては、かねがね 検討はしておるんですが、著作権の問題とか、

受益者負担的な内容をどうするかとか、結果 的に図書館経費で賄うとなれば、その経費に 対してはやはり捻出できないというようなこ

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とです。しかしある大学では、生活協同組合 がコピー機を図書館のあるスペースに置いて、

生協にまかせているという所もあるんです。

大きな問題としては、自由に書物をコピーす るということに対しては著作権問題の解決が 必要と考えております。現に図書館はコピー 機については直接関与してない所が多いです。

図書館長:やっぱり図書館の中で自由にコピーで きる方が、本当は私は良いと思うの。利用者 としての観点から、現在研究してるんですけ ども、そういうところは、どうあってほしい かという声が出てこないとなかなか先に進み ませんから、どんどん意見を言ってください。

司  会:さっきの著作権の問題ですけども、日 本はコピー機がすごく進んでいます。進んで いるのは、日本は著作権侵害をやっているか ら進んでいるわけ。例えばフランスでどうい うことがおきるかというとコピーすると1枚 ずつ判を押されます。〇〇年の法律により、

これは個人使用以外ダメですと1枚づっべタ ッと押すんです、コピーに。それだったら図 書館でやってくれる。日本のコピー文化が実 はおかしいって考え方もできるんです。だか ら一概にさっきコピーの問題は、便利だから 良いのかどうか、ちょっとむつかしいんですね。

いろんなことがあるということを知っておい てください。

学生からの図書の寄贈

粕谷さん:ここの図書館は、学生からの本の寄贈 というのは受付けているんでしょうか。

松尾係長:いただけます。重複本は書庫スペース の問題があるので、どうかなと思いますが。

司  会:要するに本学の図書館が昭和何年かに できたって話しましたよね。だいたい図書の 格納スペースが90何%かで、ほぼ一杯の状 態なんですね。それで本当はどんどん受入れ

たいってのもあるんだけど、何でもかんでも 入れるとすぐ満杯になって、もうこれ以上使 えない状況になります。今概算要求中の新し く広いスペースの書庫ができるようになれば、

もう少し変わってくると恩うんですね。

図書館長:制度としては受付けているのね。

事務長:受付けています。

相谷さん:例えば教養科目とかとっていったら、

参考図書という形で先生がシラバスに書いて くれてるのがあるんですけど、そういうもの を買って、終った後で他の学生に貸してもら いたいとか思ったら、図書館に入れたりして みようかなとか。けっこういっぱい余ってる んですよ、読まなくなって。

図書館長:だけど自分で持っていたくない?そう いう本って。

相谷さん:おもしろいと思った本は、手元に残し たいん(笑)ですけど、授業で使うだけにな ってしまった本というのはけっこうあって、

そういうのを生かしてもらいたいというのが あるんですけど。

図書館長:青春の1コマとかで、とっていません か(笑)。

司  会:1コマでいいんであって、10コマも いらない(笑)。

図書館長:私がハワイ大学にいた時、uSedという のがあって、生協がその古本を買って、店頭 に並べておくのですよ。そこをまた下級生が 来て買っていく。だけどみんながそうやったら、

重複本になってしまうけれど。

相谷さん:まあそうなんですけど、図書館に無い 本とかだったら使ってもらいたいというのが、

やっぱりあるんで。

図書館長:トライしてみてください。

事務長:基本的には前田先生がおっしゃったよ うな形で、ある程度いただくのは有難いんで すけど、スペースが無いんで、なかなかむつ かしいです。他に資料館という方法もあると

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いうことも知っておいてください。寄贈につ いては、また検討させていただきます。

指導書の貸出

山本敦子さん:今年1度だけすごく困った事があ りまして、3回生は全員教育実習にはいりま すけれども、その際に国語科の特に指導書を 借りる人が極端に増えるんですけど、誰かが 借りると、その間誰も借りれなくなるんです。

指導書は出た年は1冊しかないじゃないですか。

誰かが借りていて、その間1回も自分たちは 借りれなかったというのがありました。でき

れば教育実習の間1ケ月とか、その前2ケ月 間は貸すのはやめて、図書館の中だけという ふうにして欲しい。

図書館長:指導書と教科書の問題ですよね。特に 指導書ですね。これは図書館だけで揃えると

いう性質のものではなく、教育実習全般のこ とですので、一度、学校教育教員養成課程の 課程運営委員会や教科教育の先生達にも話して、

学生が勉強するためにどういうふうにしたら いいか、ちょっと考えてみますね。

司  会:図書館以外でも借りれる本があるかも しれないということですね。

松尾係長:図書館の方でも、実はそれはすごく疑 問に思っています。指導書は高いので、たく さん買うことはできません。それで借りられ てしまったら、他の人は1週間使えないわけ ですから、貸していいのかなと悩みながらや っています。一時持出しとか複写で、間に合 えばそうしたいとは思っていたんです。

図書館長:図書館だけで解決する問題じゃないと 思いますね。指導書をそれだけ使うというこ とだったら、図書館でもそういう疑問を先生 方と一度話をした方がいいかもしれませんね。

司  会:貸出禁止にはできないんですか。

松尾係長:その時期にというのはできます。

司  会:だから1セットでは無理かな。1セッ トは貸出禁止にして、1セットは貸出すとか。

松尾係長:指導書は高いので1セットしか原則的 には買いません。教科書は3冊買いますが。

図書館長:それは、例えば学生経費で買うとか、

いろんなことが考えられますから、情報サー ビス係の方から、こういう問題があるという ことを、もう少し公にした方が良いかもしれ ませんね。

司  会:その間題は少しこっちでも検討すると いうことで。

事務長:附属学校には、当然何冊か買っておら れるんですよ。教育実践総合センターでもセ

ンター独自の予算で購入されておるそうです。

グループ学習用スペース

吉村さん:今、図書館って、けっこうやかましい と思うんですよ、学生がなんでやかましいん かと考えたんですけど、グループで1つの課 題とかやってたら、自然とやっぱりしゃべら ないとできないことですよね。岩波新書を置 いてる部屋の横側に、使ってないような部屋 があるじゃないですか、個室みたいな所。あ そこは何かはいってるんですか。

事務長:あそこは名誉教授の研究文献とか、貴 重な書物が置いてあります。そういう特別室 になっておりまして、名誉教授また現職の教 官がお使いになる部屋となっています。

吉村さん:もし今度、改築とかする時でしたら、

そのグループ学習室っていうのを、設置して みたらどうかなと思うんですよ。そうすれば やかましくなるのも削減できるというか。

司  会:その件については、今度文科棟の改舎 がらみで、そういうふうなスペースを割くよ

うなことは考えてあります。だから9月にな ったら、社会科の方はいろんな学生が使える 部屋ができるはずです、今の設計を見る限り。

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土橋さん:でもやっぱり本がある所でやりたいん だと思います。私なんか国語は特に本が無い と困るので、本が手元に取れる場所で話をし たいんですよね。それで横に自習室があるのに、

図書館では行き来ができませんよね。それは セキュリティーの問題とかがあってだという のはよくわかるんですけど、あそこの自習室 がもし使えたのであれば、国語の学生も、し

ゃべれる自習室に本を持って移動すると思い ます。社会のところにそういうスペースがで きたとしても、たぶん私はそこに普通に話を するために集まるだけで、勉強するためには きっと行かない。やっぱりちゃんと勉強した い人と、しゃべってもいいスペースというのと、

図書館に2つあると、その方が便利なんじゃ ないかと恩うんですけど。

司  会:それは、例えば具体的にどの程度の本 が要るんだろう?

土橋さん:私たちがやるようなのは、本当に専門 的な演習をグループでしますから。

司  会:社会で考えたのは、各コース毎に一定 的な本を揃えてって言ってましたよね、構想 として。これで少し良くなるかなって思った んですよ。でもダメなようですね。

土橋さん:私は古典なんですけど、漢文学の場合 は国語科の4階に辞典とか全部置いて、そこ でやっているんです。それは漢文学研究室に ほとんど漢文に関する本があって、図書館に

は無いからできることで、古典の場合は逆に 図書館にしかないというのが多いので、どう しても図書館の中でしゃべることになります。

松尾係長:他大学でも自習室を設けている所は、

結構あるんです。うちでも必要としたら、例 えば何人位の部屋がいいんでしょうか。

土橋さん:今の自習室くらい。

松尾係長:個室ではなくって?

土橋さん:みんなでワッとしゃべっても、本を 見ながらある程度話ができるスペースがあれば、

個室である必要はないと思います。

司  会:検討課題ですね

事務長:一応、貸出しの手続きをとっていただ いて、サービスカウンターへ言っていただい たら、いけますよ。

土橋さん:辞書類ですが、私たちが持って行く本 の冊数はすごい量を持って行くので。

事務長:その際には、正式な手続き以外にサー ビスカウンターに相談していただいて、簡略 的にこれとこれを持出しますというふうに。

土橋さん:そういうふうにしますということを、

前もって言ってくだされば、私たちも移動を 考えますけど、そういうのがわからないから。

松尾係長:辞書の場合、どのくらいの時間の持出 しになりますか?

土橋さん:それこそ半日ずっとやってる場合があ りますし、根つめてるときは本当に一日中朝 からやっています。

松尾係長:叢書だといいんですけど、辞書だとた くさんの方が使うようなものはどうかなと。

土橋さん:索引関係、説話索引とか仏教関係のも のですとか、そういうもの。

松尾係長:いわゆる分野が限られているものだっ たら、長時間使用もできると思います。

土橋さん:確かに分野は限られていますけれども。

図書館長:それだったら、研究室の図書費で買っ てもらって、図書館に置いておけばよい。そ れで、これは研究室の図書だからというので

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使えばいいんですよ。

土橋さん:絶版とか、古本でも10万円とかする ものが、研究室にはあるんでしょうか、図書 館にはあっても。

図書館長:図書館ではみんなで使うことになるか ら、そういう意味では自分たちだけで使うと いうわけにはいかないのね。だから使い方を ずいぶん工夫しなければいけないですよね。

土橋さん:それはよくわかってるんですけど、図 書館の中で、私たちの場合は同じジャンルで 同じ人たちがやってますから、だいたいみん な顔見知りなんですよね。そうすると、互い にあの本があっちのグループが持ってるから 借りに行くというのはよくやるんです。国語 の中では貸し借りというのはよくやってるんで、

1冊で充分なんですけど、問題は話ができる スペースがほしい。

松尾係長:それは7〜8人くらいの部屋のスペー スで可能なんですか?

土橋さん:はい。私たちの場合ははだいたい3〜

4人でします。多くて4〜5人です。

事務長:俗に言えば、館内利用だから、館外へ 持出せない。そのへんのところは検討の余地 がありますね。

司  会:ありがとうございます。一応検討して みますってことですので。

利用者のマナー

司  会:今、利用者のマナーについての問題に なってるんですよね。おそらくあなたたちも、

逆にみなさんがいる前で話したらダメだから そうしてほしいというので、でてるんですよね。

ジュースを飲んでいる方とか、お茶を飲んで る方とか、携帯電話での問題もあるんですが、

そういう問題についてどう思われるか、本当 に一切ダメっていう形で禁止していいのって ことで、どう思われますか?たとえば携帯電

話については図書館に来たら必ず切るように とか、音が出ないようにするとか、そうして いいのかどうかと、ハッキリと。

松尾係長:今は話すんじゃなくて、メールの方が 利用が多いですよね。だからそれもいけない のか。でもあれは音はしませんね。

司  会:音が出なきゃ問題ないのか。また、飲 み物というのは禁止した方が良いのかどうか、

図書館の中で。それから携帯電話の使用につ いてどこまでは許して、どこまでは許さない ようにしたらいいのかとかそれについてどう 思われますか。

牛 さん:そういうのは絶対に止めたほうがいい。

図書館はあくまで勉強をするところで、本を 探したりする所ですよ。他人に影響を及ぼす 行為は止めるべきですよ。

司  会:話というのは、おそらくみなさんは止 めた方がいいっていうのは、あると思うんで すよね。だからどういう形で減らすかって問 題が、さっきあったわけだけれど。

奥田さん:私も禁止したからと言って、絶対ダメ だと思うんですね。持ってくると思うんです けど、切ってたり、昔が出ないようならメー ルしても大丈夫だと私は思うんですよ。でも 机によく置いたまま、鳴っているのに誰もい なくてということが、図書館でよくあるんです。

それがすごく嫌なんですね、私は。持ってく るなら、ちゃんと自分で昔がしないように管 理することを徹底させるなら、いいんじゃな

いかなと思います。

司  会:飲み物については?

奥田さん:やっぱり長時間いる場合がよくあるの で、飲み物はあればなと思いますけれども、

やっぱり破損とか問題になるので、このまま 禁止の方が、私はいいと思います。

司  会:ありがとうございました。

土橋さん:やっぱり携帯とかは、個人のマナーの 問題ですけど、音の鳴るのは周りに迷惑がか

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かります。ただメールとかは、私なんかも時々 やってしまうんですが、グループでやる場合 は、連絡をとったりとかするのに、どうして も使ってしまうというのがあるので、自分で 完全に管理をすることが条件になるかと思い ます。それができるようであれば、私はいい んじゃないかと恩うんですけど。飲み物に関 しては、やっぱり先程おっしゃいましたけど、

例えば本が汚れるとか、破損するとかという ことになると困りますから、外でできるだけ 飲むようにするっていうのを心がけるとか、

図書館によってはウオータークーラーだけ置 いてあるところがありますよね。そういうふ うな工夫をしていただいたらなと思います。

図書館長:まあ、夏は館外近くに、カフェテラス のまねごとみたいに机やイスでも置けば、そ こで飲むとか、そういうことができる。講義 棟のラウンジがずいぶんきれいになりました ので、あの辺と繋げるような形でなにかでき たらと思うんですけどね。

笹尾さん:私も同じ意見なんですけど、サイレン トモードで音が鳴らない携帯で、周りに迷惑 をかけないならいいと思います。飲み物はや っぱり本の破損とかで禁止にしたらいい。

山本敦子さん:私も前の方と同じなんです。飲み 物は特に本を見るだけは要らないと思うんで すけど、自習Lに来てる時は水が欲しいなと 思う時があると思うんですよ。だから自習室 とどういうふうにできるかで、自習室が空い ていたら、たぶん自習でジュースを持ってく るような人は、そっちへ行くと思うんですよ。

司  会:今のことについて、違った意見があっ たら言って下さい。

吉村さん:携帯電話が使えないようにする機械が あるって聞いたんですよ。ああいうのを置い たらいいんじゃないですか。

司  会:カネがいるでしょう(笑)。まあ、そ れはそうなんですけどね

文献複写(申込と連絡法)

奥田さん:文献検索のことについてなんですけど、

私よく最近文献検索させてもらうんですが、

パソコンでそういう場所があって、文献そこ で取り寄せますってあったんですけど、利用 するとしたらnotfoundで、できない状態に なってたりするんで、そこもちゃんとできる ようになればなと思っています。

松尾係長:webからの文献複写の申込ですね。あ れは学生さんはできないんです。

奥田さん:ああそうですか。私はそれを知らなくて。

できるんかなと思ってやったんですけど。

図書館長:大学院の人もできないの?

松尾係長:はい、今のところは。お金が絡むので。

図書館長:研究室の何かがあればいいんでしょ?

松尾係長:研究費ではなくて、私費の分ですね。

文献複写はお金の支払いが関係するので、

webからの申込みは今のところ教官に限って います。他の大学にも照会してみたんですが、

まだ慎重という段階なんです。

事務長:1枚について35円だったと思います が、国庫の源泉になります。国へ収めなけれ

ばならないんですよ.。だからややこしい手 続きがあるんですね。

堀部係員:私費の場合、確実にその方が申込まれ たという確証が要ります。

奥田さん:文献複写の話は続くんですけれども、

複写されたものが来てるというのが、今、白 板の所でしか取扱われてないんで、もしメー ルで来ると、とてもうれしいんですけど。

堀部係貞:ああ、そうですか。学生さんでメール を見られる方と、まったく見られない方がお

られて、それでメールはしていません。

奥田さん:こちらから、その複写の依頼を出す時 に、メールを見るからという感じで、アドレ スを書いたら、やってもらえるんでしょうか。

松尾係長:確実に見てくださるんだったら。

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奥田さん:逆に私でしたら、最近は図書館へは文 献複写だけと言っても過言ではないほど文献 複写でしか行かないので、いちいちそこまで 見に行って、無かった時の失望がすごいんで すよ(笑)。ぜひメールができるようになっ たらうれしいんですけど。あとこれはお金の 問題なのかもしれないんですが、白板に名前 があって、もらいに行って、紙を会計課まで 行ってお金を渡して、またこっちへ戻ってき てというのは、これはもう、どうしようもな いんでしょうか。

堀部係貞:お金は会計課で扱っていますので。

分野による蔵書の偏り

奥田さん:もうひとつ質問なんですが、今、私は 理科教育で理科の書棚のところによく本を見 に行くんですけれど、ついでに専門のところ にも行くんです。理科の本とかも興味があっ ていろいろ見に行く時に、数学もよく見に行 くんですけど、数学だったらすごい新しい本 がけっこう並んでたりして、いいなあと思う んですけど、理科ではぜんぜん古い本が、ウ ワァーつといっぱい並んでたりして。例えば 各教科で1年間に新しい本は何冊買わないと いけないとか、そういうのか。数学がたくさ ん新しい本を買ってしまったら、理科はぜん ぜん買えなくなったりとかいうことになるん じゃないかなと思うので、そのへんが、もし そうしているんだったらいいんですけど、そ うじゃないんでしたら、何か言っていかなけ ればいけないんじゃないかなあと思います。

松尾係長:基本的に学科によって図書費が偏ると いうことは無いと恩うんです。書架に行かれ て、新しいところと古いところがあるという のは、図書館員もよく知っています。なぜ数 学が新しいかと言いますと、あれは先生が研 究費で買って入れておられるのと、最近ご退

官になった先生が本をたくさん買っておられて、

その本がほとんど図書館に返ってきた。それで、

その図書を開架に配架し、古い本を開架にひ っこめて、入れ替えができたんです。古いま まというところは、たぶん退官とか、先生が 移られても新しい本がほとんど図書館に返っ てこないか、もともと研究室になかったとこ ろだと思います。そこを重点的に買えばいい んでしょうけど、むつかしいと思うんです。

図書費が限られているので、それを更新する ためには、学生さんにどんどん推薦図書を出 していただくしかないと思うんですよ。それ か研究室の先生に言っていただくか。

図書館長:この図書館では理科の蔵書が少ないと 思うんですね。それはやっぱり研究費予算の 中でどちらかといえば実験の方に予算が割か れるということですね。推薦図書をうまく活 用すればはいるチャンスはあるので、理科の 指導教官にも学生の方から、例えば院生が、

専門的な図書が要るということで話をもって いってください。図書館というのは、いろん な人の注意力でもって新しくなるということ ですね。

司  会:もうひとつどうぞ。

奥田さん:古い新しいの話なんですけど、私は理 科なんで、新しいことを知っていかなきゃダ メなんですけれど、今、図書館にある本を見 てみると、本当に古い。古い本が悪いんじゃ

壷、礫

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ないけれど、理科だったらどんどん変わって いくので、古い本で記述が間違っているかど うかということを、調べることができないんで、

これも私とか先生とかがするべきなのかもし れないんですけれど、もう使えないような本 とかいうのはどういうふうに? 開架に入れ しまうとか、廃版にしてしまうとか。

司  会:それは図書館の人は判断できないから、

専門の先生がやっぱり一度判断する機会を設 けるとかしないとちょっと難しいですよね。

松尾係長:前田先生(司会)がおっしゃいました ように、図書館としてはその内容の記述が間 違っているということは、わからないんです。

だから、ぜひ教えていただかないと。そうす れば開架に引っ込めるということはできます。

それから図書館の方から疑問に思うんですけど、

本が少ないところは、もともとの出版点数も 少ないのでしょうか。

図書館長:いや、そんなことはない。

司  会:理科ですか。理科は多いですよ、逆に。

図書館長:とても多いけれども、値段が高くて、

それ全部買ってると大変です。研究室で買っ てる部分が割と多いですね。研究室にはある。

専門的な本は教官が個人で買うとかしていま すね。

松尾係長:研究室でもそんなにたくさん持っては おられないと思うんですよ、貸出し冊数から 考えたら。

図書館長:それから本の検索と、やっぱりそうい う時には利用の仕方をある程度考えなきゃい けない面もありますよね。ここだけでという のは、とても無理なのでね。

不明図書

牛 さん:困った事ですけれども。私はよく立っ て本を探します。私は先生について歌謡を勉 強しますけれども、歌謡のほかにも、その昔

景にある民俗とか歴史とか、いろんな面の本 を読まなければならないのです。自分の眼で 探して、そこでもし必要なものだったら、そ れを出して借りるとか、ノートを出して書き ますが、長い時間立っていたら疲れますね。

書架の前にもイスや机なんか置いた方がいい と思います。今は冬ですから、寒くてあまり 書庫に入ってないですが。もうひとつは、コ ンピュータで書名検索して、5件ヒットした ので、それを書庫に入って探したんですけど、

3冊しかなかったです。自分の探し方がマズ イのかと思って、もう一回調べても同じよう に無かったです。それは何の原因かよくわか

らないですけれども、あるいは今無くなって る本も書名だけいれてあるとか、よくわから ないですね。そういうこともありました。

司  会:無くなった本がカードに入っていると いうのは無いですよね。

松尾係長:いいえ、あります。コンピュータに入 力し始めたのが、平成元年なんですよ。デー タ入力後に無くなったのもあると思います。

もうひとつ考えられるのは、開架の本を間違 って開架に入れてしまっていることが、時々 あります。本当に無くなってる時もあります。

山本係長:いや、本当に無くなっているというか、

実はどこかにあるんだけれど、紛れてしまっ てることがあります。なぜ紛れて入れてしま ったかというと、戻し方が悪かったか、書庫 内で見た人がちょっと別の所へ戻してしまっ たか。そして何かのはずみにポッとどこから か出てくることがあるんです。

松尾係長:去年の2月にシステムを更新しまして、

蔵書点検が簡単にできるようになりました。

点検が終われば、どれだけの本が不明かとい うことがわかると思います。かなりあったら、

ちょっと怖い。(笑)退館システムがあるので、

誤って持出すことは、そんなにないと思うん ですが、開架のものを開架に配架していると

(14)

か、ということはあり得るので、不明図書が どれだけあって、それがどの位発見できるか、

結構あるのではと予想しています。

司  会:牛さん。何回もあった? 今まで。

牛 さん:2回ほどありました。

資料の配架場所(開架か開架か)

土橋さん:国語の場合に、開架にある本の方が需 要が高くて、開架にある本が要らないという のが正直たくさんあって、私なんかが見てたら、

これが開架にあって、こっちが開架にあった らいいのに思うのが本当にたくさんあります。

もうひとつは廃本になっていて、古本屋さん でしか手に入らなくて、ものすごく高価な本が、

開架にボンと置かれてあるんです。

松尾係長:あ、それは教えてください。

土橋さん:私はものすごく気になって。やっぱり ある程度貴重な本ですから、開架になおすなり、

もうちょっと、ちゃんと保存して、大事に扱 ってもらえたらなと思うんですけど。

司  会:そういう情報は、あなたの先生もわか っているわけ?

土橋さん:はい。いつもおっしゃいます。

司  会:そうしたらやっぱり、理科の問題もそ うだし、先生にもうちょっと働いてもらうこ とを、図書館として努力することですね。

図書館長:そうですね。

土橋さん:学生の使用頻度を調査されてないんで すか。この本は何回ぐらい貸出しがあってとか。

もしされる機会とかがあるんでしたら、開架 と開架の本の入れ替えができると思うんです。

国語なんかだったら、本当に開架にある本が ほとんど毎日なのに、行ってるってことがよ

くあるんですよ。

図書館長:それはやっぱり、先生方と話をしてい ただいた方が良いですね。そういうことが日 常あるのだったら。

土橋さん:古典の場合が、そういうことが多いと 思うんで。

司  会:図書館からもはたらきかけることが必 要ですね。

図書館長:そうですね。前田(広)先生もずいぶ んやってくださったんですけどね。

土橋さん:たぶん先生がご利用になられるものと、

私達が研究とか演習で使うものとは、また遠 うんですよ。先生が研究室の中で、だいたい お使いになるのは、また違うんです。

司  会:だから先生の耳にも入るように言っと いて。そうしたら今度伝わってくるから。

図書館長:図書館からも、そういうことを、これ からはたらきかけますけどね。

所蔵資料の特色化

牛 さん:もうひとつの考え方ですけれども、実 現できるかどうかわかりませんけれど、私も

みなさんと同じように1冊の本を借りるのに、

1ジャンルの本を探すのに、いくつかの図書 館を回りましたけれども、大学あるいは市立

図書館とか、県立図書館と連携のようなもの があったら。ひとつの図書館で全部の本を買 うこともできないですので、あるジャンルの ものだけ、ある程度整備できるようにすれば、

奈良県のいくつかの大学図書館で自分の必要 な本を探すことができる。

司  会:それについては、どうなってんです、

今? どこまで協定ができてんですか。

松尾係長:蔵書の構成についてはできていません。

司  会:雑誌についてはあるんですか。例えば 拠点校とか。あれは雑誌だけですか。

松尾係長:はい。図書については、お互いに連携 してることはないですね。

図書館長:公立の図書館とはどういうふうに?

松尾係長:蔵書についての連携はありません。サ ービスの面で協力というのはできますけども。

(15)

図書館長:例えばこの分野のものは県立にあると か、そういうことはどこでもわからない?

松尾係長:分野では。検索はできます。

図書館長:県立にあると、そのあとサービスはど うなるのですか?

松尾係長:学生さんが直接県立図書館で借りられ ますので、行ってもらいます。

牛 さん:この大学の伝統として、例えば文学の 面の歌謡の本は、相当整えてると思いますが、

これからも歌謡についての本は他の所にない、

こういうように揃えてるという特徴をつくっ たらいい。

司  会:今のところは、先生がどう考えるかだ けで、さっきのある先生が重点的に把握して て、買うように努力してたらなるんだけれど、

それ以外はそういうシステムは無いですよね。

大学全体として、どういう本を重点的に集め ようという方針は無いですよね。今まで教育 学部、いわゆる教員養成課程だったから、そ れについては一定程度はあるということは言 えるけれども、それ以上は言えないですよね。

松尾係長:でも、その分野分野で、やはり先生の ご専門のところで充実しているところはある と思います。それが、学生の卒論とかにすぐ に役に立つかどうかはわかりませんけれども。

司  会:今の問題はなかなか難しいですね。

司書資格のカリキュラム

吉村さん:図書館のこういうところで言っていい かどうかわからないんですけれども。図書館 司書の資格取得の講座というのは、この学校 は設けてないですよね。

事務長:学校図書館司書教諭はいろいろ縛りが ありましてね。卒業されて資格を得られる場 合と現職で学校図書館に2年とか4年とか従 事したことによっていろいろあるんですけれど。

司書教諭でしょ?

吉村さん:いえ、図書館司書。

司  会:取れるでしょ? 無いんですか。

他の出席者:本学で取れるのは司書教諭だけです。

5科目10単位です。

図書館長:それは図書館ではなくて、教育システ ムの問題ですね。

司  会:その他、いろんな点について何でもい いですから。希望なり、こうした方がいいん じゃないのとか。これは絶対やめてほしいと か、そういうのがあったら言っておいてほし い。研究室へ行って、先生の対応は良いです か(笑)。先生の所へ行って、本は借りづら

くないですか。

山本千裕さん:それはないですけど、私は行ける んですけど、1回生ってやっぱり研究室にそ うそう行きづらいみたいで、行くっていった ら私ともう1人、2人ぐらいなんですよ。だ からそれで先生の所にあるよって教えたら、

一緒に来てって言われて、一緒に行って借り るっていう感じになるんで、やっぱり図書館 とか普通に入って借りれる所に置いてもらっ たら、ありがたいんじゃないかなあって思い

ます。

司  会:ハイ、参考にします(笑)。

休館日とそのアナウンス

相谷さん:周りにもいろいろ聞いてきたんですけど、

休館の日も、利用できれば下の教務課が使っ ている掲示板にも貼っておいて欲しいって言 う友人がいたんですけど。

司  会:それは臨時休館日になった時?

相谷さん:それとか、図書館へ突然行って閉まっ ている時があって困ったそうで、それだけし てほしいというのがあったんですけど。

司  会:それはできるかもしれませんね、臨時 休館日の場合は、つていう。

相谷さん:あと、水曜日は閉まっている時がある

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らしいんですけど、水曜日の午後からが貴重 なので、できれば全部開けてくれたらいいな っていう人もありました。

司  会:今の水曜日の午後の問題は、これから 先、検討課題としてどうなんですか。

松尾係長:定例休館日ですか。それが書庫整理日 になっているので。水曜日が一番授業が無くて、

入館者数が少ないので第3水曜日にしたらし いんです。水曜日の午後って、学生が集中的 に勉強したい時期なんでしょうか。

事務長:以前は水曜日の午後も授業はあった。

ところが授業を無くしたのは、やはり先生方 の会議などのため、それと学生さんにとっては、

課外活動の時間という形で、サークル活動に 当てるということで、授業を削って、土曜閉 庁の問題とかいろいろあって、そういう流れで、

水曜日を閉館にしたということですね。

図書館長:今、クラブ活動にいかない人が割と多 いですね。

司  会:だから水曜日がフルに使えるという学 生も多いんですよね。ちょっと検討課題では

ありますよね。

土橋さん:本当に水曜日を中心に私らはやるんで すよ、集まりが良いので。

司  会:みんなそうやって、逆になってきている。

他には。

図書館長:逆に図書館からお願いがあるんですけ ど、そういう意見を生かした、例えば、図書 館をもうちょっとこうしようというアイデア を、学生さんの方から、こういう掲示が良い んじゃないとか、このほうが良いよとか、そ ういう応援団があれば良いなと恩うんですよ。

そうしたらもっと私達が考えてるところで気 がつかないところを和らげてというか、繋い でくださる、そういうシステムが何かできな いかなあと思っているんですけどもね。応援

していただけますか。

山本敦子さん:ホームページとかを立ち上げて、

その掲示板とかに書きこめるようにすれば。

司  会:それはいかが、できるんですか。図書 館のホームページにそういう書きこみ板をつ

くるというのは。

松尾係長:ご意見箱とかいうのがありましたね。

システムの人に聞いてみないとわからないで すけど、できないことではないと思うんです。

山本敦子さん:ご意見箱はちゃんとありまして、

ホームページに繋がるようにはなってるんで すけど、掲示板としては無いんです。ご意見 箱という感じで、本当に個人と図書館という 感じでした。

司  会:それは検討課題にしていただけますか。

教官研究室所蔵資料の利用

土橋さん:最近、展示コーナーがありますよね。

天神さんのお人形が並んだり、本が並んだり とかしてるコーナー、あれは私はすごく好きで、

よく見るので、できればずっと続けて欲しい っていうのと、いろんな分野でいろんな先生 がいろんなものを置いてくださるとラッキー

(笑)。それから大学図書館という性質上し かたがないのかもしれないですけれども、ど うしても読み物系、小説ですとか雑誌とか読 めるものってのが数が少ないと感じますので、

そういうのは学生の意見とかアンケートをと って、良いものだけ厳選するなりして、もう ちょっと置いて欲しいなって思います。それ からもうひとつは、先ほどもちょっと出てる ことなんですけれども、私の場合は、社会系 の歴史系の研究室にある本を読みたいってこ とがよくあるんですけれども、国語系の研究 室の中では行き易くって、いろんな先生にお 借りしたり見せていただいたりすることがで きるんですけれど、他の所の研究室ってすご く行きにくいんですね。面識がないのでお願 いもしにくいですし、突然行ってもびっくりさ

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